JP2734462B2 - El表示パネル - Google Patents

El表示パネル

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JP2734462B2
JP2734462B2 JP7191529A JP19152995A JP2734462B2 JP 2734462 B2 JP2734462 B2 JP 2734462B2 JP 7191529 A JP7191529 A JP 7191529A JP 19152995 A JP19152995 A JP 19152995A JP 2734462 B2 JP2734462 B2 JP 2734462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、EL表示パネル、特に広
告表示(POP)等に使用される薄型大判のEL表示パ
ネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、はさみ等により裁断可能な薄型の
EL表示パネルでは、その製造時に外形仕様に合わせて
裁断されるだけでなく、広告表示(POP)等に使用さ
れる際に、使用者が所望の寸法に合わせて裁断すること
が行われている。
【0003】図5及び図6は、上記のような方法で使用
される従来のEL表示パネル100,110を示してい
る。EL表示パネル100,110において同一の部材
には同じ符号を付している。EL表示パネル100,1
10のいずれも、透明電極層102を背面に有する透明
基材101と発光層103と絶縁層104と背面電極層
105とを順次積層して形成されたEL表示パネルであ
り、製造時に図に示すような外形に切り出されたもので
ある。背面電極層105には電圧降下防止帯106が形
成してある。さらに、図6のEL表示パネル110で
は、電圧降下防止帯106内に長溝107が形成してあ
る。
【0004】EL表示パネル100,110の使用時に
は、一定間隔での短冊状の裁断、半切あるいは4つ切り
等での短冊状の裁断が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のEL表示パネルでは、製造時に仕様外形に切り出す
ためのガイドとなる目印(点または線)を透明基材の余
白に印刷しているが、図5及び図6に示すような外形に
切り出した後は、目印は残らないために使用者が裁断す
る場合の目安がなく、所定形状及び寸法に裁断するのに
不便である。また、図6のEL表示パネル110では、
長溝107に沿って半切または4つ切りに裁断するのが
可能であるが、それ以外の寸法、特に小さい面積の短冊
状等に正確に切り分けるのは困難を伴う。
【0006】さらに、EL表示パネルの表面または背面
に、使用時の裁断のためのガイドとなる目印を印刷する
こともできるが、その印刷のための版代の増加によりコ
スト増になるという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、使用者が容易に
裁断することができ、しかもコストのかからない簡便な
構成のEL表示パネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴は、透明電極層を背面に有する
透明基材と発光層と絶縁層と背面電極層とを具備し、こ
れらが順次積層形成されたEL表示パネルであって、透
明電極層には、その外周部を他の層から露出して透明電
極露出部が形成してある。透明電極露出部には、透明電
極電圧降下防止帯が形成してある。そして、透明電極電
圧降下防止帯の周縁部には、複数の凹部が所定間隔に形
成されているところにある。
【0009】第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、
背面電極層に背面電極電圧降下防止帯が形成してある。
背面電極電圧降下防止帯の内部には長溝が形成され、こ
の長溝の内部は背面電極露出部に形成してある。そし
て、長溝の内周部には、複数の凹部が所定間隔に形成さ
れているところにある。
【0010】第3の特徴は、透明電極層を背面に有する
透明基材と発光層と絶縁層と背面電極層とを具備し、こ
れらが順次積層形成されたEL表示パネルであって、背
面電極層には、背面電極電圧降下防止帯が形成してあ
る。そして、背面電極電圧降下防止帯の外周縁部には、
複数の凹部が所定間隔に形成されているところにある。
第4の特徴は、上記第3の特徴に加えて、背面電極電圧
降下防止帯の内部に長溝が形成され、この長溝の内部は
背面電極露出部に形成してある。そして、長溝の内周部
には、複数の凹部が所定間隔に形成されているところに
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明のEL表示
パネルの第1の実施形態を示している。このEL表示パ
ネルは、封止フィルムを有しない無封止タイプのもの
で、薄型大判のフレキシブルなEL表示パネルである。
【0012】このEL表示パネルは、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)等の合成樹脂フィルムからなる透
明基材1の背面にITOを蒸着するなどの方法により透
明電極層2が形成してあり、透明電極層2上に発光層
3、絶縁層4、背面電極層5がスクリーン印刷などによ
り順次積層して形成してある。
【0013】発光層3は、螢光物質である硫化亜鉛に銅
をドープしてなる発光体とフッ素樹脂バインダーとを混
合攪拌したインクを用いる。絶縁層4は、高誘電体であ
るチタン酸バリウムとフッ素バインダーとを混同攪拌し
たインクを用いる。そして、背面電極層5はカーボンペ
ーストからなる。
【0014】図2に示すように、EL表示パネルの外周
部には、透明電極層2の外周部が他の層から露出し、透
明電極露出部2aが形成されている。すなわち、透明電
極層2は、発光層3及び絶縁層4の周囲の一部もしくは
全周から所定の量(面積)が露出されるように印刷され
ている。
【0015】また、透明電極露出部2aと背面電極層5
との間に絶縁層4が所定の量で介在するように、背面電
極層5はその端部が絶縁層4の端部より内方に位置する
ように形成してある。
【0016】この実施の形態に示すように、透明電極露
出部2a上には、接続の信頼性確保のために、カーボン
ペーストからなる透明電極取出部2bを形成してある。
この透明電極取出部2bも背面電極層5との間で絶縁に
十分な距離を確保してある。透明電極露出部2a上に
は、透明電極取出部2bを介して銀ペースト等からなる
透明電極電圧降下防止帯6が形成してある。透明電極電
圧降下防止帯6は、導電性を高めるためのものであり、
透明電極層2の外周に沿って帯状に形成されている。
【0017】また、背面電極層5上には、透明電極電圧
降下防止帯6と同様に導電性を高めるための銀ペースト
等からなる背面電極電圧降下防止帯7が形成されてい
る。背面電極電圧降下防止帯7は、背面電極層5の外周
部に帯状に形成されると共に、これと一体に背面電極層
5の図1における内方に十字状(格子状)に形成されて
いる。これにより、カーボンからなる背面電極層5で
は、電圧印加部から離れるに従って電圧が降下してしま
うのを防止することができる。なお、背面電極電圧降下
防止帯7は、このEL表示パネルの発光部の面積の大小
に応じて、その格子の数及び大きさが増減させられる。
【0018】さらに、背面電極層5の内方に形成された
背面電極電圧降下防止帯7の十字状部分には、その内部
に長手方向に沿って長溝8が形成され、その内部は背面
電極露出部5aになっている。これにより、このEL表
示パネルの使用者は、EL表示パネルを半切、4つ切
り、または8つ切りに裁断する場合に、長溝8に沿って
裁断することができ、裁断後の個々のEL表示パネルの
外周部に電圧降下防止帯が形成されることになって、発
光ムラを生じない。
【0019】透明電極電圧降下防止帯6の外周縁部に
は、複数の凹部6a…が形成されている。この凹部6a
…は、使用者がEL表示パネルを裁断する際の目安(目
盛り)となるものである。図1において透明電極電圧降
下防止帯6の左右の外縁部に設けてある凹部6a…は、
これに合わせて裁断した場合の裁断線が水平線となるよ
うに縦方向に同位置に形成してあり、上下の外縁部に設
けてある凹部6a…は、これに合わせて裁断した場合の
裁断線が垂直線となるように横方向に同位置に形成して
ある。なお、凹部6a…の間隔は任意に設定できる。ま
た、凹部6aの形状も限定はなく図に示すような矩形状
の他にV形等に形成してもよい。さらに、凹部6aの形
状または大きさを所定の個数毎に異なるように形成すれ
ば、目盛りとして数え易くなり、一層便利である。さら
にまた、透明電極電圧降下防止帯6の内周縁部に上記と
同様の凹部を設けるようにしてもよい。
【0020】また、この凹部6aは、EL表示パネルの
製造工程において、透明電極電圧降下防止帯6の印刷時
に同時に形成される。
【0021】次に、このEL表示パネルの使用方法を説
明すると、EL表示パネルの使用者は、凹部6aをカッ
ティングガイドとして、例えば定規とカッターだけで所
望の形状及び寸法に裁断することができる。その場合、
EL表示パネルを半切、4つ切り、または8つ切りに裁
断するだけでなく、さらに細かい短冊状に裁断すること
ができる。また、斜めに裁断することも容易であり、種
々の形状及び大きさに裁断することができる。
【0022】図3は、他の実施の形態に係るEL表示パ
ネルを示すものである。このEL表示パネルでは、背面
電極層5上の背面電極電圧降下防止帯7の外周縁部に、
複数の凹部7a…を等間隔に形成したものである。他の
構成については上記の実施の形態と同様であるので、同
等の構成部材については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、凹部7aは背面電極電圧降下防止帯7の内周
縁部に形成することも可能であるが、上記のように外周
縁部に形成する方がより広い範囲をカバーできるので好
ましい。また、凹部7aはEL表示パネルの製造工程に
おいて、背面電極電圧降下防止帯7の印刷時に同時に形
成される。
【0023】図4は、さらに他の実施の形態を示すもの
である。このEL表示パネルでは、背面電極層5上の背
面電極電圧降下防止帯7の外周縁部に、複数の凹部7a
…を等間隔に形成すると共に、長溝8の内周部に複数の
凹部8aを所定間隔に形成したものである。このように
すれば、EL表示パネルを半切、4つ切り、8つ切りし
た後でも、裁断された各パネルの各辺に凹部7aまたは
凹部8aが残るという利点がある。したがって、これを
所望の寸法に裁断することがさらに容易となる。他の構
成については、図1,2に示す上記実施の形態と同様で
あるので、同等の構成部材については同一符号を付して
説明を省略する。
【0024】なお、図示しないが、図2に示す実施形態
のように、透明電極電圧降下防止帯6の外周縁部に複数
の凹部6aを形成すると共に、図4に示すように背面電
極電圧降下防止帯7の長溝8の内周部に複数の凹部8a
を形成するようにしてもよい。この場合図4の実施形態
と同様の利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のEL表示
パネルは、透明電極電圧降下防止帯の周縁部、または背
面電極電圧降下防止帯の外周縁部に、裁断のガイドとな
る目盛りの役目を果たす凹部を所定間隔で形成したこと
により、使用時の裁断が容易で手間がかからず、しかも
製造時に印刷工程が増加しないので低コストの簡便な構
成である。
【0026】加えて、背面電極電圧降下防止帯の内部に
形成された長溝の内周部にも凹部を形成したので、さら
に裁断に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEL表示パネルの背面図である。
【図2】図1の要部の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るEL表示パネルの
背面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態に係るEL表示パ
ネルの背面図である。
【図5】従来例であるEL表示パネルの背面図である。
【図6】他の従来例であるEL表示パネルの背面図であ
る。
【符号の説明】
1 透明基材 2 透明電極層 2a 透明電極露出部 3 発光層 4 絶縁層 5 背面電極層 5a 背面電極露出部 6 透明電極電圧降下防止帯 7 背面電極電圧降下防止帯 8 長溝 6a,7a,8a 凹部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極層を背面に有する透明基材と発
    光層と絶縁層と背面電極層とを具備し、これらが順次積
    層形成されたEL表示パネルにおいて、 上記透明電極層には、その外周部を他の層から露出して
    透明電極露出部が形成してあり、 上記透明電極露出部には、透明電極電圧降下防止帯が形
    成してあり、 上記透明電極電圧降下防止帯の周縁部には、複数の凹部
    が所定間隔に形成されていることを特徴とするEL表示
    パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記背面電極層には
    背面電極電圧降下防止帯が形成してあり、上記背面電極
    電圧降下防止帯の内部には長溝が形成され、この長溝の
    内部は背面電極露出部に形成してあり、上記長溝の内周
    部には複数の凹部が所定間隔に形成されていることを特
    徴とするEL表示パネル。
  3. 【請求項3】 透明電極層を背面に有する透明基材と発
    光層と絶縁層と背面電極層とを具備し、これらが順次積
    層形成されたEL表示パネルにおいて、 上記背面電極層には、背面電極電圧降下防止帯が形成し
    てあり、 上記背面電極電圧降下防止帯の外周縁部には、複数の凹
    部が所定間隔に形成されていることを特徴とするEL表
    示パネル。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記背面電極電圧降
    下防止帯の内部に長溝が形成され、この長溝の内部は背
    面電極露出部に形成してあり、上記長溝の内周部には、
    複数の凹部が所定間隔に形成されていることを特徴とす
    るEL表示パネル。
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JP2015012155A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 東芝ライテック株式会社 発光パネル及び照明器具

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