JP2734274B2 - 浮動小数点加減算器 - Google Patents

浮動小数点加減算器

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JP2734274B2
JP2734274B2 JP2457692A JP2457692A JP2734274B2 JP 2734274 B2 JP2734274 B2 JP 2734274B2 JP 2457692 A JP2457692 A JP 2457692A JP 2457692 A JP2457692 A JP 2457692A JP 2734274 B2 JP2734274 B2 JP 2734274B2
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竜三 安達
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指数及び仮数が2の補数
形式で表現され、ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロに
することにより表現される浮動小数点データに対する加
減算を行なう浮動小数点加減算器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の浮動小数点加減算
器の一例を示した図であり、減算器1,2と、ゼロデー
タ検出回路3,4と、セレクタ8と、イコライザ9と、
加減算器10と、イコライズデータ選択回路11とから
構成されている。
【0003】減算器1は加減算を行なう2個の浮動小数
点データA,Bの指数部データS1,S2を入力して減
算(S1−S2)を行ない、その解(符号ビットS19
及び数値部データS3)を出力する。尚、浮動小数点デ
ータA,Bは指数及び仮数が2の補数形式で表現され、
ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロにすることにより表
現されるものとする。
【0004】減算器2は指数部データS1,S2を入力
して減算(S2−S1)を行ない、その解から符号ビッ
トを除いた数値部データS5を出力する。
【0005】ゼロデータ検出回路3,4はそれぞれ浮動
小数点データA,Bの仮数部データS14,S15がゼ
ロの場合、ゼロ検出信号S6,S7を“1”にする。
【0006】イコライズデータ選択回路11は減算器1
から出力される符号ビットS19及びゼロデータ検出回
路3,4から出力されるゼロ検出信号S6,S7に基づ
いて仮数部データS14,S15の内のどちらをイコラ
イズ(右算術シフト)させるかを決定する。そして、仮
数部データS14をイコライズさせる場合にはイコライ
ズデータ選択信号S12を“1”にし、仮数部データS
15をイコライズさせる場合にはイコライズ選択信号S
12を“0”にする。
【0007】尚、イコライズデータ選択回路11は以下
のようにしてイコライズさせる仮数部データを決定す
る。
【0008】仮数部データS14のみがゼロの場合、即
ちゼロ検出信号S6のみが“1”の場合は、符号ビット
S19が正であるか負であるかにかかわらず、仮数部デ
ータS14をイコライズさせるデータとし、イコライズ
データ選択信号S12を“1”にする。
【0009】仮数部データS15のみがゼロの場合、即
ちゼロ検出信号S7のみが“1”の場合は、符号ビット
S19が正であるか負であるかにかかわらず、仮数部デ
ータS15をイコライズさせるデータとし、イコライズ
データ選択信号S12を“0”にする。
【0010】仮数部データS14,S15が共にゼロの
場合、即ち、ゼロ検出信号S6,S7が共に“1”の場
合は、符号ビットS19が正であるか負であるかにかか
わらず、仮数部データS14,S15の内の予め定めら
れている方の仮数部データ(例えば、仮数部データS1
4とする)をイコライズさせるデータとし、イコライズ
データ選択信号S12を“1”にする。
【0011】仮数部データS14,S15がゼロでな
く、且つ符号ビットS19が正の場合(S1≧S2の場
合)は、仮数部データS15をイコライズさせるデータ
とし、イコライズデータ選択信号S12を“0”とす
る。
【0012】仮数部データS14,S15がゼロでな
く、且つ符号ビットS19が負の場合(S1<S2の場
合)は仮数部データS14をイコライズさせるデータと
し、イコライズデータ選択信号S12を“1”とする。
【0013】セレクタ8はイコライズデータ選択信号S
12が“0”の場合は数値部データS3を、“1”の場
合は数値部データS5をイコライズ数データ13として
出力する。
【0014】イコライザ9は浮動小数点データA,Bの
指数部データS1,S2を大きい方に合わせるため、イ
コライズデータ選択信号S12が“0”の場合は仮数部
データS15をイコライズ数データS13が示す数だけ
イコライズしたものを加減算データS17として出力す
ると共に、仮数部データS14をそのまま加減算データ
S16として出力する。
【0015】また、イコライズデータ選択信号S12が
“1”の場合は仮数部データS14をイコライズ数デー
タS13が示す数だけイコライズしたものを加減算デー
タS16として出力し、仮数部データS15をそのまま
加減算データS17として出力する。
【0016】加減算器10は加減算データS16,S1
7を入力して加減算を行ない、演算結果データS18を
出力する。
【0017】次に図5の浮動小数点加減算器の動作を説
明する。
【0018】先ず、仮数部データS14,S15の内の
仮数部データS14のみがゼロの時の動作を説明する。
【0019】仮数部データS14のみがゼロの場合、ゼ
ロデータ検出回路3はゼロ検出信号S6を“1”にす
る。
【0020】イコライズデータ選択回路11はゼロ検出
信号S6が“1”になると、符号ビットS19にかかわ
らず、仮数部データS14をイコライズするデータと
し、イコライズデータ選択信号S12を“1”にする。
【0021】イコライズデータ選択信号S12が“1”
になると、セレクタ8は減算器2から出力される数値部
データS5をイコライズ数データS13として出力す
る。
【0022】また、イコライザ9はイコライズデータ選
択信号S12が“1”となり、且つイコライズ数データ
S13が加えられると、仮数部データS14をイコライ
ズ数データS13が示す数だけイコライズして加減算デ
ータS16として出力すると共に、仮数部データS15
をそのまま加減算データS17として出力する。
【0023】加減算器10は加減算データS16,S1
7に対する加減算を行ない、演算結果データS18を出
力する。
【0024】次に、仮数部データS15のみがゼロの場
合の動作を説明する。
【0025】仮数部データS15のみがゼロの場合、ゼ
ロデータ検出回路4から出力されるゼロ検出信号S7が
“1”となり、イコライズデータ選択回路11は符号ビ
ットS19にかかわらず、仮数部データS15をイコラ
イズするデータとし、イコライズデータ選択信号S12
を“0”とする。
【0026】イコライズデータ選択信号S12が“0”
となると、セレクタ8は減算器1から出力される数値部
データS3をイコライズ数データS13としてイコライ
ザ9に加え、イコライザ9は仮数部データS15をイコ
ライズ数データS13が示す数だけイコライズして加減
算データS17として出力し、仮数部データS14をそ
のま加減算データS16として出力する。
【0027】加減算器10は加減算データS16,S1
7に対する加減算を行ない、演算結果データS18を出
力する。
【0028】次に、仮数部データS14,S15が共に
ゼロの場合の動作を説明する。
【0029】仮数部データS14,S15が共にゼロの
場合、ゼロ検出信号S6,S7が共に“1”となる。
【0030】イコライズデータ選択回路11はゼロ検出
信号S6,S7が共に“1”となると、符号ビットS1
9にかかわらず、予め定められている方の仮数部データ
S14をイコライズするデータとし、イコライズデータ
選択信号S12を“1”にする。
【0031】イコライズデータ選択信号S12が“1”
になると、仮数部データS14のみがゼロの場合と同様
の処理が行なわれ、演算結果データS18が加減算器1
0から出力される。
【0032】次に、仮数部データS14,S15がゼロ
でない場合の動作を説明する。
【0033】仮数部データS14,S15がゼロでない
場合、イコライズデータ選択回路11は減算器1から出
力される符号ビットS19の正負に基づいて仮数部デー
タS14,S15の内のどちらをイコライズするかを決
定する。
【0034】符号ビットS19が正の場合は仮数部デー
タS15をイコライズするデータとし、イコライズデー
タ選択信号S12を“0”とする。
【0035】イコライズデータ選択信号S12が“0”
となると、仮数部データS15のみがゼロの時と同様の
動作が行なわれ、加減算器10から演算結果データS1
8が出力される。
【0036】また、符号ビットS19が負の場合は仮数
部データS14をイコライズするデータとし、イコライ
ズデータ選択信号S12を“1”とする。
【0037】イコライズデータ選択信号S12が“1”
となると、仮数部データS14のみがゼロの時と同様の
動作が行なわれ、加減算器10から演算結果データS1
8が出力される。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】従来の浮動小数点加減
算器では図6(図5のイコライズデータ選択回路11の
周辺を示したブロック図)に示すように、イコライズす
る仮数部データを選択するイコライズデータ選択信号S
12を、減算器1から出力される符号ビットS19及び
ゼロデータ検出回路3,4から出力されるゼロ検出信号
S6,S7に基づいてイコライズデータ選択回路11で
生成している。
【0039】一般に、減算結果は下位ビットから決定す
るため、符号ビットS19は最も遅く決定される。従っ
て、符号ビットS19はゼロ検出信号S6,S7よりも
遅れてイコライズデータ選択回路11に入力することに
なり、符号ビットS19がイコライズデータ選択回路1
1に入力してからイコライズデータ選択信号S12が出
力されるまでの時間がそのまま遅延になっていた。つま
り、従来の浮動小数点加減算器はクリティカル・パス
(図6中の太線で示したパス)上にイコライズデータ選
択信号S12を生成するイコライズデータ選択回路11
が存在しているため、演算による遅延が非常に大きくな
るという問題があった。
【0040】本発明の目的は、演算速度を高速化できる
浮動小数点加減算器を提供することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、(A)指数及び仮数が2の補数形式で表現さ
れ、ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロにすることによ
り表現される浮動小数点データに対する加減算を行なう
浮動小数点加減算器に於いて、加減算を行なう第1の浮
動小数点データの指数部データから加減算を行なう第2
の浮動小数点データの指数部データを減算し、符号ビッ
ト及び数値部データを出力する第1の減算器と、前記第
2の浮動小数点データの指数部データから前記第1の浮
動小数点データの指数部データを減算し、数値部データ
を出力する第2の減算器と、前記第1,第2の浮動小数
点データの仮数部がゼロであるか否かを判定して第1,
第2のゼロ検出信号を出力する第1,第2のゼロデータ
検出回路と、前記第1,第2のゼロ検出信号を入力と
し、前記第1の減算器から出力される符号ビットが正で
あると仮定した時の第1のイコライズデータ選択信号を
出力する第1の演算器と、前記第1,第2のゼロ検出信
号を入力とし、前記第1の減算器から出力される符号ビ
ットが負であると仮定した時の第2のイコライズデータ
選択信号を出力する第2の演算器と、前記第1の減算器
から出力される符号ビットが正の場合は前記第1のイコ
ライズデータ選択信号を選択し、負の場合は前記第2の
イコライズデータ選択信号を選択する第1のセレクタ
と、該第1のセレクタの出力に基づいて前記第1の減算
器から出力される数値部データと前記第2の減算器から
出力される数値部データとの内の一方を選択する第2の
セレクタと、前記第1の浮動小数点データの仮数部デー
タと前記第2の浮動小数点データの仮数部データとの
内、前記第1のセレクタの出力によって示される方の仮
数部データを前記第2のセレクタの出力によって示され
るビット数だけイコライズするイコライザと、該イコラ
イザによってイコライズされた仮数部データとイコライ
ズされなかった仮数部データとを加減算する加減算器と
を設けたものである。
【0042】また、本発明は更に演算速度を高速化する
ため、(B)指数及び仮数が2の補数形式で表現され、
ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロにすることにより表
現される浮動小数点データに対する加減算を行なう浮動
小数点加減算器に於いて、加減算を行なう第1の浮動小
数点データの指数部データから加減算を行なう第2の浮
動小数点データの指数部データを減算し、桁上げ信号及
び数値部データを出力する第1の減算器と、前記第2の
浮動小数点データの指数部データから前記第1の浮動小
数点データの指数部データを減算し、数値部データを出
力する第2の減算器と、前記第1,第2の浮動小数点デ
ータの仮数部がゼロであるか否かを判定して第1,第2
のゼロ検出信号を出力する第1,第2のゼロデータ検出
回路と、前記第1,第2のゼロ検出信号を入力とし、前
記第1の減算器から出力される桁上げ信号が“0”であ
ると仮定した時の第1のイコライズデータ選択信号を出
力する第1の演算器と、前記第1,第2のゼロ検出信号
を入力とし、前記第1の減算器から出力される桁上げ信
号が“1”であると仮定した時の第2のイコライズデー
タ選択信号を出力する第2の演算器と、前記第1の減算
器から出力される桁上げ信号が“0”の場合は前記第1
のイコライズデータ選択信号を選択し、“1”の場合は
前記第2のイコライズデータ選択信号を選択する第1の
セレクタと、該第1のセレクタの出力に基づいて前記第
1の減算器から出力される数値部データと前記第2の減
算器から出力される数値部データとの内の一方を選択す
る第2のセレクタと、前記第1の浮動小数点データの仮
数部データと前記第2の浮動小数点データの仮数部デー
タとの内、前記第1のセレクタの出力によって示される
方の仮数部データを前記第2のセレクタの出力によって
示されるビット数だけイコライズするイコライザと、該
イコライザによってイコライズされた仮数部データとイ
コライズされなかった仮数部データとを加減算する加減
算器とを設けたものである。
【0043】
【作用】
(A)の構成に於いては、第1の演算器で第1の減算器
から出力される符号ビットが正であると仮定した時の第
1のイコライズデータ選択信号を、第2の演算器で符号
ビットが負であると仮定した時の第2のイコライズデー
タ選択信号を予め演算し、出力しておく。
【0044】そして、その後、第1の減算器から符号ビ
ットが出力されると、第1のセレクタにより第1,第2
のイコライズデータ選択信号の内の一方が選択される。
【0045】第2のセレクタは第1のセレクタの出力に
従って第1,第2の減算器の数値部データの内の一方を
選択し、イコライザは第1,第2の浮動小数点データの
仮数部データの内、第1のセレクタの出力によって示さ
れる方の仮数部データを第2のセレクタの出力によって
示されるビット数だけイコライズする。
【0046】加減算器はイコライザによってイコライズ
された仮数部データとイコライズされなかった仮数部デ
ータとを加減算する。
【0047】(B)の構成に於いては、第1の演算器で
第1の減算器から出力される桁上げ信号が“0”と仮定
した時の第1のイコライズデータ選択信号を、第2の演
算器で桁上げ信号が“1”と仮定した時の第2のイコラ
イズデータ選択信号を予め演算し、出力しておく。
【0048】そして、その後、第1の減算器から桁上げ
信号が出力れると、第1のセレクタにより第1,第2の
イコライズデータ選択信号の内の一方が選択される。
【0049】第2のセレクタは第1のセレクタの出力に
従って第1,第2の減算器の数値部データの内の一方を
選択し、イコライザは第1,第2の浮動小数点データの
仮数部データの内、第1のセレクタの出力によって示さ
れる方の仮数部データを第2のセレクタの出力によって
示されるビット数だけイコライズする。
【0050】加減算器はイコライザによってイコライズ
された仮数部データとイコライズされなかった仮数部デ
ータとを加減算する。
【0051】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0052】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、減算器1,2と、ゼロデータ検出回路3,4と、演
算器5,6と、セレクタ7,8と、イコライザ9と、加
減算器10とから構成されている。
【0053】演算器5はゼロ検出信号S6,S7を入力
とし、符号ビットS19が正と仮定した時のイコライズ
データ選択信号S10を生成する。
【0054】即ち、演算器5はゼロ検出信号S6,S7
が共に“1”の場合(仮数部データS14,S15が共
にゼロの場合)は、符号ビットS19にかかわらず、仮
数部データS14をイコライズするとし、イコライズデ
ータ選択信号S10を“1”とする。
【0055】また、ゼロ検出信号S6のみが“1”の場
合(仮数部データS14のみがゼロの場合)は、符号ビ
ットS19にかかわらず、仮数部データS14をイコラ
イズするとし、イコライズデータ選択信号S10を
“1”にする。
【0056】反対にゼロ検出信号S7のみが“1”の場
合(仮数部データS15のみがゼロの場合)は、符号ビ
ットS19にかかわらず、仮数部データS15をイコラ
イズするとし、イコライズデータ選択信号S10を
“0”にする。
【0057】また、ゼロ検出信号S6,S7が共に
“1”でない場合(仮数部データS14,S15が共に
ゼロでない場合)は、符号ビットS19が正であるとい
う仮定に従って、仮数部データS15をイコライズする
ために、イコライズデータ選択信号S10を“0”にす
る。
【0058】演算器6はゼロ検出信号S6,S7を入力
とし、符号ビットS19が負と仮定した時のイコライズ
データ選択信号S11を出力する。
【0059】即ち、演算器6はゼロ検出信号S6,S7
が共に“1”の場合(仮数部データS14,S15が共
にゼロの場合)は、符号ビットS19にかかわらず、仮
数部データS14をイコライズするとし、イコライズデ
ータ選択信号S11を“1”とする。
【0060】また、ゼロ検出信号S6のみが“1”の場
合(仮数部データS14のみがゼロの場合)は、符号ビ
ットS19にかかわらず、仮数部データS14をイコラ
イズするとし、イコライズデータ選択信号S11を
“1”とする。
【0061】反対にゼロ検出信号S7のみが“1”の場
合(仮数部データS15のみがゼロの場合)は、符号ビ
ットS19にかかわらず、仮数部データS15をイコラ
イズするとし、イコライズデータ選択信号S11を
“0”とする。
【0062】また、ゼロ検出信号S6,S7が共に
“1”でない場合(仮数部データS14,S15が共に
ゼロでない場合)は、符号ビットS19が負であるとい
う仮定に従って、仮数部データS14をイコライズする
ためにイコライズデータ選択信号S11を“1”とす
る。
【0063】セレクタ7は減算器1から出力される符号
ビットS19が正の場合は演算器5から出力されるイコ
ライズデータ選択信号S10を、負の場合は演算器6か
ら出力されるイコライズデータ選択信号S11をイコラ
イズデータ選択信号S12として出力する。
【0064】尚、図1に於いて図5と同一符号は同一部
分を表している。
【0065】次に、本実施例の動作を説明する。
【0066】先ず、浮動小数点データA,Bの仮数部デ
ータS14,S15が共にゼロの場合の動作を説明す
る。
【0067】仮数部データS14,S15が共にゼロの
場合、ゼロデータ検出回路3,4から出力されるゼロ検
出信号S6,S7は共に“1”となる。
【0068】ゼロ検出信号S6,S7が共に“1”とな
ると、演算器5,6はイコライズデータ選択信号S1
0,S11を“1”にする。このイコライズデータ選択
信号S10,S11は、通常、符号ビットS19よりも
早く生成される。
【0069】従って、減算器1から符号ビットS19が
出力されると、直ちにセレクタ7に於いてイコライズデ
ータ選択信号S10,S11の内の一方が選択され、イ
コライズデータ選択信号S12として出力される。この
時、イコライズデータ選択信号S10,S11は共に
“1”になっているので、イコライズデータ選択信号S
12は“1”になる。
【0070】イコライズデータ選択信号S12が“1”
になると、セレクタ8,イコライザ9,加減算器10が
前述したと同様に動作し、演算結果データS18が出力
される。
【0071】次に、仮数部データS14,S15の内の
一方のみがゼロの場合の動作を説明する。
【0072】仮数部データS14,S15の内の仮数部
データS14のみがゼロの場合、ゼロ検出信号S6のみ
が“1”となる。
【0073】演算器5,6はゼロ検出信号S6のみが
“1”となると、仮数部データS14をイコライズする
とし、イコライズデータ選択信号S10,S11を
“1”とする。
【0074】その後、減算器1から符号ビットS19が
出力されると、セレクタ7でイコライズデータ選択信号
S10,S11の内の一方が選択され、イコライズデー
タ選択信号S12として出力される。この時、イコライ
ズデータ選択信号S10,S11は共に“1”となって
いるので、符号ビットS19にかかわらずイコライズデ
ータ選択信号S12は“1”となり、以下、前述したと
同様の動作が行なわれ、演算結果データS18が出力さ
れる。
【0075】また、仮数部データS14,S15の内の
仮数部データS15のみがゼロの場合はゼロ検出信号S
7のみが“1”となる。
【0076】演算器5,6はゼロ検出信号S7のみが
“1”となると、仮数部データS15をイコライズする
とし、イコライズデータ選択信号S10,S11を
“0”とする。
【0077】その後、減算器1から符号ビットS19が
出力されると、セレクタ7でイコライズデータ選択信号
S10,S11の内の一方が選択され、イコライズデー
タ選択信号S12として出力される。この時、イコライ
ズデータ選択信号S10,S11は共に“0”となって
いるので、符号ビットS19にかかわらずイコライズデ
ータ選択信号S12は“0”となる。
【0078】イコライズデータ選択信号S12が“0”
になると、セレクタ8,イコライザ9,加減算器10に
於いて前述したと同様の動作が行なわれ、演算結果デー
タS18が出力される。
【0079】次に仮数部データS14,S15が共にゼ
ロでない場合の動作を説明する。
【0080】仮数部データS14,S15が共にゼロで
ない場合、ゼロ検出信号S6,S7は共に“0”とな
る。
【0081】ゼロ検出信号S6,S7が“0”となる
と、演算器5は符号ビットS19が正であるという仮定
に基づいた演算を行ない、イコライズデータ選択信号S
10を“0”とする。また、演算器6は符号ビットS1
9が負であるという仮定に基づいた演算を行ない、イコ
ライズデータ選択信号S11を“1”とする。
【0082】その後、減算器1から符号ビットS19が
出力されると、セレクタ7はイコライズデータ選択信号
S10,S11の内の一方をイコライズデータ選択信号
S12として出力する。
【0083】即ち、セレクタ7は符号ビットS19が正
である場合は、符号ビットS19が正であるという仮定
に基づいて演算を行なう演算器5から出力されるイコラ
イズデータ選択信号S10をイコライズデータ選択信号
S12として出力し、符号ビットS19が負である場合
は、符号ビットS19が負てあるという仮定に基づいて
演算を行なう演算器6から出力されるイコライズデータ
選択信号S11をイコライズデータ選択信号S12とし
て出力する。
【0084】従って、符号ビットS19が正の場合はイ
コライズデータ選択信号S12が“0”となり、仮数部
データS15のみがゼロの場合と同様の動作が行なわれ
る。また、符号ビットS19が負の場合はイコライズ選
択信号S12が“1”となり、仮数部データS14のみ
がゼロの場合と同様の動作が行なわれる。
【0085】上述したように、本実施例は図2(図1の
演算器5,6及びセレクタ7の周辺のブロック図)に示
すように、演算する浮動小数点データA,Bの指数部デ
ータS1,S2の減算により生成される符号ビットS1
9が正になる場合と負になる場合とを仮定し、その仮の
符号ビットとゼロ検出信号S6,S7とに基づいて両方
の場合のイコライズデータ選択信号S10,S11を予
め演算器5,6で生成しておき、実際の符号ビットS1
9が生成されると直ちにイコライズデータ選択信号S1
0,S11の内の一方をセレクタ7で選択するようにし
ている。つまり、クリティカル・パス(図2の太線のパ
ス)上にはセレクタ7が存在しているだけなので、図5
に示した従来例より高速に加減算を行なうことができ
る。
【0086】図3は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、減算器31,2と、ゼロデータ検出回路3,4
と、演算器35,36と、セレクタ7,8と、イコライ
ザ9と、加減算器10とから構成されている。
【0087】減算器31は指数部データS1,S2を入
力して減算(S1−S2)を行ない、その解から符号ビ
ットを除いた数値部データS3と、桁上げ信号S4とを
出力する。
【0088】演算器35は指数部S1,S2の符号ビッ
トS8,S9及びゼロ検出信号S6,S7を入力とし、
桁上げ信号S4を“0”と仮定した時のイコライズデー
タ選択信号S10を生成する。
【0089】即ち、演算器35はゼロ検出信号S6,S
7が共に“1”の場合(仮数部データS14,S15が
共にゼロの場合)は、符号ビットS8,S9にかかわら
ず仮数部データS14をイコライズするとし、イコライ
ズデータ選択信号S10を“1”とする。
【0090】また、ゼロ検出信号S6のみが“1”の場
合(仮数部データS14のみがゼロの場合)は、演算器
35は符号ビットS8,S9にかかわらず仮数部データ
S14をイコライズするとし、イコライズデータ選択信
号S10を“1”とする。
【0091】反対にゼロ検出信号S7のみが“1”の場
合(仮数部データS15のみがゼロの場合)は、演算器
35は符号ビットS8,S9にかかわらず仮数部データ
S15をイコライズするとし、イコライズデータ選択信
号S10を“0”とする。
【0092】また、ゼロ検出信号S6,S7が共に
“0”の場合(仮数部データS14,S15が共にゼロ
でない場合)は、指数部の符号ビットS8,S9の値と
仮定してある桁上げ信号S4の値(“0”)とに基づい
て減算器31の減算結果の符号を求め、それが正である
場合にはイコライズデータ選択信号S10を“0”と
し、負である場合にはイコライズデータ選択信号S10
を“1”とする。
【0093】演算器36は指数部データS1,S2の符
号ビットS8,S9及びゼロ検出信号S6,S7を入力
とし、桁上げ信号S4を“1”と仮定した時のイコライ
ズデータ選択信号S11を生成する。
【0094】即ち、演算器36はゼロ検出信号S6,S
7が共に“1”の場合(仮数部データS14,S15が
共にゼロ)の場合は、符号ビットS8,S9にかかわら
ず仮数部データS14をイコライズするとし、イコライ
ズデータ選択信号S11を“1”とする。
【0095】また、ゼロ検出信号S6のみが“1”の場
合(仮数部データS14のみがゼロの場合)は、演算器
36は符号ビットS8,S9にかかわらず仮数部データ
S14をイコライズするとし、イコライズデータ選択信
号S11を“1”とする。
【0096】反対にゼロ検出信号S7のみが“1”の場
合(仮数部データS15のみがゼロる場合)は、演算器
36は符号ビットS8,S9にかかわらず仮数部データ
S15をイコライズするとし、イコライズデータ選択信
号11を“0”とする。
【0097】また、ゼロ検出信号S6,S7が共に
“0”の場合(仮数部データS14,S15が共にゼロ
でない場合)は、符号ビットS8,S9の値と仮定して
ある桁上げ信号S4の値(“1”)とに基づいて減算器
31の減算結果の符号を求め、それが正である場合には
イコライズデータ選択信号S11を“0”とし、負であ
る場合にはイコライズデータ選択信号S11を“1”と
する。
【0098】セレクタ7は減算器31から出力される桁
上げ信号S4が“0”の場合は演算器35から出力され
るイコライズデータ選択信号S10をイコライズデータ
選択信号S12として出力し、“1”の場合は演算器3
6から出力されるイコライズデータ選択信号S11をイ
コライズデータ選択信号S12として出力する。
【0099】尚、図3に於いて他の図1と同一符号は同
一部分を表している。
【0100】次に本実施例の動作を説明する。
【0101】先ず、浮動小数点データA,Bの仮数部デ
ータS14,S15が共にゼロの場合の動作を説明す
る。
【0102】仮数部データS14,S15が共にゼロの
場合、ゼロデータ検出回路3,4から出力されるゼロ検
出信号S6,S7は共に“1”となる。
【0103】演算器35,36はゼロ検出信号S6,S
7が共に“1”となると、仮数部データS14をイコラ
イズさせるために、イコライズデータ選択信号S10,
S11を“1”とする。このイコライズデータ選択信号
S10,S11は、通常、桁上げ信号S4よりも早く生
成される。
【0104】従って、減算器1から桁上げ信号S4が出
力されると、直ちにセレクタ7に於いてイコライズデー
タ選択信号S10,S11の内の一方が選択され、イコ
ライズデータ選択信号S12として出力される。この
時、イコライズデータ選択信号S10,S11は共に
“1”になっているので、イコライズデータ選択信号S
12は“1”になる。
【0105】イコライズデータ選択信号S12が“1”
となると、セレクタ8,イコライザ9,加減算器10に
於いて前述したと同様の動作が行なわれ、演算結果デー
タS18が出力される。
【0106】次に、仮数部データS14,S15の内の
一方のみがゼロの場合の動作を説明する。
【0107】仮数部データS14,S15の内の仮数部
データS14のみがゼロの場合、ゼロ検出信号S6のみ
が“1”となる。
【0108】演算器5,6はゼロ検出信号S6のみが
“1”となると、仮数部データS14をイコライズする
とし、イコライズデータ選択信号S10,S11を
“1”とする。
【0109】その後、減算器31から桁上げ信号S4が
出力されると、セレクタ7でイコライズデータ選択信号
S10,S11の内の一方が選択され、イコライズデー
タ選択信号S12として出力される。この時、イコライ
ズデータ選択信号S10,S11は共に“1”となって
いるので、桁上げ信号S4にかかわらずイコライズデー
タ選択信号S12は“1”となる。以下、セレクタ8,
イコライザ9,加減算器10に於いて前述したと同様の
動作が行なわれ、演算結果データS18が出力される。
【0110】また、仮数部データS14,S15の内の
仮数部データS15のみがゼロの場合はゼロ検出信号S
7のみが“1”となる。
【0111】演算器5,6はゼロ検出信号S7のみが
“1”となると、仮数部データS15をイコライズする
とし、イコライズデータ選択信号S10,S11を
“0”とする。
【0112】その後、減算器31から桁上げ信号S4が
出力されると、セレクタ7でイコライズデータ選択信号
S10,S11の内の一方が選択され、イコライズデー
タ選択信号S12として出力される。この時、イコライ
ズデータ選択信号S10,S11は共に“0”となって
いるので、桁上げ信号S4にかかわらずイコライズデー
タ選択信号S12は“0”となる。以下、セレクタ8,
イコライザ9,加減算器10に於いて前述したと同様の
動作が行なわれ、演算結果データS18が出力される。
【0113】次に仮数部データS14,S15が共にゼ
ロでない場合の動作を説明する。
【0114】仮数部データS14,S15が共にゼロで
ない場合、ゼロ検出信号S6,S7は共に“0”とな
る。
【0115】ゼロ検出信号S6,S7が“0”となる
と、演算器35は桁上げ信号S4が“0”であるという
仮定と、指数部データS1,S2の符号ビットS8,S
9とに基づいて減算器31の減算結果の符号を求め、演
算器36は桁上げ信号S4が“1”であるという仮定
と、指数部データS1,S2の符号ビットS8,S9と
に基づいて減算器31の減算結果の符号を求める。
【0116】そして、仮定した桁上げ信号S4の値に基
づいて求めた符号が正である場合は演算器35,36は
仮数部データS15をイコライズさせるために、イコラ
イズデータ選択信号S10,S11を“0”とし、負で
ある場合には仮数部データS14をイコライザさせるた
めにイコライズデータ選択信号S10,S11を“1”
とする。
【0117】そして、その後、減算器31から桁上げ信
号S4が出力されると、その値に従ってセレクタ7はイ
コライズデータ選択信号S10,S11の内の一方を選
択する。
【0118】即ち、セレクタ7は桁上げ信号S4が
“0”である場合は、桁上げ信号S4が“0”であると
いう仮定に基づいて演算を行なう演算器35から出力さ
れるイコライズデータ選択信号S10をイコライズデー
タ選択信号S12として出力し、桁上げ信号S4が
“1”である場合は、桁上げ信号S4が“1”であると
いう仮定に基づいて演算を行なう演算器36から出力さ
れるイコライズデータ選択信号S11をイコライズデー
タ選択信号S12として出力する。
【0119】以下、前述したと同様の動作がセレクタ
8,イコライザ9,加減算器10に於いて行なわれ、演
算結果データS18が出力される。
【0120】上述したように、本実施例は図4(図3の
演算器35,36及びセレクタ7の周辺のブロック図)
に示すように、演算する浮動小数点データA,Bの指数
部データS1,S2の減算により生成される桁上げ信号
S4が“0”になる場合と、“1”になる場合とを仮定
し、その仮の桁上げ信号と符号ビットS8,S9とゼロ
検出信号S6,S7とに基づいて両方の場合のイコライ
ズデータ選択信号S10,S11を予め演算器35,3
6で生成しておき、実際の桁上げ信号S4が生成される
と直ちにイコライズデータ選択信号S10,S11の内
の一方をセレクタ7で選択するようにしている。つま
り、クリティカル・パス(図4の太線のパス)上にはセ
レクタ7が存在しているだけなので、図5に示した従来
例より高速に加減算を行なうことができる。
【0121】また、セレクタ7を制御する桁上げ信号S
4は図1に示した符号ビットS19よりも早く生成され
るため、本実施例によれば、図1の実施例よりも更に高
速に加減算を行なうことができる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、減算器
から出力される符号ビットが正であると仮定した時の第
1のイコライズデータ選択信号を予め演算し、出力して
おく第1の演算器と、符号ビットが負であると仮定した
時の第2のイコライズデータ選択信号を予め演算し、出
力しておく第2の演算器とを設けたものであり、減算器
から符号ビットが出力された時点で直ちにイコライザに
対してイコライズデータ選択号を出力することができる
ので、演算速度を従来例より高速化することができる効
果がある。
【0123】また、本発明は減算器から出力される桁上
げ信号が“0”であると仮定した時の第1のイコライズ
データ選択信号を予め演算し、出力しておく第1の演算
器と、桁上げ信号が“1”であると仮定した時の第2の
イコライズデータ選択信号を予め演算し、出力しておく
第2の演算器とを設けたものであり、減算器から符号ビ
ットよりも早く出力される桁上げ信号が出力された時点
で直ちにイコライザに対してイコライズデータ選択信号
を出力することができるので、更に演算速度を高速化す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1に於ける演算器5,6及びセレクタ7の周
辺を示したブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図4】図3に於ける演算器35,36及びセレクタ7
の周辺を示したブロック図である。
【図5】従来例のブロック図である。
【図6】図5に於けるイコライズデータ選択回路11の
周辺を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,2…減算器 3,4…ゼロデータ検出回路 5,6,35,36…演算器 7,8…セレクタ 9…イコライザ 10…加減算器 11…イコライズデータ選択回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指数及び仮数が2の補数形式で表現さ
    れ、ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロにすることによ
    り表現される浮動小数点データに対する加減算を行なう
    浮動小数点加減算器に於いて、 加減算を行なう第1の浮動小数点データの指数部データ
    から加減算を行なう第2の浮動小数点データの指数部デ
    ータを減算し、符号ビット及び数値部データを出力する
    第1の減算器と、 前記第2の浮動小数点データの指数部データから前記第
    1の浮動小数点データの指数部データを減算し、数値部
    データを出力する第2の減算器と、 前記第1,第2の浮動小数点データの仮数部がゼロであ
    るか否かを判定して第1,第2のゼロ検出信号を出力す
    る第1,第2のゼロデータ検出回路と、 前記第1,第2のゼロ検出信号を入力とし、前記第1の
    減算器から出力される符号ビットが正であると仮定した
    時の第1のイコライズデータ選択信号を出力する第1の
    演算器と、 前記第1,第2のゼロ検出信号を入力とし、前記第1の
    減算器から出力される符号ビットが負であると仮定した
    時の第2のイコライズデータ選択信号を出力する第2の
    演算器と、 前記第1の減算器から出力される符号ビットが正の場合
    は前記第1のイコライズデータ選択信号を選択し、負の
    場合は前記第2のイコライズデータ選択信号を選択する
    第1のセレクタと、 該第1のセレクタの出力に基づいて前記第1の減算器か
    ら出力される数値部データと前記第2の減算器から出力
    される数値部データとの内の一方を選択する第2のセレ
    クタと、 前記第1の浮動小数点データの仮数部データと前記第2
    の浮動小数点データの仮数部データとの内、前記第1の
    セレクタの出力によって示される方の仮数部データを前
    記第2のセレクタの出力によって示されるビット数だけ
    イコライズするイコライザと、 該イコライザによってイコライズされた仮数部データと
    イコライズされなかった仮数部データとを加減算する加
    減算器とを備えたことを特徴とする浮動小数点加減算
    器。
  2. 【請求項2】 指数及び仮数が2の補数形式で表現さ
    れ、ゼロが指数部及び仮数部を共にゼロにすることによ
    り表現される浮動小数点データに対する加減算を行なう
    浮動小数点加減算器に於いて、 加減算を行なう第1の浮動小数点データの指数部データ
    から加減算を行なう第2の浮動小数点データの指数部デ
    ータを減算し、桁上げ信号及び数値部データを出力する
    第1の減算器と、 前記第2の浮動小数点データの指数部データから前記第
    1の浮動小数点データの指数部データを減算し、数値部
    データを出力する第2の減算器と、 前記第1,第2の浮動小数点データの仮数部がゼロであ
    るか否かを判定して第1,第2のゼロ検出信号を出力す
    る第1,第2のゼロデータ検出回路と、 前記第1,第2のゼロ検出信号を入力とし、前記第1の
    減算器から出力される桁上げ信号が“0”であると仮定
    した時の第1のイコライズデータ選択信号を出力する第
    1の演算器と、 前記第1,第2のゼロ検出信号を入力とし、前記第1の
    減算器から出力される桁上げ信号が“1”であると仮定
    した時の第2のイコライズデータ選択信号を出力する第
    2の演算器と、 前記第1の減算器から出力される桁上げ信号が“0”の
    場合は前記第1のイコライズデータ選択信号を選択し、
    “1”の場合は前記第2のイコライズデータ選択信号を
    選択する第1のセレクタと、 該第1のセレクタの出力に基づいて前記第1の減算器か
    ら出力される数値部データと前記第2の減算器から出力
    される数値部データとの内の一方を選択する第2のセレ
    クタと、 前記第1の浮動小数点データの仮数部データと前記第2
    の浮動小数点データの仮数部データとの内、前記第1の
    セレクタの出力によって示される方の仮数部データを前
    記第2のセレクタの出力によって示されるビット数だけ
    イコライズするイコライザと、 該イコライザによってイコライズされた仮数部データと
    イコライズされなかった仮数部データとを加減算する加
    減算器とを備えたことを特徴とする浮動小数点加減算
    器。
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