JP2733764B2 - モリブデンシール用ガラス - Google Patents
モリブデンシール用ガラスInfo
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はモリブデン金属をガラスエンベロプにシール
するのに適したガラス、およびガラスがモリブデン金属
導電線にシールされているタングステン・ハロゲンラン
プ用のガラスエンベロプに適したガラスの製造に関する
ものである。 (従来の技術とその問題点) タングステン・ハロゲン白熱灯の使用は自動車産業に
おいて増大しているので、この種のランプに使用するエ
ンベロプを製造するためのガラス管の製造に当って、そ
のような用途に適しかつ製造も容易なガラスを開発する
ためのかなり広範囲な研究が行われてきた。例えば、ラ
ンプ用のエンベロプは溶融石英と96%シリカガラスから
成形された。このような組成は、ランプエンベロプに要
求されるものよりも、はるかに大きい歪点や熱安定性を
示す。しかし不都合にも、これらのガラスは成形やラン
プ加工が非常に難しく、モリブデン金属と比較すると熱
膨張率がかなり小さいので、導線をランプにシールする
のに特別な技術が必要である。 タングステン・ハロゲンランプ用のエンベロプはガラ
ス管から製造されるのが最も経済的であり、高速のベロ
チューブ引出工程を都合よく利用可能とするために必要
な熱安定性と粘度特性を示すガラス組成が研究されてき
た。ガラスは少なくとも50,000ポアズ、最も好ましくは
60,000ポアズ以上の液相線粘度、および1200℃以下、最
も好ましくは1175℃以下の液相線温度を示さなければな
らない。ガラスは液相線温度またはこれより若干低い温
度で、比較的長期間失透に耐えなければならない(熱安
定性)。ランプ使用上の経験から、ガラスの歪点は700
℃以上であり、ガラスの線熱膨張率(0°〜300℃)は
約46〜50×10-7/℃の範囲にあることが必要である。モ
リブデン線を用いたガラスの円筒ビードシールの光弾性
試験では、室温で、約150pmまでの軸方向圧縮応力は許
容できるが、実質的にゼロの引張軸方向応力を示す必要
がある。ランプの使用温度(±500℃)では、円筒ビー
ドシールは非常に僅かな引張応力(約200ppm以下)を示
す必要がある。 アルカリ土類アルミノシリケートガラスはタングステ
ン・ハロゲンランプに使用されるエンベロプに必要な物
理的性質を有することができるので、ランプエンベロプ
の大量生産に適するガラスを調製するためにその類の組
成が集中的に研究される一方で、同時に、ランプでの使
用に必要な特性が明らかにされてきた。そのような研究
については従来技術の項で説明する。 (問題点を解決するための手段) 本発明のガラスは1200℃以下、好ましくは1175℃以
下、最も好ましくは1150℃付近の液相線温度と、少なく
とも50,000ポアズ、好ましくは60,000ポアズ以上の液相
線粘度と、長期の熱安定性と、715℃〜725℃の歪点と、
46〜50.5×10-7/℃の線熱膨張率(0°〜300℃)と、
モリブデン金属にシールする際に室温で実質的にゼロの
軸方向応力を示すものである。これらの特性を示すガラ
スは酸化物を基準とした重量パーセントで表して、8.5
〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCaO、14%以上で15%未満
のAl2O3、および59.5〜63%のSiO2から実質的に成る。 ガラス溶融物の清澄を満足に達成すると共に本発明の
ガラスから調製された管材料に発現する種の数を付随し
て減らすため、0.3%までのAs2O3がガラスに有利で混合
できる。米国特許第4,607,016号は、このために0.17〜
0.3%のAs2O3の使用を開示している。 0〜2%のSrOおよび0〜2%のMgOから成る全体で3.
5%までのSrO+MgOを、組成中に含ませることができ
る。しかし、アルカリ金属酸化物および鉄は実質的に含
ませない。 (従来技術) 米国特許第3,496,401号は、タングステン・ハロゲン
ランプにおけるエンベロプ用に作られたガラスを最初に
開示したものである。ここに記載されたガラスは30〜50
×10-7/℃の熱膨張係数、500℃以上の歪点、少なくと
も5000ポアズの液相線粘度を示し、重量パーセントで10
〜25%のアルカリ土類金属酸化物、13〜24%のAl2O3、
0〜10%のB2O3、および55〜70%のSiO2から実質的に成
る。アルカリ金属酸化物は存在しないことが望ましいも
のとなっている。 この特許に開示された広い組成範囲は明らかに本発明
のガラスの範囲を含むが、前記米国特許には本発明のガ
ラスを想起させるような記載はない。すなわち、この特
許は500℃以上の歪点、少なくとも5000ポアズの液相線
粘度、および30〜50×10-7/℃の熱膨張率を開示してい
る。これに対して、本発明のガラスは700℃以上の歪
点、上記特許のものよりも少なくとも1桁大きい相液線
粘度、および46〜50.5×10-7/℃の熱膨張率を有する。
従って、本発明のガラスは前記特許のものよりもかなり
改善されている。この特許の実施例は本発明のガラスの
狭い範囲内の組成を有さず、従って本発明のガラスが有
する特性を備えることができない。 米国特許第3,798,491号は、重量パーセントで59〜70
%のSiO2、10〜20%のAl2O3、および7.4〜28%のBaOか
ら実質的に成るタングステン・ハロゲンランプのガラス
エンベロプの製造を記載しており、これらのガラスの熱
膨張率は36〜40×10-7/℃である。この特許にはCaOに
ついては何処にも言及されておらず、熱膨張率は本発明
のガラスに必要な値よりも小さい。 米国特許第3,978,362号は、700℃以上の歪点、少なく
とも100,000ポアズの液相線粘度、および48〜55×10-7
/℃の熱膨張率を示す、重量パーセントで14〜21%のCa
O、0〜5%のMgO、0〜7%のBaO、13〜16%のAl2O3お
よび58〜63%のSiO2から実質的に成る、タングステン・
ハロゲンランプのエンベロプ用のガラスに関する。すぐ
わかることは、CaOの量が本発明のガラスで認められる
ものよりも大きく、この特許では任意成分であるBaOの
量が、その上限値をもってしても本発明のガラスに必要
な最小値より小さいことである。 米国特許第4,060,423号は、1250℃以下の液相線温
度、少なくとも725℃の歪点、および42〜48×10-7/℃
の熱膨張率を示し、重量パーセントで6〜13%のCaO、
6〜16%のBaO、15〜18%のAl2O3、および55〜68%のSi
O2から実質的に成る、タングステン・ハロゲンランプの
エンベロプ用ガラスに関する。この特許における広い組
成範囲は本発明の組成範囲と重複するが、本発明のガラ
スが有する重要な特性が得られるような狭い特定の範囲
内に入る実施例はない。例えば、本発明のものに比べて
一般に液相線温度が高く、熱膨張率が小さい。 米国特許第4,238,705号は37〜50×10-7/℃の熱膨張
率を示し、モリブデンよりも安価なコバール型合金や他
の鉄合金にシールするために適した組成を有する、タン
グステン・ハロゲンランプに使用するガラスを開示して
いる。このガラスは、重量パーセントで、4〜8%のCa
O、10〜23%のBaO、12〜18%のAl2O3、および54〜71%
のSiO2から実質的に成る。任意に3%までのアルカリ金
属酸化物を存在させることができる。CaOの量は本発明
の組成に必要な最小値よりも少なく、アルカリ金属酸化
物を排除することについての記載はない。 米国特許第4,255,198号は、730℃以上の歪点、1200℃
以下の液相線温度、少なくとも40,000ポアズの液相線粘
度、および43〜48×10-7/℃の熱膨張率を示し、重量パ
ーセントで8〜15%のCaO、6〜9%のSrO、0〜5%の
MgOおよび/またはBaO、14〜17%のAl2O3および61〜65
%のSiO2から実質的に成る、タングステン・ハロゲンラ
ンプ用のエンベロプとして使用するために開発されたガ
ラスに関する。すぐわかることは、SrOおよびBaO含量が
本発明のガラスの範囲外にあることである。 米国特許第4,302,250号は750℃以上の歪点、42〜44×
10-7/℃の熱膨張率、少なくとも40,000ポアズの液相線
粘度、および1300℃以下の液相線温度を示し、重量パー
セントで11〜14%のCaO、2〜6.5%のBrO+BaO(ここ
で、0〜4%のSrOおよび0〜5%のBaO)、16.5〜18.5
%のAl2O3および64〜68%のSiO2から実質的に成る、タ
ングステン・ハロゲンランプ用エンベロプとして使用す
るガラスを報告している。熱膨張率は本発明のガラスに
必要なものよりも小さく、Al2O3およびSiO2量は本発明
の組成に許される最大値よりも多い。 米国特許第4,394,453号は、少なくとも670℃の歪点、
42〜45×10-7/℃の熱膨張率、150℃以下の液相線温
度、および20,000ポアズ以上の液相線粘度を示し、重量
パーセントで10.6〜12.2%のCaO、6.7〜8.3%のMgO、4.
2〜5.8%のB2O3、16〜18%のAl2O3および58.5〜61.5%
のSiO2から実質的に成るタングステン・ハロゲンランプ
エンベロプ用のガラスを記載している。BaOは組成の一
部に含まれておらず、B2O3は組成の重要な部分を構成
し、MgOとAl2O3の含量は共に本発明の組成の範囲外であ
る。 米国特許第4,409,337号はタングステン・ハロゲンラ
ンプのエンベロプに特に適しているガラスに関し、この
ガラスは665℃以上の歪点、1125℃以下の液相線温度、
少なくとも50,000ポアズの液相線粘度、および42〜46×
10-7/℃の熱膨張率を示し、重量パーセントで5〜9%
のBaO、7.5〜9.25%のCaO、5.5〜6.25%のMgO、4.5〜5.
25%のB2O3、16〜17%のAl2O3および56〜59%のSiO2か
ら実質的に成る。B2O3は組成の主成分を構成し、CaO,Mg
OおよびAl2O3の量は本発明のガラスに必要な量の範囲外
にある。 米国特許第4,607,016号はタングステン・ハロゲンラ
ンプ用エンベロプとして使用するガラスを開示してお
り、このガラスは750℃以下の歪点、42〜44×10-7/℃
の熱膨張率、1300℃以下の液相線温度、および少なくと
も40,000ポアズの液相線粘度を示し、重量パーセントで
11〜14%のCaO、16.5〜18.5%のAl2O3および64〜68%の
SiO2、2〜6.5%のSrO+BaO(ここで、0〜4%のSrOお
よび0〜5%のBaO)、および0.17〜0.3%のAs2O3から
実質的に成る。BaO、Al2O3およびSiO2量は本発明の組成
の範囲外にある。 (実施例) 次表は本発明のパラメータを示すため、酸化物を基準
とした重量部で表したガラス組成を示す。ここで、1〜
3および5〜7は本発明の実施例、4は参考例、8〜14
は比較のための比較例である。各成分の合計は100また
はこれに非常に近い値なので便宜上、示された値は重量
パーセントを表わすと見てさしつかえない。実際のバッ
チ成分は、溶かすと適切な割合の希望する酸化物に転化
する、酸化物または他の化合物等、どのような物質から
なっていてもかまわない。例えば、CaCOはCaO源として
用いることができる。 バッチ材料を一緒にし、均質な溶融物を生成するよう
に一緒にボールミルで粉砕し、白金るつぼに充填した。
その上にふたを置いた後、このるつぼを約1600℃で運転
される炉に入れて16時間バッチを溶融した。続いて、る
つぼを炉から取り出し、溶融物を鋼鋳型に注入し、約15
cm×15cm×1cmの寸法のガラススラブを形成し、直ちに
スラブを約980℃で運転されるアニーラーに移し、次い
で室温まで徐々に冷却した。 下表に示したガラスは実験質のるつぼでだけ溶融した
が、大規模な商業規模の装置で溶融することもできるこ
とに留意されたい。そのような商業規模の装置でガラス
を清澄化するために、約0.17〜0.3%のAs2O3をガラス中
に生成させるのに必要な量の砒素をバッチ中に含ませ
る。 さらに次表は、ガラス分野の通常の技術によってガラ
スに定められた幾つかの物理的性質の測定値を示してい
る。歪点(st.p.)および内部液相線(Liq.)は℃で表
わし、0°〜300℃の範囲の線熱膨張率はX10-7/℃で
表わしている。 実施例1と比較例14で、MgO含量はバッチ材料の不純
物として存在しているにすぎない。これは意図的にガラ
ス組成に含ませたものではない。同様に、約0.2%の範
囲のSrOは、BaO含有バッチ材料に一般に存在する不純物
である。 実施例1〜3および5〜7において、液相線温度での
粘度はどれも50,000ポアズ以上であった。 比較例8〜14はガラス組成の臨界性を示す。これらの
実施例の各々において、その組成は、所望の物性を示す
ガラスを得るために必要な範囲に近いがその僅かに外側
にある。線熱膨張率および/または液相線温度は明記し
た区間の外側にある。 実施例1は最適組成である。
するのに適したガラス、およびガラスがモリブデン金属
導電線にシールされているタングステン・ハロゲンラン
プ用のガラスエンベロプに適したガラスの製造に関する
ものである。 (従来の技術とその問題点) タングステン・ハロゲン白熱灯の使用は自動車産業に
おいて増大しているので、この種のランプに使用するエ
ンベロプを製造するためのガラス管の製造に当って、そ
のような用途に適しかつ製造も容易なガラスを開発する
ためのかなり広範囲な研究が行われてきた。例えば、ラ
ンプ用のエンベロプは溶融石英と96%シリカガラスから
成形された。このような組成は、ランプエンベロプに要
求されるものよりも、はるかに大きい歪点や熱安定性を
示す。しかし不都合にも、これらのガラスは成形やラン
プ加工が非常に難しく、モリブデン金属と比較すると熱
膨張率がかなり小さいので、導線をランプにシールする
のに特別な技術が必要である。 タングステン・ハロゲンランプ用のエンベロプはガラ
ス管から製造されるのが最も経済的であり、高速のベロ
チューブ引出工程を都合よく利用可能とするために必要
な熱安定性と粘度特性を示すガラス組成が研究されてき
た。ガラスは少なくとも50,000ポアズ、最も好ましくは
60,000ポアズ以上の液相線粘度、および1200℃以下、最
も好ましくは1175℃以下の液相線温度を示さなければな
らない。ガラスは液相線温度またはこれより若干低い温
度で、比較的長期間失透に耐えなければならない(熱安
定性)。ランプ使用上の経験から、ガラスの歪点は700
℃以上であり、ガラスの線熱膨張率(0°〜300℃)は
約46〜50×10-7/℃の範囲にあることが必要である。モ
リブデン線を用いたガラスの円筒ビードシールの光弾性
試験では、室温で、約150pmまでの軸方向圧縮応力は許
容できるが、実質的にゼロの引張軸方向応力を示す必要
がある。ランプの使用温度(±500℃)では、円筒ビー
ドシールは非常に僅かな引張応力(約200ppm以下)を示
す必要がある。 アルカリ土類アルミノシリケートガラスはタングステ
ン・ハロゲンランプに使用されるエンベロプに必要な物
理的性質を有することができるので、ランプエンベロプ
の大量生産に適するガラスを調製するためにその類の組
成が集中的に研究される一方で、同時に、ランプでの使
用に必要な特性が明らかにされてきた。そのような研究
については従来技術の項で説明する。 (問題点を解決するための手段) 本発明のガラスは1200℃以下、好ましくは1175℃以
下、最も好ましくは1150℃付近の液相線温度と、少なく
とも50,000ポアズ、好ましくは60,000ポアズ以上の液相
線粘度と、長期の熱安定性と、715℃〜725℃の歪点と、
46〜50.5×10-7/℃の線熱膨張率(0°〜300℃)と、
モリブデン金属にシールする際に室温で実質的にゼロの
軸方向応力を示すものである。これらの特性を示すガラ
スは酸化物を基準とした重量パーセントで表して、8.5
〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCaO、14%以上で15%未満
のAl2O3、および59.5〜63%のSiO2から実質的に成る。 ガラス溶融物の清澄を満足に達成すると共に本発明の
ガラスから調製された管材料に発現する種の数を付随し
て減らすため、0.3%までのAs2O3がガラスに有利で混合
できる。米国特許第4,607,016号は、このために0.17〜
0.3%のAs2O3の使用を開示している。 0〜2%のSrOおよび0〜2%のMgOから成る全体で3.
5%までのSrO+MgOを、組成中に含ませることができ
る。しかし、アルカリ金属酸化物および鉄は実質的に含
ませない。 (従来技術) 米国特許第3,496,401号は、タングステン・ハロゲン
ランプにおけるエンベロプ用に作られたガラスを最初に
開示したものである。ここに記載されたガラスは30〜50
×10-7/℃の熱膨張係数、500℃以上の歪点、少なくと
も5000ポアズの液相線粘度を示し、重量パーセントで10
〜25%のアルカリ土類金属酸化物、13〜24%のAl2O3、
0〜10%のB2O3、および55〜70%のSiO2から実質的に成
る。アルカリ金属酸化物は存在しないことが望ましいも
のとなっている。 この特許に開示された広い組成範囲は明らかに本発明
のガラスの範囲を含むが、前記米国特許には本発明のガ
ラスを想起させるような記載はない。すなわち、この特
許は500℃以上の歪点、少なくとも5000ポアズの液相線
粘度、および30〜50×10-7/℃の熱膨張率を開示してい
る。これに対して、本発明のガラスは700℃以上の歪
点、上記特許のものよりも少なくとも1桁大きい相液線
粘度、および46〜50.5×10-7/℃の熱膨張率を有する。
従って、本発明のガラスは前記特許のものよりもかなり
改善されている。この特許の実施例は本発明のガラスの
狭い範囲内の組成を有さず、従って本発明のガラスが有
する特性を備えることができない。 米国特許第3,798,491号は、重量パーセントで59〜70
%のSiO2、10〜20%のAl2O3、および7.4〜28%のBaOか
ら実質的に成るタングステン・ハロゲンランプのガラス
エンベロプの製造を記載しており、これらのガラスの熱
膨張率は36〜40×10-7/℃である。この特許にはCaOに
ついては何処にも言及されておらず、熱膨張率は本発明
のガラスに必要な値よりも小さい。 米国特許第3,978,362号は、700℃以上の歪点、少なく
とも100,000ポアズの液相線粘度、および48〜55×10-7
/℃の熱膨張率を示す、重量パーセントで14〜21%のCa
O、0〜5%のMgO、0〜7%のBaO、13〜16%のAl2O3お
よび58〜63%のSiO2から実質的に成る、タングステン・
ハロゲンランプのエンベロプ用のガラスに関する。すぐ
わかることは、CaOの量が本発明のガラスで認められる
ものよりも大きく、この特許では任意成分であるBaOの
量が、その上限値をもってしても本発明のガラスに必要
な最小値より小さいことである。 米国特許第4,060,423号は、1250℃以下の液相線温
度、少なくとも725℃の歪点、および42〜48×10-7/℃
の熱膨張率を示し、重量パーセントで6〜13%のCaO、
6〜16%のBaO、15〜18%のAl2O3、および55〜68%のSi
O2から実質的に成る、タングステン・ハロゲンランプの
エンベロプ用ガラスに関する。この特許における広い組
成範囲は本発明の組成範囲と重複するが、本発明のガラ
スが有する重要な特性が得られるような狭い特定の範囲
内に入る実施例はない。例えば、本発明のものに比べて
一般に液相線温度が高く、熱膨張率が小さい。 米国特許第4,238,705号は37〜50×10-7/℃の熱膨張
率を示し、モリブデンよりも安価なコバール型合金や他
の鉄合金にシールするために適した組成を有する、タン
グステン・ハロゲンランプに使用するガラスを開示して
いる。このガラスは、重量パーセントで、4〜8%のCa
O、10〜23%のBaO、12〜18%のAl2O3、および54〜71%
のSiO2から実質的に成る。任意に3%までのアルカリ金
属酸化物を存在させることができる。CaOの量は本発明
の組成に必要な最小値よりも少なく、アルカリ金属酸化
物を排除することについての記載はない。 米国特許第4,255,198号は、730℃以上の歪点、1200℃
以下の液相線温度、少なくとも40,000ポアズの液相線粘
度、および43〜48×10-7/℃の熱膨張率を示し、重量パ
ーセントで8〜15%のCaO、6〜9%のSrO、0〜5%の
MgOおよび/またはBaO、14〜17%のAl2O3および61〜65
%のSiO2から実質的に成る、タングステン・ハロゲンラ
ンプ用のエンベロプとして使用するために開発されたガ
ラスに関する。すぐわかることは、SrOおよびBaO含量が
本発明のガラスの範囲外にあることである。 米国特許第4,302,250号は750℃以上の歪点、42〜44×
10-7/℃の熱膨張率、少なくとも40,000ポアズの液相線
粘度、および1300℃以下の液相線温度を示し、重量パー
セントで11〜14%のCaO、2〜6.5%のBrO+BaO(ここ
で、0〜4%のSrOおよび0〜5%のBaO)、16.5〜18.5
%のAl2O3および64〜68%のSiO2から実質的に成る、タ
ングステン・ハロゲンランプ用エンベロプとして使用す
るガラスを報告している。熱膨張率は本発明のガラスに
必要なものよりも小さく、Al2O3およびSiO2量は本発明
の組成に許される最大値よりも多い。 米国特許第4,394,453号は、少なくとも670℃の歪点、
42〜45×10-7/℃の熱膨張率、150℃以下の液相線温
度、および20,000ポアズ以上の液相線粘度を示し、重量
パーセントで10.6〜12.2%のCaO、6.7〜8.3%のMgO、4.
2〜5.8%のB2O3、16〜18%のAl2O3および58.5〜61.5%
のSiO2から実質的に成るタングステン・ハロゲンランプ
エンベロプ用のガラスを記載している。BaOは組成の一
部に含まれておらず、B2O3は組成の重要な部分を構成
し、MgOとAl2O3の含量は共に本発明の組成の範囲外であ
る。 米国特許第4,409,337号はタングステン・ハロゲンラ
ンプのエンベロプに特に適しているガラスに関し、この
ガラスは665℃以上の歪点、1125℃以下の液相線温度、
少なくとも50,000ポアズの液相線粘度、および42〜46×
10-7/℃の熱膨張率を示し、重量パーセントで5〜9%
のBaO、7.5〜9.25%のCaO、5.5〜6.25%のMgO、4.5〜5.
25%のB2O3、16〜17%のAl2O3および56〜59%のSiO2か
ら実質的に成る。B2O3は組成の主成分を構成し、CaO,Mg
OおよびAl2O3の量は本発明のガラスに必要な量の範囲外
にある。 米国特許第4,607,016号はタングステン・ハロゲンラ
ンプ用エンベロプとして使用するガラスを開示してお
り、このガラスは750℃以下の歪点、42〜44×10-7/℃
の熱膨張率、1300℃以下の液相線温度、および少なくと
も40,000ポアズの液相線粘度を示し、重量パーセントで
11〜14%のCaO、16.5〜18.5%のAl2O3および64〜68%の
SiO2、2〜6.5%のSrO+BaO(ここで、0〜4%のSrOお
よび0〜5%のBaO)、および0.17〜0.3%のAs2O3から
実質的に成る。BaO、Al2O3およびSiO2量は本発明の組成
の範囲外にある。 (実施例) 次表は本発明のパラメータを示すため、酸化物を基準
とした重量部で表したガラス組成を示す。ここで、1〜
3および5〜7は本発明の実施例、4は参考例、8〜14
は比較のための比較例である。各成分の合計は100また
はこれに非常に近い値なので便宜上、示された値は重量
パーセントを表わすと見てさしつかえない。実際のバッ
チ成分は、溶かすと適切な割合の希望する酸化物に転化
する、酸化物または他の化合物等、どのような物質から
なっていてもかまわない。例えば、CaCOはCaO源として
用いることができる。 バッチ材料を一緒にし、均質な溶融物を生成するよう
に一緒にボールミルで粉砕し、白金るつぼに充填した。
その上にふたを置いた後、このるつぼを約1600℃で運転
される炉に入れて16時間バッチを溶融した。続いて、る
つぼを炉から取り出し、溶融物を鋼鋳型に注入し、約15
cm×15cm×1cmの寸法のガラススラブを形成し、直ちに
スラブを約980℃で運転されるアニーラーに移し、次い
で室温まで徐々に冷却した。 下表に示したガラスは実験質のるつぼでだけ溶融した
が、大規模な商業規模の装置で溶融することもできるこ
とに留意されたい。そのような商業規模の装置でガラス
を清澄化するために、約0.17〜0.3%のAs2O3をガラス中
に生成させるのに必要な量の砒素をバッチ中に含ませ
る。 さらに次表は、ガラス分野の通常の技術によってガラ
スに定められた幾つかの物理的性質の測定値を示してい
る。歪点(st.p.)および内部液相線(Liq.)は℃で表
わし、0°〜300℃の範囲の線熱膨張率はX10-7/℃で
表わしている。 実施例1と比較例14で、MgO含量はバッチ材料の不純
物として存在しているにすぎない。これは意図的にガラ
ス組成に含ませたものではない。同様に、約0.2%の範
囲のSrOは、BaO含有バッチ材料に一般に存在する不純物
である。 実施例1〜3および5〜7において、液相線温度での
粘度はどれも50,000ポアズ以上であった。 比較例8〜14はガラス組成の臨界性を示す。これらの
実施例の各々において、その組成は、所望の物性を示す
ガラスを得るために必要な範囲に近いがその僅かに外側
にある。線熱膨張率および/または液相線温度は明記し
た区間の外側にある。 実施例1は最適組成である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10-7/℃
の線熱膨張率(0°〜300℃)、1200℃以下の液相線温
度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘度、およ
びモリブデン金属にシールした際に室温で実質的にゼロ
の軸方向引張応力を示し、酸化物を基準とした重量パー
セントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCa
O、14%以上で15%未満のAl2O3、および59.5〜63%のSi
O2から実質的に成るガラス。 2.715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10-7/℃
の線熱膨張率(0°〜300℃)、1200℃以下の液相線温
度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘度、およ
びモリブデン金属にシールした際に室温で実質的にゼロ
の軸方向引張応力を示し、酸化物を基準とした重量パー
セントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCa
O、14%以上で15%未満のAl2O3、59.5〜63%のSiO2、0.
3%までのAs2O3、および0〜2%のSrOと0〜2%のMgO
から成る3.5%までのSrO+MgOから実質的に成るガラ
ス。 3.タングステンハロゲン白熱灯に用いるエンベロプに
おいて、715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10-7
/℃の線熱膨張率(0°〜300℃)、1200℃以下の液相
線温度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘度、
およびモリブデン金属にシールした際に室温で実質的に
ゼロの軸方向引張応力を示し、酸化物を基準とした重量
パーセントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%の
CaO、14%以上で15%未満のAl2O3、および59.5〜63%の
SiO2から実質的に成るガラスから成るエンベロプ。 4.タングステンハロゲン白熱灯に用いるエンベロプに
おいて、715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10-7
/℃の線熱膨張率(0℃〜300℃)、1200℃以下の液相
線温度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘度、
およびモリブデン金属にシールした際に室温で実質的に
ゼロの軸方向引張応力を示し、酸化物を基準とした重量
パーセントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%の
CaO、14%以上で15%未満のAl2O3、59.5〜63%のSiO2、
0.3%までのAs2O3、および0〜2%のSrOと0〜2%のM
gOから成る3.5%までのSrO+MgOから実質的に成るガラ
スから成るエンベロプ。 5.ガラスおよび金属間のシールに用いるシールガラス
において、715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10
-7/℃の線熱膨張率(0°〜300℃)、1200℃以下の液
相線温度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘
度、およびモリブデン金属にシールした際に室温で実質
的にゼロの引張応力を示し、酸化物を基準とした重量パ
ーセントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCa
O、14%以上で15%未満のAl2O3、および59.5〜63%のSi
O2から実質的に成るシールガラス。 6.ガラスおよび金属間のシールに用いるシールガラス
において、715℃以上で725℃以下の歪点、46〜50.5×10
-7/℃の線熱膨張率(0°〜300℃)、1200℃以下の液
相線温度、液相線温度で少なくとも50,000ポアズの粘
度、およびモリブデン金属にシールした際に室温で実質
的にゼロの引張応力を示し、酸化物を基準とした重量パ
ーセントで表して、8.5〜14%のBaO、10.5〜12.5%のCa
O、14%以上で15%未満のAl2O3、59.5〜63%のSiO2、0.
3%までのAs2O3、および0〜2%のSrOと0〜2%のMgO
から成る3.5%までのSrO+MgOから実質的に成るシール
ガラス。
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