JP2733425B2 - 食品加熱自動販売機 - Google Patents

食品加熱自動販売機

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JP2733425B2
JP2733425B2 JP10239293A JP10239293A JP2733425B2 JP 2733425 B2 JP2733425 B2 JP 2733425B2 JP 10239293 A JP10239293 A JP 10239293A JP 10239293 A JP10239293 A JP 10239293A JP 2733425 B2 JP2733425 B2 JP 2733425B2
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food heating
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泰彦 田中
貴裕 北
雅隆 小田
誠 奧田
義人 木村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵、または冷凍貯蔵
されたたとえばハンバーガー等の食品や、まれには常温
で保存可能なパック食品等を自動的に加熱して販売可能
な食品加熱自販機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、保存期間の長い冷凍食品を電子レ
ンジにて自動的に加熱して販売する自販機が提案されて
いる。
【0003】図9は特開平3−77191号公報に示さ
れた係る自販機であり、自販機80内に冷凍室81を構
成し、ベンドラック82を設け、商品83を収納してあ
る。この商品は販売指令によりロボットハンド84の櫛
歯状のハンド部85にて受け取り、冷凍室81下方で電
子レンジ86に搬入し加熱調理し、さらに加熱後、ロボ
ットハンド84により商品を取り出し搬出口87に搬送
するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係るロ
ボットハンド84による搬送は、ロボットの移動範囲が
広く3次元の動きが必要となるためコスト高となる。さ
らに冷凍室81内にハンド部85を挿入する必要からハ
ンド部85と干渉しない大きな冷凍室扉88がいるため
暖気の流入、冷気の流出が多量となり冷凍装置の大型化
が必要となる。また長尺の冷凍室扉88の開閉メカも大
型、複雑化する問題点があった。
【0005】本発明は、上記の従来の問題を解決するも
ので、貯蔵庫内に収納した商品を複数の搬送装置によ
り、複雑な動きを必要とせず、シンプル、コンパクトに
搬送するとともに凍結防止を行うことを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の食品加熱自動販売機は、食品を冷蔵、冷
凍などの温度帯にて収納し、内部に複数のベンドラック
を有し、所定の箇所に商品出口とこの商品出口を開閉す
る扉を備えた底壁と、ローディング扉とを有する貯蔵庫
と、前記底壁の各所に落下した食品を前記商品出口に押
し集める庫内搬送装置と、前記貯蔵庫の下方に位置し、
トレーラックをドア内面に設けた食品加熱用のレンジと
を備え、前記扉と前記庫内搬送装置の双方または一方を
販売とかかわりなく空運転を行うことを特徴とする。
【0007】また、前記庫内搬送装置または前記扉の空
運転はデフロストの完了後所定時間後に行なわれること
を特徴とする。
【0008】さらに前記庫内搬送装置または前記扉の空
運転は冷却器の停止後の再起動後に行なわれることを特
徴とする。
【0009】さらにまた庫内搬送装置または前記扉は前
記貯蔵庫の庫内温度が所定温度以上に達したとき行なわ
れることを特徴とする。
【0010】また、前記空運転が販売と同時に行なわれ
る際は、販売を優先することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成により、ベンドラックから底壁に落下
した商品は、庫内搬送装置により扉を有する商品出口に
送られるが、商品ローディング時の外気侵入等により庫
内に侵入した湿気が前記装置の回転、摺動部または扉の
シール面は接触すると霜を発生するが空運転により除去
され、霜の発達を防止する。
【0012】またデフロスト後の庫内の湿度上昇後、冷
却されて霜が発生した時期に空運転を行うと庫内湿度の
上昇による霜の発達を防止する。
【0013】さらに、停電、メンテナンス等で一担庫内
温度が0℃以上に上昇し、庫内の霜あるいは氷の溶解水
が前記装置、扉に対した際、空運転がなされると、回
転、摺動部の水は分散し、局所的な氷の発達を防止す
る。
【0014】さらにまた、庫内温度が所定以上になった
ことを検出し空運転を実施すると、溶解水の分散、また
は霜の発達を防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の要部の断面図で
あり、1は食品加熱自動販売機で、商品2の搬出口3、
搬出ドア4、コイン投入口、セレクトボタン(いずれも
図示せず)などを備えた外扉5と、内部には、商品2を
収納し、例えば冷凍温度帯で保存する貯蔵庫5を有す
る。6は貯蔵庫5の前面に設けたローディング扉、7は
断熱箱体、8は庫内の底壁で、その下方には冷却風路
9、冷却器10、ファン11を配置している。12は、
モーター(図示せず)にて回転するスパイラル体13と
箱状のコラム14よりなるベンドラックで、スパイラル
体13の間に商品2を収納し、スパイラル体13の回転
により商品2を落下さすものである。15は底壁8の略
前方中央に開口した商品出口で、スライドドア16が設
けてある。
【0017】17は各ベンドラック12から落下する商
品出口15に底壁8上を滑らして搬送する庫内搬送装置
で、左右に移動する左右押し部材18と前後に移動する
前後押し部材19を備えている。
【0018】20は食品加熱用の電子レンジで、左開き
のドア21が自動販売機1の左側面に対向するように貯
蔵庫5の下方の機械室22内に設置してある。このドア
21の内壁には商品2を載置するトレー23を着脱自在
に載置するトレーラック24が設けてある。
【0019】25は商品出口15の位置と、搬出口3の
位置と、トレーラック24との間において、トレー23
を移動する庫外搬送装置で、トレー23を着脱自在に載
置し、直線運動と曲線運動により上下に移動するトレー
載置部26を備えている。27は搬出位置間においてト
レー23上の商品を搬出口3に押し出す搬出装置で、前
後に往復動する押片28を有する。
【0020】次に、図3、図4、図5、図6を参照しな
がら各装置の詳細構成を説明する。図3において、庫内
搬送装置12は、左右押し部材18を固定したキャリッ
ジ29が、ガイドレール30内を移動可能に設けてあ
り、キャリッジ29を駆動するワイヤー31、左右駆動
モーター32、非接触型リミットスイッチ33、ワイヤ
ープーリー34を有している。
【0021】また一方の左右押し部材18は前後押し部
材19を固定したキャリッジ35がガイドレール部36
内を移動可能に設けてあり、キャリッジ35を駆動する
ワイヤー37、前後駆動モーター38、非接触型リミッ
トスイッチ39、ワイヤープーリー40を有している。
また、図4は庫内搬送装置の他の実施例であり、左右押
し部材41の奥行き方向の長さが前後のベンドラック1
2の長さに相当している。42は貯蔵庫5のほぼ全幅の
前後押し部材で、左右に設けたガイドレール部材43内
を移動するキャリッジ44により移動する。また45は
駆動軸で前後駆動モーター46にて駆動する。なお同一
機能の部分については、同一符号を付し説明を省略す
る。
【0022】図5において、電子レンジ20のドア21
は周知のように図示しないドアラッチが設けてあり、こ
の開閉をカム47にて行うラッチ開閉機構48と、ドア
21の開閉を4節リンク49で行うドア開閉機構50を
有している。
【0023】図6において庫外搬送装置25は、略コ字
状のフレーム51にモーター(図示せず)にて回転する
駆動スプロケット52に係合した上下に張設するチェン
53を有する。このチェン53にはスライドガイド54
のキャリヤー55が取りつけられ、上下移動体56を固
定してある。上下移動体56には平行リンク57にてト
レー載置部26を連結している。また、トレー載置部2
6に直線運動と曲線運動をさすために、平行リンク57
の一方のバー58にはフレーム51の内壁に設けたカム
トラック59に係合するカムレバー60が固定してあ
る。このカムトラック59はトレー載置部26に直線運
動を与える直線部61と曲線運動を与える曲線部62を
連設しており、商品出口15の位置と、搬出口3の位置
との間を直線運動、搬出口3の位置と電子レンジ20の
トレーラック24間を曲線運動を行う。また63はトレ
ー載置部26に設けたガイド孔で、図7に示すトレー2
3の下面にもうけた2対のガイドピン64、65のうち
ガイドピン64が係合し位置決めを行う。またガイドピ
ン65はトレーラック24のガイド孔66(図2)に係
合し位置決めを行う。
【0024】次ぎに図8を参照しながら上記構成の動作
を説明する。コインの投入後、商品選択が行われると
(STEP1)、選択されたベンドラック12のスパイ
ラル体13の駆動と(STEP2)、扉16の開動作が
行われて(STEP3)、庫外搬送装置25の上昇直線
駆動により、トレー23を商品出口15を通って底壁8
の僅か下方まで上昇さす(STEP4)。このとき庫内
搬送装置17の左右押し部材18と前後押し部材19を
順次駆動し(図4の他の実施例の場合は逆に前後押し部
材42、左右押し部材41の順)、ベンドラック12よ
り落下した商品2を商品出口15に導きトレー23上に
載置する(STEP5)。次に庫外搬送装置25を旋回
下降し(STEP6)、トレー載置部26上のトレー2
3、商品2を開状態のドア21のトレーラック24上に
受け渡す。この間に扉16の閉動作(STEP7)、庫
内搬送装置17のリセットが行われる(STEP8)。
その後、ドア21が閉鎖され所定時間加熱調理される
(STEP9)。調理が完了すると、ドア21が開き
(STEP10)、庫外搬送装置25を旋回上昇し、ト
レー23、商品2をトレー載置部26上に再び載置し、
搬出口3の対向位置にて停止する(STEP11)。す
ると搬出装置27が作動して商品を搬出口3へ押し出し
(STEP12)、商品を取り出し得る位置に移送する
ものである(STEP13)。
【0025】以上が通常の販売モードであり、図8に示
す点線のフローは空運転のモードを示すものである。即
ちタイマー66、庫内温度センサ67により扉16ある
いは庫内搬送装置17を販売の有無に係りなく、例えば
夜間の販売チャンスの少ないとき、またはデフロスト完
了後の1時間後、あるいは停電、メンテナンス等により
再冷却運転がなされるとき、さらに庫内温度が0℃近辺
に対した時等設定された条件に適合した状態にあること
を空運転制御手段68で判定した時に空運転を行う。
【0026】従って、庫内搬送装置17の回転、摺動部
や扉16のシール部の霜の発達や局所的氷塊の発達を防
止できる。
【0027】またかかる空運転は販売のステップが優先
するので、たとえ空運転と販売が同時になるときでも、
販売のサイクルタイムが長くなることはない。
【0028】
【発明の効果】本発明はかかる構成により、貯蔵室内の
庫内搬送装置あるいは扉の可動部が着霜、氷結等により
動作不動を防止でき販売動作の安定性を向上できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品加熱自動販売機の一実施例を示す
ブロック図
【図2】本発明の食品加熱自動販売機の内部構成の一実
施例を示す斜視図
【図3】庫内搬送装置の一実施例を示す斜視図
【図4】庫内搬送装置の他の実施例を示す斜視図
【図5】電子レンジの一実施例を示す斜視図
【図6】庫外搬送装置の一実施例を示す斜視図
【図7】トレーの一実施例を示す斜視図
【図8】本発明の食品加熱自動販売機の動作を示すフロ
ーチャート
【図9】従来の食品加熱自動販売機を示す断面図
【符号の説明】
2 商品 5 貯蔵庫 6 ローディング扉 8 底壁 12 ベンドラック 15 商品出口 16 扉 17 庫内搬送装置 18 左右押し部材 19 前後押し部材 20 レンジ 21 ドア 23 トレー 24 トレーラック 25 庫外搬送装置 26 トレー載置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奧田 誠 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 木村 義人 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−276295(JP,A) 特開 平2−294899(JP,A) 実開 昭55−165383(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を冷蔵、冷凍などの温度帯にて収納
    し、内部に複数のベンドラックを有し、所定の箇所に商
    品出口とこの商品出口を開閉する扉を備えた底壁と、ロ
    ーディング扉とを有する貯蔵庫と、前記底壁の各所に落
    下した食品を前記商品出口に押し集める庫内搬送装置
    と、前記貯蔵庫の下方に位置し、トレーラックをドア内
    面に設けた食品加熱用のレンジとを備え、前記扉と前記
    庫内搬送装置の双方または一方を販売とかかわりなく空
    運転を行うことを特徴とする食品加熱自動販売機。
  2. 【請求項2】 庫内搬送装置または前記扉の空運転はデ
    フロストの完了後所定時間後に行なわれることを特徴と
    する請求項1記載の食品加熱自動販売機。
  3. 【請求項3】 庫内搬送装置または前記扉の空運転は冷
    却器の停止後の再起動後に行なわれることを特徴とする
    請求項1記載の食品加熱自動販売機。
  4. 【請求項4】 庫内搬送装置または前記扉は前記貯蔵庫
    の庫内温度が所定温度以上に達したとき行なわれること
    を特徴とする請求項1記載の食品加熱自動販売機。
  5. 【請求項5】 空運転と販売が同時に行なわれる際は、
    販売を優先する請求項1記載の食品加熱自動販売機。
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JPH06314374A JPH06314374A (ja) 1994-11-08
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