JP2733313B2 - シリアル記録装置 - Google Patents

シリアル記録装置

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JP2733313B2
JP2733313B2 JP1166392A JP16639289A JP2733313B2 JP 2733313 B2 JP2733313 B2 JP 2733313B2 JP 1166392 A JP1166392 A JP 1166392A JP 16639289 A JP16639289 A JP 16639289A JP 2733313 B2 JP2733313 B2 JP 2733313B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録シート等の記録媒体に記録ヘッドによ
り記録を行う記録装置に関し、特に記録媒体の巾方向に
記録ヘッドを搭載するキャリヤをシリアル移動させるシ
リアル記録装置に関する。
〔従来の技術〕
以下、シリアル記録装置を例にあげて説明する。
従来のシリアル記録装置は、装置本体の左右の枠部材
の間に、キヤリヤを案内するためのガイド軸を固定する
とともに、記録シートを搬送するシート送りローラやガ
イドローラの軸を回転自在に軸支する構造になってお
り、前記キヤリヤの移動範囲や前記ローラの軸の長さは
記録可能な最大シート巾をカバーする寸法に設定されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、記録可能な最大シート巾の決定は、稀であ
っても、使用する可能があれば、そのシート巾を考慮し
て行われるため、日常使用するシート巾より格段に広い
巾になるのが一般的である。このため、記録装置の巾寸
法も日常の用途から見れば必要以上に大きくなってしま
うのが一般的である。
しかし、シリアル記録装置の巾方向中間部は、単にキ
ヤリヤの移動距離を確保するだけの空間であるため、前
述のように稀にしか使用しない記録シートを考慮した巾
の大きい記録装置を使用することは、スペース的にも不
経済になる可能性が大であった。
そこで本発明の目的は、記録実行可能状態と、該記録
実行可能状態からケース及び該ケース内の前記記録媒体
搬送機構の巾寸法を短縮した収納状態と、の間の変形に
応じてキャリヤのシリアル移動範囲が伸縮する際にも、
記録実行可能状態において、駆動力伝達部材による駆動
源からキャリヤへの駆動力の確実な伝達を可能とするシ
リアル記録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するための手段は、ケース及び該ケー
ス内の記録媒体搬送機構をキャリヤの移動方向に伸縮さ
せることにより、記録実行可能状態と、該記録実行可能
状態からケース及び該ケース内の前記記録媒体搬送機構
の巾寸法を短縮した収納状態と、に変形可能なシリアル
記録装置であって、前記キャリヤをシリアル移動させる
駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源が発する駆動力
を前記キャリヤへ伝達する駆動力伝達部材と、前記シリ
アル記録装置の前記記録実行可能状態と前記収納状態と
の間の変形に応じて、前記駆動力伝達部材の前記キャリ
ヤ移動方向の長さを調節する調節手段と、を有すること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は巾方向に伸縮可能なシリアル記録装置の一実
施例の使用状態での斜視図であり、第2図は第1図の線
II−IIから見た部分図、第3図は第1図の記録装置の縮
小(収納)状態での斜視図である。
第1図〜第3図において、図示のシリアル記録装置
は、ケース1・2および該ケース内の記録機構をキヤリ
ヤの移動方向(矢印A方向)に伸縮させることにより巾
寸法が増減し、収納時には第3図に示すごとき最小巾に
縮小出来るよう構成されている。
前記ケースは、メインスイツチ(電源スイツチ)3、
各種のタツチスイツチ4(サイズ設定、枚数設定、濃度
設定等)およびパソコン等の外部入力機器と接続するた
めのインターフエースコネクタ5が設けられた本体側の
一半分1の外面にカバー側の他半分2をスライド可能に
嵌合させた構造になっている。そして図示のA4サイズの
位置の他に、B5サイズやハガキサイズなどの巾が小さい
位置、並びにB4やA3などの巾が大きい位置など、使用す
る記録シート6の巾に応じた枚数の位置でクリツクアク
シヨンで保持することにより自由に巾寸法を選定しうる
構造になっている。
すなわち本実施例では、装置本体の外側ケースを2分
割して、ケース1の前側板1aに設けた凹部状レール1c
に、ケース2に設けた凸部2aを係合させて、ケース1に
対してケース2を摺動可能にしたものである。なお、前
記凸部2aはプラスチツクス等の弾性部材で形成されてお
り、この凸部2aが記録シートの各種サイズに応じて設け
られたレール1cの切欠き1dに嵌合することによって、ケ
ース2をクリツクアクシヨンで留めることができる。こ
こでケース1には、前記メインスイツチ3を前側面1aか
ら突出して設け、またタツチスイツチ3を上面1bの凹部
に設け、さらにこの上面1bにはサイズ表示部a・b・c
を設けたものである。またケース2には、前記タツチス
イツチ3と対向する位置に切欠き2b,及びケース2を摺
動する際の把部2cが設けられている。
そこで装置不使用時には、第3図に示すごとく、ケー
ス1・2を互いに奥まで押し込んで最小巾(収納巾)の
位置にクリツクアクシヨンで保持しうる構造になってい
る。
さらにケース1・2の上面1bには、記録を行うための
記録シート6を挿入するためのスリツト状の挿入口7お
よび記録終了後の記録シート6を排出するための排出口
8が両ケース1・2にまたがって形成されている。この
挿入口7および排出口8の長さは、ケース1・2の巾寸
法に応じて変化し、使用されるシート6を挿通するのに
適した値に設定される。
第1図および第3図から明らかなごとく、各ケース1
・2を充分に押し込んで記録装置の巾寸法を最小にした
状態(第3図)では、本体側のケース1の後側面1cの凹
部に設けたパソコン等の外部入力と接続するためのイン
ターフエースコネクタ5およびスイツチ類4はカバー側
のケース2によって完全に覆われ、記録装置内部へホコ
リ等が侵入しないようにカバーされている。なお、ケー
ス2の内面に凹部を設けて、スイツチ類4等がケース1
の上面から突出するようにしても良い。
こうして、伸縮可能に嵌合されたケース1・2自体に
よって、コネクタ5やスイツチ類4の保護カバーが形成
され、別部品を必要とせずに、スイツチ類やコネクタか
ら装置内の制御回路等へのホコリが侵入することのない
防塵構造が構成されている。
また、本体側のケース1の側面1aに装着されたメイン
スイツチ3は、記録装置(ケース1・2)の巾寸法が最
小またはその近くに達した時、ケース2の閉じ方向の動
きに連動してケース2の切欠き2bがスイツチ3と係合し
てスイツチ3をOFF位置へ移動することによって、装置
全体の電源がオフになるよう配置されている。これによ
って、印字終了後収納するだけでメインスイツチ3を確
実にオフにすることができ、電源切り忘れの問題をなく
することができる。
さらに、ケース1・2のそれぞれの底面にはゴム状弾
性材の台座10が取り付けられており、本体側に取り付け
た台座10は、第3図に示すごとく、各ケース1・2を奥
まで嵌合させた時最小巾(収納巾)を規制するストッパ
として機能する。
第4図は伸縮可能なシリアル記録装置の別の実施例の
斜視図であり、第5図は第4図中の板部材の枢着部の断
面図であり、第6図は第4図の記録装置の使用状態の斜
視図であり、第7図は第4図の記録装置の不使用(保管
・収納)状態の斜視図である。
第4図〜第7図の実施例も、第1図〜第3図の実施例
と同様、ケース1・2および該ケース内の記録機構(第
8図参照)をキヤリヤの移動方向に伸縮させることによ
り巾寸法が増減するよう構成されている。
本実施例においては、後述する機構によってケース1
・2に、左右方向の軸心Bを中心に回動可能にかつ左右
方向にスライド(摺動)可能に板部材11(開閉部材)を
取り付け、該板部材11を立てて第6図に示す使用状態
(開放状態)にすることにより挿入口7へ挿入する、あ
るいは排出口8から排出される記録シート6を保持する
ためのシートサポートが構成され、ケース1・2を最小
巾(収納)状態にして第7図に示すように倒す(ケース
1上面1bに伏せる)ことによりケース1・2上のカバー
が形成されるような構造になっている。なお、2eはロツ
ク部材で、板部材11の係止部2gと係合することによっ
て、板部材11を開鎖状態に維持する。
さて、前記板部材11の開閉機構は、第5図に示すよう
にケース1・2にまたがって構成された基部13に、ケー
ス1・2のシート挿入口7に沿って設けられた円形溝13
に板部材11と一体の玉緑部(軸部)12を回動可能に嵌合
させることにより、ケース1・2の巾方向にスライド可
能にかつ軸心Bを中心に回動可能に装着されている。な
お、この板部材11の開放状態の維持は、その後面11aを
基部13の上面13bに当接させることによって行われる。
第4図は、前記板部材11を立てる(開放する)ととも
に、ケース1・2を所定巾(A4サイズ)まで伸ばした状
態を示す。ここで、第6図に示す板部材11の使用状態
(開放状態)では前記板部材11をシート挿入口7の中央
位置までスライドさせ、記録シート(不図示)をバラン
スよく保持できる位置にセツトされ、シートサポータが
構成されている。
なお、板塗材11の玉緑部12とケース1・2の溝13との
嵌合は、操作者が手動で板部材11をスライドさせること
はできるが、任意の位置に摩擦力保持できるような緊締
嵌合にすることが好ましく、場合によっては、クリツク
アクシヨンでシートサイズに呼応した位置に保持する構
造にすることもできる。
第4図〜第7図に示した伸縮可能なシリアル記録装置
は、以上説明したように、使用時にはシートサポータと
して、不使用時にはカバーとして機能する折りたたみ式
の板部材11を追加した点で第1図〜第3図の実施例構造
と相違しており、その他の部分では実質上同じ構造をし
ている。
したがって、第4図〜第7図に示す実施例でも第1図
〜第3図中の各部分に対応する部分を同じ番号で表示
し、それらの詳細説明は採用する。
第4図〜第7図に示すケース構造によれば、第1図〜
第3図に示す場合と同じ作用効果が得られる他、板部材
11を設けることにより、簡単かつコンパクトな構造でシ
ートサポータおよびカバーを兼ねる機構を得ることがで
きる。
さて、第8図は本発明による伸縮可能なシリアル記録
装置の内部構造の斜視図であり、第1図〜第7図で説明
したケース1・2の内部にこの第8図の構造が組込まれ
ている。
第8図において、一方のケース1には左ベース15およ
び左側板16が固定され、他方のケース2には右ベース17
および右側板18が固定されている。したがって、左ベー
ス15および左側板16と右べース17および右側板18は、ケ
ース1・2の伸縮と一体になってキヤリヤ移動方向に相
対移動し、その間に支持された記録機構も伸縮する。な
お、ベース17には、スライド方向に沿って2本の溝部17
aが設けられており、ベース15の底面にはダボ15aが設け
られている。そこでケース1・2のスライド時、ダボ15
aが溝部17aに係合して移動するので、ケース1・2のス
ライドは良好に行われる。
まず、左右の側板16・18には、伸縮可能な送りローラ
軸20が回転自在に軸支されている。また、該送りローラ
軸20の前方には、これと平行に伸縮可能なガイド軸21が
固定されている。そして、前記送りローラ軸20の両端部
すなわち側板16・18のすぐ内側の部分には、硬質ゴム等
で作られたシート送り駆動ローラ22A・22Bが固定されて
いる。このシート送り駆動ローラ22A・22Bは、軸20を介
してシート送りモータ27によって駆動される。
ここで前記送りローラ軸20および前記ガイド軸21は、
ケース1・2の伸縮による両側側板16・18間の間隔の増
減に応じて自由に伸縮する構造になっている。
次に前記送りローラ軸20およびガイド軸21の伸縮構造
について説明する。
第9図は送りローラ軸20およびガイド軸21の伸縮自在
のスライド嵌合部の断面を示し、第10図は第9図の片方
の軸の断面を示す。
すなわち、送りローラ軸20およびガイド軸21は互いに
軸方向のアリミゾで摺動可能に連結された2分割構造に
なっており、左右の各半分20A(21A)・20B(21B)はそ
れぞれ第10図に示すように相手嵌入部分が欠落した部分
円弧状の断面形状をしている。そして、左右の軸部20A
(21A)・20B(21B)は互いに摺動可能に嵌合挿入さ
れ、さらに軸20の中間部分の外周にはローラ22A・22Bに
よって搬送されてくるシート6(第1図)の中間部分を
支持するためのガイドローラ24が軸方向に摺動自在に嵌
合されている。すなわち、ローラ24の内径24aが軸20の
外径よりも僅かに大きく構成されており、ローラ24は軸
20にそって摺動可能に、また空回転可能に設けられてい
る。
そしてさらに、前記ガイドローラ24の両側端面と左右
の送りローラ22A・22Bの内側端面との間には、軸20に嵌
合された等しい弾性力の圧縮コイルスプリング23A・23B
が装着されている。したがって、ガイドローラ24は、軸
20が伸縮する時でも両側からスプリング23A・23Bの等し
いばね力を受けて該軸20上の所定位置(通常ほぼ中央位
置)に弾性保持されるようになっている。
さらに、左右の側板16・18には、左右の送りローラ22
A・22Bの記録シート侵入側にばね力で圧接されるピンチ
ローラ25(左側のみ図示)が軸支されている。すなわち
ピンチローラ25は、圧縮ばね25aによって付勢されてお
り、軸25cを中心にして回動可能なレバー25bによって保
持されており、ローラ22A・22Bに押圧している。さら
に、左右の送りローラ22A・22Bの周面に沿って、周面と
の間に所定隙間を形成してシート押さえとして、及びシ
ートのガイドとして機能するペーパーパン26A・26Bが固
定されている。
以上のシート送り機構によれば、左右のシート送りロ
ーラ22A・22B、左右のシート押さえ26A・26B、及び左右
のピンチローラ25の間隔もシート巾に応じて伸縮するこ
とができるので、シート巾に関係なく、常にシート6の
巾方向両端部にシート送り力を付与することができ、円
滑で斜行送りの無い正確なシート送りを達成することが
できる。
なお、前述実施例では、ガイドロール24を軸20に空回
転可能に設けた例を示したが、ガイドローラ24を軸20に
係止させて、ガイドロール24に駆動力を与えるよう構成
しても良い。この際には、スライド方向に沿って軸20に
長細状の溝を設けて、またローラ24の内面にはタボを設
ける。このようにして、前記溝にダボを係合させること
によって、ローラ24は軸20の回転にしたがって駆動回転
するとともに、ローラ24は軸20のスラスト方向には摺動
可能である。このように構成することによって、小サイ
ズの記録シートの搬送には特に有効である。
また前記ガイド軸21にはキヤリヤ28が摺動自在に案内
支持されている。そして該キヤリヤ28上には記録ヘツド
31が搭載されている。ここで、図示の記録ヘツド31はイ
ンクタンク付きのインクジエツト記録ヘツドの場合を示
し、該ヘツド31の前面には画像情報に応じて駆動する電
気熱交換素子の作用によって、飛翔的インク滴を形成す
るための複数個のインク吐出口(図示せず)が設けられ
ている。したがって、インク滴は吐出口から記録シート
6に向って飛翔して記録を行う、所謂インパクト方式の
ものである。
前記ガイド軸21も、前記送りローラ軸20の場合と同じ
ように、互いに軸方向のアリミゾで摺動可能に連結され
た2分割構造になっており、左右の各半分21A・21Bはそ
れぞれ第9図および第10図に示すように相手嵌入部分が
欠落した部分円弧状の断面形状をしている。
こうして、ガイド軸21もケース1・2とともに装置の
巾方向伸縮に応じて伸縮可能に構成されている。
なお、ガイド軸21はキヤリヤ28を正確に摺動案内する
必要があることから、第9図および第10図に示すような
段が生じない断面形状にする必要があるが、前述の送り
ローラ軸20の方は回転力伝達可能に接続されていれば充
分であり、途中で段が生じてもよい。
さて、第11図(A)・(B)に送りローラ軸20の別の
実施例の嵌合連結部の断面図及び側面図を示す。
すなわち、軸20の一半部分20Aと他の半分20Bとを角形
プランジヤと角形シリンダなどに類似の段付き形状にし
てもよい。
さて第8図において、キヤリヤ28を往復動させるキヤ
リヤモータ32はキヤリヤ28自体に搭載されている。そし
てラツク33に噛み合うピニオン34を回転させることによ
り、該ラツク33に沿ってキヤリヤ28を移動させる構造に
なっている。すなわち、第12図に示す通り、キヤリヤ28
上に設けられたモータ32のモータ軸32aと一体のピニオ
ン34が前記ラツク33に噛み合いながら回転し、モータ32
の回転方向に応じてキヤリヤ28を左方向あるいは右方向
へ移動する。ここで前記ラツク33も、前記ガイド軸21と
同様に伸縮する必要があり、図示の例では巻取り可能な
コンベツクス型の巻尺で伸縮可能なラツク33を構成して
いる。またこのラツク33は、第12図に示すごとく、座屈
防止のため断面を円弧状にした帯板(通常鋼板製)に所
定ピツチで噛合い孔35を形成した構造になっている。そ
こで第8図に示す通り、前記ラツク33を構成する帯板
は、先端を右側板18に結合され、基端部はベース15に固
定されたコンベツクス型のケース36内に結合され、該ケ
ース36内のゼンマイ(図示せず)によって常時巻き込み
方向に付勢されている。そこで、ラツク33はケース1・
2の伸縮に応じて繰り出されたり、あるいは巻き取られ
る。
またキヤリヤ28の前記ガイド軸21との嵌合部と反対の
部分には支持ローラ37が設けられ、該支持ローラ37はキ
ヤリヤ28の移動に伴いベース15・17上面に敷設されたレ
ール38A・38B上を転動していく。したがって、キヤリヤ
28は、前記ガイド軸21と前記レール38A・38Bによって案
内支持され、所定の姿勢で正しく往復移動することがで
きる。なお、ベース15にはレール38Aと並んで長細状に
切込み15aが設けられており、ベース17に設けられたレ
ール38Bはこの切込み15a内を進み、両レール38A・Bの
上面は高さが等しい。
第13図〜第15図は、それぞれキヤリヤ28の駆動装置の
第2,第3,第4の構成例を示す。
第13図に示す第2の構成例においては、キヤリヤ駆動
用のモータ32は右側のベース17上に固定され、該モータ
32で回転される巻回ドラム42と左側のベース15上に設け
た引張りプーリ43とに巻回されかつ両端がキヤリヤ28に
結合されたワイヤ44を介してキヤリヤ28を駆動するよう
構成されている。ここで引張りプーリ43はベース15に他
端を連結されたばね45で常に矢印C方向に付勢され、こ
れによって、ワイヤ44に所望の張力が常に与えられてい
る。そこでケース1・2の伸縮に応じてばね45が伸縮す
るので、ケース1・2の伸縮に良好に対応することがで
きる。インクタンク付きの記録ヘツド31を搭載したキヤ
リヤ28は、第8図の第1の構成例の場合と同様、伸縮可
能なガイド軸21およびレール38A・38Bによって案内支持
されている。なお、第13図中の番号46・47はそれぞれワ
イヤ44を案内するガイドプーリを示す。
第14図の第3の構成例において、第8図中のガイド軸
21の代わりに、張力を付与されたワイヤ48が使用されて
いる。このワイヤ48は、一端を右側の側板18に連結さ
れ、他端にはベース15との間に張設したばね49によって
常に引張り力が付与されている。図示の例では、ワイヤ
48の途中はベース15上に軸支したガイドプーリ51によっ
て案内され、前記ばね49はベース15上に植設したピン15
cとワイヤ48の端部48aとの間に接続されている。なお、
第14図に示したキヤリヤ駆動装置は、ガイド軸21の代わ
りに、以上説明したワイヤ48でキヤリヤ28を案内支持す
る機構を採用する点で第8図中のキヤリヤ駆動装置と相
違しているが、その他の構成は実質上同じであり、それ
ぞれ対応する部分を同じ番号で表示し、その説明を採用
する。
第14図に示した構成によっても、ばね49によってワイ
ヤ48に所定の張力を付与するので、記録装置の巾方向の
伸縮に応じてキヤリヤ28の移動範囲を伸縮させ、該キヤ
リヤ28を走査駆動することができる。
第15図に示す第4の構成例においては、キヤリヤ駆動
用のモータ32は右側のベース17上に固定され、該モータ
32で回転駆動される巻回ドラム42によってキヤリヤ28駆
動用のワイヤ52が駆動される。前記ワイヤ52は、両端で
キヤリヤ28に連結され、エンドレス状に張設されてい
る。すなわち、前記巻回ドラム42に複数回巻付けられた
ワイヤ52は左側のベース15上に設けられた可動シーブ
(引張りプーリ)53をまわってキヤリヤ28の両端に接続
され、該可動シーブ53をベース15のピン15cとの間に張
架したばね54で引張ることにより、装置の伸縮にかかわ
らず、ワイヤ52に常時所定の張力を付与するよう構成さ
れている。なお、28aは貫通孔であり、ワイヤ52はこの
貫通孔28a内を通過する。なお、第15図中の番号55A,55
B,55C,55Dはワイヤ52の方向を転換するためのガイドプ
ーリである。
このように第15図に示したキヤリヤ駆動装置にあって
は、ワイヤ52によってキヤリヤ28の駆動および案内が行
われている。すなわち、第8図中の伸縮可能なガイド軸
21およびコンベツクス型の巻取り式ラツク33の代わりに
前述の構成のワイヤ52が使用されている。
第15図の第4の構成例は、以上述べた点で第8図のキ
ヤリヤ駆動装置と相違しているがその他の部分は実質上
同じであり、キヤリヤ28には左右のベース15・17上に敷
設されたレール38A・38B上を転動する支持ローラ37が軸
支されている。
第15図に示した構成によっても、ばね54によってワイ
ヤ52に所定の張力を常時付与しているので、記録装置の
巾方向の伸縮に応じてキヤリヤ28の移動範囲を伸縮さ
せ、キヤリヤモータ32によってキヤリヤ28を走査駆動す
ることができる。
さらに、第8図に示す実施例において、左側のベース
15上には、キヤリヤ28が左端のホームポジシヨンに来た
とき記録ヘツド(インクジエツトヘツド)31のインク吐
出口面(印字面)を密閉するキヤツプ手段57が設置され
ている。
第8図に示す通り、前記キヤツプ手段57は、キヤリヤ
移動方向に沿って設けられたガイドピン58にスライド可
能にかつ回動可能に軸支されたキヤツプホルダー59と、
該キヤツプホルダー59の前面(記録ヘツド31の印字面に
対向する面)に取り付けられたゴム状弾性体のキヤツプ
61と、前記キヤツプホルダー59をホームポジシヨンとは
反対方向に(右向き)にしかもキヤツプ61が後退する
(ヘツド31から離れる)方向へ付勢するばね62と、前記
キヤツプホルダー59のスライド位置に応じて該キヤツプ
ホルダーの回動位置(キヤツプ61の離隔、圧接位置)を
規定するカム63とで構成されている。
前記キヤツプホルダー59には、キヤリヤ28が左端(ホ
ームポジシヨン)へ接近した時、該キヤリヤ28のホーム
ポジシヨン側に設けられたフツク部64に係合する突起65
が設けられている。
そこで、以上のキヤツプ手段57によれば、キヤツプ28
が左端へ移動してくると、キヤリヤ28に設けられたフツ
ク64が突起65に係合し、右方へばね付勢されているキヤ
ツプホルダー59がガイドピン58に沿って左方へ移動す
る。そしてキヤツプホルダー59は、左方へ移動するに従
い、ストツプ支持部でもあるカム63の形状によって、キ
ヤツプ61が前進して(ヘツド31の方向)ヘツド31の印字
面(インク吐出口を有する面)に圧接する方向へ回動変
位させられる。こうしてキヤリヤ28のホームポジシヨン
への移動によって、記録ヘツド31の印字面はキヤツプ61
によって自動的に密閉される。なお、キヤリヤ28がホー
ムポジシヨンから右方へ移動すると、前述とは逆の動き
で、キヤツプ61は自動的にヘツド31から離れる。
また、さらに本実施例では、第8図に示す通り、左側
のベース15上には記録装置を制御するコントロール基板
67が装着されており、該コントロール基板とキヤリヤ28
上のヘツド駆動回路との電気接続はフレキシブル配線68
によって行われている。ここで第16図および第17図に、
記録装置が伸縮する時の前記フレキシブル配線68の案内
(弛み取り)手段の動作を示す模式的平面図を示す。
第8図、第16図および第17図において、巾方向伸縮時
にはキヤリヤ28に対しては右側のベース17の方が移動す
ることになるが、このベース17上に前記フレキシブル配
線68の途中に係合しガイドピンとして機能する突起69が
植設されている。そして左側のベース15には、前記突起
69が貫通しその移動を許すための溝孔71が形成されてい
る。
そこで記録装置の伸縮の度合いが一定以上になると、
フレキシブル配線68が記録機構や枠部材などの他の部材
に接触して不自然に湾曲し、キヤリヤ28の移動時に該フ
レキシブル配線が他の部材と摺れたり噛み込んだりして
損傷する可能性があるが、本実施例では、第17図に示す
ごとく、記録装置を収縮させるとき前記突起69をガイド
ピンとしてフレキシブル配線68をたぐり寄せるので、該
フレキシブル配線のひっかかりや損傷を防止することが
できる。
次に、非キヤツピング時装置本体縮小阻止機構につい
て説明する。第8図に示すシリアルインクジエツト記録
装置においては、キヤリヤ28がホームポジシヨンに来て
記録ヘツド31の印字面がキヤツプ61で密閉されない限
り、記録装置を第3図または第7図に示す最小巾(収納
状態)まで縮小できないよう構成されている。
すなわち、印字途中で電源が切れたり停電するなどし
てキヤリヤ28がホームポジシヨン以外の位置で停止した
まま、記録装置を縮小して不使用保管状態にすると、記
録ヘツド31のインク吐出口を長時間大気中に放置するこ
とになり、インクが乾燥して固形成分がインク吐出口に
固着したり、ほこりがインク吐出口に付着したりして、
印字再開時に記録動作を立ち上がらせるのが非常に困難
になる場合がある。しかしながら、第8図に示す本実施
例では、キヤリヤ28がホームポジシヨン(ヘツドキヤツ
プ位置)にある時に限って、記録装置を最小巾(収納状
態)に収縮しうるよう構成することにより、インク吐出
口が長時間大気に晒されることによる上記インク吐出口
目詰まりの問題の解決が図られている。
すなわち、第18図は、記録ヘツド31がキヤツプされ
ず、記録装置を最小巾まで縮小できない状態を示し、第
19図は記録ヘツド31がキヤツプされ、最小巾まで縮小さ
れる状態を示す模式的平面図である。
第8図、第18図および第19図に示す通り、左側のベー
ス15の前記溝孔71は充分に左方位置まで長く形成されて
おり、該溝孔71には右側のベース17に植立されたロツク
ピン72が貫通しスライド可能に遊嵌されている。一方、
左側のベース15の前記溝孔71の左端近傍の位置には、ベ
ルクランク状のロツクレバー73がばね75によって時計方
向に付勢されて、軸73aを中心にして回動可能に軸支さ
れている。前記ロツクレバー73は通常ばね75によってピ
ン73bに当接し、そのストツパ部76が溝孔71を遮断する
位置(第8図、第18図)へ付勢されている。
一方、前記ロツクレバー73には、キヤリヤ28がホーム
ポジシヨン(キヤツプポジシヨン)に達した時、前記押
圧アーム74が衝突し該ロツクレバー73をばね75の弾性力
に抗して開放位置(第19図)へ回動させる作用部77が設
けられている。
また、キヤリヤ28の下端には、前記ロツクレバー73を
開放位置へ回動させるための押圧アーム74が設けられて
いる。
そこで、キヤリヤ27がホームポジシヨンに達せず、ヘ
ツド31がキヤツピングされていない時には、ロツクレバ
ー73のストツパ部76が溝孔71を遮断しており、ケース2
に設けられたロツクピン72の本体縮小方向への移動を規
制することによって、ケースが所定幅(例えば、保管
幅)まで小さくなることを防止する。したがって、ヘツ
ド31をキヤツピングすることなしに、装置を保管してし
まうことを防止できる。一方、キヤリヤ28がホームポジ
シヨンに到達してヘツド31がキヤツピングされている時
には、アーム74が作用部77と当接してレバー73を反時計
方向へ回動させるので、ストツパ部76が溝孔71を遮断す
る遮断位置から退避して、ケース2の縮小方向への移動
を遮ることはない。したがって、ヘツド31がキヤツピン
グされているときには、装置を小型化して保管すること
ができる。
以上のようなロツクピン72、ロツクレバー73および押
圧アーム74によって、キヤリヤ28上のインクジエツトヘ
ツド(記録ヘツド)31がキヤツプ位置に復帰する動きで
解除されるストツプ部材76を設け、該インクジエツトヘ
ツド31がキヤツプ位置より外れた位置にあるとき第18図
のように前記ストツプ部材(ストツパ部)76によってロ
ツクピン72をストツプさせて記録装置の収縮動作を阻止
するキヤツプ忘れ防止機構が構成されている。
次に、シート巾センサについて説明する。
前述した通り本実施例においては、第8図において、
右側のベース17上に設置された前記シート巾センサ41
が、記録装置の伸縮度合いすなわち巾寸法を電気的に検
出する巾検出手段を構成する。
このシート巾センサ41は、キヤリヤ28の走査範囲内に
設けられ、該キヤリヤ28が走査(移動)して来た時に光
学的あるいは磁気的など適当な寸法で作動され、この作
動時のキヤリヤ28の位置から該キヤリヤ28の往復動可能
範囲すなわち記録装置の巾寸法(伸縮度合い)を検出す
るよう制御回路に接続されている。
換言すれば、プログラムによって、シート巾センサ41
からコントロール基板67上の制御回路へ伝達される検出
信号のタイミングとキヤリヤ28の位置情報とから巾寸法
を演算できるよう構成されている。
このようなシート巾センサ(巾検出手段)41によれ
ば、使用者によるシート巾指定操作を不要にすることが
でき、記録装置本体の伸縮に応じたキヤリヤ28のマージ
ンセツトおよに印字書式設定の制御も実施可能になる。
第20図および第21図は、それぞれ、上記シート巾セン
サ41に代わる巾検出手段の第2構成例および第3構成例
を示す部分斜視図である。
第20図に示す第2構成例においては、左側のベース15
のコントロール基板67に設けられた抵抗体パターン81お
よびコモンパターン82と、右側のベース17に取り付けら
れ前記各パターン81・82上を摺動する板ばね状の接点83
とによって、巾検出手段が構成されている。
この第20図に示す巾検出手段によれば、記録装置(ま
たはそのケース1・2)の伸縮と同期して前記接点83を
前記抵抗パターン81上を摺動させる時の抵抗値の変化量
によって、記録装置の巾寸法(伸縮度合い)を無段階に
検出することができる。
第21図の巾検出手段の第3構成例においては、左側の
ベース15上のコントロール基板67に所定の間隔で複数の
押しボタン式のスイツチ85A・85B・85Cが設けられ、右
側のベース17には伸縮に応じて前記複数のスイツチ85A
・85B・85Cを順次押圧するよう配置された押圧片86が設
けられ、これらのスイツチおよび押圧片によって巾検出
手段(伸縮度センサ)が構成されている。
こうして、ゲース1・2の伸縮動作が作動する複数の
スイツチ85A・85B・85Cで構成された段階検出式の巾検
出手段が設けられている。
第20図および第21図に示す巾検出手段によれば、シー
ト巾指定をすることなく伸縮のみによって記録時の印字
書式設定(マージンセツト)も同時に制御しうるという
効果に加えて、コントロール基板67を利用して検出信号
発生部を配置したので、余分の配線およびそのための部
材が不要になり、スペース削減およびコスト低減を図り
うるという効果が得られる。なお、97は例えばメモリ,C
PU,IO等のトランジスタ、98はブザーで各種の警告等を
発するものである。
第22図は以上説明した本発明による伸縮可能なシリア
ル記録装置の制御系のブロツク図である。
第22図において、記録装置の中央演算回路(制御回
路)88は、インターフエース回路89を介してホスト90に
接続され、指令(コマンド)情報および記録データを受
取り、ヘツドライバ回路91を介して記録ヘツド31を駆動
し、モータ駆動回路92を介してキヤリヤモータ32を駆動
し、さらに、モータ駆動回路93を介してシート送りモー
タ27を駆動する。
また、接続回路88には記録データを蓄える記憶部(RA
M)94が接続され、さらに、該制御回路88に対しては、
ホームポジシヨンセンサ39からキヤリヤ28の基準位置検
出信号が入力され、シートセンサ95からは記録シート6
の有無検出信号が入力され、シート巾センサ41等から成
る巾検出手段96からはキヤリヤマージン検出信号が入力
され、これらの検出信号に基づいて記録動作が制御され
る。
第23図は第22図の制御系によるキヤリヤ28のマージン
セツト動作のフローチヤートである。
第23図において、ステツプ100で電源オンまたはキー
操作することにより、ステツプ101でイニシヤライズ
(初期化)を行った後、ステツプ102でキヤリヤモータ3
2を駆動してキヤリヤ28を走査移動させる。
このキヤリヤ28の走査移動を行いながらステツプ103
でキヤリヤマージンセンサ(巾検出手段)96がオンにな
ったか否かを判別する。
キヤリヤマージンセンサ96がオフであればステツプ10
2へ戻ってキヤリヤ28の走査移動を継続させる。
キヤリヤマージンセンサ96がオンニなったところでス
テツプ104へ進んでキヤリヤ28の右側マージンを設定
し、ステツプ105で印字書式を設定する。
これと同時にステツプ106ではキヤリヤモータ32を駆
動させてキヤリヤ28を復帰(通常ホームポジシヨンへ戻
す)させて、キヤリヤ28のマージンセツトを終了する。
以上の説明から明らかなごとく、本実施例によれば、
ケース内に記録機構を有するシリアル記録装置におい
て、前記ケース,キヤリヤのガイド軸およびシート送り
ローラの軸を該キヤリヤの移動方向に伸縮させることに
より巾寸法が増減するよう構成したので、使用しない時
の収納スペースを減少させるとともに、使用時の設置ス
ペースもシート巾に応じて必要最小限にすることがで
き、スペース効率にすぐれたシリアル記録装置が得られ
る。
なお、前述実施例では、インク液を吐出させて記録を
行うインクジエツト記録装置を例にあげて説明したが、
本発明はこれに限定されずに、例えば所謂熱転写記録方
式あるいは所謂感熱記録方式等適宜適用し得るものであ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、記録実行可能状態と、
該記録実行可能状態からケース及び該ケース内の前記記
録媒体搬送機構の巾寸法を短縮した収納状態と、の間の
変形に応じてキャリヤのシリアル移動範囲が伸縮する際
にも、記録実行可能状態において、駆動力伝達部材によ
る駆動源からキャリヤへの駆動力の確実な伝達を可能と
するシリアル記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるシリアル記録装置の使
用状態の斜視図、 第2図は第1図の中のII−IIから見た部分斜視図、 第3図は第1図の記録装置の収納状態の斜視図、 第4図は本発明の別の実施例によるシリアル記録装置の
斜視図、 第5図は第4図中の板部材の枢着部の断面図、 第6図は第4図の記録装置の使用状態の斜視図、 第7図は第4図の記録装置の収納状態の斜視図、 第8図は本発明による記録装置の内部構造を示す斜視
図、 第9図は第8図中のガイド軸の挿入嵌合部の断面図、 第10図は第9図の軸の一半部の断面図、 第11図(A)は第8図中の送りローラ軸の別の実施態様
の断面図、 第11図(B)はその側面図、 第12図は第8図中のキヤリヤ駆動用のラツクの部分斜視
図、 第13図はキヤリヤ駆動装置の第2構成例の斜視図、 第14図はキヤリヤ駆動装置の第3構成例の斜視図、 第15図はキヤリヤ駆動装置の第4構成例の斜視図、 第16図は伸長時のフレキシブル配線の弛み取り手段の模
式的平面図、 第17図は第16図の縮小時の模式的平面図、 第18図はロツク機構のロツク状態の模式的平面図、 第19図は第18図の解放状態の模式的平面図、 第20図は巾検出手段の第2の構成例の斜視図、 第21図は巾検出手段の第3構成例の模式的平面図、 第22図は第8図の記録装置の制御系ブロツク図、 第23図は第22図の制御系マージンセツト動作のフローチ
ヤートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋谷 高志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 木村 哲雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 片柳 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−100554(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース及び該ケース内の記録媒体搬送機構
    をキャリヤの移動方向に伸縮させることにより、記録実
    行可能状態と、該記録実行可能状態からケース及び該ケ
    ース内の前記記録媒体搬送機構の巾寸法を短縮した収納
    状態と、に変形可能なシリアル記録装置であって、 前記キャリヤをシリアル移動させる駆動力を発生する駆
    動源と、 前記駆動源が発する駆動力を前記キャリヤへ伝達する駆
    動力伝達部材と、 前記シリアル記録装置の前記記録実行可能状態と前記収
    納状態との間の変形に応じて、前記駆動力伝達部材の前
    記キャリヤ移動方向の長さを調節する調節手段と、 を有することを特徴とするシリアル記録装置。
  2. 【請求項2】前記調節手段は、前記駆動力伝達部材を前
    記キャリヤ移動方向とは異なる方向へ弾性的に付勢する
    機構を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のシリアル記録装置。
  3. 【請求項3】前記調節手段は、前記駆動力伝達部材の端
    部を弾性力で巻き取る巻取機構を備えることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のシリアル記録装置。
  4. 【請求項4】前記駆動力伝達部材は帯板でかつ所定ピッ
    チに噛合孔を形成したラックであり、該ラックと噛合す
    るピニオンを具備した前記駆動源が前記キャリヤに配さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    のシリアル記録装置。
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