JP2000296651A - シリアル記録装置 - Google Patents

シリアル記録装置

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JP2000296651A
JP2000296651A JP11108829A JP10882999A JP2000296651A JP 2000296651 A JP2000296651 A JP 2000296651A JP 11108829 A JP11108829 A JP 11108829A JP 10882999 A JP10882999 A JP 10882999A JP 2000296651 A JP2000296651 A JP 2000296651A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用しない時の保管スペースを小さくでき、
使用時の設置スペースも被記録体の幅に合わせて最小限
にできるシリアル記録装置のキャリヤの高精度走査を実
現し、高画質な記録を得る。 【解決手段】 各ケース1,2を充分に押し込んで記録
装置の巾寸法を最小にした状態では、本体側のケース1
に設けたインターフェースコネクタ5およびスイッチ類
4はカバー側のケース2によって完全に覆われ、記録装
置内部へホコリ等が侵入しないようにカバーされてい
る。また、本体側のケース1の側面に装着されたメイン
スイッチ3は、記録装置(ケース1,2)の巾寸法が最
小またはその近くに達した時、ケース2の閉じ方向の動
きに連動して印字終了後収納するだけでメインスイッチ
を確実にオフにすることができ、電源切り忘れの問題を
なくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録シートの巾方
向に往復動するキャリヤ上に記録ヘッドを搭載し、該記
録シートの送り方向と直角の方向に主走査をしながら記
録するプリンタやファクシミリ等の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシリアル記録装置は、装置本体
の左右の枠部材の間に、前記キャリヤを案内するための
ガイド軸を固定するとともに、記録シートを搬送するシ
ート送りローラやガイドローラの軸を回転自在に軸支す
る構造になっており、前記キャリヤの移動範囲や前記ロ
ーラの軸の長さは記録可能な最大シート巾をカバーする
寸法に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録可能な
最大シート巾の決定は、稀であっても、使用する可能性
があれば、そのシート巾を考慮して行われるため、日常
使用するシート巾より格段に広い巾になるのが一般的で
ある。このため、記録装置の巾寸法も日常の用途から見
れば必要以上に大きくなってしまうのが一般的である。
【0004】しかし、シリアル記録装置の巾方向中間部
は、単にキャリヤの移動距離を確保するだけの空間であ
るため、前述のように稀にしか使用しない記録シートを
考慮した巾の大きい記録装置を使用することは、スペー
ス的にも不経済になる可能性が大であった。
【0005】このような従来のシリアル記録装置の問題
点を解決するためになされた発明として、例えば、特許
第2613430号明細書に開示されたようなものが知
られている。これは端的にいうとシリアル記録装置をキ
ャリヤの移動方向に伸縮可能とし、使用しない時の収納
スペースを減少させたものである。
【0006】しかしながら、前記特許第2613430
号明細書に開示されたシリアル記録装置は、キャリヤ移
動のためのガイド軸を伸縮可能とするために、キャリヤ
とガイド軸のスムーズな摺動という点に難があった。こ
れはガイド軸の表面に非常にわずかではあるが、段差が
付くため、記録ヘッドを搭載したキャリヤをスムーズに
走査できず、最終的な画像品質の劣化を引き起こしてい
たのである。
【0007】一般に、90dpi〜180dpi程度の
比較的ラフな印字品質の記録装置においては、このよう
な画像品質の劣化はさほど苦にならず、特許第2613
430号明細書に開示された記録装置も適用できるが、
300dpi〜600dpi、あるいはそれ以上のより
高精細な印写品質が要求される記録装置には、特許第2
613430号明細書に開示された記録装置は適用でき
ない。特に、近年、銀塩写真に肉薄するようなインクジ
ェット記録装置も市場にでてきたが、そのような高画
質,高精細記録を要求される記録装置には、前記特許第
2613430号明細書に開示された記録装置は、全く
適用することが困難である。
【0008】また、特許第2613430号明細書に
は、前述のような伸縮可能なガイド軸ではなく、ワイヤ
によるガイド例も開示されているが、1本のワイヤによ
るガイドでは、キャリヤの走査が安定しないという欠点
がある。
【0009】さらに、特許第2613430号明細書に
は、キャリヤの走査駆動動力源とガイドも兼ねた例も開
示されているが、この場合には、ガイドワイヤが伸縮可
能であるために、ガイドワイヤを長い状態で使用する場
合(印字幅が広い場合)と、短い状態で使用する場合
(印字幅が狭い場合)とで、ガイドワイヤにかかる張力
が違うため、駆動動力源にかかる負荷が異なり、安定し
たキャリヤの走査ができないという欠点がある。
【0010】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたものであり、第1に、使用しない時の保管スペース
を小さくでき、使用時の設置スペースを被記録体の幅に
合わせて最小限にできるシリアル記録装置において、キ
ャリヤの高精度走査を実現し、高画質な記録を得ること
を目的とするものである。
【0011】第2に、上述のごときシリアル記録装置に
おいて、前記キャリヤのガイド部材の強度を高め、より
いっそうの高精度走査を実現し、高画質な記録を得るこ
とを目的とするものである。
【0012】第3に、上述のごときシリアル記録装置に
おいて、前記キャリヤのガイド部材のガイド機能を高
め、よりいっそうの高精度走査を実現し、高画質な記録
を得ることを目的とするものである。
【0013】第4に、上述のごときシリアル記録装置に
おいて、前記キャリヤのガイド部材のガイド機能のさら
なる性能を高め、よりいっそうの高精度走査を実現し、
高画質な記録を得ることを目的とするものである。
【0014】第5に、上述のごときシリアル記録装置に
おいて、前記キャリヤのガイド部材の他の構成を提案す
ることを目的とするものである。
【0015】第6に、上述のごときシリアル記録装置に
おいて、好適に使用できる記録ヘッド部の構成を明確に
することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1に、被記録体搬送部とキャリヤに搭
載した記録部とを有するシリアル記録装置であって、前
記キャリヤの走査方向に被記録体を搬送するローラの長
さを伸縮可変とし、かつキャリヤのガイド部材の走査領
域を可変とすることによって記録領域を可変としたシリ
アル記録装置において、前記ガイド部材は、金属製のベ
ルトであるようにしたことを特徴としたものである。
【0017】第2に、上記第1に記載のシリアル記録装
置において、前記ベルトは平らではないようにしたこと
を特徴としたものである。
【0018】第3に、上記第1,2のいずれか1に記載
のシリアル記録装置において、前記ベルトを2つ有する
ようにしたことを特徴としたものである。
【0019】第4に、上記第3に記載のシリアル記録装
置において、前記2つのベルトは、ベルト面が互いに平
行ではなく、ある角度をもって配されるようにしたこと
を特徴としたものである。
【0020】第5に、上記第1に記載のシリアル記録装
置において、前記ガイド部材は、キャリヤ走査動力とは
独立した2本の平行なワイヤであるようにしたことを特
徴としたものである。
【0021】第6に、上記第1に記載のシリアル記録装
置において、前記記録部は記録ヘッド部および該ヘッド
部に供給される記録体がキャリヤ上に搭載され、キャリ
ヤとともに走査されるようにしたことを特徴としたもの
である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。図1は巾方向に伸縮可能なシリアル記
録装置の一実施例の使用状態での斜視図、図2は図1の
線II−IIから見た部分図、図3は図1の記録装置の縮小
(収納)状態での斜視図である。図1〜図3において、
図示のシリアル記録装置は、ケース1,2および該ケー
ス内の記録機構をキャリヤの移動方向(矢印A方向)に
伸縮させることにより巾寸法が増減し、収納時には図3
に示すごとく最小巾に縮小出来るよう構成されている。
【0023】前記ケースは、メインスイッチ(電源スイ
ッチ)3,各種のタッチスイッチ4およびインターフェ
ースコネクタ5(図2参照)が設けられた本体側の一半
分1の外面にカバー側の他半分2をスライド可能に嵌合
させた構造になっており、図示のA4サイズの位置の他
に、B5サイズやハガキサイズなどの巾が小さい位置、
並びにB4やA3などの巾が大きい位置など、使用する
記録シート6の巾に応じた複数の位置でクリックアクシ
ョンで保持することにより自由に巾寸法を選定しうる構
造になっている。
【0024】また、不使用時には、図3に示すごとく、
ケース1,2を互いに奥まで押し込んで最小巾(収納
巾)の位置にクリックアクションで保持しうる構造にな
っている。ケース1,2の上面には、記録シート6を挿
入しかつ排出するためのスリット状の挿入口7および排
出口8が形成されている。この挿入口7および排出口8
の長さは、ケース1,2の巾寸法に応じて変化し、使用
されるシート6を挿通するのに適した値に設定されてい
る。
【0025】図1および図3から明らかなごとく、各ケ
ース1,2を充分に押し込んで記録装置の巾寸法を最小
にした状態(図3)では、本体側のケース1に設けたイ
ンターフェースコネクタ5およびスイッチ類4はカバー
側のケース2によって完全に覆われ、記録装置内部へホ
コリ等が侵入しないようにカバーされている。こうし
て、伸縮可能に嵌合されたケース1,2自体によってコ
ネクタやスイッチ類の保護カバーが形成され、別部品を
必要とせずに、スイッチ類やコネクタから装置内の制御
回路等へホコリが侵入することのない防塵構造が構成さ
れている。
【0026】また、本体側のケース1の側面に装着され
たメインスイッチ3は、記録装置(ケース1,2)の巾
寸法が最小またはその近くに達した時、ケース2の閉じ
方向の動きに連動して(図示の例ではカバー側のケース
2の端面で駆動されて)オフになるよう配置されてい
る。これによって、印字終了後収納するだけでメインス
イッチを確実にオフにすることができ、電源切り忘れの
問題をなくすことができる。
【0027】さらに、ケース1,2のそれぞれの底面に
はゴム状弾性材の台座10が取り付けられており、本体
側に取り付けた台座10は、図3に示すごとく、各ケー
ス1,2を奥まで嵌合させた時最小巾(収納巾)を規制
するストッパとして機能する。
【0028】図4は伸縮可能なシリアル記録装置の別の
実施例を示す斜視図であり、図5は図4中の板部材11
の枢着部の断面図であり、図6は図4に示した記録装置
の使用状態の斜視図であり、図7は図4の記録装置の不
使用(収納)状態の斜視図である。図4〜図7の実施例
も、図1〜図3に示した実施例と同様、ケース1,2お
よび該ケース内の記録機構(図8参照)をキャリヤの移
動方向に伸縮させることにより巾寸法が増減するよう構
成されている。本実施例においては、ケース1,2に、
左右方向の軸心Bを中心に回動可能にかつ左右方向にス
ライド(摺動)可能に板部材11が取り付けられ(図5参
照)、該板部材11を立てて、図6に示す使用状態にする
ことにより、シートサポートが形成され、ケース1,2
を最小巾(収納)状態にして図7に示すように倒す(ケ
ース1上面に伏せる)ことによりケース1,2上のカバ
ーが形成されるような構造になっている。
【0029】前記板部材11は、図5に示すように、そ
の基部に形成した玉縁部12をケース1,2のシート挿
入口7に沿って形成した円形溝13に嵌合させることに
より、ケース1,2の巾方向にスライド可能にかつ軸心
Bを中心に回動可能に装着されている。
【0030】図4は、前記板部材11を立てるととも
に、ケース1,2を所定巾(A4サイズ)まで伸ばした
状態を示し、図6は、前記板部材11をシート挿入口7
の中央位置までスライドさせ、記録シート(不図示)を
バランスよく保持できる位置にセットした状態を示して
いる。
【0031】なお、板部材11の玉縁部12とケース
1,2の溝13との嵌合は、手でスライドさせることは
できるが、任意の位置に摩擦力保持できるような緊締嵌
合にすることが好ましく、場合によっては、クリックア
クションでシートサイズに呼応した位置に保持する構造
にすることもできる。
【0032】図4〜図7の伸縮可能なシリアル記録装置
は、以上説明したように、使用時にはシートサポータと
して、不使用時にはカバーとして機能する折りたたみ式
の板部材11を追加した点で図1〜図3に示した実施例
の構造と相違しており、その他の部分では実質上同じ構
造をしている。したがって、図4〜図7の実施例でも図
1〜図3中の各部分に対応する部分を同じ番号で表示
し、それらの詳細説明は省略する。
【0033】図4〜図7のケース構造によれば、図1〜
図3の場合と同じ作用効果が得られる他、板部材11を
設けることにより、簡単かつコンパクトな構造でシート
サポータおよびカバーを兼ねる機構を得ることができ
る。
【0034】図8は本発明による伸縮可能にシリアル記
録装置の内部構造の斜視図であり、図1〜図7で説明し
たケース1,2の内部に、この図8に示した構造が組込
まれている。図8において、一方のケース1には左ベー
ス15および左側板16が固定され、他方のケース2に
は右ベース17および右側板18が固定されており、し
たがって、左ベース15および左側板16は右ベース1
7および右側板18に対しケース1,2の伸縮と一体と
なってキャリヤ移動方向に相対移動し、その間に支持さ
れた記録機構も伸縮する。
【0035】左右の側板16,18には、伸縮可能な送
りローラ軸20が回転自在に軸支され、また、該送りロ
ーラ軸20の前方にはこれと平行に伸縮可能なガイドベ
ルト21が固定されている。前記送りローラ軸20の両
端部すなわち側板16,18のすぐ内側の部分には硬質
ゴム等で作られたシート送りローラ22A,22Bが固
定されている。前記送りローラ軸20および前記ガイド
ベルト21はケース1,2の伸縮による両側側板16,
18間の間隔の増減に応じて自由に伸縮する構造になっ
ている。
【0036】図9は送りローラ軸20の伸縮自在のスラ
イド嵌合部の断面を示し、図10は図9の片方の軸の断
面を示す。すなわち、送りローラ軸20は互いに軸方向
のアリミゾで摺動可能に連結された2分割構造になって
おり、左右の各半分20A,20Bはそれぞれ図10に
示すように相手嵌入部分(201又は202)が欠落した
部分円弧状の断面形状をしている。左右の軸部20A,
20Bは互いに摺動可能に嵌合挿入され、軸20の中間
部の外周にはシート6(図1)の中間を支持するガイド
ローラ24が軸方向摺動自在に嵌合されている。なお、
このような構成にすると、送りローラ軸20の表面に非
常にわずかではあるが段差がつくが、送りローラ軸20
は、回転力が伝達可能であればよいのでそのような段差
は、問題とならない。
【0037】前記ガイドローラ24の両側端面と左右の
送りローラ22A,22Bの内側端面との間には、軸2
0に嵌合された圧縮コイルスプリング23A,23Bが
装着されている。したがって、ガイドローラ24は、軸
20が伸縮する時でも両側からスプリング23A,23
Bのばねの力を受けて該軸20上の所定位置(通常中央
位置)に弾性保持されるようになっている。左右の板側
16,18には、左右の送りローラ22A,22Bにば
ね力で圧接されるピンチローラ25(左側のみ図示)が
軸支され、さらに、左右の送りローラ22A,22Bの
周面との間に所定隙間を形成してシート押さえとして機
能するペーパーパン26A,26Bが固定されている。
前記シート送りローラ22A,22Bは、軸20を介し
て、シート送りモータ27によって駆動される。
【0038】以上のシート送り機構によれば、左右のシ
ート送りローラ22A,22B、左右のシート押さえ2
6A,26B、左右のピンチローラ25の間隔もシート
巾に応じて伸縮されるので、シート巾に関係なく、常に
シート6の巾方向両端部にシート送り力を付与すること
ができ、円滑で正確なシート送りを達成することができ
る。前記ガイドベルト21にはキャリヤ28が摺動自在
に案内支持されており、該キャリヤ28上には記録ヘッ
ド31が搭載されている。図示の記録ヘッド31はイン
クタンク付きのインクジェット記録ヘッドの場合を示
し、該ヘッド31の前面には飛翔的インク滴を形成する
ためのインク吐出口が設けられている。
【0039】このようなインクタンク付きのインクジェ
ット記録ヘッドを用いる理由は、本発明は、前述のよう
に、伸縮可能な記録装置であるため、例えば、インクタ
ンクがヘッドと離れたところにあって、インク供給チュ
ーブによってインク供給を行うような記録方式のヘッド
(連続流型インクジェットがこれにあたる)の場合に
は、その供給チューブが邪魔になり、コンパクト性を損
ねるからである。同様の理由から、熱転写リボンとサー
マルヘッドをキャリヤに一体的に搭載したような記録ヘ
ッドも本発明の記録装置に好適に用いることができる。
【0040】前記ガイドベルト21は、巻取り可能な巻
尺構造となっており、ケース内のゼンマイによって常時
巻き込み方向に付勢されている。また、このガイドベル
ト21はスチールベルトのように金属でできたベルトで
あり、そのベルトは短手方向に平らではなく、ややそっ
た形状とすることにより、強度を持たせている。こうし
て、ガイドベルト21もケース1,2とともに装置の巾
方向伸縮に応じて伸縮可能に構成されている。
【0041】図11は、送りローラ軸20の別の実施例
の嵌合連結部の断面を示す。すなわち、軸20の一半部
分20Aと他の半分20Bとを角形プランジャと角形シ
リンダなどに類似の段付き形状にしてもよい。
【0042】図8において、キャリヤ28を往復動させ
るキャリヤモータ32はキャリヤ28自体に搭載され、
ラック33に噛み合うピニオン34を回転させることに
より、該ラック33に沿ってキャリヤ28を移動させる
構造になっている。
【0043】図12は、キャリヤ28上のピニオン34
が前記ラック33に噛み合う状態を示す部分斜視図であ
る。前記ラック33は、ガイドベルト21と同様に伸縮
する必要があり、図示の例では巻取り可能なコンベック
ス型の巻尺で伸縮可能なラック33が構成されている。
このラック33は、図12に示すごとく、座屈防止のた
め断面を円弧状にした帯板(通常鋼板)に所定ピッチで
噛合い孔35を形成した構造になっている。
【0044】図8において、前記ラック33を構成する
帯板は、先端を右側板18に結合され、基端部はベース
15に固定されたコンベックス型のケース36内に結合
され、該ケース36内のゼンマイによって常時巻き込み
方向に付勢されている。キャリヤ28の前記ガイドベル
ト21摺動部と反対の部分には支持ローラ37が設けら
れ、該支持ローラ37はキャリヤ28の移動に伴いベー
ス15,17上面に敷設されたレール38A,38B上
を転動していく。したがって、キャリヤ28は、前記ガ
イドベルト21と前記レール38A,38Bによって案
内支持され、所定の姿勢で正しく往復することができ
る。左右のベース15,17の上面のキャリヤ28の移
動範囲両端部に対応する位置には、ホームポジションセ
ンサ39およびシート巾センサ41が配置されている。
【0045】図13は、キャリヤ28とガイドベルト2
1の別の構成例を示す。この例では、ガイドベルト21
を2つ設け、キャリヤ28の走向をより安定にしてい
る。この図では、2つのガイドベルト21A,21Bと
キャリヤ28との位置関係のみを示す。ここで、ポイン
トは、2つのガイドベルトのベルト面が互いに平行では
なく、ある角度をもって配される(好適にはほぼ直交す
るような関係で配される)点である。このように配する
ことによって、キャリヤ28の保持およびその走向は非
常に安定したものとなる。このように、2つのガイドベ
ルトを設ける構成とした場合には、前述のレール38
A,38Bは設けなくても安定した走向が可能となる。
【0046】図14は、図8中のガイドベルト21の代
わりに、張力を付与されたワイヤ48を使用する例を示
している。このワイヤ48は、一端は右側の側板18に
連結され、他端にはベース15との間に張設したばね4
9によって常に引張り力が付与されている。図示の例で
は、ワイヤ48の途中はベース15上に軸支したガイド
プーリ51によって案内され、前記ばね49はベース1
5上に植設したピンとワイヤ48の端部との間に接続さ
れている。
【0047】図14のキャリヤ駆動装置は、ガイドベル
ト21の代わりに、以上に説明したワイヤ48でキャリ
ヤ28を案内支持する機構を採用する点で図8中のキャ
リヤ駆動装置と相違しているが、その他の構成は実質上
同じであり、それぞれ対応する部分を同じ番号で表示
し、その説明は省略する。
【0048】図14の構成によっても、ワイヤ48に所
定の張力を付与しておけば、記録装置の巾方向の伸縮に
応じてキャリヤ28の移動範囲を伸縮させ、該キャリヤ
28を走査駆動することができる。なお、このようにワ
イヤでキャリヤ28を案内支持する場合も、前述のガイ
ドベルトの場合と同様に、2本の平行なワイヤによって
案内支持する構成とすれば、前述のレール38A,38
Bは省略することが可能である。
【0049】図15に示す第4の構成例においては、キ
ャリヤ駆動用のモータ32は右側のベース17上に固定
され、該モータ32で回転駆動される巻回ドラム42に
よってキャリヤ28駆動用のワイヤ52が駆動される。
前記ワイヤ52は、両端でキャリヤ28に連結され、エ
ンドレス状に張設されている。すなわち、前記巻回ドラ
ム42に複数回巻付けられたワイヤ52は左側のベース
15上に設けられた可動シーブ(引張りプーリ)53を
まわって張設され、該可動シーブ53をベース15との
間に張架したばね54で引張ることにより、装置の伸縮
にかかわらず、ワイヤ52に常時所定の張力を付与する
よう構成されている。なお、図15中の番号55A,5
5B,55C,55Dはワイヤ52の方向を転換するた
めのガイドプーリである。
【0050】図15のキャリヤ駆動装置にあっては、ワ
イヤ52によってキャリヤ28の駆動および案内が行わ
れている。すなわち、図8中の伸縮可能なガイドベルト
21およびコンベックス型の巻取り式ラック33の代わ
りに前述の構成のワイヤ52が使用されている。
【0051】図15の第4の構成例は、以上述べた点で
図8のキャリヤ駆動装置と相違しているがその他の部分
は実質上同じであり、キャリヤ28には左右のベース1
5,17上に敷設されたレール38A,38B上を転動
する支持ローラ37が軸支されているが、レール38
A,38Bは省略することも可能である。
【0052】図15の構成によっても、ワイヤ52に所
定の張力を常時付与しておけば、記録装置の中方向の伸
縮に応じてキャリヤ28の移動範囲を伸縮させ、キャリ
ヤモータ32によってキャリヤ28を走査駆動すること
ができる。
【0053】図8において、左側のベース15上には、
キャリヤ28が左端のホームポジションに来たとき記録
ヘッド(インクジェットヘッド)31のインク吐出口面
(印字面)を密閉するキャップ手段57が設置されてい
る。前記キャップ手段57は、キャリヤ移動方向のガイ
ドピン58にスライド可能にかつ回動可能に軸支された
キャップホルダー59と、該キャップホルダー59の前
面(記録ヘッド31の印字面に対向する面)に取り付け
られたゴム状弾性体のキャップ61と、前記キャップホ
ルダー59を右向きにしかもキャップ61が後退する
(ヘッド31から離れる)方向へ付勢するばね62と、
前記キャップホルダー59のスライド位置に応じて該キ
ャップホルダーの回動位置(キャップ61の離隔,圧接
位置)を規定するカム63とで構成されている。
【0054】前記キャップホルダー59には、キャリヤ
28が左端(ホームポジション)へ接近した時、該キャ
リヤのフック部64に係合する突起65が設けられてい
る。以上のキャップ手段57によれば、キャリヤ28が
左端へ移動してくると、フック64が突起65に係合
し、右方へばね付勢されているキャップホルダー59が
ガイドピン58に沿って左方へ移動する。キャップホル
ダー59は、左方へ移動するに従い、ストップ支持部で
もあるカム63の形状によって、キャップ61が前進し
てヘッド31の印字面(インク吐出口を有する面)に圧
接する方向へ回動変位させられる。こうして、キャリヤ
28のホームポジションへの移動によって、記録ヘッド
31の印字面はキャップ61によって自動的に密閉され
る。キャリヤ28がホームポジションから右方へ移動す
ると、前述と逆の動きで、キャップ61は自動的にヘッ
ド31から離れる。
【0055】図8において、左側のベース15上には記
録装置を制御するコントロール基板67が装着されてお
り、該コントロール基板とキャリヤ28上のヘッド駆動
回路との電気接続はフレキシブル配線68によって行わ
れている。
【0056】図16および図17は記録装置が伸縮する
時の前記フレキシブル配線68の案内(弛み取り)手段
の動作を示す模式的平面図である。図8,図16および
図17において、巾方向伸縮時にはキャリヤ28に対し
ては右側のベース17の方が移動することになるが、こ
のベース17上に前記フレキシブル配線68の途中に係
合しガイドピンとして機能する突起69が植設されてい
る。左側のベース15には、前記突起69が貫通しその
移動を許すための溝孔71が形成されている。記録装置
の伸縮の度合いが一定以上になるとフレキシブル配線6
8が記録機構や枠部材などの他の部材に接触して不自然
に湾曲し、キャリヤ28の移動時に該フレキシブル配線
が他の部材と摺れたり噛み込んだりして損傷する可能性
があるが、本実施例では、図17に示すごとく、記録装
置を収縮させるとき前記突起69をガイドピンとしてフ
レキシブル配線68をたぐり寄せるので、該フレキシブ
ル配線のひっかかりや損傷を防止することができる。
【0057】さらに、図8のシリアルインクジェット記
録装置においては、キャリヤ28がホームポジョンに来
て記録ヘッド31の印字面がキャップ61で密閉されな
い限り、記録装置を図3または図7に示す最小巾(収納
状態)まで縮小できないよう構成されている。すなわ
ち、印字途中で電源が切れたり停電するなどしてキャリ
ヤ28がホームポジション以外の位置で停止したまま、
記録装置を縮小して不使用保管状態にすると、記録ヘッ
ド31のインク吐出口を長時間大気中に放置することに
なり、インクが乾燥して固形成分がインク吐出口に固着
したり、ホコリがインク吐出口に付着したりして、印字
再開時に記録動作を立ち上がらせるのが非常に困難にな
る場合があるが、図8の実施例では、キャリヤ28がホ
ームポジション(ヘッドキャップ位置)にある時に限っ
て、記録装置を最小巾(収納状態)に収縮しうるよう構
成することにより、上記インク吐出口目詰まりの問題の
解決が図られている。
【0058】図18は、記録ヘッド31がキャップされ
ず、記録装置を最小巾まで縮小できない状態を、図19
は記録ヘッド31がキャップされ、最小巾まで縮小され
る状態を示す模式的平面図である。図8,図18および
図19において、左側のベース15の前記溝孔71は充
分に左方位置まで長く形成されており、該溝孔71には
右側のベース17に植立されたロックピン72が貫通し
スライド可能に遊嵌されている。一方、左側のベース1
5の前記溝孔71の左端近傍の位置にはベルクランク状
のロックレバー73が回動可能に軸支されている。さら
に、キャリヤ28には前記ロックレバー73を開放位置
へ回動させるための押圧アーム74が設けられている。
【0059】前記ロックレバー73は、ばね75によっ
て、そのストッパ部76が溝孔71を遮断する位置(図
8,図18)へ付勢されている。一方、前記ロックレバ
ー73には、キャリヤ28がホームポジション(キャッ
プポジション)に達した時、前記押圧アーム74が衝突
し該ロックレバー73をばね75に対して開放位置(図
19)へ回動させる作用部77が設けられている。
【0060】以上のようなロックピン72,ロックレバ
ー73および押圧アーム74によって、キャリヤ28上
のインクジェットヘッド(記録ヘッド)31がキャップ
位置に復帰する動きで解除されるストップ部材76を設
け、該インクジェットヘッド31がキャップ位置より外
れた位置にあるとき図18のように前記ストップ部材
(ストッパ部)76によってロックピン72をストップ
させて記録装置の収縮動作を阻止するキャップ忘れ防止
機構が構成されている。
【0061】図8において、右側のベース17上に設置
された前記シート巾センサ41は、記録装置の伸縮度合
いすなわち巾寸法を電気的に検出する巾検出手段を構成
するものである。このシート巾センサ41は、キャリヤ
28の走査範囲内に設けられ、該キャリヤ28が走査
(移動)して来た時に光学的あるいは磁気的など適当な
寸法で作動され、この作動時のキャリヤ28の位置から
該キャリヤ28の往復動可能範囲すなわち記録装置の巾
寸法(伸縮度合い)を検出するよう制御回路に接続され
ている。換言すれば、プログラムによって、シート巾セ
ンサ41からコントロール基板67上の制御回路へ伝達
される検出信号のタイミングとキャリヤ28の位置情報
とから巾寸法を演算できるよう構成されている。このよ
うなシート巾センサ(巾検出手段)41によれば、使用
者によるシート巾指定操作を不要にすることができ、記
録装置の伸縮に応じたキャリヤ28のマージンセットお
よび印字書式設定の制御も実施可能になる。
【0062】図20および図21は、それぞれ、上記シ
ート巾センサ41の代わる巾検出手段の第2構成例およ
び第3構成例を示す部分斜視図である。図20の第2構
成例においては、左側のベース15のコントロール基板
67に設けられた抵抗体パターン81およびコモンパタ
ーン82と、右側のベース17に取り付けられ前記各パ
ターン81,82上を摺動する板ばね状の接点83とに
よって、巾検出手段が構成されている。この図20の巾
検出手段によれば、記録装置(またはそのケース1,
2)の伸縮と同期して前記接点83を前記抵抗パターン
81上を摺動させる時の抵抗値の変化量によって、記録
装置の巾寸法(伸縮度合い)を無段階に検出することが
できる。
【0063】図21の巾検出手段の第3構成例において
は、左側のベース15上のコントロール基板67に所定
の間隔で複数の押しボタン式のスイッチ85A,85
B,85Cが設けられ、右側のベース17には伸縮に応
じて前記複数のスイッチ85A,85B,85Cを順次
押圧するよう配置された押圧片86が設けられ、これら
のスイッチおよび押圧片によって巾検出手段(伸縮度セ
ンサ)が構成されている。こうして、ケース1,2の伸
縮動作で作動する複数のスイッチ85A,85B,85
Cで構成された段階検出式の巾検出手段が設けられてい
る。
【0064】図20および図21の巾検出手段によれ
ば、シート巾指定をすることなく伸縮のみによって記録
時の印字書式設定(マージンセット)も同時に制御しう
るという効果に加えて、コントロール基板67を利用し
て検出信号発生部を配置したので、余分の配線およびそ
のための部材が不要になり、スペース削減およびコスト
低減を図りうるという効果が得られる。
【0065】図22は以上説明した本発明による伸縮可
能なシリアル記録装置の制御系のブロック図である。図
22において、記録装置の中央演算回路(制御回路)8
8は、インターフェース回路89を介してホスト90に
接続され、指令(コマンド)情報および記録データを受
取り、ヘッドドライバ回路91を介して記録ヘッド31
を駆動し、モータ駆動回路92を介しキャリヤモータ3
2を駆動し、さらに、モータ駆動回路93を介してシー
ト送りモータ27を駆動する。
【0066】また、接続回路88には記録データを蓄え
る記憶部(RAM)94が接続され、さらに、該制御回
路88に対しては、ホームポジションセンサ39からキ
ャリヤ28の基準位置検出信号が入力され、シートセン
サ95からは記録シート6の有無検出信号が入力され、
シート巾センサ41等から成る巾検出手段96からはキ
ャリヤマージン検出信号が入力され、これらの検出信号
に基づいて記録動作が制御される。
【0067】図23は図22の制御系によるキャリヤ2
8のマージンセット動作のフローチャートである。図2
3において、ステップS10で電源オンまたはキー操作
することにより、ステップS11でイニシヤライズ(初
期化)を行った後、ステップS12でキャリヤモータ3
2を駆動してキャリヤ28を走査移動させる。このキャ
リヤ28の走査移動を行いながらステップS13でキャ
リヤマージンセンサ(巾検出手段)96がオンになった
か否かを判別する。キャリヤマージンセンサ96がオフ
であればステップS12へ戻ってキャリヤ28の走査移
動を継続させる。キャリヤマージンセンサ96がオンに
なったところでステップS14へ進んでキャリヤ28の
右側マージンを設定し、ステップS15で印字書式を設
定する。これと同時にステップS16ではキャリヤモー
タ32を駆動させてキャリヤ28を復帰(通常ホームポ
ジションへ戻す)させて、キャリヤ28のマージンセッ
トを終了する。
【0068】
【発明の効果】請求項1に対応した効果:被記録体搬送
部とキャリヤ走査領域を被記録体幅方向に伸縮可変と
し、記録領域を可変としたシリアル記録装置であるた
め、使用しない時の保管スペースを小さくできるだけで
はなく、使用する被記録体の幅に応じて記録装置を伸縮
できるので、使用時の記録装置設置スペースも被記録体
の幅に合わせて最小限にできるようになった。また、こ
のような、シリアル記録装置のキャリヤのガイド部材
を、連続的な金属製のベルトであるようにしたので、従
来のつなぎ目(段差)がある伸縮可能なローラによるガ
イド方式のように、走査時に、つなぎ目による走査不良
およびそれによって引き起こされる画質劣化がなく、高
精度走査を実現でき、高画質な記録を得ることができ
た。
【0069】請求項2に対応した効果:上記シリアル記
録装置のキャリヤのガイド部材を、平らなベルトではな
く、ベルト短手方向にややそりを持たせるようにしたの
で、ベルトの強度が高くなり、よりいっそうの高精度走
査が実現し、高画質な記録を得ることができた。
【0070】請求項3に対応した効果:上記シリアル記
録装置のキャリヤのガイド部材を、2つのベルトにする
ことにより、そのガイド機能が安定し、よりいっそうの
高精度走査が得られ、高画質な記録を得ることができ
た。
【0071】請求項4に対応した効果:上記シリアル記
録装置のキャリヤのガイド部材の2つのベルトを、ベル
ト面が互いに平行ではなく、ある角度をもって配するよ
うにしたので、そのガイド機能がさらに安定し、よりい
っそうの高精度走査が得られ、高画質な記録を得ること
ができた。
【0072】請求項5に対応した効果:上記シリアル記
録装置のキャリヤのガイド部材を、キャリヤ走査動力と
は独立した2本の平行なワイヤとしたので、ガイド部を
伸縮しても、キャリヤ走査動力への負荷は変わらないの
で、安定したキャリヤ走査が実現した。また2本の平行
なワイヤにより、そのガイド機能がさらに安定し、高精
度走査が得られ、高画質な記録を得ることができた。
【0073】請求項6に対応した効果:上記シリアル記
録装置に使用する記録部は記録ヘッド部および該ヘッド
部に供給される記録体(インク,インクリボン等)がキ
ャリヤ上に搭載され、キャリヤとともに走査されるよう
にしたので、それを他の場所から供給するような方式で
は、その供給手段が、記録装置伸縮時にその処理が問題
となるが、本発明の場合には、キャリヤ上におさまって
いるので、何ら問題が生じることなく、コンパクトな記
録装置が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるシリアル記録装置の
使用状態の斜視図である。
【図2】 図1の中のII−IIから見た部分斜視図であ
る。
【図3】 図1の記録装置の収納状態の斜視図である。
【図4】 本発明の別の実施例によるシリアル記録装置
の斜視図である。
【図5】 図4中の板部材の枢着部の断面図である。
【図6】 図4の記録装置の使用状態の斜視図である。
【図7】 図4の記録装置の収納状態の斜視図である。
【図8】 本発明による記録装置の内部構造を示す斜視
図である。
【図9】 図8中の送りローラの挿入嵌合部の断面図で
ある。
【図10】 図9の軸の一半部の断面図である。
【図11】 図8中の送りローラ軸の別の実施態様の断
面図である。
【図12】 図8中のキャリヤ駆動用のラックの部分斜
視図である。
【図13】 2つのガイドベルトによるキャリヤ案内支
持部の断面図である。
【図14】 キャリヤ駆動装置の別の構成例の斜視図で
ある。
【図15】 キャリヤ駆動装置の別の構成例の斜視図で
ある。
【図16】 伸長時のフレキシブル配線の弛み取り手段
の模式的平面図である。
【図17】 図16の縮小時の模式的平面図である。
【図18】 ロック機構のロック状態の模式的平面図で
ある。
【図19】 図18の解放状態の模式的平面図である。
【図20】 巾検出手段の第2の構成例の斜視図であ
る。
【図21】 巾検出手段の第3構成例の模式的平面図で
ある。
【図22】 図8の記録装置の制御系ブロック図であ
る。
【図23】 図22の制御系マージンセット動作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1,2…ケース、3…メインスイッチ、4…スイッチ
類、5…インターフェースコネクタ、6…記録シート、
11…板部材、16,18…枠部材(側板)、20…送
りローラ軸、21…ガイドベルト、22A,22B…シ
ート送りローラ、26A,26B…シート押え、28…
キャリヤ、31…記録ヘッド、32…キャリヤモータ、
41…巾検出手段、57…キャップ手段、61…キャッ
プ、67…コントロール基板、68…フレキシブル配
線、69…突起、72…ロックピン、73…ロックレバ
ー、81…抵抗体パターン、83…接点、85A,85
B,85C…スイッチ、88…制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録体搬送部とキャリヤに搭載した記
    録部とを有するシリアル記録装置であって、前記キャリ
    ヤの走査方向に前記被記録体を搬送するローラの長さを
    伸縮可変とし、かつ、前記キャリヤのガイド部材の走査
    領域を可変とすることによって記録領域を可変としたシ
    リアル記録装置において、前記ガイド部材は、金属製の
    ベルトであることを特徴とするシリアル記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトは平らではないことを特徴と
    する請求項1に記載のシリアル記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルトを2つ有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のシリアル記録装置。
  4. 【請求項4】 前記2つのベルトは、ベルト面が互いに
    平行ではなく、ある角度をもって配されることを特徴と
    する請求項3に記載のシリアル記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材は、キャリヤ走査動力と
    は独立した2本の平行なワイヤであることを特徴とする
    請求項1に記載のシリアル記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録部は記録ヘッド部および該ヘッ
    ド部に供給される記録体がキャリヤ上に搭載され、キャ
    リヤとともに走査されることを特徴とする請求項1に記
    載のシリアル記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331709A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Shinichi Furuyama インクジェット式超小型プリンター
JP2007090674A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Casio Comput Co Ltd 印刷装置
JP2012045808A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Citizen Holdings Co Ltd 携帯型プリンタ

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