JP2732819B2 - ホットメルト接着剤組成物の製造方法 - Google Patents

ホットメルト接着剤組成物の製造方法

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    • C09J103/06Esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデンプンを基材にし
たホットメルト接着剤に関する。より詳しくは、本発明
は選択されたデンプンエステルウェットケークを用いる
ホットメルト接着剤の調合物に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤は、室温で100%
固形分の物質であり、揮発性溶剤を含有しないか又は必
要としない。この接着剤は室温で固体物質であるが、し
かし加熱により溶融し液体又は液状となりこの形態でそ
れらは支持体に適用される。冷却すると、接着剤は再び
固体となり、そしてその凝集力を得る。この点に関し
て、ホットメルト接着剤は、溶剤の蒸発又は除去により
又は重合により固体状態を達成する他のタイプの接着剤
と異なる。
【0003】一般に、ホットメルト接着剤は合成および
天然樹脂およびワックス、特に石油由来ポリマー例えば
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル、スチレンブロッ
クコポリマーおよびポリプロピレン(幾つかあげるとす
ると)である。デンプンは多年にわたって水性系で接着
剤として用いられてきたが、それらはホットメルト中、
基材又は主−機能接着剤材料として用いられてきていな
い。これは主にデンプンが水又は溶剤の不存在下で通常
溶融せず、従ってデンプンを基材としたホットメルト組
成物を調合することが困難なことによる。
【0004】最近、中間体又は高DS(置換度)デンプ
ンエステルを基材としたホットメルト接着剤が、199
3年8月13日に出願された同時係属出願第08/10
6,023号に開示された。1992年11月4日のヨ
ーロッパ特許公開511916において、水素化デンプ
ン加水分解物が、ホットメルト接着剤を形成するのに有
用であることが示された。
【0005】ホットメルトを調合する際、水は一般に用
いられず(典型的には避けられ)そして前記のデンプン
エステルの如きデンプンを用いるとき、それらは混合さ
れそして調合される前に乾燥され湿分を除去又は減少さ
せる。これは余分な加工工程を伴うばかりでなく、さら
に困難な取扱い上の問題を生じさせるデンプン粉末又は
ダストの形成を伴う。約15%未満の湿分を有するデン
プンが、危険な爆発性を示すことが十分に立証されてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本明細書に記載されるよ
うなウェットケークの形態にある選択されたデンプンエ
ステルを用いることにより、通常必要とされるデンプン
エステルの乾燥工程および他の予備加工処置なしにデン
プンを基材とするホットメルト接着剤を調合できること
が見出された。従って、本発明のデンプンウェットケー
クは、その取扱いがより容易且つ安全であり、特別な注
意を必要としないものである。
【0007】本発明は0.3〜3.0のDS(置換度)
を有するデンプンエステルおよび選択された希釈剤を含
んでなるホットメルト接着剤の製法を提供し、ここにお
いてデンプンエステルは40重量%以上の湿分を有する
ウェットケークである。より詳しくは、本発明は約0.
3〜3.0のDSおよび40重量%以上の湿分を有する
デンプンエステルウェットケークと不揮発性有機希釈剤
を一緒にし、そして加熱して調合工程中水を蒸発させる
か又は水を沸とうさせることを含んでなる、ホットメル
ト接着剤の製造方法に関する。
【0008】他の態様において、デンプンを基にしたホ
ットメルト接着剤は、約0.3〜3.0のDSを有する
デンプンエステルおよび不揮発性有機希釈剤を押出すこ
とにより製造される。本明細書で記載される如く、選択
された中間体又はウェットケークの形態の高DSデンプ
ンエステルは、デンプンを接着剤組成物の他の成分と一
緒にするか又は混合する前に、加熱するか又は乾燥させ
ることなくホットメルト接着剤に調合できる。ウェット
ケークは、デンプンエステルの水性スラリーを濾過又は
遠心分離後に残留する生成デンプンケークとして定義さ
れる。ウェットケークは、乾燥させずにデンプンのエス
テル化から直接得られる製品でもあり得る。ともかく、
ウェットケークは乾燥エステルを再スラリー化すること
により、又はエステル化反応の生産物(乾燥されていな
い)として得ることができる。本明細書中で用いられる
如きデンプンエステルウェットケークは、少なくとも4
0重量%の水、より好ましくは約40〜60重量%の水
そして好ましくは約45〜55重量%の水を含有する。
選択されたデンプンエステルは水中で処理されないので
該デンプンエステルは、希釈剤および他の成分と直接に
混合でき又は一緒にでき、そして予備乾燥させることな
く又は存在する水を予備除去することなく加熱される。
【0009】本発明で用いられるデンプンエステルは、
約0.3〜3.0のDS(置換度)、好ましくは約0.
7〜2.4のDSそしてより好ましくは約0.8〜2.
0のDSを有する中程度又は高DSデンプンエステルで
ある。本発明で用いられる語句「置換度(DS)」は、
デンプン分子のアンヒドログルコース単位当たりの置換
基が存在する部位の平均数を意味する。
【0010】デンプンエステルは次式:
【0011】
【化1】
【0012】(式中、Stはデンプン基材であり、Rは
1〜17個、好ましくは1〜6個の炭素原子を有するア
ルキル、アリール、アルケニル、アルカリール又はアラ
ルキルである)を有するであろう。より好ましくは、エ
ステル化合物は、R基(これは1〜2個の炭素原子のア
ルキルである)を含有するであろう。このタイプのデン
プンエステルには、デンプンアセテート、デンプンプロ
ピオネート、デンプンブチレート、デンプンヘキサノエ
ート、デンプンステアレート、デンプンオレエート、デ
ンプンベンゾエート、これらのエステルの2種以上の混
合物、例えばデンプンアセテート/デンプンプロピオネ
ート、並びにデンプンが2種以上の異なるエステル置換
基を含む混合デンプンエステル、例えばデンプンアセテ
ート/プロピオネートであり;すなわちエステルは、次
【0013】
【化2】
【0014】(式中、RおよびR1 は先に定義した如き
異なる置換基を表わす)を有する。本発明で用いられる
デンプンエステルは、各カルボン酸無水物又は酸塩化物
から調製される。典型的方法には、C.カルドウェルに
対し1949年2月8日に発行された米国特許2,46
1,139において開示された水性系における反応およ
びピリジンの如き溶剤系における反応系が含まれる。こ
れらのおよび他の方法は、O.B.ブルツベルク、4
章、55−77頁、1986に記載された「Modified S
tarches : Properties and Uses 」およびR.L.ウィ
ステル等、X章、332−343頁、1984年により
編集された「Starch : Chemistry and Technology 」に
開示されている。多様のDSレベルを有する種々のデン
プンエステルは、公知方法の1つ又はそれ以上を用いて
製造でき、約0.3〜2.0の好ましい中程度のDSレ
ベルはこれまで容易に入手できなかった。水性系を用い
るこれらの中程度DSレベルに対して改良された方法
は、米国特許5,321,132(ビルアー等に対し、
1994年6月14日発行)に開示されている。
【0015】デンプンエステルにおいて用いられるデン
プン基材は、幾つかのデンプン、天然、変換又は誘導化
されたあらゆるものでよい。このようなデンプンは、ト
ウモロコシ、じゃがいも、小麦、米、サゴ、タピオカ、
もちとうもろこし、モロコシ等の種々の植物から誘導さ
れたもの、および高アミロースデンプン例えば高アミロ
ースコーンスターチ、すなわち少なくとも45重量%そ
してより好ましくは少なくとも65重量%のアミロース
含量を有するデンプン等を含む。デンプン粉も使用でき
る。前者の基材から誘導される変換生産物、例えば酸お
よび/又は熱の加水分解作用によって得られるデキスト
リン;酵素変換又は温和な酸の加水分解により得られる
流動性又は低沸点デンプン;酸化体、例えば次亜塩素酸
ナトリウムによる処理により得られる酸化デンプン;そ
して誘導化デンプン、例えばカチオン、アニオン、両
性、非イオンおよび架橋されたデンプンが含まれる。こ
れらのデンプンのいずれも使用できるけれども、高アミ
ロースデンプンおよび特に少なくとも65重量%のアミ
ロース含量を有する高アミロースデンプンが好ましい。
全分子量又は未加水分解デンプンを基材として使用でき
るけれども、加水分解されているが重度に分解されてい
ないデンプンが特に好ましい。そのようなデンプンは、
約10未満、好ましくは約5未満のデキストロース当量
(DE)を有する。デキストロース当量(DE)は、加
水分解物の還元力として定義される。各デンプン分子は
1個の還元性末端を有し、従ってDEは分子量に反比例
する。無水D−グルコースのDEは100として定義さ
れ、そして未加水分解デンプンのDEは実質的に0であ
る。
【0016】デンプンエステル成分に加えて、希釈剤を
ホットメルト接着剤配合物に含ませる必要がある。希釈
剤は、改質デンプンエステルと相溶性の不揮発性有機物
質であり、そして適用温度で溶融させて均質なメルトを
形成させ、そして該温度で適当な粘度を有することによ
り、ホットメルトとして調合物が機能するような十分な
量で存在するであろう。このことは、希釈剤の使用によ
って、適用温度、すなわち400°F(204℃)以下
の温度で調合物を溶融させ、そしてその温度で50,0
00 mPa・s (50,000cP)未満の所望粘度を調合
物が有するようにできることを意味する。様々の材料
が、所望の条件を満足させるため選択された改質エステ
ルと組合せて希釈剤として使用できる。より詳細には、
希釈剤は、不揮発性であり、そしてデンプンエステルと
相溶性であり、有機物質であり、そして1個又はそれ以
上の極性基を有することを特徴とする、すなわちそれは
炭化水素物質でない。典型的にはそれは5,000(数
平均)以下の分子量を有するであろう。極性基を有する
有用な希釈剤にはスルホンアミド、カルボン酸およびエ
ステル、カルボン酸塩、アミド、リン酸エステル、アル
コール、すなわちヒドロキシ含有化合物、エポキシド、
スルホン、エーテル、イミド、アミン、カルボナート、
尿素およびウレタンが含まれる。好ましい希釈剤は、ス
ルホンアミド、アルコール、アミドおよびエステル基を
含有する希釈剤である。次の化合物は使用できる希釈剤
を例示する:N−エチル−o(および/又はp−)−ト
ルエンスルホンアミド、N−(2−ヒドロキシプロピ
ル)ベンゼンスルホンアミド、ジエチルシトレート、リ
シノレン酸、トリエチルシトレート、ジエチルホスフェ
ート、ジブトキシエチルフタレート、ブチルベンジルフ
タレート、ジメチルアジペート、ジエチレングリコール
ジベンゾエート、ナトリウムリシノレエート、ロジンの
ナトリウム塩、N−(2−ヒドロキシエチル)−12−
ヒドロキシステアルアミド、N−オクチルピロリドン、
2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、トリクレ
シルホスフェート、フェノールおよびビスフェノールA
のエトキシレート、グリシンモノ−リシノレエート、ソ
ルビトール モノステアレート、エポキシ化油例えば大
豆油、テトラメチレンスルホン、ポリ(エチレングリコ
ール)、N−ブチルスクシンイミド、ポリ(エチレンイ
ミン)、エチレンカーボネートおよびプロピレンカーボ
ネート。
【0017】前記の希釈剤には、極性基を有する多くの
物質が含まれ、またそのような極性官能基を有する可塑
剤およびワックスも含まれる。好ましい希釈剤には、ス
ルホンアミド、アルコール、アミドおよびエステル基を
有する希釈剤が含まれ、これらは高湿度で低レベルの湿
分を吸収し、すなわち90%の相対湿度(RH)および
23℃で約20重量%未満、好ましくは約15重量%未
満の湿分を有する。特に好ましい希釈剤はアルコール又
は吸湿性が低いヒドロキシ含有化合物、すなわち疎水性
アルコールおよび特にフェノールおよびビスフェノール
Aのエトキシレート、およびN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−12−ヒドロキシステアルアミドである。好まし
い希釈剤は、親水性タイプのアルコール、例えばグリシ
ン又はソルビトール、並びに吸湿性であり且つ容易に水
分を捕捉し吸収するこのタイプの他の化合物を含まな
い。
【0018】接着剤の主な官能成分、すなわち改質デン
プンエステルは、組成物の総重量に基づいて約10〜8
0重量%、好ましくは約20〜60重量%の量で存在す
るであろう。実際の量はエステル改質のタイプ、置換の
量又は程度(DS)および基剤デンプンの性質に応じて
変化するであろう。最終使用用途並びに他の成分のタイ
プおよび量も、用いられる改質デンプンエステルの量を
決定する際の因子であろう。
【0019】希釈剤の量は、接着剤組成物の約20〜9
0重量%および好ましくは組成物の重量に基づいて約2
5〜75%であろう。接着剤組成物中の所望成分は、親
水性ポリマー又は疎水性熱可塑性ポリマーのような相溶
性ポリマー、粘着付与剤および酸化防止剤を含んでいて
もよい。任意のポリマーは組成物の0.1〜約35重量
%を構成するものであって、水溶性および/又は水膨潤
性ポリマーのような親水性ポリマーおよび疎水性熱可塑
性水不溶性ポリマーを含む。そのようなポリマーにはセ
ルロース、例えばアルキルセルロース、ヒドロキシアル
キル−セルロース、セルロースエステルおよびセルロー
ス塩、ポリビニルアセテートの部分ないし本質的に完全
な加水分解(好ましくは45〜80%加水分解)により
得られるポリビニルアルコール、合成ポリマー、例えば
ポリ(アクリル酸)およびそれらの塩およびエステル、
ポリ(アクリルアミド)、ポリ(ビニルアセテート)、
ポリ(ビニルアセテートフタレート)、ポリ(ビニルピ
ロリドン)、ポリ(クロトン酸)、ポリオレフィン例え
ばポリエチレンおよびポリプロピレン、ビニルポリマ
ー、例えばポリビニルアセテート、ポリスチレン、ポリ
アクリロニトリル、ポリビニルカルバゾール、ポリアセ
タール、重縮合物、例えばポリアミド、熱可塑性ポリエ
ステル、例えばポリヒドロキシブチレート/ヒドロキシ
−バレレート、ポリラクチド(すなわち乳酸のエステ
ル)、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリ(アルキ
レンテレフタレート)、ポリアリールエーテル、ポリ
(エチルオキサゾリン)、ポリ(エチレンイミン)、ポ
リ(エチレングリコール)、熱可塑性ポリイミド、ポリ
(アルキレンオキシド)、例えばエチレンオキシドおよ
びプロピレンオキシドのポリマー、およびゼラチンが含
まれる。
【0020】任意のポリマーとして、熱可塑性コポリマ
ー、例えばエチレン/酢酸ビニル、エチレン/ビニルア
ルコール、エチレン/エチルアクリレート、およびスチ
レン/アクリロニトリルが含まれる。特に有用なポリマ
ーは、希釈剤に対して先に述べた基の如き極性基を含有
するポリマーであり、ヒドロキシ基を含有するポリマー
が最も好ましく、特にポリビニルアルコール、エチレン
/ビニルアルコールおよびヒドロキシプロピルセルロー
スが好ましい。
【0021】接着剤組成物は、組成物の重量に基づいて
0.1〜70重量%の量の粘着付与剤を含有することも
できる。当該接着剤組成物に有用な粘着付与樹脂は、性
質として一般に極性でありそして60℃を超える環球軟
化点(ASTM E−26に定義)を有しそしてロジ
ン、ロジン誘導体、テルペンフェノル、純粋なフェノー
ル樹脂等である。より特に、有用な粘着付与樹脂は相溶
性樹脂又はその混合物、例えば(1)天然および改質ロ
ジン、例えばガムロジン、ウッドロジン、タル油ロジ
ン、蒸留ロジン、水素化ロジン、二量化ロジン、および
重合化ロジン;(2)天然および改質ロジンのグリセロ
ールおよびペンタエリトリトールエステル、例えば、淡
色ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化ロジン
のグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエ
ステル、水素化ロジンのペンタエリトリトールエステル
およびロジンのフェノール−改質ペンタエリトリトール
エステル;(3)フェノール改質テルペン樹脂およびそ
の水素化誘導体、例えば酸性媒質中、二環式テルペンと
フェノールの縮合から得られる樹脂生成物;(4)熱可
塑性アルキルフェノール樹脂、例えば米国特許4,07
3,776および4,023,826に記載される樹脂
を含む。前記粘着付与樹脂の2種又はそれ以上の混合物
並びに少量(例えば接着剤の約10%未満)のより相溶
性の低い樹脂と前記樹脂とのブレンドをいくつかの調合
物に対し用いることができる。
【0022】酸化防止剤又は安定剤も、上記接着剤組成
物中に0.1〜約3重量%の量で含まれてよい。適用可
能な酸化防止剤又は安定剤中には、高分子量のヒンダー
ドフェノールおよび多官能性フェノール、例えばイオウ
およびリン含有フェノールが存在する。代表的ヒンダー
ドフェノールには次の化合物が含まれる:1,3,5−
トリメチル2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert
−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン;ペン
タエリトリトールテトラキス−3(3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネー
ト;n−オクタデシル−3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェノール)−プロピオネート;4,
4′−メチレンビス(2,6−tert−ブチルフェノ
ール);4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−
o−クレゾール);2,6−ジ−tert−ブチルフェ
ノール;6−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2,4−
ビス(n−オクチル−チオ)−1,3,5−トリアジ
ン;ジ−n−オクタデシル3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート;2−(n
−オクチルチオ)−エチル3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−ベンゾエート;およびソルビトー
ルヘキサ〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕。
【0023】異なる性質を満足しそして特定の適用要求
に合致するためホットメルト接着剤中に常用される他の
添加剤も、本発明の接着剤組成物に加えられてよい。そ
のような添加剤には、ワックス、可塑剤、増量油、充填
剤、顔料、流動調節剤、染料等が含まれ、これらは目的
に応じて接着剤調合物に少量又は多量配合される。デン
プンエステルおよびその調製品、並びに希釈剤およびホ
ットメルト接着剤調合物中に用いられる他の成分は、1
993年8月13日に出願された出願番号08/10
6,023に更に記載されておりこれはその番号を引用
して本明細書に加入される。
【0024】ホットメルト接着剤組成物は、本発明に従
い、選択されたデンプンエステルウェットケークと希釈
剤を一緒にするか又は混合し、次いで混合物が軽度な沸
とう(約100℃の温度)に達するまで混合しながら加
熱することにより製造される。軽度の沸とうは、混合物
の温度が100℃以上に上昇することより示される如
く、水の大部分が除去されるまで維持される。加熱を約
100〜150℃、好ましくは115〜135℃の温度
で、短時間継続して、本質的に全ての残存水を除き、次
いでワックスの如き成分を添加し、一定の均質な組成物
が形成されそして湿分を組成物の2重量%未満になるま
で加熱および混合を継続する。他の物質例えば充填剤、
染料、顔料等は前記プロセス中いつでも添加できる。感
水性物質、例えばN−(2−ヒドロキシエチル)−12
ヒドロキシステアルアミドは大部分の水が系から除去さ
れた後に加えられるべきである。調合物が約135℃の
温度に達した後に追加の添加剤を導入することが好まし
い。ワックス様希釈物を用いる場合、全ての水を除去
し、次いでデンプンとメルトの混合が完結した後最後の
物質を加えるのが最も好ましい。
【0025】得られるホットメルト組成物は、それが4
00°F(204℃)以下の適用温度で50,000 m
Pa・s (50,000cP)又はそれ以下の粘度を有する
ことを特徴とする。本発明で用いられる粘度はスピンド
ル番号27を有するブルックフィールド粘度計モデルn
o. DV−II+を用い、20rpm で測定されたブルック
フィールド粘度である。接着剤組成物は、好ましくは、
最終組成物中、すなわち混合又は調合後直接、約2重量
%未満の湿分、そしてより好ましくは約1重量%未満の
湿分を好ましく含有する。
【0026】本発明の他の態様において、デンプンを基
にしたホットメルト接着剤は、押出機中でデンプンエス
テルを、ウェットケーク(すなわち40重量%超の湿
分)の形態で希釈剤と共に混合することにより製造され
る。化合物は熱および機械的せん断の存在下で送られて
混合される。温度は、ベント又は真空口を用いて押出機
から水分が除去されるように調節される。ベント部分内
の水分の除去後、他の成分、例えばワックスが押出機に
送られ、そして最終加熱混合物はダイを出て回収され
る。
【0027】図1に示すように本発明の方法は、押出し
機プロセスユニット中ホットメルト調合物の連続製造を
許容する。図1に示すように、プロセスユニットは一連
の個々のバレルを含んでなり、このバレルは互いに隣接
しそして長手方向に接続されている。第1のバレル(N
o.1)(供給バレルとよぶ)において、デンプンの供
給は入口開口を通って導入される。スクリュウーシャフ
トは一連のバレルの全長にわたって作動する。駆動電動
機のスクリューシャフト上のスクリュー部材の作用によ
り、物質は押出機プロセスユニットの長さに沿って逐次
的に配列されたバレル内で混合され、そして運ばれる。
スクリューシャフトの形態は双スクリューの同一方向回
転形態又は反対方向回転形態であってよく、双同一方向
回転形態が好ましい。供給バレルに隣接するバレル(N
o.2)において、希釈剤が添加されそして供給デンプ
ンと混合される。デンプンおよび希釈剤の供給に続き、
バレルは所望温度に加熱される。これは各バレル内に又
は隣接して位置する個々の熱交換手段(図示せず)によ
り達成される。熱交換手段は一般に選ばれた熱伝達媒体
を運ぶためバレル内に通路例えばチャンネル、室又は内
腔を含むことができ、又は電気ヒーター、例えばカール
ロッド(calrod)又はコイルタイプであってよ
い。熱交換手段は、スクリュー装置のシャフト内に又は
シャフトに沿って配置することもできる。熱交換手段の
好ましいタイプは熱伝達媒体、例えば石油又は他の液体
を運ぶ通路である。
【0028】更に図1に示すように、ベント又は真空口
はバレルNo.6およびNo.7に設けられておりデンプン
内の残留水を除去する。ベント部分の後、混合物はワッ
クス材料が所望の他の添加剤と共に開口部(バレルNo.
9に示す)を通して添加されるまで、継続して加熱さ
れ、そして運ばれる。デンプンエステル並びに希釈剤お
よび他の添加剤(これはホットメルト調合剤を製造する
ため押出プロセスにおいて使用してもよい)は、先の記
載と同じである。デンプンエステルはウェットケークの
形態にある。ホットメルト調合物を水性又は湿式供給物
質で加工することは一般的でないけれども、該デンプン
エステルが水に溶解せずそして他のデンプンと同様に水
中で溶融せず又は煮沸されないために選ばれたデンプン
によってそのような加工が可能となる。
【0029】押出プロセスおよび選択されたデンプンエ
ステル(ウェットケークの形態にある)を用いることに
より、ホットメルト調合物は急速でかつ連続的方法で製
造される。実際、押出機内の残留時間は0.75〜1時
間以上のオーダーで操作できる。バッチプロセスと比較
して約1〜2分である。次の例は本発明の態様を示す。
これらの例において全ての部は重量部であり、そして全
ての温度は他に言及しない限り摂氏である。
【0030】
【実施例】例 I デンプンホットメルト調合物を次のように製造した。1
リットルの四口丸底フラスコは、窒素入口、温度計およ
び機械的撹拌機を備えていた。フラスコの2/3が油浴
に浸るようにフラスコを油浴中に入れた。
【0031】50%H2 Oを含有する流動性高アミロー
スデンプンアセテートウェットケーク(170g無水、
1.5のDS)およびMacol 206EM,PPG
/Mazerから得たエトキシル化ビスフェノールA
(243g)を適度に撹拌しながらフラスコに添加し
た。フラスコの内容物を70℃に加熱しそして30分間
保持した。毎分5リットルの窒素流を用いて水蒸気の除
去を助促進させた。油浴温度を高め軽度沸とうのフラス
コ内容物を製造した。軽度沸とうのフラスコ内容物を、
大部分の水が除去されるまで維持した。このことはフラ
スコ内容物の温度を100℃超に上昇させることによっ
て認められた。フラスコの内容物の温度を125℃に上
昇させる必要があるので油浴を150〜160℃に加熱
し、そしてその温度を10分間保持した。この時点で、
パラシン(Paracin)220(46g)、N−
(2−ヒドロキシエチル)−12−ヒドロキシステアル
アミド、キャスケム(Cas Chem)から得られる
ワックスを撹拌しながら加え10分間加熱を継続した。
【0032】いかなる時点においても、フラスコ内容物
は135℃超に上昇しなかった。次の性質を測定した。
粘度はスピンドル27および温度135℃(275°
F)を用いブルックフィールド粘度計モデルNo.DV−
II+について20rpm で測定した。クラフト紙に対する
接着は次の方法で試験した。121〜135℃(250
〜275°F)のホットメルトの溶融滴を、クラフト紙
の2.54cm×7.62cm(1インチ×3インチ)の細
片中央(幅様)を横切って引いた。クラフト紙の第二の
細片を次いで直ちに第一の上に載せそして200gの加
重を構造体の上にかけた。クラフトに対するクラフトの
結合を、一夜エージング又はコンディショニング後−1
7℃(0°F)および4℃(40°F)で試験しそして
1週間コンディショニングした後21℃(70°F)/
50%の相対温度で試験した。サンプルを90°剥離形
式で保存温度で手により引き離し、そして測定を破壊、
繊維引裂け(FT)又は繊維引裂けなし(NFT)のタ
イプとして行った。
【0033】接着剤を慣用的に包装産業において要求さ
れているような剥離/せん断試験にもかけた。剥離温度
試験において、直径約0.32cm(1/8インチ)の試
験接着剤滴を121〜135℃(250°〜275°
F)で27kg(60ポンド)/連クラフト紙上にガラス
棒で適用した。同じ紙の第二のシートを2秒以内に第一
のシート上に載せ、次いで加圧してクラフト対クラフト
結合体を形成した。次いで結合したシートを接着剤層に
対して垂直に切断して2.54cm(1インチ)幅の細片
とした。二重の結合した試験片をオーブン内に置き、試
験片の一方の自由端を、固体された支持体に取り付け、
そして結合体のもう一方のシートの同じ側の端部に10
0gの重りを吊り下げた。次いでオーブンの温度を20
分毎に5.6℃(10°F)の割合で上昇させた。結合
離層が生じた温度を剥離温度として特定した。
【0034】せん断試験温度において、サンプルを剥離
温度試験における如く調製した。しかし結合された試験
片の対向端部で、クラフト紙の別個のシートをつるしそ
してせん断方式で結合に応力を加えるために加重をかけ
た。オーブンの温度を破壊が生じるまで剥離試験におけ
る如く上昇させた。デンプンエステルウェットケークで
製造したホットメルト接着剤は、良好な接着性を有して
いた。次の表に示すように乾燥デンプンエステルで製造
したホットメルトと比較した。
【0035】
【表1】
【0036】例 II デンプンホットメルト接着剤調合物を、ワーナーアンド
プフライデル双スクリュー同一方向回転押出機、モデル
ZSK30(LD=36)を用いて調製した。図面に示
されるように、流動性高アミロースデンプンアセテート
(DS=1.5)ウェットケーク(45−55%湿分)
を砕いた後に供給バレルに供給し、次いで疎水性希釈
剤、Macol 206 EM,エトキシル化ビスフェ
ノールA(湿分<2%)を、デンプン供給後に直ちにポ
ンプ導入した。成分の混合はスクリュー部材(混練ブロ
ック)により行った。希釈剤導入の後の押出しバレルを
それぞれ180℃および200℃に加熱し、図示の如
く、ベント/機械的真空を用いデンプンと係合した残留
水を除去した。ベントセクションの後、ワックス物質、
パラシン(Paracin)220,N−(2−ヒドロ
キシエチル)−12−ヒドロキシステアラミド(10
部)を開口部を通して押出機内に導入するまで、混合物
を続けて加熱し、そして運んだ。ワックスを乾燥状態で
供給し、そして混合物に混合されるとき溶融した。混合
物は開口ダイプレートを通して澄明な黄色液体(これは
速やかに冷却されて固体ホットメルト(湿分<2.0
%)を形成する)として押出機から出た。
【0037】比較例 I 乾燥デンプンエステル(〜5.0%湿分)を用いデンプ
ンホットメルト調合物を例IIと同様の方法で押出機を用
いて製造した。デンプンエステルは流動性高アミロース
デンプンアセテート(DS=1.5)でありそして流動
性粉末として押出機に供給した。製造されたホットメル
トは1.0%未満の湿分を有し、そして次の配合を有し
ていた: デンプンエステル 41% マコール(Macol)206 EM 49% パラシン(Paracin)220 10% ホットメルト接着剤の性質を測定し、そして次表に示
す。
【0038】 物理的性質 押出加工されたホットメルト 132℃(275°F)での粘度 2400 mPa・s (2400cP) 接着(クラフト/クラフト) −7℃(20°F) 繊維引裂け 4℃(40°F) 繊維引裂け 21℃(70°F),50%RH 繊維引裂け 剥離破壊 T(℃)(°F) 54℃(130°F) 剪断破壊 T(℃)(°F) 77℃(170°F)
【図面の簡単な説明】
【図1】押出器によるデンプンを基材にしたホットメル
ト調合物の製造工程の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー エー.スウィーニー アメリカ合衆国,ニュージャージー 08833,レバノン,コークスベリー ロ ード 3 (72)発明者 ポール アルティエリ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08502,ベル メッド,ウィギンズ レ ーン 9 (72)発明者 チャールズ ダブリュ.ポール アメリカ合衆国,ニュージャージー 07940,マディソン,シャディ ローン ドライブ 13 (72)発明者 ロバート エル.ビルマーズ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08559,ストックトン,ローズモント− リンゴーズ ロード 406 (72)発明者 デビッド シー.ローリンズ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08854,ピスカタウェイ,パットン ア ベニュ 416 (56)参考文献 特開 平6−228516(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホットメルト接着剤組成物の製造方法で
    あって、 a)0.3〜3.0の置換度(DS)を有し、未乾燥の
    ウェットケークの形態にあり、及び40重量%以上の湿
    分を有するデンプンエステルを、前記デンプンエステル
    と相溶性の不揮発性極性有機物質である希釈剤と混合す
    る工程、次いでb)本質的に全ての湿分を蒸発させるの
    に十分な時間加熱し、当該組成物の重量に基づいて2重
    量%未満の湿分を有する組成物を残留させる工程、を含
    む方法。
  2. 【請求項2】 デンプンエステルが0.7〜2.4のD
    Sを有し、そして混合物を100〜150℃に加熱す
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 デンプンエステルがエステル成分中に2
    〜18個の炭素原子を有し、そして組成物が204℃
    (400°F)又はそれ以下の適用温度で溶融して該温
    度で50,000 mPa・s (50,000cP)又はそれ
    以下の粘度を有するように希釈剤が十分な量で存在す
    る、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 組成物の重量に基づいて10〜80重量
    %のデンプンエステルおよび20〜90重量%の希釈剤
    を用い、そしてデンプンエステルウェットケークが40
    〜60重量%の湿分を含有する、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 0.1〜35重量%の相溶性の親水性又
    は疎水性熱可塑性ポリマー、0.1〜70重量%の粘着
    付与剤および0.1〜3重量%の酸化防止剤を追加的に
    接着剤組成物に添加し、そして希釈剤がスルホンアミ
    ド、アルコール、アミド又はエステル基を含有する、請
    求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 デンプン物質が少なくとも65重量%の
    アミロース含量を有する高アミロースデンプンであり、
    そしてデンプンエステルがエステル成分中に2〜7個の
    炭素原子を含有し且つ0.8〜2.0のDSを有する、
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 デンプンを基にしたホットメルト接着剤
    組成物の製造方法であって、 a)0.3〜3.0の置換度を有し、ウェットケークの
    形態にあり、そして40重量%以上の湿分を有するデン
    プンエステルを、前記デンプンエステルと相溶性の不揮
    発性の極性有機物質である希釈剤と共に押出す工程、次
    いで b)混合したデンプンエステルおよび希釈剤混合物を、
    本質的に全ての水を蒸発させるのに十分な温度に加熱し
    つつ運び、そして押出機を出ていく2重量%未満の湿分
    を有する最終製品を回収する工程、を含む方法。
  8. 【請求項8】 デンプンエステルがエステル成分中に2
    〜18個の炭素原子を有し、且つ0.7〜2.4のDS
    を有し、そして当該組成物が204℃(400°F)以
    下の適用温度で溶融し、前記温度で50,000 mPa・
    s (50,000cP)の粘度を有するように希釈剤が十
    分な量で存在する、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 組成物の重量に基づいて10〜80重量
    %のデンプンエステルおよび20〜90重量%の希釈剤
    を用い、そしてデンプンエステルがエステル成分中に2
    〜7個の炭素原子を含有する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 水を排出した後、0.1〜35重量%
    の相溶性の親水性又は疎水性熱可塑性ポリマー、0.1
    〜70重量%の粘着付与剤および0.1〜3重量%の酸
    化防止剤を押出機中の接着剤組成物に添加し、そして希
    釈剤はスルホンアミド、アルコール、アミド又はエステ
    ル基を含有し、そしてデンプン物質は少なくとも65重
    量%のアミロース含量を有する高アミロースデンプンで
    ある、請求項9記載の方法。
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