JPH07145361A - 親水性ホットメルト接着剤 - Google Patents
親水性ホットメルト接着剤Info
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- JPH07145361A JPH07145361A JP6165315A JP16531594A JPH07145361A JP H07145361 A JPH07145361 A JP H07145361A JP 6165315 A JP6165315 A JP 6165315A JP 16531594 A JP16531594 A JP 16531594A JP H07145361 A JPH07145361 A JP H07145361A
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- C09J11/06—Non-macromolecular additives organic
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09J153/02—Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/02—Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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- C08L2666/28—Non-macromolecular organic substances
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親水性ホットメルト接着剤に関する。
【構成】 ヒドロキシプロピルセルロース５〜５０重量
％；３０重量％までの量で存在するスチレンブロックコ
ポリマー；その約８５％が水不溶性である可塑剤５〜４
０重量％；粘着付与性樹脂２０〜７０重量％；及び安定
剤０〜３重量％（前記成分の合計は１００重量％であ
る）から実質的に成るホットメルト感圧性接着剤組成物
に関する。
％；３０重量％までの量で存在するスチレンブロックコ
ポリマー；その約８５％が水不溶性である可塑剤５〜４
０重量％；粘着付与性樹脂２０〜７０重量％；及び安定
剤０〜３重量％（前記成分の合計は１００重量％であ
る）から実質的に成るホットメルト感圧性接着剤組成物
に関する。
Description
【０００１】ホットメルト接着剤は、広範囲の種類の用
途のために商業的に使用される。ホットメルト接着剤シ
ステムの主な利点は、それが支持体に適用されるとすぐ
に、接着剤フィルムを乾燥する必要性を排除するキャリ
ヤー流体の欠乏である。この乾燥段階の排除は、溶媒使
用に関連する危険を克服し、そしてまた、より早い製造
ライン速度及び低い輸送費用を可能にする。所望する使
用に依存して、ホットメルト接着剤の粘着性の程度は、
特徴的に感圧性から非感圧性に変化する接着剤を製造す
るために広範囲にわたって変えられ得る。
途のために商業的に使用される。ホットメルト接着剤シ
ステムの主な利点は、それが支持体に適用されるとすぐ
に、接着剤フィルムを乾燥する必要性を排除するキャリ
ヤー流体の欠乏である。この乾燥段階の排除は、溶媒使
用に関連する危険を克服し、そしてまた、より早い製造
ライン速度及び低い輸送費用を可能にする。所望する使
用に依存して、ホットメルト接着剤の粘着性の程度は、
特徴的に感圧性から非感圧性に変化する接着剤を製造す
るために広範囲にわたって変えられ得る。
【０００２】種々の用途のためには、ホットメルト接着
剤は親水性、すなわち水溶性、水感受性又は水活性であ
ることがまた所望される。そのような親水性接着剤はた
とえば、水洗可能な使い捨て製品、たとえば構成及び使
用の間、必要とされる高い程度の粘着性が磁器及び下水
管への付着を防止するために実質的に低められるべきで
あるおむつ及び月経用衛生綿に使用される。水活性接着
剤は、続く再パルプ化性（repulpability)が有益である
再湿分性封筒シール及び他のラベリング用途のために使
用される。水再パルプ化性接着剤はバックの密封、箱及
びカートンの密封、製本、ロール包装及びティシュポリ
ボンディング (tissue polybonding) において特に有用
である。
剤は親水性、すなわち水溶性、水感受性又は水活性であ
ることがまた所望される。そのような親水性接着剤はた
とえば、水洗可能な使い捨て製品、たとえば構成及び使
用の間、必要とされる高い程度の粘着性が磁器及び下水
管への付着を防止するために実質的に低められるべきで
あるおむつ及び月経用衛生綿に使用される。水活性接着
剤は、続く再パルプ化性（repulpability)が有益である
再湿分性封筒シール及び他のラベリング用途のために使
用される。水再パルプ化性接着剤はバックの密封、箱及
びカートンの密封、製本、ロール包装及びティシュポリ
ボンディング (tissue polybonding) において特に有用
である。
【０００３】ホットメルト接着剤は従来、石油由来のポ
リマー、たとえばポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル、スチレンブロックコポリマー及びポリプロピレンに
基づかれている。感水性ホットメルトはまた、ビニルピ
ロリドンポリマー、たとえば酢酸ビニル／ビニルピロリ
ドンコポリマーから調製される。すべてのそれらの接着
剤組成物は、種々の樹脂、油及び／又はワックス（これ
らは石油及び天然に存在する供給原料、たとえば木材、
ガム及びタル油ロジン及びテルペンに由来する）により
さらに粘着付与され、可塑化され、そして／又は強化さ
れる。それらの従来の組成物は、すべての油由来の材料
に共通する周期的な価格の循環を有し、そしてまた一般
的に、それらを使用する製品が廃棄された後、分解しに
くいということである。
リマー、たとえばポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル、スチレンブロックコポリマー及びポリプロピレンに
基づかれている。感水性ホットメルトはまた、ビニルピ
ロリドンポリマー、たとえば酢酸ビニル／ビニルピロリ
ドンコポリマーから調製される。すべてのそれらの接着
剤組成物は、種々の樹脂、油及び／又はワックス（これ
らは石油及び天然に存在する供給原料、たとえば木材、
ガム及びタル油ロジン及びテルペンに由来する）により
さらに粘着付与され、可塑化され、そして／又は強化さ
れる。それらの従来の組成物は、すべての油由来の材料
に共通する周期的な価格の循環を有し、そしてまた一般
的に、それらを使用する製品が廃棄された後、分解しに
くいということである。
【０００４】本発明は、ある一定レベルの分解を示す再
生可能な天然源に由来する高レベルの原料を含む組成物
のために多量の石油由来の原料を含む接着剤の使用を包
含しない動きに関する。それはまた、水洗可能で、再パ
ルプ化でき且つ再湿分性用途のための親水性ホットメル
ト接着剤のための必要性にも関する。
生可能な天然源に由来する高レベルの原料を含む組成物
のために多量の石油由来の原料を含む接着剤の使用を包
含しない動きに関する。それはまた、水洗可能で、再パ
ルプ化でき且つ再湿分性用途のための親水性ホットメル
ト接着剤のための必要性にも関する。
【０００５】本発明者は、種々の用途のために適切な親
水性ホットメルト接着剤組成物が種々の接着剤組成物と
ヒドロキシプロピルセルロースとをブレンドすることに
よって調製され得ることを見出した。従って、本発明
は、ヒドロキシプロピルセルロース５〜５０重量％；そ
の約８５％までが不溶性である（残りの重量％は水溶性
である）可塑剤５〜４０重量％；粘着付与性樹脂２０〜
７０重量％；極性ワックス０〜４０重量％；安定剤０〜
３重量％及び相溶性ポリマー０〜３０重量％から調製さ
れたホットメルト接着剤組成物に向けられる。得られる
接着剤は、適用される場合、湿気が粘着性を失なわない
よう高い程度の接着性を得るために配合され得る。他
方、接着剤は、再パルプ化性、再分散性又は湿気により
活性化されるように配合され得る。
水性ホットメルト接着剤組成物が種々の接着剤組成物と
ヒドロキシプロピルセルロースとをブレンドすることに
よって調製され得ることを見出した。従って、本発明
は、ヒドロキシプロピルセルロース５〜５０重量％；そ
の約８５％までが不溶性である（残りの重量％は水溶性
である）可塑剤５〜４０重量％；粘着付与性樹脂２０〜
７０重量％；極性ワックス０〜４０重量％；安定剤０〜
３重量％及び相溶性ポリマー０〜３０重量％から調製さ
れたホットメルト接着剤組成物に向けられる。得られる
接着剤は、適用される場合、湿気が粘着性を失なわない
よう高い程度の接着性を得るために配合され得る。他
方、接着剤は、再パルプ化性、再分散性又は湿気により
活性化されるように配合され得る。
【０００６】ヒドロキシプロピルセルロース成分は、本
発明の接着剤にユニークな性質を付与することが見出さ
れた。接着剤、特に感圧性接着剤においてこの比較的硬
質で高融点の材料のそのようなレベルで使用する能力
が、ポリマーの非エラストマー特性に照して意外であ
る。
発明の接着剤にユニークな性質を付与することが見出さ
れた。接着剤、特に感圧性接着剤においてこの比較的硬
質で高融点の材料のそのようなレベルで使用する能力
が、ポリマーの非エラストマー特性に照して意外であ
る。
【０００７】接着剤組成物に有用な粘着付与性樹脂は一
般的に、天然において極性であり、そして６０℃以上の
環球式軟化点を有し、そしてロジン及びロジン誘導体、
テルペンフェノール樹脂、純粋なフェノール樹脂及び同
様のものを包含する。より特定には、有用な粘着付与性
樹脂は、いづれかの相溶性樹脂、たとえば（１）天然及
び変性されたロジン、たとえばガムロジン、ウッドロジ
ン、タル油ロジン、蒸留されたロジン、水素化されたロ
ジン、脱イオン化されたロジン及び重合されたロジン又
はそれらの混合物；及び（２）フェノール変性テルペン
樹脂及び水素化されたその誘導体、たとえば酸性媒体に
おける二環式テルペン及びフェノールの縮合に起因する
樹脂生成物を包含する。
般的に、天然において極性であり、そして６０℃以上の
環球式軟化点を有し、そしてロジン及びロジン誘導体、
テルペンフェノール樹脂、純粋なフェノール樹脂及び同
様のものを包含する。より特定には、有用な粘着付与性
樹脂は、いづれかの相溶性樹脂、たとえば（１）天然及
び変性されたロジン、たとえばガムロジン、ウッドロジ
ン、タル油ロジン、蒸留されたロジン、水素化されたロ
ジン、脱イオン化されたロジン及び重合されたロジン又
はそれらの混合物；及び（２）フェノール変性テルペン
樹脂及び水素化されたその誘導体、たとえば酸性媒体に
おける二環式テルペン及びフェノールの縮合に起因する
樹脂生成物を包含する。
【０００８】上記複数の粘着付与性樹脂の混合物、並び
に上記樹脂と少量（たとえば接着剤の約１０％以下）の
低相溶性樹脂とのブレンドがいくつかの配合物のために
利用され得る。さらに、少量（すなわち前記量以下）の
ロジンエステル、たとえば天然及び変性されたロジンの
グリセロール及びペンタエリトリトールエステル、たと
えば淡色ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化
されたロジンのグリセロールエステル、重合されたロジ
ンのグリセロールエステル、水素化されたロジンのペン
タエリトリトールエステル、及びロジンのフェノール変
性ペンタエリトリトールが前に記載された粘着付与剤と
組合して使用され得る。粘着付与剤は約７０％までの接
着剤を含むことができるが、それは一般的に約２０〜６
０重量％の量で使用される。
に上記樹脂と少量（たとえば接着剤の約１０％以下）の
低相溶性樹脂とのブレンドがいくつかの配合物のために
利用され得る。さらに、少量（すなわち前記量以下）の
ロジンエステル、たとえば天然及び変性されたロジンの
グリセロール及びペンタエリトリトールエステル、たと
えば淡色ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化
されたロジンのグリセロールエステル、重合されたロジ
ンのグリセロールエステル、水素化されたロジンのペン
タエリトリトールエステル、及びロジンのフェノール変
性ペンタエリトリトールが前に記載された粘着付与剤と
組合して使用され得る。粘着付与剤は約７０％までの接
着剤を含むことができるが、それは一般的に約２０〜６
０重量％の量で使用される。
【０００９】最終使用用途に依存して、及び特に感圧性
質を必要とする使用のためには、種々の相溶性可塑剤又
は増量油が組成物に存在する。水溶性可塑剤は常に、可
塑剤成分の合計量の少なくとも約１５％を含み、そして
水不溶性可塑剤は残りを占める。好ましい相溶性可塑剤
は、フタレート可塑剤、たとえばジオクチルフタレー
ト；液体ポリエステル、たとえば HuelsからのDynacol
720 ；ベンゾエート可塑剤、たとえば１，４−シクロヘ
キサンジメタノールジベンゾエート（たとえばVelsicol
から市販されているBenzoflex 352)；ホスフェート可塑
剤、たとえばｔ−ブチルフェニルジフェニルホスフェー
ト（たとえばMonsantoから市販されているSancticizer
154)；約１０００以下の分子量を有するポリ（エチレン
グリコール）及びポリ（エチレングリコール）の誘導体
（たとえば、ＩＣＩから市販されているPycal 94、ＰＥ
Ｇのフェニルエーテル）；約６０℃以下の環球式軟化点
を有する液体ロジン誘導体、たとえば水素化されたロジ
ンのメチルエステル（たとえばHercalesからのHercolyn
D) ；及び植物及び動物油、たとえば脂肪酸のグリセロ
ールエステル及びその重合生成物を包含する。特に好ま
しい希釈剤は、ポリエチレン−グリコールのフェニルエ
ーテル及びビスフェノールＡのエトキシレート（たとえ
ばＰＰＧから入手できるMacol 206E) を包含する。
質を必要とする使用のためには、種々の相溶性可塑剤又
は増量油が組成物に存在する。水溶性可塑剤は常に、可
塑剤成分の合計量の少なくとも約１５％を含み、そして
水不溶性可塑剤は残りを占める。好ましい相溶性可塑剤
は、フタレート可塑剤、たとえばジオクチルフタレー
ト；液体ポリエステル、たとえば HuelsからのDynacol
720 ；ベンゾエート可塑剤、たとえば１，４−シクロヘ
キサンジメタノールジベンゾエート（たとえばVelsicol
から市販されているBenzoflex 352)；ホスフェート可塑
剤、たとえばｔ−ブチルフェニルジフェニルホスフェー
ト（たとえばMonsantoから市販されているSancticizer
154)；約１０００以下の分子量を有するポリ（エチレン
グリコール）及びポリ（エチレングリコール）の誘導体
（たとえば、ＩＣＩから市販されているPycal 94、ＰＥ
Ｇのフェニルエーテル）；約６０℃以下の環球式軟化点
を有する液体ロジン誘導体、たとえば水素化されたロジ
ンのメチルエステル（たとえばHercalesからのHercolyn
D) ；及び植物及び動物油、たとえば脂肪酸のグリセロ
ールエステル及びその重合生成物を包含する。特に好ま
しい希釈剤は、ポリエチレン−グリコールのフェニルエ
ーテル及びビスフェノールＡのエトキシレート（たとえ
ばＰＰＧから入手できるMacol 206E) を包含する。
【００１０】接着剤を従来使用して来た他の用途は、そ
れらの接着剤結合特性を適切に下げないで、ホットメル
ト接着剤組成物の溶融粘度又は凝集特性を減じるために
ワックス希釈剤の使用を必要とする。それらのワックス
はしばしば、感圧性質を示さない接着剤において使用さ
れる。
れらの接着剤結合特性を適切に下げないで、ホットメル
ト接着剤組成物の溶融粘度又は凝集特性を減じるために
ワックス希釈剤の使用を必要とする。それらのワックス
はしばしば、感圧性質を示さない接着剤において使用さ
れる。
【００１１】適切なワックスは、１２−ヒドロキシステ
アラミドワックス、水素化されたヒマシ油、酸化された
合成ワックス、約１０００以上の重量平均分子量を有す
るポリ（酸化エチレン）及び官能化された合成ワック
ス、たとえば Exxonからのカルボニル含有Escomer H101
を包含する。
アラミドワックス、水素化されたヒマシ油、酸化された
合成ワックス、約１０００以上の重量平均分子量を有す
るポリ（酸化エチレン）及び官能化された合成ワック
ス、たとえば Exxonからのカルボニル含有Escomer H101
を包含する。
【００１２】本明細書に記載されるいくつかの接着剤配
合物は、ワックス及び可塑剤成分の１つ又は他の成分が
相互的に独占的でないように前記両者の成分を含むこと
ができることが理解されるべきである。
合物は、ワックス及び可塑剤成分の１つ又は他の成分が
相互的に独占的でないように前記両者の成分を含むこと
ができることが理解されるべきである。
【００１３】本明細書に包含され得る適用できる安定剤
又は酸化防止剤の中には、高分子量ヒンダードフェノー
ル及び多官能フェノール、たとえば硫黄及びリン−含有
フェノールが存在する。代表的なヒンダードフェノール
は次のものを包含する：１，３，５−トリメチル−２，
４，６−トリス（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−
ヒドロキシフェニル）プロピオネート；ｎ−オクタデシ
ル（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロキシフ
ェニル）プロピオネート；４，４′−メタレンビス
（２，６−ジ−ｔｅｒｔ−ブチルフェノール）；４，
４′−チオビス（６−ｔｅｒｔ−ブチル−ｏ−クレゾー
ル）；２，６−ジ−ｔｅｒｔ−ブチルフェノール；６−
（４−ヒドロキシフェノキシ）−２，４−ビス（ｎ−オ
クチルチオ）−１，３，５−トリアジン；ジ−ｎ−オク
タデシル−３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロ
キシ−ベンジルホスホネート；２−（ｎ−オクチルチ
オ）−エチル３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒド
ロキシベンゾエート；及びソルビトールヘキサ〔３−
（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロキシフェ
ニル）プロピオネート〕。使用される場合、安定剤は、
約０．１〜３重量％のレベルで存在する。
又は酸化防止剤の中には、高分子量ヒンダードフェノー
ル及び多官能フェノール、たとえば硫黄及びリン−含有
フェノールが存在する。代表的なヒンダードフェノール
は次のものを包含する：１，３，５−トリメチル−２，
４，６−トリス（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−
ヒドロキシフェニル）プロピオネート；ｎ−オクタデシ
ル（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロキシフ
ェニル）プロピオネート；４，４′−メタレンビス
（２，６−ジ−ｔｅｒｔ−ブチルフェノール）；４，
４′−チオビス（６−ｔｅｒｔ−ブチル−ｏ−クレゾー
ル）；２，６−ジ−ｔｅｒｔ−ブチルフェノール；６−
（４−ヒドロキシフェノキシ）−２，４−ビス（ｎ−オ
クチルチオ）−１，３，５−トリアジン；ジ−ｎ−オク
タデシル−３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロ
キシ−ベンジルホスホネート；２−（ｎ−オクチルチ
オ）−エチル３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒド
ロキシベンゾエート；及びソルビトールヘキサ〔３−
（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−４−ヒドロキシフェ
ニル）プロピオネート〕。使用される場合、安定剤は、
約０．１〜３重量％のレベルで存在する。
【００１４】任意の添加剤が、一定の性質を変性するた
めにホットメルト組成物中に導入され得る。それらの添
加剤の中には、着色剤、たとえば二酸化チタン；及び充
填剤、たとえばタルク、及びクレー、等が包含される。
少量（たとえば約３０重量％以下、及び好ましくは５〜
２０重量％）の一定の熱可塑性ポリマー、たとえば１２
〜５０％の酢酸ビニルを含むエチレンビニルアセテート
コポリマー、エチレンメチルアクリレート及びエチレン
ｎ−ブチルアクリレートコポリマー並びにカプロラクト
ンポリマー及びポリ（ヒドロキシブチレート／ヒドロキ
シバレレート）が接着剤中に存在する。それらのポリマ
ーは、柔軟性、靱性及び強度を付与するために使用され
る。他方及び特に、２０重量％までの一定の親水性ポリ
マー、たとえばポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ポリビニルメチルエーテル、ポリ（酸化
エチレン）又はある用途のために所望される接着剤の感
水性を高めるように機能するであろう変性された又は誘
導体化されたスターチをホットメルト接着剤中に導入す
ることが所望される。
めにホットメルト組成物中に導入され得る。それらの添
加剤の中には、着色剤、たとえば二酸化チタン；及び充
填剤、たとえばタルク、及びクレー、等が包含される。
少量（たとえば約３０重量％以下、及び好ましくは５〜
２０重量％）の一定の熱可塑性ポリマー、たとえば１２
〜５０％の酢酸ビニルを含むエチレンビニルアセテート
コポリマー、エチレンメチルアクリレート及びエチレン
ｎ−ブチルアクリレートコポリマー並びにカプロラクト
ンポリマー及びポリ（ヒドロキシブチレート／ヒドロキ
シバレレート）が接着剤中に存在する。それらのポリマ
ーは、柔軟性、靱性及び強度を付与するために使用され
る。他方及び特に、２０重量％までの一定の親水性ポリ
マー、たとえばポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ポリビニルメチルエーテル、ポリ（酸化
エチレン）又はある用途のために所望される接着剤の感
水性を高めるように機能するであろう変性された又は誘
導体化されたスターチをホットメルト接着剤中に導入す
ることが所望される。
【００１５】他の相溶性ポリマーは、エラストマーポリ
マー、たとえばスチレン含有ブロックコポリマー、たと
えばスチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタ
ジエン−スチレン、スチレン−エチレンブチレン−スチ
レン、スチレン−エチレンプロピレンスチレンを包含す
る。それらのポリマーのうち、スチレン−イソプレン−
スチレンに基づくポリマーが最とも好ましい。それらの
ポリマーは、使い捨ておむつ構成接着剤として配合され
る感圧性接着剤において特に有用であり、そして約３０
重量％までのレベルで使用され得る。それらの比較的非
極性のエラストマーがヒドロキシプロピルセルロース基
材のホットメルトにおいて有用な相溶性を示すことは意
外である。
マー、たとえばスチレン含有ブロックコポリマー、たと
えばスチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタ
ジエン−スチレン、スチレン−エチレンブチレン−スチ
レン、スチレン−エチレンプロピレンスチレンを包含す
る。それらのポリマーのうち、スチレン−イソプレン−
スチレンに基づくポリマーが最とも好ましい。それらの
ポリマーは、使い捨ておむつ構成接着剤として配合され
る感圧性接着剤において特に有用であり、そして約３０
重量％までのレベルで使用され得る。それらの比較的非
極性のエラストマーがヒドロキシプロピルセルロース基
材のホットメルトにおいて有用な相溶性を示すことは意
外である。
【００１６】本発明のホットメルト接着剤組成物は、当
業界において知られている技法を用いて配合され得る、
典型的な方法は、ジャケット付き混合反応がま、好まし
くはローターを備えたジャケット付き強力ミキサーに、
すべてのポリマー、ワックス、可塑剤及び安定剤と共に
合計粘着付与性樹脂の約４０％を充填し、そしてその
後、約１９０℃までの範囲に温度を高めることを包含す
る。樹脂が溶融した後、温度を１５０°〜１６０℃に低
める。混合及び加熱が、滑らかで均質の塊状物が得られ
るまで続けられ、その後、残りの粘着付与性樹脂がそれ
と共に十分且つ均等に混合される。
業界において知られている技法を用いて配合され得る、
典型的な方法は、ジャケット付き混合反応がま、好まし
くはローターを備えたジャケット付き強力ミキサーに、
すべてのポリマー、ワックス、可塑剤及び安定剤と共に
合計粘着付与性樹脂の約４０％を充填し、そしてその
後、約１９０℃までの範囲に温度を高めることを包含す
る。樹脂が溶融した後、温度を１５０°〜１６０℃に低
める。混合及び加熱が、滑らかで均質の塊状物が得られ
るまで続けられ、その後、残りの粘着付与性樹脂がそれ
と共に十分且つ均等に混合される。
【００１７】上記のように、本発明のヒドロキシプロピ
ルセルロース含有親水性ホットメルト接着剤は、特定の
最終使用に依存して種々に配合される。一般的に、感圧
性接着剤は、５〜５０％のヒドロキシプロピルセルロー
ス、５〜４０％の可塑剤、２０〜７０％の粘着付与性樹
脂、０〜３％の安定剤及び０〜３０％の相溶性ポリマー
から配合され得る。より特定には、水に含浸される場
合、粘着性を失なう感圧性接着剤は、１０〜５０％のヒ
ドロキシプロピルセルロース、５〜４０％の可塑剤、２
０〜７０％の粘着付与性樹脂、０〜３％の安定剤及び０
〜３０％の相溶性ポリマーから調製される。後者の種類
の感圧性接着剤は、使い捨て個人用製品の構成において
のみならず、また再パルプ性又は再分散性が重要である
他の用途のためにも有用である。
ルセルロース含有親水性ホットメルト接着剤は、特定の
最終使用に依存して種々に配合される。一般的に、感圧
性接着剤は、５〜５０％のヒドロキシプロピルセルロー
ス、５〜４０％の可塑剤、２０〜７０％の粘着付与性樹
脂、０〜３％の安定剤及び０〜３０％の相溶性ポリマー
から配合され得る。より特定には、水に含浸される場
合、粘着性を失なう感圧性接着剤は、１０〜５０％のヒ
ドロキシプロピルセルロース、５〜４０％の可塑剤、２
０〜７０％の粘着付与性樹脂、０〜３％の安定剤及び０
〜３０％の相溶性ポリマーから調製される。後者の種類
の感圧性接着剤は、使い捨て個人用製品の構成において
のみならず、また再パルプ性又は再分散性が重要である
他の用途のためにも有用である。
【００１８】感圧性質を有さない他の再パルプ化性、再
分散性及び／又は再混合性ホットメルト接着剤は、１０
〜５０％のヒドロキシプロピルセルロース；５〜４０％
の可塑剤（その８５％までが水不溶性可塑剤である）；
２０〜７０％の粘着付与性樹脂；５〜４０％の極性ワッ
クス；及び０〜２０％の相溶性ポリマーから調製され得
る。種々の最終使用のための特定のホットメルト接着剤
が下記に記載される。
分散性及び／又は再混合性ホットメルト接着剤は、１０
〜５０％のヒドロキシプロピルセルロース；５〜４０％
の可塑剤（その８５％までが水不溶性可塑剤である）；
２０〜７０％の粘着付与性樹脂；５〜４０％の極性ワッ
クス；及び０〜２０％の相溶性ポリマーから調製され得
る。種々の最終使用のための特定のホットメルト接着剤
が下記に記載される。
【００１９】
【表１】 ＊スチレンブロックコポリマーがそれらの配合物におい
て特に好ましい。
て特に好ましい。
【００２０】上記のように、得られる接着剤は、当業界
において知られているような広範囲の種類の使用に用い
られ得る。その接着剤は、種々の包装及びカートン密封
用途において効果的に使用され得る。非感圧性接着剤は
また、広範囲の製本操作において多くのシートを結合す
るためにも使用され得る。それらはまた、ティシュ及び
／又はスクリーン強化されたティシュ層を積層するため
にも使用され、たとえば個人の又はロール使用、たとえ
ばワイパー、紙タオル、トイレ用ティシュ及び他の消費
者用又は産業用最終使用に使用される。可塑剤と共に配
合される場合、得られる接着剤は種々の使い捨て用途、
たとえば月経用衛生綿、使い捨ておむつ、病院用ガウ
ン、ベッドパッド及び同様のもののアセンブリー又は構
成に使用され得るが、但しこれだけには限定されない。
特に、接着剤は、少なくとも１つの柔軟性フィルム支持
体が少なくとも１つのティシュ、不織物、ポリオレフィ
ン又は他の柔軟性ポリマーフィルム支持体に結合され
る、複数ライン、スプレー又はスロット−コーチング構
成技法を用いて、使い捨て製品のために有用である。さ
らに、接着剤は、たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン又は不織支持体に耐伸び性ギャザーを付与するために
弾性体を結合することにおいても有用である。接着剤は
また、低需要性使い捨て構造体用途において、たとえば
末端又は周囲部の密封のためにも利用され得る。
において知られているような広範囲の種類の使用に用い
られ得る。その接着剤は、種々の包装及びカートン密封
用途において効果的に使用され得る。非感圧性接着剤は
また、広範囲の製本操作において多くのシートを結合す
るためにも使用され得る。それらはまた、ティシュ及び
／又はスクリーン強化されたティシュ層を積層するため
にも使用され、たとえば個人の又はロール使用、たとえ
ばワイパー、紙タオル、トイレ用ティシュ及び他の消費
者用又は産業用最終使用に使用される。可塑剤と共に配
合される場合、得られる接着剤は種々の使い捨て用途、
たとえば月経用衛生綿、使い捨ておむつ、病院用ガウ
ン、ベッドパッド及び同様のもののアセンブリー又は構
成に使用され得るが、但しこれだけには限定されない。
特に、接着剤は、少なくとも１つの柔軟性フィルム支持
体が少なくとも１つのティシュ、不織物、ポリオレフィ
ン又は他の柔軟性ポリマーフィルム支持体に結合され
る、複数ライン、スプレー又はスロット−コーチング構
成技法を用いて、使い捨て製品のために有用である。さ
らに、接着剤は、たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン又は不織支持体に耐伸び性ギャザーを付与するために
弾性体を結合することにおいても有用である。接着剤は
また、低需要性使い捨て構造体用途において、たとえば
末端又は周囲部の密封のためにも利用され得る。
【００２１】次の例において、特にことわらない限り、
すべての部は重量によって与えられ、そしてすべての温
度は度Ｃで与えられる。次のサンプルの調製において
は、１５０〜１６０℃に加熱され、そしてシグマ羽根を
備えた強力ミキサーに、合計量のヒドロキシプロピルセ
ルロース及び可塑剤１／２〜２／３を充填した。次に、
混合を開始し、その後、粘着付与性樹脂をゆっくりと添
加し、続いてワックス及び残る可塑剤を３０分間にわた
ってゆっくりと添加した。加熱及び混合を、均質な塊状
物が得られるまで続けた。サンプルは次の方法を用いて
試験された：粘度測定は、２５０°Ｆ、２７５°Ｆ又は
３００°Ｆで、ブルックフィールド粘度計（Spindle 2
7) を用いて３０分後に決定された。
すべての部は重量によって与えられ、そしてすべての温
度は度Ｃで与えられる。次のサンプルの調製において
は、１５０〜１６０℃に加熱され、そしてシグマ羽根を
備えた強力ミキサーに、合計量のヒドロキシプロピルセ
ルロース及び可塑剤１／２〜２／３を充填した。次に、
混合を開始し、その後、粘着付与性樹脂をゆっくりと添
加し、続いてワックス及び残る可塑剤を３０分間にわた
ってゆっくりと添加した。加熱及び混合を、均質な塊状
物が得られるまで続けた。サンプルは次の方法を用いて
試験された：粘度測定は、２５０°Ｆ、２７５°Ｆ又は
３００°Ｆで、ブルックフィールド粘度計（Spindle 2
7) を用いて３０分後に決定された。
【００２２】接触角：試験されるホットメルトの１／２
ミルフィルムを、３″×１″×１mmの顕微鏡スライド上
に製造する。ポラロイドカメラ付属品（Model 100-14)
及びマイクロ−注射器付属品（Model 100-10) を装備さ
れたRame-Hart Goniometer (Model 100-06) を用いて、
接触角を測定する。マイクロ−注射器は脱イオン水によ
り充填され、そして水滴がホットメルトの上部に置かれ
る。通常の撮影の順序は次の通りである： １．シャッター用意し ２．液滴の落下を注意し ３．ケーブル上のシャッター開放機構を押す。 ポラロイド写真上の水滴の側面に対する液滴の底面によ
り作られる角度の測定。接触角が小さくなるほど、接着
剤はより親和性になり、すなわち感水性になる。この性
質は特に、水洗可能な用途に及び超吸収性ポリマーの結
合のために重要である。
ミルフィルムを、３″×１″×１mmの顕微鏡スライド上
に製造する。ポラロイドカメラ付属品（Model 100-14)
及びマイクロ−注射器付属品（Model 100-10) を装備さ
れたRame-Hart Goniometer (Model 100-06) を用いて、
接触角を測定する。マイクロ−注射器は脱イオン水によ
り充填され、そして水滴がホットメルトの上部に置かれ
る。通常の撮影の順序は次の通りである： １．シャッター用意し ２．液滴の落下を注意し ３．ケーブル上のシャッター開放機構を押す。 ポラロイド写真上の水滴の側面に対する液滴の底面によ
り作られる角度の測定。接触角が小さくなるほど、接着
剤はより親和性になり、すなわち感水性になる。この性
質は特に、水洗可能な用途に及び超吸収性ポリマーの結
合のために重要である。
【００２３】ポリエチレンフィルムからの引掛粘着性−
粘着性の損失：比較的すばやい付着性／粘着性及び水へ
の含浸後の粘着性のすばやい損失を決定する試験を行な
った。 １．約３００°Ｆに加熱されたローラーを用いてのマイ
ラーへの接着剤の２〜３ミルの厚さのコーチング。 ２．接着剤の適用温度は３００〜３５０°Ｆであるべき
である。 ３．被覆されたマイラーから機械方向での５個の１″×
５″ストリップの切断。一定温度及び湿度での２４時間
の条件づけ。 ４．１″端を取り、そしてそれらを１″マスキングテー
プと共にテーピングすることによってループに接着部を
折り重ねる。 ５．両面テープを用いてステンレス鋼プレートにポリエ
チレンを固定する。 ６．機械のかみ合い部中に前記ループを配置し、そして
試験する。 ７．新しい１″×５″ストリップを用いて、室温でスト
リップを水にすばやく含浸し、そしてすぐに、上記のよ
うにして試験する。
粘着性の損失：比較的すばやい付着性／粘着性及び水へ
の含浸後の粘着性のすばやい損失を決定する試験を行な
った。 １．約３００°Ｆに加熱されたローラーを用いてのマイ
ラーへの接着剤の２〜３ミルの厚さのコーチング。 ２．接着剤の適用温度は３００〜３５０°Ｆであるべき
である。 ３．被覆されたマイラーから機械方向での５個の１″×
５″ストリップの切断。一定温度及び湿度での２４時間
の条件づけ。 ４．１″端を取り、そしてそれらを１″マスキングテー
プと共にテーピングすることによってループに接着部を
折り重ねる。 ５．両面テープを用いてステンレス鋼プレートにポリエ
チレンを固定する。 ６．機械のかみ合い部中に前記ループを配置し、そして
試験する。 ７．新しい１″×５″ストリップを用いて、室温でスト
リップを水にすばやく含浸し、そしてすぐに、上記のよ
うにして試験する。
【００２４】熱安定性：この試験の目的は、配合物の原
料の相溶性（適合性）、ポットライフを調べ、そして配
合物がアプリケーターのノズルを目詰らせないことを確
保することである。 １．ホットメルトサンプルの初期粘度をまず決定する。 ２．きれいな８オンスのショートジャーにサンプル１０
０ｇを配置する（十分なサンプルを有さない場合、４オ
ンスのショートジャーにおけるサンプル３０ｇにより試
験する。アルミニウム箔で被覆し、そして所望する試験
温度、典型的には２５０〜３５０°Ｆでの空気循環オー
ブンに置く。 ３．試験期間の後、ジャーを取り出し、次の事について
調べる： ａ．スキン層 ｂ．壁／炭粒子 ｃ．沈降−沈殿し、そしてジャーの底に落ちる一部のス
キン。 ｄ．揮発性炭 ｅ．ゲル化−ゲル又は塊の徴候についてガラス撹拌棒に
より内容物を注意して試験する。 ｆ．色又は臭気。 ｇ．生成物の分離−また相化として知られる異なった層
の存在。 ４．ホットメルトサンプルの最終粘度の決定。最終粘度
は、スキン層化し又は分離した生成物については決定さ
れない。
料の相溶性（適合性）、ポットライフを調べ、そして配
合物がアプリケーターのノズルを目詰らせないことを確
保することである。 １．ホットメルトサンプルの初期粘度をまず決定する。 ２．きれいな８オンスのショートジャーにサンプル１０
０ｇを配置する（十分なサンプルを有さない場合、４オ
ンスのショートジャーにおけるサンプル３０ｇにより試
験する。アルミニウム箔で被覆し、そして所望する試験
温度、典型的には２５０〜３５０°Ｆでの空気循環オー
ブンに置く。 ３．試験期間の後、ジャーを取り出し、次の事について
調べる： ａ．スキン層 ｂ．壁／炭粒子 ｃ．沈降−沈殿し、そしてジャーの底に落ちる一部のス
キン。 ｄ．揮発性炭 ｅ．ゲル化−ゲル又は塊の徴候についてガラス撹拌棒に
より内容物を注意して試験する。 ｆ．色又は臭気。 ｇ．生成物の分離−また相化として知られる異なった層
の存在。 ４．ホットメルトサンプルの最終粘度の決定。最終粘度
は、スキン層化し又は分離した生成物については決定さ
れない。
【００２５】
【実施例】例１ この例は、本発明の組成物の卓越した熱安定性を示す。
【００２６】
【表２】
【００２７】上記結果が示すように、水素化されたロジ
ンにより配合された接着剤Ｂは、ロジンエステルにより
調製された接着剤Ａに比較して、卓越した熱安定性質を
生成する。
ンにより配合された接着剤Ｂは、ロジンエステルにより
調製された接着剤Ａに比較して、卓越した熱安定性質を
生成する。
【００２８】例２ この例は、本発明の教授に従っての感圧性ホットメルト
接着剤の調製を示す。
接着剤の調製を示す。
【００２９】
【表３】
【００３０】前記結果が示すように、接着剤Ｃ及びＤは
適切な感圧性接着を示す（１８０°の剥離）。接着剤Ｃ
はより高い粘着性（引掛粘着性）を有し、ところが接着
剤Ｄはより高い凝集強度を有する（保持力）。
適切な感圧性接着を示す（１８０°の剥離）。接着剤Ｃ
はより高い粘着性（引掛粘着性）を有し、ところが接着
剤Ｄはより高い凝集強度を有する（保持力）。
【００３１】例３ この例は、種々の可塑剤及び種々のグレードのヒドロキ
シプロピルセルロースの使用を例示する。
シプロピルセルロースの使用を例示する。
【００３２】
【表４】 １：PPG からのビスフェノールＡのエトイレート。 ２：Velsicol Chemical からのベンゾエートエステル。 ３：Dow からのポリエチレングリコール (６００MW) 。
【００３３】例４ この例は、再パルプ化できるホットメルト感圧性接着剤
として、例２で調製された接着剤Ｃの使用を示す。接着
剤を、次のパラメーターを用いて、TAPPI UM21 3 の変性バージョンにゆだねた： ミキサー速度 １８，０００RPM （Household Blender) 水温度 １２０°Ｆ 滞留時間 ５分 スクリーンサイズ（メッシュ） ２００ 接着剤の厚さ １ミル 接着剤は、ハンドシートが再形成された後、分散されて
いない接着剤の少々の形跡を伴って、まずまず良好／良
好な再プルプ化性を示した。
として、例２で調製された接着剤Ｃの使用を示す。接着
剤を、次のパラメーターを用いて、TAPPI UM21 3 の変性バージョンにゆだねた： ミキサー速度 １８，０００RPM （Household Blender) 水温度 １２０°Ｆ 滞留時間 ５分 スクリーンサイズ（メッシュ） ２００ 接着剤の厚さ １ミル 接着剤は、ハンドシートが再形成された後、分散されて
いない接着剤の少々の形跡を伴って、まずまず良好／良
好な再プルプ化性を示した。
【００３４】例５ この例は、再分散性ホットメルト感圧性接着剤の調製を
示す。 接着剤Ｊ Klucel J（ヒドロキシプロピルセルロース） １５．０ Foral NC ５７．５ Hercolyn D １２．５ Pycal 94 １５．０ Irganox 1010 ０．５ 粘度 ＠２７５°Ｆ ３５，３００ ＠３００°Ｆ １２，７００ 引掛粘着性 ３．５オンス／インチ2 １８０°剥離（マイラー／SS） １．２ポンド／インチ 保持力（４PSI) １２分
示す。 接着剤Ｊ Klucel J（ヒドロキシプロピルセルロース） １５．０ Foral NC ５７．５ Hercolyn D １２．５ Pycal 94 １５．０ Irganox 1010 ０．５ 粘度 ＠２７５°Ｆ ３５，３００ ＠３００°Ｆ １２，７００ 引掛粘着性 ３．５オンス／インチ2 １８０°剥離（マイラー／SS） １．２ポンド／インチ 保持力（４PSI) １２分
【００３５】次に、上記接着剤をTAPPI UM666 により試
験し、その再分散性を決定した。１６０°Ｆで１０分
後、２０％以下の分散性を示す従来の感圧性ホットメル
ト接着剤に比較して、８６％が再分散した。この方法
（TAPPI UM666)は、TAPPI UM213 よりもより量化可能な
再パルプ化性のインジケーターであることが意図され
る。
験し、その再分散性を決定した。１６０°Ｆで１０分
後、２０％以下の分散性を示す従来の感圧性ホットメル
ト接着剤に比較して、８６％が再分散した。この方法
（TAPPI UM666)は、TAPPI UM213 よりもより量化可能な
再パルプ化性のインジケーターであることが意図され
る。
【００３６】例６ この例は、ワックスを含む再パルプ化性ホットメルトの
調製を例示する。箱及びカートンの密封のために使用さ
れる多くのホットメルト接着剤は天然においては感圧性
ではない。それらの用途において、それらは早い硬化速
度及び高い耐熱性を示すことを必要とされる。この例
は、包装用（箱又はカートンの密封）ホットメルトを示
し、ここでそのホットメルトは、紙ストックへの良好な
接着性、高い耐熱性及び再パルプ化性（又は再分散性）
を伴って、早く硬化する。
調製を例示する。箱及びカートンの密封のために使用さ
れる多くのホットメルト接着剤は天然においては感圧性
ではない。それらの用途において、それらは早い硬化速
度及び高い耐熱性を示すことを必要とされる。この例
は、包装用（箱又はカートンの密封）ホットメルトを示
し、ここでそのホットメルトは、紙ストックへの良好な
接着性、高い耐熱性及び再パルプ化性（又は再分散性）
を伴って、早く硬化する。
【００３７】
【表５】 １：CasChem からのヒドロキシステアラミド。 ２：Witco からの脂肪ステアラミドワックス。
【００３８】例７ この例は、再湿分性ホットメルトに類似する配合の使用
を示す。
を示す。
【００３９】
【表６】 ＊：硬化を可能にされた紙上に被覆された１ミルのフィ
ルム（ドライ／硬化） ＊＊：湿った紙タオルによる再湿分化及び次に紙への適
合。
ルム（ドライ／硬化） ＊＊：湿った紙タオルによる再湿分化及び次に紙への適
合。
【００４０】例８（比較） この例は、他のセルロース誘導体により調製された類似
する接着剤と本発明に従って製造された接着剤とを比較
することによって、ヒドロキシプロピルセルロース成分
の使用の限界性を示す。
する接着剤と本発明に従って製造された接着剤とを比較
することによって、ヒドロキシプロピルセルロース成分
の使用の限界性を示す。
【００４１】
【表７】 ＊：Hercalesから。すべての接着剤配合物は混合に基づ
いて不相溶性であった。
いて不相溶性であった。
【００４２】例９ この例は、疎水性エラストマー性ポリマー、たとえばス
チレン−イソプレンブロックコポリマーがヒドロキシプ
ロピルセルロース及び他の極性可塑剤（両者は水溶性及
び非水溶性である）と相溶性であるひじょうに意外な発
見を示す。熱安定性又はポット安定性はそのようにする
ことによって妥協されないことはひじょうに意外であ
る。ヒドロキシプロピルセルロースと共にエラストマー
性ポリマーを使用することは、水との接触に基づいて
（たとえば水洗可能な用途におけるように）、粘着性を
失なうひじょうに粘着性のエラストマーホットメルトを
生成する。このアプローチはまた、再パルプ化できる感
圧性ホットメルトを開発するためにも使用され得る。
チレン−イソプレンブロックコポリマーがヒドロキシプ
ロピルセルロース及び他の極性可塑剤（両者は水溶性及
び非水溶性である）と相溶性であるひじょうに意外な発
見を示す。熱安定性又はポット安定性はそのようにする
ことによって妥協されないことはひじょうに意外であ
る。ヒドロキシプロピルセルロースと共にエラストマー
性ポリマーを使用することは、水との接触に基づいて
（たとえば水洗可能な用途におけるように）、粘着性を
失なうひじょうに粘着性のエラストマーホットメルトを
生成する。このアプローチはまた、再パルプ化できる感
圧性ホットメルトを開発するためにも使用され得る。
【００４３】
【表８】
【００４４】
【表９】 ベクター４１１１及び４４１１は、それぞれ１８及び４
４％のスチレンを含む、Dexco からのスチレンイソプレ
ンスチレンコポリマーである。
４％のスチレンを含む、Dexco からのスチレンイソプレ
ンスチレンコポリマーである。
【００４５】高いスチレン含有率のポリマーを含むサン
プルＱ及びＲは、ＨＤＰＥ試験において存在しない移行
性により示されるようなより高い凝集強度及び極限引張
強さを付与する。
プルＱ及びＲは、ＨＤＰＥ試験において存在しない移行
性により示されるようなより高い凝集強度及び極限引張
強さを付与する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー レイコビッツ アメリカ合衆国，ニュージャージー 08822，フレミングトン，ブロード スト リート 56 (72)発明者 リディア ワグナー アメリカ合衆国，ニュージャージー 07921，ベドミンスター，エンカンプメン ト ドライブ 17 (72)発明者 マシュー シャラク アメリカ合衆国，ニュージャージー 08823，フランクリン パーク，レイチェ ル コート 243 (72)発明者 チャールズ ポール アメリカ合衆国，ニュージャージー 07940，マディソン，シャディローン ド ライブ 13
Claims (9)
- 【請求項１】 ヒドロキシプロピルセルロース５〜５０
重量％；３０重量％までの量で存在するスチレンブロッ
クコポリマー；その約８５％が水不溶性である可塑剤５
〜４０重量％；粘着付与性樹脂２０〜７０重量％；及び
安定剤０〜３重量％（前記成分の合計は１００重量％で
ある）から実質的に成るホットメルト感圧性接着剤組成
物。 - 【請求項２】 前記粘着付与樹脂が天然において極性で
あり、そして６０℃以上の環球式軟化点を有し、そして
天然及び変性されたロジン、フェノール変性されたテル
ペン樹脂及び水素化されたそれらの誘導体から成る群か
ら選択される請求項１記載のホットメルト接着剤組成
物。 - 【請求項３】 前記可塑剤が、フタレート可塑剤、たと
えばジオクチルフタレート；液体ポリエステル；ベンゾ
エート可塑剤；ホスフェート可塑剤；約１０００以下の
分子量を有するポリ（エチレングリコール）及びその誘
導体；約６０℃以下の環球式軟化点を有する液体ロジン
誘導体；植物及び動物油及びそれらの重合生成物から成
る群から選択される請求項１記載のホットメルト接着剤
組成物。 - 【請求項４】 前記可塑剤がポリエチレン−グリコール
のフェニルエーテル又はビスフェノールＡのエトキシレ
ートである請求項３記載のホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項５】 前記スチレンブロックコポリマーが、ス
チレン−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタジエン
−スチレン、スチレン−エチレンブチレン−スチレン及
びスチレン−エチレンプロピレン−スチレンから成る群
から選択される請求項１記載のホットメルト接着剤組成
物。 - 【請求項６】 スチレンブロックコポリマー２０重量％
までを含む請求項５記載のホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項７】 前記スチレンブロックコポリマーがスチ
レン−イソプレン−スチレンである請求項５記載のホッ
トメルト接着剤組成物。 - 【請求項８】 前記ブロックコポリマーが約４４％のス
チレンを含む請求項５記載のホットメルト接着剤組成
物。 - 【請求項９】 ヒドロキシプロピルセルロース１０〜５
０重量％；３０重量％までの量で存在するスチレンブロ
ックコポリマー；その約８５％が水不溶性である可塑剤
５〜４０重量％；粘着付与性樹脂２０〜７０重量％；及
び安定剤０〜３重量％（前記成分の合計は１００重量％
である）から実質的に成る、水に含浸された場合に粘着
性を失なうホットメルト感圧性接着剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US093506 | 1993-07-16 | ||
| US08/093,506 US5356963A (en) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | Hydrophilic hot melt adhesives |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07145361A true JPH07145361A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=22239337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165315A Pending JPH07145361A (ja) | 1993-07-16 | 1994-07-18 | 親水性ホットメルト接着剤 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5356963A (ja) |
| EP (1) | EP0634466A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07145361A (ja) |
| KR (1) | KR0130169B1 (ja) |
| AU (1) | AU664142B2 (ja) |
| CA (1) | CA2127865A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001526297A (ja) * | 1997-12-02 | 2001-12-18 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 接着剤および複合材料におけるその使用 |
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