JP2732072B2 - 紡糸巻糸機における糸掛け方法 - Google Patents
紡糸巻糸機における糸掛け方法Info
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- JP2732072B2 JP2732072B2 JP63184596A JP18459688A JP2732072B2 JP 2732072 B2 JP2732072 B2 JP 2732072B2 JP 63184596 A JP63184596 A JP 63184596A JP 18459688 A JP18459688 A JP 18459688A JP 2732072 B2 JP2732072 B2 JP 2732072B2
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は双頭型スピンドル駆動巻糸機における巻糸初
期の糸掛け方法に関する。
期の糸掛け方法に関する。
（従来の技術） 引き出しローラにより紡糸を引取ってダンサーローラ
を介して双頭型スピンドル駆動巻糸機に糸を巻取るよう
にしたものは本出願人の提案として特開昭63−165277号
公報に開示される。このものは、糸掛け時においてダン
サーローラが作用させることなく巻糸開始後の糸層の増
加に伴ってゆっくりとダンサーローラが、作用するよう
にダンサーローラを制御し、正常の巻取動作において一
方のスピンドルが満巻となったとき正常巻取速度の状態
で綾振装置を移動させて他方のスピンドルに糸を移し変
えて連続巻取りを可能としたものである。
を介して双頭型スピンドル駆動巻糸機に糸を巻取るよう
にしたものは本出願人の提案として特開昭63−165277号
公報に開示される。このものは、糸掛け時においてダン
サーローラが作用させることなく巻糸開始後の糸層の増
加に伴ってゆっくりとダンサーローラが、作用するよう
にダンサーローラを制御し、正常の巻取動作において一
方のスピンドルが満巻となったとき正常巻取速度の状態
で綾振装置を移動させて他方のスピンドルに糸を移し変
えて連続巻取りを可能としたものである。
（発明が解決しようとする課題） 上記従来の手段では引き出しローラおよびダンサーロ
ーラを初期の巻取スピンドルの巻糸速度に応じて調速す
ることにより糸掛け時の糸の切断を防止するものではあ
るが、紡糸直後の糸は脆弱で且つ多少の粘性を有するた
め初期の糸掛け時にこの糸に引き出しローラからダンサ
ーローラを経てスピンドル側に掛けるとき、手動による
糸掛け作動が引き出しローラの糸の引き取り速度より遅
くなったとき引き出しローラとダンサーローラとの間で
糸が弛み、該弛み部分が糸の粘着により引き出しローラ
の周面に接着して該ローラ面に巻つくため切断し、糸掛
け不能となる不都合があった。
ーラを初期の巻取スピンドルの巻糸速度に応じて調速す
ることにより糸掛け時の糸の切断を防止するものではあ
るが、紡糸直後の糸は脆弱で且つ多少の粘性を有するた
め初期の糸掛け時にこの糸に引き出しローラからダンサ
ーローラを経てスピンドル側に掛けるとき、手動による
糸掛け作動が引き出しローラの糸の引き取り速度より遅
くなったとき引き出しローラとダンサーローラとの間で
糸が弛み、該弛み部分が糸の粘着により引き出しローラ
の周面に接着して該ローラ面に巻つくため切断し、糸掛
け不能となる不都合があった。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記に鑑み、切断し易い脆弱な糸の巻取りに
おいて初期の糸掛けを安易にして、双頭型スピンドル駆
動巻糸機による連続巻糸作業を円滑にしたもので、垂直
上方から引き出しローラに給糸される糸を、該引き出し
ローラを経、次いで引き出しローラの側方に設けたダン
サーローラを経、更に該ダンサーローラを綾振支点とす
る綾振装置を経て、引き出しローラより下方に設けた双
頭型スピンドル駆動巻糸機のボビンに巻取らせるように
したものにおいて、ダンサーローラの支持位置を垂直方
向に移動自在とし、糸掛け時には、ダンサーローラの位
置をボビン位置より上方で且つ該引き出しローラの出口
側接点よりダンサーローラの入口側接点が低い低位置と
して引き出しローラへの巻付角度を90度以下とし、糸掛
け後は、ダンサーローラを徐々に上動させて、引き出し
ローラの回転軸位置より高位置に設定した上限位置に移
動させ、引き出しローラへの巻付角度を増大させるよう
にしたことを特徴とする。
おいて初期の糸掛けを安易にして、双頭型スピンドル駆
動巻糸機による連続巻糸作業を円滑にしたもので、垂直
上方から引き出しローラに給糸される糸を、該引き出し
ローラを経、次いで引き出しローラの側方に設けたダン
サーローラを経、更に該ダンサーローラを綾振支点とす
る綾振装置を経て、引き出しローラより下方に設けた双
頭型スピンドル駆動巻糸機のボビンに巻取らせるように
したものにおいて、ダンサーローラの支持位置を垂直方
向に移動自在とし、糸掛け時には、ダンサーローラの位
置をボビン位置より上方で且つ該引き出しローラの出口
側接点よりダンサーローラの入口側接点が低い低位置と
して引き出しローラへの巻付角度を90度以下とし、糸掛
け後は、ダンサーローラを徐々に上動させて、引き出し
ローラの回転軸位置より高位置に設定した上限位置に移
動させ、引き出しローラへの巻付角度を増大させるよう
にしたことを特徴とする。
（作 用） 本発明は、巻糸作業における初期の糸掛け時には昇降
自在に設けたダンサーローラを引き出しローラより低位
置にに支持させて、引き出しローラから引き出した糸を
該低位置のダンサーローラを経てスピンドルに巻きつけ
るから引き出しローラの周面と接触する糸の長さは僅少
となり、従って引き出しローラによる糸の引き取りは著
しく減殺し且つ引き出しローラから引き取られる糸の方
向によって例え糸が弛んでも又粘性のある糸でも引き出
しローラに巻つくことはなく糸掛けを安易に、スピンド
ルの回転が正常な巻取速度になるまで該スピンドル上の
ボビンに糸を巻取り、正常の巻取速度になったときダン
サーローラを徐々に上限位置まで上動させて正常の巻取
を行い、巻糸中のボビンが満巻になると、綾振装置によ
り巻取糸を他方のスピンドル上のボビンに移して引続き
正常の巻糸を行う。この間に一方の満巻となったボビン
を排除し、新しいボビンと交換する。かくして、一方の
満巻となったとき他方のボビンに糸を移し変えることと
を繰返して連続的に巻糸作業を行う。
自在に設けたダンサーローラを引き出しローラより低位
置にに支持させて、引き出しローラから引き出した糸を
該低位置のダンサーローラを経てスピンドルに巻きつけ
るから引き出しローラの周面と接触する糸の長さは僅少
となり、従って引き出しローラによる糸の引き取りは著
しく減殺し且つ引き出しローラから引き取られる糸の方
向によって例え糸が弛んでも又粘性のある糸でも引き出
しローラに巻つくことはなく糸掛けを安易に、スピンド
ルの回転が正常な巻取速度になるまで該スピンドル上の
ボビンに糸を巻取り、正常の巻取速度になったときダン
サーローラを徐々に上限位置まで上動させて正常の巻取
を行い、巻糸中のボビンが満巻になると、綾振装置によ
り巻取糸を他方のスピンドル上のボビンに移して引続き
正常の巻糸を行う。この間に一方の満巻となったボビン
を排除し、新しいボビンと交換する。かくして、一方の
満巻となったとき他方のボビンに糸を移し変えることと
を繰返して連続的に巻糸作業を行う。
（実施例） 本発明方法を実施する双頭型スピンドル駆動巻糸機の
一例を図面について説明する。
一例を図面について説明する。
図面において（１）はサーボモータによって駆動され
る引き出しローラ、（２）はダンサーローラ、（３）
（３′）は双頭型として設置されるスピンドルで、各ス
ピンドルに挿着したボビン（４）（４′）に糸を巻取る
ようにし、一方のボビン（４）が満巻となったときは自
動的に綾振装置（５）を移動させて他方のボビン
（４′）に糸を移して連続的に巻糸し、満巻ボビンは第
１図で示すようにスピンドル支持腕（3a）を転倒させて
新しいボビンと交換する。
る引き出しローラ、（２）はダンサーローラ、（３）
（３′）は双頭型として設置されるスピンドルで、各ス
ピンドルに挿着したボビン（４）（４′）に糸を巻取る
ようにし、一方のボビン（４）が満巻となったときは自
動的に綾振装置（５）を移動させて他方のボビン
（４′）に糸を移して連続的に巻糸し、満巻ボビンは第
１図で示すようにスピンドル支持腕（3a）を転倒させて
新しいボビンと交換する。
ダンサーローラ（２）は昇降枠（６）に軸支した軸杆
（2a）に支持させて巻糸中の張力変化に応動して上下さ
せる。該昇降枠（６）は転輪（７）によって一対の固定
ガイド（８）（８）に従って上下動させるように設け、
正常巻取においては第２図で実線で示すように引き出し
ローラ（１）よりも上方の上限位置で停止保持させて巻
取体勢とし該位置で上下の揺動作用を行わせるもので、
昇降枠（６）の上下動は、両側固定ガイド（８）（８）
に固設したリニアモータ（９）により上下動するラック
杆（10）の上端を昇降枠（６）に結着し、該モータ
（９）の起動によって適時に上下動させるようにした。
尚、上限位置はラック杆（10）の下部に設けた突片L
1が、リミットスイッチS1に作用することにより規制さ
れ、後述する下動位置での停止はラック杆（10）の上部
側面に設けた突片L2がスイッチS2に作用して規制される
ようにした。
（2a）に支持させて巻糸中の張力変化に応動して上下さ
せる。該昇降枠（６）は転輪（７）によって一対の固定
ガイド（８）（８）に従って上下動させるように設け、
正常巻取においては第２図で実線で示すように引き出し
ローラ（１）よりも上方の上限位置で停止保持させて巻
取体勢とし該位置で上下の揺動作用を行わせるもので、
昇降枠（６）の上下動は、両側固定ガイド（８）（８）
に固設したリニアモータ（９）により上下動するラック
杆（10）の上端を昇降枠（６）に結着し、該モータ
（９）の起動によって適時に上下動させるようにした。
尚、上限位置はラック杆（10）の下部に設けた突片L
1が、リミットスイッチS1に作用することにより規制さ
れ、後述する下動位置での停止はラック杆（10）の上部
側面に設けた突片L2がスイッチS2に作用して規制される
ようにした。
以上の装置において、第１図実線示のようにダンサー
ローラ（２）を上限位置に支持する状態では紡糸ａは相
当の長さに亘って引き出しローラ（１）の周面に接し、
引き出しローラ（１）の回転により糸ａを適確に引き取
ってダンサーローラ（２）により弛みを吸収しつつ一定
の張力でボビン（４）上に糸を巻取り、これが満巻とな
ったときは公知の手段で綾振装置（５）を移動させて並
設した他方のボビン（４′）に糸を移して引続き巻取
り、満巻となったボビン（４）は転倒させて新しいボビ
ンと交換し、これを繰返して連続した巻糸作動が行われ
る。
ローラ（２）を上限位置に支持する状態では紡糸ａは相
当の長さに亘って引き出しローラ（１）の周面に接し、
引き出しローラ（１）の回転により糸ａを適確に引き取
ってダンサーローラ（２）により弛みを吸収しつつ一定
の張力でボビン（４）上に糸を巻取り、これが満巻とな
ったときは公知の手段で綾振装置（５）を移動させて並
設した他方のボビン（４′）に糸を移して引続き巻取
り、満巻となったボビン（４）は転倒させて新しいボビ
ンと交換し、これを繰返して連続した巻糸作動が行われ
る。
次に巻糸開始における初期の糸掛け作動は、モータ
（９）を駆動させてラック杆（10）を介し昇降枠（６）
を所定の下動位置に停止させて第２図に２点鎖線で示す
ように引き出しローラ（１）よりも低い位置に支持させ
た後、紡出糸ａを引き出しローラ（１）の下部を経て該
低位置のダンサーローラ（２）に掛けた後、綾振装置
（５）を通して一方のボビン（４）に巻きつけるもの
で、この場合引き出しローラ（１）からの糸の引き取り
方向は該ローラ（１）の下面から側方に引き出され引き
出しローラ（１）に対する糸ａの接触長さは僅少となる
から糸掛け時に糸が弛んでも糸の接触部でスリップを生
ずるため糸の粘性によるも引き出しローラ（１）に糸が
巻つくことはなく糸掛け時における糸の切断を防止し得
られ糸掛けは安易となる。
（９）を駆動させてラック杆（10）を介し昇降枠（６）
を所定の下動位置に停止させて第２図に２点鎖線で示す
ように引き出しローラ（１）よりも低い位置に支持させ
た後、紡出糸ａを引き出しローラ（１）の下部を経て該
低位置のダンサーローラ（２）に掛けた後、綾振装置
（５）を通して一方のボビン（４）に巻きつけるもの
で、この場合引き出しローラ（１）からの糸の引き取り
方向は該ローラ（１）の下面から側方に引き出され引き
出しローラ（１）に対する糸ａの接触長さは僅少となる
から糸掛け時に糸が弛んでも糸の接触部でスリップを生
ずるため糸の粘性によるも引き出しローラ（１）に糸が
巻つくことはなく糸掛け時における糸の切断を防止し得
られ糸掛けは安易となる。
糸掛けを終った後、スピンドル（３）は低速から徐々
に速度を増すように調速し、巻取速度が引き出しローラ
（１）による糸の引き取り速度と同等となった時点で、
モータ（９）の駆動でダンサーローラ（２）を徐々に上
限位置まで上動させて引き出しローラ（１）で対する糸
ａの接触長さを増大させて正常の巻取作動状態とした
後、綾振装置（５）をボビン（４）側から他方のボビン
（４′）側に移動させて糸ａを移し、引続き正常の巻糸
作動で該ボビン（４′）上に巻糸を行なうようにした。
に速度を増すように調速し、巻取速度が引き出しローラ
（１）による糸の引き取り速度と同等となった時点で、
モータ（９）の駆動でダンサーローラ（２）を徐々に上
限位置まで上動させて引き出しローラ（１）で対する糸
ａの接触長さを増大させて正常の巻取作動状態とした
後、綾振装置（５）をボビン（４）側から他方のボビン
（４′）側に移動させて糸ａを移し、引続き正常の巻糸
作動で該ボビン（４′）上に巻糸を行なうようにした。
尚、上記の糸掛け作動時のダンサーローラ（２）の駆
動用モータ（９）の起停、スピンドル（４）（４′）の
調速、綾振装置（５）の移動は調整盤（11）によって指
令する。
動用モータ（９）の起停、スピンドル（４）（４′）の
調速、綾振装置（５）の移動は調整盤（11）によって指
令する。
（発明の効果） 本発明によるときは、ダンサローラを昇降自在に設け
て、巻糸開始時における紡糸の糸掛けに際し該引き出し
ローラの出口側接点よりダンサーローラを、その入口側
接点が低い位置に臨む低位置に支持させて、紡糸を引き
出しローラから該低位置のダンサーローラに掛けるよう
にしたので、引き出しローラ表面での糸の引き出し抵抗
を減少させることができると共に、低い位置での糸掛け
作業が実現できて、糸掛け動作は極めて容易となり、 又該低位置では、ダンサーローラが、該ボビン位置よ
り上方で且つ該引き出しローラの出口側接点よりダンサ
ーローラの入口側接点が低い位置に臨むため、該引き出
しローラの周面に接する糸の長さは僅少で且つ糸は引き
出しローラへの巻付き角度が90度以下となるため、例え
糸掛け時に糸がゆるんでも、糸に粘性が残る場合でも、
糸が引き出しローラに巻付くことがなくローラの回転に
より切断することはなく、従って脆弱な繊維糸の場合に
も糸掛けを行い易く、しかも、糸掛けを終わった後は、
ダンサーローラは正常の巻取作動時の位置に上動して綾
振支点として使用され、しかも、該上動位置はダンサー
ローラがボビンからもっとも離れたダンサーローラと綾
振装置との間の糸長が長い状態で繰糸されるため、綾振
装置による張力変化を極力少なくすることができて、双
頭型スピンドル駆動巻糸機での相互巻き替えによる連続
巻取作業を円滑に行わせることが出来る。
て、巻糸開始時における紡糸の糸掛けに際し該引き出し
ローラの出口側接点よりダンサーローラを、その入口側
接点が低い位置に臨む低位置に支持させて、紡糸を引き
出しローラから該低位置のダンサーローラに掛けるよう
にしたので、引き出しローラ表面での糸の引き出し抵抗
を減少させることができると共に、低い位置での糸掛け
作業が実現できて、糸掛け動作は極めて容易となり、 又該低位置では、ダンサーローラが、該ボビン位置よ
り上方で且つ該引き出しローラの出口側接点よりダンサ
ーローラの入口側接点が低い位置に臨むため、該引き出
しローラの周面に接する糸の長さは僅少で且つ糸は引き
出しローラへの巻付き角度が90度以下となるため、例え
糸掛け時に糸がゆるんでも、糸に粘性が残る場合でも、
糸が引き出しローラに巻付くことがなくローラの回転に
より切断することはなく、従って脆弱な繊維糸の場合に
も糸掛けを行い易く、しかも、糸掛けを終わった後は、
ダンサーローラは正常の巻取作動時の位置に上動して綾
振支点として使用され、しかも、該上動位置はダンサー
ローラがボビンからもっとも離れたダンサーローラと綾
振装置との間の糸長が長い状態で繰糸されるため、綾振
装置による張力変化を極力少なくすることができて、双
頭型スピンドル駆動巻糸機での相互巻き替えによる連続
巻取作業を円滑に行わせることが出来る。
図面は双頭型スピンドル駆動巻取機の実施例を示すもの
で、第１図は一部を截除した側面図、第２図は正面図で
ある。 （１）……引き出しローラ、（２）……ダンサーローラ （３）（３′）……スピンドル、（４）（４′）……ボ
ビン （５）……綾振装置、（６）……昇降枠
で、第１図は一部を截除した側面図、第２図は正面図で
ある。 （１）……引き出しローラ、（２）……ダンサーローラ （３）（３′）……スピンドル、（４）（４′）……ボ
ビン （５）……綾振装置、（６）……昇降枠
Claims (1)
- 【請求項１】垂直上方から引き出しローラに給糸される
糸を、該引き出しローラを経、次いで引き出しローラの
側方に設けたダンサーローラを経、更に該ダンサーロー
ラを綾振支点とする綾振装置を経て、引き出しローラよ
り下方に設けた双頭型スピンドル駆動巻糸機のボビンに
巻取らせるようにしたものにおいて、ダンサーローラの
支持位置を垂直方向に移動自在とし、糸掛け時には、ダ
ンサーローラの位置をボビン位置より上方で且つ該引き
出しローラの出口側接点よりダンサーローラの入口側接
点が低い低位置として引き出しローラへの巻付角度を90
度以下とし、糸掛け後は、ダンサーローラを徐々に上動
させて、引き出しローラの回転軸位置より高位置に設定
した上限位置に移動させ引き出しローラへの巻付角度を
増大させるようにしたことを特徴とする紡糸巻糸機にお
ける糸掛け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63184596A JP2732072B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 紡糸巻糸機における糸掛け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63184596A JP2732072B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 紡糸巻糸機における糸掛け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241410A JPH0241410A (ja) | 1990-02-09 |
| JP2732072B2 true JP2732072B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=16155977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63184596A Expired - Fee Related JP2732072B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 紡糸巻糸機における糸掛け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2732072B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123320A (ja) * | 1974-08-19 | 1976-02-24 | Asahi Chemical Ind | Jidodoshisochi |
| JPH0761829B2 (ja) * | 1986-12-26 | 1995-07-05 | 株式会社神津製作所 | 紡糸用巻取機 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP63184596A patent/JP2732072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0241410A (ja) | 1990-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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