JP2731941B2 - 写真フィルムパトローネ用容器本体 - Google Patents
写真フィルムパトローネ用容器本体Info
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- JP2731941B2 JP2731941B2 JP1068771A JP6877189A JP2731941B2 JP 2731941 B2 JP2731941 B2 JP 2731941B2 JP 1068771 A JP1068771 A JP 1068771A JP 6877189 A JP6877189 A JP 6877189A JP 2731941 B2 JP2731941 B2 JP 2731941B2
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- photographic film
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真フィルムパトローネを収容する容器の本
体に関するものである。
体に関するものである。
〔従来の技術〕 写真フィルムパトローネとしては、第８図に示す形態
が多用されている。
が多用されている。
即ち、樹脂製のスプール11にフィルムが巻き付けられ
ており、これを金属製のパトローネ胴体13に収めてなる
ものである。このような構造のものは、JIS135パトロー
ネとして知られており、パトローネ胴体13には俗にテレ
ンプ材と称する遮光部材をフィルム出口に具備している
（例えば実公昭41−6297号公報）。このフィルム出口遮
光構造に関しては、種々の改良提案がなされている（例
えば特公昭43−3416号、実公昭37−32164号各公報）。
ており、これを金属製のパトローネ胴体13に収めてなる
ものである。このような構造のものは、JIS135パトロー
ネとして知られており、パトローネ胴体13には俗にテレ
ンプ材と称する遮光部材をフィルム出口に具備している
（例えば実公昭41−6297号公報）。このフィルム出口遮
光構造に関しては、種々の改良提案がなされている（例
えば特公昭43−3416号、実公昭37−32164号各公報）。
又、軽量化の為に樹脂製パトローネ胴体を用いたもの
も提案されている（特開昭55−21089号公報）。第８図
にてパトローネ外に露出したフィルムの部分12を舌部と
称する。そして第８図に示す写真フィルムパトローネは
第１図に示す形態の容器に収められる。
も提案されている（特開昭55−21089号公報）。第８図
にてパトローネ外に露出したフィルムの部分12を舌部と
称する。そして第８図に示す写真フィルムパトローネは
第１図に示す形態の容器に収められる。
第１図において、符号１は写真フィルムパトローネ用
容器本体で、符号２は写真フィルムパトローネ用容器本
体に嵌合する写真フィルムパトローネ用容器キャップで
ある。写真フィルムパトローネ用容器本体１は、底部３
と周壁部４とからなる有底円筒状に形成され、Ａ部の拡
大図である第２図に示すように、周壁部４の内面上部に
は嵌合溝５が形成されている。また、写真フィルムパト
ローネ用容器キャップ２には、嵌合溝５に嵌合する突条
６が形成されている。
容器本体で、符号２は写真フィルムパトローネ用容器本
体に嵌合する写真フィルムパトローネ用容器キャップで
ある。写真フィルムパトローネ用容器本体１は、底部３
と周壁部４とからなる有底円筒状に形成され、Ａ部の拡
大図である第２図に示すように、周壁部４の内面上部に
は嵌合溝５が形成されている。また、写真フィルムパト
ローネ用容器キャップ２には、嵌合溝５に嵌合する突条
６が形成されている。
このような写真フィルムパトローネ用容器本体は、従
来プロピレン単位の含有量が70重量％以上のポリプロピ
レン系樹脂中に有機造核剤を含有する樹脂（特開昭60−
163045号公報）や、プロピレン単位の含有量が70重量％
以上のポリプロピレン系樹脂中に脂肪酸アミド系滑剤を
含有する樹脂（特開昭61−73947号公報）等から形成さ
れていた。
来プロピレン単位の含有量が70重量％以上のポリプロピ
レン系樹脂中に有機造核剤を含有する樹脂（特開昭60−
163045号公報）や、プロピレン単位の含有量が70重量％
以上のポリプロピレン系樹脂中に脂肪酸アミド系滑剤を
含有する樹脂（特開昭61−73947号公報）等から形成さ
れていた。
上述した従来の写真フィルムパトローネ用容器は、物
流過程等において、写真フィルムの舌部、遮光テレンプ
布等に白粉が付着し、使用者に無用の不安感を与え、ま
た、写真性に影響を与える場合があった。
流過程等において、写真フィルムの舌部、遮光テレンプ
布等に白粉が付着し、使用者に無用の不安感を与え、ま
た、写真性に影響を与える場合があった。
本発明者は、白粉の発生原因について研究し、写真フ
ィルムパトローネ用容器本体内側面にブリードアウトし
た添加剤が結晶し、この内側面に結晶して白い微粒状に
なった添加剤を写真フィルムの舌部が削ることで白粉が
発生するものであることを見い出した。
ィルムパトローネ用容器本体内側面にブリードアウトし
た添加剤が結晶し、この内側面に結晶して白い微粒状に
なった添加剤を写真フィルムの舌部が削ることで白粉が
発生するものであることを見い出した。
すなわち、写真フィルムパトローネ用容器本体は、ブ
ロッキングの防止、写真フィルムパトローネの取出し性
等のために滑剤、剛性向上等のために有機造核剤、その
他各種の物性改良等のために各種の添加剤を添加したポ
リプロピレン系樹脂で形成されており、この滑剤等の添
加剤が時間とともにブリードアウトし写真フィルムパト
ローネ用容器本体の内側面で結晶化するものであった。
ロッキングの防止、写真フィルムパトローネの取出し性
等のために滑剤、剛性向上等のために有機造核剤、その
他各種の物性改良等のために各種の添加剤を添加したポ
リプロピレン系樹脂で形成されており、この滑剤等の添
加剤が時間とともにブリードアウトし写真フィルムパト
ローネ用容器本体の内側面で結晶化するものであった。
したがって、写真フィルムパトローネ用容器を物流過
程におくと、収納した写真フィルムパトローネは回転又
は振動し、写真フィルムの舌部が内側面に結晶化して付
着した添加剤を削り、この削られた添加剤が白粉となっ
ていた。
程におくと、収納した写真フィルムパトローネは回転又
は振動し、写真フィルムの舌部が内側面に結晶化して付
着した添加剤を削り、この削られた添加剤が白粉となっ
ていた。
以上のように、白粉の発生原因が添加剤のブリードア
ウトによることを本発明者が始めて見い出した。そし
て、本発明者は白粉の発生を防止するために、添加剤の
ブリードアウトについてさらに研究し、ブリードアウト
を抑えることができる添加剤について研究した。この研
究の結果、所定量の脂肪酸アミド系滑剤と非イオン性界
面活性剤系滑剤の少なくとも２種の滑剤を併用すると、
滑剤の効果を発揮しつつブリードアウトを少なくできる
ことを見い出し本発明が完成した。
ウトによることを本発明者が始めて見い出した。そし
て、本発明者は白粉の発生を防止するために、添加剤の
ブリードアウトについてさらに研究し、ブリードアウト
を抑えることができる添加剤について研究した。この研
究の結果、所定量の脂肪酸アミド系滑剤と非イオン性界
面活性剤系滑剤の少なくとも２種の滑剤を併用すると、
滑剤の効果を発揮しつつブリードアウトを少なくできる
ことを見い出し本発明が完成した。
すなわち本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体
は、エチレン含有率が１〜５重量％、メルトフローレー
トが10〜60g/10分、曲げ弾性率が9000kg/cm2以上、ロッ
クウェル硬度が85R以上のプロピレン−エチレンランダ
ム共重合体樹脂70重量％以上、脂肪酸アミド系滑剤0.00
5〜0.3重量％と非イオン性界面活性剤系滑剤0.005〜0.6
重量％の少なくとも２種の滑剤を含み、かつ前記２種の
滑剤の合計量が0.01〜0.90重量％であるプロピレン・エ
チレン共重合体系樹脂組成よりなることを特徴として構
成されている。
は、エチレン含有率が１〜５重量％、メルトフローレー
トが10〜60g/10分、曲げ弾性率が9000kg/cm2以上、ロッ
クウェル硬度が85R以上のプロピレン−エチレンランダ
ム共重合体樹脂70重量％以上、脂肪酸アミド系滑剤0.00
5〜0.3重量％と非イオン性界面活性剤系滑剤0.005〜0.6
重量％の少なくとも２種の滑剤を含み、かつ前記２種の
滑剤の合計量が0.01〜0.90重量％であるプロピレン・エ
チレン共重合体系樹脂組成よりなることを特徴として構
成されている。
プロピレン−エチレン共重合体系樹脂組成は、エチレ
ン含有率が１〜５重量％で、メルトフローレート（ASTM
D−1238＝JIS K7210以下MFRと表示）が10〜60g/10分、
曲げ弾性率（ASTM D−790＝JISK7203）が9000kg/cm2以
上のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂を70重
量％以上含む樹脂組成である。
ン含有率が１〜５重量％で、メルトフローレート（ASTM
D−1238＝JIS K7210以下MFRと表示）が10〜60g/10分、
曲げ弾性率（ASTM D−790＝JISK7203）が9000kg/cm2以
上のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂を70重
量％以上含む樹脂組成である。
上記プロピレン−エチレンランダム共重合体が70重量
％未満であると、透明度の低下、物理強度バランスの悪
化、射出成形性悪化等のため好ましくない。
％未満であると、透明度の低下、物理強度バランスの悪
化、射出成形性悪化等のため好ましくない。
また、エチレン含有量が１重量％未満では衝撃強度が
小さく、滑剤や界面活性剤の添加効果が少ない。また５
重量％を越えると変形や座屈、糸ヒキやドルーリング等
の成形故障が多発する。
小さく、滑剤や界面活性剤の添加効果が少ない。また５
重量％を越えると変形や座屈、糸ヒキやドルーリング等
の成形故障が多発する。
さらに、MFRが10g/10分未満ではショートショット等
の成形故障が多発し、60g/10分を越えるとバリの発生
や、衝撃強度や表面強度が低い。
の成形故障が多発し、60g/10分を越えるとバリの発生
や、衝撃強度や表面強度が低い。
そして、曲げ弾性率（ASTM D−790＝JISK7203）が9,0
00Kg/cm2未満では添加剤のブリードアウトが多く、変形
や座屈の発生が多い。
00Kg/cm2未満では添加剤のブリードアウトが多く、変形
や座屈の発生が多い。
プロピレン−エチレン共重合体樹脂にはブロック共重
合体樹脂があるが、このブロック共重合体樹脂は単１組
成では衝撃強度に優れているが、衝撃白化と透明度が不
良であるため、これらの点で好ましくない。
合体樹脂があるが、このブロック共重合体樹脂は単１組
成では衝撃強度に優れているが、衝撃白化と透明度が不
良であるため、これらの点で好ましくない。
なお、ホモポリプロピレン樹脂単１組成では、衝撃強
度が不足し、透明度が不良であるため商品価値が低下し
好ましくない。
度が不足し、透明度が不良であるため商品価値が低下し
好ましくない。
本発明で使用される脂肪酸アミド系滑剤は、成形サイ
クルの短縮、スタチック防止、ブロッキング防止等のた
めに含まれる。
クルの短縮、スタチック防止、ブロッキング防止等のた
めに含まれる。
好ましい脂肪酸アミド系滑剤の代表的市販品を下記に
示す。
示す。
（１）飽和脂肪酸アミド系滑剤 ベヘニン酸アミド系滑剤；ダイヤミットKN（日本化
成）等 ステアリン酸アミド系滑剤； アーマイドHT（ライオン油脂）、アルフロ−Ｓ−10
（日本油脂）、脂肪酸アマイドＳ（花王）、ダイヤミッ
ド200（日本化成）、ダイヤミッドAP−１（日本化
成）、アマイドＳ、アマイドＴ（日東化学）、ニュート
ロン−２（日本精化）等 パルミチン酸アミド系滑剤；ニュートロンＳ−18（日
本精化）、アマイドＰ（日東化学）等 ラウリン酸アミド系滑剤；アーマイドＣ（ライオン・
アクゾ）、ダイヤミッド（日本化成）等 （２）不飽和脂肪酸アミド系滑剤 エルカ酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｐ−10（日本油脂）、ニュートロン−Ｓ
（日本精化）、LUBROL（Ｉ・Ｃ・Ｉ）、ダイヤミッドＬ
−200（日本化成）等 オレイン酸アミド系滑剤； アーモスリップCP（ライオン・アクゾ）、ニュートロ
ン、ニュートロンＥ−18（日本精化）、アマイドＯ（日
東化学）、ダイヤミッドＯ−200、ダイヤミッドＧ−200
（日本化成）、アルフロ−Ｅ−10（日本油脂）、脂肪酸
アマイドＯ（花王）等 （３）ビス脂肪酸アミド系滑剤 メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤；ダイヤミッド
NKビス（日本化成）等 メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤； ダイヤミッド200ビス（日本化成）等、アーモワック
ス（ライオン・アクゾ）、ビスアマイド（日東化学）等 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤；ルブロンＯ
（日本化成）等 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤；アーモスリ
ップEBS（ライオン・アクゾ）等 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤；アマ
イド65（川研ファインケミカル）等 ヘキサメチレンビスオレイン酸；アマイド60（川研フ
ァインケミカル）等 （４）モノアルキロールアミド系滑剤； Ｎ−（２−ヒドロキシエチル）ラウリン酸アミド系滑
剤；トーホールN130（東邦化学）等 Ｎ−（２−ヒドロキシエチル）ステアリン酸アミド系
滑剤；アミゾール（川研ファインケミカル）等 Ｎ−（２−ヒドロキシメチル）ステアリン酸アミド系
滑剤；メチロールアマイド（日東化学）等 このような脂肪酸アミド系滑剤は、0.005〜0.3重量％
含まれる。含有量が0.005重量％未満では、滑性を与
え、ブロッキングを防止し、スタチックを防止し、成形
サイクルを短縮することができず混練経費増となるだけ
であり、含有量が0.3重量％を越えると、ブリードアウ
トが経時と共に増加し、白粉の発生や透明度の低下が大
きくなり商品価値を低下させる。
成）等 ステアリン酸アミド系滑剤； アーマイドHT（ライオン油脂）、アルフロ−Ｓ−10
（日本油脂）、脂肪酸アマイドＳ（花王）、ダイヤミッ
ド200（日本化成）、ダイヤミッドAP−１（日本化
成）、アマイドＳ、アマイドＴ（日東化学）、ニュート
ロン−２（日本精化）等 パルミチン酸アミド系滑剤；ニュートロンＳ−18（日
本精化）、アマイドＰ（日東化学）等 ラウリン酸アミド系滑剤；アーマイドＣ（ライオン・
アクゾ）、ダイヤミッド（日本化成）等 （２）不飽和脂肪酸アミド系滑剤 エルカ酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｐ−10（日本油脂）、ニュートロン−Ｓ
（日本精化）、LUBROL（Ｉ・Ｃ・Ｉ）、ダイヤミッドＬ
−200（日本化成）等 オレイン酸アミド系滑剤； アーモスリップCP（ライオン・アクゾ）、ニュートロ
ン、ニュートロンＥ−18（日本精化）、アマイドＯ（日
東化学）、ダイヤミッドＯ−200、ダイヤミッドＧ−200
（日本化成）、アルフロ−Ｅ−10（日本油脂）、脂肪酸
アマイドＯ（花王）等 （３）ビス脂肪酸アミド系滑剤 メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤；ダイヤミッド
NKビス（日本化成）等 メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤； ダイヤミッド200ビス（日本化成）等、アーモワック
ス（ライオン・アクゾ）、ビスアマイド（日東化学）等 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤；ルブロンＯ
（日本化成）等 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤；アーモスリ
ップEBS（ライオン・アクゾ）等 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤；アマ
イド65（川研ファインケミカル）等 ヘキサメチレンビスオレイン酸；アマイド60（川研フ
ァインケミカル）等 （４）モノアルキロールアミド系滑剤； Ｎ−（２−ヒドロキシエチル）ラウリン酸アミド系滑
剤；トーホールN130（東邦化学）等 Ｎ−（２−ヒドロキシエチル）ステアリン酸アミド系
滑剤；アミゾール（川研ファインケミカル）等 Ｎ−（２−ヒドロキシメチル）ステアリン酸アミド系
滑剤；メチロールアマイド（日東化学）等 このような脂肪酸アミド系滑剤は、0.005〜0.3重量％
含まれる。含有量が0.005重量％未満では、滑性を与
え、ブロッキングを防止し、スタチックを防止し、成形
サイクルを短縮することができず混練経費増となるだけ
であり、含有量が0.3重量％を越えると、ブリードアウ
トが経時と共に増加し、白粉の発生や透明度の低下が大
きくなり商品価値を低下させる。
本発明で使用される非イオン性界面活性剤系滑剤は、
脂肪酸アミド系滑剤と併用して白粉化を防止する他、該
脂肪酸アミド系滑剤およびその他の添加剤の分散溶解性
の向上を図ると共に導電性を付与してスタチック防止の
ために含まれる。また、造核剤として用いるジベンジリ
デンソルビトール化合物の悪臭を減少させる作用もあ
る。
脂肪酸アミド系滑剤と併用して白粉化を防止する他、該
脂肪酸アミド系滑剤およびその他の添加剤の分散溶解性
の向上を図ると共に導電性を付与してスタチック防止の
ために含まれる。また、造核剤として用いるジベンジリ
デンソルビトール化合物の悪臭を減少させる作用もあ
る。
代表的市販品を下記に示す。
（１）多価アルコールの部分的脂肪酸エステル;Span、
サファミン （２）脂肪アルコールのエチレンオキサイド付加物;Per
egal ON （３）脂肪酸のエチレンオキサイド付加物;Soromine SG （４）脂肪アミノ又は脂肪酸アミドのエチレンオキサイ
ド付加物;Peregal OK、Ethomeen （５）アルキルフェノールのエチレンオキサイド付加
物;Lissapol、Igepal （６）アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物;Eunapdthol （７）多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレ
ンオキサイド付加物;Tween （８）ポリエチレングリコール;Carbowax その他の本発明に有効な代表的日本国内市販品を下記
に示す。これらは安全性の点から最も好ましい。
サファミン （２）脂肪アルコールのエチレンオキサイド付加物;Per
egal ON （３）脂肪酸のエチレンオキサイド付加物;Soromine SG （４）脂肪アミノ又は脂肪酸アミドのエチレンオキサイ
ド付加物;Peregal OK、Ethomeen （５）アルキルフェノールのエチレンオキサイド付加
物;Lissapol、Igepal （６）アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物;Eunapdthol （７）多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレ
ンオキサイド付加物;Tween （８）ポリエチレングリコール;Carbowax その他の本発明に有効な代表的日本国内市販品を下記
に示す。これらは安全性の点から最も好ましい。
丸菱油化工業製； デノン331、デノン331L、デノン331P、デノン331C、
デノン330 松本油脂製薬製； TB103、TB104、TB110、TB123 花王（株）、花王アトラス製； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３、エレクトロストリッパ−TS−５、エレクト
ロストリッパ−TS−６、エレクトロストリッパ−TS−
７、エレクトロストリッパ−TS−８、エレクトロストリ
ッパEA 第１工業製薬製； レジスタットPE116、レジスタットPE117、レジスタッ
トPE118、レジスタットPE132、レジスタットPE139、レ
ジスタットPE113 日本油脂製；エレガンP100 三洋化成製；ケミスタット1005 吉村油化学製； エリークCS、エリークCSR、エリークAM−１、エリー
クSM−１、エリーク51、スリークBM−１、スリークSA−
10、エリークCP−２ このような非イオン性界面活性剤系滑剤は、0.005〜
0.6重量％含まれる。含有量が0.005重量％未満では滑性
向上と帯電防止効果を経時による白粉増加を抑制しなが
ら達成することができず、混練経費アップになるだけで
ある。0.6重量％をこえるとブリードアウトが大きくな
り写真フィルムの現像阻害を起こす。
デノン330 松本油脂製薬製； TB103、TB104、TB110、TB123 花王（株）、花王アトラス製； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３、エレクトロストリッパ−TS−５、エレクト
ロストリッパ−TS−６、エレクトロストリッパ−TS−
７、エレクトロストリッパ−TS−８、エレクトロストリ
ッパEA 第１工業製薬製； レジスタットPE116、レジスタットPE117、レジスタッ
トPE118、レジスタットPE132、レジスタットPE139、レ
ジスタットPE113 日本油脂製；エレガンP100 三洋化成製；ケミスタット1005 吉村油化学製； エリークCS、エリークCSR、エリークAM−１、エリー
クSM−１、エリーク51、スリークBM−１、スリークSA−
10、エリークCP−２ このような非イオン性界面活性剤系滑剤は、0.005〜
0.6重量％含まれる。含有量が0.005重量％未満では滑性
向上と帯電防止効果を経時による白粉増加を抑制しなが
ら達成することができず、混練経費アップになるだけで
ある。0.6重量％をこえるとブリードアウトが大きくな
り写真フィルムの現像阻害を起こす。
また、脂肪酸アミド系滑剤と非イオン性界面活性剤系
滑剤の２種の滑剤の合計量が0.01重量％未満では滑性向
上、成形性向上、帯電防止性向上効果が小さく混練費ア
ップになるだけであり、0.9重量％を越えると添加剤の
ブリードアウトが多く、スクリューのスリップが発生
し、白粉の発生が多くなり、透明度が経時と共に低下
し、写真フィルムに滑剤が付着して現像阻害等種々の問
題を発生させるだけでなくコストアップになるので実用
化困難である。
滑剤の２種の滑剤の合計量が0.01重量％未満では滑性向
上、成形性向上、帯電防止性向上効果が小さく混練費ア
ップになるだけであり、0.9重量％を越えると添加剤の
ブリードアウトが多く、スクリューのスリップが発生
し、白粉の発生が多くなり、透明度が経時と共に低下
し、写真フィルムに滑剤が付着して現像阻害等種々の問
題を発生させるだけでなくコストアップになるので実用
化困難である。
本発明では上記滑剤の他、従来から用いられている一
般の滑剤を押出し適性及び射出成形性の改良、静電気防
止等のために添加しても良い。
般の滑剤を押出し適性及び射出成形性の改良、静電気防
止等のために添加しても良い。
写真フィルムに悪影響を与えない市販の代表的滑剤名
と製造メーカー名を以下に記載する。
と製造メーカー名を以下に記載する。
（１）シリコーン系滑剤； 各種グレードのジメチルポリシロキサン及びその変性
物（信越シリコーン、東レシリコーン）等 （２）アルキルアミン系滑剤； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３（花王石鹸）等 （３）炭化水素系滑剤； 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン等 （４）脂肪酸系滑剤； 高級脂肪酸（C12以上が好ましい）、オキシ脂肪酸等 （５）エステル系滑剤； 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル等 （６）アルコール系滑剤； 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール
等 （７）金属石けん； ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb 等の金属との化合物等 さらに、透明度、物理強度、剛性等を向上させるため
に有機造核剤を約0.01〜1.0重量％添加することが好ま
しい。
物（信越シリコーン、東レシリコーン）等 （２）アルキルアミン系滑剤； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３（花王石鹸）等 （３）炭化水素系滑剤； 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン等 （４）脂肪酸系滑剤； 高級脂肪酸（C12以上が好ましい）、オキシ脂肪酸等 （５）エステル系滑剤； 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル等 （６）アルコール系滑剤； 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール
等 （７）金属石けん； ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb 等の金属との化合物等 さらに、透明度、物理強度、剛性等を向上させるため
に有機造核剤を約0.01〜1.0重量％添加することが好ま
しい。
有機造核剤としてジベンジリデンソルビトール化合物
が好ましいがこのジベンジリデンソルビトール化合物と
して好ましい代表例を以下に記載する。
が好ましいがこのジベンジリデンソルビトール化合物と
して好ましい代表例を以下に記載する。
ジ−（Ｐ−メチルベンジリデン）ソルビトール、ジ−
（２・４−ジメチルベンジリデン）ソルビトール、ジ−
（２・４−ジエチルベンジリデン）ソルビトール、ジ−
（１・３・５−トリメチルベンジリデン）ソルビトー
ル、ジ（ペンタメチルベンジリデン）ソルビトール、１
・３・２・４−ジ（メチルベンジリデン）ソルビトー
ル、1,3−Ｐ−エチルベンジリデン−2,4−Ｐ−メチルベ
ンジリデン−ソルビトール、1,3−Ｐ−メチルベンジリ
デン−2,4−Ｐ−エチルベンジリデン−ソルビトール、
１・３−Ｐ−メチルベンジリデン−２・４−Ｐ−クロロ
ベンジリデンソルビトール、１・３−Ｐ−クロロベンジ
リデン−２・４−Ｐ−メチルベンジリデンソルビトー
ル、１・３−Ｐ−メチルベンジリデン−２・４−Ｐ−イ
ソプロピルベンジリデンソルビトール、１・３−Ｐ−イ
ソプロピルベンジリデン−２・４−Ｐ−メチルベンジリ
デンソルビトール、１・３−Ｐ−エチルベンジリデン−
２・４−Ｐ−イソプロピルベンジリデンソルビトール、
１・３−Ｐ−クロロベンジリデン−２・４−Ｐ−イソプ
ロピルベンジリデンソルビトール、１・３・２・４−ジ
（エチルベンジリデン）ソルビトール、１・３・２・４
−ジ（プロピルベンジリデン）ソルビトール、１・３・
２・４−ジ（メトキシベンジリデン）ソルビトール、１
・３・２・４−ジ（エトキシベンジリデン）ソルビトー
ル、１・３・２・４−ジ（Ｐ−メチルベンジリデン）ソ
ルビトール、１・３・２・４−ジ（Ｐ−クロルベンジリ
デン）ソルビトール、１・３・２・４−ジ（Ｐ−メトキ
シベンジリデン）ソルビトール、１・３・２・４−ジ
（アルキルベンジリデン）ソルビトール等 これらのジベンジリデンソルビトール化合物は１種以
上併用してもよく又他の有機、無機造核剤や各種滑剤等
と併用することができ好ましい。
（２・４−ジメチルベンジリデン）ソルビトール、ジ−
（２・４−ジエチルベンジリデン）ソルビトール、ジ−
（１・３・５−トリメチルベンジリデン）ソルビトー
ル、ジ（ペンタメチルベンジリデン）ソルビトール、１
・３・２・４−ジ（メチルベンジリデン）ソルビトー
ル、1,3−Ｐ−エチルベンジリデン−2,4−Ｐ−メチルベ
ンジリデン−ソルビトール、1,3−Ｐ−メチルベンジリ
デン−2,4−Ｐ−エチルベンジリデン−ソルビトール、
１・３−Ｐ−メチルベンジリデン−２・４−Ｐ−クロロ
ベンジリデンソルビトール、１・３−Ｐ−クロロベンジ
リデン−２・４−Ｐ−メチルベンジリデンソルビトー
ル、１・３−Ｐ−メチルベンジリデン−２・４−Ｐ−イ
ソプロピルベンジリデンソルビトール、１・３−Ｐ−イ
ソプロピルベンジリデン−２・４−Ｐ−メチルベンジリ
デンソルビトール、１・３−Ｐ−エチルベンジリデン−
２・４−Ｐ−イソプロピルベンジリデンソルビトール、
１・３−Ｐ−クロロベンジリデン−２・４−Ｐ−イソプ
ロピルベンジリデンソルビトール、１・３・２・４−ジ
（エチルベンジリデン）ソルビトール、１・３・２・４
−ジ（プロピルベンジリデン）ソルビトール、１・３・
２・４−ジ（メトキシベンジリデン）ソルビトール、１
・３・２・４−ジ（エトキシベンジリデン）ソルビトー
ル、１・３・２・４−ジ（Ｐ−メチルベンジリデン）ソ
ルビトール、１・３・２・４−ジ（Ｐ−クロルベンジリ
デン）ソルビトール、１・３・２・４−ジ（Ｐ−メトキ
シベンジリデン）ソルビトール、１・３・２・４−ジ
（アルキルベンジリデン）ソルビトール等 これらのジベンジリデンソルビトール化合物は１種以
上併用してもよく又他の有機、無機造核剤や各種滑剤等
と併用することができ好ましい。
また、このジベンジリデンソルビトール化合物の添加
により透明度が向上する。
により透明度が向上する。
写真フィルムパトローネ用容器本体を効率よく連続成
形するためには、酸化防止剤を0.01〜1.0重量％添加す
ることが好ましい。
形するためには、酸化防止剤を0.01〜1.0重量％添加す
ることが好ましい。
酸化防止剤の代表例を以下に記載する。
（イ） フェノール系酸化防止剤 ６−ｔ−ブチル−３−メチルフェニール誘導体、２・
６−ジ−ｔ−ブチル−Ｐクレゾール−ｔ−ブチルフェノ
ール）、２・２′−メチレンビス−（４−エチル−６−
ｔ−ブチルフェノール）、4,4′−ブチリデンビス（６
−ｔ−ブチル−ｍ−クレゾール）、４・４′−チオビス
（６−ｔ−ブチル−ｍ−クレゾール）、４・４−ジヒド
ロキシジフェニルシクロヘキサン、アルキル化ビスフェ
ノール、スチレン化フェノール、２・６−ジ−ｔ−ブチ
ル−４−メチルフェノール、ｎ−オクタデシル−３−
（３′・５′−ジ−ｔ−ブチル−４′−ヒドロキシフェ
ニル）プロピネート、２・２′−メチレンビス（４−メ
チル−６−ｔ−ブチルフェノール）、４・４′−チオビ
ス（３−メチル−６−ｔ−ブチルフェニール）、4,4′
−ブチリデンビス（３−メチル−６−ｔ−ブチルフェノ
ール）、ステアリル−β（３・５−ジ−４−ブチル−４
−ヒドロキシフェニル）プロピオネート、１・１・３−
トリス（２−メチル−４−ヒドロキシ−５−ｔ−ブチル
フェニル）ブタン、１・３・５−トリメチル−２・４・
６−トリス（３・５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシ
ベンジル）ベンゼン、テトラキス〔メチレン−３（３′
・５′−ジ−ｔ−ブチル−４′−ヒドロキシフェニル）
ピロピオネート〕メタン等 （ロ） ケトンアミン縮合系酸化防止剤 ６−エトキシ−２・２・４−トリメチル−１・２−ジ
ヒドロキノリン、２・２・４−トリメチル−１・２−ジ
ヒドロキノリンの重合物、トリメチルジヒドロキノリン
誘導体等 （ハ） アリルアミン系酸化防止剤 フェニル−α−ナフチルアミン、Ｎ−フェニル−β−
ナフチルアミン、Ｎ−フェニル−Ｎ′−イソピロピル−
Ｐ−フェニレンジアミン、Ｎ・Ｎ′−ジフェニル−Ｐ−
フェニレンジアミン、Ｎ・Ｎ′−ジ−β−ナフチル−Ｐ
−フェニレンジアミン、Ｎ−（３′−ヒドロキシブチリ
デン）−１−ナフチルアミン等 （ニ） イミダゾール系酸化防止剤 ２−メルカプトベンゾイミダゾール、２−メルカプト
ベンゾイミダゾールの亜鉛塩、２−メルカプトメチルベ
ンゾイミダゾール等 （ホ） ホスファイト系酸化防止剤 アルキル化アリルホスファイト、ジフェニルイソデシ
ルフォスファイト、トリス（ノニルフェニル）ホスファ
イト、亜リン酸ソーダ、トリノニルフェニルフォスファ
イト、トリフェニルフォスファイト等 （ヘ） チオ尿素系酸化防止剤 チオ尿素誘導体、１・３−ビス（ジメチルアミノプロ
ピル）−２−チオ尿素等 （ト） その他空気酸化に有用な酸化防止剤 チオジプロピオン酸ジラウリル等 （チ） 硫黄系酸化防止剤 ジラウリルチオジプロピオネート、シミリスチルチオ
ジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピオネート等 本発明では上記添加剤の他、必要により各種添加剤を
用いる。添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明は
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
６−ジ−ｔ−ブチル−Ｐクレゾール−ｔ−ブチルフェノ
ール）、２・２′−メチレンビス−（４−エチル−６−
ｔ−ブチルフェノール）、4,4′−ブチリデンビス（６
−ｔ−ブチル−ｍ−クレゾール）、４・４′−チオビス
（６−ｔ−ブチル−ｍ−クレゾール）、４・４−ジヒド
ロキシジフェニルシクロヘキサン、アルキル化ビスフェ
ノール、スチレン化フェノール、２・６−ジ−ｔ−ブチ
ル−４−メチルフェノール、ｎ−オクタデシル−３−
（３′・５′−ジ−ｔ−ブチル−４′−ヒドロキシフェ
ニル）プロピネート、２・２′−メチレンビス（４−メ
チル−６−ｔ−ブチルフェノール）、４・４′−チオビ
ス（３−メチル−６−ｔ−ブチルフェニール）、4,4′
−ブチリデンビス（３−メチル−６−ｔ−ブチルフェノ
ール）、ステアリル−β（３・５−ジ−４−ブチル−４
−ヒドロキシフェニル）プロピオネート、１・１・３−
トリス（２−メチル−４−ヒドロキシ−５−ｔ−ブチル
フェニル）ブタン、１・３・５−トリメチル−２・４・
６−トリス（３・５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシ
ベンジル）ベンゼン、テトラキス〔メチレン−３（３′
・５′−ジ−ｔ−ブチル−４′−ヒドロキシフェニル）
ピロピオネート〕メタン等 （ロ） ケトンアミン縮合系酸化防止剤 ６−エトキシ−２・２・４−トリメチル−１・２−ジ
ヒドロキノリン、２・２・４−トリメチル−１・２−ジ
ヒドロキノリンの重合物、トリメチルジヒドロキノリン
誘導体等 （ハ） アリルアミン系酸化防止剤 フェニル−α−ナフチルアミン、Ｎ−フェニル−β−
ナフチルアミン、Ｎ−フェニル−Ｎ′−イソピロピル−
Ｐ−フェニレンジアミン、Ｎ・Ｎ′−ジフェニル−Ｐ−
フェニレンジアミン、Ｎ・Ｎ′−ジ−β−ナフチル−Ｐ
−フェニレンジアミン、Ｎ−（３′−ヒドロキシブチリ
デン）−１−ナフチルアミン等 （ニ） イミダゾール系酸化防止剤 ２−メルカプトベンゾイミダゾール、２−メルカプト
ベンゾイミダゾールの亜鉛塩、２−メルカプトメチルベ
ンゾイミダゾール等 （ホ） ホスファイト系酸化防止剤 アルキル化アリルホスファイト、ジフェニルイソデシ
ルフォスファイト、トリス（ノニルフェニル）ホスファ
イト、亜リン酸ソーダ、トリノニルフェニルフォスファ
イト、トリフェニルフォスファイト等 （ヘ） チオ尿素系酸化防止剤 チオ尿素誘導体、１・３−ビス（ジメチルアミノプロ
ピル）−２−チオ尿素等 （ト） その他空気酸化に有用な酸化防止剤 チオジプロピオン酸ジラウリル等 （チ） 硫黄系酸化防止剤 ジラウリルチオジプロピオネート、シミリスチルチオ
ジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピオネート等 本発明では上記添加剤の他、必要により各種添加剤を
用いる。添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明は
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
容器本体を射出成形するには、従来公知の一重積金型
を用いる方法の外に種々の方法を用いることができる。
例えばインジェクションブロー成形方法のように２つの
方法を合わせた方法や、金型内真空射出成形方法やスタ
ックモールド（２重積金型）等の多段金型を用いる効率
的な射出成形方法等を用いることができる。
を用いる方法の外に種々の方法を用いることができる。
例えばインジェクションブロー成形方法のように２つの
方法を合わせた方法や、金型内真空射出成形方法やスタ
ックモールド（２重積金型）等の多段金型を用いる効率
的な射出成形方法等を用いることができる。
本発明の容器本体の形状は写真フィルムパトローネの
収容しうるものであれば特に限定されるものではない
が、容器キャップとの嵌合密封を十分に行い、かつ容器
キャップの着脱が容易なものがよく、例えば、前記第１
図の容器本体１の他、第３図から第７図に示す形状の容
器本体１が好ましいものである。この第３図、第４図及
び第５図の容器本体は、円筒状に形成されており、この
第６図の容器本体１は、４角筒状に形成されており、第
７図の容器本体１は外形が４角で収納部が円形状に記載
されている。
収容しうるものであれば特に限定されるものではない
が、容器キャップとの嵌合密封を十分に行い、かつ容器
キャップの着脱が容易なものがよく、例えば、前記第１
図の容器本体１の他、第３図から第７図に示す形状の容
器本体１が好ましいものである。この第３図、第４図及
び第５図の容器本体は、円筒状に形成されており、この
第６図の容器本体１は、４角筒状に形成されており、第
７図の容器本体１は外形が４角で収納部が円形状に記載
されている。
なお、容器キャップの材質は、容器本体との嵌合密封
性を向上したり、前述した機能を十分発揮させるために
容器本体より柔軟なものがよく、例えば高圧法分岐状低
密度ポリエチレン樹脂やエチレン・αオレフィン共重合
体樹脂である直鎖状低密度ポリエチレン樹脂又はこれら
の樹脂と他の熱可塑性樹脂との混合樹脂、これらの樹脂
と射出成形性向上や帯電防止の為に脂肪酸アミド系滑剤
を0.01〜0.6重量％添加したポリエチレン系樹脂が好適
である。
性を向上したり、前述した機能を十分発揮させるために
容器本体より柔軟なものがよく、例えば高圧法分岐状低
密度ポリエチレン樹脂やエチレン・αオレフィン共重合
体樹脂である直鎖状低密度ポリエチレン樹脂又はこれら
の樹脂と他の熱可塑性樹脂との混合樹脂、これらの樹脂
と射出成形性向上や帯電防止の為に脂肪酸アミド系滑剤
を0.01〜0.6重量％添加したポリエチレン系樹脂が好適
である。
なお、本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体に
用いたプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組成は、例
えば、実開昭54−100617号公報、実開昭54−137344号公
報、実開昭59−77144号公報、実開昭62−99571号公報、
特開昭63−223640号公報、EPO 242905A等に開示された
ヒンジ付プラスチックケース、実公昭44−28473号公
報、特公昭46−7501号公報等に開示された身蓋嵌合容
器、実公昭61−3000号公報、実公昭61−36995号公報、
実公昭61−36996号公報、実開昭63−73742号公報等に開
示されたスプール、実開昭61−86367号公報、実開昭61
−128256号公報等に開示されたコア等にも好適である。
用いたプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組成は、例
えば、実開昭54−100617号公報、実開昭54−137344号公
報、実開昭59−77144号公報、実開昭62−99571号公報、
特開昭63−223640号公報、EPO 242905A等に開示された
ヒンジ付プラスチックケース、実公昭44−28473号公
報、特公昭46−7501号公報等に開示された身蓋嵌合容
器、実公昭61−3000号公報、実公昭61−36995号公報、
実公昭61−36996号公報、実開昭63−73742号公報等に開
示されたスプール、実開昭61−86367号公報、実開昭61
−128256号公報等に開示されたコア等にも好適である。
なお、遮光性を要するものには遮光性物質を添加し、
遮光性写真フィルムパトローネ用容器本体遮光容器、遮
光成形品として用いることもできる。
遮光性写真フィルムパトローネ用容器本体遮光容器、遮
光成形品として用いることもできる。
本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体は、添加
剤のブリードアウトが減少し、白粉、塵の発生を少なく
している。
剤のブリードアウトが減少し、白粉、塵の発生を少なく
している。
第１図に示す形状で、寸法がそれぞれａ＝0.8mm、ｂ
＝51mm、ｃ＝31mmφ、ｄ＝6mm、ｅ＝1mm、ｆ＝1.7mm、
ｇ＝2mm、ｈ＝1mm、R1＝1.5mm、R2＝1.7mm、R3＝4mm、R
4＝0.5mm、R5＝1.5mm、R6＝6mmの大きさの写真フィルム
パトローネ用容器本体を成形機として密閉タイプの住友
重機（株）製ネスタール（商品名、型絞圧150t）により
取り数24ヶのホットランナー形式の金型を用いて射出成
形した。
＝51mm、ｃ＝31mmφ、ｄ＝6mm、ｅ＝1mm、ｆ＝1.7mm、
ｇ＝2mm、ｈ＝1mm、R1＝1.5mm、R2＝1.7mm、R3＝4mm、R
4＝0.5mm、R5＝1.5mm、R6＝6mmの大きさの写真フィルム
パトローネ用容器本体を成形機として密閉タイプの住友
重機（株）製ネスタール（商品名、型絞圧150t）により
取り数24ヶのホットランナー形式の金型を用いて射出成
形した。
本発明品Ｉ MFRが38g/10分、密度（JIS K−7112）が0.90g/cm2、
曲げ弾性率が12800Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット
衝撃強度（JIS K−7110）が3.2kg・cm/cm2、ロックウェ
ル硬度（JIS K−7202）が92Rのエチレン含有率が2.5重
量％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂99.2
重量％、オレイン酸アミド（脂肪酸アマイドＯ、花王
（株）製）0.1重量部、非イオン性界面活性剤系滑剤
（脂肪酸エステル系、エレクトロストリッパ−TS−５、
花王（株）製）0.3重量％、ステアリン酸カルシウム0.1
重量％、フェノール系酸化防止剤（テトラキス〔メチレ
ン−３−（３′,5′−ジ−tert−ブチル−４′−ヒドロ
キシフェニル）プロピオネート〕メタン）0.1重量％、
有機造核剤（１・3,2・４−ジ（メチルベンジリデン）
ソルビトール）0.2重量％から成るプロピレン−エチレ
ン共重合体系樹脂組成を用いた。
曲げ弾性率が12800Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット
衝撃強度（JIS K−7110）が3.2kg・cm/cm2、ロックウェ
ル硬度（JIS K−7202）が92Rのエチレン含有率が2.5重
量％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂99.2
重量％、オレイン酸アミド（脂肪酸アマイドＯ、花王
（株）製）0.1重量部、非イオン性界面活性剤系滑剤
（脂肪酸エステル系、エレクトロストリッパ−TS−５、
花王（株）製）0.3重量％、ステアリン酸カルシウム0.1
重量％、フェノール系酸化防止剤（テトラキス〔メチレ
ン−３−（３′,5′−ジ−tert−ブチル−４′−ヒドロ
キシフェニル）プロピオネート〕メタン）0.1重量％、
有機造核剤（１・3,2・４−ジ（メチルベンジリデン）
ソルビトール）0.2重量％から成るプロピレン−エチレ
ン共重合体系樹脂組成を用いた。
本発明品II MFRが40g/10分、密度が0.90g/cm2、曲げ弾性率が1050
0Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット衝撃強度が4.5kg・
cm/cm2、ロックウェル硬度が85Rのエチレン含有率が2.5
重量％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂9
9.2重量、エルカ酸アミド（アルフロ−Ｐ−10、日本油
脂（株）製）0.05重量、非イオン性界面活性剤系滑剤
（アルキルアミン系、エレクトロストリッパ−TS−３、
花王（株）製）0.35重量％、ステアリン酸カルシウム0.
1重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明品Ｉと同
一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同一）0.2重
量％から成るプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組成
を用いた。
0Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット衝撃強度が4.5kg・
cm/cm2、ロックウェル硬度が85Rのエチレン含有率が2.5
重量％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂9
9.2重量、エルカ酸アミド（アルフロ−Ｐ−10、日本油
脂（株）製）0.05重量、非イオン性界面活性剤系滑剤
（アルキルアミン系、エレクトロストリッパ−TS−３、
花王（株）製）0.35重量％、ステアリン酸カルシウム0.
1重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明品Ｉと同
一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同一）0.2重
量％から成るプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組成
を用いた。
比較品Ｉ 本発明品IIと同一のプロピレン−エチレンランダム共
重合体樹脂99.2重量％、オレイン酸アミド（本発明品Ｉ
と同一）0.5重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明
品Ｉと同一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同
一）0.2重量％から成るプロピレン−エチレン共重合体
系樹脂組成を用いた。
重合体樹脂99.2重量％、オレイン酸アミド（本発明品Ｉ
と同一）0.5重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明
品Ｉと同一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同
一）0.2重量％から成るプロピレン−エチレン共重合体
系樹脂組成を用いた。
比較品II MFRが25g/10分、密度が0.90g/cm3、曲げ弾性率が8700
Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット衝撃強度が4.6Kg/cm
2、ロックウェル硬度が76Rのエチレン含有率が3.5重量
％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂99.3重
量％、オレイン酸アミド（本発明品Ｉと同じ）0.3重量
％、ステアリン酸カルシウム0.1重量％、フェノール系
酸化防止剤（本発明品Ｉと同一）0.1重量％、有機造核
剤（本発明品Ｉと同一）0.2重量％から成るプロピレン
・エチレン共重合体系樹脂組成を用いた。
Kg/cm2、23℃のノッチ付アイゾット衝撃強度が4.6Kg/cm
2、ロックウェル硬度が76Rのエチレン含有率が3.5重量
％のプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂99.3重
量％、オレイン酸アミド（本発明品Ｉと同じ）0.3重量
％、ステアリン酸カルシウム0.1重量％、フェノール系
酸化防止剤（本発明品Ｉと同一）0.1重量％、有機造核
剤（本発明品Ｉと同一）0.2重量％から成るプロピレン
・エチレン共重合体系樹脂組成を用いた。
比較品III 本発明品IIと同一のプロピレン−エチレン共重合体樹
脂99.7重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明品Ｉと
同一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同一）0.2
重量％から成るプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組
成を用いた。
脂99.7重量％、フェノール系酸化防止剤（本発明品Ｉと
同一）0.1重量％、有機造核剤（本発明品Ｉと同一）0.2
重量％から成るプロピレン−エチレン共重合体系樹脂組
成を用いた。
これらの特性を比較した結果を第１表に示す。
評価は下記による。
◎……非常に優れている ○……優れている ●……可（実用限度内） ▲……問題あり（改良必要） ×……実用不可 ※Ａ 写真フィルム出し入れ性 写真フィルムパトローネを容器本体に挿入したり、取
り出す時の難易性により評価 ※Ｂ 写真フィルム舌部への白粉の付着（１日目） 写真フィルムパトローネ用容器本体を射出成形により
作成し20℃65％RHの恒温・恒湿室に１日放置後、パトロ
ーネ入写真フィルムを挿入し容器キャップで密封後振巾
5mm振動数550回／分の条件でJIS Z 0232規定の振動試験
機で60分間振動させた時に写真フィルム舌部に付着した
白粉付着量を目視検査により評価。
り出す時の難易性により評価 ※Ｂ 写真フィルム舌部への白粉の付着（１日目） 写真フィルムパトローネ用容器本体を射出成形により
作成し20℃65％RHの恒温・恒湿室に１日放置後、パトロ
ーネ入写真フィルムを挿入し容器キャップで密封後振巾
5mm振動数550回／分の条件でJIS Z 0232規定の振動試験
機で60分間振動させた時に写真フィルム舌部に付着した
白粉付着量を目視検査により評価。
※Ｃ 写真フィルム舌部への白粉の付着（７日目） ※Ｂの写真フィルムパトローネ用容器本体の射出成形
後20℃65％RHの恒温・恒湿室に放置する期間を７日間に
した外は※Ｂと同一振動試験条件後写真フィルム舌部に
付着した白粉付着量を目視検査により評価。
後20℃65％RHの恒温・恒湿室に放置する期間を７日間に
した外は※Ｂと同一振動試験条件後写真フィルム舌部に
付着した白粉付着量を目視検査により評価。
※Ｄ 射出成形性 成形故障（ショートショット、底ヒケ、変形等）の発
生しにくさ、金型からの離型性、成形サイクル等の総合
評価。
生しにくさ、金型からの離型性、成形サイクル等の総合
評価。
※Ｅ 透明度（７日目） 写真フィルムパトローネ用容器本体を射出成形により
作成し、20℃65％RHの恒温・恒湿室に７日放置後、線の
太さ0.5mm、間隔2mmの平行線を白紙に描いた透明度検査
図用紙と目の間に容器本体を置いて目から遠ざけてゆ
き、容器本体の裏の透明度検査図用紙上の平行線が見え
なくなる距離を透明度とする。
作成し、20℃65％RHの恒温・恒湿室に７日放置後、線の
太さ0.5mm、間隔2mmの平行線を白紙に描いた透明度検査
図用紙と目の間に容器本体を置いて目から遠ざけてゆ
き、容器本体の裏の透明度検査図用紙上の平行線が見え
なくなる距離を透明度とする。
※Ｆ 帯電量 容器全体を射出成形し、2000ヶポレエチレン袋に入れ
た時の帯電圧をボルトメーターで測定。
た時の帯電圧をボルトメーターで測定。
※Ｇ 写真性 容器本体に36枚撮りのパトローネ入り写真フィルム
（フジカラーHR−100）を入れ容器キャップで密封後35
℃85％RHの恒温・恒湿室に30日間放置後現像した時のカ
ブリ増加、感度変化等の写真性異常の少なさにより評価 〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成したので、添加剤のブリー
ドアウトが無く、白粉や塵の発生及び付着が少ない写真
フィルムパトローネ用容器本体を提供できる。
（フジカラーHR−100）を入れ容器キャップで密封後35
℃85％RHの恒温・恒湿室に30日間放置後現像した時のカ
ブリ増加、感度変化等の写真性異常の少なさにより評価 〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成したので、添加剤のブリー
ドアウトが無く、白粉や塵の発生及び付着が少ない写真
フィルムパトローネ用容器本体を提供できる。
第１図は本発明の写真フィルムパトローネ用容器本体の
一実施例の縦断面図、第２図は同上Ａ部拡大図、第３図
及び第４図は他の実施例の断面図、第５図から第７図は
他の実施例の斜視図である。第８図は、写真フィルムパ
トローネを示す斜視図である。 １……写真フィルムパトローネ用容器本体 ２……容器キャップ
一実施例の縦断面図、第２図は同上Ａ部拡大図、第３図
及び第４図は他の実施例の断面図、第５図から第７図は
他の実施例の斜視図である。第８図は、写真フィルムパ
トローネを示す斜視図である。 １……写真フィルムパトローネ用容器本体 ２……容器キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｃ 3/00 ５８０ Ｇ０３Ｃ 3/00 ５８０Ａ
Claims (1)
- 【請求項１】エチレン含有率が１〜５重量％、メルトフ
ローレートが10〜60g/10分、曲げ弾性率が9000kg/cm2以
上、ロックウェル硬度が85R以上のプロピレン−エチレ
ンランダム共重合体樹脂70重量％以上、脂肪酸アミド系
滑剤0.005〜0.3重量％と非イオン性界面活性剤系滑剤0.
005〜0.6重量％の少なくとも２種の滑剤を含み、かつ前
記２種の滑剤の合計量が0.01〜0.90重量％であるプロピ
レン−エチレン共重合体系樹脂組成よりなることを特徴
とする写真フィルムパトローネ用容器本体
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068771A JP2731941B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 写真フィルムパトローネ用容器本体 |
| DE69032336T DE69032336T2 (de) | 1989-02-16 | 1990-02-16 | Behälter für photographische Filmpatronen |
| EP90103038A EP0385199B1 (en) | 1989-02-16 | 1990-02-16 | Container for photographic film cartridge |
| US07/480,797 US5106665A (en) | 1989-02-16 | 1990-02-16 | Container for photographic film cartridge |
| US07/808,780 US5443872A (en) | 1989-02-16 | 1991-12-17 | Container for photographic film cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068771A JP2731941B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 写真フィルムパトローネ用容器本体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02247640A JPH02247640A (ja) | 1990-10-03 |
| JP2731941B2 true JP2731941B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13383331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1068771A Expired - Fee Related JP2731941B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-03-20 | 写真フィルムパトローネ用容器本体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731941B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2797156B2 (ja) * | 1991-08-26 | 1998-09-17 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フイルム用容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5443872A (en) | 1989-02-16 | 1995-08-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Container for photographic film cartridge |
| JP2516788B2 (ja) | 1987-12-09 | 1996-07-24 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光材料帯状体用コア |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS627047A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真フイルムパトロ−ネ用容器本体 |
| JPH0438353Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-09-08 | ||
| JP2816972B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1998-10-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フィルムパトローネ用容器本体 |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1068771A patent/JP2731941B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2516788B2 (ja) | 1987-12-09 | 1996-07-24 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光材料帯状体用コア |
| US5443872A (en) | 1989-02-16 | 1995-08-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Container for photographic film cartridge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02247640A (ja) | 1990-10-03 |
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