JP2731099B2 - 油圧式クレーンの切換弁装置 - Google Patents

油圧式クレーンの切換弁装置

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JP2731099B2
JP2731099B2 JP1413093A JP1413093A JP2731099B2 JP 2731099 B2 JP2731099 B2 JP 2731099B2 JP 1413093 A JP1413093 A JP 1413093A JP 1413093 A JP1413093 A JP 1413093A JP 2731099 B2 JP2731099 B2 JP 2731099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動操作と遠隔操作と
が併用可能な油圧式クレーンの油圧回路に用いる切換弁
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両搭載用の油圧式クレーンは、クレー
ン作業の際、操作弁を操作し油圧ポンプからの圧油を切
換えて、クレーンの各アクチュエータを作動させる。こ
のような油圧式クレーンには、作業性を向上させるた
め、操作弁として、手動操作と遠隔操作とが併用できる
ように構成した切換弁装置を備えているものがある(特
公平2−20845号参照)。
【0003】この切換弁装置は、図8及び図9に示すよ
うに、手動操作用の手動切換弁集合体50の上方にマニ
ホールド51を介して遠隔操作用の電磁切換弁集合体5
2を取付け、対応する手動切換弁53と電磁切換弁54
との出力ポート同志をそれぞれ配管で接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな切換弁装置は、手動切換弁と電磁切換弁とを接続す
るための配管作業が面倒であり、また、マニホールドと
配管により重量が大となり、全高が高くなってバランス
が悪くなるという問題がある。特に、オプション等の要
求により、手動切換弁の数を増加させる場合など重量、
バランス、コスト上の問題が大きい。
【0005】本発明は、油圧式クレーンの切換弁装置に
おけるかかる問題を解決するものであって、手動切換弁
と電磁切換弁とを接続するためのマニホールドと配管が
不要で小型化軽量化でき、配管用の部品と配管作業とを
減少させコストを低減できる切換弁装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のアク
チュエータと、各アクチュエータをそれぞれ手動操作す
るための複数の手動切換弁と、複数のアクチュエータの
うちの所定のアクチュエータを遠隔操作するための電磁
切換弁とを備え、手動操作と遠隔操作とを併用可能な油
圧式クレーンにおいて、複数の手動切換弁をスタックし
て手動切換弁集合体を構成し、電磁切換弁をそれぞれ対
応する手動切換弁に連設して、手動切換弁と電磁切換弁
の出力側の互いに対応する油路をそれぞれ連絡するため
の連絡油路をバルブボデイ内に設けることにより、上記
課題を解決している。
【0007】電磁切換弁には、スプールを左動させるソ
レノイドと右動させるソレノイドとを連設したソレノイ
ド部を左右何れか一方の端部に設け、隣接する電磁切換
弁のソレノイド部を互いに異なる端部に配置することに
より、切換弁間のピッチを小さくし、全高を更に低くす
ることができる。
【0008】
【作用】手動切換弁集合体の上方にマニホールドと電磁
切換弁を設けないため全高が低くなる。また、手動切換
弁と電磁切換弁の出力側の互いに対応する油路がバルブ
ボデイ内に設けた連絡油路でそれぞれ連絡されているた
め、手動切換弁と電磁切換弁との出力ポート同志をそれ
ぞれ配管で接続することなく、従来と同様に手動操作と
遠隔操作とが併用可能な油圧回路を構成することがで
き、配管用の部品と配管作業とが減少する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である油圧式クレー
ンの切換弁装置の正面図、図2はその側面図、図3は図
1のX−X線断面図、図4は図1のY−Y線断面図、図
5は油圧回路図である。この実施例では、切換弁装置V
は、油圧式クレーンの各アクチュエータ(図示略)をそ
れぞれ手動操作するための6個の手動切換弁1を備えて
おり、この6個の手動切換弁1は圧油の入口側のインレ
ットボデイ3と出口側のアウトレットボデイ4との間に
スタックされ、タイロッド8で一体に連結されて手動切
換弁集合体20を構成している。また、所定のアクチュ
エータを遠隔操作するための4個の電磁切換弁2が、そ
れぞれ対応する手動切換弁1の正面側に六角穴付ボルト
17で取付けられている。なお、インレットボデイ3側
の2個の手動切換弁1には、電磁切換弁2は取付けられ
ていない。アウトレットボデイ4の上には、遠隔操作時
のクレーンの速度制御を行うための電磁比例式圧力制御
弁5が取付けられている。
【0010】手動切換弁1は、図3に示すように従来公
知のスプール弁であり、手動バルブボデイ6に設けた手
動スプール7を左右に移動させることにより、アクチュ
エータへのサービスポートAとサービスポートBに連通
する出力側の油路21A又は21Bの何れか一方がポン
プ22の吐出管路23に接続された高圧供給油路Pに、
他の一方がタンク24への戻り油路Tに連通するよう切
換えられる。このときセンターバイパス油路Sは手動ス
プール7により閉じられる。
【0011】電磁切換弁2は、図4に示すように、電磁
バルブボデイ9に設けた電磁動スプール10と、この電
磁動スプール10を左右に移動させるためのソレノイド
部11とを備えている。従来の電磁切換弁は、通常スプ
ールの左右両端にソレノイドを配置して、左右何れかの
ソレノイドを励磁することによりスプールを押して移動
させ油路を切換えるが、この電磁切換弁2のソレノイド
部11には、電磁動スプール10を左動させるソレノイ
ド11aと右動させるソレノイド11bとが連設され、
鉄心11cは電磁動スプール10を押し引きできるよう
にピン18で連結されている。このソレノイド部11は
電磁切換弁2の一方の端部に取付けられていて、隣接す
る電磁切換弁2のソレノイド部11は互いに異なる端部
に配置されている。従って、隣接する手動切換弁1間の
ピッチがソレノイド部11の大きさによって制約され
ず、スタックされた切換弁装置Vの高さを最小にするこ
とができる。
【0012】電磁切換弁2が手動切換弁1に取付けられ
た部分では、電磁切換弁2側に設けたアクチュエータへ
のサービスポートAとサービスポートBに連通する電磁
切換弁2の出力側の油路25A及び25Bと、これに対
応する手動切換弁1の出力側の油路21A及び21Bを
それぞれ連絡するための連絡油路26A及び26Bがバ
ルブボデイ9内に設けられている。また、電磁切換弁2
側から手動切換弁1側の高圧供給油路Pと戻り油路Tと
に連絡する連絡油路27P及び27Tがバルブボデイ
6、9内に設けられている。インレットボデイ3にはリ
リーフ弁28が設けられている。
【0013】手動操作を行う場合、手動切換弁1を切換
操作することにより、油路21A、連絡油路26A、油
路25A、又は油路21B、連絡油路26B、油路25
Bを介してサービスポートA又はサービスポートBの何
れか一方が高圧供給油路Pに連通し、他の一方がタンク
24への戻り油路Tに連通するのでアクチュエータは圧
油が供給され作動する。遠隔操作を行う場合は、手動切
換弁1を中立のままとし、ソレノイド11a、11bを
励磁することにより電磁動スプール10を移動させ電磁
切換弁2を切換える。このときは、圧油は高圧供給油路
Pから連絡油路27Pを通り、油路25A、サービスポ
ートA又は油路25B、サービスポートBの何れか一方
を通りアクチュエータに圧油が供給され、他の一方が連
絡油路27Tを介してタンク24への戻り油路Tに連通
する。
【0014】図6は他の実施例の切換弁装置の構成を示
す断面図、図7はその油圧回路図である。この実施例で
は、切換弁装置Vは図4における手動バルブボデイ6と
電磁バルブボデイ9とを一体化したバルブボデイ15を
備えている。また、電磁切換弁2側に高圧供給油路Qと
戻り油路Rとを設け、手動切換弁1のセンターバイパス
油路Sの出口側から高圧供給油路Qに連絡する連絡油路
29Qと、電磁切換弁2側の戻り油路Rから戻り油路T
に連絡する連絡油路29Rとをアウトレットボデイ4に
設けている。その他の構成及び作用は前述した実施例の
ものと同様である。
【0015】この実施例は、バルブボデイ15を一体化
しているため鋳造、機械加工等、製作が若干面倒である
が、接合型に比べると手動切換弁1と電磁切換弁2の接
合部分のシールと連結ボルトが不要で油漏れの心配がな
く軽量化できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の切換弁装
置は、手動切換弁と電磁切換弁とを接続するためのマニ
ホールドと配管が不要で小型化軽量化でき、全高が低く
なるためバランスが良く設置が容易である。また、配管
用の部品と配管作業とが減少しコストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油圧式クレーンの切換
弁装置の正面図である。
【図2】油圧式クレーンの切換弁装置の側面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】油圧式クレーンの切換弁装置の油圧回路図であ
る。
【図6】他の実施例の切換弁装置の構成を示す断面図で
ある。
【図7】図6の実施例の切換弁装置の油圧回路図であ
る。
【図8】従来の油圧式クレーンの切換弁装置の正面図で
ある。
【図9】従来の油圧式クレーンの切換弁装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 手動切換弁 2 電磁切換弁 3 インレットボデイ 4 アウトレットボデイ 6 手動バルブボデイ 7 手動スプール 8 タイロッド 9 電磁バルブボデイ 10 電磁動スプール 11 ソレノイド部 15 バルブボデイ 17 六角穴付ボルト 20 手動切換弁集合体 22 ポンプ 24 タンク 26A 連絡油路 26B 連絡油路 P 高圧供給油路 T 戻り油路 S センターバイパス油路 V 切換弁装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアクチュエータと、各アクチュエ
    ータをそれぞれ手動操作するための複数の手動切換弁
    と、前記複数のアクチュエータのうちの所定のアクチュ
    エータを遠隔操作するための電磁切換弁とを備え、手動
    操作と遠隔操作とを併用可能な油圧式クレーンにおい
    て、前記複数の手動切換弁をスタックして手動切換弁集
    合体を構成し、前記電磁切換弁をそれぞれ対応する手動
    切換弁に連設して、手動切換弁と電磁切換弁の出力側の
    互いに対応する油路をそれぞれ連絡するための連絡油路
    をバルブボデイ内に設けたことを特徴とする油圧式クレ
    ーンの切換弁装置。
  2. 【請求項2】 電磁切換弁は、スプールを左動させるソ
    レノイドと右動させるソレノイドとを連設したソレノイ
    ド部を左右何れか一方の端部に備えており、隣接する電
    磁切換弁のソレノイド部が互いに異なる端部に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の油圧式クレーン
    の切換弁装置。
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