JP2729107B2 - エネルギ吸収システム - Google Patents

エネルギ吸収システム

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JP2729107B2 JP6518247A JP51824794A JP2729107B2 JP 2729107 B2 JP2729107 B2 JP 2729107B2 JP 6518247 A JP6518247 A JP 6518247A JP 51824794 A JP51824794 A JP 51824794A JP 2729107 B2 JP2729107 B2 JP 2729107B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、内部液体冷却ディスクを組み込んだエネル
ギ吸収システムに関し、更に詳細には、内部液体冷却デ
ィスクが一部品鋳造品の形体の改良エネルギ吸収システ
ムに関する。
従来技術の説明 多年に亘り、自動車、航空機、トラック、及び他の車
輛の制動にディスクブレーキシステムが使用されてき
た。このようなブレーキシステムは、発電所、エンジ
ン、等の動力出力を試験するシステムと関連した運動エ
ネルギを吸収するダイナモメータとしても使用される。
ディスクブレーキシステムは、ブレーキの効き(アンチ
フェーディング性)、費用、及び保守性を含む種々の理
由で、ドラムブレーキのような他の制動手段に代えて選
択されている。
一般的には、ディスクブレーキシステムは、制動力即
ち抑制力が加えられる回転ディスクを含む。回転ディス
クは回転シャフトに連結されており、ブレーキ作用を行
うため、固定ブレーキパッドを回転ディスクに押し付け
る。固定ブレーキパッドは、通常は油圧制御式の、即ち
ブレーキパッドを回転ディスクに油圧で押し付けるキャ
リパ(caliper)によって所定位置に保持される。回転
ディスクの運動エネルギは、ディスクがブレーキパッド
間で減速するとき、摩擦によって熱に変換される。通常
の状態では、通常の高速走行速度で作動している自動車
を減速すると、摩擦により発生した熱はディスク及びブ
レーキパッドから周囲の空気中に放散される。しかしな
がら、長い下り坂を降りる場合に自動車又はトラックを
制動する場合のように長い期間に亘って強く制動する
と、ディスクブレーキシステムは適切な速度で冷却され
なくなり、そのため、制動能力に悪影響が及ぼされる。
このような作動状況に遭遇したとき、ディスク及びブレ
ーキパッドは非常に高温になり、急速に劣化する。
ディスクブレーキシステムの劣化は、高速で移動する
レーシングカーの急速な制動に伴う運動エネルギの伝達
のようにエネルギ伝達速度が高い状態で特に明らかにな
る。このような状況では、ディスクブレーキシステムの
冷却に空気を使用することは、ディスク及びブレーキパ
ッドの過度の摩耗を阻止するのに不十分である。更に効
果的な他の熱伝導方法が使用される。このような方法の
一つは、回転ディスクの制動時に水のような液体をディ
スクに直接スプレーし、かくして熱を液体に伝達するこ
とを含む。この方法は、熱伝導速度を上げるが、ディス
クとパッドとの間の摩耗係数をディスク/パッド温度及
びディスクとパッドとの間の液体の量の関数として大き
く変化させるため、制動時に危険を生じる。かくして、
外部液体冷却式ディスクブレーキシステムは、ディスク
及びブレーキパッドの寿命を延ばすが、かなりの危険を
生じ、効果的に制動できない。
ダイナモメータは、発電所、エンジン、又は他の機械
的エネルギを発生する装置(MEPD's)のエネルギ出力を
吸収し計測するための装置である。作動に当たっては、
MEPDは、ダイナモメータにクランクシャフトを介して直
接連結でき、又は伝動出力(即ち自動車の駆動輪)を介
して間接的に連結できる。ナイナモメータは、MEPDに抑
制トルクを加える。次いで、結果的に得られた所定の角
速度でMEPDの出力トルクを計測する。ダイナモメータ
は、ダイナモメータを安全作動範囲内に維持するよう
に、吸収したエネルギを熱伝導により効果的に放散しな
がら、十分な無効トルクを加えることができなければな
らない。
ダイナモメータでは、種々の動力吸収方法が使用され
る。空気冷却を使用するディスクブレーキシステムを用
いたダイナモメータは、ディスク及びパッドと接触する
空気による熱伝導には限度があるため、動力吸収能力が
限られている。従って、このようなダイナモメータは、
低動力のMEPDの試験に限られ、このような試験は、一般
的には、短時間に限られる。更に、熱を放散させるため
にディスクに液体をスプレーする外部液体冷却式ディス
クブレーキは、このような冷却が一般的には均等でな
く、従ってトルクを正確に計測するのが困難であるた
め、ダイナモメータには特に不適である。
外部液体冷却ディスクブレーキシステムと関連した困
難性を解決するため、幾つかの内部液体冷却ディスクブ
レーキシステムが開発された。内部液体冷却ディスクブ
レーキシステムは、内部キャビティを持つディスクに冷
却液を注入することによって作動する。制動中に発生す
る熱は液体に伝達され、これによって高温になった液体
をディスクから強制的に流出させる。このシステムは、
開ループであってもよいし閉ループであってもよく、い
ずれの場合でも冷却はほぼ均等に行われ、液体がディス
クとブレーキパッドとの間に入ることがない。かくし
て、内部液体冷却ディスクブレーキシステムは、外部液
体冷却式ディスクブレーキシステムと関連した困難性を
解決する。
内部液体冷却ディスクブレーキシステムが吸収したエ
ネルギ量が液体を蒸発させるのに十分な場合がある。こ
のような場合、代表的には、液体の蒸発潜熱として周知
の、所与の温度変化について最大の熱伝導をもたらす状
態が得られる。かくして、液体の蒸発潜熱で作動する内
部液体冷却ディスクブレーキシステムは、代表的には、
エネルギを最大に吸収する。
蒸発時に最大の熱伝導が起こるけれども、内部液体冷
却システムに問題を引き起こす他の状態がある。更に特
定的には、液体の蒸発は、膨張できない場合には高圧を
生じ、これによって流入液体の進入が妨げられる。冷却
液の進入が妨げられたベーパーロックとして周知の場合
には、蒸発した液体が過熱し、これによって液体吸収効
果が損なわれる。
内部液体冷却ディスクブレーキシステムについての種
々の設計が幾つかの従来技術の装置に開示されている。
特に、本発明の発明者の譲渡された「エネルギ吸収装置
及びこの装置用のトルク計測装置」という標題の米国特
許第5,003,829号には、ディスク内部に形成された冷却
セルに冷却液を分散し、最大の冷却のため液体の蒸発潜
熱を使用する内部液体冷却ディスクブレーキシステムが
開示されている。同特許について触れたことにより、そ
の特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れた
ものとする。ベーパーロックの問題点は、蒸発が起こる
前に冷却液を冷却セル内に位置決めされたフローチュー
ブを通して冷却セル内に導くことによって解決されてい
る。フローチューブを通る液体に加わる遠心力により、
液体/蒸気をセルから出す。第1図に示すシステム10で
は、冷却セル12が二つのディスク部分14a及び14bに成形
されており、フローチューブ16を所定の位置に挿入した
後、これらの部分を互いに溶接する。溶接は、二つのデ
ィスク部分14a及び14bに設けられた冷却セルが整合し、
セル12内の冷却液が漏れないように行われなければなら
ない。このような溶接プロセスには時間がかかり、シス
テム10の固有の温度変化により、溶接部自体に亀裂が入
ることがある。本発明は、一部分鋳造品の形体の内部液
体冷却ディスクを製造することによりこうした懸念を解
消する。
内部液体冷却ディスクブレーキシステムについての他
の設計は、米国特許第2,982,377号、米国特許第2,997,3
12号、米国特許第4,013,148号、米国特許第4,217,775
号、及び英国特許第653,565に開示されている。これら
の設計のほとんどは、ベーパーロックの問題に関係して
おらず、幾つかには、他の制限がある。これらの設計の
説明、及びこれらの設計の本発明と比べた相違点及び欠
点は、本願に組み込んだ上掲の米国特許第5,003,829号
に記載されている。
発明の概要 本発明は、一部品鋳造品の形態の内部液体冷却ディス
クを持つ内部液体冷却ディスクブレーキシステムを企図
している。ディスクは、複数の冷却セルを内部に形成で
きるように中子成形プロセスを使用して製造される。冷
却セル内に位置決めされた複数のフローチューブもまた
中子プロセスで形成でき、又はこれらのフローチューブ
を別に製造して位置決めしてもよい。冷却液の流れを導
くように一連のフランジがディスクに固定されている。
ブレーキシステムは、冷却液の流れをディスクの中央
近くに導き、フローチューブを通して冷却液を遠心力で
冷却セルに圧送する。ひとたび冷却セル内に到達する
と、冷却液はセルの壁と接触し、セルの壁から熱を急速
に吸収する。セルの壁が高温である場合には、冷却液が
蒸発でき、これによって、液体の蒸発潜熱のため、ディ
スクの熱伝導能力が大きく向上する。過熱された液体/
蒸気は通気穴を通ってセルを出る。通気穴もまた成形プ
ロセス中に形成される。
本発明は、フローチューブを使用することによってベ
ーパーロックの問題をなくす。フローチューブは、蒸発
が起こる前に冷却液を冷却セル内に及びディスクの半径
方向最外部に導く。次いで、フローチューブを通る液体
に作用する遠心力により液体蒸発器が通気穴を通ってセ
ルの外に出る。これによって、ベーパーロックを阻止す
る。
以上の概要から、本発明の内部液体冷却ディスクブレ
ーキシステムが上述の従来技術の装置の問題点をどのよ
うにして解決したのかが明らかである。
従って、本発明の主な目的は、時間のかかるディスク
の溶接をなくしこれに伴うシステムの破損をなくす一部
品鋳造品の形態の内部液体冷却ディスクブレーキシステ
ムを提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、当業者には、以下の詳
細な説明及び請求の範囲を本明細書に添付した図面と関
連して読むことにより明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 本発明の理解を更に容易にするため、次に添付図面を
参照する。これらの図面は、本発明を限定するものでは
なく、単なる例示である。
第1図は、従来技術の二部品内部液体冷却ディスク及
び内部液体冷却ディスクブレーキシステムで使用できる
他の関連した構成要素の部分断面斜視図である。
第2図は、本発明の一部品内部液体冷却ディスク及び
内部液体冷却ディスクブレーキシステムで使用できる他
の関連した構成要素の、第3図の2−2線に沿った側断
面図である。
第3図は、一対のディスクブレーキキャリパが設けら
れた第2図に示す本発明のアッセンブリの左側を示す第
2図の3−3選択に沿った端面図である。
第4A図、第4B図、及び第4C図は、夫々、第2図に示す
一部品内部液体冷却ディスクの側断面図、左側の端面
図、及び右側の端面図である。
第5A図及び第5B図は、夫々、第2図に示すフローチュ
ーブリングの側断面図及び左側の端面図である。
第6図は、第2図に示すフローチューブの側断面図で
ある。
第7A図及び第7B図は、夫々、第2図に示すスプライン
を備えたフランジの側断面図及び左側の端面図である。
第8A図及び第8B図は、夫々、第2図に示すU字形接合
フランジの側面図及び左側の端面図である。
第9A図及び第9B図は、夫々、第2図に示すセパレータ
フランジの側断面図及び左側の端面図である。
第10A図及び第10B図は、夫々、第2図に示すシールフ
ランジの側断面図及び左側の端面図である。
第11A図、第11B図、及び第11C図は、夫々、第2図に
示すシールハウジングの側断面図、左側の端面図、及び
側面図である。
第12A図及び第12B図は、夫々、第2図に示すブッシュ
の端面図及び側面図である。
第13A図及び第13B図は、夫々、第12A図及び第12B図に
示すブッシュの変形例である、第14図のアッセンブリに
示すブッシュの右側の端面図及び側断面図である。
第14図は、第13A図及び第13B図に示す変形例のブッシ
ュを組み込んだ、第2図に示すアッセンブリの本発明の
変形例の側断面図である。
第15A図及び第15B図は、第16図のアッセンブリに示す
インペラーの左側の端面図及び側断面図である。
第15A図及び第15B図に示すインペラーを組み込んだ第
2図に示す本発明のアッセンブリの変形例の側断面であ
る。
第17A図及び第17B図は、夫々、第2図に示す保持ナッ
トの側断面図及び左側の端面図である。
第18A図及び第18B図は、夫々、第2図に示すワッシャ
の側断面図及び左側の端面図である。
本発明の好ましい実施例 第2図を参照すると、この図には、本発明による内部
液体冷却ディスクブレーキシステムで使用できる一部品
鋳造品22の形態の内部液体冷却ディスクを含むアッセン
ブリ20が示してある。記載上の目的のために、アッセン
ブリ20は、駆動列リターダーシステム内で使用されるよ
うになっているということに着目されたい。このような
リターダーシステムは、本質的には、ディスクブレーキ
システムと同じであるが、リターダーシステムは車輛の
アクスルの代わりに駆動シャフトの回転を抑制するとい
う点だけが異なっている。これらのシステムは、典型的
には、軽量のトラックで使用され、特に、長い下りの勾
配を下がる場合に車輪のブレーキに加わる摩耗を少なく
する上で特に有用である。勿論、このアッセンブリ20、
又はこれとほぼ同様のアッセンブリは、回転している他
の種類のアクスル及びシャフトの制動即ち抑制にも使用
でき、ダイナモメータのように、所与の角速度で回転し
ているアクスル又はシャフトに所望の無効トルクを加え
るのに使用できる。
アッセンブリ20は、フローチューブリング24、複数の
フローチューブ26、スプラインを備えたフランジ28、セ
パレータフランジ30、シールフランジ32、前シール36及
び後シール38が関連したシールハウジング34、ブッシュ
40、保持ナット42及びワッシャ44、及び駆動シャフトU
字形接合フランジ45を更に有する。スプラインを備えた
フランジ28は、回転可能な後アクスルピニオン48のスプ
ラインを備えた部分と係合し、保持ナット42及びワッシ
ャ44は、スプラインを備えたフランジ28をピニオン48に
固定するように、ピニオン48のねじ山を備えた端部分50
と係合し、この部分の周りにある駆動シャフトU字形接
合フランジ45は、回転自在の駆動シャフト(図示せず)
に固定されている。一部品ディスク鋳造品22、フローチ
ューブリング24、スプラインを備えたフランジ28、セパ
レータフランジ30、シールフランジ32、駆動シャフトU
字形接合フランジ45は、全て、組み立てボルト(図示せ
ず)によって互いに固定されており、この際、複数のフ
ローチューブ26が、スプラインを備えたフランジ28とセ
パレータフランジ30とのぴったりと嵌合した関係によ
り、フローチューブリング24内の所定の場所に保持され
る。シールハウジング34は、固定の後アクシルハウジン
グ52にプレス嵌めされた関係で所定位置に保持される。
かくして、一部品ディスク鋳造品22、フローチューブリ
ング24、複数のフローチューブ26、スプラインを備えた
フランジ28、セパレータフランジ30、シールフランジ3
2、駆動シャフトU字形接合フランジ45は、全て、固定
のシールハウジング34に関して同軸の関係で回転でき
る。
アッセンブリ20は、冷却液をシールハウジング34に形
成された入口ポート54を通して代表的なエンジン冷却シ
ステム(図示せず)から受け入れる。冷却液は、スプラ
インを備えたフランジ28とセパレータフランジ30との間
の行路56に沿って流れ、次いで、一部品ディスク鋳造品
22内に分散される前にフローチューブ26を通過する。冷
却液は、一部品ディスク鋳造品22から出、シールハウジ
ング34に形成された出口ポート60を通ってエンジン冷却
システムに戻る前に、セパレータフランジ30とシールフ
ランジ32との間の行路58に沿って流れる。
ブッシュ40は、固定のシールハウジング34と回転自在
のセパレータフランジ30との間の低摩擦部分シールとし
て役立ち、これによって、冷却液を流入流路56及び流出
流路58に沿って分離した状態に保持する。前シール36
は、冷却液がシールフランジ32とシールハウジング34と
の間から漏出しないように作用する単一のシールであ
る。後シール38は、一方では、冷却液がスプラインを備
えたフランジ28とシールハウジング34との間から漏出し
ないように作用し、他方では、代表的には後アクスルハ
ウジング52内に入っている潤滑油がスプラインを備えた
フランジ28とシールハウジング34との間から進入しない
ように作用する二重シールである。前シール36及び後シ
ール38は、夫々、前スナップリング62及び後スナップリ
ング64によって所定位置に保持されている。
冷却液及び潤滑油が汚染し合わないようにするため、
一対の通気穴66がシールハウジング34に形成されてい
る。通気穴66により、漏出した冷却液又は潤滑油をアッ
センブリ20から排出できる。更に、アッセンブリ20は、
第1O−リング68によって、一部品ディスク鋳造品22と、
フローチューブリング24と、スプラインを備えたフラン
ジ28との間から冷却液の漏出を阻止する。第1O−リング
68は、これらの三つの構成要素22、24、28が出会う場所
に気密シールを形成する。同様に、第2O−リング70が一
部品鋳造品22とシールフランジ32との間に気密シールを
形成する。
この時点で、第2図には、図面を明瞭にする目的で強
制制動手段が図示していないということに着目された
い。しかしながら、ディスクブレーキシステムには強制
制動手段が必要であり、アッセンブリ20と関連したこの
ような制動手段を説明することは本発明の概念を理解す
る上で助けとなるであろう。かくして、第3図を参照す
ると、アッセンブリ20の端面図が代表的な形体の強制制
動手段とともに示されている。こうした形体は一対のデ
ィスクブレーキキャリパ72を含み、これらのキャリパの
各々は、一部品ディスク鋳造品22を跨いだ状態で示して
ある。各キャリパ72は、代表的には、二対のピストン
(図示せず)及び一対のブレーキパッド(図示せず)を
支持している。摩擦材料でできたブレーキパッドが一部
品ディスク鋳造品22をその両外側面即ちそのブレーキ面
74に沿って挟む。二つのピストン対は、ブレーキパッド
と一部品ディスク鋳造品22との間にあり、鋳造品22の両
側に一対づつ配置されている。通常は油圧で制御される
可変の圧力をキャリパ72に加えてピストン対をブレーキ
パッドに押し付ける。これによって、ブレーキパッドが
一部品ディスク鋳造品22のブレーキ面74に押し付けら
れ、強制的制動作用を生じる。上文中に説明したように
一部品ディスク鋳造品22は駆動シャフトU字形接合フラ
ンジ45によって回転自在の駆動シャフト(図示せず)に
固定されている。かくして、この特定の形体では、関連
した駆動シャフトの回転を抑制するため強制的制動作用
を使用する。
一部品ディスク鋳造品22を詳細に示す第4A図、第4B
図、及び第4C図を参照する。鋳造品22は、種々の金属又
は金属複合材料から製造できるが、一般的には、炭化珪
素粒子で強化したアルミニウム複合材料が好ましいとい
うことがわかっている。このようなアルミニウム複合材
料(SiCp/Al)は、カリフォルニア州サンディエゴのア
ルカンアルミニウム社の一部課であるデュラルカンUSA
社によって開発されている。この複合材料は、強化して
いない同様の複合材料と比べて剛性が高く、強く、耐摩
耗性が高く、熱安定性が優れているため、好ましい。こ
れに加えて、この複合材料は熱膨張率が低い。このアル
ミニウム複合材料は、これらの利点に加え、低密度であ
り且つ比較的安価であるため、強化していないアルミニ
ウム並びに鋳鉄、鋼、マグネシウム、及びチタニウムと
競争できる。
一部品ディスク鋳造品22は、砂中子成形プロセスを使
用して複数の冷却セル76が内部に形成されるように製造
される。このような成形プロセスは、複雑な設計が必要
とされる場合に一般的に用いられ、従来の機械加工技術
ではこのような設計を製造するのは困難であるか或いは
不可能である。冷却セル76は、一部品ディスク鋳造品22
に亘って半径方向に配置されており、強制制動作用中に
最も熱くなる領域(ブレーキ面74の直ぐ隣の領域)に配
置されている。各冷却セル76は、分離壁即ちリブ78によ
って隣接した冷却セルから分離されている。各リブ78は
内側圧力通路80及び外側圧力通路82を夫々有する。更
に、各冷却セル76は、その半径方向最内部分に沿って開
口部84を有する。
リブ78は、ブレーキパッドがブレーキ面74に加える力
に抗するため、一部品ディスク鋳造品22の構造的支持体
として役立つ。更に、リブ78は、強制制動作用中に発生
する熱をブレーキ面74から冷却セル76に導き、ここで熱
を冷却液に伝達するのに役立つ。更に、リブ78は、熱伝
導を最大にする追加の表面積を各冷却セル76内に加え
る。
内側圧力通路80及び外側圧力通路82を砂中子成形プロ
セス中に各リブ78に形成する。内側通路80は、各リブ78
の半径方向内端に向かって位置決めされ、外側通路82
は、各リブ78の半径方向外端に向かって位置決めされて
いる。内側圧力通路80及び外側圧力通路82は、二つの隣
接したセル76間で生じる圧力差を等しくし、何らかの理
由で冷却セル76の一つが冷却液の適当な流れを受け入れ
ない場合に隣接した冷却セル76間に冷却液を通すように
作用する。
複数のフローチューブ26を対応する複数の冷却セル76
に挿入できるようにするため、開口部84が設けられてい
る。フローチューブ26は、フローチューブリング24を通
過した後、冷却セル76に挿入される。しかしながら、フ
ローチューブ26を冷却セル76に挿入する前にフローチュ
ーブリング24を一部品ディスク鋳造品22内に位置決めし
なければならない。更に、冷却液を冷却セル76から流出
流路58に沿って出すため、開口部84が設けられている。
一部品ディスク鋳造品22には、種々の大きさの穴から
なる幾つかの群86、88、90が穿孔により形成されてい
る。穴の第1の群86は、スプラインを備えたフランジ28
のねじ穴と係合する組み立てボルト(図示せず)を通す
ことができ、これによって、一部品ディスク鋳造品22と
スプラインを備えたフランジ28とを互いに固定する。穴
の第2の群88は、スプラインを備えたフランジ28のねじ
穴と係合する組み立てボルトを通すことができ、これに
よって、駆動シャフトU字形接合フランジ45、一部品デ
ィスク鋳造品22、及びスプラインを備えたフランジ28を
互いに固定する。穴の第3の群90は、シールフランジ32
のねじ穴と係合する組み立てボルトを通すことができ、
これによって、一部品ディスク鋳造品22、フローチュー
ブリング24、及びシールフランジ32を互いに固定する。
セパレータフランジ30は、下文中に短く説明してあるよ
うに、他の組み立てボルトでフローチューブリング24に
固定されている。かくして、一部品ディスク鋳造品22、
フローチューブリング24、スプラインを備えたフランジ
28、セパレータフランジ30、シールフランジ32、及び駆
動シャフトU字形接合フランジ45を全て互いに固定す
る。
フローチューブリング24を詳細に示す第5A図及び第5B
図を参照する。フローチューブリング24は種々の金属又
は金属複合材料から製造できるが、耐蝕性及び熱膨張率
が近いため、一般的には、アルミニウムが好ましいとい
うことがわかっている。フローチューブリング24には、
複数の穴92が半径方向に穿孔により形成されている。こ
れらの複数の穴92は、複数のフローチューブ26及び複数
の冷却セル76と対応し、フローチューブリング24を一部
品ディスク鋳造品22内に固定するとき、フローチューブ
26を穴92を通して冷却セル76に挿入する。各穴92の半径
方向内側の開口部94には面取りが施してある。これは、
以下に手短に詳細に説明するように、フローチューブ26
が冷却セル76に深く挿入され過ぎないようにするためで
ある。
フローチューブリング24には、二群の穴96、98が穿孔
により形成されている。穴の第1の群96は、セパレータ
フランジ30を、上文中に論じたように、ボルト止めでき
るように、ねじ山が備えている。穴の第2の群98は、シ
ールフランジ32のねじ穴と係合する組み立てボルトを通
すことができ、これによって、一部品ディスク鋳造品2
2、フローチューブリング24、及びシールフランジ32を
互いに固定する。
フローチューブ26を詳細に示す第6図を参照する。フ
ローチューブリング24と同様に、フローチューブ26は種
々の金属又は金属複合材料から製造できるが、その耐蝕
性のため、一般的には、アルミニウムが好ましいという
ことがわかっている。各フローチューブ26の一端100に
は、フローチューブリング24の面取りを施した内側開口
部94と噛み合うように、据え込み加工が施してある。こ
の据え込み加工により、フローチューブ26が冷却セル76
に深く挿入され過ぎて冷却液の流れを妨げることがない
ようにする。かくして、この据え込み加工により、冷却
液はフローチューブ26を通って下流に妨げ無しに流れ、
冷却セル76に流入し、強制的制動作用中に発生した熱を
この冷却セルのところで吸収することができる。
この時点で、フローチューブリンギュ24及び複数のフ
ローチューブ26を砂中子成形プロセスで一部品ディスク
鋳造品22とともに製造できるということに着目された
い。このような複合成形プロセスで使用される砂中子は
幾分複雑であるけれども、それにも関わらず、可能であ
る。このような成形プロセスで形成された一部品鋳造品
は、別体のフローチューブリング24及び複数のフローチ
ューブ26の製造費用及び組み立て費用の両方が節約され
るため、費用効率が優れている。
しかしながら、フローチューブリング24及び複数のフ
ローチューブ26を組み込んだ一部品鋳造品を製造するこ
とは一つの欠点がある。強制制動作用中に発生する熱が
ブレーキ面74から複数のフローチューブ26へ、フローチ
ューブ26が別体の構成要素である場合よりも迅速に一部
品鋳造品に伝達するのである。複数のフローチューブ26
でのこのような熱の上昇により、冷却液がフローチュー
ブ26内で蒸発することがあり、これによって、ベーパー
ロックが生じる可能性が高くなる。このようなベーパー
ロックが生じる可能性をなくすため、使用される材料及
び作動温度を考慮に入れて一部品鋳造品を精密に熱分析
しなくてはならない。
スプラインを備えたフランジ28を詳細に示す第7A図及
び第7B図を参照する。スプラインを備えたフランジ28
は、全てのフランジと同様に、鋼、好ましくはSAE−862
0でつくられている。これは、その強度及び仕上げ性の
ためである。スプラインを備えたフランジ28は、回転自
在の後アクスルピニオン48のスプラインを備えた部分46
と係合するスプラインを備えた部分102を有する。更
に、スプラインを備えたフランジ28のベースには、二群
の穴104、106が穿孔により形成されている。穴の第1の
群104は、上文中に論じたように、一部品ディスク鋳造
品22をボルト止めできるようにねじ山が設けられてい
る。穴の第2の群106にも、上文中に論じたように、U
字形接合フランジ45及び一部品ディスク鋳造品22をボル
ト止めできるようにねじ山が設けられている。更に、ス
プラインを備えたフランジ28には、O−リング68が着座
するチャンネル107がそのベースの周囲に亘って機械加
工で形成されている。
U字形接合フランジ45を詳細に示す第8A図及び第8B図
を参照する。上文中に説明したように、U字形接合フラ
ンジ45は、好ましくは、鍛造鋼から製造される。U字形
接合フランジ45のベースには、一群の穴108が穿孔によ
り形成されている。この穴の群108には、スプラインを
備えたフランジ28のねじ穴と係合する組み立てボルトを
通すことができ、これによって、上文中に論じたよう
に、U字形接合フランジ45を一部品ディスク鋳造品22及
びスプラインを備えたフランジ28に固定できる。
セパレータフランジ30を詳細に示す第9A図及び第9B図
を参照する。上文中に説明したように、セパレータフラ
ンジ30は、好ましくは、鋳鉄又は鋼から製造される。セ
パレータフランジ30のベースには、一群の穴109が穿孔
により形成されている。この穴の群109は、フローチュ
ーブリング24のねじ穴と係合する組み立てボルトを通す
ことができ、これによって、上文中に論じたように、セ
パレータフランジ30をフローチューブリング24に固定す
ることができる。
シールフランジ32を詳細に示す第10A図及び第10B図を
参照する。シールフランジ32は、上文中に説明したよう
に、好ましくは、SAE−8620鋼から製造される。シール
フランジ32のベースには、一群の穴110が穿孔により形
成されている。この穴の群110にはねじ山が設けられて
おり、一部品ディスク鋳造品22及びフローチューブリン
グ24を、上文中に論じたように、ボルト止めできる。シ
ールフランジ32のベースには、第2のO−リング70が着
座するチャンネル112が機械加工で形成されている。
シールハウジング34を詳細に示す第11A図、第11B図、
第11C図を参照する。シールハウジング34もまた、好ま
しくは、軟鋼又は鋳鉄から製造されている。シールハウ
ジング34の壁には、冷却液を出し入れでき且つ冷却液及
び潤滑油の両方を排出できるように、入口ポート54、出
口ポート60、及び通気穴66が穿孔により形成されてい
る。更に、シールハウジング34の内壁には、前スナップ
リング62及び後スナップリング64の夫々が着座できる前
チャンネル114及び後チャンネル116が機械加工で形成さ
れている。
ブッシュ40を詳細に示す第12A図及び第12B図を参照す
る。ブッシュ40は種々の材料から製造できるが、支承性
のためには、一般に、真鍮又は青銅のいずれかが好まし
いということがわかっている。上文中に説明したよう
に、ブッシュ40は固定のシールハウジング34と回転自在
のセパレータフランジ30との間で低摩擦部分シールとし
て作用する。
ブッシュの変形例118を示す第13A図及び第13B図を参
照する。ブッシュ118から複数のステータベーン120が延
びており、これらのベーンは、流出流路58に沿って冷却
液を圧送する圧送作用をつくりだすように湾曲してい
る。この圧送作用を得るため、ブッシュ118を固定のシ
ールハウジング34に固定しなければならず、この際、ア
ッセンブリ20の残りの部分はこれと同軸の関係で回転す
る。かくして、ブッシュ118を以下に説明する変形例の
シールハウジング124に固定するのを助けるように、一
対の穿孔点122がブッシュ118の外面に機械加工で形成さ
れている。
変形例のブッシュ118及び変形例のシールハウジング1
24からなる変形例のアッセンブリ126を示す第14図を参
照する。シールハウジング124の壁には、ブッシュ118の
外面に機械加工で形成された穿孔点122と対応する一対
の(一方だけを示す)ねじ穴128が穿孔により形成され
ている。止めねじの対応する対130(一方だけを示す)
がねじ穴128と係合し、穿孔点122に受け入れられ、これ
によってブッシュ118をシールハウジング124に固定す
る。この場合、アッセンブリ126の回転方向がステータ
ベーン120の湾曲の方向と逆である場合に圧送作用が生
じる。かくして、冷却液はステータベーン120によって
本質的に半径方向内方に向けられ、これによって、冷却
液を流出流路58に沿って圧送する。このような圧送作用
は、冷却液ポンプを補助でき、駆動列リターダーシステ
ム又はこのアッセンブリ126を組み込んだ同様の種類の
ディスクブレーキシステムの使用時に、現存のエンジン
の冷却液ポンプに追加の負荷が加わらない。変形例のブ
ッシュ118は、元来のブッシュ40と同様に、好ましく
は、真鍮又は青銅からつくられている。
インペラー132を示す第15A図及び第15B図を参照す
る。このインペラー132は、このインペラーから突出し
た複数のフィン134を有し、これらのフィンは、冷却液
を流入流路56に沿って推進するのを助けるのに使用でき
る。この推進作用を得るため、インペラー132は、セパ
レータフランジ30又はスプラインを備えたフランジ28に
固定できる。かくして、インペラー132の表面には、以
下に説明する変形例のセパレータフランジ138又はスプ
ラインを備えたフランジ28にインペラー132をボルト止
めできるように、一群の穴136が穿孔により形成されて
いる。
インペラー132及び変形例のセパレータフランジ138を
備えた変形例のアッセンブリ140を示す第16図を参照す
る。セパレータフランジ138のベースには、インペラー1
32の表面に設けられた穴の群136と対応する一群のねじ
穴142(二つだけ示す)が設けられている。対応するボ
ルトの群144(二つだけ示す)をインペラー132の穴136
に通してセパレータフランジ138のねじ穴142と係合さ
せ、これによって、インペラー132をセパレータフラン
ジ138に固定する。この場合、推進作用は、最初に軸線
方向に流れる冷却液が、アッセンブリ140の回転により
インペラー132のフィン134に向かって流れるときに得ら
れる。かくして、冷却液が流入流路56に沿ってフローチ
ューブ26へと進入できるように、冷却液の速度は回転ア
ッセンブリ140の速度にまで上昇する。ステータベン120
と同様に、このような推進作用は現存のエンジンの冷却
液ポンプを補助でき、駆動列リターダーシステム又はこ
のアッセンブリ126を組み込んだ同様の種類のディスク
ブレーキシステムを使用する場合にエンジンのポンプに
追加の負荷が加わらないように、エンジンの水ポンプが
必要な冷却液の流れをつくりだすのに不十分である場合
にのみ必要とされる。インペラー132は、このインペラ
ーが取り付けられたセパレータフランジ138と同様に、
好ましくは、SAE−8620から製造される。
保持ナット42を詳細に示す第17A図及び第17B図、及び
ワッシャ44を詳細に示す第18A図及び第18B図を参照す
る。保持ナット42及びワッシャ44は、両方とも鋼製であ
り、好ましくは、強度のため、SAE−4140から製造され
る。
上文中に詳細に説明した本発明のアッセンブリ20、12
6、及び140について、上文中に説明した主要な目的が得
られるということがわかる。上述のアッセンブリ20、12
6、及び140において、本発明の範囲を逸脱することなく
所定の変更を加えることができるため、以上の記載又は
添付図面に含まれる全ての事項は例示のものであって限
定を行うものではないと考えられるべきである。

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクブレーキシステムで使用するため
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリであって、回転エ
    ネルギを前記ディスクアッセンブリに伝達するための回
    転自在のシャフト及び前記回転エネルギを抑制するため
    前記ディスクアッセンブリに摩擦を加えるための強制制
    動手段を有するアッセンブリにおいて、 A.一部品ディスク鋳造品であって、 (1)前記回転自在のシャフトの回転により前記一部品
    ディスク鋳造品を回転させるように前記回転自在のシャ
    フトを連結するための手段と、 (2)前記一部品ディスク鋳造品の両側に設けられた、
    前記ディスクブレーキシステムの前記強制制動手段によ
    って加えられた摩擦を受け入れるように各々形成され
    た、第1及び第2のブレーキ面と、 (3)冷却液を内部に入れ、加熱された冷却液/ガスを
    出すことができるような寸法を持ち、前記冷却液は前記
    一部品ディスク鋳造品から熱吸収によって熱エネルギを
    除去し、これによって前記加熱された冷却液/ガスをつ
    くりだすように作用する、前記一部品ディスク鋳造品の
    内部に形成された少なくとも一つの冷却セルとを有す
    る、一部品ディスク鋳造品と、 B.第1端及び前記冷却セルの各々と関連した第2端を有
    し、前記第1端の各々は、前記冷却液を受け入れるた
    め、前記関連した冷却セルの各々に関して半径方向内方
    に位置決めされ、前記第2端の各々は、前記冷却液を前
    記関連した冷却セルの各々の前記半径方向に延びる部分
    に向かって送出するため、前記関連した冷却セルの各々
    の内部で半径方向外方に位置決めされている、前記冷却
    液を前記冷却セルの各々の半径方向に延びる部分にペー
    パーロック状態が起こらないように搬送するための手段
    と、 C.前記冷却液を前記搬送手段の前記第1端の各々へと導
    き、前記加熱された冷却液/ガスを前記冷却セルの各々
    から導くための複数のフランジとを有し、前記複数のフ
    ランジは、流入流路が間に環状に形成された第1フラン
    ジ及び第2フランジを有し、前記第1フランジ及び第2
    フランジは、前記搬送手段の前記第1端の各々に関して
    半径方向内方に位置決めされており、前記冷却液を前記
    流入流路に沿って前記第1端の各々に直接供給できるよ
    うに前記搬送手段の前記第1端の各々と協働し、前記複
    数のフランジは、更に、流出流路が間に環状に形成され
    た前記第2フランジ及び第3フランジを有し、前記第2
    フランジ及び前記第3フランジは、前記冷却セルの各々
    に関して半径方向内方に位置決めされており、前記加熱
    された冷却液/ガスを前記流出流路に沿って前記冷却セ
    ルの各々から直接除去できるように前記冷却セルの各々
    と協働する、内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のブレーキ面の各々は、
    前記一部品ディスク鋳造品に関し、半径方向内側部分と
    半径方向外側部分との間を延び、前記冷却セルの各々は
    これらの半径方向内側部分と半径方向外側部分との間に
    延びている、請求項1に記載の内部液体冷却ディスクア
    ッセンブリ。
  3. 【請求項3】前記冷却セルを複数個有し、前記一部品デ
    ィスク鋳造品には、隣接した冷却セルから分離するよう
    に、対応する複数の半径方向に配置された隔壁が形成さ
    れている、請求項2に記載の内部液体冷却ディスクアッ
    センブリ。
  4. 【請求項4】前記複数の半径方向に配置された隔壁に
    は、前記冷却液及び前記加熱された冷却液/ガスを前記
    隣接した冷却セル間で通すことができるように、少なく
    とも一つの通路が形成されている、請求項3に記載の内
    部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  5. 【請求項5】前記第2フランジは、前記流入流路と前記
    流出流路とを分離するように作用する、請求項1に記載
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  6. 【請求項6】前記第1フランジ、前記第2フランジ、及
    び前記第3フランジは、前記一部品ディスク鋳造品とと
    もに回転できるように前記一部品ディスク鋳造品にしっ
    かりと固定されている、請求項5に記載の内部液体冷却
    ディスクアッセンブリ。
  7. 【請求項7】前記第1フランジ、前記第2フランジ、及
    び前記第3フランジのうちの最も内側のフランジ及び最
    も外側のフランジは、冷却液及び加熱された冷却液/ガ
    スが前記一部品ディスク鋳造品との間から漏出しないよ
    うに前記一部品ディスク鋳造品に気密シールされてい
    る、請求項6に記載の内部液体冷却ディスクアッセンブ
    リ。
  8. 【請求項8】前記流入流路及び前記流出流路は、更に、
    前記第1フランジ、前記第2フランジ、及び前記第3フ
    ランジと協働関係で配置された固定のハウジングによっ
    て分離されており、前記ハウジングには、前記流入流路
    及び前記流出流路と夫々対応する入口ポート及び出口ポ
    ートが形成されており、前記ハウジングは、前記第1フ
    ランジ、前記第2フランジ、及び前記第3フランジが前
    記ハウジングに対して回転できるように前記第1フラン
    ジ、前記第2フランジ、及び前記第3フランジに対して
    シールされており、この際、別々の前記流入流路及び前
    記流出流路が前記ハウジングを通った状態に維持されて
    いる、請求項7に記載の内部液体冷却ディスクアッセン
    ブリ。
  9. 【請求項9】前記ディスクアッセンブリは、前記加熱さ
    れた冷却液/ガスを前記流出流路に沿って圧送する作用
    をつくりだすための手段を更に有する、請求項8に記載
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  10. 【請求項10】前記圧送手段は、前記固定のハウジング
    にしっかりと固定されており且つ前記流出流路に沿って
    前記第2フランジと前記第3フランジとの間に延びる複
    数のステータベーンからなり、前記圧送作用は、前記一
    部品ディスク鋳造品、前記第2フランジ、及び前記第3
    フランジの回転により前記流出する加熱された冷却液/
    ガスを前記複数の固定のステータベーンに吹付け、これ
    によって前記加熱された冷却液/ガスを前記流出流路に
    沿って圧送するときにつくりだされる、請求項9に記載
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  11. 【請求項11】前記ディスクアッセンブリは、前記冷却
    液を前記流入流路に沿って推進する作用をつくりだすた
    めの手段を更に有する、請求項9に記載の内部液体冷却
    ディスクアッセンブリ。
  12. 【請求項12】前記推進手段は、前記第1フランジト前
    記第2フランジとの間の前記流入流路に沿って前記ディ
    スクアッセンブリの前記回転自在の部分内に固定された
    複数のインペラーフィンからなり、前記推進作用は、前
    記一部品ディスク鋳造品、前記第1フランジ、及び前記
    第2フランジの回転により前記流入冷却液を前記複数の
    回転するインペラーフィンに吹付け、これによって前記
    冷却液を前記流入流路に沿って圧送するときにつくりだ
    される、請求項11に記載の内部液体冷却ディスクアッセ
    ンブリ。
  13. 【請求項13】前記複数のインペラーフィンは、前記第
    2フランジに固定されている、請求項12に記載の内部液
    体冷却ディスクアッセンブリ。
  14. 【請求項14】前記搬送手段は複数のフローチューブを
    有し、前記複数のフローチューブの各々は、前記搬送手
    段の前記第1端と対応する第1端と、前記搬送手段の前
    記第2端と対応する第2端を有し、前記複数のフローチ
    ューブの各々は、前記一部品ディスク鋳造品の中央に関
    して半径方向に位置決めされている、請求項1に記載の
    内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  15. 【請求項15】前記一部品ディスク鋳造品は、前記複数
    の冷却セルに関して半径方向内方に配置された環状領域
    を更に有し、前記複数の冷却セルと当接した前記環状領
    域内に保持リングが位置決めされており、前記保持リン
    グは、対応する複数の半径方向を向いた貫通孔を有し、
    これらの貫通孔は、前記複数のフローチューブが貫通し
    て延びる前記複数の冷却セルと整合している、請求項14
    に記載の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  16. 【請求項16】前記複数のフローチューブの各々の前記
    第1端は、前記複数のフローチューブの各々の前記第1
    端が前記保持リングを通過しないように据え込み加工が
    施してある、請求項15に記載の内部液体冷却ディスクア
    ッセンブリ。
  17. 【請求項17】前記ディスクアッセンブリは、24個の冷
    却セル、24個のフローチューブ、及び24個の貫通孔を有
    する、請求項16に記載の内部液体冷却ディスクアッセン
    ブリ。
  18. 【請求項18】ディスクブレーキシールで使用するため
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリであって、回転エ
    ネルギを前記ディスクアッセンブリに伝達するための回
    転自在のシャフト及び前記回転エネルギを抑制するため
    前記ディスクアッセンブリに摩擦を加えるための強制制
    動手段を有するアッセンブリにおいて、 A.一部品ディスク鋳造品であって、 (1)前記回転自在のシャフトの回転により前記一部品
    ディスク鋳造品を回転させるように前記回転自在のシャ
    フトを連結するための手段と、 (2)前記一部品ディスク鋳造品の両側に設けられた、
    前記ディスクブレーキシステムの前記強制制動手段によ
    って加えられた摩擦を受け入れるように各々形成され
    た、第1及び第2のブレーキ面と、 (3)冷却液を内部に入れ、加熱された冷却液/ガスを
    出すことができるような寸法を持ち、前記冷却液は前記
    一部品ディスク鋳造品から熱吸収によって熱エネルギを
    除去し、これによって前記加熱された冷却液/ガスをつ
    くりだすように作用する、前記一部品ディスク鋳造品の
    内部に形成された少なくとも一つの冷却セルとを有す
    る、一部品ディスク鋳造品と、 (4)第1端及び前記冷却セルの各々と関連した第2端
    を有し、前記第1端の各々は、前記冷却液を受け入れる
    ため、前記関連した冷却セルの各々に関して半径方向内
    方に位置決めされ、前記第2端の各々は、前記冷却液を
    前記関連した冷却セルの各々の前記半径方向に延びる部
    分に向かって送出するため、前記関連した冷却セルの各
    々の内部で半径方向外方に位置決めされている、前記冷
    却液を前記冷却セルの各々の半径方向に延びる部分にペ
    ーパーロック状態が起こらないように搬送するための手
    段と、を有する一部品ディスク鋳造品と、 B.前記冷却液を前記搬送手段の前記第1端の各々へと導
    き、前記加熱された冷却液/ガスを前記冷却セルの各々
    から導くための複数のフランジとを有し、前記複数のフ
    ランジは、流入流路が間に環状に形成された第1フラン
    ジ及び第2フランジを有し、前記第1フランジ及び第2
    フランジは、前記搬送手段の前記第1端の各々に関して
    半径方向内方に位置決めされており、前記冷却液を前記
    流入流路に沿って前記第1端の各々に直接供給できるよ
    うに前記搬送手段の前記第1端の各々と協働し、前記複
    数のフランジは、更に、流出流路が間に環状に形成され
    た前記第2フランジ及び第3フランジを有し、前記第2
    フランジ及び前記第3フランジは、前記冷却セルの各々
    に関して半径方向内方に位置決めされており、前記加熱
    された冷却液/ガスを前記流出流路に沿って前記冷却セ
    ルの各々から直接除去できるように前記冷却セルの各々
    と協働する、内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  19. 【請求項19】前記第1及び第2のブレーキ面の各々
    は、前記一部品ディスク鋳造品に関し、半径方向内側部
    分と半径方向外側部分との間を延び、前記冷却セルの各
    々はこれらの半径方向内側部分と半径方向外側部分との
    間に延びている、請求項18に記載の内部液体冷却ディス
    クアッセンブリ。
  20. 【請求項20】前記冷却セルを複数個有し、前記一部品
    ディスク鋳造品には、隣接した冷却セルを分離するよう
    に、対応する複数の半径方向に配置された隔壁が形成さ
    れている、請求項19に記載の内部液体冷却ディスクアッ
    センブリ。
  21. 【請求項21】前記複数の半径方向に配置された隔壁に
    は、前記冷却液/ガスを前記隣接した冷却セル間で通す
    ことができるように、少なくとも一つの通路が形成され
    ている、請求項20に記載の内部液体冷却ディスクアッセ
    ンブリ。
  22. 【請求項22】前記第2フランジは、前記流入流路と前
    記流出流路とを分離するように作用する、請求項18に記
    載の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  23. 【請求項23】前記第1フランジ、前記第2フランジ、
    及び前記第3フランジは、前記一部品ディスク鋳造品と
    ともに回転できるように前記一部品ディスク鋳造品にし
    っかりと固定されている、請求項22に記載の内部液体冷
    却ディスクアッセンブリ。
  24. 【請求項24】前記第1フランジ、前記第2フランジ、
    及び前記第3フランジのうちのもっとも内側のフランジ
    及び最も外側のフランジは、冷却液及び加熱された冷却
    液/ガスが前記一部品ディスク鋳造品との間から漏出し
    ないように前記一部品ディスク鋳造品に気密シールされ
    ている、請求項23に記載の内部液体冷却ディスクアッセ
    ンブリ。
  25. 【請求項25】前記流入流路及び前記流出流路は、更
    に、前記第1フランジ、前記第2フランジ、及び前記第
    3フランジと協働関係で配置された固定のハウジングに
    よって分離されており、前記ハウジングには、前記流入
    流路及び前記流出流路と夫々対応する入口ポート及び出
    口ポートが形成されており、前記ハウジングは、前記第
    1フランジ、前記第2フランジ、及び前記第3フランジ
    が前記ハウジングに対して回転できるように前記第1フ
    ランジ、前記第2フランジ、及び前記第3フランジに対
    してシールされており、この際、別々の前記流入流路及
    び前記流出流路が前記ハウジングを通った状態に維持さ
    れている、請求項24に記載の内部液体冷却ディスクアッ
    センブリ。
  26. 【請求項26】前記ディスクアッセンブリは、前記加熱
    された冷却液/ガスを前記流出流路に沿って圧送する作
    用をつくりだすための手段を更に有する、請求項25に記
    載の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  27. 【請求項27】前記圧送手段は、前記固定のハウジング
    にしっかりと固定されており且つ前記流出流路に沿って
    前記第2フランジと前記第3フランジとの間を延びる複
    数のステータベーンからなり、前記圧送作用は、前記一
    部品ディスク鋳造品、前記第2フランジ、及び前記第3
    フランジの回転により前記流出する加熱された冷却液/
    ガスを前記複数の固定のステータベーンに吹付け、これ
    によって前記加熱された冷却液/ガスを前記流出流路に
    沿って圧送するときにつくりだされる、請求項26に記載
    の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
  28. 【請求項28】前記ディスクアッセンブリは、前記冷却
    液を前記流入流路に沿って推進する作用をつくりだすた
    めの手段を更に有する、請求項25に記載の内部液体冷却
    ディスクアッセンブリ。
  29. 【請求項29】前記推進手段は、前記第1フランジと前
    記第2フランジとの間に前記流入流路に沿って前記ディ
    スクアッセンブリの前記回転自在の部分内に固定された
    複数のインペラーフィンからなり、前記推進作用は、前
    記一部品ディスク鋳造品、前記第1フランジ、及び前記
    第2フランジの回転により前記流入冷却液を前記複数の
    回転するインペラーフィンに吹付け、これによって前記
    冷却液を前記流入流路に沿って圧迭するときにつくりだ
    される、請求項28に記載の内部液体冷却ディスクアッセ
    ンブリ。
  30. 【請求項30】前記複数インペラーフィンは、前記第2
    フランジに固定されている、請求項29に記載の内部液体
    冷却ディスクアッセンブリ。
  31. 【請求項31】前記搬送手段は、前記一部品ディスク鋳
    造品内に形成された複数のフローチューブを有し、前記
    複数のフローチューブの各々は、前記搬送手段の前記第
    1端と対応する第1端と、前記搬送手段の前記第2端と
    対応する第2端を有し、前記複数のフローチューブの各
    々は、前記一部品ディスク鋳造品の中央に関して半径方
    向外方に位置決めされている、請求項18に記載の内部液
    体冷却ディスクアッセンブリ。
  32. 【請求項32】前記一部品ディスク鋳造品には、24個の
    冷却セル及び24個のフローチューブが設けられている、
    請求項31に記載の内部液体冷却ディスクアッセンブリ。
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