JP2729003B2 - 光記録再生装置における波形整形回路 - Google Patents

光記録再生装置における波形整形回路

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JP2729003B2
JP2729003B2 JP4062748A JP6274892A JP2729003B2 JP 2729003 B2 JP2729003 B2 JP 2729003B2 JP 4062748 A JP4062748 A JP 4062748A JP 6274892 A JP6274892 A JP 6274892A JP 2729003 B2 JP2729003 B2 JP 2729003B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録再生装置における
読み出し信号を2値化して、ディジタル再生信号を出力
するための波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録再生装置における等化器の従来例
として、特開昭62−235827に開示された等化器
があった。この例では最長マーク波形(最長波長部分)
のエンベロープと最短マーク波形(最短波長部分)のエ
ンベロープのレベルが等しくなるように、等化器の定数
を調整すれば、アイパターンの開口率が最大になること
を開示していた。これは読み出し信号波形のビット間干
渉を補償するための等化であるため、以後これを波形等
化、その回路を波形等化器と呼び、上記の従来例を第1
の従来例と呼ぶことにする。
【0003】また光記録再生装置における波形整形回路
の従来例として、例えば特開昭56−83125に開示
された波形整形回路があった。この例では読み出し信号
をスライス信号発生器に入力し、エンベロープの中央レ
ベル信号を発生させ、これをスライス信号として波形整
形を行っていた。以後これを第2の従来例と呼ぶことに
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記第1の従
来例における波形等化器の定数では、ビットジッタが最
小にならず、最適な定数ではないという問題点があっ
た。
【0005】図9は波形を用いて説明する図である。図
9において、記録マークNM、NS、NLをレーザース
ポットOで読み出すと、読み出し信号AAが得られる
が、記録マークNSはレーザースポットOよりも小さい
ため、記録マークNM、NLよりも読み出し信号AAの
波形レベルが小さくなる。つまり記録マークが短くなれ
ばなるほど、レーザスポットに対する相対的な面積が小
さくなり、光学的な分解能が低くなるためである。この
例において読み出し信号AAは最長マーク波形WLから
最短マーク波形WSまで混じりあった波形を示した例で
ある。従来は破線で示す波形等化後の読み出し信号BB
において、最長マーク波形WLのエンベロープと最短マ
ーク波形のエンベロープWSのレベルが等しくなるよう
に、波形等化器の定数を調整しており、アイパターンの
開口率が最大になることを最適点としていた。
【0006】ところが我々はこれをさらに詳細に研究し
た結果、この従来の波形等化後の読み出し信号AAをス
ライス信号DDでスライスして得られたディジタル再生
信号EEは、実線で示す理想的な波形に比べて破線で示
すようにビットジッタが発生していたという問題点があ
った。特に最短マークNSに対するディジタル再生信号
EEの波形が長くなる方向へビットジッタが発生してい
た。即ち、波形等化を過度に行っていた。
【0007】次に上記第2の従来例における波形整形回
路では以下の3つの問題点があった。1つ目は、第1の
従来例で示した読み出し信号AAの最長マーク波形のピ
ークレベルYAに比べて、最短マークのピークレベルX
Aが小さかった点であった。従って第2の従来例のみで
は、上記2つの波形間でピークホールド回路におけるコ
ンデンサの充電電圧が異なり、ピークホールド回路の出
力レベルは最長マーク波形WLと最短マーク波形WSで
異なった。つまり光記録再生装置のように、読み出し信
号AA中に最長マーク波形WLから最短マーク波形WS
まで様々な波形が様々な順序で連なる場合は、ピークホ
ールド回路の出力信号が激しく変化し、安定なスライス
信号DDが得られないという問題点があった。
【0008】2つ目は、上記第1の従来例で示したよう
に、たとえ波形等化後の読み出し信号AAの最長マーク
波形のピークレベルYAから最短マーク波形までのピー
クレベルXBが等しくなるように波形等化しても、最長
マーク波形のピークレベル部分YAからのコンデンサへ
の充電量に比べて、最短マーク波形のピークレベル部分
XBからの充電量の方が少なかった点であった。これは
最長マーク波形のピークレベルYAの長さに比べて、最
短マーク波形のピークレベルXBの長さが短く、充電期
間が異なるためであった。従って上記2つの波形間でコ
ンデンサの電圧が異なり、ピークホールド回路の出力レ
ベルは最長マーク波形WLと最短マーク波形WSで異な
った。つまり上記1つ目の問題点と同様にピークホール
ド回路の出力信号が激しく変化し、安定なスライス信号
が得られないという問題点があった。
【0009】3つ目は、ピークホールド回路中のダイオ
ードの順方向電圧VDによって、コンデンサにかかる電
圧はYA−VD、XB−VDとなり、充電電圧が不足する
点である。このVDはシリコンダイオードで約0.6
V、ゲルマニウムダイオードで約0.3Vである。これ
により、上記2つ目の問題点と同様に正確なスライス信
号が得られないとの問題点があった。
【0010】図10は上記第2の従来例をさらに詳細に
説明するため、最短マーク波形WSを正方向に、最長マ
ーク波形WLを負方向にそれぞれ交互に組み合わせた例
である。これは符号データの直流成分を大きくずらした
場合であり、例えば変調方式の一例として直流成分を多
く含む変調方式である2ー7RLL変調のNRZI記録
を使用した場合に発生する波形例である。ただし、最短
マーク波形は符号「1001」、最長マーク波形は符号
「1000001」で代用している例である。尚、これ
以上マークが長くなっても波形レベルは同じであるた
め、上記変調方式における最長マーク波形は省略する。
【0011】このエンベロープ等化後の読み出し信号A
Aをスライス信号発生器に入力すると、波形の正方向で
はすべてピークレベルが小さい波形であり、波形の負方
向ではすべてピークレベルが大きい波形であるため、こ
れを平均化すると図9に比べてスライス信号DDが破線
で示すようにさらに極端にずれることになる。従って、
ディジタル再生信号EEのビットジッタはさらに大きく
発生するという問題点があった。
【0012】このように図10で示した直流成分を多く
含む変調方式はもとより、図9で示した直流成分が少な
いランダムな符号データの並びや、いわゆるDCフリー
の変調方式においても、安定なスライス信号を発生する
ことが困難であった。
【0013】また上記2つの従来例の組み合わせが容易
に考えられるが、たとえ組み合わせたとしても、つまり
上記第1の従来例によって読み出し信号の波形等化を行
なった後、上記第2の従来例によって波形整形を行った
としても、上記第1の従来例における波形等化定数で
は、上述のとおり符号ビット間の干渉によるビットジッ
タが発生し、さらに上記第2の従来例におけるピークホ
ールド回路の出力信号が激しく変化して、安定なスライ
ス信号が得られないという問題点があった。また第1の
従来例とは異なり、符号ビット間の干渉によるビットジ
ッタを最小にできるように波形等化を弱くすると、逆に
最長マーク波形WLと最短マーク波形WSのピークレベ
ルの差が大きくなり、上記第2の従来例におけるピーク
ホールド回路の出力信号がさらに激しく変化し、安定な
スライス信号DDが得られないという問題点があった。
また逆に安定なスライス信号を得ようとして、最短マー
ク波形WSのエンベロープのレベルを最長マーク波形W
Lのエンベロープのレベル以上に大きくすると、今度は
ビットジッタが大きく発生するという問題点があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するために光学的に読み出された読み出し信号の
波形を等化して、符号ビット間の干渉を補償するための
第1の等化器と、上記読み出し信号のエンベロープを等
化するための第2の等化器と、読み出し信号のエンベロ
ープからスライス信号を発生するためのスライス信号発
生器と、上記読み出し信号を2値化するための比較器と
を具備し、上記第1の等化器の出力信号を上記比較器の
一方の入力端子に入力し、上記第2の等化器の出力信号
を上記スライス信号発生器へ入力し、該スライス信号発
生器の出力信号を上記比較器の他方の入力端子に入力す
ることを特徴とした光記録再生装置の波形整形回路であ
る。
【0015】
【作用】本発明によればビットジッタを最小にする波形
等化器(第1の等化器)以外に、安定なスライス信号を
得るためのエンベロープを等化する第2の等化器を配置
している(以後波形等化器と区別するために、この第2
の等化器をエンベロープ等化器と呼ぶことにする)。
【0016】つまり上記の波形等化器によって、符号ビ
ット間の干渉によるビットジッタを最小にし、これとは
独立に上記のエンベロープ等化器によって、最短マーク
波形のピークレベルを最長マーク波形のピークレベル以
上に大きくできるため、ピークホールド回路のコンデン
サへの充電量を等しくでき、又、ダイオードの順方向電
圧を補ってコンデンサへの充電電圧を正確にすることが
でき、安定なスライス信号を得ることが可能となる。
【0017】尚、ピークホールド回路のコンデンサへの
充電時間が上記に比べて十分短かい場合は、最短マーク
波形のピークレベルの充電期間でも十分充電できるの
で、エンベロープ等化器においては最長マーク波形のピ
ークレベルと最短マーク波形のピークレベルを等しくし
ても可能である。
【0018】
【実施例】 (第1の実施例)以下に本発明の第1の実施例につい
て、図1〜図7を用いて説明する。図5は光磁気ディス
ク装置の要部を示す図である。記録データを変調回路5
01において変調し、変調信号Lを半導体レーザ駆動回
路502に送り出し、半導体レーザ駆動電流Mを光学ピ
ックアップ503内の半導体レーザに供給する。半導体
レーザから出射されたレーザビーム504を光磁気ディ
スク505へ照射し、その反射光を光学ピックアップ5
03内のフォトダイオードにて読み出し信号Aに変換す
る。この読み出し信号Aを波形整形回路506に送り出
し、2値化されたディジタル再生信号Eを復調回路50
7へ送り出して、再生データを復調する。
【0019】図1は図5における波形整形回路506を
詳細に説明する図である。読み出し信号Aを増幅器10
5で増幅し、波形等化器(第1の等化器)101へ導
き、波形等化後の読み出し信号Bを比較器104の一方
の入力端子及びエンベロープ等化器(第2の等化器)1
02へ送り出す。エンベロープ等化後の読み出し信号C
をスライス信号発生器103へ送り出し、スライス信号
Dを比較器104の他方の入力端子へ導く。比較器10
4において、波形等化後の読み出し信号Bをスライス信
号Dと比較し、ディジタル再生信号Eを得る。
【0020】図2は図1における波形等化器101また
はエンベロープ等化器102を詳細に説明する図であ
る。これは一般によく知られているトランスバーサルフ
ィルターであり、波形等化器101またはエンベロープ
等化器102のどちらにも使用可能である。読み出し信
号A又は波形等化後の読み出し信号Bを遅延素子201
と掛算器203へ入力し、遅延素子202の出力信号F
をさらに遅延素子202と抵抗207へ入力する。遅延
素子202の出力信号Gを掛算器204へ入力する。掛
算器203及び204の出力信号H及びIをそれぞれ抵
抗206及び205へ入力する。抵抗205、206、
207、208、209、及びオペアンプ210で構成
された加減算器によって波形等化後の読み出し信号B又
はエンベロープ等化後の読み出し信号Cを出力する。
【0021】図3は図1の波形等化器101の別の例で
ある。これも一般的によく知られている抵抗とコンデン
サとオペアンプを組み合わせた波形等化器である。読み
出し信号A又は波形等化後の読み出し信号Bを抵抗30
1とコンデンサ304へ入力する。抵抗301、30
2、303、コンデンサ304、305及びオペアンプ
306で構成された波形等化器によって、波形等化後の
読み出し信号B又はCを出力する。図4は図1における
スライス信号発生器103を詳細に説明する図である。
これも一般によく知られている回路であり、波形等化後
の読み出し信号の上側のエンベロープと下側のエンベロ
ープとの中心レベルを発生する回路である。エンベロー
プ等化後の読み出し信号Cをバッファ401に入力し、
出力信号をダイオード402、コンデンサ403、及び
バッファ404で構成された正方向のピークホールド回
路と、同様にダイオード405、コンデンサ406、お
よびバッファ407で構成された負方向のピークホール
ド回路へ入力する。バッファ404の出力信号Jはエン
ベロープ等化後の読み出し信号Cの上側のエンベロープ
信号であり、バッファ407の出力信号Kは下側のエン
ベロープ信号である。抵抗408および409によっ
て、これら2つのエンベロープ信号の中心レベルである
スライス信号Dを発生する。
【0022】図6と図7は図1〜図5における波形を説
明する図である。図6において、読み出し信号Aは最長
マーク波形WLから最短マーク波形WSまで混じりあっ
た波形を示した例である。これを波形等化器101によ
って、符号ビット間の干渉によるビットジッタが最小と
なるように波形等化し、波形等化後の読み出し信号Bを
得ることが可能となる。この波形等化後の読み出し信号
Bの強さは、読み出し信号Aでは弱すぎ、読み出し信号
BAでは強すぎるため、ほぼ両者の中間になる。読み出
し信号Aは、光学ピックアップ503から読み出された
読み出し信号Aのレベルに等しくなるように調整した場
合であり、読み出し信号BAは最短マーク波形WSのレ
ベルと最長マーク波形WLのレベルが等しくなるように
調整した場合である。尚、符号ビット間の干渉はレーザ
ースポットの理想的形状が、どのように変形しているか
によって変わるため、当然であるが上記の波形等化の最
適量はAとBAの中間からずれることもある。
【0023】次に、この波形等化後の読み出し信号B
を、さらエンベロープ等化器102によってエンベロー
プ等化し、エンベロープ等化後の読み出し信号Cを得
る。これにより最短マーク波形WSでもピークホールド
回路のコンデンサ403及び406へ十分に充電が可能
となる。なぜなら、最短マーク波形WSのレベルと最長
マーク波形WLのレベルが等しくなる等化量(読み出し
信号BA)に加えて、最短マーク波形WSが最長マーク
波形WLよりも充電期間が短い分を補い、さらに、ダイ
オード402、405の順方向電圧を補う等化量Cまで
等化するからである。
【0024】このエンベロープ等化後の読み出し信号C
をスライス信号発生器103に入力するので、安定した
スライス信号Dを得ることが可能となる。従って、比較
器104において波形等化後の読み出し信号Bとスライ
ス信号Dを比較して2値化すれば、ジッタを含まないデ
ィジタル再生信号Eを得ることが可能となる。
【0025】図7は最短マーク波形WSを正方向に、最
長マーク波形WLを負方向にそれぞれ交互に組み合わせ
た例である。これは符号データの直流成分を大きくずら
した場合であり、例えば変調方式の一例として直流成分
を多く含む変調方式である2ー7RLL変調のNRZI
記録を使用した場合に発生するものである。この場合も
図6と同様に、読み出し信号Aを波形等化器101によ
って、符号ビット間の干渉によるビットジッタが最小と
なるように波形等化し、波形等化後の読み出し信号Bを
得ることが可能となる。波形等化の強さ等は図6と同様
である。
【0026】次に、この波形等化後の読み出し信号Bを
さらにエンベロープ等化器102によって、最短マーク
波形WSでもピークホールド回路のコンデンサ403及
び406へ十分に充電ができるようにエンベロープ等化
し、エンベロープ等化後の読み出し信号Cを得る。この
エンベロープ等化後の読み出し信号Cの強さも図6と同
様である。
【0027】このエンベロープ等化後の読み出し信号C
をスライス信号発生器103に入力するので、安定した
スライス信号Dを得ることが可能となる。従って、比較
器104において波形等化後の読み出し信号Bとスライ
ス信号Dを比較して2値化すれば、ジッタを含まないデ
ィジタル再生信号Eを得ることが可能となる。
【0028】このように図6で示した直流成分を含まな
いランダムな符号データの並びや、いわゆるDCフリー
の変調方式は言うまでもなく、図7で示した直流成分を
多く含む変調方式においても符号ビット間の干渉による
ビットジッタを最小にし、安定なスライス信号を発生す
ることが可能となる。
【0029】(第2の実施例)以下に本発明の第2の実
施例について、図8を用いて説明する。図8の波形等化
器101は図1の波形等化器101と同じものを使用
し、図8のエンベロープ等化器801は図1の波形等化
器101とエンベロープ等化器102を一つの等化器に
まとめたものである。以下、動作等は図1と同様である
ので説明は省略する。
【0030】
【発明の効果】以上に示したように本発明によれば、波
形等化を行って符号ビット間の干渉によるビットジッタ
を最小にすると同時に、これとは独立にエンベロープの
等化を行って、安定なスライス信号を発生させることが
可能となるため、2値化後のディジタル再生信号のジッ
タを抑え、再生データのエラーを低減することが可能と
なる。
【0031】尚、上述の実施例では光磁気ディスク装置
における波形整形回路を示したが、これに限らず追記型
の光ディスク装置や、さらには光カード装置、光テープ
装置等における波形整形回路に適用しても同様な効果が
得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波形整形回路の第1の実施例を示す図
である。
【図2】図1における波形等化器またはエンベロープ等
化器の第1の例を示す図である。
【図3】図1における波形等化器またはエンベロープ等
化器の第2の例を示す図である。
【図4】図1におけるスライス信号発生器を示す図であ
る。
【図5】光磁気ディスク装置の要部を示す図である。
【図6】図1における波形を示す図である。
【図7】図1における波形を示す図である。
【図8】本発明の波形整形回路の第2の実施例を示す図
である。
【図9】従来の波形整形回路における波形を示す図であ
る。
【図10】従来の波形整形回路における波形を示す図で
ある。
【符号の説明】
506 波形整形回路 101 波形等化器 102 エンベロープ等化器 103 スライス信号発生器 104 比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に読み出された読み出し信号の波
    形を等化して、符号ビット間の干渉を補償するための第
    1の等化器と、 上記読み出し信号のエンベロープを等化するための第2
    の等化器と、 読み出し信号のエンベロープからスライス信号を発生す
    るためのスライス信号発生器と、 上記読み出し信号を2値化するための比較器とを具備
    し、 上記第1の等化器の出力信号を上記比較器の一方の入力
    端子に入力し、上記第2の等化器の出力信号を上記スラ
    イス信号発生器へ入力し、該スライス信号発生器の出力
    信号を上記比較器の他方の入力端子に入力することを特
    徴とする光記録再生装置における波形整形回路。
JP4062748A 1992-03-19 1992-03-19 光記録再生装置における波形整形回路 Expired - Fee Related JP2729003B2 (ja)

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