JP2728261B2 - 複合ギャポンプ - Google Patents
複合ギャポンプInfo
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- JP2728261B2 JP2728261B2 JP63137404A JP13740488A JP2728261B2 JP 2728261 B2 JP2728261 B2 JP 2728261B2 JP 63137404 A JP63137404 A JP 63137404A JP 13740488 A JP13740488 A JP 13740488A JP 2728261 B2 JP2728261 B2 JP 2728261B2
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- Japan
- Prior art keywords
- pump
- rotor
- gear pump
- gear
- flow path
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- Expired - Lifetime
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- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体圧送用のギヤポンプに関し、特に冷凍装
置において冷媒を高所に圧送するためのポンプに関す
る。
置において冷媒を高所に圧送するためのポンプに関す
る。
ビルの冷暖房を行なうに当って屋上に室外機を据え付
け、各階ごとに室内機をおいて夫々空気と熱交換を行な
うようにしているが、ビルが高層化するに従って室外機
と室内機とのヘッド差が大きくなり、暖房時に各室内機
で凝縮した液化冷媒が屋上の室外機へ戻る為の圧力が不
足するようになった。そのため室外機入口側の膨張器に
対する液冷媒の通過が順調でなくなり、室外機の能力が
不足を来すという問題が起っている。
け、各階ごとに室内機をおいて夫々空気と熱交換を行な
うようにしているが、ビルが高層化するに従って室外機
と室内機とのヘッド差が大きくなり、暖房時に各室内機
で凝縮した液化冷媒が屋上の室外機へ戻る為の圧力が不
足するようになった。そのため室外機入口側の膨張器に
対する液冷媒の通過が順調でなくなり、室外機の能力が
不足を来すという問題が起っている。
このような問題を解決するには、液化冷媒を高所にあ
る室外機まで上昇させるために加圧ポンプを使用するこ
とが考えられるが、従来のポンプでは冷媒の漏洩を完全
に阻止することが困難なうえに小型化に限度があり、更
に液化冷媒の流量に見合った小容量において効率が低下
しないという条件を満たすことができる液体用ポンプ
は、これまでに存在していなかった。
る室外機まで上昇させるために加圧ポンプを使用するこ
とが考えられるが、従来のポンプでは冷媒の漏洩を完全
に阻止することが困難なうえに小型化に限度があり、更
に液化冷媒の流量に見合った小容量において効率が低下
しないという条件を満たすことができる液体用ポンプ
は、これまでに存在していなかった。
そこで本発明においては、高吐出圧小流量において高
いポンプ効率を発揮できる小型の送液ポンプを提供する
ことを目的とした。
いポンプ効率を発揮できる小型の送液ポンプを提供する
ことを目的とした。
上述のような本発明の目的は、回転磁界を発生するス
テータ内にロータを囲んで固設された筒状缶体の吸入側
端部にギヤポンプ用ケースを形成し、該缶体と同軸に設
けた駆動側ギヤに端部が結合する回転軸を備えた該ロー
タの内部に回転軸方向に螺旋状流路を形成し、更に該ロ
ータと該ギヤポンプ用ケースとの間の回転軸に螺旋状翼
を設けたことを特徴とする軸流型の複合ギヤポンプによ
って達成される。
テータ内にロータを囲んで固設された筒状缶体の吸入側
端部にギヤポンプ用ケースを形成し、該缶体と同軸に設
けた駆動側ギヤに端部が結合する回転軸を備えた該ロー
タの内部に回転軸方向に螺旋状流路を形成し、更に該ロ
ータと該ギヤポンプ用ケースとの間の回転軸に螺旋状翼
を設けたことを特徴とする軸流型の複合ギヤポンプによ
って達成される。
すなわち、ロータ内の軸方向流路がそれ自体螺旋状で
且つロータとギヤポンプとの間に螺旋状の翼を設けてあ
り、これらがギヤポンプに続く軸流ポンプとスクリュー
ポンプを構成している。
且つロータとギヤポンプとの間に螺旋状の翼を設けてあ
り、これらがギヤポンプに続く軸流ポンプとスクリュー
ポンプを構成している。
本発明の複合ギヤポンプは、ギヤに結合するロータが
筒状缶体内に封入されており、このロータは缶体外部の
ステータが発生する回転磁界によって駆動される。ギヤ
ポンプは缶体の吸入側端部に設けられていて、流体はギ
ヤポンプを通過してロータ内の螺旋状軸方向流路を通
り、缶体の吐出側端から送出される。
筒状缶体内に封入されており、このロータは缶体外部の
ステータが発生する回転磁界によって駆動される。ギヤ
ポンプは缶体の吸入側端部に設けられていて、流体はギ
ヤポンプを通過してロータ内の螺旋状軸方向流路を通
り、缶体の吐出側端から送出される。
本発明の複合ギヤポンプの実施例を第１〜２図によっ
て説明する。
て説明する。
１はポンプ本体であって、その上部は筒状缶体1aを達
成し、下部はギヤ収容部1bを構成している。ギヤ収容部
1b内部に、サクションシュー2aおよび受け板2bに上下か
ら挟まれる状態で受け板2bに植立された支柱2c,2dに、
それぞれ駆動側ギヤ3aおよび従動側ギヤ3bを嵌め合せて
構成されたギヤポンプ部が、吸入側流路4aを有する下蓋
４によってポンプ本体１に対して締付固定されている。
成し、下部はギヤ収容部1bを構成している。ギヤ収容部
1b内部に、サクションシュー2aおよび受け板2bに上下か
ら挟まれる状態で受け板2bに植立された支柱2c,2dに、
それぞれ駆動側ギヤ3aおよび従動側ギヤ3bを嵌め合せて
構成されたギヤポンプ部が、吸入側流路4aを有する下蓋
４によってポンプ本体１に対して締付固定されている。
ポンプ本体１の上部には、筒状缶体1aの外側に回転磁
界を発生するためのステータコイル5aとコア5bとが設け
てあり、更に筒状缶体1aの上端内部に流体通路6aを穿設
したベアリング受け６が嵌着されていて、吐出側流路7a
を有する上蓋７によってポンプ本体１に対して締付固定
されている。
界を発生するためのステータコイル5aとコア5bとが設け
てあり、更に筒状缶体1aの上端内部に流体通路6aを穿設
したベアリング受け６が嵌着されていて、吐出側流路7a
を有する上蓋７によってポンプ本体１に対して締付固定
されている。
ベアリング受け６に嵌着された上部ベアリング8aとポ
ンプ本体１の下部に嵌着された下部ベアリング8bとに、
永久磁石9aを固定したロータ９の回転軸9bが上下を支承
されて設けられ、回転軸9bの下端9cは駆動側ギヤ3aの軸
孔に係合してこれを駆動できるように形成してある。ロ
ータ９には軸方向の流路9dが設けられており、また回転
軸9bには螺旋状の翼10が固着して設けられている。ま
た、11は整流用の円錐形スペーサである。
ンプ本体１の下部に嵌着された下部ベアリング8bとに、
永久磁石9aを固定したロータ９の回転軸9bが上下を支承
されて設けられ、回転軸9bの下端9cは駆動側ギヤ3aの軸
孔に係合してこれを駆動できるように形成してある。ロ
ータ９には軸方向の流路9dが設けられており、また回転
軸9bには螺旋状の翼10が固着して設けられている。ま
た、11は整流用の円錐形スペーサである。
このように構成された本発明の複合ギヤポンプは、ス
テータコイル5aの発生する回転磁界によってロータ９が
回転し、そのトルクによって回転軸9bに結合した駆動側
ギヤ3aが直接に駆動され、その間の動力損失がない。こ
うして駆動側および従動側のギヤ3a,3bが噛み合いなが
ら回転することによって、吸入側流路4aから流入する流
体は受け板2bに穿設された流路2eを経て吸入され、サク
ションシュー2aとポンプン本体１の壁面との間に形成さ
れた流路2fから筒状缶体1a内に送出される。
テータコイル5aの発生する回転磁界によってロータ９が
回転し、そのトルクによって回転軸9bに結合した駆動側
ギヤ3aが直接に駆動され、その間の動力損失がない。こ
うして駆動側および従動側のギヤ3a,3bが噛み合いなが
ら回転することによって、吸入側流路4aから流入する流
体は受け板2bに穿設された流路2eを経て吸入され、サク
ションシュー2aとポンプン本体１の壁面との間に形成さ
れた流路2fから筒状缶体1a内に送出される。
こうして筒状缶体1a内に入った流体は、ロータ９と共
に回転する螺旋状翼10の軸流ポンプとしての作用によっ
て、流れの方向が回転軸にそう向きに転換されると共に
更に加圧され、ロータ９内の螺旋状の流路9dを通って、
そのスクリューポンプ作用によりロータ９の上方へ送ら
れる。その後、流体はスペーサ11によって整流され、ベ
アリング受け６の流体通路6aを経て吐出側流路7aから吐
出される。
に回転する螺旋状翼10の軸流ポンプとしての作用によっ
て、流れの方向が回転軸にそう向きに転換されると共に
更に加圧され、ロータ９内の螺旋状の流路9dを通って、
そのスクリューポンプ作用によりロータ９の上方へ送ら
れる。その後、流体はスペーサ11によって整流され、ベ
アリング受け６の流体通路6aを経て吐出側流路7aから吐
出される。
本発明の複合ギヤポンプは、回転磁界型の駆動装置に
よって、その回転軸に直結したギヤポンプと軸流ポンプ
とスクリューポンプとを、同時に駆動するように構成し
たもので、動力損失がないために小型でありながら極め
て効率が良く、小流量の液体を単なるギヤポンプ以上に
加圧することができるものである。従って、高層ビル等
におけるマルチ型冷暖房装置等において、暖房時に低層
階で発生した液化冷媒を屋上等の高所に設けた室外機に
揚送するのに好適であり、これによって経済的に室外機
の能率を高めることができる。そしてポンプ自体の設置
場所を任意に設定できるばかりでなく、室外機の設置場
所の制約も少く、自由に設備構成できる利点もある。
よって、その回転軸に直結したギヤポンプと軸流ポンプ
とスクリューポンプとを、同時に駆動するように構成し
たもので、動力損失がないために小型でありながら極め
て効率が良く、小流量の液体を単なるギヤポンプ以上に
加圧することができるものである。従って、高層ビル等
におけるマルチ型冷暖房装置等において、暖房時に低層
階で発生した液化冷媒を屋上等の高所に設けた室外機に
揚送するのに好適であり、これによって経済的に室外機
の能率を高めることができる。そしてポンプ自体の設置
場所を任意に設定できるばかりでなく、室外機の設置場
所の制約も少く、自由に設備構成できる利点もある。
第１図は本発明の複合ギヤポンプの構造を示す断面図で
あり、 第２図は同じくその部品構成を示す組立図である。 １……ポンプ本体、1a……筒状缶体、1b……ギヤ収容
部、2a……サクションシュー、2b……受け板、2c,2d…
…支柱、2e……流路、2f……流路、3a……駆動側ギヤ、
3b……従動側ギヤ、４……下蓋、4a……吸入側流路、5a
……ステータコイル、5b……コア、６……ベアリング受
け、6a……流体通路、７……上蓋、7a……吐出側流路、
8a……上部ベアリング、8b……下部ベアリング、９……
ロータ、9a……永久磁石、9b……回転軸、9c……回転軸
下端、9d……ロータ内流路、10……螺旋状翼、11……円
錐形スペーサ。
あり、 第２図は同じくその部品構成を示す組立図である。 １……ポンプ本体、1a……筒状缶体、1b……ギヤ収容
部、2a……サクションシュー、2b……受け板、2c,2d…
…支柱、2e……流路、2f……流路、3a……駆動側ギヤ、
3b……従動側ギヤ、４……下蓋、4a……吸入側流路、5a
……ステータコイル、5b……コア、６……ベアリング受
け、6a……流体通路、７……上蓋、7a……吐出側流路、
8a……上部ベアリング、8b……下部ベアリング、９……
ロータ、9a……永久磁石、9b……回転軸、9c……回転軸
下端、9d……ロータ内流路、10……螺旋状翼、11……円
錐形スペーサ。
Claims (1)
- 【請求項１】回転磁界を発生するステータ内にロータを
囲んで固設された筒状缶体の吸入側端部にギヤポンプ用
ケースを形成し、該缶体と同軸に設けた駆動側ギヤに端
部が結合する回転軸を備えた該ロータの内部に回転軸方
向に螺旋状流路を形成し、更に該ロータと該ギヤポンプ
用ケースとの間の回転軸に螺旋状翼を設けたことを特徴
とする軸流型の複合ギヤポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137404A JP2728261B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 複合ギャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137404A JP2728261B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 複合ギャポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01310186A JPH01310186A (ja) | 1989-12-14 |
| JP2728261B2 true JP2728261B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=15197852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137404A Expired - Lifetime JP2728261B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 複合ギャポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728261B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074876A1 (fr) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Ebara Corporation | Pompe à engrenages |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ20014536A3 (cs) * | 1999-06-21 | 2002-05-15 | Sara Lee/De N. V. | Dávkovací zařízení pro přípravu koncentrátu ze zásobníku měřeným způsobem |
| JP2003056471A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Hitachi Ltd | 液冷媒用電動ポンプ |
| JP2005337025A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動ポンプユニット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343433Y2 (ja) * | 1985-03-15 | 1991-09-11 |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63137404A patent/JP2728261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074876A1 (fr) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Ebara Corporation | Pompe à engrenages |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01310186A (ja) | 1989-12-14 |
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