JP2728054B2 - 収納式椅子 - Google Patents

収納式椅子

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JP2728054B2
JP2728054B2 JP27948395A JP27948395A JP2728054B2 JP 2728054 B2 JP2728054 B2 JP 2728054B2 JP 27948395 A JP27948395 A JP 27948395A JP 27948395 A JP27948395 A JP 27948395A JP 2728054 B2 JP2728054 B2 JP 2728054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動観覧席等に好
適に使用される収納式椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、多目的ホール等に設置するための
移動観覧席が種々開発されている。この種の移動観覧席
は、例えば、高さの異なる段床の左右両端部を移動可能
な走行フレームにより支持しておき、その走行フレーム
の進退動作によって、各段床を雛段状に展開して各段床
上に設置した椅子を使用可能な状態にしたり、各段床を
相互に重合する収納位置まで退避させてコンパクトに収
納するようにしたものである。
【0003】そのため、この種の移動観覧席の段床上に
設置される椅子は、段床収納時に床面上に平伏するよう
に傾倒させることができるようになっている。具体的に
は、従来の椅子は、背もたれが、リンク機構を介して駆
動軸に連結され、駆動軸の回転に連動して床上に起立す
る使用位置と床上に平伏する折畳位置との間で回動動作
を行うように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、催しが行わ
れるステージを観覧する際には、最前段の椅子に着座し
た者はステージを見上げる状態になり、最後段の椅子に
着座した者はステージを見下ろす状態になる。ところ
が、従来のものは、各椅子に取り付けられるリンク機構
が一律に同じ構成からなり、背もたれを使用位置に保持
したときに、各背もたれが同じ角度で起立するようにな
っている。このため、最前段の椅子に着座した者は反り
返るように背もたれにもたれて着座しなければならず、
最後段の椅子に着座した者は逆に背もたれから完全に背
中を浮かして着座しなければならなくなって、何れの場
合にも背もたれを有効に利用することができないという
不具合がある。
【0005】そして、従来の移動観覧席においてこのよ
うな不具合を解決しようと思えば、椅子の製造段階で、
各椅子ごとにリンク機構を構成するリンクメンバの長さ
を微妙に異ならせる等の対応を講じておく必要があり、
多大な工数と労力の増加を強いられることが不可避とな
るものである。
【0006】このような不具合は、段床式の移動観覧席
に限らず、舞台の下などに収納可能な平床式の移動観覧
席に使用される椅子や、通常の椅子等にも同様に存在す
るものである。
【0007】本発明は、このような不具合を有効に解消
することができる収納式椅子を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る収納式椅子は、背もたれが、リ
ンク機構を介して駆動軸に連結され、駆動軸の回転に連
動して床上に起立する使用位置と床上に平伏する折畳位
置との間で回動動作を行うように構成されたものにおい
て、前記リンク機構に、駆動軸の回転位相に対する背も
たれの回動位相を連続的に可変とする調節部を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】このような構成において、例えば背もたれ
を使用位置に保持する位相位置に駆動軸を回転させてい
る状態を考えると、調節部の調節位置に応じて、駆動軸
の回転位相に対する背もたれの回動位相、つまり、背も
たれの起立角度が変化することになる。このため、製造
段階から仕様の異なるリンクメンバを用いる等の対応は
一切不要であり、製造、組立てを一律に行った後、設置
場所に搬入した際に簡単な調整のみで背もたれを所望の
使用角度に調節することができる。しかも、本発明は収
納式椅子としての必須の構成要素であるリンク機構を利
用して構成されるものであるため、既存の椅子に対して
も一部の部品の変更等で容易に対応することが可能とな
る。
【0010】具体的な実施の態様としては、リンク機構
が、駆動軸に一体回転可能に取着された固定リンクと、
一端を背もたれの回動支点から変位した部位に枢結され
他端を前記固定リンクの回動端に枢結された遊動リンク
とから構成されているものが挙げられ、特に遊動リンク
は、背もたれ側に枢結された第1枢結部材と、固定リン
ク側に枢結された第2枢結部材とから構成し、調節部
を、両枢結部材の間を連結長さ調整可能に連結するねじ
部によって構成しておくことが好ましい。
【0011】このように構成した場合には、その操作部
にナット等の工具を係合させて回動操作するだけで、そ
のリンクの実効長を簡単に且つ連続的に変化させること
ができる。
【0012】ねじ部には、両端を各々対応する枢結部材
に螺着した逆ねじと、この逆ねじを回転操作する操作部
とを具備してなるものや、一端を一方の枢結部材に回動
自在に枢支され他端を他方の枢結部材に螺着したねじ
と、このねじを回転操作する操作部とを具備してなるも
のを採用することが有効となる。
【0013】前者の場合には、通常のねじを利用する場
合に比べて倍速でリンクの実効長を変更することがで
き、調節作業に係る作業効率を有効に向上させることが
できる。また、後者の場合には、逆ねじを利用する場合
に比べて操作力を半減させることができる。
【0014】椅子全体の構成としては、支持部材と、こ
の支持部材に対して前後方向に回動可能な第1リンク要
素と、第1リンク要素の後方に略平行に配設され前記支
持部材に対して前後方向に回動可能な第2リンク要素
と、第1リンク要素及び第2リンク要素の上端部にそれ
ぞれ枢着された肘部材と、第1リンク要素に枢支された
座とを具備してなり、背もたれが前記第2リンク要素に
付帯して設けられているものに好適に適用が可能であ
る。
【0015】このような椅子を適用対象とすれば、第
1、第2のリンク要素がデュアルリンク機構を構成する
ため、収納時のコンパクトさを損ねることなしに、使用
時における脚体の奥行寸法を大きなものにすることがで
き、外観的な重厚さや安定性を大幅に向上させて高級感
を与えることができる。
【0016】段床式の移動観覧席に適用する場合には、
支持部材を、前後方向に進退動作する移動観覧席の床上
に設け、第1、第2リンク要素を、床上に起立する使用
位置と、床上に平伏する折畳位置との間で回動し得るよ
うに構成しておけばよい。
【0017】このように構成した上で、前段側の椅子か
ら後段側の椅子に向かって順次収納位置を基準とした使
用位置にある背もたれの回動角度が小さくなるように調
節すれば、何れの段床の椅子に着座した者にとっても、
目線を前方のステージ等に合致させた状態で自然に背も
たれに凭れられる状態を作り出すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0019】この実施形態は、本発明を段床式の移動観
覧席に適用した場合のものである。この移動観覧席1
は、複数の段床2を具備し、それら段床2を、雛段状に
展開される使用位置(図1参照)と相互に重合する収納
位置(図2参照)との間で伸縮動作させ得るように構成
したもので、各段床2を支持する走行フレーム3の構造
や、これら各走行フレーム3を進退させる駆動機構4等
は従来のものと同様であるため説明を省略する。
【0020】椅子7は、段床2の後半部に設けた支持部
材8と、この支持部材8に対して前後方向に回動可能な
第1リンク要素9と、第1リンク要素9の後方に略平行
に配設され前記支持部材8に対して前後方向に回動可能
な第2リンク要素11と、第1リンク要素9及び第2リ
ンク要素11の上端部にそれぞれ枢着された肘部材12
と、第1リンク要素9に枢支された座13と、第2リン
ク要素11に支承された背部材14とを具備してなる。
【0021】詳述すれば、第1リンク要素9は、図3及
び図4に示すように、後方に開口する平断面偏平コ字形
のもので、下端部を支軸9aを介して支持部材8に前後
方向に回動可能に枢着されている。第2リンク要素11
は、平板状のもので、その前縁側を前記第1リンク要素
9内に摺動可能に嵌入させており、これらの第1、第2
リンク要素9、11によって椅子7の脚体を形成してい
る。第2リンク要素11の下端部は、前記支軸9aより
も後上方にある支軸11aを介して前記支持部材8に枢
着してある。
【0022】肘部材12は、下方及び後方に開口した中
空体状のもので、前記第1、第2リンク要素9、11の
上端部に帽嵌させてある。そして、この肘部材12の中
間部を第1リンク要素9の上端部に軸9bを介して枢着
するとともに、後端部を第2リンク要素11の上端部に
軸11bを介して枢着している。
【0023】座13は、対をなす脚体間にライジング可
能に配設されたもので、その基端部を軸13aを介して
第1リンク要素9の内側面に設けた軸受部9cに枢支さ
せている。なお、この座13の枢支部分は、従来のライ
ジング式の座と同様な構成をなしているため、詳細な説
明は省略する。しかして、この座13は、図3の想像線
に示すライジング位置まで自動的に回動し得るように図
示しないスプリングにより付勢されており、上面に荷重
をかけることにより図3の実線で示す着座位置まで回動
するようになっている。そして、この座13を下面側か
ら押圧すると、該座13はライジング位置から、さら
に、背部材14に重合する位置にまで回動し得るように
なっている。
【0024】背部材14は、左右の第2リンク要素11
間に固定されたもので、第2リンク要素11は、前述し
た如く第1リンク要素9と共働して脚体を構成すると同
時に、背部材14と共働して本発明の背もたれ4を構成
している。
【0025】このような椅子において、前記背もたれ4
を駆動するために、該背もたれ4の下端近傍部、具体的
には前記第2リンク要素11の下端近傍部をリンク機構
5を介して駆動軸6に連結している。
【0026】駆動軸6は、図3における紙面に垂直な方
向に沿って配設され、支持部材8に回転可能に枢支され
たもので、この駆動軸6を各段床2ごとに設けた図示し
ない駆動源により回転駆動するようにしている。
【0027】リンク機構5は、図5に示すように、前記
駆動軸6に一体回転可能に取着された固定リンク51
と、一端を背もたれ4の回動支点である支軸11aから
変位した部位に枢結され他端を前記固定リンク51の回
動端51aに枢結された遊動リンク52とから構成され
る。具体的に、遊動リンク52は、背もたれ4の構成要
素である第2リンク要素11側にピンaを介して枢結さ
れた第1枢結部材52aと、固定リンク51側にピンb
を介して枢結された第2枢結部材52bとを具備してな
り、これらの枢結部材52a、52b間を、中央に操作
部53aを一体形成された逆ねじ53bの両端を螺合す
ることによって連結している。操作部53aは、この実
施形態ではスパナを係合させることができる六角ナット
状のものであるが、工具を係合させることができるもの
であれば他にどのようなものであってもよい。そして、
操作部53aを操作した場合に、両枢結部材52a、5
2bに対して逆ねじ53bを同時に螺入または螺脱さ
せ、これにより両枢結部材52a、52b間の連結長
さ、すなわち遊動リンク52の実効長を連続的に変化さ
せ得るようにしている。この操作部53a及び逆ねじ5
3bが本発明の調節部たるねじ部53を構成している。
【0028】次いで、この実施形態の作動を説明する。
【0029】まず、図1及び図3(実線部)に示すよう
に、段床2が雛段状に展開されている使用位置において
は、第1、第2リンク要素9、11が相互に平行な姿勢
で起立しており、これら第1、第2リンク要素9、11
により構成される脚体は、前後幅が大きい状態に維持さ
れて重厚さを演出する。
【0030】段床2を収納する場合には、駆動軸6を図
5において右方向へ所定角度だけ回転駆動する。する
と、基端を駆動軸6に取着された固定リンク51がその
駆動軸6と一体に同じ角度だけ回転し、この固定リンク
51に遊動リンク52の一端が追従するので、該遊動リ
ンク52の他端に枢結してある背もたれ構成要素たる第
2リンク要素11が枢支点11a回りに図5→図6へと
回動する。このとき、軸9b、11b、9a、11aは
デュアルリンク機構を構成しているため、第1リンク要
素9は第2リンク要素11に対して平行状態を保ったま
ま軸9aを支点として回動し、結果的に椅子全体が段床
2上に平伏した状態になる。この段階においては、第2
リンク要素11が第1リンク要素9内に深く進入して脚
体が幅の狭いものとなり、使用時には前後幅が大きく重
厚な感じを与え得る脚体が、収納する際には比較的薄く
折り畳まれる。この状態で、各段床2を図2に示すよう
に相互に重合する収納位置にまで後退させることによっ
て、平伏した各椅子7が次段の段床2の下に潜り込むこ
とになる。肘部材12は、第1、第2リンク要素9、1
1と共働して不等長のデュアルリンク構造を構成してお
り、平伏状態におては、図2及び図3に示されるよう
に、各リンク要素9、11と略平行な位置にまで折畳ま
れることになる。逆に、この状態から駆動軸6を逆方向
へ一定角度だけ回転駆動した場合には、前記とは逆の作
動を通じて、背もたれ4が起立する使用位置にまで回動
することになる。
【0031】このような構成において、本実施形態は、
リンク機構5の一部にそのリンクの実効長を可変とする
ねじ部53を設けているので、背もたれ5を使用位置に
保持するときの角度をねじ部53の調節を通じて随意に
変更することができる。すなわち、図5に示す状態から
操作部53aを通じて逆ねじ53bが各々対応する枢結
部材52a、52bから螺脱する方向に回転操作した場
合には、リンク実効長が伸び、その結果、図7に想像線
で示すように、第2リンク要素11が軸11a回りに更
に背もたれ4の回動角度を増大させる方向に回動して、
この椅子に背もたれを快適に使用できる姿勢で着座した
者の目線は、図8に示すように当初より角度αだけ仰角
が大きくなる方向に修正されることになる。逆に、図5
に示す状態から操作部53aを通じて逆ねじ53bが各
々対応する枢結部材52a、52bにより深く螺合する
方向に回転操作した場合には、リンク実効長が縮み、そ
の結果、図9に想像線で示すように、第2リンク要素1
1が軸11a回りに背もたれ4の回動角度を減少させる
方向に回動して、この椅子に背もたれを快適に使用でき
る姿勢で着材した者の目線が、図10に示すように当初
よりも角度βだけ仰角が小さくなる方向に修正されるこ
とになる。
【0032】したがって、例えば段床2が図1に示すよ
うに14段から構成される図示実施形態の場合におい
て、最前列の椅子7Fを図8の状態に調節し、最後列の
椅子7Rを図10の状態に調節し、その際両椅子7F、
7Rの背もたれ回動角度差が3〜5°程度となるように
設定すると同時に、途中の椅子7を前段側から後段側に
向かって順次一定の割合で背もたれ回動角度が小さくな
るように調節することによって、何れの段床2の椅子7
に着座した者にも、目線をステージ等に合致させた状態
で自然に背もたれ4に凭れられる状態を作り出すことが
できる。したがって、従来のように製造段階から仕様の
異なるリンクメンバを用意する等の対応は一切不要とな
り、製造、組立てを一律に行った後、設置場所に搬入し
た際に簡単な調整のみで背もたれ4を所望の使用角度に
調節することができる。特に、椅子が搬入されるホール
等は設計に応じてその大きさや傾斜角度が異なるのが通
例であるが、このような場合にも本実施形態によれば極
めて容易に対応することができる。しかも、本実施形態
は収納式椅子としての必須の構成要素であるリンク機構
5を利用して構成されるものであり、既存の椅子に対し
ても単に遊動リンク52の部品交換程度で対応すること
ができるため、採用に際して安価であり、大幅な設計変
更も一切不要とすることができる。
【0033】特に、リンク機構5を、固定リンク51と
遊動リンク52とから構成し、遊動リンク52の実効長
をねじ部53の操作部53aにスパナを係合させて回動
操作するだけで可変としているため、その調節を容易に
且つ連続的に行うことができる。しかも、そのねじ部5
3に逆ねじ53bを採用しているため、通常のねじを採
用する場合に比べて倍速でリンクの実効長を変更するこ
とができ、調節作業に係る作業効率を有効に向上させる
ことが可能となる。
【0034】なお、本発明は、以上説明した実施形態に
限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、
ねじ部に逆ねじが使用されているが、通常のねじを使用
した場合には調節速度は落ちるが調節力を半減すること
ができる。また、リンク機構は背もたれを駆動軸に従動
させて回動させ得るものであれば上述した実施形態のも
のに限定されるものではない。
【0035】その他、本発明を、舞台の下に形成された
空間内に収納することができる可動平床上に複数の椅子
を起倒可能に設置してなる平床式の移動観覧席や、床下
収納式の観覧席に適用する等、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略側面図。
【図2】同実施形態における収納状態を示す概略側面
図。
【図3】同実施形態の椅子の構成及び作動を拡大して示
す側面図。
【図4】図3におけるA−A線拡大断面図。
【図5】同実施形態のリンク機構部分を拡大して示す側
面図。
【図6】図5に対応した作用説明図。
【図7】同実施形態における調節部の作用を示す側面
図。
【図8】図7に対応した背もたれの起立状態を示す側面
図。
【図9】同実施形態における調節部の作用を示す側面
図。
【図10】図9に対応した背もたれの起立状態を示す側
面図。
【符号の説明】
4…背もたれ 5…リンク機構 6…駆動軸 7…収納式椅子 8…支持部材 9…第1リンク要素 11…第2リンク要素 12…肘部材 13…座 51…固定リンク 51a…回動端 52…遊動リンク 52a…第1枢結部材 52b…第2枢結部材 53…調節部(ねじ部) 53a…操作部 53b…逆ねじ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背もたれが、リンク機構を介して駆動軸に
    連結され、駆動軸の回転に連動して床上に起立する使用
    位置と床上に平伏する折畳位置との間で回動動作を行う
    ように構成されたものにおいて、 前記リンク機構に、駆動軸の回転位相に対する背もたれ
    の回動位相を連続的に可変とする調節部を設けたことを
    特徴とする収納式椅子。
  2. 【請求項2】リンク機構が、駆動軸に一体回転可能に取
    着された固定リンクと、一端を背もたれの回動支点から
    変位した部位に枢結され他端を前記固定リンクの回動端
    に枢結された遊動リンクとから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の収納式椅子。
  3. 【請求項3】遊動リンクが、背もたれ側に枢結された第
    1枢結部材と、固定リンク側に枢結された第2枢結部材
    とを具備してなり、調節部が、両枢結部材の間を連結長
    さ調整可能に連結するねじ部によって構成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の収納式椅子。
  4. 【請求項4】ねじ部が、両端を各々対応する枢結部材に
    螺着した逆ねじと、この逆ねじを回転操作する操作部と
    を具備してなることを特徴とする請求項3記載の収納式
    椅子。
  5. 【請求項5】ねじ部が、一端を一方の枢結部材に回動自
    在に枢支され他端を他方の枢結部材に螺着したねじと、
    このねじを回転操作する操作部とを具備してなることを
    特徴とする請求項3記載の収納式椅子。
  6. 【請求項6】支持部材と、この支持部材に対して前後方
    向に回動可能な第1リンク要素と、第1リンク要素の後
    方に略平行に配設され前記支持部材に対して前後方向に
    回動可能な第2リンク要素と、第1リンク要素及び第2
    リンク要素の上端部にそれぞれ枢着された肘部材と、第
    1リンク要素に枢支された座とを具備してなり、背もた
    れが前記第2リンク要素に付帯して設けられていること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の収納式
    椅子。
  7. 【請求項7】支持部材が、前後方向に進退動作する移動
    観覧席の床上に設けられたものであり、第1、第2リン
    ク要素が、床上に起立する使用位置と、床上に平伏する
    折畳位置との間で回動し得るように構成されていること
    を特徴とする請求項6記載の収納式椅子。
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