JP2726402B2 - ウンカ類防除剤 - Google Patents
ウンカ類防除剤Info
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- JP2726402B2 JP2726402B2 JP7285402A JP28540295A JP2726402B2 JP 2726402 B2 JP2726402 B2 JP 2726402B2 JP 7285402 A JP7285402 A JP 7285402A JP 28540295 A JP28540295 A JP 28540295A JP 2726402 B2 JP2726402 B2 JP 2726402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planthoppers
- benzyl benzoate
- control agent
- present
- planthopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/10—Aromatic or araliphatic carboxylic acids, or thio analogues thereof; Derivatives thereof
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウンカ類（セジロ
ウンカ、トビイロウンカ）の防除剤に関する。
ウンカ、トビイロウンカ）の防除剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】イネ害虫であるウンカ類は梅雨期に我が
国に飛来侵入し、イネに産卵を行い増殖を繰り返す。ウ
ンカ類の防除は、これまで主にその幼虫及び成虫に対し
て殺虫剤を用いて行っているが、ウンカ類はこれらの殺
虫剤に対し抵抗性を持つことが多く、必ずしも満足のい
く殺虫効果が得られていないのが現状である。また、ウ
ンカ類に対して抵抗性をもつイネの品種とその遺伝子の
存在が知られているが、諸外国で実用化した抵抗性品種
ではその抵抗性の崩壊が起こっている。我が国では実用
化した抵抗性品種はない。よって、ウンカ類に対して優
れた防除効果を発揮する薬剤の開発が待たれるところで
ある。
国に飛来侵入し、イネに産卵を行い増殖を繰り返す。ウ
ンカ類の防除は、これまで主にその幼虫及び成虫に対し
て殺虫剤を用いて行っているが、ウンカ類はこれらの殺
虫剤に対し抵抗性を持つことが多く、必ずしも満足のい
く殺虫効果が得られていないのが現状である。また、ウ
ンカ類に対して抵抗性をもつイネの品種とその遺伝子の
存在が知られているが、諸外国で実用化した抵抗性品種
ではその抵抗性の崩壊が起こっている。我が国では実用
化した抵抗性品種はない。よって、ウンカ類に対して優
れた防除効果を発揮する薬剤の開発が待たれるところで
ある。
【０００３】一方、ウンカ類は、イネの葉鞘および葉身
中肋に産卵するが、その産卵部位に液浸化が生じる場合
が多く、この液浸化部位では液浸化が生じなかった部位
に比べて卵の死亡率が高くなることが明らかにされてい
る。また、このウンカ類の産卵により生じる液浸化部位
における卵の死亡は、イネの分けつ期から次第に発現
し、最高分けつ期には死亡率が最大となることから、こ
の期間の産卵ではウンカ類の孵化率が低く増殖が抑制さ
れる。卵は蒸留水中でも発育することからこの液浸化部
位に殺卵活性物質が存在する可能性が示唆される。
中肋に産卵するが、その産卵部位に液浸化が生じる場合
が多く、この液浸化部位では液浸化が生じなかった部位
に比べて卵の死亡率が高くなることが明らかにされてい
る。また、このウンカ類の産卵により生じる液浸化部位
における卵の死亡は、イネの分けつ期から次第に発現
し、最高分けつ期には死亡率が最大となることから、こ
の期間の産卵ではウンカ類の孵化率が低く増殖が抑制さ
れる。卵は蒸留水中でも発育することからこの液浸化部
位に殺卵活性物質が存在する可能性が示唆される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ウンカ類に
対して優れた殺卵効果を発揮するウンカ類防除剤を提供
することを目的とする。
対して優れた殺卵効果を発揮するウンカ類防除剤を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のウ
ンカ類の産卵による液浸化部位に存在すると思われる殺
卵活性物質に着目し、研究を進めた結果、当該物質が安
息香酸ベンジルであることを確認し、これを有効成分と
して含有するウンカ類防除剤として提供し、本発明を完
成するに到った。
ンカ類の産卵による液浸化部位に存在すると思われる殺
卵活性物質に着目し、研究を進めた結果、当該物質が安
息香酸ベンジルであることを確認し、これを有効成分と
して含有するウンカ類防除剤として提供し、本発明を完
成するに到った。
【０００６】安息香酸ベンジルは、これまで殺ダニ剤と
して用いられているが、ウンカ類の卵に対する殺卵効果
についてはこれまで発見された例はない。
して用いられているが、ウンカ類の卵に対する殺卵効果
についてはこれまで発見された例はない。
【０００７】即ち、本発明は、安息香酸ベンジルを有効
成分として含有することを特徴とするウンカ類防除剤で
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
成分として含有することを特徴とするウンカ類防除剤で
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の有効成分である安息香酸
ベンジルは、安息香酸及び塩化マグネシウムを反応させ
る常套的な合成方法により得ることができ、市販品を用
いてもよい。
ベンジルは、安息香酸及び塩化マグネシウムを反応させ
る常套的な合成方法により得ることができ、市販品を用
いてもよい。
【０００９】また、本有効成分はそのまま使用してもよ
いが、通常は、固体担体、液体担体、界面活性剤その他
の補助剤と混合して、例えば粉剤、乳剤、懸濁剤、水和
剤等の態様で使用する。製剤中の本有効成分の含量は、
剤型により適宜変更されうるが、５〜９５％が例示され
る。
いが、通常は、固体担体、液体担体、界面活性剤その他
の補助剤と混合して、例えば粉剤、乳剤、懸濁剤、水和
剤等の態様で使用する。製剤中の本有効成分の含量は、
剤型により適宜変更されうるが、５〜９５％が例示され
る。
【００１０】上記の固体担体としては、カオリンクレ
ー、アタパルジャイトクレー、タルク、ベントナイト、
珪藻土、炭酸カルシウム、無水ケイ酸、大豆粉、クルミ
粉、澱粉、木粉、結晶セルロース、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等が挙げられ、液
体担体としては、水、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコール、アセトン、メチルエチルケトン、エチル
エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、四塩化炭
素、ケロシン、鉱油等が挙げられる。
ー、アタパルジャイトクレー、タルク、ベントナイト、
珪藻土、炭酸カルシウム、無水ケイ酸、大豆粉、クルミ
粉、澱粉、木粉、結晶セルロース、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等が挙げられ、液
体担体としては、水、メタノール、エタノール、エチレ
ングリコール、アセトン、メチルエチルケトン、エチル
エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、四塩化炭
素、ケロシン、鉱油等が挙げられる。
【００１１】また、界面活性剤は乳化、分散、湿潤等を
目的とし、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および
両性イオン性のいずれのものをも使用できるが、通常は
非イオン性および陰イオン性のものが好適に使用され
る。非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンブロックコポリマー等が例示され
る。
目的とし、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および
両性イオン性のいずれのものをも使用できるが、通常は
非イオン性および陰イオン性のものが好適に使用され
る。非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンブロックコポリマー等が例示され
る。
【００１２】陰イオン性界面活性剤としては、アルキル
硫酸エステル塩、アルキル（アリール）スルホン酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテルリン酸エステル塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物等が挙げられる。
硫酸エステル塩、アルキル（アリール）スルホン酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテルリン酸エステル塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物等が挙げられる。
【００１３】さらに、製剤の性状を改善し、効果を高め
る目的で、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、リグニン
スルホン酸塩、アルギン酸塩、ニカワ、カルボキシメチ
ルセルロース（ＣＭＣ）、アラビアガム等を補助剤とし
て添加してもよい。
る目的で、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、リグニン
スルホン酸塩、アルギン酸塩、ニカワ、カルボキシメチ
ルセルロース（ＣＭＣ）、アラビアガム等を補助剤とし
て添加してもよい。
【００１４】本発明のウンカ類防除剤の使用方法は、例
えばイネの分けつ期以前の幼苗期あるいは出穂後に、イ
ネの葉鞘及び葉面に散布することにより行われる。
えばイネの分けつ期以前の幼苗期あるいは出穂後に、イ
ネの葉鞘及び葉面に散布することにより行われる。
【００１５】本発明のウンカ類防除剤は、例えば、ウン
カ類の卵に対しては有効成分量で１５〜２５ｐｐｍ、好
適には２０〜２５ｐｐｍの水溶液濃度で用いればよい。
カ類の卵に対しては有効成分量で１５〜２５ｐｐｍ、好
適には２０〜２５ｐｐｍの水溶液濃度で用いればよい。
【００１６】本発明の防除剤で防除しうるウンカ類とし
ては、セジロウンカ、トビイロウンカを挙げることがで
きる。
ては、セジロウンカ、トビイロウンカを挙げることがで
きる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらにより限定されるものではない。
発明はこれらにより限定されるものではない。
【００１８】〔参考例〕 殺卵活性物質の単離・同定 分けつ期のイネにセジロウンカ雌成虫を放飼し、産卵後
１〜２日に採取した。採取部位を７０％エタノールで抽
出し、ジエチルエーテルに転溶後、ジエチルエーテルを
除去し、残渣を各種の溶媒を用いフロリジルで分画し
た。得られたフロリジル画分を濃縮乾固後、定容にして
一部を以下の条件下でガスクロマトグラフィーに供し、
残りを生物検定に供した。 （分析条件） Hewlett-Packard 社製 HP5890 seriesII (ガスクロマト
グラフ）＋HP5971 (質量分析計) [GC-MS] カラム：ＨＰ−５（内径0.25μm ×30m) 昇温50℃、１分間保持 10℃/ 分昇温 300 ℃、4 分間保持 キャリアーガス: ヘリウム (0.625ml/分) EI- イオン化電圧 : 70 eV
１〜２日に採取した。採取部位を７０％エタノールで抽
出し、ジエチルエーテルに転溶後、ジエチルエーテルを
除去し、残渣を各種の溶媒を用いフロリジルで分画し
た。得られたフロリジル画分を濃縮乾固後、定容にして
一部を以下の条件下でガスクロマトグラフィーに供し、
残りを生物検定に供した。 （分析条件） Hewlett-Packard 社製 HP5890 seriesII (ガスクロマト
グラフ）＋HP5971 (質量分析計) [GC-MS] カラム：ＨＰ−５（内径0.25μm ×30m) 昇温50℃、１分間保持 10℃/ 分昇温 300 ℃、4 分間保持 キャリアーガス: ヘリウム (0.625ml/分) EI- イオン化電圧 : 70 eV
【００１９】（イネ抽出物による生物検定）各画分を水
溶した検定液に幼苗から採卵したセジロウンカ卵を浸漬
した。その結果、液浸化部位に由来する特定の画分に殺
卵活性が認められた（図１、40% エーテル−ヘキサン20
-30ml 画分及び30-40ml 画分）。この殺卵活性の認めら
れた液浸化部位の画分（40% エーテル−ヘキサン20-30m
l 画分) と、対照区である無産卵部位の対応する画分の
ＧＣ−ＭＳ分析結果の比較し（図２）、液浸化部位にの
み存在する物質（上記のＧＣ−ＭＳ条件にてリテンショ
ンタイム18.7分）についてマススペクトル分析を行った
結果、この物質が安息香酸ベンジルと同定された（図
３）。また、40% エーテル−ヘキサン30-40ml 画分につ
いても同様なる分析を行ったところ、安息香酸ベンジル
が同定された。
溶した検定液に幼苗から採卵したセジロウンカ卵を浸漬
した。その結果、液浸化部位に由来する特定の画分に殺
卵活性が認められた（図１、40% エーテル−ヘキサン20
-30ml 画分及び30-40ml 画分）。この殺卵活性の認めら
れた液浸化部位の画分（40% エーテル−ヘキサン20-30m
l 画分) と、対照区である無産卵部位の対応する画分の
ＧＣ−ＭＳ分析結果の比較し（図２）、液浸化部位にの
み存在する物質（上記のＧＣ−ＭＳ条件にてリテンショ
ンタイム18.7分）についてマススペクトル分析を行った
結果、この物質が安息香酸ベンジルと同定された（図
３）。また、40% エーテル−ヘキサン30-40ml 画分につ
いても同様なる分析を行ったところ、安息香酸ベンジル
が同定された。
【００２０】〔試験例〕 ウンカ類卵殺卵試験 殺卵活性を示す物質が安息香酸ベンジルであると同定さ
れたことから、安息香酸ベンジルの標品を用いた生物検
定を行い、ウンカ類（セジロウンカ、トビイロウンカ）
の卵に対して殺卵効果を示す濃度を測定した。安息香酸
ベンジル（和光純薬、特級）１ｍｌを１００ｍｌ容の分
液ロートにいれ８０ｍｌの純水と共に振盪した後２５℃
で４８時間静置した。静置後、上澄みである水層５０ｍ
ｌをピペットで採取し、うち１０ｍｌを濃度測定用に用
い、残りを生物検定に用いた。
れたことから、安息香酸ベンジルの標品を用いた生物検
定を行い、ウンカ類（セジロウンカ、トビイロウンカ）
の卵に対して殺卵効果を示す濃度を測定した。安息香酸
ベンジル（和光純薬、特級）１ｍｌを１００ｍｌ容の分
液ロートにいれ８０ｍｌの純水と共に振盪した後２５℃
で４８時間静置した。静置後、上澄みである水層５０ｍ
ｌをピペットで採取し、うち１０ｍｌを濃度測定用に用
い、残りを生物検定に用いた。
【００２１】採取した水層１０ｍｌを分液ロート中でジ
エチルエーテル１０ｍｌで３回抽出し、得られたジエチ
ルエーテル層にＮａ2 ＳＯ4 （無水）を加え脱水した。
脱水後、定容にしてガスクロマトグラフで測定を行い、
２５℃における安息香酸ベンジルの飽和水溶液濃度を求
めた。生物検定に供試した検定液は安息香酸ベンジル飽
和水溶液の希釈により２５．４，１２．７，６．４，
３．２，１．６ｐｐｍに調整し、純水（０ｐｐｍ）によ
る検定も含め６段階で実施した。蓋付きバイアルビン
（４×１．５ｃｍ Ｉ．Ｄ．）に検定液を２５０μｌ入
れ、テトロンゴース（６×６ｍｍ）上に載せた産卵後６
時間以内のウンカ類の卵を３０卵加え、蓋した後２５℃
で保存した。卵の生存の確認は７日後に卵の眼点形成で
判定した。
エチルエーテル１０ｍｌで３回抽出し、得られたジエチ
ルエーテル層にＮａ2 ＳＯ4 （無水）を加え脱水した。
脱水後、定容にしてガスクロマトグラフで測定を行い、
２５℃における安息香酸ベンジルの飽和水溶液濃度を求
めた。生物検定に供試した検定液は安息香酸ベンジル飽
和水溶液の希釈により２５．４，１２．７，６．４，
３．２，１．６ｐｐｍに調整し、純水（０ｐｐｍ）によ
る検定も含め６段階で実施した。蓋付きバイアルビン
（４×１．５ｃｍ Ｉ．Ｄ．）に検定液を２５０μｌ入
れ、テトロンゴース（６×６ｍｍ）上に載せた産卵後６
時間以内のウンカ類の卵を３０卵加え、蓋した後２５℃
で保存した。卵の生存の確認は７日後に卵の眼点形成で
判定した。
【００２２】生物検定の結果はＦｉｓｈｅｒ’ｓ ｅｘ
ａｃｔ ｔｅｓｔ ｗｉｔｈ Ｂｏｎｆｅｒｒｏｎｉ−
ａｄｊｕｓｔｅｄ ｐｒｏｂａｂｉｌｉｔｉｅｓを用い
て卵の生存率について純水と各検定液の間で統計検定し
た。その結果、セジロウンカでは６．４ｐｐｍ以上、ト
ビイロウンカでは１２．７ｐｐｍ以上の濃度で殺卵活性
があることが明らかとなった（図４、図５）。
ａｃｔ ｔｅｓｔ ｗｉｔｈ Ｂｏｎｆｅｒｒｏｎｉ−
ａｄｊｕｓｔｅｄ ｐｒｏｂａｂｉｌｉｔｉｅｓを用い
て卵の生存率について純水と各検定液の間で統計検定し
た。その結果、セジロウンカでは６．４ｐｐｍ以上、ト
ビイロウンカでは１２．７ｐｐｍ以上の濃度で殺卵活性
があることが明らかとなった（図４、図５）。
【００２３】〔製剤例１〕（粉剤） 安息香酸ベンジル５重量部、カオリンクレー８５重量
部、タルク１０重量部を混合機中で粉砕混合することに
より粉剤を得た。
部、タルク１０重量部を混合機中で粉砕混合することに
より粉剤を得た。
【００２４】〔製剤例２〕（懸濁剤） 安息香酸ベンジル５０重量部、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレート３部、ＣＭＣ３部、および水４４部
を混合し、湿式粉砕することにより懸濁剤を得た。
ビタンモノオレート３部、ＣＭＣ３部、および水４４部
を混合し、湿式粉砕することにより懸濁剤を得た。
【００２５】〔製剤例３〕（水和剤） 安息香酸ベンジル９５重量部、リグニンスルホン酸カル
シウム３部、ラウリル硫酸ナトリウム２部をよく粉砕混
合することにより水和剤を得た。
シウム３部、ラウリル硫酸ナトリウム２部をよく粉砕混
合することにより水和剤を得た。
【００２６】
【発明の効果】本発明のウンカ類防除剤によれば、ウン
カ類の卵に優れた殺卵作用が発揮され、ウンカ類により
もたらされる重大なイネ虫害を未然に防除することでき
る。
カ類の卵に優れた殺卵作用が発揮され、ウンカ類により
もたらされる重大なイネ虫害を未然に防除することでき
る。
【図１】 セジロウンカの液浸化産卵部位と無産卵部
位のフロリジルカラムクロマトグラフィー画分を用いた
生物検定結果を示す。
位のフロリジルカラムクロマトグラフィー画分を用いた
生物検定結果を示す。
【図２】 セジロウンカの液浸化産卵部位と無産卵部
位の４０％エーテル／ヘキサン２０−３０ｍｌ画分のＧ
Ｃ−ＭＳ（ＥＩ）分析結果を示す。
位の４０％エーテル／ヘキサン２０−３０ｍｌ画分のＧ
Ｃ−ＭＳ（ＥＩ）分析結果を示す。
【図３】 セジルウンカの液浸化産卵部位の４０％エ
ーテル／ヘキサン２０−３０ｍｌ画分に特異的に存在す
る物質のマススペクトルを示す。
ーテル／ヘキサン２０−３０ｍｌ画分に特異的に存在す
る物質のマススペクトルを示す。
【図４】 安息香酸ベンジルを標品としたセジロウン
カ卵に対する生物検定結果を示す。
カ卵に対する生物検定結果を示す。
【図５】 安息香酸ベンジルを標品としたトビイロウ
ンカ卵に対する生物検定結果を示す。
ンカ卵に対する生物検定結果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−57501（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 安息香酸ベンジルを有効成分として含有
することを特徴とするウンカ類防除剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7285402A JP2726402B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | ウンカ類防除剤 |
| DE1996622963 DE69622963T2 (de) | 1995-11-01 | 1996-04-04 | Benzyl-benzoat enthaltende Zusammensetzungen zur Bekämpfung von Zikaden |
| EP19960105468 EP0772974B1 (en) | 1995-11-01 | 1996-04-04 | Benzyl benzoate containing compositions for controlling planthoppers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7285402A JP2726402B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | ウンカ類防除剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124412A JPH09124412A (ja) | 1997-05-13 |
| JP2726402B2 true JP2726402B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17691068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7285402A Expired - Lifetime JP2726402B2 (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | ウンカ類防除剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0772974B1 (ja) |
| JP (1) | JP2726402B2 (ja) |
| DE (1) | DE69622963T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009135252A1 (en) * | 2008-05-06 | 2009-11-12 | Wobelea Pty Limited | Treatment of fruit or vegetables |
| WO2012093481A1 (ja) | 2011-01-06 | 2012-07-12 | イビデン株式会社 | 排ガス処理装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2505611B1 (fr) * | 1981-05-13 | 1985-10-25 | Roussel Uclaf | Nouvelles compositions destinees a la lutte contre les parasites du riz renfermant un organochlore et un pyrethrinoide |
| DE3430611A1 (de) * | 1984-08-20 | 1986-02-20 | Werner & Mertz Gmbh, 6500 Mainz | Mittel zur abtoetung von hausstaubmilben und dessen verwendung |
| EP0390741A1 (de) * | 1989-03-30 | 1990-10-03 | Ciba-Geigy Ag | Schädlingsbekämpfung |
| IL102846A (en) * | 1992-08-18 | 2001-08-08 | Israel State | Arthropod control composition for plant protection |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP7285402A patent/JP2726402B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-04 DE DE1996622963 patent/DE69622963T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-04 EP EP19960105468 patent/EP0772974B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69622963T2 (de) | 2003-04-24 |
| EP0772974A1 (en) | 1997-05-14 |
| JPH09124412A (ja) | 1997-05-13 |
| EP0772974B1 (en) | 2002-08-14 |
| DE69622963D1 (de) | 2002-09-19 |
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| SU1477230A3 (ru) | Инсектоакарицидна композици (ее варианты) | |
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