JP2726092B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2726092B2
JP2726092B2 JP7895989A JP7895989A JP2726092B2 JP 2726092 B2 JP2726092 B2 JP 2726092B2 JP 7895989 A JP7895989 A JP 7895989A JP 7895989 A JP7895989 A JP 7895989A JP 2726092 B2 JP2726092 B2 JP 2726092B2
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茂 市原
篤 斉藤
明 服部
守人 滝
友和 田中
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はパチンコ機等の遊技機に関する。
[従来の技術] 従来のパチンコ機では遊技盤の前面に取付けられた入
賞装置の可動部材、例えば入賞口を開閉する1対の揺動
体を駆動するための駆動手段は例えば入賞装置自体に取
着されていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来のパチンコ機では入賞装置の可動部材を駆動する
駆動手段を狭いスペースに取付ける必要があるため、入
賞装置が機能的に制限され、また、駆動手段の取付手数
が煩雑となる問題点があった。
本発明は上記問題点を解消することを課題とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明の遊技機は遊技盤の裏側へ転動したセーフ球を
誘導するために遊技盤の裏面に装着されたセーフ球誘導
ケースの一部には遊技盤に装着された入賞装置の可動部
材に対しこの可動部材を駆動するために連係された駆動
手段を取付けた構成を有する。
[作 用] 遊技盤の裏側へ転動したセーフ球を誘導するために装
設されて、入賞装置の可動部材を駆動するための駆動手
段が取付けられたセーフ球誘導ケースを遊技盤の裏面に
組付けることによって前記駆動手段を遊技盤に取付け、
前記可動部材を前記駆動手段によって駆動する。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
遊技機において、遊技盤1の裏面1bの一側縁付近には
縦長状の支持部材3が、この支持部材3の前側面の上下
端部にそれぞれ突出形成された横出片を介して垂直状に
取着され、この支持部材3には遊技盤1の裏面1b側に露
出された各種部材を開閉可能に覆蓋するための裏カバー
2が片持状で水平方向への回動可能に支持され、この裏
カバー2には図示しない制御基板が組付けられている。
遊技盤1の裏面1bの他側縁の内方には裏カバー2を閉止
状態で解放可能にロックするための係止部材4が取着さ
れている。
遊技盤1の裏面1bで支持部材3と係止部材4との間に
は遊技盤に開設された天入賞口5A、左入賞口5B、左下入
賞口5C、右上入賞口5D、右下入賞口5E、中入賞口5F等の
各入賞口内を通過して遊技盤1の前面1a側から裏面1b側
へ転動したセーフ球をそれぞれ所定位置へ誘導するため
に透明の合成樹脂材で成形されたセーフ球誘導ケース6
が、形状に形成されて遊技盤1の裏面1bに打込まれた
止め釘74〜74によって取付けられている。
セーフ球誘導ケース6には天入賞口5A内へ落入したセ
ーフ球をセーフ球誘導ケース6の右下コーナ打へ誘導す
るために断面がコ形状で正面がほぼ逆L形状の第1誘導
樋8が形成され、この第1誘導樋8の中央部付近の外方
には左上入賞口5B内及び右下入賞口5C内へ落入したセー
フ球を左下入賞口5Cの後側の外方へ送出するために垂直
状に形成されてコ形状の断面を有する第2誘導樋9が並
行状に連設され、この第2誘導樋9の下端に設置された
ガイド板9aには外方へ若干下傾するガイド面が形成され
ている。セーフ球誘導ケース6の支持部材3側端部には
コ形状の断面を有する第3誘導樋10が垂直状に形成さ
れ、この第3誘導樋10の上部の外方には左上入賞口5B内
及び左下入賞口5C内へ落入したセーフ球を左下入賞口5C
の後側の外方へ送出するために垂直状に形成されてコ形
状の断面を有する第4誘導樋11が並行状に連設され、こ
の第4誘導樋11の下端に設置されたガイド盤11aには外
方へ若干下傾するガイド面が形成されている。第1誘導
樋8の下部内方には中入賞口5F内へ落入したセーフ球を
第1誘導樋8の下方へ誘導するために第1誘導樋8の下
端に連通されて高さが中入賞口5F側から第1誘導樋8の
下端側へ段階状に漸減する第5誘導樋が連設されてい
る。第5誘導樋12内には中入賞口5F内へ落入したセーフ
球の通過を検出するための入球検出スイッチ69が挿入さ
れている。
第5誘導樋12の内端の前端縁の内方には第3誘導樋10
の内端の前端縁下部に連設されて遊技盤1の裏面に添設
された接続板13が連設され、セーフ球誘導ケース6は第
1誘導樋8、第2誘導樋9、第3誘導樋10、第4誘導樋
11、第5誘導樋12及び接続板13が一体状に連接されて形
成されている。
接続板13の裏面にはそれぞれ後方へ突出された左右1
対の支持部材14,14が並設され、図示右側の支持部材14
と、左側の支持部材14の上片14aとは同一高さでそれぞ
れ直立状に形成され、左側の支持部材14の下片14bは上
片14aより高さが低減されるとともに、この下片14bの下
端付近は正面L形状に曲折されている。右側の支持部材
14の上端部と、左側の支持部材14の上片14aの下端部及
び下片14bの下端部とにはそれぞれ円柱状の締着部14cが
形成されるとともに、右側の支持部材14の下端部の後端
面と、右側の支持部材14の上片14aの下端部とにはそれ
ぞれ突起14dが突設されている。
右側の支持部材14の後端面と、左側の支持部材14の上
片14aの後端面とには平板状の取付板51が、この取付板5
1に貫設された1対の第1位置決め孔51a,51a内に対し両
支持部材14の両突起14dがそれぞれ嵌挿された状態でビ
ス71,71によって垂直状に締着され、取付板51の中央部
付近には上下1対の第2位置決め孔51b,51bが貫設され
ている。
取付板51の前側には後記入賞装置15の両可動部材25を
駆動するために装設されて、中央制御装置の指令によっ
て上下方向へ進退動制御される作動軸50aを有するソレ
ノイド50が固定部材52を介して下向き状に設置されてい
る。固定部材52は取付板51の後側面に添接された上片52
aと、この上片52aの下端縁の右端付近の前下方に対し、
段差状に連設されて左側の支持部材14の下片14bの後端
面に添接された下片52bとを有し、上片52aの前側面には
取付板51の両第2位置決め孔51bと、ソレノイド50の枠
板50bに貫設された1対の位置決め孔50cとに嵌挿するた
めの上下1対の突起52c,52cが突設されている。
ソレノイド50は固定部材52が、この固定部材52とソレ
ノイド50との間に挟まれた取付板51の後側面に対し固定
部材52及び取付板51を貫通してソレノイド50の枠板50b
に螺着されたビス72,72によって締着され、かつ固定部
材52の下片52bが左側の支持部材14の下片14bにビス73に
よって締着され、固定部材52の両突起52cが取付板51の
両第2位置決め孔51B内及びソレノイド50の両位置決め
孔51c内にそれぞれ嵌挿されて位置決めされた状態で取
付板51の前側面に取着されている。
遊技盤1の下部の中央部付近に対し埋め込み状に取付
けられた入賞装置15において、この入賞装置15の基体16
は左右両端部付近がそれぞれ側方へ延出されて中央部付
近が上方へ突出された正面形状を有し、遊技盤1の前面
1aにビス着されている。
基体16はこの基体16の周縁部を構成する無端枠状のベ
ース枠17と、このベース枠17の周縁部に沿って開設され
た開口部17aを覆蓋するために同開口部17a内の前端に対
し密嵌状に嵌合されて透明の合成樹脂材で成形されたカ
バー板18とを備えている。
ベース枠17はその前端に対し全周にわたって外方へ突
出形成されたフランジ部17bが、遊技盤1に開設された
取付孔1cの孔縁に掛止さて遊技盤1の前面1aに締着され
た状態でこの取付孔1c内に嵌挿されている。
ベース枠17の上片17cの中央部付近と、下片17dの中央
部付近の後端とにはベース枠17内を5室に区画する三又
状の仕切片17e,17eが左右対称状に橋架されている。
ベース枠17の底面状には光線を反射させるために光沢
を有するフィルム状の反射膜70がほぼ全面にわたって貼
着されている。
カバー18の左右両端部、中央部の上端及び左右部の下
端にはそれぞれ後方へ突出された係止爪18a〜18aが弾性
変形可能に形成され、カバー18は各係止爪18aの先端が
ベース枠17に対し各係止爪18aにそれぞれ対向して貫設
された係合孔17f〜17f内に対し弾性的に係合した状態
で、ベース枠17内の前端に対し取外し可能に係着され、
カバー板18の前面はベース枠17のフランジ部17bの前面
に整合されている。
カバー板18の中央部の上端付近には上貫通孔19Aが貫
設され、カバー板18の中央部で上貫通孔19Aの下方には
左右1対の中貫通孔19B,19Bが貫設され、また、カバー
板18の中央部の下端付近で両中貫通孔19Bの下方には下
貫通孔19Cが貫設されている。
カバー板18の前面の中央部上端には平面形状が形状
で前方へ突出された上球受部材21が上貫通口19Aに対向
して一体状に形成され、この上球受部材21にはセーフ球
を通過させるための通過口20が開口されるとともに、上
球受部材21内には通過口20内を通過したセーフ球を検出
するための上入球検出スイッチ22の前部がカバー板18の
上貫通孔19Aを貫通して挿入され、上入球検出スイッチ2
2の前部には通過口20内へ落入したセーフ球を通過させ
る検出口22aが貫設されている。
カバー板18の前面の中央部で通過口28の直下にはカバ
ー板18の前方に垂立されてU形状の輪郭形状を有する前
板23aと、この前板23aの裏面に対しその端縁に沿って連
接されてU形状に湾曲された樋板23bとを有する下球受
部材23がカバー板18の下貫通孔19Cに対向して取付けら
れて遊技盤1の前面1aの前方へ突出され、この下球受部
材23の上端には大入賞口30が開口され、また、下球受部
材23の底面上にはこの下球受部材23内の下端へ落下した
セーフ球を後方へ誘導するために後方へ下傾するガイド
片23cが突出形成されている。
下球受部材23の前板23aの左上端部とカバー板18との
間、及び前板23aの右上端部とカバー板18との間には左
右1対の支軸24,24がそれぞれ前後方向に沿って水平状
に横架されている。
この両支軸24は通過口20及び大入賞口30を開閉するた
めに相反方向へ揺動制御される左右1対の可動部材25,2
5の外側下端部に貫挿され、両可動部材25は下球受部材2
3に対し両支軸24を介してそれぞれ左右方向への揺動可
能で左右相対向状に枢着されている。
両可動部材25は上球受部材21の前方にそれぞれ垂立さ
れて上外コーナ部付近が円弧状に湾曲された前板25a
と、この前板25aの裏面に対しその内側上端縁から外側
下端縁にわたって連接されて後方へ突出された翼片25b
とをそれぞれ有し、両可動部材25の翼片25bの後側面の
下端には後方へ水平状に突出された伝動ピン27,27がそ
れぞれ一体状に形成されている。
両可動部材25がそれぞれ内方へ揺動したときには両可
動部材25の前板25aの内端縁及び翼片25bの上端縁がそれ
ぞれほぼ密接して通過口20及び大入賞口30が両可動部材
25によって閉止される一方、両可動部材25がそれぞれ外
方へ揺動したときには両可動部材25の翼片25bの上端縁
が離隔して通過口20及び大入賞口30が開放される。
下球受部材23内には両可動部材25がそれぞれ外方へ揺
動して通過口20及び大入賞口30が開放されたときに、拡
開した両可動部材25の翼片25b上へ転落して横方向から
大入賞口30内へ落入したセーフ球と、通過口20内へ落入
してから大入賞口30内へ落入したセーフ球とを検出する
ために上入球検出スイッチ22の直下に配設された下入球
検出スイッチ26の前部がカバー板18の下貫通口19Cを貫
通して挿入され、この下入球検出スイッチ26の前部には
下入賞口48に対設された検出口26aがセーフ球を通過さ
せるために貫設されている。
大入賞口30内に落入したセーフ球は下球受部材23内の
下端へ転落してから、カバー板18の下貫通口19C内を通
じて後方へ導出される。
カバー板18の左右部の上端にはカバー板18の前方に垂
立された前片18aと、この前片18aの後側面の端縁に連接
されて後方へ水平状に突出され、U形状に湾曲された後
片28bとを有する左右1対の横球受部材28,28がそれぞれ
カバー板18を貫通した状態で一体状に形成されている。
この両横球受部材28の前上端にはセーフ球を落入させる
ための始動口48がそれぞれ開口されるとともに、この両
横球受部材28内にはカバー板18に対し水平状に貫挿され
た左右の入球検出スイッチ29,29の前部がそれぞれ挿入
され、この両入球検出スイッチ29の前部には始動口48に
対設された検出口29aがセーフ球を通過させるためにそ
れぞれ貫設されている。
ベース枠17の後側面には透明の合成樹脂材で成形され
てベース枠17の輪郭形状とほぼ等しい輪郭形状を有する
裏板31がビスを介して取着され、この裏板31の前端に形
成されてベース枠17の後側面に添設された前壁部31aの
中央部には開口部32が上端から下端にわたって開設さ
れ、この開口部32の上端付近には上球受部材21内に挿入
された上入球検出スイッチ22を挿通するために開口幅が
若干縮小された挿通部32aが形成されている。この挿通
部32aの上方で開口部32の両側開口縁の上端には平面が
形状に形成されて後方へ突出された上連結片53が一体
状に跨架され、この連結片53の後端部の下端には前記上
入球検出スイッチ22の後端面に対接して後方への上入球
検出スイッチ22の脱抜を規制するために前方へほぼ水平
状に延出された規制片54が一体状で上下方向への弾性変
形可能に形成されている。
カバー板18の下貫通孔19Cの後方で開口部32の下端部
の両側開口縁には平面が形状に形成されて後方へ突出
された下連結片55が一体状に跨架され、この下連結片55
の後端部の上端には下球受部材23内に挿入された下入球
検出スイッチ26の後端面に対接して後方への下入球検出
スイッチ26の脱抜を規制するために前方へほぼ水平状に
延出された規制片56が一体状で上下方向への弾性変形可
能に形成されている。
裏板31の前壁部31aの後側面の下端付近に連接されて
前壁部31aのほぼ全長にわたって後方へ突出された横長
状の底板31bの左右両端部付近の後端上にはそれぞれ垂
立部31cが一体状に垂立され、また、前壁部31aの左右両
端部付近には始動口48内へ落入したセーフ球を後下方へ
転落させるために両始動口48の後方にそれぞれ配設され
た切欠部57が凹設され、この両切欠部57の上端には両横
球受部材28内に挿入された左右の入球検出スイッチ29を
挿通するための挿通部がそれぞれ形成されている。両垂
立部31cの内端には入球検出スイッチ29の後端面の下端
付近に対接して後方への入球検出スイッチ29の脱抜を阻
止するためにそれぞれ前方の横球受部材28側へほぼ水平
状に突出された規制片58,58がそれぞれ一体状で上下方
向への弾性変形可能に形成されている。
裏板31の前壁部31aの裏面で開口部32の中央部付近の
両側方にはそれぞれ後方へ水平状に延出された支持棒5
9,59が一体状に突設されるとともに、前記下連結片55の
後端面には後方へ水平状に延出された支持棒60が一体状
に突設されている。
取付部材31の両垂立部31cの後側面には後方へ突出さ
れた円筒状のランプ受け61,61がそれぞれ一体状に連接
され、この両ランプ受け61内にはそれぞれ第1ランプ62
が前向き状に挿入されている。前板31aの開口部32の両
側方にはそれぞれ丸孔状の透過孔31dが貫設されてい
る。
裏板31の前壁部31aの中央部付近の裏面で開口部32の
一側方に挿着されて後方へ水平状に延出された支持ピン
33にはソレノイド50の作動軸50aの進退動動作を前記両
可動部材25に伝達するための伝動レバ34が揺動可能に枢
支され、この伝動レバ34の中央部に形成されて支持ピン
33が貫挿された基部34aの後端には内方へ延出された内
片34bが一体状に連接される一方、基部34aの前端には外
方へ延出された外片34cが一体状に連接され、内片34bの
先端部にはこの先端部の前方の開口部32の中央部付近に
向ってそれぞれ突出された上下1対の内連動ピン34d,34
dが一体状に形成される一方、外片34cの先端にはソレノ
イド50の作動軸50aに対向して後方へ水平状に突出され
た外連動ピン34eの基端部が挿着され、伝動レバ34はソ
レノイド50の作動軸50aの進退動動作に連動して上下方
向へ揺動する。
カバー板18の中央部付近の後方に設置された半透明の
第1有色レンズ36には有色合成樹脂材で後方開放の中空
体状に成形されて、カバー板18の後方に配設された前板
36aと、この前板36aの裏面の周縁部に連接されて後方へ
外傾状に突出された後板36bと、この後板36bの後端縁に
連接されて外方へ突出された突縁36cとを有し、突縁36c
がベース枠17の中央部付近の後端面及び前記仕切片17e
と、裏板31との間に挟止されかつ前板36a及び後板36bが
ベース枠17内の中央部付近で前記両仕切片17e間に装入
された状態で基体16内の中央部に取付けられている。第
1有色レンズ36の前板36aにはカバー板18の上貫通孔19A
に相対向する上通し孔39Aと、両中貫通孔19Bに相対向す
る中通し孔39Bと、下貫通孔19Cに相対向する下通し孔39
Cとがそれぞれ貫設され、中通し孔39Bの両側方にはそれ
ぞれ後方へ突出された左右1対の突片40,40がそれぞれ
垂直状に形成されるとともに、下通し孔39Cの両側方に
はそれぞれ後方へ突出された左右1対の突片41,41がそ
れぞれ垂直状に形成されている。
カバー板18の左右部の後方に設置された左右1対の半
透明の第2有色レンズ37,37はそれぞれ有色合成樹脂材
で後方開放の中空体状に成形され、カバー板18の後方に
垂立された前板37aと、この前板37aの裏面の周縁部に連
接されて後方へ外傾状に突出された後板37bと、この後
板37bの後端縁に連接されて外方へ突出された突縁37cと
をそれぞれ有し、突縁37cがベース枠17の左右部及び仕
切片17eと、裏板31との間で挟止されて前板37a及び後板
37bが両仕切片17eの外方でベース枠17内の左右部にそれ
ぞれ装入された状態で基体16内の左右部にそれぞれ取付
けられ、両第2有色レンズ37の内端部は第1有色レンズ
36の下端部の内側縁にそれぞれ隣接されている。両第2
有色レンズ37の後板37bの中央部付近には断面がU形状
で前端が前板37aに連接され、横球受部材28の後端に対
し突合せ状に隣接された樋部38dがそれぞれ形成されて
いる。
第1有色レンズ36の両側方でカバー板18の中央部付近
に設置された左右1対の半透明の第3有色レンズ38,38
はそれぞれ有色合成樹脂材で後方開放の中空体状に成形
され、カバー板18の後方に垂立された前板38aと、この
前板38aの裏面の周縁部に連接されて後方へ外傾状に突
出された後板38bと、この後板38bの後端縁に対し周状に
連接されて外方へ突出された突縁38cとをそれぞれ有
し、突縁38cがベース枠17の後端面及び仕切片17eと、裏
板31との間で挟止されかつ前板38a及び後板38bが両仕切
片17の上外方でベース枠17内へ装入された状態で基体16
内の中央部付近に取付けられている。
各有色レンズ36,37,38の後板36b,37b,38bの内壁面に
は前後方向に沿って形成された多数個の小突条が周方向
へ並行状に配列された凹凸面がランプ光線を乱反射させ
るためにそれぞれ形成されるとともに、第1有色レンズ
36の前板36a及び両第3有色レンズ38の前板38aの内壁面
にはローレット状の凹凸面がランプ光線を拡散させるた
めにそれぞれ形成され、また両第2有色レンズ37の前板
37bの内壁面には水平方向に沿って突設された多数個の
突条が上下方向へ並行状に配列された凹凸面がランプ光
線を拡散させるためにそれぞれ形成されている。
第1有色レンズ36の両突片40に横架された支軸43には
中通し孔39B及び前記伝動レバ34に対向して伝動部材44
が上下方向への揺動可能に支持され、この伝動部材44の
前端に突出形成されて裏板31の開口部32内に挿入された
横長状の突部44aには前方開放でアリ溝状の係合溝45が
左右方向に沿って凹設され、この係合溝45内には前記両
可動部材25の両伝動ピン27がそれぞれ係入されている。
一方、後方へ延出された伝動部材44の後片44bの後端に
は側方へ横出された連動ピン46が一体状に形成され、こ
の連動ピン44bは前記伝動レバ34と両可動部材25とを連
動可能に連係するために伝動レバ34の両連動ピン34d間
に挿入され、ソレノイド50の作動軸50aが進退動して伝
動レバ34が揺動したときには伝動部材44が上下方向へ揺
動して両可動部材25が相反方向へ揺動される。
裏板31の各支持棒59,60の後端面にはプリント回路が
後側面に印刷されたランプ基板65がビスを介して垂直状
に取着され、前記両第1ランプ62の接続端子はこのラン
プ基板65のプリント回路にリード線を介して接続されて
いる。
ランプ基板65の左右方向の中央部の上端には裏板31の
開口部32の上部及び第1有色レンズ36の前板36aに対向
してランプ基板65の前方へ水平状に突出された左右1対
の第2ランプ66,66が、その各1対の接続端子がランプ
基板65を貫通してプリント回路にはんだ付けされた状態
で取付けられている。
両第2ランプ66の両下外方でランプ基板65の左右部に
は裏板31の前記両透過孔31dにそれぞれ対向してランプ
基板65の前方へ水平状に突出された左右1対の第3ラン
プ67,67がその各1対の接続端子がランプ基板65を貫通
してプリント回路にはんだ付けされた状態で取付けられ
ている。
ランプ基板65の左右両端部の下端には両第2有色レン
ズ37の前板37aの内端付近に対向してランプ基板65の前
方へ水平状に突出された左右1対の第4ランプ68,68が
その各1対の接続端子がランプ基板65を貫通してプリン
ト回路にはんだ付けされた状態で取付けられている。
各ランプ62,66,67,68を点灯したときには各ランプ62,
66,67,68のランプ光線が各有色レンズ36,37,38を透過し
て各有色レンズ36,37,38が照し出される。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説
明する。
本例では遊技盤1の裏側へ転動したセーフ球を誘導す
るために遊技盤1の裏面1bに装着されたセーフ球誘導ケ
ース6の下端に形成された接続部13には遊技盤1に装着
された入賞装置15の両可動部材25の両伝動ピン27に対し
この可動部材25を駆動するために伝動部材44及び伝動レ
バ34を介して連係されたソレノイド50を取付けてある。
このため、入賞装置15の両可動部材25を駆動するソレ
ノイド50をセーフ球誘導ケース6の一部を有効活用して
遊技盤1の裏側に取付けることができ、遊技盤1の裏側
におけるソレノイド50の取付けスペースを削減し得ると
ともに、セーフ球誘導ケース6にソレノイド50を取付け
た状態でセーフ球誘導ケース6を遊技盤1の裏面に組付
けることによってソレノイド50を遊技盤1の裏側に取付
けることができるので、遊技盤1の裏側へのソレノイド
50の取付手数を軽減することができ、また、ソレノイド
50と、このソレノイド50の作動軸50aの動作を可動部材2
5に伝達する伝動レバ34との位置合わせを簡略化し得る
効果がある。
また、入賞装置15の基体16に取付けた各有色レンズ36
〜38を透明のカバー板18で覆蓋してあるので、各有色レ
ンズ36,37,38をその各色彩及び明度をそろまま保持した
状態で各ランプ62,66,67,68によって照し出すことがで
き、各有色レンズ36,37,38の照明状態を鮮明化して入賞
装置15の照明効果を高めることができる。
さらに、各有色レンズ36,37,38の内壁面にそれぞれ凹
凸面を形成してあるので各ランプ62,66,67,68の照射光
が拡散して各有色レンズ36,37,38を透過し、各有色レン
ズ36,37,38をそれぞれ全体的に一様な明度で照し出すこ
とができ、各有色レンズ36,37,38による照明効果を均整
化することができる。
[発明の効果] 本発明は遊技盤の裏側へ転動したセーフ球を誘導する
ために遊技盤の裏面に装着されたセーフ球誘導ケースの
一部には遊技盤に装着された入賞装置の可動部材に対し
この可動部材を駆動するために連係された駆動手段を取
付けたことによって、入賞装置の可動部材を駆動するた
めの駆動手段をセーフ球誘導ケースの一部を有効活用し
て遊技盤の裏側に取付けることができ、遊技盤の裏側に
おける前記駆動手段の取付けスペースを削減しうるとと
もに、取付けスペースが制限されることによって入賞装
置ひいては遊技機全体の機能が制限される不具合を解消
しうる効果がある。また、遊技盤への前記駆動手段の取
付手数を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はソレノ
イドの動作を可動部材に伝達する伝達機構の斜視図、第
2図は遊技盤の裏面図、第3図はセーフ球誘導ケースの
斜視図、第4図は可動部材が拡開した状態を説明する入
賞装置の斜視図、第5図は第2図のX−X線拡大断面
図、第6図は入賞装置の縦断面図、第7図は入賞装置の
分解斜視図である。 1……遊技盤 1b……裏面 6……セーフ球誘導ケース 16……入賞装置 25……可動部材 34……伝動レバ 44……伝動部材 50……ソレノイド
フロントページの続き (72)発明者 滝 守人 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 田中 友和 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の裏側へ転動したセーフ球を誘導す
    るために遊技盤の裏面に装着されたセーフ球誘導ケース
    の一部には遊技盤に装着された入賞装置の可動部材に対
    しこの可動部材を駆動するために連係された駆動手段を
    取付けたことを特徴とする遊技機。
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