JP2725780B2 - ペプチドアミドの合成 - Google Patents

ペプチドアミドの合成

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なスペーサーおよびその製造方法および
これらの酸−不安定な固定基を使用した固相法によるペ
プチドアミドの合成に関するものである。
一般に、J.P.タム等〔Tetrahedron Lett.22巻2851頁
(1981年)〕によって記載されているようなベンズヒド
リルアミン樹脂またはメチルベンズヒドリルアミン樹脂
が、固相合成によるペプチドアミドの製造に対して使用
されている。他の方法は、担体−結合したペプチドベン
ジルエステルの加安分解からなる〔C.レスラー等:J.Am.
Chem.Soc.76巻3107頁(1951年)〕。両方法の特徴は、
スペーサーを分裂するのに必要な強酸(液状弗化水素ま
たはトリフルオロメタンスルホン酸)、副反応または不
完全な分裂である。
それ故に、本発明は、担体樹脂からのペプチドアミド
のおだやかな且つ良好な分裂を可能にする新規なスペー
サーを見出す目的に基づくものである。
この目的は、本発明により一般式(I) の化合物によって達成される。
上記式中、 R1は(C1〜C8)−アルキルまたは(C6〜C14)−アリ
ールを示し、 R2は水素または弱酸もしくは塩基により分裂できるア
ミノ保護基によって保護されたアミノ酸残基を示し、 R3は水素または(C1〜C4)−アルキルを示し、 Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9は、水素、
(C1〜C4)−アルキル、(C1〜C4)−アルコキシまたは
-O-(CH2)n-COOHを示しそして1個の残基が-O-(CH2)n-CO
OHであるほかは残基は同一または異なることが可能であ
りそして nは1〜6の整数を示す。
一般式(I)の好適な化合物は、R1がメチルでありそ
してnが1、2または3の整数である化合物である。
同様に、この一般式(I)の好適な化合物は、R2がウ
レタン保護基特にFmoc(9-fluorenylmethoxycarbonyl)
により保護されたアミノ酸残基を示しそしてR3が水素を
示す化合物である。
更に、残基Y1〜Y9は、特にメチルまたはメトキシを示
しそして但し1個の残基が-O-(CH2)n-COOHでありそして
これらの残基の少なくとも4個が水素である。
Y1、Y3、Y5、Y7またはY8が残基-O-(CH2)n-COOHを示す
ことが好適である。
アルキルおよびアルコキシは直鎖状または有枝鎖状で
あることができる。
(C6〜C14)−アリールの例は、フエニル、ナフチ
ル、ビフエニリル、またはフルオレニルである。フエニ
ルが好適である。
R2はアミノ酸好適にはキラリテイをもつ場合はD−ま
たはL−形態であり得るα−アミノ酸の残基を示す。好
適な残基は、天然にあるアミノ酸、それらの鏡像体、同
族体、誘導体および簡単な代謝産物〔例えばチエメ、ス
タツトガルトのウエンシユ等ホウベン−ワイル15/1およ
び2(1974年)参照〕の残基である。このように次のも
のが適当な例である。
Aad、Abu、γAbu、ABz、2ABz、εAca、Ach、Acp、Adp
d、Ahb、Aib、βAib、Ala、βAla、ΔAla、Alg、All、A
ma、Amt、Ape、Apm、Apr、Arg、Asn、Asp、Asu、Aze、A
zi、Bai、Bph、Can、Cit、Cys、Cyta、Daad、Dab、Dad
d、Dap、Dapm、Dasu、Djen、Dpa、Dtc、Fel、Gln、Gl
u、Gly、Guv、hCys、His、hSer、Hyl、Hyp、3Hyp、Il
e、Ise、Iva、Kyn、Lant、Lcn、Leu、Lsg、Lys、βLy
s、ΔLys、Met、Mim、Min、nArg、Nle、Nva、Oly、Or
n、Pan、Pec、Pen、Phe、Phg、Pic、Pro、ΔPro、Pse、
Pya、Pyr、Pza、Qin、Ros、Sar、Sec、Sem、Ser、Thi、
βThi、Thr、Thy、Thx、Tia、Tle、Tly、Trp、Trta、Ty
r、Valおよび相当する鏡像体D−アミノ酸の残基。
該アミノ酸残基の側鎖の官能基は、保護することがで
きる。適当な保護基は、ヒユブツフ、コンタケト(メル
ク)1979年、No.3、14-23頁およびブレスバフ、コンタ
ケト(メルク)1980年、No.1、23〜35頁に記載されてい
る。
塩基−不安定なまたは弱酸に対して不安定な保護基
は、特にウレタン保護基例えばFmoc、Ddz、Bpoc、Msc、
Peoc、PseおよびTse好適にはFmocである〔例えばヒユブ
ツフ、コンタケト(メルク)1979年、No.3、14〜23頁を
参照されたい〕。
本発明は、また、 (a)式(II) 〔式中R1は(C1〜C8)−アルキルまたは場合によっては
置換された(C6〜C14)−アリールを示し、Y1、Y2
Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9は水素、(C1〜C4)−
アルキル、(C1〜C4)−アルコキシまたは-O-(CH2)n-CO
OHを示しそして1個の残基が-O-(CH2)n-COOHであるほか
は残基は同一または異なることができそしてnは1〜6
の整数である〕の化合物を式(III) 〔式中R2は水素または弱酸もしくは塩基によって分裂で
きるアミノ保護基により保護されているアミノ酸残基を
示しそしてR3は水素または(C1〜C4)−アルキルを示
す〕の化合物と反応させるか、または、 (b)式(IV) 〔式中、R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
は前述した通りである〕の化合物をヒドロキシルアミン
と反応させて式(V) 〔式中、R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
は前述した通りである〕の化合物としそれから好適には
氷酢酸中で亜鉛を用いてこのオキシムをアミンに還元し
〔S.ガエデ、G.マツエダ:Int.J.Peptide Protein Res.1
8巻451頁(1981年)〕そして適当な場合はその誘導体に
変換することからなる式(I)の化合物の製造方法に関
するものである。
式(II)の化合物と式(III)の化合物との反応は、
好適には例えば酢酸のような極性プロトン性溶剤中で0
℃と反応混合物の沸点の間の温度で実施される。
式(III)の化合物は新規である。
式(II)の化合物は、例えば、硼水素化ナトリウムの
ようなケト基に対して選択的である適当な還元剤による
式(IV) 〔式中、R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
は前述した通りである〕のベンゾフエノン誘導体の還元
によって得られる。
式(IV)のベンゾフエノン誘導体は、 (a)式(IV)〔式中、R1は前述した通りでありそして
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9は水素、(C1
〜C4)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキシを示し
そして残基Y1〜Y9の1個はヒドロキシルを示す〕のベン
ゾフエノンを式(VI) Hal-(CH2)n-COOH (VI) 〔式中、Halはハロゲンを示しそしてnは前述した通り
である〕のω−ハロゲン脂肪酸またはそのエステルと反
応させ、エステルの場合においては次に例えばエステル
基のアルカリ性加水分解を行うことによって〔M.プラシ
ヤド等:Indian J.Chem.17B、496-498頁(1979年)〕、 (b)例えば三塩化アルミニウムまたは四塩化チタンの
ようなルイス触媒を使用して式(VII) 〔式中、R1、Y6、Y7、Y8、およびY9は前記(a)に定義
した通りである〕の塩化ベンゾイルを式(VIII) 〔式中、Y1、Y2、Y4、Y5およびnは(a)に定義した通
りでありそしてR4は(C1〜C8)−アルキル好適にはメチ
ルまたはエチルを示す〕のω−フエノキシアルカン酸と
反応させることによって〔Organikum 13版354頁(1974
年)〕、または、 (c)式(VII)の適当な塩化ベンゾイルを式(IX)の
適当に置換されたフエノールと反応させて式(X) の相当するフエニルエステルを得、次に例えば四塩化チ
タンのようなルイス酸を使用してフリース異性化を行い
〔R.マーチン等:Monatsh.Chemie 110巻1057〜1066頁(1
979年)そして更に式(VI)〔式中Halおよびおよびnは
前述した通りである〕のω−ハロゲン脂肪酸と反応させ
ることによって得られる。
式(VIII)の化合物は、例えばジメチルホルムアミド
(DMF)中の水素化ナトリウムまたはアセトン中の炭酸
カリウムを使用して式(IX) の相当するフエノールを適当なω−ハロゲノアルカン酸
エステルと反応させることによって製造される。また、
同様にして、一般式(I)に相当する式(VII)、(VII
I)、(IX)および(X)の化合物を製造することがで
きる。
更に、本発明は、式(XI) P-R2-NH-R3 (XI) 〔式中、Pは1個以上のα−アミノ酸からなるペプチド
残基を示し、R2は弱酸もしくは塩基により分裂できるア
ミノ保護基で保護されているアミノ酸残基を示しそして
R3は前述した通りである〕の化合物の固相合成に式
(I)〔式中R2は水素を示さない〕の化合物を使用する
ことおよびペプチド化学において慣例の結合試薬を使用
して式(I)の化合物を-O-(CH2)n-COOH基によって樹脂
に結合させ、アミノ酸R2上の保護基を分裂し、適当な場
合は活性化誘導体の形態にありそして塩基−不安定なま
たは弱酸に対して不安定なアミノ保護基によって一時的
に保護された1個以上のα−アミノ酸を段階的に結合さ
せそして合成が完了した後、適度の強酸による処理によ
って(一時的に導入された側鎖保護基は同時に再分裂さ
れる)またはそれにつづく適当な手段によって樹脂から
式(XI)のペプチドを遊離させることからなる固相合成
により式(XI)〔式中P、R2およびR3は前述した通りで
ある〕のペプチドを製造する方法に関するものである。
副反応を防止するためにまたは特殊なペプチドの合成
に対して必要な場合は、アミノ酸の側鎖の官能基は更に
適当な保護基〔例えば、ニユーヨークのジヨンウイリー
アンドソンのT.W.グリーン:有機合成における保護基
(1981年)を参照されたい〕によって保護される。主と
して使用されるものは、Arg(Tos)、Arg(Mts)、Arg
(Mtr)、Asp(OBzl)、Asp(OBut)、Cys(4-MeBz
l)、Cys(Acm)、Cys(SBut)、Glu(OBzl)、Glu(OB
ut)、His(Tos)、His(Fmoc)、His(Dnp)、His(Tr
t)、Lys(Cl-2)、Lys(Boc)、Met(O)、Ser(Bz
l)、Ser(But)、Thr(Bzl)、Thr(But)である。
担体物質として使用される樹脂は、例えばアルコキシ
ベンジルアルコール樹脂、アミノメチル樹脂またはベン
ズヒドリルアミノ樹脂のような商業的に入手できるもの
または本発明者等によって製造されるものである。ベン
ズヒドリルアミノ樹脂(BHA)およびメチル−O ベンズ
ヒドリルアミノ樹脂(MBHA)が好適である。ローデング
(loading)は、アミノ酸分析および(または)元素分
析によって測定される。
式(I)の化合物および更にアミノ酸誘導体に対する
結合剤としてペプチド合成において使用されるすべての
可能な活性化試薬〔例えばホウベン−ワイルの有機化学
の方法15/2巻を参照されたい〕特に例えばN,N′−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、N,N′−ジイソプロピル
カルボジイミドまたはN−エチル−N′−(2−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミドのようなカルボジイ
ミドを使用することができる。この結合は、アミノ酸誘
導体を活性化試薬および適当である場合は例えば4−ジ
メチルアミノピリジン、1−ヒドロキシ−ベンゾトリア
ゾール(HOBt)〔W.ケーニツヒ、R.ガイゲル:Chem.Ber.
103巻708頁(1970年)〕または3−ヒドロキシ−4−オ
キソ−3,4−ジヒドロベンゾトリアジン(HOObt)〔W.ケ
ーニツヒ、R.ガイゲル:Chem.Ber.103巻2054頁(1970
年)〕のようなラセミ化を抑制する添加剤と一緒に樹脂
に添加することによって直接実施することができる。ま
たは対称無水物またはHOBtまたはHOObtエステルとして
のアミノ酸誘導体の予備活性化を別個に実施しそして適
当な溶剤中の活性化した物質の溶液を結合のために準備
されたペプチド−樹脂に加えることができる。
前述した活性化試薬の1種を使用する式(I)の化合
物およびアミノ酸誘導体の結合および活性化は、ジメチ
ルホルムアミドまたは塩化メチレンまたはこれらの混合
物中で実施することができる。活性化アミノ酸誘導体
は、通常1.5〜4倍過剰で使用される。不完全な結合が
起る場合は、順序において次のアミノ酸の結合に対して
必要であるペプチド−樹脂のα−アミノ基の解閉鎖を予
め実施することなしに結合反応を反復する。
結合反応の有利な完了は、例えばE.カイザー等によっ
てAnal.Biochem.34巻595頁(1970年)に記載されたよう
なニンヒドリン反応によってチエツクすることができ
る。合成は、また、例えばアプライド・バイオシステム
ズからのモデル430Aペプチド合成器を使用して自動的に
実施することもできる。装置の製造業者により与えられ
た合成プログラムまたは使用者自身によって構成された
合成プログラムを使用することが可能である。後者は、
特にFmoc基で保護されたアミノ酸誘導体を使用する場合
に使用される。
ペプチドアミドは、陽イオン捕獲剤としてフエノー
ル、クレゾール、チオクレゾール、アニソール、チオア
ニソール、エタンジチオール、硫化ジメチル、硫化エチ
ルメチルまたは固相合成において慣例的な同様な陽イオ
ン捕獲剤のような物質を単独でまたはこれらの補助剤の
2種またはそれ以上の混合物として添加してペプチド合
成において慣例的に使用されている適度の強酸(例えば
トリフルオロ酢酸)で処理することによって樹脂から分
裂される。これに関連して、トリフルオロ酢酸は、ま
た、例えば塩化メチレンのような適当な溶剤でうすめて
使用することもできる。側鎖保護基は、スペーサーが樹
脂から分裂されると同時に分裂される。
この方法で得られた粗製ペプチドは、セフアデツクス
(登録商標)上のクロマトグラフイー処理、イオン交換
樹脂またはHPLCによって精製される。
以下の実施例は、本発明を以下の例に限定することを
企図することなしに本発明を説明するものである。
実施例 1 メチル4−(4−メトキシベンゾイル)フエノキシアセ
テート 塩化アルミニウム(無水)64gを1,2−ジクロロエタン
160mlに溶解しそして4−メトキシベンゾイルクロライ
ド71.6gを加える。メチルフエノキシアセテート57.6ml
を撹拌しながら徐々に滴加しそして反応混合物を50℃で
4時間加熱する。混合物を氷水に滴加する。この間に油
が分離する。水性相を分離しそして残留物を撹拌しなが
ら水で3回抽出しそしてメタノールを使用して結晶化す
る。沈澱を去しそして酢酸エチルから再結晶する。
収量 54.9g(理論値の53%) 融点 146℃(148℃、酢酸エチル) 実施例 2 4−(4−メトキシベンゾイル)フエノキシ酢酸 メチルエステル(実施例1)9.0gを1,2−ジメトキシ
エタン/水(4:1、v:v)120mlに溶解しそして2N NaOH 1
5mlを加える。混合物を3時間撹拌しそしてpHを3N HCl
で3に調整する。有機溶剤を真空蒸発しそして沈澱した
生成物を取し、水で洗滌しそして高真空下で乾燥す
る。
収量 8.4g(理論値の98%) 融点 181〜182℃ 実施例 3 (4−カルボキシメトキシフエニル)−4−メトキシフ
エニルカルビノール 4−(4−メトキシベンゾイル)フエノキシ酢酸11.2
gを80%強度のメタノール600mlに溶解(還流)しそして
N−メチルモルホリン4.4mlを加える。硼水素化ナトリ
ウム6gを2時間にわたって少量づつ加えそして反応を還
流条件下で3時間つづける。混合物を室温に冷却しそし
て3N HClでpH2.5に酸性にする。メタノールを溜去し、
水性相を酢酸エチルで抽出しそして有機相を塩水で洗滌
し次に硫酸ナトリウム上で乾燥する。蒸溜による酢酸エ
チルの除去後、白色の無定形の粉末を得る。生成物は、
次の反応に対して直接使用される。
収量 9.3g(理論値の83%) 実施例 4 メチル2−メチルフエノキシアセテート 2−メチルフエノール108gを、乾燥アセトン500mlに
溶解しそして粉末状の炭酸カリウム165.8gを加える。ブ
ロモ酢酸メチル113mlを撹拌懸濁液に加えそして混合物
を湿気を排除しながら室温で撹拌する。反応が完了した
後、塩を吸引去しそしてアセトンで洗滌しそして液
を濃縮する。残留物を酢酸エチルにとりそして有機相を
水で洗滌し、硫酸マグネシウム上で乾燥し次に濃縮す
る。
収量 油状液体180g。このものは直接更に反応させる。
実施例 5 メチル4−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチルフ
エノキシアセテート 無水の三塩化アルミニウム146.6gを1,2−ジクロロエ
タン500mlに溶解する。0℃で、4−メトキシベンゾイ
ルクロライド187gおよびメチル2−メチルフエノキシア
セテート180gを順次に滴加する。混合物を50℃で加熱し
て反応を完了させる。それを氷上に注加しそしてpHを2N
HClで2に調整する。沈澱した生成物を吸引去しそし
て水および少量のエーテルで洗滌する。沈澱を少量の活
性炭の添加とともに熱酢酸エチルに溶解しそして混合物
を過しそして結晶化を−10℃で実施する。生成物を吸
引取し、エーテルで洗滌しそして高真空下で乾燥す
る。
収量 172.8g(理論値の55%) 融点 92〜95℃ 実施例 6 メチル4−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチルフ
エノキシアセテート 4−ヒドロキシ−3−メチル−4′−メトキシベンゾ
フエノン〔R.マーチン等:Monatsh.Chemie 110巻1057〜1
066頁(1979年)50gを乾燥DMF200mlに溶解しそしてN2
において鉱油中の水素化ナトリウムの55%分散液9gを注
意深く加える。次に、撹拌しながらブロモ酢酸メチル1
9.5mlを滴加しそして次に混合物を一夜室温で放置す
る。沈澱した塩を吸引去しそして液を真空濃縮す
る。残留物を酢酸エチルにとりそして溶液を重炭酸ナト
リウム溶液および水で洗滌する。有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し次に溶剤を真空下で除去する。残留物を
エーテルとともにすりつぶし、吸引過し次に乾燥す
る。
収量 38.9g(理論値の60%) 融点 96〜98℃ 実施例 7 メチル4−(4−メトキシベンゾイル)−フエノキシア
セテート 4−ヒドロキシ−4′−メトキシベンゾフエノン〔R.
マーチン等:Monatsh.Chemie 110巻1057〜1066頁(1979
年)〕29.1gを、乾燥アセトン400mlに溶解する。次に、
撹拌しながら、細かな粉末のK2CO3 19.3gおよびブロモ
酢酸メチル16mlを加えそして混合物を室温で撹拌する。
反応は、2日後に完了する。塩および物質の沈澱混合物
を吸引去しそして液を濃縮する。両残留物を水に懸
濁しそしてpHを2N HClで3に調整する。固体を吸引取
し、水で洗滌し次にデシケーター中で高真空下で乾燥す
る。
収量 35.7g(理論値の98%) 融点 143〜145℃ 実施例 8 4−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチルフエノキ
シ酢酸 メチル4−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチル
フエノキシアセテート35.8gを、室温で、ジオキサン240
mlおよび0.5N NaOH 240mlの混合物とともに撹拌する。
反応完了後に、有機溶剤を真空中で除去しそして水性相
を2N HClでpH3に調整し次に酢酸エチルで抽出する。有
機相を水で洗滌し、硫酸マグネシウム上で乾燥し次に濃
縮する。淡黄色の結晶が残る。
収量 30.2g(理論値の83%) 融点 149〜151℃ 実施例 9 (4−カルボキシメトキシ−3−メチルフエニル)−4
−メトキフエニルカルビノール 4−(4−メトキシベンゾイル)−2−メチルフエノ
キシ酢酸22.5gをジオキサン100mlおよび水200mlの混合
物に溶解し、1N NaOHを加えてpH9にする。硼水素化ナト
リウム2.8gを撹拌溶液に少量ずつ加えそして次に混合物
を一夜放置させる。次にジオキサンを真空中で除去しそ
して水性相を2N HClでpH3に調整し、そして酢酸エチル
で抽出する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥しそし
て濃縮する。無色のフオーム状物が残る。これをn−ヘ
キサンとともにすりつぶして無定形の粉末を得、次にこ
れを吸引取する。生成物は直接に次の反応に対して使
用する。
収量 19.2g(理論値の84%) 実施例 10 メチル2,6−ジメチルフエノキシアセテート 2,6−ジメチルフエノール65gを乾燥DMF200mlに溶解し
そしてN2下において鉱油中の水素化ナリトウムの55%懸
濁液23.2gを少量ずつ加える。次に、撹拌しならブロモ
酢酸メチル50.4mlを滴加しそして混合物を一夜放置す
る。沈澱した塩を吸引去しそして液を濃縮する。残
留物を酢酸エチルにとりそして溶液を水で抽出する。有
機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し次に濃縮する。油状
液体が残る。このものは、次の反応に直接使用される。
収量 95.8g(理論値の92%) 実施例 11 メチル2,6−ジメチル−4−(4−メトキシベンゾイ
ル)フエノキシアセテート 合成を、メチル2,6−ジメチルフエノキシアセテート1
9.4gを使用して実施例5と同様に実施する。
収量 17.4g(理論値の53%) 実施例 12 (4−カルボキシメトキシ−3,5−ジメチルフエニル)
−4−メトキシフエニルカルビノール メチル2,6−ジメチル−4−(4−メトキシベンゾイ
ル)フエノキシアセテート16.4gを、0.5N NaOH 100mlお
よびジオキサン100mlの混合物中で室温で撹拌する。メ
チルエステルの加水分解が完了した後、硼水素化ナトリ
ウム1.89gを加えそして混合物を一夜反応させる。次に
少量の不溶性物質を吸引去し、液を濃縮しそして残
留水溶液を1N HClで酸性にする。それを酢酸エチルで抽
出しそして有機相を水で洗滌し、硫酸マグネシウム上で
乾燥し次に濃縮する。残った無定形の粉末を次の反応に
対して直接使用する。
収量 11.3g(理論値の71%) Nα−Fmoc−アミノ酸の(4−カルボキシメトキシフ
エニル)−4−メトキシフエニルメチルアミドおよびN
α−Fmoc−アミノ酸の(4−カルボキシメトキシ−3−
メチルフエニル)−4−メトキシフエニルメチルアミド
およびNα−Fmoc−アミノ酸の(4−カルボキシメトキ
シ−3,5−ジメチルフエニル)−4−メトキシフエニル
メチルアミドを製造する一般的操作。
Nα−Fmoc−アミノ酸アミド10ミリモルおよび適当な
カルビノール10ミリモルを、必要な量の氷酢酸に溶解し
そして濃硫酸5〜10滴を加える。また、分子ふるい2gを
加えそして混合物を一夜放置せしめる。次に、分子ふる
いを吸引去しそして生成物の一部が沈澱したときに多
量の水でうすめる。水性相を酢酸エチルで抽出しそして
次に有機相を水で振盪することによって抽出する。硫酸
マグネシウム上の乾燥および濃縮後に残った物質を再結
晶する。
前述した一般的操作によって次の化合物を製造した。
実施例 13 Nα−Fmoc−グリシンの(4−カルボキシメトキシフエ
ニル)−4−メトキシフエニルメチルアミド 収量 65% 融点 136〜138℃ 実施例 14 Nα−Fmoc−フエニルアラニンの(4−カルボキシメト
キシフエニル)−4−メトキシフエニルメチルアミド 収量 65% 融点 159〜162℃ 実施例15 Nα−Fmoc−グリシンの(4−カルボキシメトキシ−3
−メチルフエニル)−4−メトキシフエニルメチルアミ
ド 収量 60% 融点 135〜140℃ 実施例 16 Nα−Fmoc−バリンの(4−カルボキシメトキシ−3−
メチルフエニル)−4−メトキシフエニルメチルアミド 収量 81% 融点 172〜175℃ 実施例 17 Nα−Fmoc−グリシンの(4−カルボキシメトキシ−3,
5−ジメチルフエニル)−4−メトキシフエニルメチル
アミド 収量 70% 融点 122〜126℃ 実施例 18 実施例13に記載した固定剤を使用したオキシトシン の合成。合成はラボテツクによって供給されたペプチド
合成器中で実施した。
はじめに、塩化メチレン中でトリフルオロ酢酸を使用
してBoc-Val−樹脂(ローデング0.76ミリモル/g)1.5g
から保護基を除去する。この樹脂をジクロロメタンおよ
びエチルジイソプロピルアミンで洗滌しそして再びジク
ロロメタンで洗滌しそして次に乾燥する。次に実施例13
で製造した固定剤2.1ミリモルを乾燥DMF20mlに溶解した
HOBt3.15ミリモルと一緒に樹脂に加えそしてジイソプロ
ピルカルボジイミド2.3ミリモルを加える。混合物を徐
々に撹拌しながら室温で一夜反応させる。ニンヒドリン
反応(カイザー試験)を使用して反応が完了したことを
チエツクする。次に樹脂を吸引去しそしてDMFで洗滌
しそして次に次の工程を循環的に実施するようにしてペ
プチドを樹脂上で合成する。
−Fmoc保護基をDMF中の20%ピペリジンで分裂する。
−樹脂をDMFで洗滌する。
−HOBtエステルとしての反応系中における活性化および
活性化試薬としてのジイソプロピルカルボジイミドを使
用してFmoc−アミノ酸を結合させる(アミノ酸2.1ミリ
モル、HOBt3.15ミリモル、ジイソプロピルカルボジイミ
ド2.3ミリモル)。
−樹脂をDMFで洗滌する。
もし結合が不完全な場合(カイザー試験)は、結合工
程を反復する。
使用した側鎖保護基は、チロシンに対しては第3級ブ
チルおよびシステインに対しては第3級ブチルチオであ
る。
合成の完了後、はじめにFmoc保護基を分裂しそして次
に樹脂を連続的にDMF、ジクロロメタン、イソプロパノ
ール、ジクロロメタンおよび第3級ブチルメチルエーテ
ルで洗滌しそして高真空下で乾燥する。ペプチド−樹脂
2.4gが得られる。この分裂は、トリフルオロ酢酸/チオ
アニソール/エタンジチオール(80/15/5)の混合物を
使用して室温で実施する。2時間後に、混合物を第3級
ブチルメチルエーテル中に吸引過しそして沈澱した粗
ペプチドを遠心分離によって除去し次に第3級ブチルメ
チルエーテルで3回洗滌する。第3級ブチルチオ保護基
は、pH7.3のトリフルオロエタノール/水中でトリブチ
ルホスフインによって分裂される。S−Hペプチドは、
60%強度の酢酸中沃素によって環化されそしてメタノー
ル中のセフアデツクスLH20 上のクロマトグラフィー処
理によって精製される。
オキシトシンの収率33%。真正比較試料と同一であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−45226(JP,A) Int.J.Pept.Protei n Res.,18(5),451−458 (1981)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) の化合物。 式中、R1は(C1〜C8)−アルキルまたは(C6〜C14)−
    アリールを示し、R2は水素またはFmoc(9-fluorenylmet
    hoxycarbonyl)によって保護されているアミノ酸残基を
    示し、R3は水素または(C1〜C4)−アルキルを示し、
    Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9は、水素、
    (C1〜C4)−アルキル、(C1〜C4)−アルコキシまたは
    -O-(CH2)n-COOHを示しそして1個の残基が-O-(CH2)n-CO
    OHであるほかは残基は同一または異なることが可能であ
    りそしてnは1〜6の整数を示す。
  2. 【請求項2】式(II) (式中R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
    請求項1で定義した通りである)の化合物を式(III) (式中R2およびR3は請求項1で定義した通りである)の
    化合物と反応させることからなる請求項1記載の式
    (I)の化合物の製法。
  3. 【請求項3】式(IV) (式中、R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
    は請求項1で定義した通りである)の化合物をヒドロキ
    シルアミンと反応させて式(V) (式中、R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
    は請求項1で定義した通りである)の化合物とし、次に
    このオキシムをアミンに還元することからなる請求項1
    記載の式(I)の化合物の製法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の式(I)〔但しR2は水素を
    示さない〕の化合物を樹脂に結合させ、アミノ酸R2上の
    Fmocを分裂し、適当な場合は活性化誘導体の形態にあり
    そして塩基−不安定なまたは弱酸に対して不安定なアミ
    ノ保護基によって一時的に保護された1個以上のα−ア
    ミノ酸を段階的に結合させそして合成が完了した後に一
    時的に導入された側鎖保護基が同時に再分裂されるよう
    な適度の強酸による処理によってまたはそれにつづく適
    当な手段によって樹脂から式 P-R2-NH-R3 (XI) (式中Pは1個以上の上記α−アミノ酸からなるペプチ
    ド残基を示し、R2はアミノ酸残基を示しそしてR3は請求
    項1に定義した通りである)のペプチドを遊離させるこ
    とからなる、固相合成による前記式(XI)のペプチドの
    製法。
  5. 【請求項5】式(II) (式中R1、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7、Y8およびY9
    請求項1で定義した通りである)の化合物。
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