JP2724812B2 - 気泡発生装置 - Google Patents
気泡発生装置Info
- Publication number
- JP2724812B2 JP2724812B2 JP20165995A JP20165995A JP2724812B2 JP 2724812 B2 JP2724812 B2 JP 2724812B2 JP 20165995 A JP20165995 A JP 20165995A JP 20165995 A JP20165995 A JP 20165995A JP 2724812 B2 JP2724812 B2 JP 2724812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bathtub
- resistant plate
- periphery
- bubble generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサ−ジ効果等
を得るために、一般家庭等において浴槽の底に配置して
使用する気泡発生装置に関するものである。
を得るために、一般家庭等において浴槽の底に配置して
使用する気泡発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽内に連続的に気泡を発生させること
により、マッサ−ジ効果、洗浄効果等が得られ、より快
適に入浴することができることが知られており、公衆浴
場等には大掛かりな気泡発生装置が設置されていること
が多い。然るに近時は、一般家庭向けの気泡発生装置も
かなり普及してきている。従来の一般家庭向けの気泡発
生装置は、予め浴槽に組み込まれているか、あるいは、
浴槽内に配置されるものである。
により、マッサ−ジ効果、洗浄効果等が得られ、より快
適に入浴することができることが知られており、公衆浴
場等には大掛かりな気泡発生装置が設置されていること
が多い。然るに近時は、一般家庭向けの気泡発生装置も
かなり普及してきている。従来の一般家庭向けの気泡発
生装置は、予め浴槽に組み込まれているか、あるいは、
浴槽内に配置されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の気泡発生装
置で浴槽に組み込まれるものは、浴槽ごと新設しなけれ
ばならず、既存の浴槽に利用することはできない。ま
た、浴槽内に配置するタイプのものは場所を取り、邪魔
である。従来の一般家庭向け気泡発生装置にはこのよう
な問題があるため、普及には限界があった。
置で浴槽に組み込まれるものは、浴槽ごと新設しなけれ
ばならず、既存の浴槽に利用することはできない。ま
た、浴槽内に配置するタイプのものは場所を取り、邪魔
である。従来の一般家庭向け気泡発生装置にはこのよう
な問題があるため、普及には限界があった。
【0004】そこで本発明は、既存の種々のタイプの浴
槽において手軽に使用でき、以てマッサ−ジ効果、温熱
効果、洗浄効果等の気泡による諸効果を享受し得る気泡
発生装置を提供することを課題とする。
槽において手軽に使用でき、以てマッサ−ジ効果、温熱
効果、洗浄効果等の気泡による諸効果を享受し得る気泡
発生装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽の底に配
置される気泡発生部と、送気ホ−スを介して前記気泡発
生部に接続される浴槽外に置かれるブロワとから成り、
前記気泡発生部は、2枚の耐水性板材を適宜間隔を置い
て配置して周囲を気密状態にてシ−ルし、前記耐水性板
材の内上側の板材に多数の通気孔を穿設し、前記耐水性
板材の内下側の板材の裏面周縁にクッションチュ−ブを
固定したことを特徴とする気泡発生装置、を以て上記課
題を解決した。好ましくは、前記耐水性板材間に、上方
からの圧力を受けるスペ−サ−を介在させ、また、前記
耐水性板材間周縁にゴムパッキングを配備し、更に、保
形用金属板を埋設した断面コ字形のシ−ルゴムで前記耐
水性板材間周縁を挾持させる。
置される気泡発生部と、送気ホ−スを介して前記気泡発
生部に接続される浴槽外に置かれるブロワとから成り、
前記気泡発生部は、2枚の耐水性板材を適宜間隔を置い
て配置して周囲を気密状態にてシ−ルし、前記耐水性板
材の内上側の板材に多数の通気孔を穿設し、前記耐水性
板材の内下側の板材の裏面周縁にクッションチュ−ブを
固定したことを特徴とする気泡発生装置、を以て上記課
題を解決した。好ましくは、前記耐水性板材間に、上方
からの圧力を受けるスペ−サ−を介在させ、また、前記
耐水性板材間周縁にゴムパッキングを配備し、更に、保
形用金属板を埋設した断面コ字形のシ−ルゴムで前記耐
水性板材間周縁を挾持させる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面に依拠して説明する。図中1は気泡発生部で、通
例厚さ2mm程の耐水性板材たるステンレス板2、3
を、通気スペ−ス4を保持して重ねて形成される。上面
ステンレス板2には多数の通気孔5が穿設される。普通
ステンレス板2、3間には、上方からの圧力を受けて通
気スペ−ス4を保持するためのスペ−サ−6が配置され
る。スペ−サ−6は、例えばステンレス板を折曲し、断
面台形状等の突部、あるいは、突条を多数形成して成
る。突条の場合は、通気スペ−ス4内全体の通気性を確
保するための通気路を適宜形成する。
付図面に依拠して説明する。図中1は気泡発生部で、通
例厚さ2mm程の耐水性板材たるステンレス板2、3
を、通気スペ−ス4を保持して重ねて形成される。上面
ステンレス板2には多数の通気孔5が穿設される。普通
ステンレス板2、3間には、上方からの圧力を受けて通
気スペ−ス4を保持するためのスペ−サ−6が配置され
る。スペ−サ−6は、例えばステンレス板を折曲し、断
面台形状等の突部、あるいは、突条を多数形成して成
る。突条の場合は、通気スペ−ス4内全体の通気性を確
保するための通気路を適宜形成する。
【0007】ステンレス板2、3間周縁には、ステンレ
ス板2、3間の気密性(通気孔5の点は考えない)を確
保するためのゴムパッキング7が配置される。ゴムパッ
キング7にはメネジパイプ8が適宜数埋設され、このメ
ネジパイプ8にステンレス板2、3を通して上下から止
めビス9がネジ込まれ、以てステンレス板2、3がゴム
パッキング7を強圧状態に挾んで結合される。この結合
に先立ち、下面ステンレス板3上にスペ−サ−6を載置
しておく。
ス板2、3間の気密性(通気孔5の点は考えない)を確
保するためのゴムパッキング7が配置される。ゴムパッ
キング7にはメネジパイプ8が適宜数埋設され、このメ
ネジパイプ8にステンレス板2、3を通して上下から止
めビス9がネジ込まれ、以てステンレス板2、3がゴム
パッキング7を強圧状態に挾んで結合される。この結合
に先立ち、下面ステンレス板3上にスペ−サ−6を載置
しておく。
【0008】10は内部に保形用の金属板11を埋設し
た断面コ字形のシ−ルゴムで、ステンレス板2、3の周
縁全体を被覆する。シ−ルゴム10は内部に金属板11
を有しているため、ステンレス板2、3の端縁に確固と
喰い付き、通気スペ−ス4内の気密性確保を確実なもの
とすると共に、ステンレス板2、3の端部が身体に触れ
ることを防止して安全性を図る役目を果たしている。
た断面コ字形のシ−ルゴムで、ステンレス板2、3の周
縁全体を被覆する。シ−ルゴム10は内部に金属板11
を有しているため、ステンレス板2、3の端縁に確固と
喰い付き、通気スペ−ス4内の気密性確保を確実なもの
とすると共に、ステンレス板2、3の端部が身体に触れ
ることを防止して安全性を図る役目を果たしている。
【0009】12は通例一連のゴムチュ−ブで、シ−ル
ゴム10の下面に沿って取り付けられる。このゴムチュ
−ブ12は、使用時においてクッション作用を果たすだ
けでなく、浴槽16の底面に密着して吸盤の役目を果た
し、使用時に気泡発生部1がずれ動くことを防止する。
更に、ゴムチュ−ブ12があるために、浴槽16を傷め
ないという利点もある。上記シ−ルゴム10も、浴槽1
6の損傷防止の機能を果たす。
ゴム10の下面に沿って取り付けられる。このゴムチュ
−ブ12は、使用時においてクッション作用を果たすだ
けでなく、浴槽16の底面に密着して吸盤の役目を果た
し、使用時に気泡発生部1がずれ動くことを防止する。
更に、ゴムチュ−ブ12があるために、浴槽16を傷め
ないという利点もある。上記シ−ルゴム10も、浴槽1
6の損傷防止の機能を果たす。
【0010】13は送気ホ−ス14の接続具で、通例上
面ステンレス板2に設置される。送気ホ−ス14はブロ
ワ15に接続される。ブロワ15としては、低騒音の電
磁ダイヤフラム方式のものが推奨される。なお、図示し
てないが、通例ブロワ15を始動及び停止させるために
リモコンスイッチが用いられる。
面ステンレス板2に設置される。送気ホ−ス14はブロ
ワ15に接続される。ブロワ15としては、低騒音の電
磁ダイヤフラム方式のものが推奨される。なお、図示し
てないが、通例ブロワ15を始動及び停止させるために
リモコンスイッチが用いられる。
【0011】上記構成の本装置は、一切の取付工事及び
取付工具を要せずに、また、浴槽の種類、サイズに制約
されることなく手軽に利用することができる。即ち、気
泡発生部1を浴槽16の底に配置し、ブロワ15を浴室
外に置けばよい。利用者が、浴槽16内においてリモコ
ンスイッチを操作してブロワ15を始動させると、送気
ホ−ス14を介して通気スペ−ス4内に空気が圧送され
る。通気スペ−ス4は気密性があるため、空気は通気孔
5から小さな気泡となって連続的に出ていく。
取付工具を要せずに、また、浴槽の種類、サイズに制約
されることなく手軽に利用することができる。即ち、気
泡発生部1を浴槽16の底に配置し、ブロワ15を浴室
外に置けばよい。利用者が、浴槽16内においてリモコ
ンスイッチを操作してブロワ15を始動させると、送気
ホ−ス14を介して通気スペ−ス4内に空気が圧送され
る。通気スペ−ス4は気密性があるため、空気は通気孔
5から小さな気泡となって連続的に出ていく。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、構成簡
易で取付工事を要せず且つ工具類を一切使うことなく何
人も容易に手軽に利用でき、以て気泡風呂の諸効果、即
ち、マッサ−ジ効果、温熱効果、洗浄効果といった効果
を楽しむことができる。また、本装置は浴槽の種類やサ
イズに制約されることなく使用でき、使用に際して浴槽
を傷めることがなく(殊に賃貸アパ−ト、マンション等
において気兼ねなく使用できる。)、ゴムチュ−ブの作
用で適度なクッション性が得られると共に、ズレ動きが
防止されて使い心地がよいといった効果がある。
易で取付工事を要せず且つ工具類を一切使うことなく何
人も容易に手軽に利用でき、以て気泡風呂の諸効果、即
ち、マッサ−ジ効果、温熱効果、洗浄効果といった効果
を楽しむことができる。また、本装置は浴槽の種類やサ
イズに制約されることなく使用でき、使用に際して浴槽
を傷めることがなく(殊に賃貸アパ−ト、マンション等
において気兼ねなく使用できる。)、ゴムチュ−ブの作
用で適度なクッション性が得られると共に、ズレ動きが
防止されて使い心地がよいといった効果がある。
【図1】 本発明の実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 本発明の実施例の要部の中間省略断面図であ
る。
る。
1 気泡発生部 2 上面ステンレス板 3 下面ステンレス板 4 通気スペ−ス 5 通気孔 6 スペ−サ− 7 ゴムパッキング 8 メネジパイプ 9 止めビス 10 シ−ルゴム 11 金属板 12 ゴムチュ−ブ 13 接続具 14 送気ホ−ス 15 ブロワ
Claims (3)
- 【請求項1】 浴槽の底に配置される気泡発生部と、送
気ホ−スを介して前記気泡発生部に接続される浴槽外に
置かれるブロワとから成り、前記気泡発生部は、2枚の
耐水性板材を適宜間隔を置いて配置して周囲を気密状態
にてシ−ルし、前記耐水性板材の内上側の板材に多数の
通気孔を穿設し、前記耐水性板材の内下側の板材の裏面
周縁にクッションチュ−ブを固定したことを特徴とする
気泡発生装置。 - 【請求項2】 前記耐水性板材間に、上方からの圧力を
受けるスペ−サ−を介在させた請求項1記載の気泡発生
装置。 - 【請求項3】 前記耐水性板材間周縁にゴムパッキング
を配備し、更に、保形用金属板を埋設した断面コ字形の
シ−ルゴムで前記耐水性板材間周縁を挾持させた請求項
1記載の気泡発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20165995A JP2724812B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 気泡発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20165995A JP2724812B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 気泡発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928747A JPH0928747A (ja) | 1997-02-04 |
JP2724812B2 true JP2724812B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16444772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20165995A Expired - Lifetime JP2724812B2 (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 気泡発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724812B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP20165995A patent/JP2724812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928747A (ja) | 1997-02-04 |
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