JP2724761B2 - 仰臥自在椅子 - Google Patents
仰臥自在椅子Info
- Publication number
- JP2724761B2 JP2724761B2 JP31624589A JP31624589A JP2724761B2 JP 2724761 B2 JP2724761 B2 JP 2724761B2 JP 31624589 A JP31624589 A JP 31624589A JP 31624589 A JP31624589 A JP 31624589A JP 2724761 B2 JP2724761 B2 JP 2724761B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- backrest
- seat
- supine
- pivotally attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、仰臥自在椅子に関する。
（従来の技術） 仰臥自在椅子としては、本出願人による出願に係る特
開昭63−154185号公報に開示されたものがある。
開昭63−154185号公報に開示されたものがある。
（発明が解決しようとする課題） かかる仰臥自在椅子は、部品点数が多く、コスト高と
なる欠点があった。
なる欠点があった。
本発明は前記事情に鑑み開発されたもので、低コスト
の仰臥自在椅子を提供することを目的とする。
の仰臥自在椅子を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明による仰臥自在椅子は、床上に配設されるべき
架枠と、前記架枠の後部に枢支された背もたれ部と、前
記背もたれ部の下端部にその後端部にて枢着した座部
と、前記座部の前端部に枢着して前記座部から垂下する
位置から前記座部とほぼ平面をなす範囲において回動自
在な足支枠と、前記足支枠の裏面にその一端にて枢着し
た支持部材と、前記支持部材に摺動自在に外嵌しかつ前
記架枠の前部に固定された管状部材と、前記背もたれ部
と前記座部との枢動中心位置より更に下方にその一端に
て前記背もたれ部に枢着しその他端にて前記足支枠に枢
着したリンクとからなることを特徴とする。
架枠と、前記架枠の後部に枢支された背もたれ部と、前
記背もたれ部の下端部にその後端部にて枢着した座部
と、前記座部の前端部に枢着して前記座部から垂下する
位置から前記座部とほぼ平面をなす範囲において回動自
在な足支枠と、前記足支枠の裏面にその一端にて枢着し
た支持部材と、前記支持部材に摺動自在に外嵌しかつ前
記架枠の前部に固定された管状部材と、前記背もたれ部
と前記座部との枢動中心位置より更に下方にその一端に
て前記背もたれ部に枢着しその他端にて前記足支枠に枢
着したリンクとからなることを特徴とする。
（作 用） 本発明による仰臥自在椅子によれば、前記した従来例
の仰臥自在椅子と同様に背もたれ部の傾動及び起立に従
って、背もたれ部と座部とが前方及び後方に移動する構
成である故、着座者の仰臥及び起立状態に拘らず着座者
の重心が椅子の前後方向に大きく変動することなく椅子
が常に安定しており、しかも復旧弾性力を必要とせず円
滑な背もたれ部の傾動を可能にする。
の仰臥自在椅子と同様に背もたれ部の傾動及び起立に従
って、背もたれ部と座部とが前方及び後方に移動する構
成である故、着座者の仰臥及び起立状態に拘らず着座者
の重心が椅子の前後方向に大きく変動することなく椅子
が常に安定しており、しかも復旧弾性力を必要とせず円
滑な背もたれ部の傾動を可能にする。
（実施例） 以下、第１図ないし第４図を参照して本発明の実施例
につき詳細に説明する。
につき詳細に説明する。
本発明の実施例たる仰臥自在椅子は例えばパイプ部材
からなる架枠１を含み、架枠１はその脚部1a,1aを介し
て床等の略水平な平坦面上に設置される。架枠１の上部
すなわちひじ掛け部1b,1bの後端ピボット部4,4において
は略Ｕ字形のパイプ部材からなる背もたれ部２がその下
端部を若干残して枢支されている。背もたれ部２の下端
部間には底部補強部材３が固着している。この底部補強
部材３は背もたれ部２の後端ピボット部4,4における枢
動と共にその中心線の回りに回転する。底部補強材３と
共に座部を形成する座枠部材5,5′はその後端部におい
て背もたれ部２と底補強部材３との固着点において枢動
自在になっている。
からなる架枠１を含み、架枠１はその脚部1a,1aを介し
て床等の略水平な平坦面上に設置される。架枠１の上部
すなわちひじ掛け部1b,1bの後端ピボット部4,4において
は略Ｕ字形のパイプ部材からなる背もたれ部２がその下
端部を若干残して枢支されている。背もたれ部２の下端
部間には底部補強部材３が固着している。この底部補強
部材３は背もたれ部２の後端ピボット部4,4における枢
動と共にその中心線の回りに回転する。底部補強材３と
共に座部を形成する座枠部材5,5′はその後端部におい
て背もたれ部２と底補強部材３との固着点において枢動
自在になっている。
一方、座枠部材5,5′の前端の各々はＵ字状足支枠６
の両脚部先端の各々に枢動自在に結合し、足支枠６の両
脚部間に架設され足支棒７の裏面において枢支杆8,8が
固設されている。枢支杆8,8は架枠１の間に架設された
支持板９に固設された一対の管状部材10,10′に摺動自
在に挿通されたＵ字状支持部材11の両脚部の先端に枢支
されている。一方、足支棒７の中央部裏面には枢支杆12
が固設され、この枢支杆12と底部補強部材３の下面に固
設された枢支杆3aとの間に連絡部材すなわちリング13が
枢動自在に結合している。
の両脚部先端の各々に枢動自在に結合し、足支枠６の両
脚部間に架設され足支棒７の裏面において枢支杆8,8が
固設されている。枢支杆8,8は架枠１の間に架設された
支持板９に固設された一対の管状部材10,10′に摺動自
在に挿通されたＵ字状支持部材11の両脚部の先端に枢支
されている。一方、足支棒７の中央部裏面には枢支杆12
が固設され、この枢支杆12と底部補強部材３の下面に固
設された枢支杆3aとの間に連絡部材すなわちリング13が
枢動自在に結合している。
また、管状部材10は縮径自在となっており、座枠部材
５の後端部に取付けたレバー14の回動により可撓性シー
ス15内を移動自在な可撓性ワイヤ（図示せず）により縮
径を制御出来るようになっており、レバー14の回動をな
すことにより管状部材10が縮径して支持部材11を締め付
けて背もたれ部２を含む可動部全体のストッパが形成さ
れている。
５の後端部に取付けたレバー14の回動により可撓性シー
ス15内を移動自在な可撓性ワイヤ（図示せず）により縮
径を制御出来るようになっており、レバー14の回動をな
すことにより管状部材10が縮径して支持部材11を締め付
けて背もたれ部２を含む可動部全体のストッパが形成さ
れている。
なお、背もたれ部２及び座枠部材5,5′には適当な布
張（図示せず）をなして人間の着座を可能にするのであ
る。
張（図示せず）をなして人間の着座を可能にするのであ
る。
上記した構成の仰臥自在椅子においては、第４図から
特に明らかな如く、背もたれ部２を二点鎖線の位置にま
で傾動させることが可能であり、その際には座枠部材5,
5′、足支枠６、支持部材11及びリンク13が二点鎖線で
示される位置に達するのである。よって、着座者は着座
したままで着座状態から仰臥状態に移行する。なお、管
状部材10を縮径自在とせず、剛体のスリーブとして、ス
トッパを省略しても摩擦によって背もたれ部２の傾斜状
態が保たれ、十分実用性があることが判った。
特に明らかな如く、背もたれ部２を二点鎖線の位置にま
で傾動させることが可能であり、その際には座枠部材5,
5′、足支枠６、支持部材11及びリンク13が二点鎖線で
示される位置に達するのである。よって、着座者は着座
したままで着座状態から仰臥状態に移行する。なお、管
状部材10を縮径自在とせず、剛体のスリーブとして、ス
トッパを省略しても摩擦によって背もたれ部２の傾斜状
態が保たれ、十分実用性があることが判った。
（発明の効果） 上記した如く、本発明による仰臥自在椅子においては
床上に静止される架枠上に傾動自在に背もたれ部が枢支
せしめられ、背もたれ部の架枠に対する枢支点より下方
において座部が枢着し、しかも、この座部が前後方向に
移動自在に架枠上に支持され、座部の先端には足支枠が
枢着して背もたれ部の傾動に従って垂直位置から水平位
置になるようにリンクによって連絡しているので、着座
者が着座したままで背もたれ部を傾動させると、座部の
前進により、背もたれ部の傾倒によっても椅子に対する
着座者の重心は殆ど移動せず椅子は安定であり、しかも
座部の上昇下降が背もたれ部の傾動起立動作に連動して
おり、背もたれ部の傾動起立が極めて円滑になされるの
である。
床上に静止される架枠上に傾動自在に背もたれ部が枢支
せしめられ、背もたれ部の架枠に対する枢支点より下方
において座部が枢着し、しかも、この座部が前後方向に
移動自在に架枠上に支持され、座部の先端には足支枠が
枢着して背もたれ部の傾動に従って垂直位置から水平位
置になるようにリンクによって連絡しているので、着座
者が着座したままで背もたれ部を傾動させると、座部の
前進により、背もたれ部の傾倒によっても椅子に対する
着座者の重心は殆ど移動せず椅子は安定であり、しかも
座部の上昇下降が背もたれ部の傾動起立動作に連動して
おり、背もたれ部の傾動起立が極めて円滑になされるの
である。
また、本発明による椅子は、各部材をパイプ部材によ
って形成しており、全体としてカジュアルな印象を与え
て好ましい。
って形成しており、全体としてカジュアルな印象を与え
て好ましい。
第１図は本発明による仰臥自在椅子を示す斜視図、第２
図ないし第４図は第１図に示した椅子の正面図、平面図
及び側面図である。 １……架枠、21……背もたれ部 5,5′……座枠部材 ６……足支枠、９……支持板 10,10′……管状部材 11……支持部材、14……レバー
図ないし第４図は第１図に示した椅子の正面図、平面図
及び側面図である。 １……架枠、21……背もたれ部 5,5′……座枠部材 ６……足支枠、９……支持板 10,10′……管状部材 11……支持部材、14……レバー
Claims (2)
- 【請求項１】床上に配設さるべき架枠と、前記架枠の後
部に枢支された背もたれ部と、前記背もたれ部の下端部
にその後端部にて枢着した座部と、前記座部の前端部に
枢着して前記座部から垂下する位置から前記座部とほぼ
平面をなす範囲において回動自在な足支枠と、前記足支
枠の裏面にその一端にて枢着した支持部材と、前記支持
部材に摺動自在に外嵌しかつ前記架枠の前部に固定され
た管状部材と、前記背もたれ部と前記座部との枢動中心
位置より更に下方にその一端にて前記背もたれ部に枢着
しその他端にて前記足支枠に枢着したリンクとからなる
ことを特徴とする仰臥自在椅子。 - 【請求項２】前記管状部材と前記支持部材との摺動を選
択的に禁止する手段を有することを特徴とする請求項１
記載の仰臥自在椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31624589A JP2724761B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 仰臥自在椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31624589A JP2724761B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 仰臥自在椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03176003A JPH03176003A (ja) | 1991-07-31 |
| JP2724761B2 true JP2724761B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18074940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31624589A Expired - Fee Related JP2724761B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 仰臥自在椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2724761B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP31624589A patent/JP2724761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03176003A (ja) | 1991-07-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4380352A (en) | Reclining chair | |
| EP1410738B1 (en) | Chair with movable seat and backrest | |
| US4565385A (en) | Tiltable supporting wheelchair | |
| US6095606A (en) | Adjusting device for chairs | |
| US5082324A (en) | Foldable reclining chair | |
| JPH0421482B2 (ja) | ||
| US5120107A (en) | Recliner chair | |
| US4607883A (en) | Reclining mechanism for easy chair | |
| US5110179A (en) | Recliner chair | |
| JP3171562B2 (ja) | リクライニング式車椅子 | |
| JPH05305112A (ja) | リクライニング式車いす | |
| US4247146A (en) | Recliner chair which moves forwardly relative to a wall as the body supporting means of the chair moves from upright to reclined positions | |
| JP2724761B2 (ja) | 仰臥自在椅子 | |
| JP3680160B2 (ja) | 車椅子 | |
| JP2001149413A (ja) | 車椅子 | |
| JP4341885B2 (ja) | リクライニング可能な車椅子における座部の揺動機構 | |
| JP3014516B2 (ja) | 乗物用座席 | |
| JP4853988B2 (ja) | 折りたたみ可能なリクライニング車椅子 | |
| JPH0617629Y2 (ja) | 座席用シートクッションのための駆動機構 | |
| JP2562764B2 (ja) | 車椅子 | |
| JPH11113967A (ja) | 車椅子 | |
| JP4060913B2 (ja) | 椅子の背もたれ | |
| JP2613566B2 (ja) | リクライニング式車いす | |
| JPH11103964A (ja) | 車両用シート装置 | |
| JPS6138685B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |