JP2724369B2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

Info

Publication number
JP2724369B2
JP2724369B2 JP3465389A JP3465389A JP2724369B2 JP 2724369 B2 JP2724369 B2 JP 2724369B2 JP 3465389 A JP3465389 A JP 3465389A JP 3465389 A JP3465389 A JP 3465389A JP 2724369 B2 JP2724369 B2 JP 2724369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
comparator
output
pressure sensor
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3465389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02212728A (ja
Inventor
有正 安部
昭博 青井
高志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP3465389A priority Critical patent/JP2724369B2/ja
Publication of JPH02212728A publication Critical patent/JPH02212728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724369B2 publication Critical patent/JP2724369B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は真空圧によって物体を吸着する圧力センサに
関し、特にその表示機能に特徴を有する圧力センサに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の圧力センサは第7図にその斜視図を示すよう
に、圧力導入口101に圧力を検出すべきダクトを接続し
所定の圧力を可変抵抗器等による圧力設定器102で設定
するようにしている。そして導入された流体の圧力が設
定圧力に達したときには、動作表示用の表示灯103を点
灯させると共に出力を出すようにしている。この圧力セ
ンサ100を負圧用圧力センサとすると、第8図(a)に
示す圧力変化に対し設定圧力以下となればその出力トラ
ンジスタがオン状態となると同時に表示灯103が点灯す
る。
負圧用圧力センサは例えば第9図に示すようにワーク
に吸着して搬送する装置に適用される。本図においてコ
ンプレッサ110に電磁弁111及びエアーエジェクター112
が接続されており、そのダクトの先端には吸着パッド11
3が接続されその圧力を検出する圧力センサ100が設けら
れる。圧力センサ100の出力はコントローラ114に与えら
れ、コントローラ114によって電磁弁111の開閉が制御さ
れる。さてこの装置においてはコンプレッサ110で空気
を吸引しエアーエジェクター112によって負圧を発生さ
せて真空パッド113でワーク115を吸着する。このときの
負圧は圧力センサ100によって検出されており、第8図
に示すような設定圧力に達すれば出力トランジスタを介
してコントローラが駆動され、電磁弁が閉成されて物体
を矢印方向に移動するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるにこのような圧力センサにおいては圧力設定器
102により物体が吸着可能な圧力を設定するが、吸着に
要する時間を短縮するために吸着を完了すればすぐに移
動させるようにすることがあり、搬送途中でワーク115
が吸着パッド113から脱落してしまうことがあるという
欠点があった。このように従来の圧力センサにおいては
圧力値が設定値より低くなっても現在の圧力との差であ
る余裕度を確認することができないという欠点があっ
た。
本発明はこのような従来の圧力センサの問題点に鑑み
てなされたものであって、設定圧力からの余裕度を表示
できるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願の請求項1の発明は真空圧によって物体を吸着す
る圧力センサであって、圧力測定部に連通したダイヤフ
ラム型の圧力センサチップと、圧力センサチップより得
られる圧力信号を増幅する増幅回路と、設定圧力に対応
した閾値を設定する圧力設定器と、増幅回路より得られ
る圧力信号を圧力設定器で設定された第1の閾値で弁別
する第1の比較器と、設定された閾値より所定値異なっ
たレベルを第2の閾値として増幅回路の出力を弁別する
第2の比較器と、第1の比較器の出力により動作表示、
第2の比較器の出力により安定表示を行う表示器と、第
1の比較器の出力によって外部に出力を与える出力手段
と、を有することを特徴とするものである。
本願の請求項2の発明は、圧力測定部に連通したダイ
ヤフラム型の圧力センサチップと、圧力センサチップよ
り得られる圧力信号を増幅する増幅回路と、設定圧力に
対応した閾値を設定する圧力設定器と、増幅回路より得
られる圧力信号を圧力設定器で設定された第1の閾値で
弁別する第1の比較器と、第1の比較器に設定された第
1の閾値の上下に夫々設けられた第2,第3の閾値を有
し、入力された圧力信号が該第2の閾値より高く、又は
第3の閾値より低いことを検出する第2の比較器と、第
1の比較器の出力により動作表示、第2の比較器の出力
により安定表示を行う表示器と、第1の比較器の出力に
よって外部に出力を与える出力手段と、を有することを
特徴とするものである。
〔作用〕
このような特許を有する本願の請求項1の発明によれ
ば、第1の比較器では圧力センサから得られる圧力信号
を圧力設定器で設定された第1の閾値によって弁別して
おり、第2の比較器ではこの閾値から所定値異なったレ
ベルを第2の閾値として圧力信号を弁別している。又請
求項2の発明では、第2の比較器により閾値の上下に第
2,第3の閾値を設定し、圧力信号を弁別している。そし
て第1の比較器で動作表示を行う共に出力手段を動作さ
せ、第2の比較器出力では安定表示を行うようにしてい
る。
〔発明の効果〕
そのため請求項1の発明によれば、設定圧力に対して
閾値より所定値低い値又は高い値が第2の閾値として設
定され、第2の閾値を越えるときに安定表示動作を行う
ことができる。請求項2の発明では、第1の閾値の上下
に設定された第2,第3の閾値により圧力信号を弁別して
いるため、第2,第3の閾値の間に入力信号がなければ安
定表示を行うことができる。そのため設定圧力に対し一
定の余裕度があることを認識することができる。
従ってこの圧力センサを負圧でワークを吸着して搬送
するシステムに応用する場合には、安定表示が行われた
後に搬送を開始するようにすれば搬送途中でワークが脱
落する恐れがなくなるという効果が得られる。又吸着部
の目詰まり等で圧力差がとれない場合には安定表示が行
えないため、圧力センサでコンプレッサやエアーエジェ
プターの良否をあらかじめ予知することができるという
効果も得られる。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明の一実施例による圧力センサの構成を
示す回路図、第2図はその斜視図である。本図において
電源端より安定化された電圧が供給されており、定電流
回路1を介して圧力センサチップ2が接続される。圧力
センサチップ2はダイヤフラム型に構成され図示のよう
にブリッジ接続された抵抗体から成り、圧力導入パイプ
3によって導かれた圧力によってダイヤフラムが湾曲し
ブリッジ回路の抵抗値が変化するため、ブリッジの両端
の電圧を圧力信号として取り出すことができる。この両
端の電圧は演算増幅器4に与えられ電圧信号として取り
出される。演算増幅器4の出力は第1の比較器5及び第
2の比較器6に与えられる。比較器5には電源端より抵
抗R1,可変抵抗VR2及び抵抗R3で分圧された圧力設定器で
設定電圧が基準電圧として与えられている。又比較器6
にはこの基準電圧より所定の電圧Vrefを減算する減算回
路6aが設けられており、その減算出力が演算増幅器6bの
非反転入力端に基準入力として与えられる。第1の比較
器5はその出力によって動作表示灯7を点灯させ、同時
に出力トランジスタTrlを駆動するものである。又第2
の比較器6の出力は安定表示用の表示灯8に与えられ
る。表示灯7は例えば赤色発光ダイオード,表示灯8は
緑色発光ダイオードによって構成するものである。
次に本実施例の動作について説明する。この圧力セン
サは現在の大気圧を基準として負圧を検出するものであ
り、第3図に示すように圧力導入パイプ3より導入口さ
れる圧力が負圧になるに従って演算増幅器4の出力が徐
々に低下するものとする。ここで大気圧では出力電圧が
例えば5V,真空(−760mmHg)では1Vの電圧を出力するも
のとする。さて圧力設定器である可変抵抗器VR2によっ
て所定の圧力p1を−400mmHgとして設定する。そうすれ
ばその電圧よりVref分だけ低い電圧が第2の比較器6の
基準入力となる。例えば設定圧力p1より100mmHg低い圧
力(−500mmHg)で安定表示を行うようにする場合に
は、100mmHgに相当する電圧変化分は0.53Vであるため、
あらかじめVrefとして0.53Vを設定しておく。こうすれ
ば第4図(a)に示すようにダクトの圧力変化に対応し
て演算増幅器3の電圧が変化し設定圧力p1以下となれ
ば、第4図(b),(c)に示すように出力トランジス
タTr1がオン状態となる動作表示灯7が点灯する。又設
定圧力より低い−500mmHgとなれば第2の比較器6より
出力が得られ、安定表示用の表示灯8が点灯する。従っ
て物体を吸着する際にも吸着可能な圧力より十分低い圧
力にあるものと認識することができ、安全性を向上させ
ることができる。
次に第5図は本願の第2実施例を示す回路図である。
本実施例では設定圧力値p1より所定圧力高い圧力で安定
表示を行う表示機能を設けている。第5図において前述
した第1実施例と同一部分は同一符号を付しておりその
詳細な説明を省略する。本実施例では第2の比較器とし
て比較器10を有している。比較器10の基準入力側には減
算回路に代えて閾値に一定電圧Vrefを加算する加算回路
10aを設け、設定された圧力値p1より高い圧力に対応す
る電圧を基準電圧としたものである。加算回路10aの出
力は演算増幅器10bの反転入力端に基準電圧として与え
られ、電圧信号が非反転入力端に与えられる。又演算増
幅器10bの出力は安定表示用の表示灯11、本実施例では
赤色の発光ダイオードに与えられる。その他の構成は前
述した第1実施例と同様である。本実施例においても第
4図(a)〜(c)に示すように圧力の変化に対応して
設定圧力p1以下となれば、第1の比較器5の出力によっ
て動作表示灯7が点灯し出力トランジスタTr1が駆動さ
れる。又第4図(e)に示すようにこの設定圧力p1より
100mmHg以上高い圧力で第2の表示灯11が点灯する。従
って第9図に示すように物体搬送システムにこの圧力セ
ンサを用いた場合には、ワーク115の吸着前に表示灯11
が点灯することとなり吸着のために一定以上の圧力差が
得られていることが知られる。又吸着部のパッド113の
目詰まりやエアーエジェクター112の不調等によって圧
力差が十分得られなければ表示灯11は消灯するため、あ
らかじめこれらの不良を認識することもできる。
次に第6図は本発明の第3実施例の構成を示す回路図
である。本実施例においても前述した第1,第2実施例と
同一部分は同一符号を付している。本実施例では演算増
幅器4の出力は第1の比較器5及び第2の比較器12に与
えられる。第2の比較器12には比較用の演算増幅器13,1
4が夫々設けられている。そして前述した第1実施例と
同様に基準電圧Vrefと圧力設定用の可変抵抗器VR2で設
定された基準電圧とを加算する加算回路15、減算回路16
が夫々設けられており、その出力が比較用演算増幅器1
3,14の基準入力端に与えられる。これらの出力はオア回
路17に与えられ、その論理和出力が表示灯18に与えられ
る。本実施例では前述した第1,第2実施例の機能を組み
合わせたものであり、第4図(a)に示す圧力変化に対
応して第4図(d),(e)の代わりに第4図(f)に
示すように表示灯18が点滅する。即ち設定圧力より100m
mHg以上高い圧力値及び設定圧力値から100mmHg低い状態
で表示灯18が点灯して安定状態を報知する。こうすれば
不安定な動作状態を除く状態で表示灯18が点灯するた
め、現在の状態を明確に識別することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2図はその外観を示す斜視図、第3図はその圧力と出
力電圧の変化を示すグラフ、第4図はその動作を示すタ
イムチャート、第5図は本願の第2実施例を示す回路
図、第6図は本願の第3実施例を示す回路図、第7図は
従来の圧力センサの斜視図、第8図はその圧力変化に対
する出力状態を示すタイムチャート、第9図は圧力セン
サの使用状態を示す図である。 1……定電流回路、2……圧力センサチップ、4,13,14
……演算増幅器、5……第1の比較器、6,10,12……第
2の比較器、6a,16……減算回路、7……動作表示灯、
8,11,18……安定動作表示灯、10a,15……加算回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力測定部に連通したダイヤフラム型の圧
    力センサチップと、 前記圧力センサチップより得られる圧力信号を増幅する
    増幅回路と、 設定圧力に対応した閾値を設定する圧力設定器と、 前記増幅回路より得られる圧力信号を圧力設定器で設定
    された第1の閾値で弁別する第1の比較器と、 前記設定された閾値より所定値異なったレベルを第2の
    閾値として前記増幅回路の出力を弁別する第2の比較器
    と、 前記第1の比較器の出力により動作表示、前記第2の比
    較器の出力により安定表示を行う表示器と、 前記第1の比較器の出力によって外部に出力を与える出
    力手段と、を有することを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】圧力測定部に連通したダイヤフラム型の圧
    力センサチップと、 前記圧力センサチップより得られる圧力信号を増幅する
    増幅回路と、 設定圧力に対応した閾値を設定する圧力設定器と、 前記増幅回路より得られる圧力信号を圧力設定器で設定
    された第1の閾値で弁別する第1の比較器と、 前記第1の比較器に設定された第1の閾値の上下に夫々
    設けられた第2,第3の閾値を有し、入力された圧力信号
    が該第2の閾値より高く、又は第3の閾値より低いこと
    を検出する第2の比較器と、 前記第1の比較器の出力により動作表示、前記第2の比
    較器の出力により安定表示を行う表示器と、 前記第1の比較器の出力によって外部に出力を与える出
    力手段と、を有することを特徴とする圧力センサ。
JP3465389A 1989-02-13 1989-02-13 圧力センサ Expired - Lifetime JP2724369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3465389A JP2724369B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3465389A JP2724369B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02212728A JPH02212728A (ja) 1990-08-23
JP2724369B2 true JP2724369B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=12420400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3465389A Expired - Lifetime JP2724369B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724369B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519936U (ja) * 1991-08-29 1993-03-12 株式会社小松製作所 真空吸着装置の真空圧検知構造
ES2126505B1 (es) * 1996-12-23 1999-11-16 Valeo Climatizacion Sa Dispositivo de regulacion para grupo motoventilador de aparatos de calefaccion y/o climatizacion.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02212728A (ja) 1990-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150192305A1 (en) Vapour extraction device and method for controlling a fan motor of a fan and for determining and cleaning effectiveness
JP2724369B2 (ja) 圧力センサ
EP1386574A3 (en) Voice control apparatus of vacuum cleaner and method thereof
JP3849752B2 (ja) 空気清浄機
JPH07248852A (ja) 電源装置の冷却ファンコントロール装置
JP3079142B2 (ja) 空気清浄器の制御装置
JP2667076B2 (ja) 真空吸着装置用センサスイッチ
JP2001082784A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH01228521A (ja) 空気清浄機
JP2558645Y2 (ja) 光電スイッチ
JP3038265B2 (ja) センサスイッチ
JPS6080924A (ja) 車両用空気清浄装置
KR20050047601A (ko) Pa 시스템의 오디오 앰프단 채널 점검 장치
JPH0649033Y2 (ja) 遠隔制御信号処理回路
JP2672095B2 (ja) 電気掃除機の塵埃検知装置
JP4476245B2 (ja) ごみ検出回路を備える掃除機
JP2553789B2 (ja) 自動換気扇
JPS62127688A (ja) 光センサ感度自動制御装置
JPS63168708U (ja)
JPH03228725A (ja) 電気掃除機
KR0155419B1 (ko) 팬히터용 공기청정기내 집진판의 오염상태 표시회로
JPH02146440A (ja) 自動運転換気扇
KR920000605Y1 (ko) 가습기의 가습량 제어회로
JP2005044991A (ja) 流量スイッチ
KR900007370Y1 (ko) 자기테이프의 종류감지회로

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205