JP2723849B2 - データ管理方式 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理方式に
関し、特に複数のデータ形式のデータを一元的に管理す
るシステムに対して用いられるデータ管理方式に関す
る。
関し、特に複数のデータ形式のデータを一元的に管理す
るシステムに対して用いられるデータ管理方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、データはデータファイ
ルとして補助記憶装置上に構築されたファイルシステム
により管理され、データ形式については、各利用者もし
くは各アプリケーションにより個別に管理されていた。
ルとして補助記憶装置上に構築されたファイルシステム
により管理され、データ形式については、各利用者もし
くは各アプリケーションにより個別に管理されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ管理方式
では、利用者もしくはアプリケーションは常に利用する
データのデータ形式を認識しておく必要があり、データ
を編集する操作においても必ずしも共通の操作で処理で
きないという欠点を有している。
では、利用者もしくはアプリケーションは常に利用する
データのデータ形式を認識しておく必要があり、データ
を編集する操作においても必ずしも共通の操作で処理で
きないという欠点を有している。
【０００４】本発明の目的は、データのデータ形式を認
識不要としデータを直接編集可能とするデータ管理方式
を提供することにある。
識不要としデータを直接編集可能とするデータ管理方式
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ管理方式
は、（Ａ）記憶装置に格納されるデータファイルとこの
データファイルのデータ形式とを示すデータ情報テーブ
ルと、（Ｂ）データファイルのデータ形式ごとに階層化
構造を実現するためのメンバ情報と当該データ形式のデ
ータを直接編集するための編集アプリケーションの情報
と上位階層のデータ形式と相互にデータ形式を変換する
変換アプリケーションの情報とから構成されるフォルダ
を管理するフォルダ情報テーブルと、（Ｃ）指定データ
を指定フォルダへ移動するデータの移動要求を受付けた
とき移動する経路にあたる前記フォルダ情報テーブルの
変換アプリケーションの情報を用いて前記指定データの
データ形式を前記指定フォルダで使用可能なデータ形式
に変換するデータ形式変換手段と、（Ｄ）指定データを
指定フォルダで編集するデータの編集要求を受付けたと
き指定されたフォルダの前記フォルダ情報テーブルの編
集アプリケーションの情報を用いて前記データ形式変換
手段により変換された前記指定データを直接編集するデ
ータ編集手段と、を備えることにより構成されている。
は、（Ａ）記憶装置に格納されるデータファイルとこの
データファイルのデータ形式とを示すデータ情報テーブ
ルと、（Ｂ）データファイルのデータ形式ごとに階層化
構造を実現するためのメンバ情報と当該データ形式のデ
ータを直接編集するための編集アプリケーションの情報
と上位階層のデータ形式と相互にデータ形式を変換する
変換アプリケーションの情報とから構成されるフォルダ
を管理するフォルダ情報テーブルと、（Ｃ）指定データ
を指定フォルダへ移動するデータの移動要求を受付けた
とき移動する経路にあたる前記フォルダ情報テーブルの
変換アプリケーションの情報を用いて前記指定データの
データ形式を前記指定フォルダで使用可能なデータ形式
に変換するデータ形式変換手段と、（Ｄ）指定データを
指定フォルダで編集するデータの編集要求を受付けたと
き指定されたフォルダの前記フォルダ情報テーブルの編
集アプリケーションの情報を用いて前記データ形式変換
手段により変換された前記指定データを直接編集するデ
ータ編集手段と、を備えることにより構成されている。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００７】図１は本発明の一つの実施の形態に係るデ
ータ管理方式の構成を示すシステム構成図である。
ータ管理方式の構成を示すシステム構成図である。
【０００８】図１におけるシステム構成は、データ１１
〜１８と、階層化され同種のデータ形式のデータを取り
まとめるフォルダ２１〜２４と、上下階層に隣接するフ
ォルダ間に配置されデータ形式の変換を行うデータ形式
変換手段３１〜３４と、各フォルダ中に配置され当該デ
ータ形式のデータを編集するデータ編集手段４１〜４４
と、データファイルおよび各種アプリケーションが実際
に格納される補助記憶装置７１とから構成される。一般
にフォルダはファイルやプログラムを入れる場所で、自
由にフォルダに名前を付けてその中にファイルを入れて
分類できる。
〜１８と、階層化され同種のデータ形式のデータを取り
まとめるフォルダ２１〜２４と、上下階層に隣接するフ
ォルダ間に配置されデータ形式の変換を行うデータ形式
変換手段３１〜３４と、各フォルダ中に配置され当該デ
ータ形式のデータを編集するデータ編集手段４１〜４４
と、データファイルおよび各種アプリケーションが実際
に格納される補助記憶装置７１とから構成される。一般
にフォルダはファイルやプログラムを入れる場所で、自
由にフォルダに名前を付けてその中にファイルを入れて
分類できる。
【０００９】前記構成要素を管理するために、データ１
１〜１８の情報を管理するデータ情報テーブル５１〜５
８とフォルダ２１〜２４の情報を管理するフォルダ情報
テーブル６１〜６４とで行ない、このシステムはオペレ
ーティングシステムのファイル管理システムの拡張プロ
グラムとして動作する。
１〜１８の情報を管理するデータ情報テーブル５１〜５
８とフォルダ２１〜２４の情報を管理するフォルダ情報
テーブル６１〜６４とで行ない、このシステムはオペレ
ーティングシステムのファイル管理システムの拡張プロ
グラムとして動作する。
【００１０】次に情報テーブルについて説明する。デー
タ情報テーブル５１は、システムで一意な識別子および
データ名から成るテーブル管理情報８１と、補助記憶装
置７１に格納されるデータファイルの情報９１と、デー
タ情報テーブル５１が属しているフォルダ情報テーブル
６１を示す親フォルダ情報１０１とから構成される。
タ情報テーブル５１は、システムで一意な識別子および
データ名から成るテーブル管理情報８１と、補助記憶装
置７１に格納されるデータファイルの情報９１と、デー
タ情報テーブル５１が属しているフォルダ情報テーブル
６１を示す親フォルダ情報１０１とから構成される。
【００１１】フォルダ情報テーブル６１は、システムで
一意な識別子およびフォルダ名から成るテーブル管理情
報１１１と、上位階層のフォルダとのデータ形式変換手
段３１を実現する変換アプリケーションの情報１２１
と、フォルダ２１に対応するデータ形式のデータ編集手
段４１を実現する編集アプリケーションの情報１３１
と、下位階層のフォルダ２２・２３のフォルダ情報テー
ブル６２・６３および当該フォルダ２１に属するデータ
１１のデータ情報テーブル５１の情報から成るメンバー
情報１４１とから構成される。
一意な識別子およびフォルダ名から成るテーブル管理情
報１１１と、上位階層のフォルダとのデータ形式変換手
段３１を実現する変換アプリケーションの情報１２１
と、フォルダ２１に対応するデータ形式のデータ編集手
段４１を実現する編集アプリケーションの情報１３１
と、下位階層のフォルダ２２・２３のフォルダ情報テー
ブル６２・６３および当該フォルダ２１に属するデータ
１１のデータ情報テーブル５１の情報から成るメンバー
情報１４１とから構成される。
【００１２】階層化構造の構築例を図２を用いて説明す
る。
る。
【００１３】図１のフォルダ２１、２２、２３、２４は
図２のフォルダ情報テーブル６１、６２、６３、６４に
それぞれ対応し、図１のデータ１１、１２、１３、１
４、１５、１６、１７、１８は図２のデータ情報テーブ
ル５１、５２、５３、５４、５５、５６、５７、５８に
それぞれ対応する。
図２のフォルダ情報テーブル６１、６２、６３、６４に
それぞれ対応し、図１のデータ１１、１２、１３、１
４、１５、１６、１７、１８は図２のデータ情報テーブ
ル５１、５２、５３、５４、５５、５６、５７、５８に
それぞれ対応する。
【００１４】まず、階層化構造の最上位にあるフォルダ
２１に対応するフォルダ情報テーブル６１の編集アプリ
ケーションの情報１３１に、当該データ形式のデータ１
１を編集する編集アプリケーションが登録される。
２１に対応するフォルダ情報テーブル６１の編集アプリ
ケーションの情報１３１に、当該データ形式のデータ１
１を編集する編集アプリケーションが登録される。
【００１５】フォルダ２１に対応するフォルダ情報テー
ブル６１のメンバー情報１４１に、当該データ形式と相
互にデータ形式の変換が可能な下位階層のフォルダ２２
・２３に対応するフォルダ情報テーブル６２・６３の情
報が登録される。
ブル６１のメンバー情報１４１に、当該データ形式と相
互にデータ形式の変換が可能な下位階層のフォルダ２２
・２３に対応するフォルダ情報テーブル６２・６３の情
報が登録される。
【００１６】登録された下位階層のフォルダ２２に対応
するフォルダ情報テーブル６２の変換アプリケーション
の情報１２２に、上位階層のフォルダ２１と相互にデー
タ形式を変換するため、上位階層のフォルダ２１のデー
タ形式から下位階層のフォルダ２２のデータ形式に変換
する変換アプリケーションおよび下位階層のフォルダ２
２のデータ形式から上位階層のフォルダ２１のデータ形
式に変換する変換アプリケーションが登録される。
するフォルダ情報テーブル６２の変換アプリケーション
の情報１２２に、上位階層のフォルダ２１と相互にデー
タ形式を変換するため、上位階層のフォルダ２１のデー
タ形式から下位階層のフォルダ２２のデータ形式に変換
する変換アプリケーションおよび下位階層のフォルダ２
２のデータ形式から上位階層のフォルダ２１のデータ形
式に変換する変換アプリケーションが登録される。
【００１７】下位階層のフォルダ２２に対応するフォル
ダ情報テーブル６２の編集アプリケーションの情報１３
２に、当該データ形式のデータ１２・１３を編集する編
集アプリケーションが登録される。
ダ情報テーブル６２の編集アプリケーションの情報１３
２に、当該データ形式のデータ１２・１３を編集する編
集アプリケーションが登録される。
【００１８】下位階層のフォルダ２２に対応するフォル
ダ情報テーブル６２のメンバー情報１４２に、上位階層
のフォルダ２１に対応するフォルダ情報テーブル６１の
情報および当該データ形式と相互にデータ形式の変換が
可能な下位階層のフォルダ２４に対応するフォルダ情報
テーブル６４の情報が登録される。
ダ情報テーブル６２のメンバー情報１４２に、上位階層
のフォルダ２１に対応するフォルダ情報テーブル６１の
情報および当該データ形式と相互にデータ形式の変換が
可能な下位階層のフォルダ２４に対応するフォルダ情報
テーブル６４の情報が登録される。
【００１９】このように上位階層のフォルダに下位階層
のフォルダを登録する操作を繰り返すことによりフォル
ダの階層が構築される。
のフォルダを登録する操作を繰り返すことによりフォル
ダの階層が構築される。
【００２０】次に、補助記憶装置７１に格納されたデー
タ１１〜１８のデータファイルの情報が、各々一対一に
なるようにデータ情報テーブル５１〜５８のデータファ
イルの情報９１〜９８に登録される。
タ１１〜１８のデータファイルの情報が、各々一対一に
なるようにデータ情報テーブル５１〜５８のデータファ
イルの情報９１〜９８に登録される。
【００２１】データ情報テーブル５１〜５８が属するフ
ォルダ２１〜２４のフォルダ情報テーブル６１〜６４の
メンバー情報１４１〜１４４に登録される。データ情報
テーブル５１〜５８の親フォルダ情報１０１〜１０８に
当該データ情報テーブルが属するフォルダ情報テーブル
６１〜６４が登録される。
ォルダ２１〜２４のフォルダ情報テーブル６１〜６４の
メンバー情報１４１〜１４４に登録される。データ情報
テーブル５１〜５８の親フォルダ情報１０１〜１０８に
当該データ情報テーブルが属するフォルダ情報テーブル
６１〜６４が登録される。
【００２２】このように各フォルダ２１〜２４に同じデ
ータ形式のデータ１１〜１８をデータ形式ごとに分類し
て管理することにより、データ１１〜１８をデータ形式
ごとに階層化管理する構成が作られる。
ータ形式のデータ１１〜１８をデータ形式ごとに分類し
て管理することにより、データ１１〜１８をデータ形式
ごとに階層化管理する構成が作られる。
【００２３】図３はフォルダ間のデータの移動によるデ
ータ形式変換手段の動作を示すフローチャートである。
ータ形式変換手段の動作を示すフローチャートである。
【００２４】利用者はデータ形式を変換する際に、ファ
イル管理システムに対してデータの移動要求をする。
イル管理システムに対してデータの移動要求をする。
【００２５】利用者はステップ２１０において、例え
ば、データ移動要求として移動するデータ１１のデータ
名と、変換するデータ形式のフォルダ２２のフォルダ名
とを指定する。
ば、データ移動要求として移動するデータ１１のデータ
名と、変換するデータ形式のフォルダ２２のフォルダ名
とを指定する。
【００２６】ステップ２１１において、利用者が指定し
たデータ名からデータ情報テーブル５１を特定し、その
親フォルダ情報１０１から当該データが属している移動
元となるフォルダ２１の階層化構造上の位置を特定し、
利用者が指定したフォルダ名からフォルダ情報テーブル
６２を特定し、移動先となるフォルダ２２の階層化構造
上の位置を特定することにより移動経路の解析を行う。
両フォルダの階層化構造上の位置が特定できたことによ
り、両フォルダ間の最短経路が一意に求まる。
たデータ名からデータ情報テーブル５１を特定し、その
親フォルダ情報１０１から当該データが属している移動
元となるフォルダ２１の階層化構造上の位置を特定し、
利用者が指定したフォルダ名からフォルダ情報テーブル
６２を特定し、移動先となるフォルダ２２の階層化構造
上の位置を特定することにより移動経路の解析を行う。
両フォルダの階層化構造上の位置が特定できたことによ
り、両フォルダ間の最短経路が一意に求まる。
【００２７】ステップ２１２において、ステップ２１１
で求めた経路に従い、フォルダ情報テーブル６２の変換
アプリケーションの情報１２２を用いてデータ形式の変
換に必要な変換アプリケーションを補助記憶装置７１か
ら順に取り出し、変換アプリケーションの出力先を次の
変換アプリケーションの入力先に設定し、変換アプリケ
ーションの結合を行う。
で求めた経路に従い、フォルダ情報テーブル６２の変換
アプリケーションの情報１２２を用いてデータ形式の変
換に必要な変換アプリケーションを補助記憶装置７１か
ら順に取り出し、変換アプリケーションの出力先を次の
変換アプリケーションの入力先に設定し、変換アプリケ
ーションの結合を行う。
【００２８】ステップ２１３において、利用者が指定し
たデータ１１のデータ情報テーブル５１を用いて補助記
憶装置７１からデータファイルを取り出し、ステップ２
１２において結合した変換アプリケーションに対してデ
ータを受け渡すことにより、データ形式変換手段３２を
実現する。
たデータ１１のデータ情報テーブル５１を用いて補助記
憶装置７１からデータファイルを取り出し、ステップ２
１２において結合した変換アプリケーションに対してデ
ータを受け渡すことにより、データ形式変換手段３２を
実現する。
【００２９】ステップ２１４において、補助記憶装置７
１のデータファイルの内容をステップ２１３で変換され
たデータで更新する。
１のデータファイルの内容をステップ２１３で変換され
たデータで更新する。
【００３０】ステップ２１４の更新が成功した場合、ス
テップ２１５において、親フォルダ情報１０１のフォル
ダ情報テーブル６１を移動先のフォルダ２２のフォルダ
情報テーブルの情報６２に書き換え、移動先のフォルダ
２２のフォルダ情報テーブル６２のメンバー情報１４２
にこのデータ情報テーブル５１の情報を追加し、移動元
のフォルダ２１のフォルダ情報テーブル６１のメンバー
情報１４１からこのデータ情報テーブル５１の情報を削
除する。
テップ２１５において、親フォルダ情報１０１のフォル
ダ情報テーブル６１を移動先のフォルダ２２のフォルダ
情報テーブルの情報６２に書き換え、移動先のフォルダ
２２のフォルダ情報テーブル６２のメンバー情報１４２
にこのデータ情報テーブル５１の情報を追加し、移動元
のフォルダ２１のフォルダ情報テーブル６１のメンバー
情報１４１からこのデータ情報テーブル５１の情報を削
除する。
【００３１】ステップ２１５の更新が失敗した場合、ス
テップ２１６において、システムは利用者にデータの移
動が失敗したことを通知する。
テップ２１６において、システムは利用者にデータの移
動が失敗したことを通知する。
【００３２】このように、データのデータ形式の変換を
フォルダ間の移動という単純な操作に置き換えることに
より、よりシンプルで安定したデータの管理が達成され
る。
フォルダ間の移動という単純な操作に置き換えることに
より、よりシンプルで安定したデータの管理が達成され
る。
【００３３】図４は編集するアプリケーションを持つフ
ォルダにデータを受け渡すことによるデータ編集手段の
動作を示すフローチャートである。
ォルダにデータを受け渡すことによるデータ編集手段の
動作を示すフローチャートである。
【００３４】利用者はデータを編集する際に、ファイル
管理システムに対してデータの編集要求をする。
管理システムに対してデータの編集要求をする。
【００３５】利用者はステップ３１０において、例え
ば、データ編集要求として、編集するデータ１１のデー
タ名と、編集するアプリケーションを持つフォルダ２２
のフォルダ名とを指定したとする。
ば、データ編集要求として、編集するデータ１１のデー
タ名と、編集するアプリケーションを持つフォルダ２２
のフォルダ名とを指定したとする。
【００３６】ステップ３１１において、利用者が指定し
たデータ名からデータ情報テーブル５１を特定し、その
親フォルダ情報１０１から当該データが属しているフォ
ルダ２１の階層化構造上の位置を特定し、利用者が指定
したフォルダ名からフォルダ情報テーブル６２を特定
し、編集するアプリケーションを持つフォルダ２２の階
層化構造上の位置を特定することにより移動経路の解析
を行う。両フォルダの階層化構造上の位置が特定できた
ことにより、両フォルダ間の最短経路が一意に求まる。
たデータ名からデータ情報テーブル５１を特定し、その
親フォルダ情報１０１から当該データが属しているフォ
ルダ２１の階層化構造上の位置を特定し、利用者が指定
したフォルダ名からフォルダ情報テーブル６２を特定
し、編集するアプリケーションを持つフォルダ２２の階
層化構造上の位置を特定することにより移動経路の解析
を行う。両フォルダの階層化構造上の位置が特定できた
ことにより、両フォルダ間の最短経路が一意に求まる。
【００３７】ステップ３１２において、ステップ３１１
で求めた経路に従い、フォルダ情報テーブル６２の変換
アプリケーションの情報１２２を用いてデータ形式の変
換に必要な変換アプリケーションを補助記憶装置７１か
ら順に取り出し、変換アプリケーションの出力先を次の
変換アプリケーションの入力先に設定し、経路の最後の
フォルダ２２のフォルダ情報テーブル６２の編集アプリ
ケーションの情報１３２を用いてデータの編集に必要な
編集アプリケーションを補助記憶装置７１から取り出
し、最後の変換アプリケーションの出力先を編集するア
プリケーションの入力先に設定することにより、変換ア
プリケーションと編集アプリケーションとの結合を行
う。
で求めた経路に従い、フォルダ情報テーブル６２の変換
アプリケーションの情報１２２を用いてデータ形式の変
換に必要な変換アプリケーションを補助記憶装置７１か
ら順に取り出し、変換アプリケーションの出力先を次の
変換アプリケーションの入力先に設定し、経路の最後の
フォルダ２２のフォルダ情報テーブル６２の編集アプリ
ケーションの情報１３２を用いてデータの編集に必要な
編集アプリケーションを補助記憶装置７１から取り出
し、最後の変換アプリケーションの出力先を編集するア
プリケーションの入力先に設定することにより、変換ア
プリケーションと編集アプリケーションとの結合を行
う。
【００３８】ステップ３１３において、利用者が指定し
たデータ１１のデータ情報テーブル５１を用いて補助記
憶装置７１からデータファイルを取り出し、ステップ３
１２で作成したデータ変換のデータストリームの入力先
に対してデータを受け渡すことにより、データ形式変換
手段３２とデータ編集手段４２を同時に実現する。
たデータ１１のデータ情報テーブル５１を用いて補助記
憶装置７１からデータファイルを取り出し、ステップ３
１２で作成したデータ変換のデータストリームの入力先
に対してデータを受け渡すことにより、データ形式変換
手段３２とデータ編集手段４２を同時に実現する。
【００３９】ステップ３１４において、ステップ３１３
で編集されたデータは、編集アプリケーションからの移
動要求により、図３で説明した方式を用いてデータ形式
が変換され、補助記憶装置に格納される。
で編集されたデータは、編集アプリケーションからの移
動要求により、図３で説明した方式を用いてデータ形式
が変換され、補助記憶装置に格納される。
【００４０】このように、データの編集をフォルダへデ
ータを受け渡すという単純な操作により、よりシンプル
で安定したデータの管理が達成される。
ータを受け渡すという単純な操作により、よりシンプル
で安定したデータの管理が達成される。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ管
理方式では、データがデータ形式に依存することなく、
システム全体に渡って常にデータ本来の内容を表すこと
を可能にしている。したがって、利用者がデータ依存度
の高いシステムを構築する際に、各自が利用するデータ
のデータ形式を意識せずデータを目的のフォルダへ移動
もしくは受け渡しをするという単純で共通な操作を行う
ことにより、データ形式の変換もしくはデータの編集を
行うことを可能にしている。
理方式では、データがデータ形式に依存することなく、
システム全体に渡って常にデータ本来の内容を表すこと
を可能にしている。したがって、利用者がデータ依存度
の高いシステムを構築する際に、各自が利用するデータ
のデータ形式を意識せずデータを目的のフォルダへ移動
もしくは受け渡しをするという単純で共通な操作を行う
ことにより、データ形式の変換もしくはデータの編集を
行うことを可能にしている。
【００４２】これにより利用者は、補助記憶装置のスペ
ース、アプリケーションの実行速度などを考慮した構成
によりデータを保持することが可能となり、利用者資源
の有効利用を考慮した汎用性の高いシステムの構築が可
能となる効果を有している。
ース、アプリケーションの実行速度などを考慮した構成
によりデータを保持することが可能となり、利用者資源
の有効利用を考慮した汎用性の高いシステムの構築が可
能となる効果を有している。
【００４３】
【図１】本発明のデータ管理方式の実施の形態を示すシ
ステム構成図である。
ステム構成図である。
【図２】本実施の形態の階層化構造を示すテーブル構成
図である。
図である。
【図３】本実施の形態のデータ変換における動作の一例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図４】本実施の形態のデータ編集における動作の一例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
１１〜１８ データ ２１〜２４ フォルダ ３１〜３４ データ形式変換手段 ４１〜４４ データ編集手段 ５１〜５８ データ情報テーブル ６１〜６４ フォルダ情報テーブル ７１ 補助記憶装置 ８１〜８８ テーブル管理情報(データ情報テーブル) ９１〜９８ データファイルの情報 １０１〜１０８ 親フォルダ情報 １１１〜１１４ テーブル管理情報(フォルダ情報テ
ーブル) １２１〜１２４ 変換アプリケーションの情報 １３１〜１３４ 編集アプリケーションの情報 １４１〜１４４ メンバー情報
ーブル) １２１〜１２４ 変換アプリケーションの情報 １３１〜１３４ 編集アプリケーションの情報 １４１〜１４４ メンバー情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−298163（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−243007（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−265840（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−110756（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−191887（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−160555（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−73082（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−243020（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−243019（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 記憶装置に格納される複数のデータ形式
のデータファイルを管理するデータ管理方式において、
（Ａ）記憶装置に格納されるデータファイルとこのデー
タファイルのデータ形式とを示すデータ情報テーブル
と、（Ｂ）データファイルのデータ形式ごとに階層化構
造を実現するためのメンバ情報と当該データ形式のデー
タを直接編集するための編集アプリケーションの情報と
上位階層のデータ形式と相互にデータ形式を変換する変
換アプリケーションの情報とから構成されるフォルダを
管理するフォルダ情報テーブルと、（Ｃ）指定データを
指定フォルダへ移動するデータの移動要求を受付けたと
き移動する経路にあたる前記フォルダ情報テーブルの変
換アプリケーションの情報を用いて前記指定データのデ
ータ形式を前記指定フォルダで使用可能なデータ形式に
変換するデータ形式変換手段と、（Ｄ）指定データを指
定フォルダで編集するデータの編集要求を受付けたとき
指定されたフォルダの前記フォルダ情報テーブルの編集
アプリケーションの情報を用いて前記データ形式変換手
段により変換された前記指定データを直接編集するデー
タ編集手段と、を備えることを特徴とするデータ管理方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220409A JP2723849B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | データ管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220409A JP2723849B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | データ管理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962547A JPH0962547A (ja) | 1997-03-07 |
| JP2723849B2 true JP2723849B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16750672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7220409A Expired - Fee Related JP2723849B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | データ管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723849B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6381600B1 (en) | 1999-09-22 | 2002-04-30 | International Business Machines Corporation | Exporting and importing of data in object-relational databases |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220409A patent/JP2723849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0962547A (ja) | 1997-03-07 |
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