JP2002123418A - データ更新方法及びデータ更新装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ更新方法及びデータ更新装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2002123418A
JP2002123418A JP2000313438A JP2000313438A JP2002123418A JP 2002123418 A JP2002123418 A JP 2002123418A JP 2000313438 A JP2000313438 A JP 2000313438A JP 2000313438 A JP2000313438 A JP 2000313438A JP 2002123418 A JP2002123418 A JP 2002123418A
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JP
Japan
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data
value
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updating
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JP2000313438A
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Hiroshi Maesaka
浩志 前坂
Ryuichi Tamano
隆一 玉野
Hisao Nishidori
尚生 西鳥
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC System Technologies Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/544Buffers; Shared memory; Pipes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2209/00Indexing scheme relating to G06F9/00
    • G06F2209/54Indexing scheme relating to G06F9/54
    • G06F2209/541Client-server
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99944Object-oriented database structure
    • Y10S707/99945Object-oriented database structure processing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバが保持しているXMLデータに対する
更新処理を短時間で行えるようにする。 【解決手段】 クライアント1は、サーバ2が保持して
いるXMLデータ24−i(1≦i≦n)を更新する
際、更新フォーム表示手段112を用いて、XMLデー
タ24−i中の更新対象要素の位置,更新種別,追加或
いは変更後の値を入力するため入力欄を有する更新フォ
ームを表示装置14に表示する。利用者が、各入力欄に
更新対象要素の位置等を示す情報を入力すると、更新命
令生成手段113が、各入力欄に入力された情報に基づ
いて、更新対象の位置,更新種別を含むと共に、必要に
応じて追加する要素の値或いは更新後の要素の値を含む
更新命令を生成し、サーバ2へ送る。サーバ2に於いて
は、データ更新手段23が、クライアント1からの更新
命令に基づいて、XMLデータ24−iを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWWサーバ等の
サーバが保持しているXML形式で定義されたデータ
(XMLデータ)を、上記サーバとネットワークを介し
て接続されてくるクライアントが更新するデータ更新技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】WWWクライアント・サーバシステム等
のクライアントとサーバがネットワークを介して接続さ
れているネットワークシステムに於いて、サーバが保持
しているXMLデータを更新する場合、従来は、一般的
に次のようにしていた。
【0003】先ず、クライアントが、ネットワークを介
してサーバに対して更新対象とするXMLデータを要求
する。この要求に応答して、サーバがネットワークを介
してクライアントへ更新対象XMLデータを転送する。
その後、クライアントが、XMLデータの更新処理を行
い、更新後のXMLデータをネットワークを介してサー
バへ送信する。その際、クライアントに於いては、XM
LデータをDOM(Document Object Model) オブジェク
トに変換するプログラム(XMLパーサ)や、DOMオ
ブジェクトに対して更新処理を行うアプリケーションプ
ログラムや、更新済みのDOMオブジェクトをXMLデ
ータに変換するプログラム等の種々のプログラムを使用
して更新処理を行う。サーバは、ネットワークを介して
更新済みのXMLデータを送られてくると、更新前のX
MLデータを上記更新済みXMLデータで置き換える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術には、次のような問題点があった。
【0005】第1の問題点は、データ転送量が多くなり
(更新対象とするXMLデータを全てクライアントに転
送し、更新後の全XMLデータをサーバに転送する必要
があるため)、且つ、サーバに比べて性能が劣るクライ
アントに於いて、XMLデータをDOMオブジェクトに
変換する処理等を行う必要があるため、データ更新処理
に多くの時間が費やされるということである。
【0006】第2の問題点は、クライアントが、XML
データをDOMオブジェクトに変換するプログラム等を
備えていなければならないので、クライアントに於ける
メモリの使用量が多くなるということである。
【0007】そこで、本発明の目的は、XMLデータの
更新処理に要する時間を短いものにすると共に、クライ
アントのメモリ使用量を少ないものにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ更新方法
は、上記目的を達成するため、XMLデータを保持して
いるサーバと、該サーバが保持しているXMLデータを
更新するクライアントとがネットワークを介して相互に
接続されているネットワークシステムに於けるデータ更
新方法であって、前記クライアントは、前記XMLデー
タの更新時、前記ネットワークを介して前記サーバへ更
新対象要素の位置を示す位置データと更新種別を示す種
別データとを含み且つ必要に応じて追加する要素の値或
いは変更後の要素の値を示す値データを含む更新命令を
送信し、前記サーバは、前記クライアントから送られて
きた更新命令に従って前記保持しているXMLデータを
更新する。
【0009】この構成によれば、XMLデータの更新
時、クライアントに於いて、XMLデータをDOMオブ
ジェクトに変換する処理等を行う必要がなくなる。ま
た、クライアントからサーバへは、位置データ,種別デ
ータ,値データ(更新種別が追加,変更の場合のみ必
要)を含む更新命令だけを転送すれば良いので、データ
転送量が少なくなる。この結果、XMLデータの更新処
理に要する時間を短くすることができると共に、クライ
アントに於けるメモリ消費量を少なくすることができ
る。
【0010】また、本発明のデータ更新方法は、上記目
的を達成するため、XMLデータを保持しているサーバ
と、該サーバが保持しているXMLデータを更新するク
ライアントとがネットワークを介して相互に接続されて
いるネットワークシステムに於けるデータ更新方法であ
って、前記クライアントは、前記XMLデータの更新
時、利用者が更新対象要素,更新種別を特定し且つ必要
に応じて追加する要素の値或いは更新する要素の値を特
定するための更新操作を行う毎に、前記更新対象要素の
位置を示す位置データと前記更新種別を示す種別データ
とを含み且つ必要に応じて前記追加する要素の値或いは
更新する要素の値を示す値データを含む更新命令を保持
し、その後、保持している複数の更新命令を保持した順
番が分かる形式で一括して前記サーバへ送信し、前記サ
ーバは、前記クライアントから保持順序が分かる形式で
送られてきた複数の更新命令に従って前記保持している
XMLデータを更新する。
【0011】この構成によれば、XMLデータに対する
複数の更新命令が、クライアントからサーバへ一括して
送られ、サーバに於いて、XMLデータの更新が一括し
て行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
【実施例の構成】図1は本発明の一実施例のブロック図
であり、パーソナルコンピュータ等のコンピュータから
なるクライアント1と、ホストコンピュータ等のコンピ
ュータからなるサーバ2と、両者を相互に接続するイン
ターネット等のネットワーク3とから構成されている。
【0014】クライアント1は、更新指示手段11と、
送受信手段12とを備えている。また、クライアント1
には、キーボード等の入力装置13と、CRT等の表示
装置14と、更新フォームデータ151が格納された記
憶装置15と、記録媒体K1とが接続されている。
【0015】送受信手段12は、HTTPプロトコルに
従って、ネットワーク3を介してサーバ2とデータを送
受信する機能を有する。
【0016】更新指示手段11は、更新対象とするXM
Lデータをサーバ2から取得して表示装置14に表示す
る機能や、更新フォームを表示装置14に表示する機能
や、ユーザが更新フォーム上で行った更新操作に対応し
た更新命令をサーバ2へ送信する機能等を有する。この
ような機能を有する更新指示手段11は、更新データ取
得手段111と、更新フォーム表示手段112と、更新
命令生成手段113とを備えている。
【0017】更新データ取得手段111は、ユーザが入
力装置13から入力した更新対象XMLデータの識別子
をサーバ2へ送る機能や、サーバ2から送られてきた上
記識別子のXMLデータを表示装置14に表示する機能
を有する。
【0018】図2は、サーバ2から送られてきたXML
データの一例を示した図である。同図に示すXMLデー
タは、「組織」をルート要素としており、その1階層下
には、同じ名前「部」を有する2つの要素が存在してい
る。第1番目の「部」要素は、「名称」,「社員」とい
う要素をそれぞれ1つずつ持ち、各要素にはそれぞれ
「開発部」,「山本太郎」という値が入っている。ま
た、第2番目の「部」要素は、名前「名称」を有する1
つの要素と、名前「社員」を有する2個の要素を持って
いる。「名称」要素には、「営業部」という値が入って
おり、2個の「社員」要素には、それぞれ「佐藤一
郎」,「田中誠」という値が入っている。
【0019】更新フォーム表示手段112は、記憶装置
15中の更新フォームデータ151に従って、表示装置
14に更新フォームを表示する機能を有する。
【0020】図3は、更新フォーム表示手段112によ
って表示装置14に表示される更新フォームの一例を示
した図である。同図に示すように、更新フォームは、更
新対象データの構造を示す情報301と、位置データの
入力欄302と、種別データの入力欄303と、値デー
タの入力欄304と、送信ボタン305とを含んでい
る。
【0021】入力欄302に入力される位置データは、
XMLデータの操作対象(更新対象)要素を指定するも
のであり、後述する更新命令中のパラメータpathの値に
なる。本実施例では、更新対象要素を子孫とする要素の
名前を/で区切ってルート要素から順番に並べることに
より、更新対象要素を指定するものとする。但し、同じ
階層に同じ要素名が複数存在する場合には、要素名の最
後に、その要素が上記階層に存在する上記同じ名前の要
素の内の、最初から数えて何番目の要素であるのかを示
す〔N〕を付加する。従って、例えば、図2に示したX
MLデータ中の要素201を指定する場合には、/組織
/部〔1〕/社員〔1〕を入力欄302に入力し、要素
202を指定する場合には、/組織/部〔2〕/社員
〔2〕を入力欄302に入力する。尚、〔N〕を省略し
た場合には、その階層に存在する同じ名前の要素全てが
指定されたものとする。
【0022】入力欄303に入力される種別データは、
更新種別を指定するものであり、後述する更新命令中の
パラメータmethodの値となる。本実施例では、種別デー
タとして、set 或いはremoveが入力されるものとする。
set は、pathで指定されたXMLデータの場所に要素が
なければ要素を追加し、既に要素が定義されていれば、
その要素の内容を更新することを指示する。removeは、
pathで指定された場所のXMLデータの要素を削除する
ことを指示する。尚、種別データがremoveの場合、path
で指定された要素がその配下に要素を含む場合は、path
で指定された要素配下の全ての要素を削除する。
【0023】入力欄304に入力される値データは、追
加する要素の値或いは更新後の要素の値を指定するもの
であり、後述する更新命令中のパラメータvalue の値と
なる。尚、種別データの入力欄303にremoveを入力し
た場合には、値データを入力する必要はない。
【0024】更新命令生成手段113は、更新フォーム
の各入力欄302〜304に入力されたデータに基づい
て更新命令を生成し、送受信手段12に渡す機能を有す
る。更新命令は、3個のパラメータpath,method,valu
e を含み、更新命令生成手段113は、入力欄302,
303,304に入力された位置データ,種別データ,
値データをそれぞれパラメータpath,method,value の
値にした更新命令を生成する。
【0025】記録媒体K1は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、クライアント1をデータ
更新装置の一部として機能させるためのプログラムが記
録されている。このプログラムは、コンピュータからな
るクライアント1によって読み込まれ、クライアント1
の動作を制御することにより、クライアント1上に更新
データ取得手段111,更新フォーム表示手段112,
更新命令生成手段113,送受信手段12を実現する。
【0026】サーバ2は、送受信手段21と、CGI(C
ommon Gateway Interface)22と、データ更新手段23
とを備えている。また、サーバ2には、記録媒体K2
と、XMLデータ24−1〜24−nが格納された記憶
装置24とが接続されている。
【0027】送受信手段21は、HTTPプロトコルに
従って、ネットワーク3を介してクライアント1とデー
タを送受信する機能を有する。
【0028】データ更新手段23は、CGI22を介し
て加えられる更新命令に従ってXMLデータを更新する
機能を有する。
【0029】記録媒体K2は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、サーバ2をデータ更新装
置の一部として機能させるためのプログラムが記録され
ている。このプログラムは、コンピュータからなるサー
バ2によって読み取られ、サーバ2の動作を制御するこ
とで、サーバ2上に、送受信手段21,CGI22,デ
ータ更新手段23を実現する。
【0030】
【動作の説明】次に、本実施例の動作について詳細に説
明す。
【0031】クライアント1の利用者は、更新対象にす
るXMLデータ24−i(1≦i≦n)がどのようなも
のであるのかを知ることが必要な場合、入力装置13か
ら更新対象にするXMLデータ24−iのXML識別子
を入力する。
【0032】これにより、更新データ取得手段111
は、送受信手段12を利用してサーバ2へ更新対象XM
Lデータ24−iのXML識別子を送信し、サーバ2か
ら更新対象XMLデータ24−iが送られてくるのを待
つ(図4,A1,A2)。サーバ2は、上記XML識別
子によって示されるXMLデータ24−iを記憶装置2
4から取り出し、クライアント1へ送信する。クライア
ント1内の更新データ取得手段111は、サーバ2から
XMLデータ24−iが送られてくると、それを表示装
置14に表示する(A3)。
【0033】クライアント1の利用者は、表示装置14
に表示されたXMLデータ24−iに基づいて、更新対
象要素の位置等を認識する。尚、クライアント1の利用
者が、サーバ2から更新対象XMLデータ24−iを取
得しなくとも、更新対象要素の位置等を認識できる場合
(例えば、クライアント1側に更新対象XMLデータ2
4−iのコピーが保存されている場合等)は、ステップ
A1〜A3の処理は、不要である。
【0034】その後、利用者は、更新フォーム表示手段
112を起動する。これにより、更新フォーム表示手段
112は、記録装置15から更新フォームデータ151
を読み込み、それに従って図3に示す更新フォームを表
示装置14に表示する(図5,B1)。
【0035】更新フォームが表示されると、利用者は、
入力装置13を用いて更新内容(追加,変更,削除)に
応じた入力欄302〜304に対する文字列入力操作を
行い、更新フォーム表示手段112は、利用者が行う文
字列入力操作に従って各入力欄302〜304へ文字列
を入力する(B2)。文字列の入力が完了すると、利用
者は、送信ボタン305をクリックする。これにより、
更新命令生成手段113は、各入力欄302〜304に
入力された文字列に基づいて更新命令を作成し、それに
更新対象XMLデータ24−iのXML識別子を付加し
て送受信手段12に渡す(B3がYES,B4)。これ
により、送受信手段12は、HTTPプロトコルに従っ
て、XML識別子の付加された更新命令をサーバ2へ送
信する。
【0036】このXML識別子の付加された更新命令
は、サーバ2内の送受信手段21で受信され、CGI2
2を介してデータ更新手段23に渡される。データ更新
手段23は、上記XML識別子によって示される更新対
象XMLデータ24−iを上記更新命令に従って更新す
る。
【0037】以下に、具体例を挙げて更新時の動作を詳
細に説明する。
【0038】先ず、要素の追加時の動作について説明す
る。今、例えば、図2に示すXMLデータ24−iの、
第2番目の「部」要素配下の2つの「社員」要素と同じ
階層の最後に、新たな「社員」要素を値「鈴木花子」で
追加するとする。この例の場合、利用者は、図3に示す
更新フォームの入力欄302に「/組織/部〔2〕/社
員〔3〕」を入力し、入力欄303に「set 」を入力
し、入力欄304に「鈴木花子」を入力することになる
(図5,B1,B2)。
【0039】入力が完了すると、利用者は、送信ボタン
305をクリックする。これにより、更新命令生成手段
113は、各パラメータpath,method,value の値をそ
れぞれ入力欄302,303,304に入力された文字
列とした、下記のパラメータを含む更新命令を生成し、
それに更新対象XMLデータ24−iのXML識別子を
付加して送受信手段12に渡す(B3がYES,B
4)。
【0040】path=/組織/部〔2〕/社員〔3〕 method=set value =鈴木花子
【0041】送受信手段12は、更新命令生成手段11
3から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2へ送信する。
このXML識別子の付加された更新命令は、サーバ2内
の送受信手段21で受信され、CGI22を介してデー
タ更新手段23に渡される。
【0042】これにより、データ更新手段23は、記憶
装置24中の、上記XML識別子によって示されるXM
Lデータに対して、図6の流れ図に示す更新処理を行
う。この例の場合、method=set で(C1がNO)で、
且つ第2番目の「部」要素に第3番目の「社員」要素が
存在しないので(C2がNO)、データ更新手段23
は、パラメータvalue の値「鈴木花子」に従って要素を
追加することになる(C3)。この結果、図2に示した
XMLデータは、図7に示すように更新される。
【0043】また、例えば、図2に示したXMLデータ
の、第2番目の「部」要素の配下に、「井上直也」とい
う値を持った第4番目の「社員」要素を追加する場合
は、利用者は、図3に示した更新フォーム中の入力欄3
02に「/組織/部/〔2〕/社員〔4〕」を入力し、
入力欄303に「set 」を入力し、入力欄304に「井
上直也」を入力することになる(図5,B1,B2)。
その後、利用者が送信ボタン305をクリックすると、
更新命令生成手段113が、各パラメータpath,metho
d,value の値をそれぞれ入力欄302,303,30
4に入力された文字列とした、下記のパラメータを含む
更新命令を生成し、それに更新対象XMLデータ24−
iのXML識別子を付加して送受信手段12に渡す(B
3がYES,B4)。
【0044】path=/組織/部〔2〕/社員〔4〕 method=set value =井上直也
【0045】送受信手段12は、更新命令生成手段11
3から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2へ送信する。
このXML識別子の付加された更新命令は、サーバ2内
の送受信手段21で受信され、CGI22を介してデー
タ更新手段23に渡される。
【0046】これにより、データ更新手段23は、記憶
装置24中の、上記XML識別子によって示されるXM
Lデータに対して、図6の流れ図に示す更新処理を行
う。この例の場合、ステップC1,C2の判断結果が両
方ともNOとなるので、データ更新手段23は、パラメ
ータvalue の値「井上直也」に従って要素を追加するこ
とになる(C3)。この結果、図2に示したXMLデー
タは、図8に示すように更新される。
【0047】次に要素の更新時の動作について説明す
る。今、例えば、図2に示すXMLデータの、第2番目
の「部」要素配下の、第2番目の「社員」要素の値「田
中誠」を「中田誠」に変更するとする。この場合、利用
者は、図3に示す更新フォームの入力欄302に「/組
織/部〔2〕/社員〔2〕」を入力し、入力欄303に
「set 」を入力し、入力欄304に「中田誠」を入力す
る(図5,B1,B2)。その後、利用者が送信ボタン
305をクリックすると、更新命令生成手段113が、
下記のパラメータを含む更新命令を生成し、それに更新
対象XMLデータ24−iのXML識別子を付加して送
受信手段12に渡す(B3がYES,B4)。
【0048】path=/組織/部〔2〕/社員〔2〕 method=set value =中田誠
【0049】送受信手段12は、更新命令生成手段11
3から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2へ送信する。
このXML識別子の付加された更新命令は、サーバ2内
の送受信手段21で受信され、CGI22を介してデー
タ更新手段23に渡される。
【0050】これにより、データ更新手段23は、記憶
装置24中の、上記XML識別子によって示されるXM
Lデータに対して、図6の流れ図に示す更新処理を行
う。この例の場合、ステップC1,C2の判断結果がそ
れぞれNO,YESとなるので、データ更新手段23
は、パラメータvalue の値「中田誠」に従って要素の値
を変更することになる(C4)。この結果、図2に示し
たXMLデータ24−iは、図9に示すように変更され
る。
【0051】次に削除時の動作について説明する。今、
例えば、図2に示すXMLデータの、第2番目の「部」
要素配下の、第2番目の「社員」要素を削除するとす
る。この場合、利用者は、図3に示す更新フォームの入
力欄302に「/組織/部〔2〕/社員〔2〕」を入力
し、入力欄303に「remove」を入力する(図5,B
1,B2)。その後、利用者が送信ボタン305をクリ
ックすると、更新命令生成手段113が、下記のパラメ
ータを含む更新命令を生成し、それに更新対象XMLデ
ータ24−iのXML識別子を付加して送受信手段12
に渡す(B3がYES,B4)。
【0052】path=/組織/部〔2〕/社員〔2〕 method=remove
【0053】送受信手段12は、更新命令生成手段11
3から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2へ送信する。
このXML識別子の付加された更新命令は、サーバ2内
の送受信手段21で受信され、CGI22を介してデー
タ更新手段23に渡される。
【0054】これにより、データ更新手段23は、記憶
装置24中の、上記XML識別子によって示されるXM
Lデータに対して、図6の流れ図に示す更新処理を行
う。この例の場合、ステップC1判断結果がYESとな
るので、データ更新手段23は、パラメータpathによっ
て指定された要素を削除する(C5)。この結果、図2
に示したXMLデータ24−iは、図10に示すように
変更される。
【0055】
【他の実施例】図11は、本発明の他の実施例のブロッ
ク図であり、クライアント1aと、サーバ2aと、両者
を相互に接続するネットワーク3とから構成されてい
る。
【0056】クライアント1aは、更新指示手段11a
と、送受信手段12とを備えている。また、クライアン
ト1aには、入力装置13と、表示装置14と、記録媒
体K1aとが接続されている。
【0057】更新指示手段11aは、XMLデータ更新
時に使用する更新フォームデータをサーバ2aから取得
して更新フォームを表示装置14に表示する機能や、利
用者が更新フォーム上で行った更新操作に応じた更新命
令を生成して送受信手段12に渡す機能等を有する。こ
のような機能を有する更新指示手段11aは、更新フォ
ーム取得手段114と、更新命令生成手段115とから
構成される。
【0058】更新フォーム取得手段114は、更新対象
にするXMLデータの識別子をサーバ2aへ送信する機
能や、サーバ2aから送られてきた更新フォームデータ
に従って、表示装置14に更新フォームを表示する機能
を有する。
【0059】更新命令生成手段115は、利用者が更新
フォーム上の入力欄を用いて行った更新操作と、サーバ
2aから送られてきた更新フォームデータとに基づい
て、更新操作の行われた入力欄の位置(更新対象要素の
位置)と更新種別とを含み、且つ必要に応じて追加或い
は更新する値を含む更新命令を生成し、送受信手段12
に渡す機能を有する。
【0060】記録媒体K1aは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータからなるク
ライアント1aをデータ更新装置の一部として機能させ
るためのプログラムが記録されている。このプログラム
は、クライアント1aによって読み取られ、クライアン
ト1aの動作を制御することで、クライアント1a上に
送受信手段12,更新フォーム取得手段114,更新命
令生成手段115を実現する。
【0061】サーバ2aは、フォーム作成手段25が追
加されている点、及び記録媒体K2の代わりに記録媒体
K2aが接続されている点が図1に示したサーバ2と相
違している。
【0062】フォーム作成手段25は、記憶装置24に
格納されているXMLデータ24−1〜24−nの内
の、クライアント1aから送られてきたXML識別子に
よって特定されるXMLデータ24−iと、XMLデー
タ24−iに対する更新フォームを作成する際に使用す
る更新フォーム作成用のテンプレートとに基づいて、更
新フォームデータを作成する機能を有する。
【0063】図12は、XMLデータ24−iに対する
更新フォームを作成する際に使用するテンプレートの一
例を示す図であり、HTMLで記述されている。同図に
示すテンプレートは、XMLデータ24−iが、図2に
示すものである場合、図13に示すようなHTMLで記
述された更新フォームデータを作成する。この図13に
示す更新フォームデータに従って表示を行うことによ
り、図14に示すような更新フォームが表示される。
【0064】図12に示す更新フォーム作成用テンプレ
ートの要素1201は、XMLデータ24−iの「/組
織/部〔1〕/社員〔1〕」によって示される要素の値
が入力済みの入力欄を表示することを指示し、要素12
02は、XMLデータ24−iの「/組織/部〔1)/
社員〔2〕」によって示される要素の値が入力済みの入
力欄を表示することを指示し、要素1203は、XML
データ24−iの「/組織/部〔2〕/社員〔4〕」に
よって示される要素の値が入力済みの入力欄を表示する
ことを指示するものである。
【0065】また、図13に示す更新フォームデータの
要素1301は、「山本太郎」が入力済みの入力欄の表
示を指示するものであり、この要素1301によって図
14の入力欄1401が表示される。上記「山本太郎」
は、図12の要素1201中の「/組織/部〔1〕/社
員〔1〕」によって指定された、図2に示す要素201
の値である。また、要素1302は、更新命令中のパラ
メータmethodの値をset にすることを指示するものであ
り、要素1303は、パラメータpathの値を「/組織/
部〔1〕/社員〔1〕」にすることを指示するものであ
る。要素1302,1303は、更新フォーム上には表
示されないが、入力欄1401に対応するものであり、
入力欄1401を用いた更新操作が行われた場合、更新
命令を生成するための要素1302,1303の内容が
利用される。尚、要素1303中の「/組織/部〔1〕
/社員〔1〕」は、図12に示す要素1201中の位置
を示す情報と同じものである。
【0066】また、図13に示す更新フォームデータ中
の要素1304は、空の入力欄の表示を指示するもので
あり、この要素によって図14の入力欄1402が表示
される。ここで、入力欄が空であるのは、図2のXML
データ中に、図12の要素1202によって指定される
要素が存在しないからである。また、要素1305は、
更新命令中のパラメータmethodの値をset にすることを
指示するものであり、要素1306は、パラメータpath
の値を「/組織/部〔1〕/社員〔2〕」にすることを
指示するものである。要素1305,1306は、更新
フォーム上には表示されないが、入力欄1402に対応
するものであり、入力欄1402を用いた更新操作が行
われた場合、更新命令を生成するために要素1305,
1306の内容が利用される。尚、要素1306中の
「/組織/部〔1〕/社員〔2〕」は、図12に示す要
素1201中の位置を示す情報と同じものである。
【0067】記録媒体K2aは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、サーバ2aをデータ更新
装置の一部として機能させるためのプログラムが記録さ
れている。このプログラムは、コンピュータからなるサ
ーバ2aによって読み取られ、サーバ2aの動作を制御
することで、サーバ2a上に送受信手段21,CGI2
2,データ更新手段23,フォーム作成手段25を実現
する。
【0068】
【動作の説明】次に本実施例の動作について詳細に説明
する。
【0069】クライアント1aの利用者は、サーバ2a
の記憶装置24に格納されているXMLデータ24−i
を更新する際、更新フォーム取得手段114を起動し、
更新対象XMLデータ24−iのXML識別子を入力装
置13から入力する。
【0070】これにより、更新フォーム取得手段114
は、送受信手段12を利用してサーバ2aへ更新対象X
MLデータ24−iのXML識別子を送信し、サーバ2
aから更新フォームデータが送られてくるのを待つ(図
15,D1,D2)。
【0071】サーバ2a内の送受信手段21は、クライ
アント1aからXMLデータ24−iのXML識別子が
送られてくると、それを受信し、フォーム作成手段25
に渡す。これにより、フォーム作成手段25は、上記X
ML識別子が示すXMLデータ24−iと、図12に示
すテンプレートとに基づいて、図13に示すHTMLで
記述された更新フォームデータを生成する。この更新フ
ォームデータは、CGI22,送受信手段21,ネット
ワーク3を介してクライアント1aに送られる。
【0072】クライアント1a内の更新フォーム取得手
段114は、サーバ2aから図13に示す更新フォーム
データが送られてくると、それに基づいて図14に示す
更新フォームを表示装置14に表示する(D3)。同図
に示すように、更新フォームには、8個の入力欄140
1〜1408と、送信ボタン1409とが設けられてい
る。
【0073】クライアント1aの利用者は、表示装置1
4に図14に示す更新フォームが表示されると、入力装
置13を用いて、入力欄1401〜1408の内の、更
新対象にする要素に対応する入力欄に、文字列の入力,
文字列の削除といった更新操作を行う。更新命令生成手
段115は、利用者によって更新操作が行われると、更
新操作に対応した処理を行う(図16,E1)。その
後、利用者が、送信ボタン1409をクリックすると、
利用者が更新操作を行った入力欄の内容等に基づいて更
新命令を生成し、XMLデータ24−iのXML識別子
を付加して送受信手段12に渡す(E3)。送受信手段
12は、上記XML識別子が付加された更新命令を、H
TTPプロトコルに従ってサーバ2aに送る。このXM
L識別子が付加された更新命令は、サーバ2a内の送受
信手段21で受信され、CGI22を介してデータ更新
手段23に渡される。データ更新手段23は、前述した
実施例と同様にして、XMLデータ24−iを更新命令
に従って更新する。
【0074】以下に、具体例を挙げてXMLデータ24
−iの更新時の動作を説明する。
【0075】先ず、要素の追加時の動作について説明す
る。今、例えば、図2に示すXMLデータ24−iの、
第1番目の「部」要素配下の「社員」要素と同じ階層の
最後に、新たな「社員」要素を値「鈴木花子」で追加す
るとする。この例の場合、利用者は、図14に示す更新
フォームの入力欄1402に「鈴木花子」を入力するこ
とになる。これにより、更新命令生成手段115は、入
力欄1402に「鈴木花子」を表示する(図16,E
1)。
【0076】入力が完了すると、利用者は、送信ボタン
1409をクリックする。これにより、更新命令生成手
段115は、各パラメータpath,method,value の値を
それぞれ下記のものにした更新命令を生成し、XMLデ
ータ24−iのXML識別子を付加して送受信手段12
に渡す(E2がYES,E3)。ここで、パラメータpa
thの値は、入力欄1402に対応する要素1306(図
13参照)中の値であり、パラメータmethodの値は、要
素1305中の値であり、パラメータvalue の値は、入
力欄1402に入力された値である。
【0077】path=/組織/部〔1〕/社員〔2〕 method=set value =鈴木花子
【0078】送受信手段12は、更新命令生成手段11
5から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2aへ送信す
る。これにより、サーバ2a内のデータ更新手段23が
XMLデータ24−iを更新する。
【0079】次に要素の更新時の動作について説明す
る。今、例えば、図2に示すXMLデータの、第1番目
の「部」要素配下の、第1番目の「社員」要素の値「山
本太郎」を「山田太郎」に変更するとする。この場合、
利用者は、図14に示す更新フォームの入力欄1401
に上書きの形で「山田太郎」を入力する。これにより、
更新命令生成手段115は、入力欄1401に「山田太
郎」を表示する(図16,E1)。
【0080】その後、利用者が送信ボタン1409をク
リックすると、更新命令生成手段115は、各パラメー
タpath,method,value の値をそれぞれ下記のものにし
た更新命令を生成し、XMLデータ24−iのXML識
別子を付加して送受信手段12に渡す(E2がYES,
E3)。ここで、パラメータpathの値は、入力欄140
1に対応する要素1303(図13参照)中の値であ
り、パラメータmethodの値は、要素1302中の値であ
り、パラメータvalue の値は、入力欄1401に入力さ
れた値である。
【0081】path=/組織/部〔1〕/社員〔1〕 method=set value =山田太郎
【0082】送受信手段12は、更新命令生成手段11
5から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2aへ送信す
る。これにより、サーバ2a内のデータ更新手段23
は、XMLデータ24−iを更新命令に従って更新す
る。
【0083】次に削除時の動作について説明する。今、
例えば、図2に示すXMLデータの、第1番目の「部」
要素配下の、「社員」要素を削除するとする。この場
合、利用者は、図14に示す更新フォームの入力欄14
01に入力されている文字列「山本太郎」を削除する操
作を入力装置13を用いて行う。これにより、更新命令
生成手段115は、入力欄1401を空にすると共に、
入力欄1401に対応する要素1302中の「value
=”set ”」を「value =”remove”」に変更する。そ
の後、利用者が送信ボタン1409をクリックすると、
更新命令生成手段115は、各パラメータpath,method
の値をそれぞれ下記のものにした更新命令を生成し、X
MLデータ24−iのXML識別子を付加して送受信手
段12に渡す(E2がYES,E3)。ここで、パラメ
ータpathの値は、入力欄1401に対応する要素130
3(図13参照)中の値であり、パラメータmethodの値
は、要素1302中の値である。
【0084】path=/組織/部〔1〕/社員〔1〕 method=remove
【0085】送受信手段12は、更新命令生成手段11
3から渡された、XML識別子の付加された更新命令
を、HTTPプロトコルに従ってサーバ2へ送信する。
これにより、サーバ2a内のデータ更新手段23は、X
MLデータ24−iを更新命令に従って更新する。
【0086】
【その他の実施例】図17は、本発明のその他の実施例
のブロック図であり、クライアント1bと、サーバ2b
と、両者を相互に接続するネットワーク3とから構成さ
れている。
【0087】クライアント1bは、更新指示手段11の
代わりに更新指示手段11bを備えている点、記録媒体
K1の代わりに記録媒体K1bが接続されている点、及
び記憶装置15内に更新フォームデータ151の代わり
に更新フォームデータ151bが格納されている点が図
1に示したクライアント1と相違している。
【0088】更新フォームデータ151bは、表示装置
14に、図18に示すような更新フォームを表示させる
ためのデータである。この図18に示す更新フォーム
は、蓄積ボタン306が追加されている点が、図3に示
した更新フォームと相違している。
【0089】更新指示手段11bは、更新命令生成手段
113の代わりに更新命令生成手段113bを備えてい
る点、更新命令蓄積部116が追加されている点が、図
1に示した更新指示手段11と相違している。
【0090】更新命令生成手段113bは、利用者によ
って更新フォーム上の蓄積ボタン306がクリックされ
た時、入力欄302〜304に入力されている文字列に
基づいて更新命令を生成し、生成した更新命令を蓄積順
が分かる形式で更新命令蓄積部116に格納する機能
や、送信ボタン305がクリックされることにより、更
新命令蓄積部116に格納されている更新命令を、その
蓄積順が分かる形で一括してサーバ2bへ送信する機能
を有する。尚、本実施例では、更新命令に含まれる各パ
ラメータpath,method,value の直後に蓄積順を表す文
字列〔N〕(N=1,2,3…)を付加することによ
り、蓄積順を表示するものとする。
【0091】記録媒体K1bは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータからなるク
ライアント1bをデータ更新装置の一部として機能させ
るためのプログラムが記録されている。このプログラム
は、クライアント1bによって読み取られ、クライアン
ト1bの動作を制御することにより、クライアント1b
上に更新データ取得手段111,更新フォーム表示手段
112,更新命令生成手段113b,送受信手段12を
実現する。
【0092】サーバ2bは、データ更新手段23の代わ
りにデータ更新手段23bを備えている点、及び記録媒
体2Kの代わりに記録媒体2Kbを備えている点が図1
に示した実施例と相違している。
【0093】データ更新手段23bは、クライアント1
bから蓄積順が分かる形式で送られてきた複数の更新命
令に従って、XMLデータ24−iを更新する機能を有
する。
【0094】記録媒体K2bは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータからなるサ
ーバ2bをデータ更新装置の一部として機能させるため
のプログラムが記録されている。このプログラムは、サ
ーバ2bによって読み取られ、サーバ2bの動作を制御
することで、サーバ2b上に送受信手段21,CGI2
2,データ更新手段23bを実現する。
【0095】
【動作の説明】次に本実施例の動作について詳細に説明
する。尚、更新データ取得手段111に関連する動作
は、図1に示した実施例と同じであるので、ここでは説
明を省略する。
【0096】更新フォーム表示手段112は、利用者に
よって更新フォームの表示が指示されると、記憶装置1
5に格納されている更新フォームデータ151bに基づ
いて、図18に示す更新フォームを表示装置14に表示
する(図19,F1)。
【0097】利用者は、図18に示す更新フォームが表
示されると、先ず、第1番目の更新命令を生成するため
に、必要になる文字列を入力欄302〜304に入力す
る。今、例えば、図2に示すXMLデータ24−iの、
第2番目の「部」要素配下の2つの「社員」要素と同じ
階層の最後に、新たな「社員」要素を値「鈴木花子」で
追加するとする。この場合、利用者は、図18に示す更
新フォームの入力欄302に「/組織/部〔2〕/社員
〔3〕」を入力し、入力欄303に「set 」を入力し、
入力欄304に「鈴木花子」を入力することになる(図
19,F2)。
【0098】入力が完了すると、利用者は、蓄積ボタン
306をクリックする。これにより、更新命令生成手段
113bは、各パラメータpath,method,value に蓄積
順が第1番目であることを示す文字列〔1〕を付加する
と共に、それらの値をそれぞれ入力欄302,303,
304に入力された文字列とした、下記のパラメータ
(1)を含む更新命令を生成し、更新命令蓄積部116
に格納する(F3がYES,F5)。
【0099】 path1=/組織/部〔2〕/社員〔3〕 method1=set … (1) value1=鈴木花子
【0100】更に、図2に示したXMLデータの、第2
番目の「部」要素の配下に、「井上直也」という値を持
った第4番目の「社員」要素を追加する場合は、利用者
は、図18に示した更新フォーム中の入力欄302,3
03,304にそれぞれ「/組織/部/〔2〕/社員
〔4〕」,「set 」,「井上直也」を入力し、その後、
蓄積ボタン306をクリックする。これにより、更新命
令生成手段113bは、各パラメータpath,method,va
lue に蓄積順を示す文字列〔2〕を付加すると共に、そ
れらの値をそれぞれ入力欄302,303,304に入
力された文字列とした、下記のパラメータ(2)を含む
更新命令を生成し、更新命令蓄積部116に格納する
(F3がYES,F5)。
【0101】 path2=/組織/部〔2〕/社員〔4〕 method2=set … (2) value2=井上直也
【0102】更に、図2に示すXMLデータの、第2番
目の「部」要素配下の、第2番目の「社員」要素の値
「田中誠」を「中田誠」に変更する場合は、利用者は、
各入力欄302,303,304にそれぞれ「/組織/
部〔2〕/社員〔2〕」,「set 」,「中田誠」を入力
し、その後、蓄積ボタン306をクリックする。これに
より、更新命令生成手段113bは、各パラメータpat
h,method,value に蓄積順を示す文字列〔3〕を付加
すると共に、それらの値をそれぞれ入力欄302,30
3,304に入力された文字列とした、下記のパラメー
タ(3)を含む更新命令を生成し、更新命令蓄積部11
6に格納する(F3がYES,F5)。
【0103】path3=/組織/部〔2〕/社員〔2〕 method3=set … (3) value3=中田誠
【0104】更に、図2に示すXMLデータの、第2番
目の「部」要素配下の、第2番目の「社員」要素を削除
する場合は、利用者は、図18に示す更新フォームの入
力欄302,303,304にそれぞれ「/組織/部
〔2〕/社員〔2〕」,「remove」を入力し、その後、
蓄積ボタン306をクリックする。これにより、更新命
令生成手段113bが、各パラメータpath,methodに蓄
積順を示す文字列〔4〕を付加すると共に、それらの値
をそれぞれ入力欄302,303,304に入力された
文字列とした、下記のパラメータ(4)を含む更新命令
を作成し、更新命令蓄積部116に蓄積する(F3がY
ES,F5)。尚、同じ階層に存在する、同じ名前の要
素を複数削除する場合には、後ろの要素から順番に削除
することが必要である。
【0105】 path4=/組織/部〔2〕/社員〔2〕 method4=remove … (4)
【0106】その後、利用者が送信ボタン305をクリ
ックすると、更新命令生成手段113bは、命令蓄積部
116に蓄積されている上記したパラメータ(1)〜
(4)を含む4個の更新命令に、更新対象XMLデータ
24−iのXML識別子を付加して送受信手段12に渡
す(F4がYES,F6)。
【0107】これにより、送受信手段12は、HTTP
プロトコルに従って、上記した4個の更新命令をサーバ
2bへ送信する。この4個の更新命令は、サーバ2b内
の送受信手段21で受信され、CGI22を介してデー
タ更新手段23bに渡される。
【0108】データ更新手段23bは、上記4個の更新
命令の内の、蓄積順が最初の更新命令(文字列〔1〕が
付加されたパラメータを含む更新命令)に注目し、その
更新命令に従って更新対象XMLデータ24−iを更新
する(図20,G1,G3)。その後、データ更新手段
23bは、蓄積順が第2番目の更新命令(文字列〔2〕
が付加されたパラメータを含む更新命令)に注目し、そ
れに従ってXMLデータ24−iを更新する(図20,
G1,G3)。以下、データ更新手段23bは、未注目
の更新命令がなくなるまで(G2がNOとなるまで)、
上述したと同様の処理を繰り返し行う。
【0109】
【更にその他の実施例】図21は本発明の更にその他の
実施例のブロック図であり、クライアント1cと、サー
バ2cと、両者を相互に接続するネットワーク3とから
構成されている。
【0110】クライアント1cは、更新命令生成手段1
15の代わりに更新命令生成手段115cを備えている
点、更新命令蓄積部116が追加されている点、記録媒
体K1aの代わりに記録媒体K1cが接続されている点
が、図11に示したクライアント1aと相違している。
【0111】更新命令生成手段115cは、利用者が更
新フォーム上の入力欄を用いて行った更新操作と、サー
バ2cから送られてきた更新フォームデータとに基づい
て、更新操作の行われた入力欄の位置(更新対象要素の
位置)と更新種別とを含み、且つ必要に応じて追加或い
は更新する値を含む更新命令を生成する機能や、生成し
た更新命令を蓄積順が分かる形式で更新命令蓄積部11
6に蓄積する機能や、更新命令蓄積部116に蓄積され
ている複数の更新命令を、蓄積順が分かる形式で一括し
てサーバ2cへ送信する機能を有する。尚、本実施例に
於いても、図17に示した実施例と同様に、各パラメー
タpath,method,value に蓄積順を示す文字列〔N〕を
付加することにより、その蓄積順を表示するものとす
る。
【0112】記録媒体K1cは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、クライアント1cをデー
タ更新装置の一部として機能させるためのプログラムが
記録されている。このプログラムは、コンピュータから
なるクライアント1cによって読み取られ、クライアン
ト1cの動作を制御することで、クライアント1c上
に、送受信手段12,更新フォーム取得手段114,更
新命令生成手段115cを実現する。
【0113】サーバ2cは、データ更新手段23の代わ
りにデータ更新手段23cを備えている点、記録媒体K
2aの代わりに記録媒体K2cを備えている点が、図1
1に示したサーバ2aと相違している。
【0114】データ更新手段23cは、図17に示した
データ更新手段23bと同様の機能を有する。
【0115】記録媒体K2cは、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、サーバ2cをデータ更新
装置の一部として機能させるためのプログラムが記録さ
れている。このプログラムは、コンピュータからなるサ
ーバ2cによって読み取られ、サーバ2cの動作を制御
することで、サーバ2c上に、送受信手段21,CGI
22,ディスク更新手段23c,フォーム作成手段25
を実現する。
【0116】
【実施例の動作】次に本実施例の動作について詳細に説
明する。
【0117】クライアント1cの利用者は、更新対象X
MLデータ24−iの更新時、先ず、更新フォーム取得
手段114を起動し、更新対象XMLデータ24−iの
XML識別子を入力する。これにより、更新フォーム取
得手段114は、図15の流れ図に示すステップD1〜
D3の処理を行い、サーバ2c内のフォーム作成手段2
5が作成した更新フォームデータに従って表示装置14
に図22に示す更新フォームを表示する。図22に示し
た更新フォームは、蓄積ボタン1410を備えている点
が、図14に示した更新フォームと相違している。
【0118】図22に示す更新フォームが表示される
と、クライアント1cの利用者は、表示された更新フォ
ームを使用して更新操作を行う。
【0119】今、例えば図2に示すXMLデータ24−
iの、第1番目の「部」要素配下の「社員」要素と同じ
階層の最後に、新たな「社員」要素を値「鈴木花子」で
追加するとすると、利用者は、図22に示す更新フォー
ムの入力欄1402に「鈴木花子」を入力する。これに
より、更新命令生成手段115cは、入力欄1402に
「鈴木花子」を表示する(図23,H1)。尚、ステッ
プH1で行う処理は、図16のステップE1で行う処理
と同じ処理である。その後、利用者は、蓄積ボタン14
10をクリックする。これにより、更新命令生成手段1
15cは、各パラメータpath,method,value に蓄積順
が第1番目であることを示す文字列〔1〕を付加すると
共に、それらの値を更新フォームデータ,入力欄140
2に入力された文字列によって決まる値にした、下記の
パラメータ(5)を含む更新命令を生成し、更新命令蓄
積部116に格納する(H2がYES,H4)。
【0120】 path1=/組織/部〔1〕/社員〔2〕 method1=set … (5) value1=鈴木花子
【0121】更に、図2に示すXMLデータの、第1番
目の「部」要素配下の、第1番目の「社員」要素の値
「山本太郎」を「山田太郎」に変更する場合は、図22
に示す更新フォームの入力欄1401に上書きの形で
「山田太郎」を入力する。これにより、更新命令生成手
段115cは、入力欄1401に「山田太郎」を表示す
る(図16,E1)。
【0122】その後、利用者が蓄積ボタン1410をク
リックすると、更新命令生成手段115は、各パラメー
タpath,method,value に格納順が第2番目であること
を示す文字列〔2〕を付加すると共に、それらの値を更
新フォームデータ,入力欄1401に入力された文字列
によって決まる値とした、下記のパラメータ(6)を含
む更新命令を生成し、更新命令蓄積部116に格納する
(H2がYES,H4)。
【0123】 path2=/組織/部〔1〕/社員〔1〕 method2=set … (6) value2=山田太郎
【0124】その後、更に、図2に示すXMLデータ
の、第1番目の「部」要素配下の、「社員」要素を削除
する場合は、図22に示す更新フォームの入力欄140
1に入力されている文字列「山本太郎」を削除する操作
を入力装置13を用いて行う。これにより、更新命令生
成手段115cは、入力欄1401を空にすると共に、
入力欄1401に対応する要素1302中の「value
=”set ”」を「value =”remove”」に変更する。そ
の後、利用者が蓄積ボタン1410をクリックすると、
更新命令生成手段115cは、各パラメータpath,meth
od,value に格納順が第3番目であることを示す文字列
〔3〕を付加すると共に、それらの値を更新フォームデ
ータ,入力欄1401に入力された文字列によって決ま
る値にした、下記のパラメータ(7)を含む更新命令を
生成し、更新命令蓄積部116に格納する(H2がYE
S,H4)。
【0125】 path3=/組織/部〔1〕/社員〔1〕 method3=remove … (7)
【0126】その後、利用者が送信ボタン1409をク
リックすると、更新命令生成手段115cは、更新命令
蓄積部116に蓄積されている、上記したパラメータ
(5)〜(7)を含んだ3個の更新命令に、更新対象X
MLデータ24−iのXML識別子を付加して送受信手
段12に渡す(H3がYES,H5)。
【0127】これにより、送受信手段12は、HTTP
プロトコルに従って、上記3個の更新命令をサーバ2c
へ送信する。この3個の更新命令は、サーバ2c内の送
受信手段21で受信され、CGI22を介してデータ更
新手段23cに渡される。データ更新手段23cは、図
20の流れ図に示す処理を行い、更新対象XMLデータ
24−iを更新する。
【0128】
【発明の効果】第1の効果は、サーバ側に保存された階
層構造を持ったXMLデータに対する更新処理を短時間
で行うことが可能になるという点である。
【0129】その理由は、XMLデータの更新時、クラ
イアントからサーバへは、位置データ,種別データ,値
データ(更新種別が追加,変更の場合のみ必要)を含む
更新命令のみを送信しており、更新後のXMLデータを
全てクライアントからサーバへ送信していた従来の技術
に比較してデータ転送に要する時間を短くすることがで
きるからである。
【0130】第2の効果は、サーバ側に保存された階層
構造を持ったXMLデータを更新する際に必要になるク
ライアント側の使用メモリ容量を削減することが可能に
なると共にクライアント側の処理性能を向上させること
ができるという点である。
【0131】その理由は、従来の技術では、クライアン
ト側にXMLデータをDOMオブジェクトに変換するプ
ログラムが必要であったが、本発明では、DOM表現が
不要であり、クライアント側にXMLデータからDOM
オブジェクトへの変換を行うプログラムを設けたり、ク
ライアント側で変換処理を行うことが不要になるからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】更新対象にするXMLデータの一例を示す図で
ある。
【図3】更新フォームの一例を示す図である。
【図4】更新データ取得手段111の処理例を示す流れ
図である。
【図5】更新フォーム表示手段112,更新命令生成手
段113の処理例を示す流れ図である。
【図6】データ更新手段23の処理例を示す流れ図であ
る。
【図7】図2に示すXMLデータに対して要素の追加処
理を行った後のXMLデータを示す図である。
【図8】図2に示すXMLデータに対して要素の追加処
理を行った後のXMLデータを示す図である。
【図9】図2に示すXMLデータに対して要素の値の変
更処理を行った後のXMLデータを示す図である。
【図10】図2に示すXMLデータに対して要素の削除
処理を行った後のXMLデータを示す図である。
【図11】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図12】更新フォーム作成用のテンプレートの一例を
示す図である。
【図13】フォーム作成手段25で作成される更新フォ
ームデータの一例を示す図である。
【図14】更新フォームの一例を示す図である。
【図15】更新フォーム取得手段114の処理例を示す
流れ図である。
【図16】更新命令生成手段115の処理例を示す流れ
図である。
【図17】本発明のその他の実施例のブロック図であ
る。
【図18】更新フォームの一例を示す図である。
【図19】更新フォーム表示手段112,更新命令生成
手段113bの処理例を示す流れ図である。
【図20】データ更新手段23bの処理例を示す流れ図
である。
【図21】本発明の更に他の実施例のブロック図であ
る。
【図22】更新フォームの一例を示す図である。
【図23】更新命令生成手段115cの処理例を示す流
れ図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…クライアント 11,11a,11b,11c…更新指示手段 111…更新データ取得手段 112…更新フォーム表示手段 113,113b,115,115c…更新命令生成手
段 114…更新フォーム取得手段 116…更新命令蓄積部 12…送受信手段 13…入力装置 14…出力装置 15…記憶装置 151,151b…更新フォームデータ K1,K1a,K1b,K1c…記録媒体 2,2a,2b,2c…サーバ 21…送受信手段 22…CGI 23,23b,23c…データ更新手段 24…記憶装置 24−1〜24−n…XMLデータ 25…フォーム作成手段 K2,K2a,K2b,K2c…記録媒体 3…ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉野 隆一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 西鳥 尚生 神戸市西区高塚台五丁目3番1号 神戸日 本電気ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NR02 PP02 PP03 PQ02 5B082 AA01 BA09 GA14 GB02 HA08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 XMLデータを保持しているサーバと、
    該サーバが保持しているXMLデータを更新するクライ
    アントとがネットワークを介して相互に接続されている
    ネットワークシステムに於けるデータ更新方法であっ
    て、 前記クライアントは、前記XMLデータの更新時、前記
    ネットワークを介して前記サーバへ更新対象要素の位置
    を示す位置データと更新種別を示す種別データとを含み
    且つ必要に応じて追加する要素の値或いは変更後の要素
    の値を示す値データを含む更新命令を送信し、 前記サーバは、前記クライアントから送られてきた更新
    命令に従って前記保持しているXMLデータを更新する
    ことを特徴とするデータ更新方法。
  2. 【請求項2】 XMLデータを保持しているサーバと、
    該サーバが保持しているXMLデータを更新するクライ
    アントとがネットワークを介して相互に接続されている
    ネットワークシステムに於けるデータ更新方法であっ
    て、 前記クライアントは、前記XMLデータの更新時、利用
    者が更新対象要素,更新種別を特定し且つ必要に応じて
    追加する要素の値或いは更新する要素の値を特定するた
    めの更新操作を行う毎に、前記更新対象要素の位置を示
    す位置データと前記更新種別を示す種別データとを含み
    且つ必要に応じて前記追加する要素の値或いは更新する
    要素の値を示す値データを含む更新命令を保持し、その
    後、保持している複数の更新命令を保持した順番が分か
    る形式で一括して前記サーバへ送信し、 前記サーバは、前記クライアントから保持順序が分かる
    形式で送られてきた複数の更新命令に従って前記保持し
    ているXMLデータを更新することを特徴とするデータ
    更新方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のデータ更新方法
    に於いて、 前記位置データは、最上位の階層から前記更新対象要素
    が存在する階層までの各階層に存在する、前記更新対象
    要素を子孫とする要素の名前を、同一階層に同じ名前の
    要素が存在しないものはそのまま、同一階層に同じ名前
    の要素が存在するものは他の同じ名前の要素と区別する
    ための情報を付加して階層順に並べたものであることを
    特徴とするデータ更新方法。
  4. 【請求項4】 XMLデータを保持しているサーバと、
    該サーバが保持しているXMLデータを更新するクライ
    アントとがネットワークを介して相互に接続されている
    ネットワークシステムに於けるデータ更新装置であっ
    て、 前記クライアントが、前記XMLデータの更新時、前記
    ネットワークを介して前記サーバへ更新対象要素の位置
    を示す位置データと更新種別を示す種別データとを含み
    且つ必要に応じて追加する要素の値或いは変更後の要素
    の値を示す値データを含む更新命令を送信する更新指示
    手段を備え、 前記サーバが、前記クライアントから送られてきた更新
    命令に従って前記保持しているXMLデータを更新する
    データ更新手段を備えたことを特徴とするデータ更新装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ更新装置に於い
    て、 前記更新指示手段が、 位置データ,種別データ,値データの入力欄を含む更新
    フォームを前記表示装置に表示する更新フォーム表示手
    段と、 前記更新フォームの入力欄に入力された内容を含む更新
    命令を前記サーバへ送信する更新命令生成手段とを備え
    たことを特徴とするデータ更新装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のデータ更新装置に於い
    て、 前記更新指示手段が、 前記XMLデータと予め定められている更新フォーム作
    成用のテンプレートとに基づいて作成された更新フォー
    ムデータであって、前記XMLデータ中の各要素の内容
    が入力済みの各要素毎の入力欄を表示するための情報
    と、追加する要素の値を入力する入力欄を表示するため
    の情報と、前記各入力欄の前記XMLデータ上での位置
    を示す位置データとを含む更新フォームデータに基づい
    て、表示装置に前記各入力欄を含む更新フォームを表示
    する更新フォーム取得手段と、 利用者が前記更新フォーム上の入力欄を用いて行った更
    新操作と、前記更新フォームデータとに基づいて、更新
    操作が行われた入力欄の位置データと更新種別とを含み
    且つ必要に応じて追加する要素の値或いは更新する要素
    の値を含む更新命令を前記サーバへ送信する更新命令生
    成手段とを備えたことを特徴とするデータ更新装置。
  7. 【請求項7】 XMLデータを保持しているサーバと、
    該サーバが保持しているXMLデータを更新するクライ
    アントとがネットワークを介して相互に接続されている
    ネットワークシステムに於けるデータ更新装置であっ
    て、 前記クライアントが、前記XMLデータの更新時、利用
    者が更新対象要素,更新種別を特定し且つ必要に応じて
    追加する要素の値或いは更新する要素の値を特定するた
    めの更新操作を行う毎に、前記更新対象要素の位置を示
    す位置データと前記更新種別を示す種別データとを含み
    且つ必要に応じて前記追加する要素の値或いは更新する
    要素の値を示す値データを含む更新命令を保持し、その
    後、保持している複数の更新命令を保持した順番が分か
    る形式で一括して前記サーバへ送信する更新指示手段を
    備え、 前記サーバが、前記クライアントから保持順序が分かる
    形式で送られてきた複数の更新命令に従って前記XML
    データを更新するデータ更新手段を備えたことを特徴と
    するデータ更新装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ更新装置に於い
    て、 前記更新指示手段が、 更新命令が蓄積される更新命令蓄積部と、 位置データ,種別データ,値データの入力欄を含む更新
    フォームを前記表示装置に表示する更新フォーム表示手
    段と、 利用者が前記更新フォーム上で更新操作を行う毎に、前
    記更新フォームの入力欄に入力された内容を含む更新命
    令を前記更新命令蓄積部に蓄積し、その後、前記更新命
    令蓄積部に蓄積されている複数の更新命令を蓄積した順
    番が分かる形式で前記サーバへ一括して送信する更新命
    令生成手段とを備えことを特徴とするデータ更新装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のデータ更新装置に於い
    て、 前記更新指示手段が、 更新命令が蓄積される更新命令蓄積部と、 前記XMLデータと予め定められている更新フォーム作
    成用のテンプレートとに基づいて作成された更新フォー
    ムデータであって、前記XMLデータ中の各要素の内容
    が入力済みの各要素毎の入力欄を表示するための情報
    と、追加する要素の値を入力する入力欄を表示するため
    の情報と、前記各入力欄の前記XMLデータ上での位置
    を示す位置データとを含む更新フォームデータに基づい
    て、前記各入力欄を含む更新フォームを前記表示装置に
    表示する更新フォーム取得手段と、 利用者が前記更新フォーム上の入力欄を用いて更新操作
    を行う毎に、更新操作が行われた入力欄の位置データと
    更新種別とを含み且つ必要に応じて追加する要素の値或
    いは更新する要素の値を含む更新命令を前記更新命令蓄
    積部に蓄積し、その後、前記更新命令蓄積部に蓄積され
    ている複数の更新命令を蓄積した順番が分かる形式で前
    記サーバへ一括して送信する更新命令生成手段とを備え
    たことを特徴とするデータ更新装置。
  10. 【請求項10】 請求項4または7記載のデータ更新装
    置に於いて、 前記位置データは、最上位の階層から前記更新対象要素
    が存在する階層までの各階層に存在する、前記更新対象
    要素を子孫とする要素の名前を、同一階層に同じ名前の
    要素が存在しないものはそのまま、同一階層に同じ名前
    の要素が存在するものは他の同じ名前の要素と区別する
    ための情報を付加して階層順に並べたものであることを
    特徴とするデータ更新装置。
  11. 【請求項11】 XMLデータを保持しているサーバ用
    コンピュータとネットワークを介して相互に接続されて
    いるクライアント用コンピュータを、前記XMLデータ
    の更新時、前記ネットワークを介して前記サーバ用コン
    ピュータへ更新対象要素の位置を示す位置データと更新
    種別を示す種別データとを含み且つ必要に応じて追加す
    る要素の値或いは変更後の要素の値を示す値データを含
    む更新命令を送信する更新指示手段として機能させ、 前記サーバ用コンピュータを、前記クライアント用コン
    ピュータから送られてきた更新命令に従って前記保持し
    ているXMLデータを更新するデータ更新手段として機
    能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 XMLデータを保持しているサーバ用
    コンピュータとネットワークを介して接続されているク
    ライアント用コンピュータを、前記XMLデータの更新
    時、利用者が更新対象要素,更新種別を特定し且つ必要
    に応じて追加する要素の値或いは更新する要素の値を特
    定するための更新操作を行う毎に、前記更新対象要素の
    位置を示す位置データと前記更新種別を示す種別データ
    とを含み且つ必要に応じて前記追加する要素の値或いは
    更新する要素の値を示す値データを含む更新命令を保持
    し、その後、保持している複数の更新命令を保持した順
    番が分かる形式で一括して前記サーバ用コンピュータへ
    送信する更新指示手段として機能させ、 前記サーバ用コンピュータを、前記クライアント用コン
    ピュータから保持順序が分かる形式で送られてきた複数
    の更新命令に従って前記XMLデータを更新するデータ
    更新手段として機能させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とするプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
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