JP2006185064A - データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ホームページが作成できるような技術レベルで、キーボードアプリケーションの開発を可能にして、業務アプリケーションに特化したキーボードを容易に提供できるようにする。
【解決手段】ソフトキーボードアプリケーション33では、ウェブページで記述されたソフトウエアキーボードを表示する。文字の入力やキーボードの変更は、上述のウェブページにおけるスクリプトファイル41へのリンクにより制御情報ファイル45へ書き込むことで行う。キーボード制御アプリケーション32は、他のアプリケーションプログラムであるスクリプトファイル41からの制御命令と制御情報ファイル45とに応じてソフトキーボードアプリケーション33の制御を行うとともに、ソフトキーボードアプリケーション33からの入力文字を業務アプリケーション31へ通知する。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ処理装置及びプログラムに関する。
従来、PC(Personal Computer)などのコンピュータシステムにおける操作指示は、物理的なキーボードによる入力以外に、タブレットまたは画面上に表示されたソフトウエアキーボードによるものがある。
ここで、ソフトウエアキーボードとは、ソフトウエアによりキーボードと同等の入力操作を可能としたもので、ディスプレイ画面上に表示されたキーボードのキーをマウス等のポインティングデバイスを介して入力操作可能としたもの、あるいはLCD表示画面上に透明タッチパネルを重ね合わせ、表示画面上に表示されたキーボード位置を押下することにより入力操作を可能としたものなどが挙げられる。
そこで、従来からあるソフトウエアキーボードによる入力について図1〜3を参照して説明する。
図1(a)は、従来のデータ処理装置2の外観を示す図である。データ処理装置2は、アプリケーションプログラムを実行するための制御部や記憶部などを備える筐体2aと、操作画面を表示するCRTディスプレイ等からなる表示部11と、液晶表示パネル(LCD)等の表示装置に座標入力タブレット(例えば、表面に透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のパネル)を重ねて配置したタッチパネル、及びキーボードからなる入力装置16と、タッチパネルにポイントして操作指示を入力する入力ペンPと、を備える。ユーザは、入力ペンPにより入力装置16による操作指示を行う。
図1(b)は、データ処理装置2における業務処理を行うアプリケーションプログラムの構成図である。業務処理は、業務に関するデータ処理などを行う業務アプリケーション31と、タッチパネルの表示装置や表示部11の操作画面上におけるソフトウエアキーボードの表示形態を入力データ形態や処理状況に合わせて制御するキーボード制御アプリケーション32と、その制御指示に応じたソフトウエアキーボードを表示して指示入力された文字データをキーボード制御アプリケーション32へ通知するソフトキーボードアプリケーション33とが、制御情報と指示入力された文字データとを互いに通知して実行される。
図2(a)は、タッチパネルの表示装置上に表示されるソフトキーボード画面50を示す図である。ソフトキーボード画面50は、文字列を編集して入力するための文字列編集領域51と、入力するキーボードを選択するキーボード選択領域52と、その選択されたキーボードを表示してユーザからの操作指示により文字を入力するキーボード表示領域53と、を備える。
文字列編集領域51は、文字列を編集して業務アプリケーションプログラムに入力するための表示領域であり、文字編集を行う文字列エディタ61と、その編集上における文字を入力できる位置を示すカーソル62と、入力文字の全角/半角を切替える全角半角切替えボタン63と、カーソルを移動させるカーソル移動ボタン64と、編集中の文字列に対して予め備える辞書データにより対応する漢字などへの変換を行う変換ボタン65と、編集が終わった文字列を業務アプリケーション31の業務データへ入力する転送ボタン66と、を備える。
キーボード選択領域52は、入力するためのキーボードを選択するボタンを表示する領域であり、後述するキーボード表示領域53に表示されるキーボードを選択するためのボタンである手書きキーボード選択ボタン67、ひらがなキーボード選択ボタン68、及び英数字キーボード選択ボタン69を備える。
キーボード表示領域53は、選択されたキーボードを表示して入力ペンPにより操作指示を入力する領域であり、手書き入力された図形の形状から文字を識別してカーソル位置へ入力する。
図2(b)は、上記キーボード選択領域52において「ひらがな」が選択された場合にキーボード表示領域53に表示されるキーボードであるひらがなキーボードウインドウ82を示す図である。同様に、図2(c)は、「英数字」が選択された場合に表示される英数字キーボードウインドウ83を示す図である。
図3は、図2で示した構成における業務処理の模式図である。業務アプリケーション31は、業務上のデータである業務データD1、及び業務データD2を備える。ユーザは、ソフトキーボード画面50を操作指示して、業務アプリケーション31における業務データD1と業務データD2とを編集する。ここでは、業務アプリケーション31で半角英数字の文字列「12345」が格納されている業務データD1を、文字の種別から選択表示される英数字キーボードウインドウ83により文字列エディタ61で編集し、転送ボタン66を押下することで更新する。
以上で説明したソフトウエアキーボードは、ソフトキーボードアプリケーション33に組み込まれた専用のアプリケーションプログラムにより表示部11又は入力装置16に設けられたタッチパネルの表示装置に表示される。そして、ソフトウエアキーボードにより入力された文字データや各アプリケーションプログラム間におけるデータの通知は、データが格納されているメモリアドレスを通知するなどの方法による。
上記技術により、ユーザは、ソフトウエアキーボードにより業務アプリケーションプログラム上のデータ入力などを行うことができ、業務データの形態に合わせたソフトウエアキーボードを提供することで、より効率のよいデータ入力が可能であった。そして、その技術は、例えば特許文献1に示すデータ入力装置のように、公知なものである。
特開2000−10691号公報
従来のソフトキーボードアプリケーションのキーボードの種類やキーの配列、デザインは、どのような業務アプリケーションにも対応できるように汎用的で固定的につくられている。しかし、業務アプリケーションは、納品先のお客様によって変わるので、業務アプリケーションに特化したキーボードを提供できれば、入力ミス等も減り、業務効率が上がる。ところが、従来のソフトキーボードアプリケーションは汎用的であり、固定的につくられているので、業務アプリケーション単位でキーボードを提供することは難しい。更に、キーボードアプリの修正には高いスキルが要求される。
そこで、ホームページが作成できるような技術レベルで、キーボードアプリケーションの開発を可能にすれば、業務アプリケーションに特化したキーボードを容易に提供できるようになる。
本発明の課題は、ホームページが作成できるような技術レベルで、キーボードアプリケーションの開発を可能にして、業務アプリケーションに特化したキーボードを容易に提供できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、文字を画面から入力するソフトウエアキーボードを表示する表示装置を備え、前記ソフトウエアキーボードの種類を指定する指定手段と、前記指定手段によるソフトウエアキーボードの種類に基づいたウェブページからなるソフトウエアキーボードを表示する表示制御手段と、前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードのボタンによる指示に基づいて文字を入力する入力手段と、を備えることを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記指定手段は、入力する文字の種類に基づいて前記ソフトウエアキーボードの種類を指定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記指定手段は、URLを指定することで前記ソフトウエアキーボードの種類を指定し、前記表示制御手段は、前記URLに基づいたウェブページを表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記表示制御手段により表示されたウェブページの任意の文字列を取得する文字列取得手段とをさらに備え、前記入力手段は、前記文字列選択手段により選択された文字列を入力すること、を特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記入力手段による入力文字の履歴を記録する記録手段とをさらに備え、前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードは、前記記録手段により従前に入力した文字を入力するボタンからなること、を特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、入力する文字の種類に基づいて前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードを作成する作成手段とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記作成手段により作成された前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードを表示すること、を特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記指定手段は、ウェブページのボタンによりソフトウエアキーボードの種類を指定しすることを特徴とする。
請求項1、8記載の発明によれば、ソフトウエアキーボードをウェブページで作成することにより、アプリケーションプログラムに精通していない人でも、キーの配置やデザインのカスタマイズを、ウェブページを作成する程度の知識で容易に行うことができる。
ここでいう、ウェブページとは、URL(Uniform Resource Locator)又はファイルのパスを指定することで閲覧元のブラウザに送られる、WWW(World Wide Web)サーバ機能を有する実行アプリケーションからのファイル、又は機器内のファイルであり、HTML(Hypertext Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language )、DHTML(Dynamic HTML )等のマークアップ言語により記述されたものである。
請求項2記載の発明によれば、ソフトウエアキーボードが入力する文字の種類に応じて切り替わるため、ユーザは、入力の状況に応じてキーボードを選択する必要がなく、文字の入力に専念することができる。また、入力時において、例えば半角/全角など、文字の種類の間違いを防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、URLを指定することで、そのウェブページが表示できるため、入力時において確認したい情報をソフトウエアキーボード上でインターネットから確認できる。
請求項4記載の発明によれば、ソフトウエアキーボード上に表示されたウェブページの文字を選択して入力を行うことができるため、文字入力の手間を省くことができる。
請求項5記載の発明によれば、入力文字の履歴を利用して文字の入力を行うことができるため、従前に入力した文字を再び入力する場合などに、より簡易な操作で入力することができる。
請求項6記載の発明によれば、ソフトウエアキーボードが入力する文字の種類に応じて作成されるため、入力の状況に応じたより柔軟な文字の入力を行うことができる。さらに、入力時において、よけいなボタンを表示させないように設計することにより、操作ミスを防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、ソフトウエアキーボードの選択もウェブページにすることができるため、その選択画面のレイアウトも容易に行うことができる。また、ユーザが独自に作成したソフトウエアキーボードへの選択も容易に行うことができるため、より使い勝手のよいソフトウエアキーボードにすることができる。
[第1の実施の形態]
図面を参照して、本発明に係るデータ処理装置1について説明する。ただし、本発明の範囲は図示例に限定されない。
図4(a)は本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置1の外観を示す図である。データ処理装置1は、本体部分である筐体1aと、表示装置である表示部11と、ユーザからの操作を受け付ける入力装置16とからなり、通信ネットワークNに接続する。
なお、通信ネットワークNは、LAN(Local Area Network)を想定しているが、例えばインターネット、WAN(Wide Area Network)等を含めてよく、電話回線網、無線通信回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線網、広域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV(Cable Television)回線、光通信回線、それらを接続するISP(Internet Service Provider)を含む構成でもよく、データ通信可能である通信路を意味するものであれば特に限定されない。
次に、図5にデータ処理装置1の内部構成を示す。データ処理装置1は、制御部10、表示部11、RAM12、記憶装置13、記憶媒体14、伝送制御部15、及び入力装置16、を備え、これら各部はバス17を介して互いに接続されてなる。
制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、内部RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、CPUにおいて、前記内部RAM又は後述するRAM12の所定領域を作業領域として前記ROM又は後述する伝送制御部15及び記憶媒体14による各種制御・動作プログラムに従い、上記各部に制御信号を送ってデータ処理装置1の動作全般を統括制御する。なお、前記ROMは、CPUの動作全般におけるプログラムを備えてもよいが、初期動作及び基本動作のみを備える構成が望ましい。
表示部11は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイからなり、制御部10から入力される表示データに基づいて表示画面に画像データを表示する。
RAM12は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic RAM)などで構成される揮発メモリであり、制御部10が各種処理を実行する際に各種データやバッファを展開するメモリ領域を形成する。なお、ここでのメモリ領域が各種処理を実行する領域に満たない場合は、後述する記憶装置13、記憶媒体14のデータ格納領域をメモリ領域とする構成であって良い。
記憶装置13は、プログラムやデータ等が予め格納されている記憶媒体14を有し、その格納されたプログラム又はデータを制御部10へ出力し、制御部10から入力されたデータを記憶媒体14へ格納する。この記憶媒体14は、磁気的・光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、記憶装置13に固定的に設けられる、又は着脱可能に装着するものである。
なお記憶媒体14は、データ処理装置1に対応するシステムプログラム、各種アプリケーションプログラム、業務に拘わる処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を格納する。
伝送制御部15は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、あるいはルータ等によって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の図示しない通信回線を介して外部機器とのデータ通信を行う。モデムは、電話回線を介して外部機器との通信を行うために、制御部10によって処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調して制御部10へ出力する。ターミナルアダプタは、ISDN回線を介して外部機器との通信を行うためのモデムである。ルータは、インターネットなどを構成するLANに接続するための装置である。
伝送制御部15は、記憶装置13又は記憶媒体14が記録するプログラム又はデータの一部又は全部を特に図示しない他の機器から通信ネットワークNを介して受信する構成でもよい。これにより、プログラムが格納された記録媒体は、上記通信ネットワークNに接続された他の機器の記録媒体とする構成であってよい。
入力装置16は、入力装置制御部16a、ソフトウエアキーボードを表示する表示装置としてのタッチパネル16b、及び入力部16cを備えるタッチパネル付きキーボードである。入力装置制御部16aは、制御部10からの制御信号により、記憶装置13の記憶媒体14に記憶されている動作プログラムに基づいて、後述するタッチパネル16bの表示制御を行い、そこから入力される電気信号を座標位置を示すデジタル信号に変換して、そのデジタル信号を制御部10に出力する。また、入力装置制御部16aは、後述する入力部16cからの入力信号を制御部10に出力する。
タッチパネル16bは、LCD(液晶表示装置)と、その表面に透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のパネルがLCDの表面に重ねて配置されたものである。タッチパネル16bは、入力ペンPの先端で押圧操作あるいは筆記操作される際に、その押圧位置座標あるいは座標の変化を検出し、それを電気信号として入力装置制御部16aに出力する。
入力部16cは、カーソルキー、数字入力キー、機能キーなどの各種キーを備えたキーボードであり、押下されたキーの押下信号を入力装置制御部16aへ出力する。
次に、データ処理装置1において処理される本発明に係るアプリケーションプログラムの構成を図7に示す。本発明に係るアプリケーションプログラムは、業務アプリケーション31、キーボード制御アプリケーション32、及びソフトキーボードアプリケーション33からなる。そのアプリケーションプログラムが使用するファイルは、スクリプトファイル41、固定キーボードHTMLファイル42、最近使用.html43、業務.html44、制御情報ファイル45、及び最近使用記録ファイル46からなる。
業務アプリケーション31は、業務データに基づいて業務処理を行うアプリケーションプログラムであり、キーボード制御アプリケーション32に入力に関する制御情報を通知し、逆に入力された文字データが送られてくることで、テーブルやデータベース(特に図示しない)に業務データとして格納し、処理を行う。
キーボード制御アプリケーション32は、ソフトキーボードアプリケーション33又は入力部16cから入力された文字データを業務アプリケーション31に通知し、逆に業務アプリケーション31からの入力に関する制御情報に基づき、入力部16cの入力制御やソフトキーボードアプリケーション33へ入力制御に関する制御情報を通知する。キーボード制御アプリケーション32は、制御情報ファイル45からの制御情報により、ソフトキーボードアプリケーション33へ制御情報を通知する。
ここで、入力部16cの入力制御とは、所定の文字の入力を円滑に行うように各種機能キーを押下状態にすることである。これにより、例えば、「全角/半角」キーの切替えを行い、全角/半角の入力を元のデータに応じて切替えることで、ユーザの負担を軽減する。
ソフトキーボードアプリケーション33は、編集された文字データをキーボード制御アプリケーション32に通知し、逆にキーボード制御アプリケーション32からの制御情報に応じて、後述する処理を行う。
点線で示されたスクリプトファイル41、固定キーボードHTMLファイル42、最近使用.html43、及び業務.html44は、特に図示しないWWWサーバ機能を有する実行アプリケーションにより、ソフトキーボードアプリケーション33のブラウザからURLを指定することで処理などが施された後、送信される。ここでいうWWWサーバ機能とは、HTMLやXML、DHTML等のマークアップ言語により記述されたウェブページや、GIF(Graphics Interchange Format )やJPEG(Joint Photographic Experts Group)、TIFF(Tagged ImageFile Format)、BMP(ビットマップ)等の規格に準拠した形式の画像データファイル、WAV、MP3(MPEG-1 Audio Layer-III)、及びMIDI(Musical Instrument Digital Interface)等の規格に準拠した形式の音声データファイルを送信する機能と、ブラウザから引数などを伴って呼び出されることでプログラムを起動して処理するCGI(Common Gateway Interface)やSSI(Server Side Include)の機能と、ASP(Active Server Pages)、JSP(Java(登録商標) Server Pages)及びPHP(PHP:Hypertext Preprocessor)などの前記CGIの機能をサーバに組み込んでスクリプト処理をするサーバサイドスクリプティング技術(Server Side Scripting)による機能とをいう。
スクリプトファイル41は、Editor_Add.asp41a、Select.asp41b、及びEditor.asp41cからなるASPによるスクリプトファイルであり、後述する引数に応じた処理を施し、結果を制御情報ファイル45として保存する。なお、ここで行われる保存は、ファイルが存在しない場合は新規に作成し、既にファイルが存在する場合は上書きして行われる。なお、スクリプトファイル41は、上述したCGI、SSI、及び他のサーバサイドスクリプティング技術を用いたものであってよく、特に限定しない。
固定キーボードHTMLファイル42は、ひらがな.html42a及び英数字.html42bなどからなり、タグにより「ひらがな」又は「英数字」のキーボードを模して形成され、各文字ごとにリンクボタンを表示するように記述されたHTMLファイルである。なお、ここでのリンクボタンは、押下された文字に対応した引数を伴って後述するEditor_Add.asp41aを起動するように記述されてなる。
最近使用.html43は、後述する業務アプリケーション31がデータの入力履歴に応じたHTMLファイルを作成する処理により、入力データを選択するリンクボタンからなるHTMLファイルであり、押下されたリンクボタンに応じた文字列を引数としてEditor.asp41cを起動するように記述されてなる。
業務.html44は、後述する業務アプリケーション31が動作に応じてHTMLファイルを作成する処理により、入力データを選択する選択リストからなるHTMLファイルであり、そこでの選択に応じた文字列を引数としてEditor.asp41cを起動するように記述されてなる。
なお、固定キーボードHTMLファイル42、最近使用.html43、及び業務.html44は、HTML形式だけでなく、XML,DHTMLなどの他のマークアップ言語により記述されたウェブページであってよく、特に限定しない。
制御情報ファイル45は、スクリプトファイル41により作成され、制御の種別と入力されたデータとからなる制御データを一行に記載し、キーボード制御アプリケーション32へ通知するためのファイルである。なお、制御情報ファイル45は、一行分のデータのみを保持するファイルであり、書き込み時にデータが存在する場合には削除されて空のファイルとなるまで書き込みが待機される。
最近使用記録ファイル46は、入力された文字の履歴を記録するファイルであり、ソフトキーボードアプリケーション33において入力された文字列を業務アプリケーション31への転送する時に、その文字列を一行ごとに記録してなるものである。
次に、制御情報ファイル45に応じて行われるキーボード制御アプリケーション32による処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する処理は、制御部10が実行して行うステップS10〜ステップS18の各処理によってなる。
データ処理装置1では、業務処理を実行する指示により各アプリケーションプログラムを起動し、制御情報ファイル45の監視を開始し(ステップS10)、次のステップS12では業務処理の終了指示が入力されたか否かを判別する。このステップS12で、業務処理の終了指示が入力されたと判別された場合は図8の処理を終了するが、業務処理の終了指示が入力されていないと判別された場合は、ステップS13に進み、業務処理の終了指示が入力されたと判別されるまでステップS11〜18に示す処理を繰り返し行う。
ステップS12で業務処理の終了指示が入力されていないと判別されると、と、制御情報ファイル45から一行分のデータが取得され(ステップS13)、制御命令とそれに対応するデータとに分離される(ステップS14)。
ステップS14の後は、ステップS15に進み、制御命令が「EDITOR」、「EDITOR_ADD」、「SELECT」のいずれであるかが判定される。
ステップS15において、「EDITOR」であると判別された場合は、ソフトキーボードアプリケーション33へ文字列エディタ変更制御命令とそのデータとが送られる(ステップS16)。また、ステップS15で制御命令が「EDITOR_ADD」であると判別された場合は、ソフトキーボードアプリケーション33へ文字列エディタ追加制御命令とそのデータとが送られる(ステップS17)。また、ステップS15で制御命令が「SELECT」であると判別された場合は、ステップS18に進み、ソフトキーボードアプリケーション33へキーボード変更制御命令とそのデータとが送られる。
ステップS12において、業務処理の終了指示が入力されたと判別された場合は、ステップS11〜S18に示す処理を終了した場合は、制御情報ファイルの監視が終了される。
上述した処理により、キーボード制御アプリケーション32は、制御情報ファイル45を元にしてソフトキーボードアプリケーション33の制御を行う。そのため、ソフトウエアキーボード制御は、制御情報ファイル45への書き込みを行う機能を有すればよく、特に専用のアプリケーションプログラムの仕様に沿ったデータの通知を行わなくてよい。
次に、ソフトキーボードアプリケーション33に表示されるブラウザ上のソフトウエアキーボードのボタン押下によりWWWサーバ上で実行される制御情報ファイルへの書き込み処理を図9(a)〜(d)に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する処理は、制御部10が実行して行うステップS21〜ステップS27の各処理によってなる。
先ず、ソフトウエアキーボード上のボタン押下処理について図9(a)を参照して説明する。データ処理装置1では、ソフトキーボードアプリケーション33に表示されるブラウザ上のボタンが押下されることで、入力手段としてのステップS21により、リンク先として指定されているEditor_Add.asp41aが引数を参照して起動する。ここでは、リンクボタンがEditor_Add.asp41aと引数とである場合を説明したが、Select.asp41bと引数、又はEditor.asp41cと引数である場合であってよく、また他のスクリプトファイルやCGIなどであってよく、特に限定しない。
次にEditor_Add.asp41aの実行処理を図9(b)を参照して説明する。データ処理装置1では、Editor_Add.asp41aを起動すると引数を取得し(ステップS22)、制御情報ファイル45に「EDITOR_ADD=引数」とする一行分のデータを書き込んで終了する(ステップS23)。
次にEditor.asp41cの実行処理を図9(c)を参照して説明する。データ処理装置1では、Editor.asp41cを起動すると引数を取得し(ステップS24)、制御情報ファイル45に「EDITOR=引数」とする一行分のデータを書き込んで終了する(ステップS25)。
次に、Select.asp41bの実行処理を図9(d)を参照して説明する。データ処理装置1では、Select.asp41bを起動すると引数を取得し(ステップS26)、制御情報ファイル45に「SELECT=引数」とする一行分のデータを書き込んで終了する(ステップS27)。
なお、上記Editor_Add.asp41a、Select.asp41b、Editor.asp41cにより、制御情報ファイル45には「制御命令=それに対応するデータ」として書き込む構成としたが、特に限定するものでなく、どのような文字で区切る構成でもよい。また、制御情報ファイル45を介してキーボード制御アプリケーション32に制御データを送る構成とする必要もなく、直接に通知する構成であってもよい。
上述した図9(a)〜(d)の構成により、ウェブページからなるソフトウエアキーボードの作成は、上記Editor_Add.asp41a、Select.asp41b、Editor.asp41cを入力文字や選択するキーボードの種類に対応する引数を付してリンクを張るだけでよい。
ここで、ソフトキーボードアプリケーション33に表示されるひらがなキーボードウインドウ82の「う」ボタンを押下した時の制御情報ファイル45への書き込み処理と、それに応じたキーボード制御アプリケーション32による処理を図13に例示して説明する。
図13は、ひらがなキーボードウインドウ82にひらがな.html42aがブラウザ表示され、リンク先がEditor_Add.asp41aであり引数が「う」である、「う」を示すボタンを入力ペンPが押下した図である。それにより、キーボード制御アプリケーション32は、制御情報ファイル45に書き込まれた「EDITOR_ADD=う」に応じて、文字列エディタ61に「う」を追加表示する。
次に、キーボード制御アプリケーション32からの制御命令とそのデータに応じてソフトキーボードアプリケーション33において行われる制御命令受信処理について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する処理は、制御部10が実行して行うステップS31〜ステップS39の各処理によってなる。
先ず、データ処理装置1では、キーボード制御アプリケーション32から制御命令をソフトキーボードアプリケーション33が受け、その制御命令の内容(「文字列エディタ変更制御命令」・「文字列エディタ追加制御命令」・「キーボード変更制御命令」)を判定する(ステップS31)。
ステップS31において、「文字列エディタ変更制御命令」であると判定された場合、文字列エディタ61に表示されている文字列が消去され、受け取ったデータが新しい文字列として表示されて(ステップS32)、終了する。
ステップS31において、「文字列エディタ追加制御命令」であると判定された場合、文字列エディタ61に表示されているカーソル62の位置に受け取ったデータが追加挿入されて(ステップS33)、終了する。
ステップS31において、「キーボード変更制御命令」であると判定された場合、表示制御手段としてのステップS34〜ステップS38が実行される。先ず、受け取ったデータによるキーボード表示領域53の変更指定ウインドウが現在表示されているウインドウと同じものであるか否かが判定され(ステップS34)、同じウインドウであると判定された場合は(ステップS34:YES)、そのまま終了する。
ステップS34において、別のウインドウであると判定された場合(ステップS34:NO)、キーボード表示領域53に表示されている現在のウインドウが非表示にされ(ステップS35)、変更指定されたウインドウの元となるファイルの拡張子から表示するウインドウがHTMLファイルか否かが判定される(ステップS36)。
なお、ここにおける判定は、拡張子が「html」の場合で識別するものとしたが、「htm」でもよく、HTML関係ファイルであること判定する構成であればよい。
ステップS36において、HTMLファイルでないと判定された場合(ステップS36:NO)、キーボード表示領域53には従来のソフトウエアキーボードアプリケーションプログラムに基づくキーボードウインドウが表示され(ステップS39)、終了する。
ステップS36において、HTMLファイルであると判定された場合(ステップS36:YES)、キーボード表示領域53にブラウザウインドウが表示され(ステップS37)、データに基づくHTMLファイルが読み込まれてそのブラウザウインドウに表示されて(ステップS38)、終了する。
以上で説明した制御命令受信処理により、ソフトキーボードアプリケーション33は、文字列エディタ61と文字列編集領域51の表示制御をキーボード制御アプリケーション32からの制御指示により行うことができる。
次に、ソフトキーボードアプリケーション33において行われるキーボードの選択処理について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する処理は、制御部10が実行して行うステップS41〜ステップS51の各処理によってなる。
データ処理装置1では、「SELECT」による制御命令とともに送られるデータにより表示するソフトウエアキーボードの種類(「手書き」・「ひらがな」・「英数字」・「ブラウザ」・「最近使用」・「業務」)を判定する(ステップS41)。
ステップS41において、「手書き」であると判定された場合(ステップS41:「手書き」)、手書きウインドウが表示され(キーボード制御アプリケーション32)、終了する。なお、ここにおける手書きウインドウは、従来からある手書き用のアプリケーションプログラムを起動したウインドウであるが、HTML上に記載されたクリッカブルマップにより座標を取得し、WWWサーバ側で文字を認識する構成であってよく、特に限定するものではない。
ステップS41において、「手書き」以外のソフトウエアキーボードであると判定された場合(ステップS41:「ひらがな」・「英数字」・「ブラウザ」・「最近使用」・「業務」)、キーボード表示領域53にブラウザウインドウが表示され(ステップS43)、上記キーボードの種類が判定され(ステップS44)、それに応じたURL(ひらがな.html42a・英数字.html42b・最近使用.html43・業務.html44)が指定された後(ステップS45〜S48)、キーボード表示領域53に指定されたURLのキーボードファイルが表示されて(ステップS51)、終了する。
例えば、上述した図13は、キーボード選択領域52において「ひらがな」ボタンが選択され、キーボード表示領域53にひらがな.html42aが選択表示された図である。
以上で説明したキーボードの選択処理により、引数に表示するキーボードを指定することで、キーボード表示領域53にそのソフトウエアキーボードを表示させることができる。
ステップS44において、「ブラウザ」であると判定された場合は(ステップS44:「ブラウザ」)、文字列エディタ61の文字列が取得され(ステップS49)、その文字列がURLとして指定され(ステップS50)、キーボード表示領域53にそのURL上のファイルがブラウザウインドウ84として表示されて(ステップS51)、終了する。
ステップS49〜ステップS51の処理により、キーボード表示領域53に指定されたURLのウェブページを表示することができる。なお、ここでのURLの指定は、文字列エディタ61からの直接行われるものとしたが、特に限定するものではなく、キーボード表示領域53上のリンクによるものであってもよい。
ここで、「ブラウザ」の選択によりブラウザウインドウ84が表示される例を図14に示す。図14は、英数字キーボードウインドウ83により文字列エディタ61にURLが入力され、キーボード選択領域52の「ブラウザ」ボタンが選択されて上記URL上のファイルがブラウザウインドウ84に表示されたことを示す図である。
次に、業務アプリケーション31がデータの入力履歴に応じて最近使用.html43を作成する処理について、図12(b)を参照して説明する。なお、ここで説明する各処理は、制御部10が行うステップS63とステップS64とからなる。
データ処理装置1では、文字列エディタ61のおいて編集された文字列に対する転送ボタン66による入力指示により、記録手段としてのステップS63において、その文字列を最近使用記録ファイル46の最後の行への格納する。なお、ここにおける格納は、履歴を示す番号とともにデータを格納する構成や、新規データの格納時には古いデータを削除する構成であってよい。
ステップS63に後、最近使用記録ファイル46に格納された各行ごとのデータを引数にしてEditor.asp41cを起動するリンクボタンからなる最近使用.html43が作成され(ステップS64)、終了する。
ここで、上述の処理による入力履歴の表示例を図16に示す。図16は、文字列エディタ61で編集された文字列「LP−500」の転送により最近使用.html43が更新され、最近使用ボタン72ボタンによりブラウザウインドウ84にその最近使用.html43が表示されたことを示す図である。
以上で説明した図12(b)の処理により、同じデータの入力を簡易に行うことができる。なお、上記処理では、文字列エディタ61でのデータの入力履歴を元にする構成としたが、特に限定するものではない。例えば、他のアプリケーションプログラムの入力履歴を最近使用記録ファイル46を介して行う構成であってよい。
次に、業務アプリケーション31が動作に応じて業務.html44を作成する処理について、図12(c)に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する各処理は、制御部10が行うステップS65〜ステップS67からなる。
データ処理装置1では、業務アプリケーション31における業務上のデータを入力する入力フィールドに応じて、その入力フィールドに対応するテーブルデータ、又は入力フィールドに関係づけられたデータベースのレコードからデータを抽出する(ステップS65)。
例えば、ここにおけるデータの抽出は、担当者フィールドとそれに対応する担当者と担当者番号からなるテーブルや、納品フィールドとそれに関係づけられた商品リストを記録したデータベースなどにより行う。
ステップS65の後、作成手段としてのステップS66により、前記抽出されたデータを元にボックス形式を用いたフォームを表示してそこで選択されたデータを引数にしてEditor.asp41cを起動する、業務.html44が作成され、最近使用ボタン72が押下されることで引数が「業務.html」でSelect.asp41bが実行されて業務.html44がキーボード表示領域53に表示されて(ステップS67)、終了する。
ここで、上述の処理による動作例を図17に示す。図17は、納品書のコード番号である業務データD1への入力を業務.html44により選択して行うことを示す図である。図17では、業務データD1はコード番号と品名からなる納品コードDB47に関連づけられており、それを元に業務.html44が作成される構成である。
上述の業務アプリケーション31に応じてHTMLを作成する処理により、ユーザが業務に適したソフトウエアキーボードを作成する手間を省くことができる。また、業務アプリケーション31で入力するデータの種類に合わせてソフトウエアキーボードが作成されるため、データの記入ミスを防止するとともに、入力の効率化を図ることができる。なお、ここにおけるアプリケーションプログラムは業務アプリケーション31に限定するものではなく、他のアプリケーションプログラムであってよい。
<変形例1>
上述の実施の形態では、キーボード制御アプリケーション32からの制御命令に基づいて文字列エディタ61の文字列を編集する構成とした。ここで説明する変形例1では、ブラウザウインドウ84で選択された文字列をカット&ペースト、又はコピー&ペーストして文字列エディタ61に表示する処理について、図12(a)のフローチャートを参照して説明する。なお、ここで説明する各処理は、制御部10が行うステップS61とステップS62とからなる。
データ処理装置1では、カット&ペースト又はコピー&ペーストの指示によりブラウザウインドウ84上で選択指定された文字列をバッファーに取得し(ステップS61)、文字列エディタ61にバッファーに格納されたデータを追加挿入して(ステップS62)、終了する。
ここで、上述の処理によるコピー&ペーストの例を図15に示す。図15は、ブラウザウインドウ84において入力ペンPにより選択された文字列がコピー&ペーストを指示するボタンである適用ボタン71の押下により文字列エディタ61に転送されたことを示す図である。
<変形例2>
上述の実施の形態では、キーボード表示領域53のみがHTMLファイルのブラウズを行える構成とした。ここで説明する変形例2では、キーボード選択領域52もHTMLファイルのブラウズを行える構成とし、例えばそれぞれをフレームで分割表示する構成とした。図18は、フレームで分割表示する構成例を示す図である。
図18のキーボード選択領域52及びキーボード表示領域53は、それをフレームで分割して表示する全体.html42cよりなる。キーボード選択領域52は、キーボード表示領域53へ表示するファイルの選択を行うリンクボタンと、その選択されたリンクボタンに応じた引数でSelect.asp41bを起動するスクリプトと、からなる選択ボタン.html42dにより表示される。キーボード表示領域53は、選択ボタン.html42dにより選択され、Editor_Add.asp41aへのリンクボタンにより文字入力を行う英数字.html42b、又は数字.html42eにより表示される。なお、図18は、数字.html42eが選択された図である。
図18に示した構成におけるキーボード選択処理について、図12(d)を参照して説明する。なお、ここで説明する処理は、制御部10が行うステップS68〜ステップS71の各処理によってなる。
データ処理装置1では、選択ボタン.html42dにおいて押下されたボタンを上述したスクリプトが実行されて、判定する(ステップS68)。なお、ここにおけるスクリプトとは、HTMLに埋め込む簡易スクリプトなどでよい。
ステップS68において、「手書き」であると判定された場合(ステップS68:「手書き」)、引数を「手書き」としてSelect.asp41bが実行され(ステップS69)、終了する。
ステップS68において、「手書き」以外であると判定された場合(ステップS68:「手書き」以外)、引数を「ブラウザ」としてSelect.asp41bが実行され(ステップS70)、それにより表示されるブラウザウインドウ84にリンクボタンのリンク先であるHTMLファイルが表示され(ステップS71)、終了する。
上述した変形例2により、ユーザは、自分の好みの入力用のウェブページを作成して、選択ボタン.html42dにそこへのリンクを記載することで、より使い勝手のよいソフトウエアキーボードにすることができる。
[第2の実施の形態]
図面を参照して、第2の実施の形態に係るデータ処理システム101について説明する。図4(b)は本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理システム101の外観を示す。なお、簡略化のため、データ処理装置1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、前述した実施の形態と異なる、通信ネットワークNにより通信可能に接続されたデータ処理装置1とサーバ3とによる構成についてのみ説明する。
データ処理システム101は、図4(b)に示す外観図のとおり、情報の表示と業務アプリケーションプログラムの操作端末であるデータ処理装置1と、上記業務アプリケーションプログラムを処理するサーバ3とが通信ネットワークNにより通信可能に接続されてなる。
次に、図6にサーバ3の内部構成を示す。サーバ3は、制御部20、入力部21、表示部22、RAM23、記憶装置24、記憶媒体25、及び伝送制御部26を備え、これら各部はバス27を介して互いに接続されてなる。
制御部20は、図示しないCPU、内部RAM、ROM等を備え、CPUにおいて、前記内部RAM又は後述するRAM23の所定領域を作業領域として前記ROM又は後述する記憶装置24及び記憶媒体25に格納されている各種制御・動作プログラムに従い、上記各部に制御信号を送ってサーバ3の動作全般を統括制御する。なお、前記ROMは、CPUの動作全般におけるプログラムを備えてもよいが、初期動作及び基本動作のみを備える構成が望ましい。
入力部21は、カーソルキー、数字入力キー、機能キーなどの各種キーを備えたキーボードや、マウス・タブレットなどのポインティングデバイスなどから構成され、押下されたキーの押下信号や、前記ポインティングデバイスの位置信号を制御部20へ出力してユーザからの操作指示を受け付ける。
表示部22は、LCD、CRTなどのディスプレイからなり、制御部20から入力される表示データに基づいて表示画面に画像データを表示する。
RAM23は、例えばSDRAMなどで構成される揮発メモリであり、制御部20が各種処理を実行する際に各種データやバッファを展開するメモリ領域を形成する。なお、ここでのメモリ領域が各種処理を実行する領域に満たない場合は、後述する記憶装置24、記憶媒体25のデータ格納領域をメモリ領域とする構成であってよい。
記憶装置24は、プログラムやデータ等が予め格納されている記憶媒体25を有し、その格納されたプログラム又はデータを制御部20へ出力し、制御部20から入力されたデータを記憶媒体25へ格納する。この記憶媒体25は、磁気的・光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成され、記憶装置24に固定的に設けられる、又は着脱可能に装着するものである。
なお記憶媒体25は、サーバ3に対応するシステムプログラム、各種アプリケーションプログラム、業務に拘わる処理プログラム、各処理プログラムで処理されたデータ、利用する利用者識別情報(ログイン名)、その利用者識別情報ごとに割り当てられた認証情報(パスワード)、及びその利用者の設定情報などを格納する。
伝送制御部26は、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルータ等によって構成され、特に図示しない通信回線を介して外部機器とのデータ通信を行う。なお、伝送制御部26は、記憶装置24又は記憶媒体25が記録するプログラム又はデータの一部又は全部を特に図示しない他の機器から通信ネットワークNを介して受信する構成でもよい。これにより、プログラムが格納された記憶媒体は、上記通信ネットワークNに接続された他の機器の記録媒体とする構成であってよい。
上述した構成により、本実施例は、図7に示す業務アプリケーション31、キーボード制御アプリケーション32、及び特に図示しないWWWサーバ機能を有する実行アプリケーションをサーバ3で実行し、最近使用記録ファイル46から最近使用.html43の作成とソフトキーボードアプリケーション33の実行とをデータ処理装置1で行う構成である。
以上のように、サーバ3を用いる構成により、複数のユーザに対しても一元的にソフトウエアキーボードを提供することができる。また、利用者情報に応じて提供するソフトウエアキーボードを変更することにより、グループや個人の趣向に合わせたソフトウエアキーボードを提供することができる。
(a)は、従来におけるデータ処理装置2の構成の外観を示す図であり、(b)は、従来におけるデータ処理装置2のアプリケーションプログラムの構成を示す図である。 (a)は、従来におけるソフトキーボード画面50を示す図であり、(b)は、従来におけるキーボード表示領域53に選択表示されるひらがなキーボードウインドウ82を示す図であり、(c)は、従来におけるキーボード表示領域53に表示される英数字キーボードウインドウ83を示す図である。 従来におけるソフトウエアキーボードによる業務アプリケーション31へのデータ入力を示す図である。 (a)は、第1の実施の形態におけるデータ処理装置1の構成の外観を示す図であり、(b)は、第2の実施の形態におけるデータ処理システム101の構成の外観を示す図である。 第1の実施の形態におけるデータ処理装置1の内部構成を示す図である。 第2の実施の形態におけるサーバ3の内部構成を示す図である。 本発明に係るアプリケーションプログラムの構成を示す図である。 制御情報ファイル45に基づくキーボード制御アプリケーション32の処理を説明するフローチャートである。 (a)は、ソフトウエアキーボード上のボタン押下時における処理を説明するフローチャートであり、(b)は、Editor_Add.asp41aの実行処理を説明するフローチャートであり、(c)は、Editor.asp41cの実行処理を説明するフローチャートであり、(d)は、Select.asp41bの実行処理を説明するフローチャートである。 ソフトキーボードアプリケーション33における制御命令受信時の処理を説明するフローチャートである。 ソフトキーボードアプリケーション33におけるキーボードの選択処理を説明するフローチャートである。 (a)は、適用ボタン71押下時におけるコピー&ペースト処理を説明するフローチャートであり、(b)は、編集文字の入力による最近使用.html43の作成処理を説明するフローチャートであり、(c)は、業務アプリケーション31の動作に応じて業務.html44を作成する処理を説明するフローチャートであり、(d)は、変形例2におけるキーボード選択処理を説明するフローチャートである。 本発明におけるソフトウエアキーボードによる文字列エディタ61での編集動作を説明する図である。 本発明におけるブラウザウインドウ84の表示を説明する図である。 本発明におけるソフトウエアキーボード上のコピー&ペースト動作を説明する図である。 本発明における最近使用.html43の表示を説明する図である。 本発明における業務.html44による入力処理を説明する図である。 変形例2におけるソフトキーボード画面50を説明する図である。
符号の説明
101 データ処理システム
1 データ処理装置
1a 筐体
2 データ処理装置
2a 筐体
3 サーバ
D1 業務データ
D2 業務データ
N 通信ネットワーク
P 入力ペン
10 制御部
11 表示部
12 RAM
13 記憶装置
14 記憶媒体
15 伝送制御部
16 入力装置
16a 入力装置制御部
16b タッチパネル
16c 入力部
17 バス
20 制御部
21 入力部
22 表示部
23 RAM
24 記憶装置
25 記憶媒体
26 伝送制御部
27 バス
31 業務アプリケーション
32 キーボード制御アプリケーション
33 ソフトキーボードアプリケーション
41 スクリプトファイル
41a Editor_Add.asp
41b Select.asp
41c Editor.asp
42 固定キーボードHTMLファイル
42a ひらがな.html
42b 英数字.html
42c 全体.html
42d 選択ボタン.html
42e 数字.html
43 最近使用.html
44 業務.html
45 制御情報ファイル
46 最近使用記録ファイル
47 納品コードDB
50 ソフトキーボード画面
51 文字列編集領域
52 キーボード選択領域
53 キーボード表示領域
61 文字列エディタ
62 カーソル
63 全角半角切替えボタン
64 カーソル移動ボタン
65 変換ボタン
66 転送ボタン
67 手書きキーボード選択ボタン
68 ひらがなキーボード選択ボタン
69 英数字キーボード選択ボタン
70 ブラウザ選択ボタン
71 適用ボタン
72 最近使用ボタン
81 手書きキーボードウインドウ
82 ひらがなキーボードウインドウ
83 英数字キーボードウインドウ
84 ブラウザウインドウ

Claims (8)

  1. 文字を画面から入力するソフトウエアキーボードを表示する表示装置を備え、
    前記ソフトウエアキーボードの種類を指定する指定手段と、
    前記指定手段によるソフトウエアキーボードの種類に基づいたウェブページからなるソフトウエアキーボードを表示する表示制御手段と、
    前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードのボタンによる指示に基づいて文字を入力する入力手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記指定手段は、入力する文字の種類に基づいて前記ソフトウエアキーボードの種類を指定することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記指定手段は、URLを指定することで前記ソフトウエアキーボードの種類を指定し、
    前記表示制御手段は、前記URLに基づいたウェブページを表示することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ処理装置。
  4. 前記表示制御手段により表示されたウェブページの任意の文字列を取得する文字列取得手段とをさらに備え、
    前記入力手段は、前記文字列取得手段により選択された文字列を入力すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記入力手段による入力文字の履歴を記録する記録手段とをさらに備え、
    前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードは、前記記録手段により従前に入力した文字を入力するボタンからなること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  6. 入力する文字の種類に基づいて前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードを作成する作成手段とをさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記作成手段により作成された前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードを表示すること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記指定手段は、ウェブページのボタンによりソフトウエアキーボードの種類を指定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  8. コンピュータに、
    文字を画面から入力するソフトウエアキーボードを表示する機能と、
    前記ソフトウエアキーボードの種類を指定する機能と、
    前記指定されたソフトウエアキーボードの種類に基づいたウェブページからなるソフトウエアキーボードを表示する機能と、
    前記ウェブページからなるソフトウエアキーボードのボタンによる指示に基づいて文字を入力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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