JP2723748B2 - タイマ回路 - Google Patents

タイマ回路

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JP2723748B2
JP2723748B2 JP4070256A JP7025692A JP2723748B2 JP 2723748 B2 JP2723748 B2 JP 2723748B2 JP 4070256 A JP4070256 A JP 4070256A JP 7025692 A JP7025692 A JP 7025692A JP 2723748 B2 JP2723748 B2 JP 2723748B2
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宏諭 青木
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイマ回路、さらに詳し
くいえば、高精度が必要とされるタイマ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコントローラなどの集積回路に
搭載されている代表的なタイマ回路の従来の基本的な構
成を図5に示す。図5において、プリスケーラ13は発
振回路12で発生した基準クロックを分周し、カウンタ
14はその分周したクロック信号をカウントする部分で
ある。また、コンペアレジスタ16は通常、カウンタ1
4と同じビット数のレジスタとして構成される。
【0003】コンパレータ部15はカウンタ14とコン
ペアレジスタ16の値を比較し、一致した場合にはカウ
ンタ14をクリアするとともにタイマ出力としてトリガ
信号を出力する。したがって、プリスケーラ13から出
力されたクロック信号をコンペアレジスタ15に格納さ
れた値まで計数されたときにトリガ信号が出力されるこ
とになる。すなわち、プリスケーラ13から出力された
クロック信号の周期にコンペアレジスタ15に格納され
た値を乗じた時間のタイマ回路が形成されることとな
る。
【0004】通常、カウンタの計数スタート信号や現在
の計数値のクリア信号などを加えて使用するものや、逆
にコンパレータやコンペアレジスタが省かれているタイ
マ回路などいろいろな種類のものが用途に応じて使用さ
れている。また、カウンタのクロック信号の発生源とし
ては図5のように直接発振子を接続して発振回路を構成
する以外に別の集積回路などで作成される信号をそのま
ま使用する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のタイマ回路で
は、あらかじめそのタイマ時間がソフトウェアやハード
ウェアで設定されるが、このとき基準となるカウンタの
クロック信号発生源の周波数誤差のために、実際の製品
におけるタイマ時間とあらかじめ設定した設計値のタイ
マ時間とがずれるという避けられない問題が生じてい
た。その原因はおもにクロック発振源である発振子を含
む発振回路の回路素子の製造上のばらつきで、抵抗成分
・容量性負荷などの電気的特性が製品毎にばらつくため
であり、したがって、実製品上でのばらつきを考慮して
高精度のタイマ回路を構成することはきわめて困難であ
った。これを解決するためには高価な精度の高い部品を
使用する方法しかなかった。本発明の目的は上記問題を
解決するもので、高価な部品を使用することなく高精度
なタイマ信号を出力できるタイマ回路を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるタイマ回路は一定周期毎に入力される基
準クロックを計数するカウンタと、任意の値を格納する
レジスタと、前記カウンタの現在の計数値を前記レジス
タの値を比較するコンパレータと、前記コンパレータの
出力によって前記カウンタの計数値を初期化する手段を
備えたタイマ回路において、前記基準クロックより大き
い一定周期のパルス信号を入力するための入力回路と、
前記入力回路から入力された一定周期パルス信号をトリ
ガ信号として前記カウンタの現在の計数値を前記レジス
タに転送する手段とを備えて構成されている。また、本
発明は上記構成に加えて前記レジスタの内容を格納する
記憶部と、所定の条件で前記レジスタの内容を書き込み
・読み出しを行う手段を備えて構成されている。さらに
本発明は上記構成に加えて前記カウンタの計数値を前記
レジスタに転送する場合、前記カウンタの計数値を複数
回加算して平均した値を前記レジスタに転送するように
構成されている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明によるタイマ回路の第1の実施
例を示す回路ブロック図である。この回路は集積回路内
に内蔵された回路である。図において、入力端子1はタ
イマの時間の設定中(タイマ時間設定モード)か、通常
のタイマ動作中(通常動作モード)かを選択する端子で
ある。また、入力端子3はタイマに設定したい時間の一
定周期の基準パルス信号を入力する端子である。キャプ
チャ制御回路5はカウンタ10の現在値を取り出す(キ
ャプチャ)タイミング信号を出力し、コンペアレジスタ
6はそれに応じた現在値を格納する。
【0008】本実施例ではカウンタのキャプチャタイミ
ングを入力端子3からの基準パルス信号の立ち上がりエ
ッジとしている。なお、セレクタ11はカウンタ10を
初期化するタイミングをカウンタ10のキャプチャタイ
ミング、またはコンパレータ7の一致信号のどちらか一
方を選択する回路である。
【0009】つぎに本実施例の動作について説明する。
まず、カウンタ10はプリスケーラから出力されるクロ
ック数の計数を行うが、入力端子1からの信号でタイマ
時間設定モードが選択されているときは、入力端子3か
らの一定周期の高精度の基準パルス信号の立ち上がりエ
ッジ、すなわちキャプチャタイミングでカウンタ10の
現在値がキャプチャされてコンペアレジスタ6に格納さ
れる。また、同じくキャプチャタイミングでセレクタ1
1を経てカウンタ10へクリア信号が送られ、カウンタ
10が初期化され新たに零より計数が開始される。図2
にこのときの動作波形を示してある。
【0010】コンペアレジスタに格納される値は入力端
子3から入力される基準パルス信号の周期をプリスケー
ラから出力されるクロック周期で割ったものになる。つ
ぎに入力信号1の信号が変化して通常動作モードが選択
されると、入力端子3の信号に関係なく、カウンタ10
がプリスケーラ9から出力されるクロック数を計数し、
コンペアレジスタ6に格納されている値に達したとき、
コンパレータ7は一致信号を出力し、タイマ出力として
内部トリガ信号を出力する。また、一致信号はセレクタ
11を経てカウンタ10をクリアする。
【0011】したがって、タイマ出力タイミングはカウ
ンタ10のカウントクロック周期にコンペアレジスタ6
に格納されていたものを乗じたものになり、基準パルス
信号の周期を再現することができる。なお、このときの
再現の性能はカウントクロックの周期とコンペアレジス
タ6とカウンタ10のビット数で表されることになる。
【0012】図3は本発明によるタイマ回路の第2の実
施例を示す回路ブロック図てある。図3において、記憶
部29はコンペアレジスタの内容を格納し、電源レベル
検出回路28はタイマ回路全体の電圧低下を検出してコ
ンペアレジスタ22の値を記憶部29に転送を指令し、
また、電圧が通常動作レベルまで上昇すると、逆に記憶
部29からコンペアレジスタ22に転送を行うようにし
たものである。記憶部29には通常、不揮発性メモリや
電源をバックアップしたメモリが使用される。他の部分
の構成は図1と基本的に変わるところはない。
【0013】図5は本発明の第3の実施例を示す回路ブ
ロック図で、コンペアレジスタへの格納値を平均して求
める回路の例を示すブロック図である。点線で囲まれた
部分がそれを実現する回路部である。加算器37はカウ
ンタ41の現在値とラッチ・シフトレジスタ回路36の
値を加算する。ラッチ・シフトレジスタ回路36はキャ
プチャ制御回路34からの信号に応じて加算結果をラッ
チやシフト動作を行う。
【0014】入力端子30からの信号でタイマ設定モー
ド選択された場合、キャプチャ制御回路34は入力端子
32から入力される基準パルス信号の立ち上がりエッジ
のタイミングで加算結果をラッチ・シフトレジスタ回路
36でラッチさせ、これを2のべき乗回行い、その後、
ラッチ・シフトレジスタ回路36内でシフト動作させて
加算回数の平均値を求め、その結果をコンペアレジスタ
35に格納する。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は製品組み
立て終了後に外部からタイマ用の基準パルスを入力する
ことによってタイマ時間を決定できるように構成されて
いるので、高価な高精度の回路素子を使用せずに、発振
子や発振回路の素子の製造上のばらつきによる抵抗成分
・容量性負荷などの電気的特性の製品毎のばらつきを考
慮することなく高精度のタイマ回路を実現できる。特に
長時間動作させ続ける時計回路や正確さが要求される生
産技術分野の制御回路用にきわめて有効である。
【0016】また、タイマ時間をその製品の組み立て以
降に設定・変更できるので、製品の設計段階でタイマ時
間を決定する必要がなく、さらに開発途中での設計変更
等にも容易に対応できるという効果がある。製品の使用
中に起こる経年変化で回路素子の特性が変わった場合も
そのまま設定値を変えてタイマ時間を修正することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイマ回路の第1の実施例を示す
回路ブロック図である。
【図2】図1の回路のカウンタのキャプチャのタイミン
グチャートである。
【図3】本発明によるタイマ回路の第2の実施例を示す
回路ブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す回路ブロック図
で、レジスタへの格納値を平均して求める回路の例を示
す図である。
【図5】従来のタイマ回路の一例を示す回路ブロック図
である。
【符号の説明】
1,3,17,19,30,32…入力端子 2,4,18,20,31,33…入力バッファ 5,21,34…キャプチャ制御回路 6,16,22,35…コンペアレジスタ 7,15,23,38…コンパレータ 8,12,24,39…発振回路 9,13,25,40…プリスケーラ 10,14,26,41…カウンタ 11,27,42…セレクタ 28…電源レベル検出回路 29…記憶部 36…ラッチ・シフトレジスタ回路 37…加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−34474(JP,A) 特開 平5−35362(JP,A) 特開 平5−181562(JP,A) 特開 平3−8005(JP,A) 特開 昭57−67883(JP,A) 実開 平2−63497(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期毎に入力される基準クロックを
    計数するカウンタと、任意の値を格納するレジスタと、
    前記カウンタの現在の計数値を前記レジスタの値を比較
    するコンパレータと、前記コンパレータの出力によって
    前記カウンタの計数値を初期化する手段を備えたタイマ
    回路において、 前記基準クロックより大きい一定周期のパルス信号を入
    力するための入力回路と、 前記入力回路から入力された一定周期パルス信号をトリ
    ガ信号として前記カウンタの現在の計数値を前記レジス
    タに転送する手段と、 を備えたことを特徴とするタイマ回路。
  2. 【請求項2】前記レジスタの内容を格納する記憶部と、 所定の条件で前記レジスタの内容を書き込み・読み出し
    を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のタ
    イマ回路。
  3. 【請求項3】前記カウンタの計数値を前記レジスタに転
    送する場合、前記カウンタの計数値を複数回加算して平
    均した値を前記レジスタに転送することを特徴とする請
    求項1記載のタイマ回路。
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