JP2722978B2 - 定刻起動周期プログラムコマンド制御方式 - Google Patents
定刻起動周期プログラムコマンド制御方式Info
- Publication number
- JP2722978B2 JP2722978B2 JP4356428A JP35642892A JP2722978B2 JP 2722978 B2 JP2722978 B2 JP 2722978B2 JP 4356428 A JP4356428 A JP 4356428A JP 35642892 A JP35642892 A JP 35642892A JP 2722978 B2 JP2722978 B2 JP 2722978B2
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- JP
- Japan
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- program
- periodic
- start cycle
- cycle program
- unit
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換システムにお
いてシステム監視および定期試験として周期起動される
時単位の定刻起動周期プログラムの実行を制御する定刻
起動周期プログラムコマンド制御方式に関する。
いてシステム監視および定期試験として周期起動される
時単位の定刻起動周期プログラムの実行を制御する定刻
起動周期プログラムコマンド制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子交換システムにおいては、シ
ステム内の各装置の故障に対する予防保全対策として試
験プログラムが定刻に周期起動されており、この自動定
期試験プログラムは、比較的トラヒックの少ない時間帯
に実行されている。また、システムファイルや局データ
等のファイル更新作業や装置及び回線の増設作業も、問
題が発生したときの交換システムへの影響を考慮して通
常はトラヒックの少ない時間帯に実施される。
ステム内の各装置の故障に対する予防保全対策として試
験プログラムが定刻に周期起動されており、この自動定
期試験プログラムは、比較的トラヒックの少ない時間帯
に実行されている。また、システムファイルや局データ
等のファイル更新作業や装置及び回線の増設作業も、問
題が発生したときの交換システムへの影響を考慮して通
常はトラヒックの少ない時間帯に実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらファ
イル更新作業や装置及び回線の増設作業と自動定期試験
プログラムの実行とは、リソースが互いに競合関係にあ
り、自動定期試験の時間帯にファイル更新作業等の時間
帯が重なると、ファイル更新や回線増設作業が中断され
たりして、保守者の作業時間が制約されるという問題が
あった。
イル更新作業や装置及び回線の増設作業と自動定期試験
プログラムの実行とは、リソースが互いに競合関係にあ
り、自動定期試験の時間帯にファイル更新作業等の時間
帯が重なると、ファイル更新や回線増設作業が中断され
たりして、保守者の作業時間が制約されるという問題が
あった。
【0004】したがって本発明は、保守者の作業時間が
制約されないように自動定期試験プログラムの実行時間
帯を可変とすることを目的とする。
制約されないように自動定期試験プログラムの実行時間
帯を可変とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、電子交換システムに対し時単位で起
動される定刻起動周期プログラムの停止,開始及び起動
時刻変更の各制御コマンドを発生する手段と、各制御コ
マンドを入力して制御コマンドに応じた各要求を出力す
る定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部と、この
定刻起動周期プログラム制御コマンド部からの各要求に
応じた処理を実行し定刻起動周期プログラムの停止と開
始の登録及び定刻起動周期プログラムの停止状態の監視
を行う定刻起動周期プログラム管理部とを設けたもので
ある。
るために本発明は、電子交換システムに対し時単位で起
動される定刻起動周期プログラムの停止,開始及び起動
時刻変更の各制御コマンドを発生する手段と、各制御コ
マンドを入力して制御コマンドに応じた各要求を出力す
る定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部と、この
定刻起動周期プログラム制御コマンド部からの各要求に
応じた処理を実行し定刻起動周期プログラムの停止と開
始の登録及び定刻起動周期プログラムの停止状態の監視
を行う定刻起動周期プログラム管理部とを設けたもので
ある。
【0006】
【作用】定刻起動周期プログラムの実行を制御する制御
コマンドが入力された場合、各制御コマンドの各要求に
応じた処理が実行され、上記定刻起動周期プログラムの
停止と開始の登録及び定刻起動周期プログラムの停止状
態の監視が行われる。この結果、定刻起動周期プログラ
ムの実行時間帯を制御コマンドにより自在に変更するこ
とができると共に、例えば上記プログラムを停止させた
まま開始コマンドの入力を忘れてしまった場合でも、上
記監視機能によりその旨を報知することができる。
コマンドが入力された場合、各制御コマンドの各要求に
応じた処理が実行され、上記定刻起動周期プログラムの
停止と開始の登録及び定刻起動周期プログラムの停止状
態の監視が行われる。この結果、定刻起動周期プログラ
ムの実行時間帯を制御コマンドにより自在に変更するこ
とができると共に、例えば上記プログラムを停止させた
まま開始コマンドの入力を忘れてしまった場合でも、上
記監視機能によりその旨を報知することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る定刻起動周期プログラムコマン
ド制御方式を適用したシステムの機能ブロック図であ
る。同図において、1は電子交換システム、2は保守者
により操作され電子交換システム2に対しHMI(Hu
man Machine Interface)コマン
ドを出力するHMI端末である。また、電子交換システ
ム2は、定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部
(以下、周期プログラム制御コマンド実行部)11、定
刻起動周期プログラム管理部(以下、周期プログラム管
理部)12、OS(Operating Syste
m)部13、定刻起動周期プログラム部(以下、周期プ
ログラム部)14から構成されている。
る。図1は本発明に係る定刻起動周期プログラムコマン
ド制御方式を適用したシステムの機能ブロック図であ
る。同図において、1は電子交換システム、2は保守者
により操作され電子交換システム2に対しHMI(Hu
man Machine Interface)コマン
ドを出力するHMI端末である。また、電子交換システ
ム2は、定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部
(以下、周期プログラム制御コマンド実行部)11、定
刻起動周期プログラム管理部(以下、周期プログラム管
理部)12、OS(Operating Syste
m)部13、定刻起動周期プログラム部(以下、周期プ
ログラム部)14から構成されている。
【0008】ここで、周期プログラム部4内の定刻起動
周期プログラム(以下、周期プログラム)は、時間単位
で起動されるものであり、HMI端末2からHMIコマ
ンドが周期プログラム制御コマンド実行部11へ送出さ
れると、周期プログラム制御コマンド実行部11は、こ
のHMIコマンドを入力してこのコマンドのパラメータ
を停止,開始,時刻変更及び表示の各制御コマンドパラ
メータに分類し、これら各コマンドパラメータに応じた
要求を周期プログラム管理部12へ出力する。周期プロ
グラム管理部12は、周期プログラム制御コマンド実行
部11からの各要求を入力すると、OS部13の管理の
下に、周期プログラム部14内の各周期プログラムの実
行停止や実行開始、及び起動時刻の変更やその監視並び
にこれらの状態の表示制御等を行う。この結果、自動定
期試験プログラムである各周期プログラムの実行時間を
適宜自在に変更することができる。
周期プログラム(以下、周期プログラム)は、時間単位
で起動されるものであり、HMI端末2からHMIコマ
ンドが周期プログラム制御コマンド実行部11へ送出さ
れると、周期プログラム制御コマンド実行部11は、こ
のHMIコマンドを入力してこのコマンドのパラメータ
を停止,開始,時刻変更及び表示の各制御コマンドパラ
メータに分類し、これら各コマンドパラメータに応じた
要求を周期プログラム管理部12へ出力する。周期プロ
グラム管理部12は、周期プログラム制御コマンド実行
部11からの各要求を入力すると、OS部13の管理の
下に、周期プログラム部14内の各周期プログラムの実
行停止や実行開始、及び起動時刻の変更やその監視並び
にこれらの状態の表示制御等を行う。この結果、自動定
期試験プログラムである各周期プログラムの実行時間を
適宜自在に変更することができる。
【0009】次に、図2,図3は、本システムの処理動
作を示すフローチャート、図4は周期プログラム管理部
12で用いられる管理テーブルの説明図である。図2,
図3のフローチャートに基づき本実施例システムの動作
を詳細に説明する。まず、図2の周期プログラム制御コ
マンド実行部11の動作から説明する。保守者がHMI
端末2を操作することにより、ステップS1でHMI端
末2から周期プログラムの制御コマンドであるHMIコ
マンドが投入されると、周期プログラム制御コマンド実
行部11へ制御が渡り、周期プログラム制御コマンド実
行部11では、入力したHMIコマンドのパラメータの
形式をステップS2でチェックし、ステップS3でチェ
ックの結果を判定する。そしてこのチェックの結果、異
常が検出された場合はステップS4でエラーの報告を行
い終了する。
作を示すフローチャート、図4は周期プログラム管理部
12で用いられる管理テーブルの説明図である。図2,
図3のフローチャートに基づき本実施例システムの動作
を詳細に説明する。まず、図2の周期プログラム制御コ
マンド実行部11の動作から説明する。保守者がHMI
端末2を操作することにより、ステップS1でHMI端
末2から周期プログラムの制御コマンドであるHMIコ
マンドが投入されると、周期プログラム制御コマンド実
行部11へ制御が渡り、周期プログラム制御コマンド実
行部11では、入力したHMIコマンドのパラメータの
形式をステップS2でチェックし、ステップS3でチェ
ックの結果を判定する。そしてこのチェックの結果、異
常が検出された場合はステップS4でエラーの報告を行
い終了する。
【0010】また、周期プログラムの停止/開始/時刻
変更等のパラメータのチェックの結果、異常が検出され
なければ、ステップS5でこれらの指定パラメータで各
々分岐させてパラメータ毎に個別の判断を行う。即ち、
ステップS6に示すようにこの指定パラメータが周期プ
ログラムの停止パラメータである場合は、ステップS7
で指定周期プログラムの状態を周期プログラム管理部1
2に問い合わせて収集を行い、ステップS8でこれの状
態判定を行う。この結果、エラーと判定されれば、ステ
ップS9で停止中状態時エラーを報告し処理を終了す
る。またエラーでなければ、周期プログラム管理部12
の指定周期プログラムを停止するために、ステップS1
0で停止要求を行う。
変更等のパラメータのチェックの結果、異常が検出され
なければ、ステップS5でこれらの指定パラメータで各
々分岐させてパラメータ毎に個別の判断を行う。即ち、
ステップS6に示すようにこの指定パラメータが周期プ
ログラムの停止パラメータである場合は、ステップS7
で指定周期プログラムの状態を周期プログラム管理部1
2に問い合わせて収集を行い、ステップS8でこれの状
態判定を行う。この結果、エラーと判定されれば、ステ
ップS9で停止中状態時エラーを報告し処理を終了す
る。またエラーでなければ、周期プログラム管理部12
の指定周期プログラムを停止するために、ステップS1
0で停止要求を行う。
【0011】これに対して、図3に示す周期プログラム
管理部12では、周期プログラム制御コマンド実行部1
1から周期プログラムの状態の問い合わせがあると、ス
テップ30で周期プログラム状態収集のプログラムを実
行する。即ち、問い合わせの周期プログラムが指定され
た個別のものか或いは全ての周期プログラムかをステッ
プ31で判断し、個別指定であれば、ステップS32で
指定周期プログラムの状態を図4に示す管理テーブルか
ら収集して周期プログラム制御コマンド部11へ通知す
る。また、全ての周期プログラムが指定された場合は、
ステップS33で周期プログラムの全ての状態を管理テ
ーブルから収集し周期プログラム制御コマンド部11へ
通知する。
管理部12では、周期プログラム制御コマンド実行部1
1から周期プログラムの状態の問い合わせがあると、ス
テップ30で周期プログラム状態収集のプログラムを実
行する。即ち、問い合わせの周期プログラムが指定され
た個別のものか或いは全ての周期プログラムかをステッ
プ31で判断し、個別指定であれば、ステップS32で
指定周期プログラムの状態を図4に示す管理テーブルか
ら収集して周期プログラム制御コマンド部11へ通知す
る。また、全ての周期プログラムが指定された場合は、
ステップS33で周期プログラムの全ての状態を管理テ
ーブルから収集し周期プログラム制御コマンド部11へ
通知する。
【0012】また、周期プログラム制御コマンド実行部
11から上記した周期プログラム停止要求を入力する
と、周期プログラム管理部12では、ステップS40で
これを受け付けると共に、ステップS41で管理テーブ
ルの該当の周期プログラムに対し停止状態を設定する。
そしてこの周期プログラムを停止させるために、ステッ
プS44でOS部13に対し登録解除要求を行い、この
結果、ステップS61でOS部13に周期起動登録解除
が通知される。したがって、以降この周期プログラム
は、起動されなくなる。
11から上記した周期プログラム停止要求を入力する
と、周期プログラム管理部12では、ステップS40で
これを受け付けると共に、ステップS41で管理テーブ
ルの該当の周期プログラムに対し停止状態を設定する。
そしてこの周期プログラムを停止させるために、ステッ
プS44でOS部13に対し登録解除要求を行い、この
結果、ステップS61でOS部13に周期起動登録解除
が通知される。したがって、以降この周期プログラム
は、起動されなくなる。
【0013】また、図2のステップS11において、H
MI端末2からの上記指定パラメータが開始パラメータ
である場合は、ステップS12で指定周期プログラムの
状態を周期プログラム管理部12へ問い合わせて収集
し、ステップS13でこれの状態判定を行う。この結
果、エラーと判定されれば、ステップS14で開始中状
態時エラーを報告し処理を終了する。またエラーでなけ
れば、周期プログラム管理部12の指定周期プログラム
を開始するために、ステップS15で開始要求を行う。
MI端末2からの上記指定パラメータが開始パラメータ
である場合は、ステップS12で指定周期プログラムの
状態を周期プログラム管理部12へ問い合わせて収集
し、ステップS13でこれの状態判定を行う。この結
果、エラーと判定されれば、ステップS14で開始中状
態時エラーを報告し処理を終了する。またエラーでなけ
れば、周期プログラム管理部12の指定周期プログラム
を開始するために、ステップS15で開始要求を行う。
【0014】これに対し周期プログラム管理部12で
は、図3のステップS40でこの開始要求を受け付ける
と共に、ステップS41で管理テーブルの該当の周期プ
ログラムに対し開始状態を設定する。そしてこの周期プ
ログラムを開始させるために、ステップS45でOS部
13に対し登録要求を行い、この結果、ステップS60
でOS部13に周期起動登録が通知される。したがっ
て、以降この周期プログラムは、起動開始される。
は、図3のステップS40でこの開始要求を受け付ける
と共に、ステップS41で管理テーブルの該当の周期プ
ログラムに対し開始状態を設定する。そしてこの周期プ
ログラムを開始させるために、ステップS45でOS部
13に対し登録要求を行い、この結果、ステップS60
でOS部13に周期起動登録が通知される。したがっ
て、以降この周期プログラムは、起動開始される。
【0015】また、図2のステップS16において上記
指定パラメータが起動時刻変更の場合も同様であり、ス
テップS17で指定周期プログラムの状態を周期プログ
ラム管理部12へ問い合わせて収集すると共に、ステッ
プS18でこれの状態判定を行う。そしてこの結果エラ
ーと判定されれば、ステップS19で停止中状態時エラ
ーを報告し処理を終了する。またエラーでなければ、周
期プログラム管理部12の指定周期プログラムの起動時
刻変更を行うために、ステップS20で周期プログラム
管理部12に対しこの旨を要求する。
指定パラメータが起動時刻変更の場合も同様であり、ス
テップS17で指定周期プログラムの状態を周期プログ
ラム管理部12へ問い合わせて収集すると共に、ステッ
プS18でこれの状態判定を行う。そしてこの結果エラ
ーと判定されれば、ステップS19で停止中状態時エラ
ーを報告し処理を終了する。またエラーでなければ、周
期プログラム管理部12の指定周期プログラムの起動時
刻変更を行うために、ステップS20で周期プログラム
管理部12に対しこの旨を要求する。
【0016】これに対し周期プログラム管理部12で
は、図3のステップS40でこれを受け付けると共に、
管理テーブルに対しステップS41で起動時刻変更状態
を、またステップS42で新起動時刻を設定する。そし
て、その周期プログラムを起動停止させるために、ステ
ップS46でOS部13に対し登録解除要求を行うと共
に、さらに新時刻で該当周期プログラムを起動開始する
ためにOS部13に対し登録要求を行う。この結果、O
S部13に対してはステップS61で周期起動登録解除
が通知された後にステップS60で周期起動登録が通知
される。したがって、これ以降コマンドにより指定され
た新時刻で周期プログラムは起動開始される。
は、図3のステップS40でこれを受け付けると共に、
管理テーブルに対しステップS41で起動時刻変更状態
を、またステップS42で新起動時刻を設定する。そし
て、その周期プログラムを起動停止させるために、ステ
ップS46でOS部13に対し登録解除要求を行うと共
に、さらに新時刻で該当周期プログラムを起動開始する
ためにOS部13に対し登録要求を行う。この結果、O
S部13に対してはステップS61で周期起動登録解除
が通知された後にステップS60で周期起動登録が通知
される。したがって、これ以降コマンドにより指定され
た新時刻で周期プログラムは起動開始される。
【0017】また、図2のステップS21において上記
指定パラメータが表示を示す場合には、周期プログラム
制御コマンド実行部11は、周期プログラムの全ての情
報を収集するために周期プログラム管理部12の周期プ
ログラム状態収集プログラムを起動する。そして次のス
テップS22で周期プログラム管理部12から周期プロ
グラムの全ての状態の情報を収集し、ステップ23でそ
の収集結果を基に編集してHMI端末2へ出力し表示さ
せる。
指定パラメータが表示を示す場合には、周期プログラム
制御コマンド実行部11は、周期プログラムの全ての情
報を収集するために周期プログラム管理部12の周期プ
ログラム状態収集プログラムを起動する。そして次のス
テップS22で周期プログラム管理部12から周期プロ
グラムの全ての状態の情報を収集し、ステップ23でそ
の収集結果を基に編集してHMI端末2へ出力し表示さ
せる。
【0018】また、周期プログラム管理部12は、OS
部13から周期的に起動されて各周期プログラムの状態
を監視しており、ステップS50で状態監視プログラム
が起動されると、ステップS51では管理テーブルから
各周期プログラムの監視フラグやタイマ等を読み出す。
ここでこの監視フラグ及びタイマは、先のステップ44
で周期プログラムを停止させる際に管理テーブルに設定
されるものであり、設定された監視フラグはステップ4
5の周期プログラム起動開始時にオフされる。そして、
ステップS52で監視フラグのオンオフの判定を行い、
或周期プログラムが停止中で監視フラグがオンとなる場
合は、続いてステップS53で上記タイマの値が“0”
か否かを判定する。そして、タイマ値が“0”の場合
は、ステップS54でHMI端末2に対し警報メッセー
ジ出力を行うと共に、タイマ値が“0”ではない場合
は、ステップS55でタイマ値を減算する。したがっ
て、或周期プログラムが停止状態となって一定時間経過
すると警報が出力されるため、周期プログラムの開始コ
マンドの入力忘れを保守者へ報知することができる。
部13から周期的に起動されて各周期プログラムの状態
を監視しており、ステップS50で状態監視プログラム
が起動されると、ステップS51では管理テーブルから
各周期プログラムの監視フラグやタイマ等を読み出す。
ここでこの監視フラグ及びタイマは、先のステップ44
で周期プログラムを停止させる際に管理テーブルに設定
されるものであり、設定された監視フラグはステップ4
5の周期プログラム起動開始時にオフされる。そして、
ステップS52で監視フラグのオンオフの判定を行い、
或周期プログラムが停止中で監視フラグがオンとなる場
合は、続いてステップS53で上記タイマの値が“0”
か否かを判定する。そして、タイマ値が“0”の場合
は、ステップS54でHMI端末2に対し警報メッセー
ジ出力を行うと共に、タイマ値が“0”ではない場合
は、ステップS55でタイマ値を減算する。したがっ
て、或周期プログラムが停止状態となって一定時間経過
すると警報が出力されるため、周期プログラムの開始コ
マンドの入力忘れを保守者へ報知することができる。
【0019】このように、周期プログラム、即ち自動定
期試験プログラムの走行時間を保守者がHMIコマンド
により適宜自由に変更したり、また一時的に自動定期試
験プログラムの停止を可能にしたりすることにより、シ
ステム内部のファイル更新や回線等の増設作業時間との
競合による作業停止或いは作業時間の制約を回避するこ
とができる。また、自動定期試験プログラムの起動時刻
を保守者要員の確保が容易な昼間時間帯に変更すること
で、自動定期試験プログラムの異常終了に対する対応が
容易になる。また、保守者が自動定期試験プログラムを
HMIコマンドで停止させたまま、開始コマンドの入力
を忘れてしまった場合でも、自動定期試験プログラム停
止状態の監視機能によりその旨を可聴アラームや自律メ
ッセージで出力して警告することにより防止できる。こ
の結果、保守者の作業効率を大幅に向上させることがで
きる。
期試験プログラムの走行時間を保守者がHMIコマンド
により適宜自由に変更したり、また一時的に自動定期試
験プログラムの停止を可能にしたりすることにより、シ
ステム内部のファイル更新や回線等の増設作業時間との
競合による作業停止或いは作業時間の制約を回避するこ
とができる。また、自動定期試験プログラムの起動時刻
を保守者要員の確保が容易な昼間時間帯に変更すること
で、自動定期試験プログラムの異常終了に対する対応が
容易になる。また、保守者が自動定期試験プログラムを
HMIコマンドで停止させたまま、開始コマンドの入力
を忘れてしまった場合でも、自動定期試験プログラム停
止状態の監視機能によりその旨を可聴アラームや自律メ
ッセージで出力して警告することにより防止できる。こ
の結果、保守者の作業効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周期プログラムの実行を制御する制御コマンドが入力さ
れた場合、各制御コマンドの各要求に応じた処理を実行
し、上記周期プログラムの停止と開始の登録及びこの周
期プログラムの停止状態を監視するようにしたので、保
守者が例えば端末を操作して制御コマンドを入力するこ
とにより周期プログラムの実行時間帯が自在に変更さ
れ、システム内部のファイル更新や回線等の増設作業と
の競合による作業停止或いは作業時間の制約が回避され
ると共に、例えば上記プログラムを停止させたまま開始
コマンドの入力を忘れてしまった場合でも、上記監視機
能によりその旨を保守者へ報知することができる。
周期プログラムの実行を制御する制御コマンドが入力さ
れた場合、各制御コマンドの各要求に応じた処理を実行
し、上記周期プログラムの停止と開始の登録及びこの周
期プログラムの停止状態を監視するようにしたので、保
守者が例えば端末を操作して制御コマンドを入力するこ
とにより周期プログラムの実行時間帯が自在に変更さ
れ、システム内部のファイル更新や回線等の増設作業と
の競合による作業停止或いは作業時間の制約が回避され
ると共に、例えば上記プログラムを停止させたまま開始
コマンドの入力を忘れてしまった場合でも、上記監視機
能によりその旨を保守者へ報知することができる。
【図1】本発明に係る定刻起動周期プログラムコマンド
制御方式を適用したシステムの機能ブロック図である。
制御方式を適用したシステムの機能ブロック図である。
【図2】上記システムの動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】上記システムの動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】上記システムに用いられる管理テーブルの説明
図である。
図である。
1 電子交換システム 2 HMI端末 11 定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部 12 定刻起動周期プログラム管理部 13 OS部 14 定刻起動周期プログラム部
Claims (1)
- 【請求項1】 電子交換システムに対し時単位で起動さ
れる定刻起動周期プログラムの停止,開始及び起動時刻
変更の各制御コマンドを発生する手段と、前記各制御コ
マンドを入力して制御コマンドに応じた各要求を出力す
る定刻起動周期プログラム制御コマンド実行部と、この
定刻起動周期プログラム制御コマンド部の各要求に応じ
た処理を実行し定刻起動周期プログラムの停止と開始の
登録及び定刻起動周期プログラムの停止状態の監視を行
う定刻起動周期プログラム管理部とを備えたことを特徴
とする定刻起動周期プログラムコマンド制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356428A JP2722978B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 定刻起動周期プログラムコマンド制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356428A JP2722978B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 定刻起動周期プログラムコマンド制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189353A JPH06189353A (ja) | 1994-07-08 |
JP2722978B2 true JP2722978B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18448967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4356428A Expired - Lifetime JP2722978B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 定刻起動周期プログラムコマンド制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722978B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100347518B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2002-08-07 | 주식회사 케이티 | 주기적인 시간신호 발생방법 |
KR100396031B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-08-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 교환기 자동 진단방법 |
KR100625246B1 (ko) * | 2003-12-19 | 2006-09-20 | 한국전자통신연구원 | 패킷 스케줄러의 주기적인 자원 할당 방법 및 그 데이터구조를 기록한 기록매체 |
CN103345366A (zh) * | 2013-07-15 | 2013-10-09 | 上海步科自动化股份有限公司 | 一种人机界面系统的启动方法及装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020248A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Fujitsu Ltd | 周期処理方式 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4356428A patent/JP2722978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189353A (ja) | 1994-07-08 |
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