JP2722223B2 - シリコーンゴムカプセルの製造方法 - Google Patents

シリコーンゴムカプセルの製造方法

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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/04Making microcapsules or microballoons by physical processes, e.g. drying, spraying

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリコーンゴムカプセルの製造法に係り、
さらに詳しくは、シリコーンゴムをカプセルを外殻と
し、内部に液状物、たとえば、水、アルコール類並びに
これらを溶媒とする水溶液、分散液(エマルジョンも含
む)等を内包するシリコーンゴムカプセルの製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シリコーンゴムは、耐熱性、耐寒性、耐薬品性
および電気絶縁性等の多くの優れた性質を有するので各
種の用途に使用されている。この優れた物理的、化学的
性質を有するシリコーンゴムを用いて、各種の液状物を
内包するカプセルが得られれば、その有用性は極めて大
きい。たとえば、2液包装型の樹脂の触媒や硬化剤をシ
リコーンゴムの殻内に閉じ込めたカプセルが得られれ
ば、2液包装型の樹脂を実質的に1液包装型のものにす
ることが可能となる。
さらに化学的、光学的に不安定な物質を含有する液状
物を前記化学的、光学的に安定なシリコーンゴムで包み
込んだカプセルとすることができれば、その有用性は極
めて大きいといえる。
従来、このようなシリコーンゴムカプセルを得る方法
として、紫外線で硬化する液状シリコーンゴム組成物に
固体または液状物を混合し、この混合物を水中に投入
し、攪拌しながら紫外線を照射することにより、前記液
状シリコーンゴム組成物を硬化させ、シリコーンゴムカ
プセルとする方法が知られている(特開昭55-5787号公
報)。しかるに、この方法では液状物がシリコーンゴム
中に不連続相として分散したシリコーンゴムカプセルは
得られるものの、液状物を連続相として内部に内包する
均質なシリコーンゴムカプセルを得ることが困難であ
り、また、大きさ、形状等の揃ったシリコーンゴムカプ
セルを得ることができなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、各種の液状物を内包するシリコーン
ゴムカプセルの新規な製造方法を提供するにあり、他の
目的はカプセル化し得る対象物質の種類が広く、且つ大
きさ、形状の揃った均一性に優れたシリコーンゴムカプ
セルの製造方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、内側に未硬化の液状シリコーン
ゴム組成物に対して非反応性の液状物を配置し、この液
状物の周囲を前記液状シリコーンゴム組成物で取り囲ん
だ環状の糸状体(液状)を形成し、次いでこの糸状体を
少なくとも40℃の温度の熱水中に導入することにより、
前記未硬化の液状シリコーンゴム組成物を硬化させると
同時にカプセル化させることにより達成することができ
る。
本発明の方法の特徴は、液状シリコーンゴム組成物に
対して非反応性で、好ましくは非相溶性・非混和性の液
状物を前記液状シリコーンゴム組成物で包み込んだ環状
構造の糸状体を形成し、この糸状体を少なくとも40℃の
温度の熱水中に導入することにより、液状シリコーンゴ
ム組成物を硬化せしめると同時に、硬化したシリコーン
ゴムによって前記液状物の包み込まれたカプセルを形成
させることである。
まず、中心に前記液状物が配置され、その周囲を液状
シリコーンゴム組成物によって取り囲んだ、環状の糸状
体とする手段としては、中心部に液状物を流し、この液
状物の周囲を該液状シリコーンゴム組成物が包み込むよ
うに流下せしめることである。
第1図は本発明のシリコーンゴムカプセルの製造方法
の1態様を示す縦断面図であり、以下、この図面に基づ
いて本発明方法を具体的に説明する。
第1図において、分配機11は、上部側に液状物Vの供
給管13に接続された液状物Vの分配室14と液状シリコー
ンゴム組成物Wの供給管15に接続された分配室16とを有
し、下部側には吐出口金部17を有している。この吐出口
金部17としては、合成繊維の中で、芯鞘型複合繊維と呼
称されている2種類の合成重合体が同心円状に配置され
た構造を有する繊維の製造に使用される紡糸口金の構造
に準じて、設計し、作成したものを適用することが可能
である。
P1は液状物Vを圧送するギャポンプ、P2は液状シリコ
ーンゴム組成物Wを圧送するポンプである。吐出口金部
17の中央部分には上記液状物Vの分配室14から下端面に
貫通する多数の同一孔径の細孔18が設けられている。第
1図のA−A′線断面である第2図に示す通り、これら
の液状物Vを糸状に吐出する細孔18を環状に取り囲むよ
うに、上記液状シリコーンゴム組成物Wの分配室16から
下端面に貫通し、液状シリコーンゴム組成物Wを膜状に
吐出する環状のスリット孔19が設けられている。
かくして吐出口金部17の細孔18から糸状に吐出される
液状物Vは、その周囲をスリット孔19から膜状に吐出さ
れた液状シリコーンゴム組成物Wで取り囲まれながら下
方に流下せしめられる。
次いで、この糸状に流下する液状物を包み込んだ液状
シリコーンゴム組成物は、少なくとも温度が40℃に保た
れた熱水浴20中に導かれ、熱水20中で硬化してカプセル
の外殻を形成し、内部に液状物を内包するシリコーンゴ
ムカプセルを形成する。
前記熱水浴20中に、一端が浴中に、他端が浴外に位置
するように、網状コンベヤを設けることにより、該熱水
浴び20中で硬化したシリコーンゴムカプセルを該網状コ
ンベヤ等により集積し、浴外に取り出すことができる。
本発明で使用する液状シリコーンゴム組成物は、反応
性基を有する液状オルガノポリシロキサン、架橋剤およ
び/または硬化触媒を主剤とする常温下で液状またはペ
ースト状の組成物であり、常温下で放置するかまたは加
熱すると硬化してゴム弾性体になるものであり、サグタ
イプまたはノンサグタイプのいずれであってもよい。
上記液状シリコーンゴム組成物の硬化反応の型として
は、付加反応硬化型、有機過酸化物によるラジカル反応
硬化型、縮合反応硬化型のいずれであってもよいが、硬
化反応速度が速くて、硬化の均一性に優れている付加反
応硬化型のものが好ましい。
この付加反応硬化型の液状シリコーンゴム組成物の例
としては、 (A)1分子中に少なくとも2個の低級アルケニル基を
有するオルガノポリシロキサンと (B)1分子中に少なくとも2個の珪素原子結合水素原
子を有するオルガノポリシロキサンとを必須成分とする
組成物がある。
(A)成分はシリコーンゴムを形成するオルガノポリ
シロキサンの主成分であり、触媒の作用により(B)成
分と付加反応し硬化する成分である。
(A)成分の例としては、両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖のジメチルポリシロキサン、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖のメチルビニルシロキサン−ジメ
チルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビニルシロキ
シ基封鎖のジメチルシロキサン−メチルフェニルシロキ
サン共重合体、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖の
ジメチルシロキサン−ジフェニルシロキサン−メチルビ
ニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖のジメチルシロキサン−メチルビニルシロキサン共
重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチルシ
ロキサン−メチルフェニルシロキサン−メチルビニルシ
ロキサン共重合体、両末端ジメチルビニルシロキシ基封
鎖のメチル(3,3,3−トリフロロプロピル)ポリシロキ
サン、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチル
シロキサン−メチル(3,3,3−トリフロロプロピル)シ
ロキサン共重合体、CH2=CH(CH3)2SiO1/2単位と(CH3)2S
iO1/2単位とSi4/2単位からなるポリシロキサン等があ
る。
これらの(A)成分の粘度は、25℃において少なくと
も100センチポイズであることが好ましい。
また(B)成分は(A)成分の架橋剤であり、触媒の
作用によりこの(B)成分中の水素原子結合珪素原子が
(A)成分中のビニル基、アリル基、プロペニル基等の
低級アルケニル基と付加反応して本発明の液状シリコー
ンゴム組成物を硬化させる機能を有する。
この(B)成分の例としては、両末端トリメチルシロ
キシ基封鎖のメチルハイドロジェンポリシロキサン、両
末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−
メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメ
チルハイドロジェンシロキシ基封鎖のジメチルシロキサ
ン−メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、ジメチ
ルシロキサン−メチルハイドロジェンシロキサン環状共
重合体、(CH3)2HSiO1/2単位とSiO2/4単位からなる共重
合体、(CH3)3SiO1/2単位と(CH3)2HSi1/2単位とSiO4/2
位とからなる共重合体がある。
この(B)成分の粘度は(A)成分との相溶性の点か
ら、25℃における粘度が1〜50,000センチポイズである
のがよい。
この(B)成分の配合量は、該(B)成分中の珪素原
子結合水素原子の合計量と(A)成分中の全低級アルケ
ニル基の合計量とのモル比が(0.5:1)〜(20:1)とな
るような量が好ましい。これは、このモル比が(0.5:
1)よりも小さくなると良好な硬化性が得難くなるから
であり、このモル比が(20:1)を越えると硬化速度が速
すぎて取扱い難くなるからである。
なお、触媒としては前記(A)成分と(B)成分との
付加反応を生起し、促進するものであればよく、特に限
定されるものではないが、たとえば白金黒または白金を
単体に担持させたもの、塩化白金酸、塩化白金酸をアル
コールやケトン類に溶解したもの、塩化白金酸とオレフ
ィン類、アルケニルシロキサン、ジケトン等との錯化合
物を例示することができる。
本発明において、上記液状シリコーンゴム組成物は熱
水浴に導入されるまでは、液状であり、該熱水と接触し
てはじめて硬化せしめられることが重要である。したが
って、上記液状シリコーンゴム組成物を構成する(A)
成分に対しては(B)成分や触媒を事前に配合しない
で、熱水浴にできるだけ近い位置で混合し組成物を形成
せしめるか、あるいは硬化反応を生じない温度以下、た
とえば−20℃〜10℃程度の温度まで該液状シリコーンゴ
ム組成物を冷却しながら前記熱水浴中に導入するのがよ
い。
なお、本発明においては、上記液状シリコーンゴム組
成物の硬化を抑制する添加剤、たとえばアセチレン化合
物、ヒドラジン類、トリアゾール類、フォスフィン類、
メルカプタン類は、後述する熱水浴中でのカプセル形成
上、できる限り配合しないことが望ましい。
この液状シリコーンゴム組成物の流動性の調節、カプ
セルの強度アップ等の点から、たとえば沈澱シリカ、ヒ
ュームドシリカ、焼成シリカ、ヒュード酸化チタン等の
補強性充填剤、粉砕石英、珪藻土、アルミノ珪酸、酸化
鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム並びに顔料等を配合する
ことが可能である。
本発明で使用する液状物としては、流動性を有し、自
然落下状態で糸状に流下し得るものであれば、特に限定
されるものではないが、未硬化の液状シリコーンゴム組
成物に対し非反応性であることが必要である。ここで非
反応性とは、未硬化の液状シリコーンゴム組成物と実質
的に反応せず、その硬化を阻害しないことを意味し、こ
の硬化を阻害しない限り若干の反応性を有していても差
支えない。
そして、前述したように、液状物を包み込んで囲む液
状シリコーンゴム組成物の糸状形態を維持しながら熱水
浴中に導いて液状シリコーンゴム組成物を硬化させ、カ
プセルを形成するまでは、液状物を液状シリコーンゴム
組成物に対し非相溶性で、非混和性であることが望まし
い。
このような液状物としては、水;メチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコール等のアルコール
類;パラフィン類;鉱油類;各種合成樹脂のプレポリマ
ー類;オルガノポリシロキサン類等を例示することがで
きる。これらの中でも水とアルコール類などの低分子化
合物を使用することが好ましい。
なお、液状物の水や低級アルコール類および/または
熱水浴に対しては、界面活性剤を添加することができ
る。この界面活性剤の添加により液状物の周囲を取り囲
む糸状形態の液状シリコーンゴム組成物のカプセル化を
容易にし、かつカプセルの大きさや形状を変更すること
が可能にすることができるからである。
このような界面活性剤としては、高級脂肪酸の塩類、
高級アルコールの硫酸エステル類等のアニオン系活性
剤、第4級アンモニウム塩類等のカチオン系活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ソルビ
タン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エ
ステル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
類、脂肪酸モノグリセライド等の非イオン系活性剤など
を挙げることができ、これらは単独または少なくとも2
種以上を併用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明についてさらに具体的に説
明する。なお実施例中、部は重量部を示し、粘度は25℃
における値である。
実施例1 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖され
た粘度が500センチポイズのジメチルポリシロキサン
(ビニル基含有量0.5重量%)100部に対して、分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された粘度が5セン
チポイズのメチルハイドロジェンポリシロキサン(珪素
原子結合水素原子の含有量0.8重量%)6部を混合した
混合液A、 ビニル基含有量が0.5重量%の前記ジメチルポリシロ
キンサに100部に対して、白金触媒のイソプロピルアル
コール溶液0.4部を配合した混合液Bおよび イオン交換水100部に非イオン界面活性剤(ユニオン
カーバイド社製のトリメチルノナノールのエチレンオキ
サイド付加物“タジトール"TMN-6)0.01部を混合した混
合液Cをそれぞれ作成した。
これらの混合液A,BおよびCから、第1図に示す装置
を用いてシリコーンゴムカプセルを作成した。
すなわち、予め10℃に冷却された前記混合液AとBと
をスタテックミキサーで混合した後、環状ノズルの外管
19に送液し、同時に該環状ノズルの内管18の中央注入部
に前記混合液Cを送液し、該環状ノズルの内側から混合
液物Cを30cc/分の吐出量で、外側からAとBとの混合
液を同じく30cc/分の吐出量で同時に浴温が80℃の熱水
浴中に吐出した。
内部に混合液Cを内包する直径が1〜5mmφを前記混
合液AとBとからなるシリコーンゴムカプセルが得られ
た。
実施例2 両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のトリフロロプ
ロピルメチルシロキサン−ジメチルシロキサン共重合体
(ジメチルシロキシ基単位60モル%、ビニル基含有量0.
4重量%)100部に対して、分子鎖両末端がトリメチルシ
ロキシ基で封鎖された粘度5センチポイズのメチルハイ
ドロジェンポリシロキサン(珪素原子結合水素原子の含
有量0.8重量%)6部を混合し混合液A、上記と同じト
リフロロプロピルメチルシロキサン−ジメチルシロキサ
ン共重合体100部に対して、白金触媒のイソプロピルア
ルコール溶液0.4部を配合した混合液Bおよびイソプロ
ピルアルコール50部、分子鎖両末端がトリメチルシロキ
シ基で封鎖された粘度500センチポイズのジメチルポリ
シロキサン50部、を混合した混合液Cをそれぞれ作成し
た。
これらの混合液A,BおよびCから、第1図に示す装置
を用いてシリコーンゴムカプセルを作成した。
すなわち、予め10℃に冷却された前記混合液AとBと
をスタテックミキサーで混合した後、環状ノズルの外管
19に送液し、同時に該環状ノズルの内管の中央注入部に
前記混合液Cを送液し、該環状ノズルの内側から混合液
物Cを30cc/分の吐出量で、外側からAとBとの混合液
を同じく30cc/分の吐出量で同時に浴温が70℃の熱水浴
中に吐出したところ、内部に混合液Cを内包する直径が
1〜5mmφの前記混合液AとBとからなるシリコーンゴ
ムカプセルが得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、大きさ、形状の揃った、各種の液状
物を内部に包み込んだシリコーンゴムカプセルを生産性
よく、効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるシリコーンゴムカプセルの製造
装置の1態様を示す縦断面図、第2図は第1図のA−
A′線(吐出口金部)における断面図である。 11……分配機、14……液状物の分配室、16……液状シリ
コーンゴム組成物の分配室、17……吐出口金部、18……
細孔、19……スリット孔、20……熱水浴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に未硬化の液状シリコーンゴム組成物
    に対して非反応性の液状物を配置し、外側に前記未硬化
    の液状シリコーンゴム組成物を配置することにより前記
    液状物の周囲を未硬化の液状シリコーンゴム組成物で取
    り囲んだ環状の糸状体を形成し、次いで該糸状体を少な
    くとも40℃の温度に保たれた熱水中に導入することによ
    り、前記未硬化の液状シリコーンゴム組成物を硬化させ
    ると同時に前記液状物を内包するカプセルを形成させる
    ことを特徴とするシリコーンゴムカプセルの製造方法。
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