JP2722139B2 - 索道の搬器の移送チェン - Google Patents

索道の搬器の移送チェン

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JP2722139B2
JP2722139B2 JP15212091A JP15212091A JP2722139B2 JP 2722139 B2 JP2722139 B2 JP 2722139B2 JP 15212091 A JP15212091 A JP 15212091A JP 15212091 A JP15212091 A JP 15212091A JP 2722139 B2 JP2722139 B2 JP 2722139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動循環式索道におい
て、索条を放索した搬器を低速または微速で回送移送す
るための回送装置に使用する移送チェンに関する。
【0002】
【従来の技術】自動循環式索道は、停留場に枢設した滑
車間に索条を張架して高速で循環移動し、索道線路中で
は搬器は握索装置が前記索条を握索して高速で運行さ
れ、停留場においては握索装置は前記索条を放索して軌
条上を低速または微速で回送移送し、この間に乗降の客
扱いが行なわれ乗客を輸送する輸送設備である。また停
留場においては、営業終了時や点検等で搬器を収容、格
納するための側線軌条が架設されいる。この側線軌条に
おいても搬器は次々に低速あるいは微速で回送移送され
る。こうした停留場に架設、配置された軌条上で、搬器
を低速あるいは微速で回送移送するための回送装置とし
て、移送チェンのリンクプレートからカムプレートを延
出して移送用のカムを枢着し、この移送カムを搬器の懸
垂機に当接させて移送チェンの移動と共に搬器を移送す
る構造の回送装置が従来から多用されている。
【0003】図11および図12は、従来の回送装置に
多用されている移送チェン70のアタッチメントとし
て、移送カム78を枢着した部分の構造を示す平面図で
ある。移送チェン70は複数の移送カム78,78,…
が等間隔に枢着延出されて循環移動する。移送チェン7
0は板状の隣接するリンクプレート73,73とリンク
プレート74,74をローラピンを介して交互に枢着し
て連結し、これを一組として複数組を連鎖したもので、
通常ローラピン72,72の間隔は10cm程度のもの
が使用される。前記したローラピン72は一般のチェン
よりも長くできており、リンクプレート74,74を挟
んで両端部にはガイドローラ71,71を回転可能に枢
着した構造となっている。移送チェン70はガイドロー
ラ71,71がガイドレール(図示していない。)の溝
内に係合して転動し移動するもので、移動時にガイドレ
ールとの間に発生する摩擦をころがり摩擦にすることに
よって、特にガイドレールが屈曲した箇所での移動抵抗
を軽減する。また、ガイドローラ71の材質は合成樹脂
が用いられ、転動時に発生する騒音を緩和するようにな
している。
【0004】次に、前記したリンクプレート74,74
には移動方向に対して直角の方向にカムプレート75,
75がボルト76,76とボルト76,76によって固
着延出されている。このカムプレート75,75が挟持
するように移送カム78を入れ込み、ヒンジボルト77
を貫通して回転可能に枢着する。つぎに、前記カムプレ
ート75のヒンジボルト77の付近に止めピン79を打
ち込む。また、移送カム78には止め穴78aを穿孔
し、つる巻状のばね80を移送カム78を枢着したヒン
ジボルト77に巻付ける様にして取付け、一端はカムプ
レート75に打ち込んだ止めピン79に係止し、他端は
下方に90°屈折して、前記した移送カム78の止め穴
78aに挿入して係止する。このばね80のねじり反力
が移送カム78をヒンジボルト77を中心にして矢印8
3の方向へ回転するように作用して、移送カム78をリ
ンクプレート74,74に押し付けられて、図示した移
送位置78Aの移送状態を保つようになしている。
【0005】図11は、移送チェン70の移送カム78
が、断面が角形をした搬器10の懸垂機21に当接し
て、搬器10を矢印81の方向へ移送する状態を示した
ものである。次に、図12は、何らかの理由により移送
チェン70が停止して、回送移送区間にある搬器10を
人力により矢印82の方向へ移送した時に、懸垂機21
が移送カム78を押圧してばね80のねじり反力に打ち
勝って、移送カム78が二点鎖線で示した移送位置78
Aから待避位置78Bの矢印84の方向へ回転した状態
を図示したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬器10が停
止した状態で移送チェン70だけを矢印81の方向へ移
動しようとしても、移送カム78はリンクプレート7
4,74と当接しているために矢印83の方向への回転
はできない。即ち、搬器10が順番に当接して停滞する
ような軌条の移送区間では上記した構造の移送チェン7
0では対応できない問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、索道の停留場
において、索条を放索した搬器を軌条に沿って移送する
ための回送装置において、該回送装置の移送チェンは、
リンクプレートより固着延出したカムプレートに回転可
能に枢着した移送カムと、前記カムプレートに移送カム
の回転中心と同芯位置で回転可能に枢着した補助カム
と、前記移送カムと、前記補助カムの間に係止した第一
のばねと、前記補助カムと、前記カムプレートの間に係
止した第二のばねとを備えてなり、前記第一のばねの剛
性を前記第二のばねの剛性よりも大きくして、前記搬器
に当接して前記搬器を回送移送し、かつ、移送チェンま
たは搬器のどちらか一方だけを移動する場合には、前記
移送カムが前記搬器と当接し移動すると回転待避可能と
した。
【0008】
【作用】本発明の移送チェンは、板状のリンクプレート
をローラピンで交互に枢着して無端状に連鎖したもので
ある。しかし、ローラピンは一般のチェンよりも長さが
長いものを用いてリンクプレートの両側に延出し、両端
にはガイドローラを回転可能に枢着する。このガイドロ
ーラが搬器の移動する軌条に沿って配設されたガイドレ
ールの溝内に係合して転動し、移送チェンの循環移動が
円滑に行われるれるようになしている。次に、前記した
リンクプレートにはカムプレートをボルト等で固着して
延出し、さらに このカムプレートにはヒンジボルトを
介して移送カムと補助カムとを同芯上に枢着する。ま
た、移送カムと補助カム間には、つる巻状の第一のばね
を係止し、補助カムとカムプレートの間にも第二のばね
を係止する。こうして、移送カムは第一のばねと第二の
ばねによって附勢されて、移送チェンの移動方向に対し
て直角の方向に延出され、搬器の懸垂機の部分に当接し
て搬器を移送する。
【0009】次に、搬器が移送チェンの回送移送区間で
停滞して移送チェンだけが移動しようとすると、移送カ
ムは停止した搬器の懸垂機に当接すると補助カムと移送
カムとの間に係止された第一のばねが捩じられてヒンジ
ボルトを中心にして移送チェンの移動方向とは逆の方向
に旋回して搬器の懸垂機をかわし、移送チェンだけの循
環移動を許容する。
【0010】次に、移送チェンの循環移動を止めた状態
で、搬器だけを移送チェンの移動方向へ人力で押して移
送すると、搬器の懸垂機が移送カムを前記した懸垂機の
当接面とは逆の方向から押圧する。この時、移送カムも
ヒンジボルトを中心にして搬器の移動方向に旋回すると
同時に、移送カムに第一のばねを介して連結した補助カ
ムも、該補助カムとカムプレート間に係止された第二の
ばねが捩じられて、移送カムと連動して旋回し搬器の通
過を許容する。
【0011】前記した移送チェンを用いた回送装置で
は、本線軌条に並設した発車間隔規制装置で搬器が停滞
した場合や、側線軌条の閉区間において、次々に搬器を
密着して収容、格納する場合にも移送カムが搬器の懸垂
機と当接して搬器を移送し、さらに搬器が停滞し時には
移送カムが旋回して逃げられるので、搬器が次々に停滞
するような移送区間での連続した搬器の移送が可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は自動循環式索道の一端の停留場1の概略配置関係を
示した平面図である。索道線路18の矢印11の方向か
ら高速で停留場1に進入した搬器10は握索装置22が
索条を放索して握索装置22の車輪23,23が本線軌
条2を転走し、さらに到着側の本線軌条2に沿って配置
された減速移送装置4で高速より低速または微速に減速
される。次に、低速あるいは微速となされた搬器10は
鎖線で示した回送装置7によって、U字型の本線軌条2
を回送されて、到着側より出発側に転向される。転向さ
れた搬器10は回送装置7から発車間隔規制装置6に移
送されて発車間隔が正規の間隔に調整されたのち、出発
側の本線軌条2に沿って配設された加速移送装置5で再
び高速に加速されて、搬器10の握索装置22は索条を
握索して、矢印12の方向の索道線路18へ出発する。
以上は、営業運転時の停留場1での搬器10の運行状況
を説明したものである。
【0013】次に、営業運転終了時あるいは点検等で搬
器10を側線軌条3に収容する場合には、前記した到着
側の本線軌条2の点aの位置から分岐装置(図示してい
ない。)によって側線軌条3の側に転送して、さらに、
矢印13,14,15,16の順番に回送移送して収容
する。次に、側線軌条3の側にも回送装置9と、送り出
し間隔調整装置8が配設されている。図2および図3
は、図1に示した停留場1内の側線軌条3に沿って配置
した回送装置9により搬器10,10,…を順番に収容
した状態を示すものである。即ち、移送チェン30には
搬器10,10,…の懸垂機21,21,…の側面に当
接する移送カム45,45,…が等間隔に枢着されてい
る。一方、移送チェン30はスプロッケト車31,31
との間に巻き回わされて、矢印32,33,34の方向
に循環移動する。搬器10は、握索装置22に客車20
を懸垂した懸垂機21を懸垂ピン25で搬器10の進行
方向に揺動可能に枢着した構造となっている。また、握
索装置22には車軸24,24で車輪23,23が回転
可能に枢着されており、この車輪23,23が本線軌条
2または側線軌条3の断面が凹形の溝内を転動して搬器
10は移動する。
【0014】次に、図4〜図7は、前記した移送チェン
30に移送カム45を枢着した詳細な構造を示すもので
ある。移送チェン30はリンクプーレト37,37およ
びリンクプレート38,38をローラピン36で枢着し
たものを一組として複数組を連鎖して構成されている。
前記したローラピン36,36,…は一般のチェンより
も長さが長いものを用いて、リンクプレート38,38
の両側に延出した端部にはガイドローラ35,35,…
を回転可能に枢着する。次に、リンクプレート38,3
8にはカムプレート39,39をボルト40,40によ
って固着して延出し、さらに、カムプレート39,39
には該カムプレート39,39で挟持して移送カム45
と、補助カム47とが揺動可能にヒンジボルト41を貫
通してナット42で止められている。また、図4、図5
および図6に示すように、移送カム45の上面にはつる
巻状をした第一のばね50の上端側より水平方向に延出
したリング状の端部50aを、該リング状の端部50a
にボルト51を貫通してナット52で止める。また、平
面視でばね50の端部50aに対してほぼ直角をなして
下端側より延出したリング状をなした端部50bは内周
側にワッシャ49を嵌め込んで補助カム47の垂直方向
の中間部に形成したスリット47bに間挿し、止めピン
48をワッシャ49に貫通して係止する。
【0015】次に、図7に示すようにヒンジボルト41
の頭部とカムプレート39との間にはヒンジボルト41
につる巻状の第二のばね46を巻付けて、さらに上側の
カムプレート39のヒンジボルト41の近傍に打込み固
着された止めピン44に一端を係止し、また、補助カム
47には止め穴47aを穿孔し、前記したばね46の下
方へ屈折された他端を挿入して係止する。こうして補助
カム47は、ばね46のねじり反力によってヒンジボル
ト41を中心にしてリンクプレート38,38側へ押圧
された状態になされている。従って、補助カム47と第
一のばね50で連接された移送カム45はリンクプレー
ト38,38に対して直角方向に延出した状態となっ
て、移送位置45Aに姿勢が保たれる。
【0016】図8〜図10は、前記した移送カム45の
動作を順番に図示したものである。まず、図8は、移送
チェン30がガイドレール(図示していない。)内を移
動してリンクプレート38,38に対して直角の方向に
枢着して延出された移送カム45が移送位置45Aにあ
る状態にあり、断面が正方形の搬器10の懸垂機21に
当接して搬器10を矢印60の方向に回送移送する。こ
の時、第一のばね50は搬器10の移送抵抗に対抗でき
るだけの十分な捩じり剛性を有しているので、搬器10
の移送中に移送カム45がヒンジボルト41を中心に旋
回して懸垂機21から外れることはない。これに対して
第二のばねは前記第一のばねより相対的に小さい捩じり
剛性を有するものを用いる。
【0017】次に、図2および図3に示した状態では、
回送装置9によって側線軌条3を移送された搬器10
が、送り出し間隔調整装置8によって停止され、搬器位
置10cにあり、次に、移送されて来た搬器10が前記
搬器位置10cにある搬器10に当接して停止する。こ
のようにして搬器10,10…が次々に密着して収容、
格納される。前記した搬器10の回送移送状態の場合は
図9に示すように、搬器10が停止すると移送チェン3
0だけが矢印61の方向へ移動するので、相対的に移送
カム45が懸垂機21で押された状態になり、移送カム
45と補助カム47との間に係止された第一のばね50
は移送チェン30の牽引力に抗しきれず、端部50aが
端部50b側位置となるように捩り圧縮されて、移送カ
ム45はヒンジボルト41を中心にして、二点鎖線で示
した移送位置45Aから待避位置45Bとなり、懸垂機
21に接触しながら移送カム45の通過が可能となる。
懸垂機21を通過後には第一のばね50の復元力によっ
て、再び、二点鎖線で示した移送位置45Aに戻り、次
の搬器10の移送ができる状態になる。
【0018】次に、図10に示した移送チェン30の状
態は、例えば、停留場1へ進入する搬器10の間隔が基
準の搬器間隔に対してずれが生じた場合に、回送装置7
を並設した回送移送区間では、移送チェン30の隣り合
う移送カム45と移送カム45の間に、二台の搬器1
0,10が進入してしまう場合がある。このような時、
移送チェン30の循環移動を停止して搬器10を先行し
た移送カム45の位置まで人力で押して回送移送する場
合がある。この時、搬器10の断面視が正方形の懸垂機
21は矢印62の方向に移動して紙面左側から停止して
いる移送カム45に当接し、移送カム45は二点鎖線で
示した移送位置45Aの状態からヒンジボルト41を中
心にして矢印64の方向に旋回して、待避位置45Cと
なる。さらに、カムプレート39,39にヒンジボルト
41で枢着された補助カム47は、移送カム45に第一
のばね50で連結されており、このばね50の剛性は移
送カム45を移送位置45Aに戻すためのカムプレート
39と補助カム47との間に係止された第二のばね46
の剛性よりも高いものを用いているので、ばね46の方
が捩じられて、補助カム47も移送カム45と共に旋回
し、待避位置47Bの状態になる。このようにして、移
送チェン30の循環移動を停止した状態で、搬器10の
懸垂機21が移送カム45に当接して旋回させながら本
線軌条2や側線軌条3の回送装置7または回送装置9を
並設した区間での搬器10の移送チェン30の移動方向
への通過が可能となる。
【0019】
【発明の効果】自動循環式索道の停留場には、搬器を到
着側から出発側へ転向するための本線軌条や、搬器を収
容、格納するための側線軌条に沿って、搬器を低速ある
いは微速で回送移送するための回送装置が並設されてい
る。この回送装置の構造は、スプロケット車間に巻き回
わされ、ガイドレールに誘導されて循環移動する移送チ
ェンのリンクプレートより複数個のカムプレートを等間
隔に固着延出し、さらにこのリンクプレートには移送カ
ムを枢着したものある。回送装置はこの移送カムが搬器
の懸垂機に当接して、移送チェンの循環移動と共に移送
カムが軌条に沿って移動し搬器の懸垂機と当接して、搬
器をを回送移送するものである。
【0020】従来の移送チェンに枢着された移送カムは
搬器の進行方向側にだけ旋回可能であり、またカムプレ
ートと移送カムとの間にはつる巻状のばねが係止されて
おり、このばねで旋回した移送カムを移送位置へ戻すよ
うになしている。しかし、本線軌条の発車間隔規制装置
を取付けた区間で搬器が停滞したり、側線軌条において
は搬器を収容する場合に、搬器が次々に密着して順番に
収容、格納していくために、従って搬器の停止位置が変
わり、前記した従来の移送カムの取付け構造では対応で
きない問題点があった。
【0021】本発明の移送チェンは、カムプレートには
移送カムの外に、さらに、補助カムを同芯位置で各々が
揺動可能に枢着して、移送カムと補助カムとの間につる
巻状の第一のばねを係止する。また、カムプレートと補
助カムの間には従来のカムプレートと移送カムの間に係
止したつる巻状の第二のばねを係止する。前記した第一
のばねは搬器を回送移送する押し力に対応できるだけの
剛性を有したものとする。しかし、搬器が停滞した場合
には、移送カムは搬器の懸垂機に当接しながら、移送カ
ムと補助カムの間に係止した第一のばねは捩じり圧縮さ
れて、移送カムは搬器の進行方向とは逆の方向へ旋回待
避し、回送移送区間内で搬器が停滞しても、移送チェン
の循環移動が可能となり、別の移送カムで次々に搬器を
回送移送して収容、格納することができる。
【0022】また、従来通り、移送チェンが循環移動を
停止した状態で人力で搬器を回送移送する場合には、搬
器の懸垂機が移送カムに当接してカムプレートと補助カ
ムの間に係止した第二のばねが捩じり圧縮されて、移送
カムは補助カムと共に旋回待避して、移送カムの部分で
の搬器の通過が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移送チェンを用いた回送装置を軌条に
並設した停留場の概略配置を示す平面図
【図2】本発明の移送チェンで搬器を移送する状態を示
した平面図
【図3】本発明の移送チェンで搬器を移送する状態を示
した側面図
【図4】本発明の移送チェンに枢着した移送カムの詳細
な構造を示した平面図
【図5】本発明の移送チェンに枢着した移送カムの詳細
な構造を示した側面図
【図6】図4を矢印A−Aの方向から見た移送カムと補
助カムの間に係止した第一のばねの取付け状態を示した
側面図
【図7】図4を矢印B−C−D−Eの方向から見た補助
カムとカムプレートの間に係止した第二のばねの取付け
状態を示した一部断面視正面図
【図8】本発明の移送チェンの移送カムが懸垂機に当接
しながら搬器を移送する状態を示した平面図
【図9】搬器が停滞して移送チェンの移送カムが懸垂機
に当接しながら搬器の進行方向とは逆の方向に旋回待避
した状態を示した平面図
【図10】本発明の移送チェンが循環移動を停止して、
人力によって搬器を回送移送した時に、移送カムが懸垂
機に当接して、補助カムと共に搬器の進行方向に旋回待
避した状態を示した平面図
【図11】従来の移送チェンの移送カムが搬器の懸垂機
に当接して、搬器を回送移送する状態を示した平面図
【図12】従来の移送チェンが循環移動を停止した状態
で、人力によって搬器を回送移送した時に、搬器の懸垂
機が移送カムに当接して、移送カムが搬器の進行方向へ
旋回待避した状態を示す平面図
【符号の説明】
1 停留場 2 本線軌条 3 側線軌条 4 減速移送装置 5 加速移送装置 6 発車間隔規制装置 7 回送装置 8 送り出し間隔調整装置 9 回送装置 10 搬器 10A,10B,10C 搬器位置 11,12,13,14 矢印 15,16,17 矢印 18 索道線路 20 客車 21 懸垂機 22 握索装置 23 車輪 24 車軸 25 懸垂ピン 30 移送チェン 31 スプロケット車 32,33,34 矢印 35 ガイドローラ 36 ローラピン 37,38 リンクプレート 39 カムプレート 40 ボルト 41 ヒンジボルト 42 ナット 43 ワッシャ 44 止めピン 45A 移送位置 45B,45C 待避位置 46 ばね 47 補助カム 47A 移送位置 47B 待避位置 47a 止め穴 47b スリット 48 止めピン 49 ワッシャ 50 ばね 50a、50b 端部 51 止めボルト 52 ナット 53 ワッシャ 60,61,62,63,64 矢印 70 移送チェン 71 ガイドローラ 72 ローラピン 73,74 リンクプレート 75 カムプレート 76 ボルト 77 ヒンジボルト 78A 移送位置 78B 待避位置 78a 止め穴 79 止めピン 80 ばね 81,82,83 矢印 90 移送タイヤ A,B,C,D,E 矢印 a,b 点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索道の停留場において、索条を放索した
    搬器を軌条に沿って移送するための回送装置において、
    該回送装置の移送チェンはリンクプレートより固着延出
    したカムプレートに回転可能に枢着した移送カムと、前
    記カムプレートに移送カムの回転中心と同芯位置で、回
    転可能に枢着した補助カムと、前記移送カムと、前記補
    助カムの間に係止した第一のばねと、前記補助カムと、
    前記カムプレートの間に係止した第二のばねとを備えて
    なり、前記第一のばねの剛性を前記第二のばねの剛性よ
    りも大きくしたことを特徴とする索道の搬器の移送チェ
    ン。
JP15212091A 1991-05-02 1991-05-02 索道の搬器の移送チェン Expired - Lifetime JP2722139B2 (ja)

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