JP2722044B2 - カーテンの皺付け装置 - Google Patents

カーテンの皺付け装置

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JP2722044B2
JP2722044B2 JP5234311A JP23431193A JP2722044B2 JP 2722044 B2 JP2722044 B2 JP 2722044B2 JP 5234311 A JP5234311 A JP 5234311A JP 23431193 A JP23431193 A JP 23431193A JP 2722044 B2 JP2722044 B2 JP 2722044B2
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末松 道内
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Donai Kk
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーテン生地に所定
の型を付けるカーテンの皺付け方法及び皺付け装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】カーテンは、室内に入り込む直射日光を
単に遮るだけでなく、部屋のインテリアとしても重要な
役割を果している。
【0003】そして、カーテンの美しさと落ち着き感を
向上させるため、従来は、カーテン生地をいわゆる波型
にしてあり、このカーテン生地を波型にする手法とし
て、種々の手段が採られていた。
【0004】その一例としては、生地の上部を一部重ね
て縫い合わせる手段が一般的である。
【0005】また、カーテン生地の大きさに合わせた第
1型紙と第2型紙とを重ね合わせ、それら型紙の外側に
あってカーテンの襞方向に合わせて平行に並べた柱状体
を、第1型紙と第2型紙とで交互に間にくるように配列
してそれら型紙の外側に貼着し、これら柱状体を相手方
の型紙の方に押し込んで断面波形の襞となるように湾曲
し、蒸熱を利用して上記襞を固定して、夫々を、波形の
弾力性を有する型紙に形成し、この波形型紙を伸張させ
て、伸張した第1型紙と第2型紙との間にカーテン生地
を挟み込ませてカーテン生地を型込めした後、波形型紙
の弾性力によって所定の形態となるように復元させて型
紙を設定し、この設定された型紙を処理釜に入れて脱気
して空気を除去し、ついで蒸気を供給して蒸熱し、蒸熱
後処理釜内を減圧冷却し、続いて蒸熱と減圧冷却とを繰
り返させてカーテン生地の襞付けをする手段もある(特
公平4−23025号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生地の
上部を一部重ねて縫い合わせる前者の手段によると、カ
ーテンとして厚い生地を用いた場合に、綺麗なウエーブ
ができない事態が生じていた。
【0007】また、後者の手段によると、
【0008】第1型紙と第2型紙とを重ね合わせ、それ
ら型紙の外側にあってカーテンの襞方向に合わせて平行
に並べた柱状体を、第1型紙と第2型紙とで交互に間に
くるように配列してそれら型紙の外側に貼着し、これら
柱状体を相手方の型紙の方に押し込んで断面波形の襞と
なるように湾曲し、蒸熱を利用して上記襞を固定して、
夫々を、波形の弾力性を有する型紙に形成する工程、
【0009】波形型紙を伸張させて、伸張した第1型紙
と第2型紙との間にカーテン生地を挟み込ませてカーテ
ン生地を型込めした後、波形型紙の弾性力によって所定
の形態となるように復元させて型紙を設定する工程、
【0010】設定された型紙を処理釜に入れて脱気して
空気を除去し、ついで蒸気を供給して蒸熱し、蒸熱後処
理釜内を減圧冷却し、続いて蒸熱と減圧冷却とを繰り返
すという三工程が必要であり、カーテンの襞付方法とし
て極めて繁雑であった。
【0011】また、カーテンの襞付に時間がかかり、生
産効率を高める事もできなかった。
【0012】そこで、本発明は、極めて簡単な手順によ
り、カーテン生地に所定の型を付けることができるカー
テンの皺付け方法及び皺付け装置を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、等間隔に複
数配列した押圧管と、基枠に複数立設した長尺押圧板と
を備え、予めカーテン生地を載せてある基枠の長尺押圧
板の各間へ上方から押圧管を落し込み、各長尺押圧板の
間に位置する押圧管の自重によってカーテン生地を挟持
圧接すると共に、前記基枠の四隅には上端凹部または凸
部と下端凸部または凹部が形成された連結パイプを付設
し、連結パイプの上端凹部または凸部に他の基枠に設置
した連結パイプの下端凸部または凹部を嵌挿させること
で複数の基枠を積み上げるものとしたことにより、上述
した課題を解決した。
【0014】また、カーテン生地を挟持圧接した状態で
熱風供給室に配置し、カーテンに対し基枠の下方から熱
風を当てるものとしたことで、同じく上述した課題を解
決した。
【0015】
【作用】本発明は、まず、等間隔に複数配列した押圧管
と、それぞれが各押圧管の間に位置するように複数立設
した固定長尺押圧板との間にカーテン生地を送り込む。
【0016】そして、押圧管を下方に移動し、押圧管と
固定長尺押圧板とでカーテン生地を挟持し、更に、押圧
管と固定長尺押圧板をカーテン生地に圧接することでカ
ーテンの皺付けを行う。
【0017】また、押圧管と固定長尺押圧板とでカーテ
ン生地を挟持・圧接した状態でカーテンに熱風を当てる
ことで、皺付けしたカーテンの形状が崩れないようにす
る。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基いて説
明する。
【0019】本発明に係るカーテンの皺付け装置は、図
1に示すように、等間隔に複数配列した押圧管1と、そ
れぞれが各押圧管1の間に位置するように複数立設した
横長長方形状の固定長尺押圧板2とから成る。
【0020】各押圧管1の両端部は、図2に示すよう
に、水平方向に配された横杆3に固定されている。
【0021】一方、各押圧板2は、図3に示すように、
方形状の基枠4に固定されている。この基枠4の四隅に
は、連結パイプ5が設置されている。また、両脇に位置
する固定長尺押圧板2の外側には、カーテン生地Aを各
押圧板2の上に配置して止める固定板6を取り付けてあ
る。
【0022】尚、押圧管1及び固定長尺押圧板2の数は
図に示すものに限定されず、皺を付けるカーテン生地A
の大きさに応じて増減させる。
【0023】そして、図1に示すように、横杆3によっ
て固定されている押圧管1を、カーテン生地Aを取り付
けてある基枠4の上に降ろす。具体的には、立設してい
る各固定長尺押圧板2の間に各押圧管1が来るようにし
て、押圧管1をカーテン生地Aの上に降ろすのである。
その結果、図1に示すように、カーテン生地Aは、押圧
管1の重みによって下方へ引っ張られる事となり、押圧
管1の円筒面に当接しているカーテン生地A部分は円弧
状に膨らんだ形状を造り、固定長尺押圧板2に当接して
いるカーテン生地A部分は、直線状の折目を造る。
【0024】この様に、カーテン生地Aを各押圧管1と
固定長尺押圧板2とで挟持・押圧している状態で、基枠
4の連結パイプ5を介して複数の基枠4を積み重ねる。
具体的には、基枠4の四隅に設置した連結パイプ5の上
端凹部7に、他の基枠4に設置した連結パイプ5の下端
凸部8を挿入する事で、複数の基枠4を積み上げていく
のである。
【0025】これらの基枠4は、図4に示すように、熱
風供給室9内に配置する。
【0026】この熱風供給室9の周囲にはダクト10が
設置されており、熱風供給装置11から送られてくる熱
風を、積み上げている基枠4の下方から送り込む構造と
なっている。
【0027】以下に、カーテン生地Aの皺付け方法を具
体的に説明する。
【0028】まず、カーテン生地Aに適当な水分を与え
たり、コチング剤を塗布した後、カーテン生地Aの両端
部を基枠4の固定板6に取り付ける。そして、カーテン
生地Aの上に、各押圧管1を降ろす。このとき、各押圧
管1は、木枠4に立設している各固定長尺押圧板2の間
に来るようにする。この様に、各押圧管1と固定長尺押
圧板2とでカーテン生地Aを挟持・押圧した状態の木枠
4を、熱風供給室9内において複数段積み重ねる。
【0029】その後、適当な水分と共に熱風を熱風供給
室9内へ送り込み、摂氏120度乃至180度の状態を
約20分間維持する。この際、不要な水分等は、排気口
12より排出する。
【0030】次に、熱風供給室9内へ冷風を送り込んで
温度を徐々に下げ、室内を摂氏30度乃至40度の状態
とする。
【0031】その結果、図5に示すように、カーテン生
地Aに円弧状に膨らんだ形状と直線状の折目を連続して
造ることができる。
【0032】尚、図に示す固定長尺押圧板2を固定押圧
管(図示せず)とし、押圧管1と固定押圧管とをカーテ
ン生地Aに圧接する事で、カーテン生地Aに円弧状に膨
らんだ形状を連続して造ってもよい。或るいは、長尺押
圧板(図示せず)と固定押圧管(図示せず)とをカーテ
ン生地Aに圧接し、カーテン生地Aに円弧状に膨らんだ
形状と直線状の折目を連続して造ってもよい。更に、長
尺押圧板(図示せず)と固定長尺押圧板(図示せず)と
をカーテン生地Aに圧接し、カーテン生地Aに直線状の
折目を連続して造ってもよい。
【0033】また、熱風供給室9にレールを付設し、こ
のレール上を移動するテーブルを設置して当該テーブル
上に基枠4を積み重ね、熱風供給室9に設けた扉13を
開閉して基枠4を搬入・搬出する構造としても良い。
【0034】
【発明の効果】上述の如く構成したこの発明は、カーテ
ン生地Aに種々の型を簡単に付けることができる。具体
的には、等間隔に複数配列した押圧管と、それぞれが各
押圧管の間に位置するように複数配列した基枠4の長尺
押圧板とでカーテン生地Aを挟持し、押圧管の自重によ
って基枠4の長尺押圧板側へカーテン生地Aを圧接する
ことで、円弧状に膨らんだ形状と直線状の折目を連続し
て造ることができ、従来のように押圧管または長尺押圧
管相互の間にカーテン生地Aを挟持したまま押圧管また
は長尺押圧管相互を反対方向へ引っ張り移動させるとい
うような煩雑な操作や機構を設ける必要がない。これら
連続した直線状の折目と円弧形状により、カーテンとし
てのデザインに斬新さが生じ、いわゆる、インテリアと
しての機能が向上する。また、カーテンを引いたとき
や、折り畳んだときに、直線状の折り目と円弧状に膨ら
んだ形状が蜆則性を持って並び、見る者の気分を和らげ
ることができる等の優れた効果を奏する。
【0035】また、基枠の四隅には上端凹部または凸部
と下端凸部または凹部が形成された連結パイプを付設し
たので、基枠を復数段にして積み重ねることでカーテン
生地Aに直線状の折目と円弧状に膨らんだ形状を連続し
て形成できるため、特定形状を有するカーテン生地Aの
大量生産が可能となって製品を安価に提供でき、且つ、
商品の生産効率を飛躍的に向上させる等の優れた効果を
奏する。
【0036】一方、カーテン生地Aを圧接挟持した状態
で熱風供給室9に配置し、カーテンに下方から熱風を当
てるという極めて簡単な方法により、熱風の対流を能率
的に発生させ、いわゆる密封された状態でカーテン生地
Aに対し下側から上昇する熱風により離隔して積層され
たカーテン生地A全面に対して効率的に熱風を当てるこ
とができ、カーテン生地Aに造った直線状の折目と円弧
形状がくずれる恐れがなく皺付けを短時間のうちに終了
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押圧管と長尺押圧板とでカーテン生地を挟持・
圧接した状態を示す側面図である。
【図2】等間隔に複数配列した押圧管の斜視図である。
【図3】複数の長尺押圧板を固定した基枠の斜視図であ
る。
【図4】熱風供給室内に基枠を配置した状態を示す断面
図である。
【図5】カーテンの皺付け形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 押圧管 2 固定長尺押
圧板 3 横杆 4 基枠 5 連結パイプ 6 固定板 7 上端凹部 8 下端凸部 9 熱風供給室 10 ダクト 11 熱風供給装置 12 排気口 13 扉

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔に複数配列した押圧管と、基枠に
    複数立設した長尺押圧板とを備え、予めカーテン生地を
    載せてある基枠の長尺押圧板の各間へ上方から押圧管を
    落し込み、各長尺押圧板の間に位置する押圧管の自重に
    よってカーテン生地を挟持圧接すると共に、前記基枠の
    四隅には上端凹部または凸部と下端凸部または凹部が形
    成された連結パイプを付設し、連結パイプの上端凹部ま
    たは凸部に他の基枠に設置した連結パイプの下端凸部ま
    たは凹部を嵌挿させることで複数の基枠を積み上げるも
    のとしたことを特徴とするカーテンの皺付け装置。
  2. 【請求項2】 カーテン生地を挟持圧接した状態で熱風
    供給室に配置し、カーテンに対し基枠の下方から熱風を
    当てるものとした請求項1記載のカーテンの皺付け装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5324500A (en) * 1976-08-13 1978-03-07 Gorou Yamaguchi Gusset forming machine for curtain

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