JP2720292B2 - Tabテープの供給側若しくは巻取側におけるリール交換方法 - Google Patents

Tabテープの供給側若しくは巻取側におけるリール交換方法

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JP2720292B2 JP10765694A JP10765694A JP2720292B2 JP 2720292 B2 JP2720292 B2 JP 2720292B2 JP 10765694 A JP10765694 A JP 10765694A JP 10765694 A JP10765694 A JP 10765694A JP 2720292 B2 JP2720292 B2 JP 2720292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TABテープの供給側
若しくは巻取側におけるリール交換方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、TABテープ処理においては、例
えば、特開平6−45405号公報において開示されて
いるように、その一方側から供給されるTABテープを
他方側において巻き取り、かかる供給側と巻取側間にお
いてポッテング等の所定の処理を行っている。
【0003】その際、供給側においては、TABリール
からTABテープを送出する(巻き出す)と共に、スペ
ーサーリールでスペーサーテープを巻き取り、かつ、供
給側と反対側の巻取側においては、TABリールでTA
Bテープを巻き取ると共に、スペーサーリールからスペ
ーサーテープを送出する(巻き出す)ことが行われてい
る。
【0004】そして、供給側のTABリールから、TA
Bテープの所定長さが送出される(巻き出される)と、
TABテープの供給側及び巻取側の所定位置においてテ
ープを切断し、供給側のTABリール及びスペーサーリ
ールを、装置フレームに駆動回転し得るように装着され
ている各リール軸から取り外して、次のTABリール及
びスペーサーリールを各リール軸に装着すると共に、巻
取側のTABリール及びスペーサーリールも同様に交換
している。
【0005】すなわち、供給側のTABリールからTA
Bテープの所定長さが送出されて(巻き出されて)TA
Bリールが所謂、空リール状態(但し、TABテープの
後端はリールに係止されている)になると共に巻取側の
TABリールが満巻になる毎に、供給側及び巻取側の夫
々において、TABリール及びスペーサーリールを交換
することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
リール交換は、近時におけるTABテープ処理の、より
り一層の高速化に伴って、TABテープの供給側及び巻
取側夫々において、TABリール及びペーサーリールの
交換を頻繁に行わなければならないようになり、その
為、この交換に際してのロス時間を無視できなくなっ
て、この点の改善が急がれていた。
【0007】本発明は、このようなことに鑑み、それを
解消すべく鋭意検討の結果、スライドテーブル式によ
り、TABリール及びスペーサーリールの対を順次、T
ABテープの送出若しくは巻取位置に移動させるように
することにより、リール交換に際してのロス時間を短縮
し得ることを見い出したのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
第1の、TABテープの供給側若しくは巻取側における
リール交換方法は、スライドテーブルに、TABリール
軸及びスペーサーリール軸を装着し、かつ、前記TAB
リール軸に、複数のTABリールを多段に装着すると共
に、前記スペーサーリール軸に、複数のスペーサーリー
ルを多段に装着し、前記スライドテーブルの移動制御に
より、前段の前記TABリール及びスペーサーリールの
対から順次、後段の両リールの対を、TABテープの送
出若しくは巻取位置に移動せしめてリール交換を行うこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る第2の、TABテープ
の供給側若しくは巻取側におけるリール交換方法は、ス
ライドテーブルに、TABリール軸及びスペーサーリー
ル軸を装着し、かつ、前記TABリール軸に、複数のT
ABリールを多段に装着すると共に、前記スペーサーリ
ール軸に、複数のスペーサーリールを多段に装着し、前
記スライドテーブルの移動制御により、後段の前記TA
Bリール及びスペーサーリールの対から順次、前段の両
リールの対を、TABテープの送出若しくは巻取位置に
移動せしめてリール交換を行うことを特徴とするもので
ある。
【0010】なお、これら第1,2の、TABテープの
供給側若しくは巻取側におけるリール交換方法におい
て、全ての段の、TABリール及びスペーサーリールの
対について、TABテープの送出若しくは巻取を終えた
後、それらを両軸から取り外すと共に、続いてTABテ
ープの送出若しくは巻取をしようとする両リールを両軸
に装着せしめるのが好ましい。
【0011】
【作用】図1及びこの図の左側面図である図2におい
て、TABテープの供給側におけるリール交換態様が示
されている。すなわち、両図において、TABリール1
からTABテープ2が送出されると共に、スペーサーリ
ール3によりスペーサーテープ4が巻き取られる。その
際、アーム5,6に駆動回転し得るように装着されてい
る駆動ローラ7,8が、アーム5,6の揺動制御により
各リール1,3に対して圧接され、従って、各リール
1,3が図示矢印方向に夫々回転される。
【0012】なお、TABリール1及びスペーサーリー
ル3は、TABリール軸9及びスペーサーリール軸10
に、一定ピッチに多段状(例えば、A〜D段)に装着さ
れているが、かかるA段の位置のTABリール1からT
ABテープ2が送出されると共に、同段のスペーサーリ
ール3によりスペーサーテープ4が巻き取られる。
【0013】そして、TABリール1からTABテープ
2の所定長さが送出されてTABリール1が所謂、空リ
ール状態(但し、TABテープ2の後端に接続されてい
るリーダーテープが、所定回数、TABリール1に巻き
付けられている。)になると、TABリール1及びスペ
ーサーリール3に対して圧接されている駆動ローラ7,
8の回転が停止されると共に圧接が解除され、従って、
両リール1,3の回転が停止される。
【0014】続いて、前記リーダテープが所定に位置決
めされて切断され、その後、TABリール軸9及びスペ
ーサーリール軸10が装着されているスラスドテーブル
11が移動され、B段の位置のTABリール1及びスペ
ーサーリール3が、A段の位置、すなわち、TABテー
プの送出位置に移動される。
【0015】以下、B段の位置からA段の位置に移動さ
れたTABリール1に巻き付けられているTABテープ
2の先端に接続されているリーダーテープの先端と、先
行のTABテープ2の後端に接続されているリーダーテ
ープの後端とが接続され、次いで、B段の位置からA段
の位置に移動されて来た両リール1,3に、駆動ローラ
7,8が圧接されて回転され、これにより、リーダーテ
ープ部分の送出に引き続いて、TABテープ2の送り出
し及びスペーサーテープ4の巻き取りが行われる。
【0016】このようにして、前段(A段)のTABリ
ール1及びスペーサーリール3の対から順次、後段の両
リール1,3の対を、TABテープの送出位置(A段の
位置)に移動して次々とTABテープ2を送出すること
ができ、従って、TABテープの供給側におけるリール
交換に際してのロス時間を短縮することができる。
【0017】なお、以上は、TABテープの供給側にお
けるリール交換態様について述べたが、かかる供給側と
反対側の巻取側(正面図である図4参照)においても、
ほぼ同様にリール交換を行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について述べる
と、TABテープ処理装置のテープ供給側の正面図であ
る図1、及びこの図の左側面図である図2において、T
ABテープ2は、TABリール1から送出され、ガイド
ローラ14を経てTABテープ処理装置のテープ巻取側
(図4参照)へ移送されるが、かかるテープ送出におい
て、スペーサテープ4がTABテープ2から剥がされて
スペーサーリール3により巻き取られる。
【0019】なお、TABリール1及びスペーサーリー
ル3は、同一径に設けられ、図2において示されている
Aの箇所(以下、テープ送出位置という。)に位置され
ていると共に、TABリール1は、これに圧接されてい
る駆動ローラ7によって図示矢印方向に回転され、か
つ、スペーサーリール3も、これに圧接されている駆動
ローラ8によって図示矢印方向に、駆動ローラ7と等速
に回転される。
【0020】よって、必要に応じて連続若しくは間歇的
に、TABテープ処理装置のテープ供給側からテープ巻
取側へテープ送りすることができるが、その際、駆動ロ
ーラ7,8が装着されているアーム5,6が揺動制御さ
れる。すなわち、図示されていない駆動装置により所定
角度に正逆回転し得るように装置フレーム13に装着さ
れているアーム軸15,16に、アーム5,6が装着さ
れているので、それらを所定に揺動制御することができ
て、駆動ローラ7,8を、両リール1,3に対して圧接
させたり離別させたりすることができる。
【0021】なお、駆動ローラ7,8は、アーム5,6
に装着されている図示されていない駆動装置により回転
制御され得るように装着されている。また、TABテー
プ2は、その両端夫々に一定長さのリーダーテープが接
続され、その一方のリーダーテープの一端が、テープ供
給側のTABリール1に所定回数巻き付けられていると
共に、他方のリーダーテープの一端が、テープ供給側と
反対側のテープ巻取側(図4参照)のTABリール1に
所定回数巻き付けられている。
【0022】加えて、TABリール1は、TABリール
軸9に装着されていると共に、スペーサーリール3は、
スペーサーリール軸10に装着されているが、縦断面図
である図3において、両軸9,10に対する両リール
1,3の装着態様が拡大されて示されている。
【0023】同図において、TABリール1(又はスペ
ーサーリール3)は、TABリール軸9(又はスペーサ
ーリール軸10)に、ベアリング17、ベアリング受け
18及びナット19等を介して回転し得るように装着さ
れているリール受け20に嵌着され、かつ、リール受け
20の溝21に挿着されているリング状コイルバネ22
により抜け止めされている。
【0024】なお、TABリール1(又はスペーサーリ
ール3)は、TABリール軸9(又はスペーサーリール
軸10)の長手軸心方向に互いに等ピッチに4個装着さ
れていると共に、両軸9,10の一端(ナット19が螺
着されている方と反対側の一端)は、スライドテーブル
11に着脱し得るように装着されている。
【0025】また、スライドテーブル11は、図示され
ていないアクチュエータ等の手段により、装置フレーム
13に装着されている一対のガイドレール31(図1参
照)で案内されて、図2において示されている矢印方向
へ移動し得るように装着され、かつ、これに、TAB頭
出しアーム23が装着されていると共に、この頭出しア
ーム23に、TABリール1の装着ピッチと等ピッチに
4個のテープ接着用ヘッド24が装着されている。更
に、カッター装置25及びスプライス装置26が、装置
フレーム13に装着されているが、これらの詳細につい
ては後述する。
【0026】而して、図2において、スライドテーブル
11の移動制御によりテープ送出位置Aに位置されてい
る、前段のTABリール1及びスペーサーリール3の対
を介して、所定長さのテープ送出を終え、TABリール
1が所謂、空リール状態(但し、TABテープの後端に
接続されているリーダーテープが、所定回数、TABリ
ール1に巻き付けられている。)になると、前段のTA
Bリール1及びスペーサーリール3に対する駆動ローラ
7,8の圧接が解除されて、両リール1,3の回転が停
止、すなわち、リーダーテープの所定位置に設けられて
いる位置決め指標(例えば、貫通孔)が、図示されてい
ない光電管装置により検出され、その信号に基いて駆動
ローラ7,8の回転が停止されると共に、それらを各リ
ール1,3から離別させるようにアーム5,6が揺動制
御される。
【0027】続いて、後述するように、リーダーテープ
が所定に位置決めされて切断され、その後、TABリー
ル軸9及びスペーサーリール軸10が装着されているス
ライドテーブル11が移動されて、B段の位置のTAB
リール1及びスペーサーリール3の対が、A段の位置、
すなわち、TABテープ2の送出位置に移動される。
【0028】そして、引き続いて、A段の位置へ移動さ
れて来たTABリール1に巻き付けられているTABテ
ープ1の先端に接続されているリーダーテープと、先行
のTABテープ2の後端に接続されているリーダーテー
プとが、後述するようにして接続されると、両リール
1,3に駆動ローラ7,8が圧接されて回転され、これ
により、リーダーテープ部分の送出に引き続いて、TA
Bテープ2の送り出し及びスペーサーテープ4の巻き取
りが行われる。
【0029】以下、同様の工程を経て、次のC段のTA
Bリール1及びスペーサーリール3の対を介してのテー
プ送出を行うことができ、更に、それに続いて、D段の
TABリール1及びスペーサーリール3の対を介しての
テープ送出を行うことができる。従って、TABテープ
処理装置のテープ供給側におけるリール交換に際しての
ロス時間を短縮し得て、TABテープ処理の高速化に対
応することができる。
【0030】なお、かかるリール交換において、両リー
ル1,3から駆動ローラ7,8を離別せしめるようにア
ーム5,6が揺動制御されると、リーダーテープが所定
に位置決めされて切断されるが、これは、カッター装置
25及びスプライス装置26を介して行われる。
【0031】すなわち、テープ送出が停止されると、ス
プライス装置26が一対のレール27で案内されてカッ
ター装置25の方へと移動され、これにより、図1にお
いて示されている2aの所に位置されているリーダーテ
ープを、カッター装置25に接近せしめるように押し付
ける。そして、この状態において、スプライス装置26
のピンプレート28が、リーダーテープの幅方向端部に
貫通されているテープ送り穴にピンを挿入し、少し(例
えば、5mm程度)上方へ移動される。
【0032】よって、リーダーテープが所定に位置決め
され、次いで、カッター装置25によってリーダーテー
プが切断される。この切断は、ピンプレート28がリー
ダーテープを係止している所より数mm上方位置におい
て行われる。すると、B段のTABリール1及びスペー
サーリール3の対がAの所、すなわち、テープ送出位置
に移動されて来る。
【0033】なお、TABリール軸9にTABリール1
を装着する際、リール巻きされているTABテープ1の
先端に接続されているリーダーテープの先端が、テープ
接着用ヘッド24に貼着されている両面接着テープに貼
着され、そして、このままの姿でTABテープの送出位
置Aに移動されて来る。
【0034】次いで、ピンプレート28が更に上方へ移
動された後、カッター装置25側へと移動され、従っ
て、先行のTABテープ2(ガイドローラ14を経てテ
ープ巻取側へ移送されるTABテープ)の後端に接続さ
れているリーダーテープの後端(図1においては上端)
が、テープ接着用ヘッド24に貼着されている両面接着
テープに貼着される(以下、この箇所を接続部とい
う)。
【0035】続いて、スプライス装置26のテープ貼着
装置29が、テープ接着用ヘッド24の方へ移動され、
テープホイール30の突起部に貼着されている接着テー
プを、かかる接続部に貼着する。これにより、先行のT
ABテープ2の後端に接続されているリーダーテープ
と、次にテープ送りしようとするTABテープ2の先端
に接続されているリーダーテープとが接続される。
【0036】以下、スプライス装置26が元の位置へリ
ターンされた後、テープホイール30が図示矢印方向に
90度回転され、更に、アーム5,6が揺動制御されて
両リール1,3に駆動ローラ7,8が圧接されて回転さ
れる。このようにして、次々とリール交換をしてTAB
テープ処理装置のテープ供給側からテープ巻取側(図4
参照)へテープ送りすることができる。なお、TABテ
ープ2の一定長さの送出を終えた時点においては、TA
Bテープ2は2aの所に位置される。
【0037】一方、これに対応して、図4において示さ
れているように、TABテープ処理装置のテープ巻取側
において、TABリール1による巻き取りが行われる。
その際、スペーサーリール3からスペーサーテープ4が
送出され(巻き出され)、従って、TABテープ2にス
ペーサーテープ4が重ね合わされてTABリール1に巻
き取られる。
【0038】なお、TABテープ2及びスペーサーテー
プ4の最初の巻き取りは、図2において示されているA
の所、すなわち、テープ送出位置に対応したテープ巻取
位置において行われ、以下、この前段(A段)のTAB
リール1及びスペーサーリール3の対から順次、後段の
両リール1,3の対を、スライドテーブル11の移動制
御により、テープ巻取位置へ移動せしめて次々とリール
交換を行うことができる。
【0039】また、かかるリール交換において、両リー
ル1,3から駆動ローラ7,8を離別せしめるようにア
ーム5,6が揺動制御されると、リーダーテープが所定
に位置決めされて切断されるが、これは、上述のテープ
供給側におけるそれと同様に、カッター装置25及びス
プライス装置26等を介して行われる。その際、テープ
供給側から移送されて来るスペーサーテープ4同士の接
続部が、カッター装置25とTABリール1間に位置さ
れた状態において行われる。なお、TABテープ2の一
定長さの巻き取りを終えた時点においては、TABテー
プ2は2bの所に位置される。
【0040】以上、TABテープ処理装置のテープ供給
側及び巻取側において、前段(A段)のTABリール1
及びスペーサーリール3の対から順次、後段の両リール
の対を、TABテープ2の送出若しくは巻取位置に移動
せしめてリール交換を行う例について述べたが、本発明
においては、この例と反対に、後段(D段)のTABリ
ール1及びスペーサーリール3の対から順次、前段の両
リールの対を、TABテープ2の送出若しくは巻取位置
に移動せしめてリール交換を行うようにしてもよく、か
つ、いずれの場合においても、TABリール1及びスペ
ーサーリール3の対は、A〜Dの4段に装着することに
限定されず、任意段数に装着することができる。 な
お、後段(D段)のTABリール1及びスペーサーリー
ル3の対から順次、前段の両リールの対を、TABテー
プ2の送出若しくは巻取位置に移動せしめてリール交換
を行う場合においては、その当初においては、前段(A
段)のTABリール1及びスペーサーリール3の対が、
図2において鎖線で示されている所に位置されると共
に、後段(D段)のTABリール1及びスペーサーリー
ル3の対が、TABテープ2の送出若しくは巻取位置に
位置される。
【0041】加えて、全ての段のTABリール1及びス
ペーサーリール3の対について、TABテープ2の送り
出し若しくは巻き取りを終えた後、それらを、TABリ
ールオ9及びスペーサーリール軸10から取り外すと共
に、続いてTABテープの送り出し若しくは巻き取りを
しようとする両リール1,3を、両軸9,10に装着せ
しめるように交換するのが好ましく、その場合におい
て、両リール1,3の取り外しは、両軸9,10からナ
ット19を取り外した後、ベアリング17と、ベアリン
グ受け18と、リール受け20と、TABリール1(又
はスペーサーリール3)等とからなるリールユニット
を、1セットづつ両軸9,10から抜き取るように行わ
れ、また、両リール1,3の取り付けは、かかるリール
ユニットを、両軸9,10に嵌着した後、ナット19を
螺着せしめるように行われる。
【0042】なお、これ以外に、例えば、TABリール
軸9及びスペーサーリール軸10に、かかるリールユニ
ットを装着したままの姿で、スライドテーブル11に対
して両軸9,10を着脱せしめるようにして交換しても
よい。しかし、この交換方法は、前者の交換方法(リー
ルユニット単位の交換方法)に比して、重量物を取り扱
かわなければならないことの困難性を有している。従っ
て、前者の交換方法の方が好ましい。
【0043】なお、いずれの方法においても、かかるリ
ール交換は、スライドテーブル11を、図2において左
側の適当な位置に移動せしめた状態において行われる。
また、スライドテーブル11を移動制御する手段、TA
Bリール1及びスペーサーリール3を回転させる手段、
リーダーテープを位置決めさせて切断する手段及びリー
ダーテープ同士を接合する手段等は、実施例において述
べた態様の手段に限定されず、他の態様の手段に設けて
もよい。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、請求項1〜4に記載の各発
明によると、TABテープの供給側若しくは巻取側にお
いて、TABリール及びスペーサーリールの交換に際し
てのロス時間を短縮し得て、TABテープ処理の、より
一層の高速化に対応し得るリール交換方法を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TABテープ処理装置のテープ供給側の正面図
である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】TABリール及びペーサーリールの装着態様を
示す縦断面図である。
【図4】TABテープ処理装置のテープ巻取側の正面図
である。
【符号の説明】
1 TABリール 2 TABテープ 3 スペーサーリール 4 スペーサーテープ 7 駆動ローラ 8 駆動ローラ 9 TABリール軸 10 スペーサーリール軸 11 スライドテーブル
フロントページの続き 審査官 金 公彦 (56)参考文献 特開 平5−208760(JP,A) 特開 平5−218143(JP,A) 特開 平3−9542(JP,A) 特開 昭60−204553(JP,A) 特開 昭64−73628(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TABテープの供給側若しくは巻取側に
    おけるリール交換方法において、スライドテーブルに、
    TABリール軸及びスペーサーリール軸を装着し、か
    つ、前記TABリール軸に、複数のTABリールを多段
    に装着すると共に、前記スペーサーリール軸に、複数の
    スペーサーリールを多段に装着し、前記スライドテーブ
    ルの移動制御により、前段の前記TABリール及びスペ
    ーサーリールの対から順次、後段の両リールの対を、T
    ABテープの送出若しくは巻取位置に移動せしめてリー
    ル交換を行うことを特徴とするTABテープの供給側若
    しくは巻取側におけるリール交換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、TABテープの供給
    側若しくは巻取側におけるリール交換方法において、全
    ての段の、TABリール及びスペーサーリールの対につ
    いて、TABテープの送出若しくは巻取を終えた後、そ
    れらを両軸から取り外すと共に、続いてTABテープの
    送出若しくは巻取をしようとする両リールを両軸に装着
    せしめることを特徴とするTABテープの供給側若しく
    は巻取側におけるリール交換方法。
  3. 【請求項3】 TABテープの供給側若しくは巻取側に
    おけるリール交換方法において、スライドテーブルに、
    TABリール軸及びスペーサーリール軸を装着し、か
    つ、前記TABリール軸に、複数のTABリールを多段
    に装着すると共に、前記スペーサーリール軸に、複数の
    スペーサーリールを多段に装着し、前記スライドテーブ
    ルの移動制御により、後段の前記TABリール及びスペ
    ーサーリールの対から順次、前段の両リールの対を、T
    ABテープの送出若しくは巻取位置に移動せしめてリー
    ル交換を行うことを特徴とするTABテープの供給側若
    しくは巻取側におけるリール交換方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の、TABテープの供給
    側若しくは巻取側におけるテープ交換方法において、全
    ての段の、TABリール及びスペーサーリールの対につ
    いて、TABテープの送出若しくは巻取を終えた後、そ
    れらを両軸から取り外すと共に、続いてTABテープの
    送出若しくは巻取をしようとする両リールを両軸に装着
    せしめることを特徴とするTABテープの供給側若しく
    は巻取側におけるテープ交換方法。
JP10765694A 1994-04-21 1994-04-21 Tabテープの供給側若しくは巻取側におけるリール交換方法 Expired - Lifetime JP2720292B2 (ja)

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