JP2720197B2 - 屋根部材 - Google Patents

屋根部材

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JP2720197B2 JP12389589A JP12389589A JP2720197B2 JP 2720197 B2 JP2720197 B2 JP 2720197B2 JP 12389589 A JP12389589 A JP 12389589A JP 12389589 A JP12389589 A JP 12389589A JP 2720197 B2 JP2720197 B2 JP 2720197B2
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公彦 最上
智久 奥野
伸剛 芝間
勝 藤村
尋恒 寺田
章 岡田
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、折畳み可能でかつ簡単な屋根部材に関する
ものである。
「従来の技術と発明が解決しようとする課題」 従来、工事現場において仮設屋根を設置する場合、一
般に、足場材で骨組を造り、これにシートをかけてい
る。
しかし、その都度、多くの人手をかけて組立・解体を
行わねばならず、コスト高の原因になっている。また、
風に弱く、雪等の積載荷重に対する強度が低くて冬期の
降雪地帯では使用できない欠点がある。
本発明は、斯る不都合のない仮説屋根を提供しようと
するものであり、併せて、本設屋根としての利用をも可
能ならしめようとするものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、折板による適宜な幅と長さを有する屋根板
の下に同等乃至ほぼ同等の長さの下弦材を配して両者を
相互に連係させ、その屋根板を上に、下弦材を下に撓ま
せて中間部にて束材を介在連係させ、該束材を折畳み自
在に構成したことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、その製作は工場又は工事の現地で
行い、必要数を、束材を折り畳み、屋根板及び下弦材を
平らにして、工事現場へ搬入し又はその場で適宜に移動
させて、仮置ヤードに置く。
而して、その使用の際には、屋根板を上に、下弦材を
下に撓ませ、束材を起して両者間に介在結合させ、次い
で、それらの屋根部材を、構築する建物の両側に設けた
仮設足場又は本設の両側壁若しくは梁に架設して一連に
結合させ、仮設又は本設の屋根を架構する。
架設された屋根部材は、屋根板が圧縮材、下弦材が引
張材、また、束材が圧縮材及び屋根板用局部座屈防止材
として働き、力学的に強力な屋根を構成する。
解体のときは、各屋根部材をそれぞれ取り外し、束材
の結合を離脱させて折り畳むとともに、屋根板及び下弦
材を真直な状態に戻し、仮置場へ積み上げ、その後、所
要の場所へ移動させる。
「実施例」 図面は、本発明に係る仮設屋根部材Aを示し、図にお
いて、1は、薄肉鋼板の折板による屋根板、2,2は、該
屋根板の下に配して両端を屋根板の両端に連係させた棒
鋼による2条の下弦材、3…は、屋根板と下弦材と上・
下に撓ませて中間部にて折畳み自在に介在連係させた鋼
管による4本の束材である。
屋根板1は、幅約1.8m、長さ約26mで、稜線方向を長
手方向とし、下面の両端部と中間部二箇所にそれぞれ補
強用チャンネル材11…を横設してボルト・ナット12…で
接合し、これらの補強用チャンネル材には、一端に支持
片13…を設けて浮いた屋根板の一側縁を受け、また、中
間部の補強用チャンネル材には、適所にて上記ボルト・
ナット12と兼用する各2個の吊環14…を設けて屋根板上
に突出させている。更に、各補強用チャンネル材11…に
は、両端部の下面にそれぞれプレート15…を溶接してい
る。
下弦材2,2は、両端を屋根板両端の補強用チャンネル
材11,11にあるプレート15,15に枢着23,23し、また、下
弦材2,2は、中間部材21と両端の端部材22,22との3体を
継手24,24を介して連結し、該継手の位置を屋根板中間
部の補強用チャンネル材11,11の位置に対応させてい
る。
束材3…は、上端を屋根板中間部の補強用チャンネル
材11,11に設けたプレート15…に枢着31…して折畳み自
在に垂下させ、下端をボルト・ナット32…により上記継
手24…に着脱自在に連係させている。また、4本の束材
3…の相互間には、チェーン等によるブレース34…,35
…を架け渡し、両側で対をなす各2本の束材3,3の下端
を横材33で連結一体化させている。
如上の構成であるが、この場合、かなり長尺で運搬が
困難なため、工事の現地にて所要数を製作し、現場の仮
置ヤードに置く。この際には、各仮設屋根部材A…にお
いて、ボルト・ナット32…を外して束材3…を折り畳
み、屋根板1と下弦材2,2とを平らにして嵩を低くし、
積み重ねる。
これらの仮設屋根部材A…は、この工事現場で定めら
れた工程に従って使用することとなるが、使用の際に
は、まず、使用態勢に復元させる。復元させるときは、
各仮設屋根部材A…を吊環14…にてクレーンにより吊り
上げれば、屋根板1が上に、下弦材2,2が下に、それぞ
れ自重により適度に撓むので、その状態で束材3…を起
し、下端を継手24…へボルト・ナット32…により連結す
ればよい。
而して、これらの仮設屋根部材A…を、第1図、第2
図に示すように、引き続きクレーンにより吊り込み、あ
らかじめ枠組された仮設足場B,Bの上に、大引受けC及
び端太角Dを介して架設する。また、隣接する仮設屋根
部材A,Aは、屋根板1,1の縁部にて相互に重ね合わせる。
なお、他の連結部材等を用いてもよい。
解体の際は、逆の手順で行う。
以上の実施例は、仮設屋根用であるが、本設に用いて
もよい。その際には、本設の両側壁や梁に架設すればよ
い。
なお、本設するときは、補強用チャンネル材11…を固
定するボルト・ナット12…の位置を、屋根板1の山の位
置にするとよい。強度上の心配があれば、下面に添え物
や詰め物を付設するとよい。
「発明の効果」 本発明によれば、比較的軽い材料で大スパンの仮設屋
根を架けることができ、少人数で簡単に組立・解体で
き、コストを低減でき、風にも雪等の積載荷重にも強い
ものにでき、したがって、冬期の降雪地帯でも支障なく
使用でき、しかも、折畳み可能で、運搬を好都合であ
り、置場、仮置場の省スペースを図ることができ、クレ
ーンによる移設が容易である。
また、設備配管、配線、照明器具の取付け等が容易に
行え、仮設屋根のみならず本設屋根としても使用でき、
頗る便利重宝である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例で、第1図は、使用説明図、第
2図は、第1図の要部の拡大図、第3図は、本発明に係
る仮設屋根部材の平面図、第4図は、同側面図、第5図
は、第4図V−V線の拡大断面図、第6図は、第4図VI
−VI線の拡大断面図、第7図は、第5図VII−VII線の要
部拡大断面図、第8図は、第7図の要部底面図、第9図
は、第6図IX−IX線の要部拡大断面図、第10図は、第6
図X−X線の要部拡大断面図、第11図は、第6図XI−XI
線の要部拡大断面図、第12図は、第5図XII−XII線の要
部拡大断面図、第13図は、第11図XIII−XIII線の要部断
面図である。 1……屋根板、2……下弦材 3……束材 11……補強用チャンネル材、12……ボルト・ナット 13……支持材、14……吊環 15……プレート 21……中間部材、22……端部材 24……継手 32……ボルト・ナット、33……横材 34,35……ブレース A……仮設屋根部材、B……仮設足場 C……大引受け、D……端太角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝間 伸剛 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 藤村 勝 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 寺田 尋恒 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 岡田 章 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折板による適宜な幅と長さを有する屋根板
    の下に同等乃至ほぼ同等の長さの下弦材を配して両者を
    相互に連係させ、その屋根板を上に、下弦材を下に撓ま
    せて中間部にて束材を介在連係させ、該束材を折畳み自
    在に構成したことを特徴とする屋根部材。
JP12389589A 1989-05-17 1989-05-17 屋根部材 Expired - Fee Related JP2720197B2 (ja)

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