JP2000054619A - 吊り足場及びその架設方法 - Google Patents

吊り足場及びその架設方法

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JP2000054619A JP10220344A JP22034498A JP2000054619A JP 2000054619 A JP2000054619 A JP 2000054619A JP 10220344 A JP10220344 A JP 10220344A JP 22034498 A JP22034498 A JP 22034498A JP 2000054619 A JP2000054619 A JP 2000054619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り足場の剛性が高く、組立て・解体作業を
容易とした吊り足場、及び安全で迅速に吊り足場を架設
することが可能な方法を提供すること。 【解決手段】 ビーム本体の両端部に継ぎ板を備えた複
数本のトラス状ビームと、クランプ金具を設けた複数本
の第1連結杆と、杆部材の両端の上下位置に下向きのフ
ック部とクランプ金具を設けた複数本の第2連結杆とを
設け、上記トラス状ビームを平行に配置してそれらの下
弦部材に第1連結杆をクランプ金具により夫々連結し、
前記ビームの上弦部材に第2連結杆のフック部を夫々係
合させると共にそのクランプ金具を下弦部材に嵌めて同
第2連結杆をビーム本体に夫々固定し、第2連結杆上に
足場板を列設すると共にその足場板上に防護シートを敷
設した足場を設け、その足場の一端に遮蔽壁を傾斜若し
くは直立させて固定して吊り足場を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高架橋作業に使用
する特定の吊り足場及びその吊り足場を高所に設置する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高所作業に使用する足場の架設方
法として、地上にて一定の床面積を有する枠組足場を組
立てた後、その枠組足場をクレーン車等の吊上手段によ
り吊り上げて橋脚の所定位置に吊り下げる施工方法が、
特開平9−273120号に開示されている。また、特
公平3−12172号公報には、ホイスト設置のための
作業用足場を地上から上下移動させてホイスト用機材を
高所に運搬することにより、まずホイスト用レールを組
立て、ついで、地上にて組み立てた小型の分割足場を先
に設置したホイストにより吊り上げて主桁に固定し、同
様の作業を繰り返すことにより、多数の分割足場を横及
び縦方向に接続して大きな足場を組み立てる架設方法が
公知である。そこに開示された分割足場は、平行に配置
した単管のビームパイプ上に補助パイプを直交状に並べ
てその交差部を別途用意したクランプ金具で固定し、そ
の上に足場板を敷設した構造とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の足場構
造物においては、単管のビームパイプ上に補助パイプを
直交状に並べて足場板を敷設することにより薄い床状に
構成されていることから、曲げに対する剛性が小さい。
しかして、分割足場を主桁に吊りチェーンによって吊り
下げる場合には、安全性の観点から吊り点の間隔を小さ
くして足場全体の撓み量を少なくする配慮をしなければ
ならない。しかして、架設後の足場内には沢山の吊りチ
ェーンが随所に張られている結果、橋梁の建造や補修等
の作業時に、それらの吊りチェーンが作業者の通行や資
材の運搬の支障となりやすい。また、足場の組立てにつ
いては、単管のビームパイプに対して単管の補助パイプ
を結合部ごとに別途用意したクランプ金具により1箇所
ずつ固定することにより行われるが、その作業は大変手
間のかかるものである。
【0004】この発明の目的は、吊り足場の剛性が高
く、組立て・解体作業を容易とした吊り足場、及び安全
で迅速に吊り足場を架設することが可能な方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の吊り足場の発明は、一定間隔をおい
て配置された上弦部材と下弦部材を補強部材により連結
して一体化された長尺のビーム本体の両端部に継ぎ板を
備えた複数本のトラス状ビームと、杆部材の両端にクラ
ンプ金具を設けた複数本の第1連結杆と、杆部材の両端
の上下位置に下向きのフック部とクランプ金具を設けた
複数本の第2連結杆とを設け、前記トラス状ビームを平
行に配置してそれらの下弦部材に前記第1連結杆をクラ
ンプ金具により夫々連結し、前記上弦部材に前記第2連
結杆のフック部を夫々係合させると共にそのクランプ金
具を前記下弦部材に嵌めて同第2連結杆をビーム本体に
夫々固定し、上記第2連結杆上に足場板を列設すると共
にその足場板上に防護シートが敷設された足場を設け、
その足場の一方向の一端若しくは両端部に、矩形状フレ
ームの内面に薄板材が張設された遮蔽壁を傾斜若しくは
直立させて固定したことを特徴とするものである。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載した吊り足場の発明は、請求項1に記載の吊り足場に
おいて、複数本のトラス状ビームが、継ぎ板により直線
状に連結されていることを特徴とする。
【0007】同様の目的を達成するために請求項3に記
載した吊り足場の架設方法発明は、高架橋作業に使用す
る次に示す吊り足場を下記手順により架設することを特
徴とする吊り足場の架設方法である。一定間隔をおいて
配置された上弦部材と下弦部材を補強部材により連結し
て一体化された長尺のビーム本体の両端部に継ぎ板を備
えた複数本のトラス状ビームと、杆部材の両端にクラン
プ金具を設けた複数本の第1連結杆と、杆部材の両端の
上下位置に下向きのフック部とクランプ金具を設けた複
数本の第2連結杆とを設け、枠組用台車上において前記
トラス状ビームを平行に配置して、それらの下弦部材に
前記第1連結杆をクランプ金具により夫々連結し、前記
上弦部材に前記第2連結杆のフック部を夫々係合させる
と共にそのクランプ金具を前記下弦部材に嵌めて同第2
連結杆をビーム本体に夫々固定し、上記第2連結杆上に
足場板を列設すると共にその足場板上に防護シートが敷
設された足場を設け、その足場の一方向の一端若しくは
両端部に、矩形状フレームの内面に薄板材が張設された
遮蔽壁を傾斜若しくは直立させて固定して構成された吊
り足場を、地上の占用帯等の作業区域において組み立て
る。ウインチを搭載した複数のウインチ架台を前記吊り
足場上に適宜配置し、同架台を吊り足場のトラス状ビー
ムに取り付ける。その吊り足場を前記枠組用台車を利用
して架設地点まで移動させてから、高架橋の主桁に取り
付けた滑車に前記ウインチのワイヤロープを繰り込む。
前記吊り足場をウインチによって架設高さまで上昇させ
る。主桁に固定したクランプから吊り下げた吊りチェー
ンを、前記吊り足場のトラス状ビームに取り付け、主桁
の下端から吊り足場までの高さ調整を行う。前記ウイン
チ架台を吊り足場から外した後、同架台を地上に降ろし
て撤去する。主桁に固定された吊りチェーンの一端を前
記吊り足場の遮蔽壁の上部に連結する。
【0008】
【発明の作用及び効果】この足場を構成する主要な部材
であるトラス状ビーム、第1連結杆及び第2連結杆と
は、クランプ金具を用いているので迅速で容易に連結・
組み付けができる。特に、トラス状ビームは縦弾性係数
を大きくするように設けて足場全体の曲げ剛性が高い構
造とされていることから、この足場を高架橋の主桁に吊
りチェーンによって吊り下げる場合に吊り点の間隔を大
きくとることが可能となり、架設後の足場内には吊りチ
ェーンが少なくて済み、作業者の通行や資材の運搬が円
滑に行われる。
【0009】また、地上の占用帯等の作業区域において
遮蔽壁を含む足場全体を組み立て、組立時に用いた枠組
用台車をそのまま利用して架設場所に短時間で移動及び
架設作業を行うことができることから、地上の自動車等
の交通規制時間が少なくて済む。
【0010】したがって、この吊り足場及びその架設方
法によれば、吊り足場の剛性が高く、足場内の作業空間
を有効に利用することができる。加えて、足場の組立て
・解体作業が短時間で容易に行うことができると共に、
安全で迅速に吊り足場を架設することができる等の利点
がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は吊り足場の斜視図、図
2〜図6は吊り足場の組立て順序を示す説明図、図7は
トラス状ビームの正面図、図8は第1連結杆の正面図、
図9は第2連結杆の正面図、図10は枠組用台車、図1
1はウインチ架台の正面図、図12〜図17は吊り足場
の架設順序を示す説明図である。
【0012】図7に示すトラス状ビーム10は、図1に
示す吊り足場Fの骨組みを構成する主要な部材であり、
一定間隔をおいて配置された直径約43mm、長さ4m
の円形パイプの上弦部材11と、同一長尺寸法の下弦部
材12を補強部材13でV字形をジグザグ状に連続させ
て溶接により強固に連結したビーム本体14を設け、そ
の両端部に複数個の透孔16を設けた継ぎ板15を挟ん
で溶接により一体化している。
【0013】図8に示す第1連結杆20は、直径34m
m、長さ約1.8mの円形パイプたる杆部材21の両端
に、クランプ金具22、22が溶接により一体に固定さ
れた第1連結杆である。そのクランプ金具22は、下方
を開放した半円形固定片23の一端にほぼ半円形状の開
閉片24の一端をピン25で連結し、その固定片23の
他端に小角度だけ回転可能に軸支されたボルト26を、
閉じられた開閉片24の自由端部24aに通して同ボル
ト26にナット27を螺着するように設けられている。
【0014】図9に示す第2連結杆30は、50mm
角、長さ約1.8mの杆部材31の両端に下向きのフッ
ク部32、32を溶接により一体に固定し、その杆部材
31の両端部に、ステイ33の一端をピン34により小
角度だけ回転可能に連結すると共に、同ステイ33の自
由端にクランプ金具35を前記フック部32の中心下方
に配置されるように夫々設けている。そのクランプ金具
35は前記クランプ金具22と同一構成になるものであ
り、下方を開放した半円形固定片36の一端にほぼ半円
形状の開閉片37の一端をピン38で連結し、その固定
片36の他端に小角度だけ回転可能に軸支されたボルト
39を、閉じられた開閉片37の自由端部37aに通し
て同ボルト39にナット40を螺着するように設けたも
のである。
【0015】ここで、上記主要部材を用いた吊り足場F
の組み付けについて説明する。この組立てに際しては、
図2に示すスタンド46の上部に二股状の受け片47を
設けた枠組用架台45、又は図6に示す枠組用台車50
の何れかを適宜利用する。その枠組用台車50は長方形
フレーム51の下面に一組の自在車52を取り付け、該
フレーム51上に支承部材53、53を並設すると共
に、それらの支承部材53の両脇に案内杆54を夫々立
設してなる。
【0016】最初に、地上の占用帯等の作業区域におい
て、複数個のトラス状ビーム10を複数の枠組用架台4
5(又は枠組用台車50)の受け片47に夫々挿入して
仮固定し、それらの下弦部材12に第1連結杆20をク
ランプ金具22により夫々連結して、各々のトラス状ビ
ーム10を平行に配置する(図2)。トラス状ビーム1
0の上弦部材11に第2連結杆30のフック部32、3
2を夫々係合させると共に、それらのクランプ金具35
を前記下弦部材に12に夫々嵌めて掴着することにより
同第2連結杆30をビーム本体14に夫々確実に固定す
る(図3)。ついで、上記第2連結杆30の杆部材31
上に金属製の足場板60を列設し(図4)、それらの足
場板60上に防護シート61を敷設する。そして、防護
シート61の浮上がりを防ぐため、該シート61を押え
板62により固定を施す(図5)。これにより足場fを
構成する。
【0017】なお、長い寸法の足場fを必要とする場合
には、トラス状ビーム10同士を継ぎ板15部分でボル
トを用いて連結することにより所要の長さが得られる。
【0018】ついで、その足場fの一方向の一端(若し
くは両端部)に、パイプ材67を縦横に適宜組み合わせ
て公知の固定金具で連結して矩形状フレーム66を傾斜
(若しくは直立)状に設ける。ついで、その矩形状フレ
ーム66を補強杆68を適宜用いて補強し(図6)、そ
のフレーム66の内面66aに形枠用合板等の薄板材6
9を張設し、朝顔と通称される遮蔽壁65を上記足場f
に一体的に設ける。また、その遮蔽壁65の外面を安全
ネットで適宜覆うようにする。以上により、図1に示す
吊り足場Fが構成される。
【0019】つぎに、上記発明になる吊り足場を高架橋
作業に使用する場合の架設方法について、図12〜図1
7に基づき説明する。まず、地上の占用帯等の作業区域
において、吊り足場Fを図10に示す枠組み用台車50
上で組み立てる。これについては、既に述べた通りであ
る。ついで、図11に示すウインチ71を搭載すると共
に一対の吊り金具72を設けたウインチ架台70を前記
吊り足場F上に2カ所配置し、それらの吊り金具72を
トラス状ビーム10の上弦部材11に取り付ける。その
吊り足場Fを枠組用台車50を利用して架設地点まで移
動させてから、高架橋の主桁aに取り付けた滑車(図示
せず)に前記ウインチ71のワイヤロープ71aを繰り
込む(図12、図13)。ウインチ71を操作して吊り
足場Fを少し吊り上げてから遮蔽壁に取り付けた安全ネ
ットの固定処理、足場下面等の点検を行い、ついで、架
設高さまで上昇移動させる(図14、図15)。主桁a
に固定したクランプから吊り下げた吊りチェーンbを、
吊り足場Fのトラス状ビーム10に確実に取り付け、主
桁aの下端から足場までの高さ調整を行う。同時に、吊
りチェーンbの張り具合を確認する(図16)。前記ウ
インチ架台70を吊り足場Fから外した後、同架台70
を地上に降ろして撤去する。主桁aに固定した吊りチェ
ーンcの一端を、吊り足場Fの遮蔽壁65の上部に連結
する(図16)。以上により、吊り足場Fの架設が完了
する(図17)。
【0020】なお、高架橋作業が終了して上記吊り足場
Fを撤去・解体する場合は、上述した架設方法及び組付
け方の逆の手順に従って行う。その詳細については、省
略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り足場の斜視図
【図2】吊り足場の組立て順序を示す説明図
【図3】吊り足場の組立て順序を示す説明図
【図4】吊り足場の組立て順序を示す説明図
【図5】吊り足場の組立て順序を示す説明図
【図6】吊り足場の組立て順序を示す説明図
【図7】トラス状ビームの正面図
【図8】第1連結杆の正面図
【図9】第2連結杆の正面図
【図10】枠組用台車
【図11】ウインチ架台の正面図
【図12】吊り足場の架設順序を示す説明図
【図13】吊り足場の架設順序を示す説明図
【図14】吊り足場の架設順序を示す説明図
【図15】吊り足場の架設順序を示す説明図
【図16】吊り足場の架設順序を示す説明図
【図17】吊り足場の架設順序を示す説明図
【符号の説明】
a→主桁 b、c→吊りチェーン f→足場 F→吊り
足場 10→トラス状ビーム 11→上弦部材 12→下弦部
材 14→ビーム本体 15→継ぎ板 20→第1連結杆 21→杆部材 22→クランプ金具 30→第2連結杆 31→杆部材 32→フック部 3
5→クランプ金具 45→枠組用架台 50→枠組用台車 60→足場板
61→防護シート 65→遮蔽壁 66→矩形状フレーム 69→薄板材 70→ウインチ架台 71→ウインチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔をおいて配置された上弦部材と
    下弦部材を補強部材により連結して一体化された長尺の
    ビーム本体の両端部に継ぎ板を備えた複数本のトラス状
    ビームと、杆部材の両端にクランプ金具を設けた複数本
    の第1連結杆と、杆部材の両端の上下位置に下向きのフ
    ック部とクランプ金具を設けた複数本の第2連結杆とを
    設け、前記トラス状ビームを平行に配置してそれらの下
    弦部材に前記第1連結杆をクランプ金具により夫々連結
    し、前記上弦部材に前記第2連結杆のフック部を夫々係
    合させると共にそのクランプ金具を前記下弦部材に嵌め
    て同第2連結杆をビーム本体に夫々固定し、上記第2連
    結杆上に足場板を列設すると共にその足場板上に防護シ
    ートが敷設された足場を設け、その足場の一方向の一端
    若しくは両端部に、矩形状フレームの内面に薄板材が張
    設された遮蔽壁を傾斜若しくは直立させて固定したこと
    を特徴とする吊り足場。
  2. 【請求項2】 複数本のトラス状ビームが、継ぎ板によ
    り直線状に連結されていることを特徴とする請求項1に
    記載の吊り足場。
  3. 【請求項3】 高架橋作業に使用する次に示す吊り足場
    を下記手順により架設することを特徴とする吊り足場の
    架設方法。一定間隔をおいて配置された上弦部材と下弦
    部材を補強部材により連結して一体化された長尺のビー
    ム本体の両端部に継ぎ板を備えた複数本のトラス状ビー
    ムと、杆部材の両端にクランプ金具を設けた複数本の第
    1連結杆と、杆部材の両端の上下位置に下向きのフック
    部とクランプ金具を設けた複数本の第2連結杆とを設
    け、枠組用台車上において前記トラス状ビームを平行に
    配置して、それらの下弦部材に前記第1連結杆をクラン
    プ金具により夫々連結し、前記上弦部材に前記第2連結
    杆のフック部を夫々係合させると共にそのクランプ金具
    を前記下弦部材に嵌めて同第2連結杆をビーム本体に夫
    々固定し、上記第2連結杆上に足場板を列設すると共に
    その足場板上に防護シートが敷設された足場を設け、そ
    の足場の一方向の一端若しくは両端部に、矩形状フレー
    ムの内面に薄板材が張設された遮蔽壁を傾斜若しくは直
    立させて固定して構成された吊り足場を、地上の占用帯
    等の作業区域において組み立てる。ウインチを搭載した
    複数のウインチ架台を前記吊り足場上に適宜配置し、同
    架台を吊り足場のトラス状ビームに取り付ける。その吊
    り足場を前記枠組用台車を利用して架設地点まで移動さ
    せてから、高架橋の主桁に取り付けた滑車に前記ウイン
    チのワイヤロープを繰り込む。前記吊り足場をウインチ
    によって架設高さまで上昇させる。主桁に固定したクラ
    ンプから吊り下げた吊りチェーンを、前記吊り足場のト
    ラス状ビームに取り付け、主桁の下端から吊り足場まで
    の高さ調整を行う。前記ウインチ架台を吊り足場から外
    した後、同架台を地上に降ろして撤去する。主桁に固定
    された吊りチェーンの一端を前記吊り足場の遮蔽壁の上
    部に連結する。
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