JP2719932B2 - 同一パレットを使用した同形瓦および異形瓦の載置方法 - Google Patents

同一パレットを使用した同形瓦および異形瓦の載置方法

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JP2719932B2 JP63211298A JP21129888A JP2719932B2 JP 2719932 B2 JP2719932 B2 JP 2719932B2 JP 63211298 A JP63211298 A JP 63211298A JP 21129888 A JP21129888 A JP 21129888A JP 2719932 B2 JP2719932 B2 JP 2719932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同一パレットを使用した同形瓦および異形
瓦の載置方法に関する。
(従来の技術) 瓦の製造においては、成形工程において粘土で瓦形状
の瓦素地を成形し、この柔らかい瓦素地をパレット上に
載置して乾燥工程が行われる。その後、乾燥工程によっ
て乾燥された瓦素地は焼成工程によって焼成され、この
焼成された4枚程度の瓦が積み重ねて梱包されている。
尚、図1に破線によって示すように、パレットは最も
大量生産される特定の和型瓦の形状に合わせて、例え
ば、三本の各載置杆4,4a,4bがそれぞれ空隙を生じるこ
となく瓦素地を支持して、瓦素地が自重によって変形し
ないように各載置杆4,4a,4bの間隙、高さ及びその載置
面が形成され、このパレットが多数個瓦工場に配備され
ている。
(発明が解決しようと課題) ここで、特定の和型瓦を製造するに際して、成形工程
によって瓦形に成形された瓦素地を上述したパレット上
に載置する際に、瓦素地を所定の載置位置からズレた位
置に載置すると、瓦素地が自重によって変形し、瓦の形
状にバラツキを招く原因となっている。
また、特定の和型瓦とその断面形状を相違する異形瓦
を製造するに際しては、上述したパレットを使用する
と、三本の各載置杆4,4a,4bのいずれかで浮き上がった
り、個々の載置面に沿って均等に支持することができな
くなる。このため、瓦素地が変形してしまうために、異
形瓦を製造するためには、各種異形瓦に適合する多種類
のパレットを備えておく必要があり、極めて不経済であ
った。また、少量の異形瓦を受注した際にも、それに適
合したパレットから準備する必要があり、異形瓦のコス
トが高くなるという課題を有していた。
そこで、この発明では、パレット上に載置した乾燥工
程で変形をもたらさない瓦とすることを目的としてい
る。
特に、請求項1の発明では、たとえパレットの載置杆
上にズレた位置に載置されても、瓦素地に設けられたガ
イド突起の誘導面によってスライドして所定の位置に正
確に載置されるようにしている。また、第二の発明で
は、たとえ異形瓦であっても、特定の和型瓦用のパレッ
トを利用して変形を生じることなく乾燥できるようにし
て、パレットの汎用性を高めることを目的としている。
(課題を解決するための手段) そこで、請求項1の発明では、パレットの載置杆上に
同形瓦を載置して乾燥する際に、前記瓦の裏面には、載
置杆上に所定の部位が載置されるように、載置杆の載置
面の前後又は左右の縁部に対応して少なくとも1個の誘
導面を有するガイド突起を設けることにより、同瓦を安
定して載置する載置方法である。
また、請求項2の発明では、パレットの載置杆上に異
形瓦を載置して乾燥する際に、前記瓦の裏面には該各載
置杆上に空隙を生じないように、支持突起を設けること
により同瓦を安定して載置する載置方法である。
(作用) 請求項1の発明では、成形工程によって瓦形状に成形
された瓦素地がパレット上に載置されて乾燥工程が行わ
れる。ここで、瓦の裏面には誘導面を有するガイド突起
が形成されている。このため、パレットに設けられた載
置杆上に瓦素地を載置するに際して、たとえ正規の位置
からズレた位置に載置されても、瓦素地は誘導面によっ
てスリップして正規の位置に載置される。
請求項2の発明では、成形工程によって異形の瓦形状
に成形された瓦素地がパレット上に載置されて乾燥工程
が行われる。パレットに設けられた載置杆上に瓦素地を
載置するに際して、たとえ各載置杆に均等に支持されな
い形状の瓦素地であっても、支持突起によって各載置杆
上に空隙を生じることなく載置されるために、瓦素地は
各載置杆によって均等に支持されて変形を生じない。
(発明の効果) 請求項1の発明によれば、瓦の裏面には、載置杆上に
所定の部位が載置されるように誘導する誘導面が形成さ
れたガイド突起を設けているために、瓦素地が変形する
ことなく乾燥工程が行われるという効果を奏する。又載
置後であっては、ガイド突起にて所定位置に保持できる
のである。
請求項2の発明によれば、瓦の裏面には、該各載置杆
上に空隙を生じることなく載置される支持突起を設けて
いるために、瓦素地が変形することなく乾燥工程が行わ
れるという効果を奏する。
(第1実施例) 周知の和型桟瓦に本発明を適用した請求項1の実施例
を図2,図3に基づいて説明する。
1は瓦素地Waの載置用のパレットであって、該パレッ
ト1は特定の和型瓦2の下面の曲面形状に沿わせた載置
面3,3a,3bを有する載置杆4,4a,4bが平行に並列して配設
されている。このため、図2に示されるように、和型瓦
2を所定の正規の位置に載置した際に、和型瓦2の山部
の裏面に対応する凸条形状の載置面3を有する載置杆4
とされている。また、谷部の裏面に対応する平滑な載置
面3aの低い載置杆4aとされている。また、和型瓦2の差
込側の裏面の形状に対応する載置面3bの載置杆4bとされ
ている。この載置杆4,4a,4b(一例である。)によっ
て、和型瓦2の重量を均等に支持して、変形をもたらす
ことなく乾燥される構造である。
ここで、和型瓦2の裏面には、パレット1に載置した
際に各載置杆4,4a,4bの両側に対応する部位に少なくと
も1個のガイド突起(ガイド突起)9,9a…が突出して設
けられている。これらのガイド突起9,9a…は、図3に示
すように、左右のそれぞれ2箇所及び前後両側に形成さ
れ、和型瓦2をパレット1上に載置すると、ガイド突起
9,9a…によって、載置杆4,4a,4bの前後左右を囲んだ状
態に載置される。また、各ガイド突起9,9a…の内縁部
は、傾斜面からなる誘導面8,8a…とされていて、仮に瓦
素地Waが正規の載置位置からズレた位置に載置されたと
しても、この誘導面8,8a…によってスリップすることに
よって誘導されて、正規の載置位置に載置されるように
なっている。
尚、本実施例ではガイド突起9,9a…を複数個設けてい
るが、かかる個数に何ら限定されず、要するにパレット
1の載置杆4,4a…の載置面3,3a…に瓦素地Waを載置せし
める時、或いは載置後の瓦素地Waの縦及び横方向へのズ
レを規制するものであれば良い。
又、前記異形瓦の載置方法の瓦素地Wにガイド突起9,
9a…を設けることも可能である。
尚、この第一実施例では、ガイド突起9,9a…をそれぞ
れの載置杆4,4a,4bの左右前後にそれぞれ設けた例を示
しているが、この例に限定されることなく実施できる。
即ち、パレット1の載置杆4,4a,4bの載置面3,3a,3bに瓦
素地Waが載置されるに際して、たとえズレて載置された
としても、いずれかの誘導面8,8a…によって誘導されて
正規の載置位置に載置されればよく、この第一実施例に
示すガイド突起9,9a…の全てを必要とするものではな
い。
(第二実施例) 次に本発明を異形瓦に適用した例を図4〜図11を参照
して説明する。10は瓦素地Wである瓦本体であって、桟
側11の一側端部に断面略円弧状とした桟部12を膨出する
とともに、この桟部12から他側の差込側13へ連続して桟
部12に比して広い谷部14が形成されている。15は瓦本体
10の表面16に尻側17の端縁部と差込側13の端縁部に沿っ
て連続して突出された突壁である。この尻側17の突壁15
の前方の谷部14には水返し18が設けられるとともに、差
込側13の突壁15の内方に陥没溝19が設けられている。こ
の陥没溝19は尻側17の突壁15の近傍から頭側20まで一定
深さに形成されている。また、この陥没溝19内には、尻
側から中間部まで延びる突堤22が直線状に設けられ、ま
た頭側から中間部まで延びる突堤22aが設けられてい
る。
また、瓦本体10の裏面24には、谷部14の頭側20に嵌合
部25が設けられ、瓦本体10を縦方向に葺いた際に頭側の
瓦本体10の尻側17の突壁15が嵌合するようにされてい
る。尻側17には図示しない桟木上に平坦部27を載置した
際に、瓦本体10をこの桟木のエツジに引掛ける引掛け26
がある。また、瓦本体10の裏面24の略全域に渉って僅か
に凹設された凹部28,28a…が形成されている。差込側13
の縁部には、突起部29が形成されていて、瓦本体10が積
み重ねられた際にその下方の瓦本体10の表面に当接して
瓦本体10を水平状態を維持する高さとされている。尚、
30,30aは、頭側20の裏面24に突設した突部であり、31
は、瓦本体10の尻側17の山部12に垂直に設けた切込みで
ある。
さらに、このように形成された瓦本体10の裏面24に
は、第5図に示すように、少なくとも一箇所に支持突起
(支持突起)6,6a,6bが設けられている。この支持突起
6,6a,6bは、山部12に頭側20から尻側17に渡って一列に
形成されて、パレット1上に載置された際に、頭側20、
中間部及び尻側17の三箇所で支持して、前後方向に瓦本
体(瓦素地W)10が変形を生じないように支持可能とさ
れている。尚、この支持突起6,6a,6bは、前述した載置
杆4が和型瓦2の山部12の裏面にほぼ対応した凸条の載
置面3とされているために、この凸条にほぼ対応した形
状の突起とされており、載置面3に支持される。
尚、32,32a…は突条部であり、この突条部32,32a…は
瓦本体10の嵌合部25に対応する谷部14の頭側20の表面16
及び桟部12の稜線上に頭側20へ向かって傾斜した略三角
形状にするとともに、谷部14の突条部32,32a,32bにより
ハの字状の溝部33,33aが設けられている。また、34は陥
没溝19に雨水を排出する排出溝である。また、瓦本体10
の裏面24の頭側20と桟側11の縁部に沿って連続する垂れ
部23が突出して設けられている。
この第二実施例の瓦本体10の形状に成形された瓦素地
Wを乾燥するために、パレット1上に載置すると、第11
図に示されるように、本来、この瓦素地Wとその断面形
状を相違する和型瓦2を載置するためのパレット1上に
載置することになる。このため、凸条とされている載置
面3の頂部で線状に瓦素地Wが支持され、また、載置面
3と、瓦素地Wの裏面との間に断面三角形形状の隙間部
が形成されることになる。しかし、第二実施例の瓦素地
Wには、この隙間部に対応した支持突起6,6a,6bが突出
形成されているために、載置面3に面状に支持されて、
軟らかい瓦素地Wが変形することなく支持されることに
なる。また、このパレット1上に瓦素地Wを正規の位置
より左側にズレた位置に載置したとしても、この支持突
起6,6a,6bの傾斜した下面によってスリップして正規の
位置に載置されることになる。
さらに、第二実施例の変形例である第1図の実施例に
おいては、載置杆4aの載置面3aに載置される部位にも支
持突起6dが設けられているために、この載置面3aにおい
ても、面状に瓦素地Wが支持される。尚、第1図に示す
変形例においては、瓦素地Wの差込側は載置杆4bに対応
した形状とされているために、支持突起は形成されてい
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はパレット上に瓦素地を載置した状態を説明する
正面断面図、第2図は第一実施例を示す正面断面図、第
3図は第一実施例の瓦の裏面図、第4図は第二実施例の
瓦の平面図、第5図は同裏面図、第6図は同左側面図、
第7図は図4のA−A線断面図、第8図は同右側面図、
第9図は同正面図、第10図は背面図、第11図は第4図B
−B線断面図であって、パレットに載置した状態を示
す。 1……パレット、4……載置杆、6……支持突起、8…
…誘導面、9……ガイド突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットの載置杆上に同形瓦を載置して乾
    燥する際に、前記瓦の裏面には、載置杆上に所定の部位
    が載置されるように、載置杆の載置面の前後又は左右の
    縁部に対応して少なくとも1個の誘導面を有するガイド
    突起を設けることにより、同瓦を安定して載置する載置
    方法。
  2. 【請求項2】パレットの載置杆上に異形瓦を載置して乾
    燥する際に、前記瓦の裏面には該各載置杆上に空隙を生
    じないように、支持突起を設けることにより同瓦を安定
    して載置する載置方法。
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