JP2719422B2 - 撚糸巻回機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は撚糸巻回機等に関し、特に改良された撚糸ガ
イドの支持及び駆動システムにおいて動作条件を改良し
かつ撚糸巻回機の構造を簡単化することに関する。

従来の技術 従来使用されている撚糸巻回機は支持フレームを有
し、この支持フレームには、機械の両側において回転自
在に支持されかつその長手方向に整列された複数のスピ
ンドルを設けられている。これらのスピンドルは接線方
向ベルト駆動システムにより同時に回転駆動される。

スピンドルが回転している間、撚糸は、垂直方向に可
動のフレームにより支持された撚糸ガイドシステムによ
り個別のスピンドルのボビン上に巻回されかつ分配され
る。この可動フレームは巻回機の全長にわたって伸びて
いる。

機械の全ての撚糸ガイドを支持する単一フレームを使
用するという上記解決法によれば、構造が複雑化するこ
とに起因して、又撚糸ガイド支持フレーム（このフレー
ムは迅速な往復動作でガイドされかつ維持されなければ
ならない）が相当の重量になるという制限条件に起因し
て、著しい構造的及び機能的問題を生じていた。撚糸ガ
イドのフレームが大寸法になること及びフレームが受け
る弾性的変形により撚糸がボビン上に巻回されるときに
問題及び欠点を生ずる。更に、撚糸ガイド支持フレーム
全体を往復動させるのが困難であるため、スピンドルの
回転速度、つまり機械の生産性が結果的に制限されてい
た。今まで考察された全てのこと、つまり従来のボビン
巻回機の撚糸ガイドの支持及び駆動システムは、機械自
体の動作能力を大きく制限してしまう要因であった。

問題点の解決手段 本発明の目的は、所定の撚糸ガイドシステムを設けた
改良された撚糸巻回機を提供することであり、この撚糸
ガイドシステムにより機械の動作速度を相当に増大させ
るのを可能とし、一方個別のボビン上に撚糸を規則正し
く巻回しかつ正確に分配するのを保証する。

本発明の他の目的は、上記巻回機に関連した巻回機を
提供することであり、これによればスピンドルを従来よ
りも少なくとも２倍又は３倍大きな速度で回転させつつ
ボビン上に撚糸を巻回するのを可能として、機械の生産
性を向上させ得る。

本発明の更に他の目的は、簡単化した構造の巻回機を
提供することであり、これによれば共通の撚糸ガイド支
持フレームの使用は全く不要となり、しかも重ねて配置
した二つのボビンを同一のスピンドル上に配置できる。

上記目的を達成するための本願の第１の発明になる撚
糸巻回機の構成は、 支持フレーム（11）上に回転自在に支持されかつその
長手方向に互いに対向して整列された２列の複数のスピ
ンドル（12）を支持する前記支持フレーム（11）と、 各単一のスピンドル（12）と関連された少なくとも一
のボビン（15、15a）上に巻回される撚糸（16）をガイ
ドする可動の撚糸ガイド部材（19、19a）であって、夫
々スライド可能の支持要素（20、20a、38）上に設けら
れている前記撚糸ガイド部材（19、19a）と、 該支持要素（20、20a、38）に連結されこれを往復動
させる移動要素（25、38a）と、 前記スライド可能の支持要素（20、20a、38）をガイ
ドする独立のガイド手段（21、39）であって、前記各ス
ピンドルの一側と平行に配された前記ガイド手段（21、
39）とを具備し、 前記移動要素（25、38a）は往復動可能の駆動手段（2
6、41）に動作的に連結されており、 一方の列の前記スピンドル（12）の撚糸ガイド部材
（19、19′）及び支持要素（20、20a、38）の移動要素
（25、38a）は、他方の列のスピンドルの撚糸ガイド部
材（19、19′）の支持要素に動作的に連結されているこ
とを特徴とするものである。

従って、上記第１の発明の構成によれば、次に示す利
点がある。

一方の列の複数のスピンドル12側の支持要素に連結
された移動要素25、38aが、他方の列の複数のスピンド
ル側の支持要素に更に動作的に連結されているため、２
列の各複数のスピンドル（即ちボビン）において撚糸の
ボビンへの巻取りは互に巻取り移動方向が上下方向に逆
方向であるが互に等しい速度でかつ互に均一に巻き取る
ことができ、製品の均一性及び信頼性を向上し得ると共
に、実開平１−141774号の如く単に１対のボビンのみに
巻取りを行うものに比して、２列複数のボビンにおいて
同時に巻取りを行うゆえに生産効率を大幅に向上し得
る。

各列どうし対向する１対のスピンドルにおいては、
一の駆動手段、一の移動要素、及び各スピンドルに対応
した支持要素及びこれをガイドする手段21、39、及び撚
糸ガイド部材を設けるのみでよいので、構成が簡単であ
り、しかも支持要素のガド手段21、39を設けているの
で、支持要素は安定的にスライドし得、装置の動作信頼
性が高い。

次に、本願の第２の発明は、上記第１の発明と大略同
様の構成であるが、少なくとも１列の複数のスピンドル
（12）を支持する前記支持フレーム（11）が設けられ、
しかも支持要素（20、20a、38）は撚糸ガイド部材（1
9、19′）の位置を軸方向に調節する手段（19b）を設け
られていることを特徴とする。

従って、上記第２の発明の構成によれば、次に示す利
点がある。

撚糸ガイド部材の軸方向位置を容易に調節し得るの
で、少なくとも１列の複数のスピンドルの各ボビンに対
する撚糸の巻取り位置を個別に調節して、各ボビンどう
しで互に同期したかつ均一の巻取りを行い得る。

実施例 第１図乃至第４図は、本発明になる撚糸（yarn）巻回
機の第１の実施例を示すもので、これによれば往復する
撚糸ガイド部材19、19′の質量を低減して、非常に高速
の動作を可能とし得る。

巻回機は、スピンドル保持フレーム11を支持する支持
構造体10を有し、保持フレーム11は二列の垂直方向スピ
ンドル12を夫々、回転自在にかつ機械の両側に機械長手
方向に整列するよう支持して配されている。両側のスピ
ンドル12は、モータ14（第１図）により駆動される無端
ベルト13（第１、第２図）からなる接線方向駆動システ
ムにより互いに同時に回転駆動される。撚糸16を巻回す
る（巻取る）ボビン15は、個別のスピンドル12に夫々取
付けられており、撚糸16は下方に配した一層大きな寸法
のリール17から巻き出される。

リール17から巻き出された撚糸16は撚糸タイトナー
（tightner）18を通過しそこで必要な巻き出しテンショ
ンを与えられ、更に撚糸ガイド部材19を通過する。この
ガイド部材19の機能は、撚糸16の巻回の間にボビン15の
全高さに沿って撚糸を均一にかつ交互に分配することで
ある。

本発明においては、独立の撚糸ガイド部材19は、機械
の各スピンドル12に対応して個別に駆動されるか、又は
第２図に示す如く機械の両側に対置した一対のスピンド
ル12に対応して一対分が駆動されるよう設けられてい
る。

特に本発明の第１の実施例の場合には、各撚糸ガイド
部材19は夫々可動の支持要素20に取付けられ、この支持
要素20は機械のフレーム11の外側の各スピンドル12に平
行に配された垂直方向ガイド21（第３図）に沿って走行
する。

撚糸ガイド19の各可動支持要素20は、共通駆動シャフ
ト22に連結された単一の移動要素（ケーブル）25を介し
て往復駆動システムに連結されている。シャフト22はス
ピンドル保持フレーム11の下方で巻回機の全長にわたっ
て伸びている。シャフト22は変速機構23（第１図）を介
して駆動機構24に連結され、この駆動機構24は、撚糸ガ
イド部材19が全動作ストロークを行い得るに十分なだけ
の所定大きさの角度の往復回転量を決定する。

特に、第２図に示す如く機械の両側の各一対のスピン
ドル12の各可動支持要素20は、例えばケーブル25又は歯
付きベルト又は他の等価の環状移動要素の如き共通の伝
達要素に連結されている。この伝達要素は往復回転シャ
フト22に連結された各中央プーリー26、及び伝達プーリ
ー27に巻回される。第２図の場合には、伝達プーリー27
はスピンドル保持フレーム11の上方において各移動要素
（ケーブル）25がスピンドル自体を囲む状態になるよう
に配されている。移動要素25をスピンドル12の上方まで
垂直方向に配設する解決法によれば、交互動作を伴う動
きにおいて質量、特に各撚糸ガイド19の支持要素20の質
量を低減できる点で有利である。

撚糸ガイド19、即ちガイド部材自体用の各支持要素20
は異なった形態を取ることができる。例えば第３図及び
第４図に示す如く、撚糸をガイドする垂直方向ガイド21
は管状要素の形状をしており、この管状要素はスピンド
ル12の方を向いた側に長手方向スリット28を有する。

撚糸ガイド19の支持要素20は、管状垂直方向ガイド21
の内部をスライドするスライダー30を有する。スライダ
ー30のアーム31が管のスリット28を介して外方へ突出し
てブッシュ32で終わっており、このブッシュ32には撚糸
ガイド部材19のシャンク19aが挿入され軸方向に調節可
能なるよう支持されている。撚糸ガイド支持要素20のス
ライダー30は連結要素33を介してケーブル25又はこれと
等価の移動要素に適当に取付けられている。この場合連
結要素33にケーブル25の両端部が取付けられ、更に連結
要素33は上記スライダー30の軸方向孔に圧入挿通されて
いる。

撚糸ガイド部材19の位置が第３図に示す解決法により
軸方向に調節可能とするために、撚糸ガイド部材19はシ
ャンク19aを有し、このシャンク19aは支持要素20の管状
部分（ブッシュ）32内を伸びている。シャンク19aの下
端は突出してねじ部19bとなっており、このねじ部19bに
ねじ付きナット34又はそれと等価の調節要素が螺合され
る。反発スプリング35は撚糸ガイド部材の管状部分32内
に配置され、その上端は上方肩部36に又はその下端は下
方肩部37に夫々当接している。かくして、ナット34をよ
り大きく又はより小さく回すことにより撚糸ガイド部材
19の高さ位置が微調節的に調節される。

第３図の解決法は単に一例として示したのみであっ
て、管状垂直方向ガイド21は多角形断面形状のロッドで
も良く、その場合は支持要素20に上記ロッドに沿ってス
ライドする適当なブッシュを設ける。

第１図及び第２図は第１の解決法を示し、これによれ
ば、機械の両側の各一対のスピンドル12の撚糸ガイド19
に対し往復動作を伝達する個別要素25は、スピンドル自
体の上方まで伸びているので、可動の撚糸ガイド支持要
素20の質量を最小化することができる。

第５図及び第６図は他の解決法を示し、これによれば
本発明の革新的原理を使用しているが、巻回機の高さ寸
法を低減することが可能である。かくして、第５図及び
第６図においては、第１図〜第４図の部品と同様又は等
価の部品は同一の符号により示される。

第５図の実施例は第２図の実施例に比して、主に各撚
糸ガイド部材19がステム38に対し固着されるか又はステ
ム38と共に下方へ伸び、このステム38が機械構造対10の
側方へ固着されたガイドスリーブ39の内部でスライドし
得る点で異なっている。

各ステム38は十分な長さを有し、かつスリーブ39自体
は撚糸ガイド19が十分な動作ストロークを取れるように
位置決めされている。ステム38はガイドスリーブ39の底
部の方へ伸びており、クランプ40によりケーブル25に固
着されている。このケーブル25は中央プーリー26及び伝
達プーリー27に巻き付けられる。この具体例ではプーリ
ー27はスピンドル保持フレーム11の下方に配置されてい
る。その結果、撚糸ガイド19の支持及び駆動システムは
高速動作を維持しながらも非常に質量を低減し得る。

第６図は第３の解決法を示し、上記実施例と同様又は
等価の部分には同一の符号を付す。ケーブル駆動システ
ムはラック駆動システムと置き換えられており、このシ
ステムは例えば、上記中央プーリー26の代わりに中央歯
付きホイール41が設けられる。この歯付きホイール41は
ステム38のラック延長部38aに噛合し、ステム38は撚糸
ガイド部材19の各支持要素20と関連している。しかし、
単一の中央歯付きホイール41の代わりに複数の独立の歯
付きホイールを夫々各ラックに対応して設けることもで
き、この場合各ラックは機械の両側の撚糸ガイド19と共
通の往復回転駆動シャフトに対し適当に連結されるか又
は巻回機の各側部に取付けられた各組の撚糸ガイド19の
個別若しくは独立の駆動シャフトに対し適当に連結され
る。前者の場合及び上記各実施例によれば、機械の一側
の撚糸ガイド19と反対側にある撚糸ガイド19とは互いに
反対方向に移動するように駆動され、後者の場合は両側
の撚糸ガイド19は同時にかつ同一方向へ動作する。第
２、５、６図中の点線は更に他の実施例を示し、これに
よれば二つのボビン15、15aが同じスピンドル12上に同
時に巻回され、更に二つの軸方向に整合された撚糸ガイ
ド部材19、19′を設けられている。第２図では、ガイド
部材19、19′は支持要素20と図中点線で示す如く上方へ
伸びる同一の管状垂直方向ガイド部材21によりガイドさ
れた他の支持要素20aとを有する。又同一のスピンドル1
2の撚糸ガイドの支持要素20、20aはケーブル25（第２
図）又はステム38（第５、第６図）に連結されている。

全ての場合に、巻回機は非常に簡単化した撚糸ガイド
（19）支持システムを設けられることとなり、その撚糸
ガイド19は往復移動において質量を低減し得、高速動作
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による第１の実施例の撚糸巻回機の正面
図、 第２図は第１図中２−２線に沿う縦断図、 第３図は第１図及び第２図の巻回機の撚糸ガイドを示す
拡大詳細図、 第４図は第３図中４−４線に沿う横断図、 第５図は本発明による第２の実施例を第２図と同様にし
て示す巻回機の縦断図、 第６図は本発明による第３の実施例を第２図及び第５図
と同様にして示す図である。 10……支持構造体、11……フレーム 12……スピンドル、13……無端ベルト 14……モータ、15、15a……ボビン 16……撚糸、17……リール 18……タイトナー 19、19′……撚糸ガイド部材 19a……シャンク 20、20a……ガイド部材支持要素 21……垂直方向ガイド、22……シャフト 25……ケーブル、26……中央プーリー 27……伝達プーリー、28……スリット 30……スライダー、31……アーム 32……ブッシュ、33……連結要素 36、37……肩部、38……ステム 38a……ラック延長部、39……スリーブ 40……クランプ 41……中央歯付きホイール

Claims (7)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】支持フレーム（11）上に回転自在に支持さ
   れかつその長手方向に互いに対向して整列された２列の
   複数のスピンドル（12）を支持する前記支持フレーム
   （11）と、 各単一のスピンドル（12）と関連された少なくとも一の
   ボビン（15、15a）上に巻回される撚糸（16）をガイド
   する可動の撚糸ガイド部材（19、19a）であって、夫々
   スライド可能の支持要素（20、20a、38）上に設けられ
   ている前記撚糸ガイド部材（19、19a）と、 該支持要素（20、20a、38）に連結されこれを往復動さ
   せる移動要素（25、38a）と、 前記スライド可能の支持要素（20、20a、38）をガイド
   する独立のガイド手段（21、39）であって、前記各スピ
   ンドルの一側と平行に配された前記ガイド手段（21、3
   9）とを具備し、 前記移動要素（25、38a）は往復動可能の駆動手段（2
   6、41）に動作的に連結されており、 一方の列の前記スピンドル（12）の撚糸ガイド部材（1
   9、19′）及び支持要素（20、20a、38）の移動要素（2
   5、38a）は、他方の列のスピンドルの撚糸ガイド部材
   （19、19′）の支持要素に動作的に連結されていること
   を特徴とする撚糸巻回機。
2. 【請求項２】前記移動要素（25）は、ケーブル又はベル
   ト等の環状移動要素であることを特徴とする請求項１記
   載の撚糸巻回機。
3. 【請求項３】前記環状移動要素（25）は機械の前記フレ
   ームの下方に配した往復動駆動手段（26）から前記スピ
   ンドル自体の上側まで上方へ伸びており、 前記各スライド可能の撚糸ガイド部材支持要素（20、20
   a）は該移動要素（25）に直接的に連結されていること
   を特徴とする請求項２記載の撚糸巻回機。
4. 【請求項４】前記環状移動要素（25）は、前記往復駆動
   手段（26、41）から前記スピンドルを支持するフレーム
   の方へ伸びており、かつ前記ガイド手段（39）は管状を
   しており、 前記各撚糸ガイド部材支持要素は前記管状ガイド手段
   （39）内をスライドするステム（38）であり、かつ該ス
   テムの一端が前記移動要素（25）に動作的に連結されて
   いることを特徴とする請求項２記載の撚糸巻回機。
5. 【請求項５】前記ガイド手段（39）は管状をしており、
   前記スライド可能の支持要素（38）は前記管状ガイド手
   段（39）内をスライドするステムであり、 該ステムはラック（38a）を介して前記往復動駆動手段
   （41）に動作的に連結されていることを特徴とする請求
   項１記載の撚糸巻回機。
6. 【請求項６】第１及び第２のボビン（15、15a）は同一
   のスピンドル（12）上に軸方向に整列され、前記各撚糸
   ガイド部材は、両ボビン用に設けられかつ同一の前記移
   動要素（25、38a）に動作的に連結されていることを特
   徴とする請求項１記載の撚糸巻回機。
7. 【請求項７】支持フレーム（11）上に回転自在に支持さ
   れかつその長手方向に整列された少なくとも１列の複数
   のスピンドル（12）を支持する前記支持フレーム（11）
   と、 各単一のスピンドル（12）と関連された少なくとも一の
   ボビン（15、15a）上に巻回される撚糸（16）をガイド
   する可動の撚糸ガイド部材（19、19a）であって、夫々
   スライド可能の支持要素（20、20a、38）上に設けられ
   ている前記撚糸ガイド部材（19、19a）と、 該支持要素（20、20a、38）に連結されこれを往復動さ
   せる移動要素（25、38a）と、 前記スライド可能の支持要素（20、20a、38）をガイド
   する独立のガイド手段（21、39）であって、前記各スピ
   ンドルの一側と平行に配された前記ガイド手段（21、3
   9）とを具備し、 前記移動要素（25、38a）は往復動可能の駆動手段（2
   6、41）に動作的に連結されており、 前記支持要素（20、20a、38）は前記撚糸ガイド部材（1
   9、19′）の位置を軸方向に調節する手段（19b）を設け
   られていることを特徴とする撚糸巻回機。