JP2719145B2 - 1トラックジャンプ自動調整装置 - Google Patents

1トラックジャンプ自動調整装置

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JP2719145B2 JP7274188A JP7274188A JP2719145B2 JP 2719145 B2 JP2719145 B2 JP 2719145B2 JP 7274188 A JP7274188 A JP 7274188A JP 7274188 A JP7274188 A JP 7274188A JP 2719145 B2 JP2719145 B2 JP 2719145B2
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は光学的情報記録再生装置における1トラック
ジャンプ自動調整装置に関する。
(従来技術) 光ディスク装置、光磁気ディスク装置といった光学的
情報記録再生装置においてはトラックがスパイラル状も
しくは同心円状に形成される光ディスクまたは光磁気デ
ィスクからなる情報記録媒体に光学ヘッドで光ビームを
対物レンズを介して照射して光学的に情報の記録及び又
は再生を行ない、また1トラックジャンプ駆動回路を有
している。
この1トラックジャンプ駆動回路は第24図に示すよう
に開ループのバングバング制御方式となっていて、定電
圧源の定電圧を抵抗1及び可変抵抗2により分圧して入
力電圧Vin(V)を作り、上記対物レンズを情報記録媒
体上の任意のトラックから1トラック隣のトラックへジ
ャンプさせるときにマイクロコンピュータ3によりスイ
ッチ4,5を一定時間づつオンさせる。これにより演算増
幅器5は入力電圧Vin(V)がスイッチ4を通して入力
されると共に、入力電圧Vin(V)がインバータ7によ
り反転されてスイッチ5を通して入力されて第23図に示
すような加減速パルスを生じ、この加減速パルスはパワ
ー増幅器8により増幅される。トランジスタ9,10及び抵
抗11〜13からなる回路はパワー増幅器8の出力電圧に応
じてトラックモータ14に正回転及び逆回転を行わせ、ト
ラックモータ14は上記対物レンズを第23図に示すような
速度v(m/s)で上記情報記録媒体上のトラックと垂直
な方向へ移動させることにより、上記情報記録媒体上の
任意のトラックから1トラック隣のトラックへジャンプ
させ、上記対物レンズの上記情報記録媒体上のトラック
に対するずれを検出するトラックエラー検出手段から第
23図に示すようなトラックエラー信号が得られる。
ここでトラックモータ14へ加わる力をF(N)、対物
レンズを含む可動部の質量をM(kg)、トラックモータ
14の推力定数をKft(N/A)、パワー増幅器8のゲインを
PA(A/V)、上記ジャンプの加速度をa(m/s2)、演算
増幅器6のゲインをBとすると、 となり、また対物レンズの移動(ジャンプ)距離X
(m)は微小な変位であって X(m)=at2/2 ・・・(2) となる。この(2)式より移動距離X(m)はジャンプ
加速度a(m/s2)に比例して{ただし対物レンズの移動
(ジャンプ)時間T(s)は一定とする} X(m)∝a・・・(3) と表わせる。この移動距離X(m)は情報記録媒体のト
ラックピッチのことであり、一定値である。従ってジャ
ンプ加速度a(m/s2)も一定にしなければならない。し
かし実際には定電圧源の定電圧のバラツキ、演算増幅器
6回りの抵抗のバラツキ、パワー増幅器8のゲインPA
(A/V)のバラツキ、トラックモータ14の推力定数Kft
(N/A)のバラツキ、可動部の質量M(kg)のバラツキ
等の総積によりジャンプ加速度a(m/s2)は光学的情報
記録再生装置一台一台で異なってしまう。その結果、移
動距離X(m)がばらついてジャンプ終了後の整定が悪
くなり、最悪でトラッキング引き込みが不可能となった
り違うトラックへトラッキングしてしまう。以上のこと
より光学的情報記録再生装置は生産ラインにて一台毎に
上述のように1トラックジャンプを行わせ、上記トラッ
クエラー信号をオシロスコープで観測しながら可変抵抗
2にて入力電圧Vin(V)をトラックエラー信号が第13
図の如くになるように調整する必要がある。しかも既に
市場に流れている光学的情報記録再生装置に関して修理
のために上記1トラックジャンプ駆動回路を含む基板を
交換した場合その光学的情報記録再生装置を一度持ち帰
って前述の種々のバラツキを吸収するように入力電圧Vi
n(V)を調整しなければならないのが現状である。
(目的) 本発明は上記欠点を除去し、光学的情報記録再生装置
に関して1トラックジャンプの調整を自動的に行って人
間が行う必要がない1トラックジャンプ自動調整装置を
提供することを目的とする。
(構成) 本発明は第1図に示すようにトラックがスパイラル状
もしくは同心円状に形成される情報記録媒体に光学ヘッ
ドで光学的に情報の記録及び又は再生を行う光学的情報
記録再生装置において、加速パルス及び減速パルスによ
り上記光学ヘッドを上記情報記録媒体上の任意のトラッ
クから1トラック隣のトラックへジャンプさせる駆動手
段と、上記光学ヘッドの上記情報記録媒体上のトラック
に対するずれを検出するトラックエラー検出手段からの
トラックエラー信号Trを正の基準電圧+Vref及び負の基
準電圧−Vrefと比較してトラックエラー信号TrがTr>
+Vref、−Vref≦Tr≦+Vref、Tr<−Vrefのいずれか
であることを判定する判定手段と、この判定手段の判定
結果により上記ジャンプ加減速終了時のトラックエラー
信号TrがTr>+Vrefである時にアップカウントを行い、
上記ジャンプ加減速終了時のトラックエラー信号Trが−
Vref≦Tr≦+Vrefである時にノーカウントとし、上記ジ
ャンプ加減速終了時のトラックエラー信号TrがTr<−Vr
efである時にダウンカウントを行い、複数回のトラック
ジャンプに対するカウント結果が所定の範囲の上限より
大きい時に上記加速パルス及び上記減速パルスを可変し
て上記駆動手段のジャンプ加速度を下げ、複数回のトラ
ックジャンプに対するカウント結果が所定の範囲の下限
より小さい時に上記加速パルス及び上記減速パルスを可
変して上記駆動手段のジャンプ加速度を上げることによ
って、上記駆動手段のジャンプ加速度を自動的に調整す
る調整手段とを備えたものである。
以下図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す。
この実施例は前述した光学的情報記録再生装置に一体
に設けられていて1トラックジャンプを複数回実行し、
そのジャンプの状態のバラツキの分布によりジャンプ加
速度を自動的に調整するものである。この実施例におい
て基準パルスジェネレータ21,モノマルチバイブレータ2
2,スイッチ23及びローパスフィルタ24は周波数/電圧変
換方式で一定電圧Vrを得、すなわち基準パルスジェネレ
ータ21が所定周波数の基準パルスを発生し、この基準パ
ルスによりモノマルチバイブレータ22がトリガーされて
所定パルス幅のパルスを出力する。そしてこのパルスに
よりスイッチ23が閉じ、定電圧源の定電圧Vofがスイッ
チ23及びローパスフィルタ24を通って一定電圧Vrとな
る。マイクロコンピュータ47は、調整手段17を構成する
と同時に、レベル比較器36、37、カウントコントローラ
44、46、アップ/ダウンカウンタ45とともに上記判定手
段16を構成するものであり、第5図に示すように最初こ
の一定電圧Vrが理想値になるように基準パルスジェネレ
ータ21の基準パルス周波数とモノマルチバイブレータ22
のパルス幅をセットする。
次にマイクロコンピュータ47が実際に1トラックジャ
ンプを複数回実行させるべくスイッチ25を一定時間Tオ
ンさせてからスイッチ26を一定時間Tオンさせるという
ことを複数回行うと、従来と同様に演算増幅器27は入力
電圧Vrがスイッチ25を通して加速パルスとして入力され
ると共に、入力電圧Vrがインバータ28により反転されて
スイッチ26を通して減速パルスとして入力されて出力電
圧を生じ、この出力電圧はパワー増幅器29により増幅さ
れる。トランジスタ30,31及び抵抗32〜34からなる回転
はパワー増幅器29の出力電圧に応じてトラックモータ35
に正回転及び逆回転を行わせ、トラックモータ35は上記
対物レンズを上記情報記録媒体上のトラックと垂直な方
向へ移動させることにより、上記情報記録媒体上の任意
のトラックから1トラック隣のトラックへジャンプさ
せ、上記対物レンズの上記情報記録媒体上のトラックに
対するずれを検出するトラックエラー検出手段から1ト
ラックジャンプ毎にトラックエラー信号が得られる。し
たがって、演算増幅器27、パワー増幅器29、トランジス
タ30、31、抵抗32〜34及びトラックモータ35は上記駆動
手段15を構成する。
このトラックエラー検出手段からのトラックエラー信
号はレベル比較器36,37に入力される。レベル比較器36
は第9図に示すように2つのコンパレータ38,39とナン
ド回路40により構成され、コンパレータ38,39がそれぞ
れこのトラックエラー検出手段からのトラックエラー信
号を基準電圧+Vref1,−Vref1と比較してナンド回路40
がコンパレータ38,39の出力信号のナンドをとることに
より、1トラックジャンプが最適な大きさ(最適値)よ
り大きいか最適値より小さいかを判定する。コンパレー
タ38,39の出力信号とナンド回路40の出力信号は
1トラックジャンプが最適な場合には第10図及び第13図
に示すようになって1トラックジャンプが最適値より大
きすぎる場合には第10図及び第14図に示すようになり、
1トラックジャンプが最適値より小さすぎる場合には第
10図及び第15図に示すようになる。同様にレベル比較器
37は第11図に示すように2つのコンパレータ41,42とナ
ンド回路43により構成され、コンパレータ41,42がそれ
ぞれこのトラックエラー検出手段からのトラックエラー
信号を基準電圧+Vref2,−Vref2と比較してナンド回路4
3がコンパレータ41,42の出力信号のナンドをとる。コン
パレータ41,42の出力信号′′とナンド回路43の出
力信号′は1トラックジャンプが最適な場合、1トラ
ックジャンプが最適値より大きすぎる場合、1トラック
ジャンプが最適値より小さすぎる場合に第12図に示すよ
うになる。カウントコントローラ44はレベル比較器36に
おけるコンパレータ38,39の出力信号のどちらか一
方とナンド回路40の出力信号により第10図に示すよう
なアップ/ダウンカウンタ(例えば4ビット2進カウン
タ)45の制御信号を作り、つまり1トラックジャンプが
最適な場合(第10図の最下段に示す最適状態で、コンパ
レータ38の出力信号が低レベル(L)、コンパレータ
39の出力信号がL、ナンド回路40の出力信号が高レ
ベル(H)の場合)にノウカウント信号を発生して1ト
ラックジャンプが最適値より大きすぎる場合(第10図の
中段に示す行き過ぎ状態で、コンパレータ38の出力信号
がH、コンパレータ39の出力信号がL、ナンド回路
40の出力信号がLの場合)にアップカウント信号を発
生し、1トラックジャンプが最適値より小さすぎる場合
(第10図の上段に示す移動不足状態で、コンパレータ38
の出力信号がL、コンパレータ39の出力信号がH、
ナンド回路40の出力信号がLの場合)にダウンカウン
ト信号を発生する。アップ/ダウンカウンタ45はカウン
トコントローラ44からの制御信号(上記ノウカウント信
号、アップカウント信号、ダウンカウント信号)により
アップ/ダウンカウントを行う。またカウントコントロ
ーラ46はレベル比較器37におけるコンパレータ41,42の
出力信号′′のどちらか一方とナンド回路43の出力
信号′によりカウントコントローラ44と同様にアップ
/ダウンカウンタ制御信号を作る。つまり、カウントコ
ントローラ46は、1トラックジャンプが最適な場合(第
12図の最下段に示す最適状態で、コンパレータ41の出力
信号′がL、コンパレータ42の出力信号′がL、ナ
ンド回路43の出力信号′がHの場合)にノウカウント
信号を発生し、1トラックジャンプが大きすぎる場合
(第12図の上段に示す行き過ぎ状態で、コンパレータ41
の出力信号′がL、コンパレータ42の出力信号′が
H、ナンド回路43の出力信号′がLの場合)にアップ
カウント信号を発生し、1トラックジャンプが小さすぎ
る場合(第12図の中段に示す移動不足状態で、コンパレ
ータ41の出力信号′がH、コンパレータ42の出力信号
′がL、ナンド回路43の出力信号′がLの場合)に
ダウンカウント信号を発生する。レベル比較器37及びカ
ウントコントローラ46を用いるのはアップ/ダウンカウ
ンタの誤カウントを防止するためである。すなわち第22
図に示すように1トラックジャンプが不適当であるにも
かかわらずレベル比較器36が1トラックジャンプが最適
であると判定する可能性があるから、レベル比較器37に
より半トラック分のジャンプの時間で(すなわち、ジャ
ンプ加減速終了時に)トラックエラー信号を観察し、こ
のレベル比較器37の出力信号に応じたカウントコントロ
ーラ46からの制御信号によりマイクロコンピュータ47で
アップ/ダウンカウンタ45の誤カウントを防止する。
マイクロコンピュータ47は第5図に示すように上述の
1トラックジャンプを指定回数だけ繰り返して行わせた
後、アップ/ダウンカウンタ45のカウント値を読み込
む。1トラックジャンプの分布は最適であった場合、つ
まり、最適な大きさ(最適値)であった場合には第19図
に示すようになり、最適値より大きすぎた場合には第20
図に示すようになり、最適値より小さすぎた場合には第
21図に示すようになる。そしてアップ/ダウンカウンタ
45のカウント値は1トラックジャンプが最適であった場
合には第16図及び第19図に示すように所定値、例えば±
4以内であり、1トラックジャンプが最適値より大きす
ぎた場合には第17図及び第20図に示すように+4より大
きくなって1トラックジャンプが最適値より小さすぎた
場合には第18図及び第21図に示すように−4より小さく
なる。そこでマイクロコンピュータ47はアップ/ダウン
カウンタ45のカウント値が±4以内か、+4より大きい
か−4より小さいかを判定することによって1トラック
ジャンプ(加速度)が最適値か、最適値より大きいか、
最適値より小さいかを判定し、1トラックジャンプが最
適値より大きい場合には基準パルスジェネレータ21の基
準パルス周波数を下げ又はモノマルチバイブレータ22の
パルス幅を短くすることにより一定電圧Vrを下げて1ト
ラックジャンプの加速度を下げ、1トラックジャンプが
最適値より小さい場合には基準パルスジェネレータ21の
基準パルス周波数を上げ又はモノマルチバイブレータ22
のパルス幅を長くすることにより一定電圧Vrを上げて1
トラックジャンプの加速度を上げる。
マイクロコンピュータ47は以上の動作を1トラックジ
ャンプが最適であると判定するまで繰り返して実行し、
つまり1トラックジャンプが最適でなければ1トラック
ジャンプを複数回実行させるステップに戻る。
第3図は本発明の他の実施例を示し、第6図はこの実
施例におけるマイクロコンピュータの処理フローを示
す。
この実施例は上記実施例においてアップ/ダウンカウ
ンタ45の機能をマイクロコンピュータ47に持たせたもの
であって第2図と同一部分には同一部分が付してあり、
マイクロコンピュータ47がカウントコントローラ44,46
の出力信号に応じてアップ/ダウンカウントを行う。
第4図は本発明の他の実施例を示し、第7図はこの実
施例におけるマイクロコンピュータの処理フローを示
す。
この実施例は第3図の実施例においてカウントコント
ローラ44,46の機能をマイクロコンピュータ47に持たせ
たものであって第3図と同一部分には同一符号が付して
あり、マイクロコンピュータ47がレベル比較器36,37の
出力信号によりカウントコントローラ44,46と同様な処
理を行う。
なお上記実施例においてマイクロコンピュータ47は一
定電圧Vrを制御したが、その代りに加減速パルスの時間
Tを制御してもよく、すなわち1トラックジャンプが最
適であった場合には第8図(a)に示すように加減速パ
ルスの時間(スイッチ25,26のオン時間)をTとし、1
トラックジャンプが最適値より大きすぎた場合には加減
速パルスの時間を第8図(b)に示すようにTより短く
して1トラックジャンプが最適値より小さすぎた場合に
は加減速パルスの時間を第8図(c)に示すようにTよ
り長くするようにしてもよい。
(効果) 以上のように、本発明によれば、トラックがスパイラ
ル状もしくは同心円状に形成される情報記録媒体に光学
ヘッドで光学的に情報の記録及び又は再生を行う光学的
情報記録再生装置において、加速パルス及び減速パルス
により上記光学ヘッドを上記情報記録媒体上の任意のト
ラックから1トラック隣のトラックへジャンプさせる駆
動手段と、上記光学ヘッドの上記情報記録媒体上のトラ
ックに対するずれを検出するトラックエラー検出手段か
らのトラックエラー信号Trを正の基準電圧+Vref及び
負の基準電圧−Vrefと比較してトラックエラー信号Tr
がTr>+Vref、−Vref≦Tr≦+Vref、Tr<−Vrefのいず
れかであることを判定する判定手段と、この判定手段の
判定結果により上記ジャンプ加減速終了時のトラックエ
ラー信号TrがTr>+Vrefである時にアップカウントを行
い、上記ジャンプ加減速終了時のトラックエラー信号Tr
が−Vref≦Tr≦+Vrefである時にノーカウントとし、上
記ジャンプ加減速終了時のトラックエラー信号TrがTr<
−Vrefである時にダウンカウントを行い、複数回のトラ
ックジャンプに対するカウント結果が所定の範囲の上限
より大きい時に上記加速パルス及び上記減速パルスを可
変して上記駆動手段のジャンプ加速度を下げ、複数回の
トラックジャンプに対するカウント結果が所定の範囲の
下限より小さい時に上記加速パルス及び上記減速パルス
を可変して上記駆動手段のジャンプ加速度を上げること
によって、上記駆動手段のジャンプ加速度を自動的に調
整する調整手段とを備えたので、光学的情報記録再生装
置に関して1トラックジャンプの調整を自動的に行って
人間が行う必要がなくなり、しかも光学的情報記録再生
装置における1トラックジャンプの調整を生産ラインに
て行う必要がなくなって光学的情報記録再生装置が量産
向きとなり、光学的情報記録再生装置の基板取替え後の
調整が不要となって光学的情報記録再生装置の基板間に
互換性が生ずることにより低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図乃至第
4図は本発明の各実施例を示すブロック図、第5図乃至
第7図はこの各実施例におけるマイクロコンピュータの
処理フローを示すフローチャート、第8図は本発明を説
明するための図、第9図は上記実施例におけるレベル比
較器の構成を示すブロック図、第10図は同レベル比較器
の出力信号と1トラックジャンプ,アップ/ダウンカウ
ンタの関係を示す図、第11図は上記実施例における他の
レベル比較器の構成を示すブロック図、第12図は同レベ
ル比較器の出力信号と1トラックジャンプの関係を示す
図、第13図乃至第15図は上記実施例を説明するための波
形図、第16図乃至第18図は上記実施例における1トラッ
クジャンプとアップ/ダウンカウンタの関係を示す図、
第19図乃至第21図は1トラックジャンプ状態の観測分布
を示す図、第22図は上記実施例を説明するための図、第
23図は従来の1トラックジャンプ駆動回路を説明するた
めの波形図、第24図は同1トラックジャンプ駆動回路を
示すブロック図である。 15……駆動手段、16……判定手段、17……調整手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックがスパイラル状もしくは同心円状
    に形成される情報記録媒体に光学ヘッドで光学的に情報
    の記録及び又は再生を行う光学的情報記録再生装置にお
    いて、加速パルス及び減速パルスにより上記光学ヘッド
    を上記情報記録媒体上の任意のトラックから1トラック
    隣のトラックへジャンプさせる駆動手段と、上記光学ヘ
    ッドの上記情報記録媒体上のトラックに対するずれを検
    出するトラックエラー検出手段からのトラックエラー信
    号Trを正の基準電圧+Vref及び負の基準電圧−Vrefと
    比較してトラックエラー信号TrがTr>+Vref、−Vref≦
    Tr≦+Vref、Tr<−Vrefのいずれかであることを判定す
    る判定手段と、この判定手段の判定結果により上記ジャ
    ンプ加減速終了時のトラックエラー信号TrがTr>+Vref
    である時にアップカウントを行い、上記ジャンプ加減速
    終了時のトラックエラー信号Trが−Vref≦Tr≦+Vrefで
    ある時にノーカウントとし、上記ジャンプ加減速終了時
    のトラックエラー信号TrがTr<−Vrefである時にダウン
    カウントを行い、複数回のトラックジャンプに対するカ
    ウント結果が所定の範囲の上限より大きい時に上記加速
    パルス及び上記減速パルスを可変して上記駆動手段のジ
    ャンプ加速度を下げ、複数回のトラックジャンプに対す
    るカウント結果が所定の範囲の下限より小さい時に上記
    加速パルス及び上記減速パルスを可変して上記駆動手段
    のジャンプ加速度を上げることによって、上記駆動手段
    のジャンプ加速度を自動的に調整する調整手段とを備え
    たことを特徴とする1トラックジャンプ自動調整装置。
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