JP2719127B2 - ストロボ装置の発光装置 - Google Patents

ストロボ装置の発光装置

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JP2719127B2
JP2719127B2 JP8008123A JP812396A JP2719127B2 JP 2719127 B2 JP2719127 B2 JP 2719127B2 JP 8008123 A JP8008123 A JP 8008123A JP 812396 A JP812396 A JP 812396A JP 2719127 B2 JP2719127 B2 JP 2719127B2
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discharge tube
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啓 岩本
勲 大江
浩明 鬼村
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ウエスト電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真撮影の際に補助
光源として有用されるストロボ装置の発光装置に関し、
特に閃光放電管を導電材料からなる反射傘に押し当て、
当該反射傘をトリガー電圧供給に利用する型式のストロ
ボ装置の発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストロボ装置の発光部は、通常、閃光放
電管・反射傘・光学パネル等から構成され、周知のよう
に閃光放電管に高電圧を印加しておきトリガー電圧を供
給することにより上記閃光放電管を発光させることがで
きる。上記トリガー電圧の供給は、上記閃光放電管の周
囲に設けられた透明電極を介して行われ、その供給方法
は上記閃光放電管に巻回したトリガーリード線を使用す
る方法や、上記反射傘を導電性部材で構成し、この反射
傘にトリガーリード線を例えば上記反射傘に設けられた
突起を介して接続すると共に上記閃光放電管を押し当て
る、すなわち上記導電性反射傘およびトリガーリード線
を使用する方法(例えば、実開昭59−141329号
公報)が知られている。
【0003】さて、後者の方法、すなわち閃光放電管を
反射傘に押し当て、該反射傘をトリガー電圧の供給に利
用する方法における閃光放電管の反射傘への押し当て手
段としては、ゴム輪の弾性力を使用する手段(例えば、
実開昭59−141329号公報)や実開昭63−30
835号公報に開示の装置の手段が知られている。図4
は上記実開昭63−30835号公報に開示された従来
例の装置の側面図を示し、かかる図4からも明らかなよ
うに上記提案装置は、反射傘Aを保持するケースBの一
部に、閃光放電管Cを後方に付勢して反射傘Aの背面と
の間で固定させる弾性板Dと、該弾性板Dと一体的に形
成された、該弾性板Dと略垂直な方向に突出し上記閃光
放電管Cの上下方向の位置を規制する突出部Eとからな
る弾性部材Fを一体的に形成し、このケースBにより前
述の押し当てを行う手段を有するものであり、もちろ
ん、ストロボ装置の発光部としての実際の使用時には、
図示はしていないが上記ケースBとは独立した別部材で
ある適宜の光学パネルが適宜の手段にて反射傘Aの前方
に装着されることになる。
【0004】なお、反射傘に光学パネルを装着するため
の手段としては、例えば反射傘に設けた係合突起と光学
パネルに設けた係合孔との係合構成を用いて行う手段が
周知である(例えば、実開昭57−121925号公報
や実開昭59−136624号公報等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、閃光
放電管を反射傘に押し当て、該反射傘をトリガー電圧の
供給に利用する型式のストロボ装置の発光装置における
上記閃光放電管を反射傘に押し当てる手段は種々知られ
ているが、いずれも押し当て用の別部材を必要とし、組
立工程数が増えると共に部材管理が煩わしく、またコス
トアップの一要因ともなっていた。
【0006】本発明は上記のような点を考慮してなされ
たもので、光学パネルの一部にて閃光放電管を反射傘に
押し当てるようになし、上記閃光放電管を上記反射傘に
押し当てるための独立した別部材を必要としないストロ
ボ装置の発光装置を提供することを目的・課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、導電性材料からなる反射傘に挿通された管
状の閃光放電管を光学パネルに設けた押圧部により上記
反射傘の内背面に押し当てるようにストロボ装置の発光
装置を構成したものである。これにより、本発明による
ストロボ装置の発光装置は、閃光放電管を反射傘に挿通
した後、光学パネルを上記反射傘に装着するだけで組立
てることができ、この時、上記閃光放電管は特別な別部
材を用いることなく上記光学パネルの押圧部にて上記閃
光放電管の内背面に押し当てられることになり、この結
果、独立した閃光放電管押圧用の別部材を用いることな
く閃光放電管を反射傘に押し当てることができ、従っ
て、組立工程数を少なくできると共に部材管理も簡単と
なり上記発光部組立体を安価に得られることになると共
に、弾性力を利用した押圧であることから閃光放電管の
大きさが多少変動しても特に問題を生じることはなく、
安定した状態で閃光放電管を反射傘に押し当て、かつ保
持できることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、管状の閃光放電管と、導電性材料からなり上記閃光
放電管が挿通される開口およびトリガーリード線が接続
される突起および係合突起を備えた反射傘と、上記閃光
放電管に直角な二辺に上記反射傘に挿通された上記閃光
放電管を上記反射傘の内背面に押し当てる押圧部を備
え、平行な二辺に上記反射傘の係合突起と係合する係合
孔を備えた側壁を有する光学パネルとからストロボ装置
の発光装置を構成したものであり、閃光放電管を反射傘
に挿通した後、反射傘の係合突起と光学パネルの係合孔
とを係合させて光学パネルを上記反射傘に装着するだけ
で組立てることができ、すなわち閃光放電管を反射傘に
押し当てるための独立した部品を用いることなくストロ
ボ装置の発光装置を構成できるという作用を有する。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1および図2は本発明によるストロ
ボ装置の実施の形態1を示す図であり、図1はその分解
斜視図、図2はその組立てた状態の中央側断面図を夫々
示し、以下、上記実施の形態1について説明する。
【0010】図1からも明らかなように、導電性材料か
らなる反射傘2は閃光放電管1が挿通される開口2a・
トリガーリード線3が接続される突起2b・後述する光
学パネル4が係合される係合突起2cを備えている。光
学パネル4は閃光放電管1に直角な二辺に上記閃光放電
管1を反射傘2の内背面に押し当てる押圧部4aを有
し、又平行な二辺に上記反射傘2の係合突起2bと係合
する係合孔4bを備えた側壁4cを有している。尚、本
実施例における押圧部4aは、夫々一対の起立部4dと
割り溝4eとからなり略U字形状を呈している。
【0011】本実施の形態1は、上記のような構成にお
いて、まず、閃光放電管1を反射傘2の開口2aに挿通
し、次いで、係合突起2cを係合孔4bに係合させ光学
パネル4を反射傘2に装着することにより組立てられ
る。この時、光学パネル4の押圧部4aは閃光放電管1
と当接し、割り溝4eにて生ぜしめられている弾性力に
よって閃光放電管1を反射傘2の内背面に押し当てなが
ら保持することに、すなわち上記光学パネル4の押圧部
4aは反射傘2の内背面と協働して上記閃光放電管1を
保持することになる。換言すれば、上記閃光放電管1は
上記光学パネル4の押圧部4aと反射傘2の内背面の両
者によって保持されることになる。
【0012】従って、閃光放電管1の周囲に設けられて
いる透明電極と導電性の反射傘2の電気的な接続は、よ
り良い状態で確実に行われることになると共に、閃光放
電管1の反射傘2への押し当てに独立した別部材を使用
する必要はない。なお、図2に示した中央側断面図から
より明らかなように、光学パネル4の押圧部4aは閃光
放電管1を反射傘2に押し当てており、また反射傘2の
係合突起2cは光学パネル4の係合孔4bと係合してい
る。
【0013】(実施の形態2)図3は本発明によるスト
ロボ装置の発光装置の実施の形態2を示す分解斜視図で
あり、図面からも明らかなように光学パネル4の押圧部
4aの構造が先の実施の形態1とは異なっている。本実
施の形態2における光学パネル4の押圧部4aは、切溝
4gと閃光放電管1が当接する当接凹部4hを有した側
壁4fからなり、略ロ字形状を呈している。
【0014】作用については先の実施の形態1における
光学パネル4の押圧部4aと同様であり、すなわち、切
溝4gにて当接凹部4hが形成された上辺部分に生ぜし
められている弾性力によって閃光放電管1を反射傘2の
内背面に押し当てながら保持することは詳述するまでも
ない。従って、先の実施の形態1同様、閃光放電管1の
反射傘2への押し当てに独立した別部材は必要なく、ま
た閃光電管1の透明電極と反射傘2との電気的接続も確
実に行えることになる。
【0015】
【発明の効果】本発明によるストロボ装置の発光装置
は、上述したように、閃光放電管を反射傘の内背面に押
圧し、かつ反射傘との間で保持する押圧部を光学パネル
に形成することにより構成したものである。したがっ
て、独立した閃光放電管押圧用の別部材を用いることな
く閃光放電管を反射傘に押し当てることができ、従っ
て、組立工程数を少なくできると共に部材管理も簡単と
なり上記発光部組立体を安価に得られる効果を有してい
る。
【0016】また、弾性力を利用した押圧であることか
ら閃光放電管の大きさが多少変動しても特に問題を生じ
ることはなく、安定した状態で閃光放電管を反射傘に押
し当て、かつ保持できる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ装置の発光装置の実施の
形態1を示す分解斜視図
【図2】図1に示した実施の形態1を組立てた状態の中
央側断面図
【図3】本発明によるストロボ装置の発光装置の実施の
形態2を示す分解斜視図
【図4】従来例の装置の側面図
【符号の説明】
1 閃光放電管 2 反射傘 2c 係合突起 3 トリガーリード線 4 光学パネル 4a 押圧部 4b 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−30835(JP,U) 実開 昭59−141329(JP,U) 実開 昭57−121925(JP,U) 実開 昭59−136624(JP,U) 実開 昭55−159334(JP,U) 実公 昭62−30017(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管状の閃光放電管と、導電性材料からなり
    前記閃光放電管が挿通される開口およびトリガーリード
    線が接続される突起および係合突起を備えた反射傘と、
    前記閃光放電管に直角な二辺に前記反射傘に挿通された
    前記閃光放電管を前記反射傘の内背面に押し当てる押圧
    部を備え、平行な二辺に前記反射傘の係合突起と係合す
    る係合孔を備えた側壁を有する光学パネルとからなるス
    トロボ装置の発光装置。
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