JP2718663B2 - 対話型情報検索編集方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、対話型情報検索編集方式に関し、特に対象
とするソフトウエアの内部仕様あるいは外部仕様を記述
した複数の仕様書ドキュメントより構成されたソフトウ
エア仕様書を変更する場合、修正対象の仕様書ドキユメ
ントの選択を支援するための対話型情報検索編集方式に
関するものである。 〔発明の背景〕 既存のソフトウエアを再利用して新しいソフトウエア
を開発する方法が研究されている。その場合のソフトウ
エア生産性向上の１アプローチとして、ソフトウエア開
発時に作成する、対象とするソフトウエアの内部仕様あ
るいは外部仕様を記述したソフトウエア仕様書を、既存
ソフトウエアのソフトウエア仕様書を再利用しながら、
効率よく開発したいという要求がある。 従来、開発されたシステムでは、対象とする、ソフト
ウエアの内部仕様あるいは外部仕様を記述した、複数の
仕様書ドキュメント情報を計算機システムに蓄積し、こ
れを必要に応じて表示する機能や、修正する機能が備え
られていた。しかし、これらのシステムでは、仕様書ド
キュメント情報の検索や修正の性能については、必ずし
も十分な検討がなされていないため、計算機システム内
に蓄積する仕様書ドキュメント情報の量が増大すると、
検索・修正の速度が低下するという問題がある。例え
ば、情報処理学会第27回（昭和58年後期）全国大会予稿
集「SDA/Iにおけるインタラクテイブな構造設計支援（S
DA/I）」には、上記事項が記載されている。このSDA/I
（System structure Design Aid/One）は、アプリケ
ーシヨン・ソフト量産フアシリテイの１つのサブシステ
ムであり、特に業務用アプリケーシヨンの開発における
システム構造設計（モジユール化設計）をインタラクテ
イブに支援することを目的としている。業務用アプリケ
ーシヨンは、固定構造のデータのフオームに基づいて伝
票入力、帳票出力、フアイル管理等の処理が主体であ
り、ユーザから見た機能は階層構造（木構造）を成し、
この機能の最小単位（木の葉）はフオームの入出力関係
を定めることにより明らかになる場合が多い。SDA/I
は、業務用アプリケーシヨンのモデルに従つてシステム
構造情報をインタラクテイブに入力・変更する機能、お
よび最新の設計報告書を直ちに作成する機能を有してい
る。しかし、この場合にも、システムに蓄積される仕様
書ドキュメント情報が増大すると、検索や修正の処理速
度が低下する。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、このような従来の問題を改善し、ソ
フトウエアシステムの仕様書ドキュメント情報を大量に
蓄積しても、これを高速に検索・修正することができ、
ソフトウエア仕様書の変更を容易にする対話型情報検索
編集方式を提供することにある。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため、本発明の対話型情報検索編
集方式は、対象とするとソフトウエアの内部仕様あるい
は外部仕様を記述した複数の仕様書ドキュメント情報を
計算機システム内に蓄積し、該仕様書ドキユメント情報
を対話方式により修正することにより、ソフトウエアの
変更を支援する対話型情報検索編集システムにおいて、
対象ソフトウエア仕様書ドキユメント情報の全てを格納
するマスタ仕様書データベースと、修正対象の少なくと
も１以上の仕様書ドキユメント情報を該マスタ仕様書デ
ータベースより選択する手段と、選択した仕様書ドキユ
メント情報を蓄積するワーク仕様書データベースとを有
し、該ワーク仕様書データベースの中から少なくとも１
つ以上の仕様書ドキュメント情報を検索して修正するこ
と特徴がある。 また、上記のマスタ仕様書データベースとワーク仕様
データベースはそれぞれ別個の計算機上に搭載されてい
ることを特徴とする。また、上記の仕様書ドキュメント
の選択を、対象ソフトウエア仕様書間の関連情報を保持
するファイルメモリにより、修正影響仕様書ドキュメン
トを選択することにより行なうことを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明す
る。第１図は、本発明の一実施例を示す対話型情報検索
編集システムのブロツク図である。第１図において、１
はマスタ仕様書データベースにアクセスするホスト計算
機で、メモリを含む中央処理装置、２は仕様書ドキユメ
ント情報を初期入力するカードリーダ、３はマスタ仕様
書データベース等を搭載するフアイルメモリ、４はマス
タ仕様書データベースからワーク仕様書データベースに
転送すべき仕様書ドキユメント情報の選択等を指定する
ビデオ・データ・ターミナル、５はワーク仕様書データ
ベースへのアクセスや、仕様書ドキユメント情報の修正
を行うワークステーシヨン計算機で、メモリを含む中央
処理装置、６はワーク仕様書データベース等を搭載する
フアイルメモリ、７は仕様書ドキユメント情報の表示や
修正を指示するビデオ・データ・ターミナルである。 本実施例は、計算機システム中に、対象ソフトウエア
システムの仕様書ドキユメント情報全体を蓄積するマス
タ仕様書データベースの他に、マスタ仕様書データベー
スの中から修正対象となる仕様書ドキユメント情報を選
択して蓄積するワーク仕様書データベースを設け、その
中の仕様書ドキユメント情報を順次検索して修正する手
段を設けることにより、直接、検索の対象となるワーク
仕様書データベースに蓄積する仕様書ドキユメント情報
の数を限定し、これにより仕様書の検索や更新の速度を
向上させるようにしている。 第２図は、第１図におけるホスト計算機の動作機能部
の構成を示す図である。第２図において、２は仕様書ド
キユメント情報を初期入力するカードリーダ、８は入力
した仕様書ドキユメント情報をマスタ仕様書データベー
スに登録する部分、９は第１図におけるフアイルメモリ
３の一部であつて、開発対象となるソフトウエアの仕様
書ドキユメント情報一式を蓄積するマスタ仕様書データ
ベースである。４はデータベース９に蓄積された仕様書
ドキユメント情報から修正対象の仕様書ドキユメント情
報（一般には複数）の選択を指定するビデオ・データ・
ターミナル、11はビデオ・データ・ターミナル４により
指定された仕様書ドキユメント情報を、データベース９
より選択・入力してワークフアイル12に出力する部分で
ある。12は第１図におけるフアイルメモリ３の一部であ
つて、マスタ仕様書データベース９より選択して、ワー
クステーシヨン計算機５内のワーク仕様書データベース
に送るべき仕様書ドキユメント情報、およびワーク仕様
書データベースからマスター仕様書データベース９に送
るべき仕様書ドキユメント情報を、一時的に蓄積するワ
ークフアイルである。13は、ワークフアイル12内に一時
的に蓄積された仕様書ドキユメント情報により、マスタ
仕様書データベース９内の仕様書ドキユメント情報の更
新、あるいは追加を行う部分である。14は、ワークフア
イル12とワークステーシヨン５内のワークフアイルの間
で仕様書ドキユメント情報の送受信を行う部分である。 第３図は、第１図におけるワークステーシヨン計算機
の動作機能部の構成図である。第３図において、15はホ
スト計算機１内のワークフアイル12と、ワークステーシ
ヨン計算機５内のワークフアイル16の間で仕様書ドキユ
メント情報の送受信を行う部分である。17は、ワークフ
アイル16内の仕様書ドキユメント情報をワーク仕様書デ
ータベース18に蓄積する部分である。18は、ホスト計算
機１から転送された修正対象の仕様書ドキユメント情報
（一般に複数）を蓄積するワーク仕様書データベースで
ある。19は、第１図におけるビデオ・データ・ターミナ
ル７のキーボードであつて、ワーク仕様書データベース
18内の修正した仕様書ドキユメント情報（一般に複数）
のうちホスト計算機１に送るものを指定する。20は、キ
ーボード19により指定された仕様書ドキユメント情報
を、ワーク仕様書データベース18より選択して、ワーク
フアイル16に転送する部分である。21は、データベース
18内の特定の仕様書ドキユメント情報を検索して主メモ
リ22に設定する部分である。22は、修正対象の仕様書ド
キユメント情報を蓄積する主メモリである。23は、主メ
モリ22に蓄積された仕様書ドキユメント情報を、実際の
仕様書ドキユメントの形式に編集して、ビデオ・データ
・ターミナル24のデイスプレイに表示する部分である。
24は、第１図のビデオ・データ・ターミナル７の一部で
あり、仕様書ドキユメントを表示するデイスプレイであ
る。25は、第１図におけるビデオ・データ・ターミナル
７の一部であり、デイスプレイ24に表示された仕様書ド
キユメントの修正を指定するコマンドを入力するキーボ
ードである。26は、キーボード25から入力されたコマン
ドに従つて主メモリ22に蓄積されている仕様書ドキユメ
ント情報を修正する部分である。27は、主メモリ22内の
仕様書ドキユメント情報によりワーク仕様データベース
18内の該当する仕様書ドキユメント情報の更新、または
新仕様書ドキユメント情報として追加する部分である。 第２図および第３図により、本実施例の動作を説明す
る。予めホスト計算機１に接続されたカード・リーダ２
により、対象ソフトウエアシステムの仕様書ドキユメン
ト情報一式を初期入力し、情報登録部８によりマスタ仕
様書データベース９に蓄積しておく。利用者は、ビデオ
・データ・ターミナル４により、マスタ仕様データベー
ス９内の仕様書ドキユメント情報の中から修正対象の仕
様書ドキユメント情報（一般に複数）を選択指定する。
これにより、情報出力部11はデータベース９の中から修
正対象の仕様書ドキユメント情報（一般に複数）を選択
し、ワークフアイル12に出力する。送受信部14は、ワー
クフアイル12内の仕様書ドキユメント情報をワークステ
ーシヨン計算機５に転送する。ワークステーシヨン計算
機５内の送受信部15は、ホスト計算機１から送られた仕
様書ドキユメント情報をワークフアイル16に出力する。
情報蓄積処理部17は、ワークフアイル16内の仕様書ドキ
ユメント情報をワーク仕様データベース18に蓄積する。
キーボード19は、データベース18に蓄積された仕様書ド
キユメント情報の中から特定の仕様書ドキユメント情報
を検索して、選択情報転送処理部20に設定する。転送処
理部20に設定された情報は、編集表示処理部23によりデ
イスプレイ24に表示される。ユーザは、表示された仕様
書ドキユメントを見て、キーボード25より修正コマンド
を入力し、情報修正処理部26により主メモリ22内の仕様
書ドキユメント情報を修正する。修正された仕様書ドキ
ユメント情報は、編集表示処理部23によりデイスプレイ
24に再表示される。この情報修正処理部26と編集表示処
理部23のステツプを繰り返して、特定の仕様書ドキユメ
ント情報の修正が完了すれば、情報更新・追加処理部27
により主メモリ22内の修正された仕様書ドキユメント情
報によるデータベース18内の該当する仕様書ドキユメン
ト情報の更新、あるいは新たな仕様書ドキユメント情報
として、データベース18に追加する。検索設定処理部2
1、編集表示処理部23、情報修正処理部26、情報更新追
加処理部27のステツプを、データベース18内の全仕様書
ドキユメント情報を更新する。選択情報転送処理部20で
は、データベース18中の仕様書ドキユメント情報のう
ち、ホスト計算機１に返送すべき仕様書ドキユメント情
報を、キーボード19からの入力により選択してワークフ
アイル16に出力し、送受信部15はワークフアイル16から
各仕様書ドキユメント情報をホスト計算機１に返送す
る。第１図の送受信部14では、ワークステーシヨン計算
機５から返送された各仕様書ドキユメント情報をワーク
フアイル12に出力し、情報更新追加部13ではワークフア
イル12内の各仕様書ドキユメント情報により、マスタ仕
様書データベース９内の該当する仕様書ドキユメント情
報の更新、あるいは新仕様書ドキユメント情報の追加を
行う。 このように、マスタ仕様書データベース９から修正対
象仕様書ドキユメントを選択して、ワーク仕様書データ
ベース18に転送し、これを修正してマスタ仕様書データ
ベース18内の仕様書ドキユメント情報全体の変更を、高
速に行うことができる。 本実施例では、ワーク仕様書データベースと、仕様書
ドキユメント情報の修正機構を、ホスト計算機とは別の
ワークステーシヨン計算機上に搭載することにより、仕
様書ドキユメント情報の検索速度ばかりでなく、修正速
度の向上をも期待することができる。 次に、第１図の対話型情報表示編集システムを用い
て、ソフトウエアシステムの仕様書ドキユメント情報を
蓄積し、高速にかつ操作性よく、検索・修正することに
より、ソフトウエア仕様書の変更を簡単にする方法につ
いて述べる。 第４図は、本発明の他の実施例を示すホスト計算機の
動作機能部の構成図である。第４図において、各記号は
第２のものと同一である。すなわち、２は仕様書情報を
ドキユメント単位に初期入力するカード・リーダ、８は
入力された仕様書ドキユメント情報をマスタ仕様書デー
タベース９に蓄積する部分、９は開発対象となるソフト
ウエアの仕様書ドキユメント情報一式を蓄積するマスタ
仕様書データベース、10はデータベース９内の仕様書ド
キユメント対応の仕様書ドキユメント情報を解析して、
各仕様書ドキユメント情報に対し、その修正に伴い、関
連して修正する必要のある仕様書ドキユメント情報を抽
出する。11aは、抽出された仕様書ドキユメント情報間
の関連情報を保持するフアイルメモリ、４は修正対象の
仕様書ドキユメント情報を選択・表示するビデオ・デー
タ・ターミナル、12はワークステーシヨン計算機５に送
るべき仕様書ドキユメント情報、またはワークステーシ
ヨン計算機５から送られてきた仕様書ドキユメント情報
を一時的に蓄積するワークフアイル、11はビデオ・デー
タ・ターミナル４より指定された修正対象仕様書ドキユ
メント情報名に基づき、フアイルメモリ11aの情報によ
り関連仕様書ドキユメント情報（一般に複数）をデータ
ベース９より選択してワークフアイル12に出力する部分
である。13は、ワークフアイル12に蓄積された仕様書ド
キユメント情報により、マスク仕様書データベース９内
の仕様書ドキユメント情報の更新、あるいは追加を行う
部分、14はワークフアイル12とワークスネーシヨン計算
機５間で仕様書ドキユメント情報の送受信を行う部分で
ある。一方、ワークステーシヨン計算機５側の動作機能
部は、第３図に示す構成がそのまま用いられる。 本実施例では、計算機システム中に、対象ソフトウエ
ア・システムの仕様書ドキユメントに含まれる情報全体
を蓄積するマスタ仕様書データベースの他に、マスタ仕
様書データベースに蓄積された仕様書ドキユメント情報
間の情報の関連情報を保持するフアイルメモリ11a、そ
のフアイルメモリ11aを用いて修正字響仕様書ドキユメ
ント情報を選択する機構10、選択した修正対象仕様書ド
キユメント情報を選択する機構10、選択した修正対象仕
様書情報を蓄積するワーク仕様書データベース18、およ
びワーク仕様書データベース18に蓄積された修正対象仕
様書ドキユメント情報を順次検索して修正する機構を設
けることにより、仕様書ドキユメント情報の変更に伴
い、変更が影響する範囲の仕様書ドキユメント情報の選
択を容易にし、かつ選択した変更対象仕様書ドキユメン
ト情報の検索・更新の速度を上げるために、直接、検索
の対象となる仕様書データベースに蓄積する仕様書ドキ
ユメント情報の数の限定を可能にする。 次に、本実施例の動作を、第４図および第３図によ
り、詳述する。予めカードリーダ２により対象ソフトウ
エアシスムの仕様書ドキユメント情報一式を初期入力し
て、マスタ仕様書データベース９に蓄積し、さらに解析
・修正情報抽出部10により、データベース９の仕様書ド
キユメント情報間の関連情報を解析・抽出して関連情報
フアイル11aに出力しておく。利用者がビデオ・データ
・ターミナル４により修正対象の仕様書ドキユメント名
の１つを指定すると、情報出力部11はフアイル11aより
関連して修正すべき仕様書ドキユメント名（一般に複
数）をビデオ・データ・ターミナル４に表示する。利用
者が確認コマンドを入力すると、ビデオ・データ・ター
ミナル４はデータベース９より修正対象の仕様書ドキユ
メント情報一式を洗濯して、ワークフアイル12に出力す
る。送受信部14は、ワークフアイル12内の仕様書ドキユ
メント情報をワークステーシヨン計算機５に転送する。
ワークステーシヨン計算機５内の送受信部15は、ホスト
計算機１から送られた仕様書ドキユメント情報をワーク
フアイル16に出力する。情報蓄積処理部17はワークフア
イル16内の仕様書ドキユメント情報をワーク仕様書デー
タベース18に蓄積する。検索設定処理部21は、データベ
ース18内の特定の仕様書ドキユメント情報を検索して、
主メモリ22に蓄積する。編集表示処理部23は、主メモリ
22内の情報を実際の仕様書ドキユメントの形式に編集し
て、デイスプレイ24に表示する。ユーザは、デイスプレ
イ24に表示された仕様書ドキユメントを見て、キーボー
ド25より修正コマンドを入力し、情報修正処理部26によ
り主メモリ22内の仕様書ドキユメント情報を修正する。
修正された仕様書ドキユメント情報は、編集表示処理部
23によりデイスプレイ24に再表示される。情報修正処理
部26と編集表示処理部23のステツプを繰り返し、特定の
仕様書ドキユメント情報の修正が完了すれば、情報更新
・追加処理部27により、主メモリ22内の修正された仕様
書ドキユメント情報によるデータベース18内の該当する
仕様書ドキユメント情報を更新、あるいは新たな仕様書
ドキユメント情報として、データベース18に追加する。
検索設定処理部21、編集表示処理部23、情報修正処理部
26、および情報更新・追加処理部27のステツプをデータ
ベース18内の各仕様書ドキユメント情報ごとに繰り返し
行うことにより、データベース18内の全仕様書ドキユメ
ント情報を更新する。選択転送処理部20では、データベ
ース18中の仕様書ドキユメント情報の中から、ホスト計
算機１に返送すべきものを選択して、ワークフアイル16
に出力し、フアイル16内の各仕様書ドキユメント情報は
送受信部15によりホスト計算機１に返送される。 第４図では、送受信部14がワークステーシヨンより返
送された各仕様書ドキユメント情報をワークフアイル12
に出力し、情報更新・追加部13ではワークフアイル12に
基づいて、該当する仕様書ドキユメント情報の更新、あ
るいは新仕様書ドキユメント情報の追加を行う。更新さ
れたデータベース９に基づき、解析・修正情報抽出部10
により関連情報フアイル11a内の仕様書ドキユメント情
報間の関連情報を更新・出力する。 このようにして、マスタ仕様書データベース９から仕
様書ドキユメント情報間の関連情報を利用して修正対象
仕様書ドキユメントを選択し、ワーク仕様書データベー
ス18に転送して、これを修正してマスタ仕様書データベ
ース９に返送するステツプを繰り返すことにより、マス
タ仕様書データベース９内の仕様書ドキユメント情報全
体の変更を、よい操作性と高速の検索処理で効率よく行
うことができる。本実施例では、ワーク仕様書データベ
ース９と仕様書ドキユメント情報の修正機構を、ホスト
計算機１とは別のワークステーシヨン計算機５上に搭載
することにより、仕様書の検索速度のみならず、修正速
度の向上を期待することができる。また、マスタ仕様書
データベース９内の仕様書ドキユメント情報より、仕様
書ドキユメントの関連情報を抽出する機能を設けること
により、修正仕様書ドキユメント情報の選択に用いる仕
様書ドキユメント情報間の関連情報を人手により作成し
なくてもよい。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、計算機システ
ム内に蓄積されたソフトウエア仕様書ドキユメント情報
を変更する際に、変更対象ドキユメントの検出が容易と
なり、検索処理速度の向上が図れるので、ソフトウエア
開発の効率が上がる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す対話型情報表示編集シ
ステムのブロツク図、第２図は第１図におけるホスト計
算機の動作機能部の構成図、第３図は第１図におけるワ
ークステーシヨン計算機の動作機能部の構成図、第４図
は本発明の他の実施例を示すホスト計算機の動作機能部
の構成図である。 1:ホスト計算機、2:カードリーダ、3,6:フアイルメモ
リ、4,7:ビデオ・データ・ターミナル、5:ワークステー
シヨン計算機、8:仕様書ドキユメント情報の登録部、9:
マスタ仕様書データベース、10:解析・修正情報抽出
部、11:修正対象の仕様書ドキユメント情報を選択する
部分、11a:関連情報フアイル、12:ワークフアイル、13:
情報更新・追加部、14,15:送受信部、16:ワークフアイ
ル、17:情報蓄積処理部、18:ワーク仕様書データベー
ス、19:キーボード、20:選択情報転送処理部、21:検索
設定処理部、22:主メモリ、23:編集表示処理部、24:デ
イスプレイ、25:キーボード、26:情報修正処理部、27:
情報更新・追加処理部。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 岳浩 大阪市東区北浜４丁目６ 日立西部ソフ トウエア株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−59436（ＪＰ，Ａ) 情報処理学会第28回（昭和59年前期) 全国大会講演論文集，Ｐ497〜498 情報処理学会第31回（昭和60年後期) 全国大会講演論文集，Ｐ473〜474

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 １．プログラムの外部仕様あるいは内部仕様を記述した
   ソフトウエア仕様ドキュメント情報を計算機システム内
   に蓄積して対話処理によって修正することにより、ソフ
   トウエアの変更を支援する対話型情報検索編集方法にお
   いて、 前記ソフトウエア仕様ドキュメント情報をマスタ仕様書
   データベースに格納し、 修正対象の少なくとも１つの前記仕様ドキュメント情報
   を前記マスタ仕様書データベースから選択し、 前記選択された仕様書ドキュメント情報をワーク仕様書
   データベースに蓄積し、 前記ワーク仕様書データベースの中から特定の仕様書ド
   キュメント情報を検索して修正することを繰り返すこと
   を特徴とする対話型情報検索編集方法。 ２．前記選択された仕様書ドキュメント情報を蓄積する
   際に、前記マスタ仕様書データベースが搭載された計算
   機から前記ワーク仕様書データベースを搭載する他の計
   算機へ前記選択された仕様書ドキュメント情報を転送す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の対話型
   情報検索編集方法。 ３．前記仕様書ドキュメント情報を選択する際に、修正
   対象ソフトウエア仕様書ドキュメント情報間の関連情報
   を保持し、 前記関連情報に基づいて、前記マスタ仕様書データベー
   スから修正影響仕様書ドキュメント情報を選択すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の対話型情報検
   索編集方法。