JP2718105B2 - (+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルの光安定性結晶 - Google Patents

(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルの光安定性結晶

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は降圧作用、冠血管拡張作用等を有する
(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
5−イソプロピル3−メチルの新規な光安定性結晶に関
するものである。
[従来の技術] 2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸5−
イソプロピル3−メチルは光学的に不活性なラセミ化合
物として公知であり、例えば特公昭61−25711号公報に
記載されている。このラセミ化合物はこの発明の出願人
によって見出されたものであり、強い血管拡張作用を有
し「ニルバジピン」の一般名称が与えられ、医薬品とし
ての開発研究が行なわれている。
上に述べたラセミ化合物を光学分割する技術について
は、この発明の出願人より既に特願昭62−209744号とし
て出願されており(未公開)、また日本薬学会第107年
会において発表済みである(昭和62年4月2日)。
[発明が解決しようとする課題] 上記ラセミ分割によって得られる光学活性化合物のう
ち、特に右旋性化合物は水に対する溶解性がラセミ化合
物より高く、従って例えば経口投与した場合の消化管吸
収が良好で、より優れた薬理作用を発揮することが期待
されている。
そこでこの発明の発明者等は、右旋性化合物、即ち
(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
5−イソプロピル3−メチルについて更に薬剤学的な角
度から検討を重ね、上記右旋性化合物の物性を研究し
た。そして研究の結果、同じ右旋性化合物であっても、
2つの結晶型(以下A型およびB型と述べる)を有し、
このうちA型はB型に比べて光安定性が良好であり、薬
剤としての安定性が期待されるだけでなく、製剤工程お
ける粉末としての取扱性も良く、製剤学的に見ればA型
結晶の方が好ましいものであることが分かり、茲にこの
発明を完成するに至った。
[発明の構成] この発明に係る物質は、下記の物理的特性 粉末X線回折値(2θ): 10.6付近 10.9付近 11.9付近 13.6付近 20.7付近 22.1付近 22.5付近 24.1付近 26.2付近 に特性的なピークを示す 融点:133〜135℃ を有する(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−
ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸5−イソプロピル3−メチルの光安定性結晶で
ある。
[発明の説明] この発明に係る物質は大要次に示す手順によって製造
される。
この発明の発明者等はエステル化工程の生産物につい
て種々検討していたところ、特願昭62−209744号におい
てジイソプロピルエーテルによる再結晶で得られた結晶
と比べたとき物性面において異なった性質を示す別の結
晶が得られることを見出した。そこでこの発明の発明者
等は前述の様に前者の結晶を仮にB結晶、後者の結晶を
A結晶と称することとしたが、A結晶はB結晶に比べて
光安定性が良好で、製剤学的立場から見れば好ましいも
のであることが分かった。
上記したA型結晶とB型結晶の物性を対比して示すと
第1表の様に表わすことができる。また粉末X線回折値
は第2表に示す通りであった。
第1表に示す如くA型結晶はB型結晶に比べて高融点
である他、安定性殊に光安定性が良好であり、薬剤学的
立場から見て極めて取扱性の良いものであることが分か
る。
上記の様なA型結晶を得る為の手段については特段の
制限を受けないが、そのもっとも好適な方法について説
明すると、下記の通りである。
[I]光学分割工程 光学分割は、例えば下記の常法によって行うことがで
きる。
(イ)5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチル−4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3
−カルボン酸メチルのラセミ体をシンコニンのような光
学活性塩基でジアステレオマーに変換し、 (ロ)所望のジアステレオマーを溶媒で沈殿させ、次い
で (ハ)このジアステレオマーを酸で処理する。
しかしながら、(+)−5−カルボキシ−2−シアノ
−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジ
ヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルを高純度、高収
率で製造するためには、下記第1〜第4工程によるのが
好ましい。
以下第1〜第4工程を詳細に説明する。
第1工程 ジアステレオマー化合物(II)および(III)の混合
物は、ラセミ化合物(I)のシンコニジンを反応させる
ことにより製造することができる。
この工程はジアステレオマー化合物(III)を可能な
限り選択的に沈殿せしめうる溶媒中で行われ、そのよう
な溶媒としてはメタノール等が挙げられる。
反応温度は特に限定されないが、通常は加温下ないし
加熱下に反応が行われる。
この工程においては、化合物(II)と(III)との間
の溶媒に対する溶解度の差によって、ジアステレオマー
化合物(III)が溶媒中に沈殿し、沈殿したジアステレ
オマー(III)は濾過、傾潟等のような常法によって回
収される。
化合物(III)の回収後の母液には化合物(II)と沈
殿しなかった化合物(III)とが含まれる。
第2工程 右旋性5−カルボキシ化合物(IV)と左旋性5−カル
ボキシ化合物(V)の混合物は、第1工程の母液から得
られるジアステレオマー化合物(II)および(III)の
混合物を、酸で処理することにより製造することができ
る。
この工程はカルボキシ基の塩を遊離カルボキシ基へ変
換させるこきに適用されうる常法によって行うことがで
きる。
この工程で使用される酸の好適な例としては、塩酸、
硫酸、硝酸、蟻酸等のような無機酸または有機酸が挙げ
られる。
第3工程 (+)−5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチル−
4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチルのジアステレオマー塩(VI)
は、化合物(IV)および(V)の混合物にシンコニンを
反応させることにより製造することができる。
この工程は第1工程と実質的に同じ方法で行うことが
でき、従ってその反応条件等については第1工程の説明
を援用できる。
この工程においては、例えば酢酸エチル等のジアステ
レオマー化合物(VI)を可能な限り選択的に沈殿せしめ
うるような溶媒を使用するのが好ましい。
この工程において、右旋性のジアステレオマー化合物
(VI)および対応する左旋性のジアステレオマー化合物
が生成するが、これらの化合物の溶媒に対する溶解度の
差により前者の右旋性化合物のみを沈殿させる。
第4工程 右旋性5−カルボキシ化合物(IV)は、ジアステレオ
マー化合物(VI)を酸で処理することにより製造するこ
とができる。
この工程は第2工程と実質的に同じ方法で行うことが
でき、従って酸の例についても第2工程の酸の例示を援
用できる。
[II]エステル化工程 この発明の(+)−2−シアノ−6−メチル−4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルは、右旋性
5−カルボキシ化合物(IV)をエステル化することによ
り製造することができる。
エステル化は、例えば化合物(IV)のカルボキシ基を
活性化し、次いでそれにイソプロピルアルコールを反応
させるような常法で製造することができる。
5−カルボキシ化合物(IV)の活性体の好適な例とし
ては、例えば酸塩化物、酸臭化物等の酸ハロゲン化物、
クロロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソプロピル等との反応
によって形成される活性エステル等が挙げられる。
この反応は通常、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸アルカリ金属、例えば炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム等の炭酸アルカリ土類金属、例えば炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素アルカリ
金属、例えば炭酸水素カルシウム、炭酸水素マグネシウ
ム等の炭酸水素アルカリ土類金属、例えば水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属、例えば
水素化カルシウム等の水素化アルカリ土類金属、例えば
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピ
ルアミン等のトリアルキルアミン、例えばピリジン、ジ
メチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン等のピリジ
ン化合物等のような常用の塩基の存在下に行われる。
化合物(IV)を遊離カルボキシの形で使用する場合に
は、例えばN,N′−ジメチルカルボジイミド、N,N′−ジ
エチルカルボジイミド、N,N′−ジイソプロピルカルボ
ジイミド等のカルボジイミド化合物等のような慣用の縮
合剤の存在下にエステル化を行うことができる。
このエステル化は通常、塩化メチレン、塩化エチレン
等のような反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行
われる。
反応温度は特に限定されないが、通常常温ないし冷却
下に行われる。
この発明の(+)−2−シアノ−6−メチル−4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルをA型結晶
として採取する手段については特段の制限を受けない
が、製造の最終段階における再結晶を含水エタノールに
よって行なう方法が最適手段として例示される。しか
し、再結晶溶媒は必ずしも特定される訳ではない。こう
して得られる右旋性化合物のA型結晶は、その光学不活
性ラセミ体、すなわち、「ニルバジピン」と比較して、
水に対する溶解性が高く体内組織への移行性が良いだけ
でなく、同じ右旋性であるB型結晶と比べて光安定性が
良く、製剤学上非常に有用である。
この発明の(+)−2−シアノ−6−メチル−4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルのA型結晶
は、医薬として許容される実質的に無毒性の担体または
賦形剤を添加することによって、有用な血管拡張剤が得
られる。上記有効成分の量は経口投与または非経口投与
用として単位投与量約0.01〜約500mg、好ましくは約0.1
mg〜約250mgであればよい。
単位投与における有効成分の量は、投与経路、投与さ
れる人または動物の体重等を考慮して決められる。有効
成分は通常、錠剤、顆粒剤、粉末剤、カプセル剤、トロ
ーチ剤、舌下錠、坐剤、軟膏剤または硬膏剤のような固
体状もしくは半固体状、またはシロップ、注射剤、エマ
ルジョン、レモネード等のような懸濁液剤または溶液剤
等に製剤化できる。
医薬担体または賦形剤としては固体または液体の無毒
性の医薬として許容される物質が挙げられる。そのよう
な固体状もしくは液状担体または賦形剤としては、乳
糖、ステアリン酸マグネシウム、白土、蔗糖、コーンス
ターチ、タルク、ステアリン酸、ゼラチン、寒天、ペク
チン、アラビアゴム、落花生油、オリーブ油、ゴム油、
カカオ脂、エチレングリコールまたはその他の常用のも
のが挙げられる。同様にまた、担体または賦形剤として
は、モノステアリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリ
セリル、ワックス等のような遅延剤も挙げられる。
[実施例] 実施例1 5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチル−4−(3
−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カ
ルボン酸メチルのラセミ体(16.7g)およびシンコニジ
ン(14.4g)のメタノール(100ml)溶液を15分間還流し
た後、反応溶液を常温で放置する。生成する沈殿を濾取
し、メタノールで洗浄後風乾して、(−)−5−カルボ
キシ−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェ
ニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸メチ
ルのシンコニジン塩(11.74g)を得る。
母液の溶媒を減圧下に留去する。結晶性残渣を酢酸エ
チルとジイソプロピルエーテルの混液で洗浄し、2N塩酸
(40ml)を加えた後、酢酸エチルで抽出する。抽出液を
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を
減圧下に留去して、5−カルボキシ−2−シアノ−6−
メチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸メチルの(+)−体および
(−)−体の混合物(11.15g)を得る。
この混合物(11.15g)およびシンコニン(9.54g)を
酢酸エチルに加熱下で溶解し、次いで溶液を常温で放置
する。生成する沈殿を濾取した後酢酸エチルで洗浄し、
エタノールから再結晶して、(+)−5−カルボキシ−
2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルのシ
ンコニン塩(7.62g)を得る。
mp:>164℃(分解) ▲[α]20 D▼:+243.2゜(c=1.0,CH3OH) 実施例2 (+)−5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチル−
4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチルのシンコニン塩(7.41g)の酢
酸エチル(50ml)懸濁液に、2N塩酸(20ml)を撹拌下に
加え、次いで水層を除去する。有機層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を減圧下に留去
して、(+)−5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3−カルボン酸メチル(3.67g)を得る。
mp:203℃(分解) ▲[α]20 D▼:+234.1゜(c=1.0,CH3OH) NMR(DMSO−d6・δ):2.34(3H,s),3.71(3H,s),5.13
(1H,s),7.56−7.82(2H,m),7.91−8.25(2H,m),10.
25(1H,ブロードs) 実施例3 (+)−5−カルボキシ−2−シアノ−6−メチル−
4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチル(4.50kg)に塩化メチレン(45
)を加え5℃へ冷却・撹拌する。約5℃で五塩化燐
(3.28kg)を加え、5〜10℃で40分間撹拌し、酸クロラ
イド合成を行う。イソプロピルアルコール(4.50kg)を
10℃以下で30分間で滴下し、その後5〜10℃で30分間撹
拌、エステル化反応を行う。5%炭酸ナトリウム水溶液
(22.5)を加え室温で30分間撹拌・中和後、15分間静
置・分液する。有機層をとり、同操作を更にもう一度繰
り返す。有機層へ水(9.0)を加え、室温で10分間撹
拌後、15分間静置・分液する。更に有機層へ飽和食塩水
(9.0)を加え、室温で10分間撹拌後、15分間静置・
分液する。
有機層へ硫酸マグネシウム(0.90kg)を加え、室温で
15分間撹拌・脱水後濾過し、塩化メチレン(7.7)で
洗浄を行なう。有機層を浴温40℃で減圧濃縮,乾固す
る。油状の残渣へエタノール(9.0)を加え、浴温40
℃で減圧濃縮,乾固し、残存している塩化メチレンを除
去する。濃縮残渣へエタノール(13.5)および水(1
3.5)を添加後、昇温し溶解する。0〜5℃に冷却後
濾取して、粗(+)−2−シアノ−6−メチル−4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチル(4.57kg)
を得る。
▲[α]20 D▼:+227.1゜(c=1.0,CHCl3) 理論収率90.5%,定量99.2% 実施例4 粗(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニト
ロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸5−イソプロピル3−メチル(4.57kg)にエタノー
ル(11.4)を加え、加熱・溶解後、清澄濾過し、エタ
ノール(2.3)で洗浄する。水(13.7)を添加後、
昇温し溶解する。除冷を行い、0〜5℃で濾取し、精
(+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
5−イソプロピル3−メチル(4.44kg)を得る。
▲[α]20 D▼:+227.0゜(c=1.0,CHCl3) 理論収率97.2%,定量99.3% NMR(CDCl3,δ):1.09(3H,d,J=6.5Hz),1.26(3H,d,J
=6.5Hz),2.40(3H,s),3.76(3H,s),4.97(1H,7重
線,J=6.5Hz),5.17(1H,s),6.96(1H,ブロードs),
7.21〜7.77(2H,m),7.95〜8.21(2H,m) 元素分析:C19H19N3O6として、 計算値:C59.22;H4.97;N10.90 実測値:C59.38;H5.08;N10.98

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の物理的特性を有するものであること
    を特徴とする(+)−2−シアノ−6−メチル−4−
    (3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
    −ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルの光安定性
    結晶。 粉末X線回折値(2θ): 10.6付近 10.9付近 11.9付近 13.6付近 20.7付近 22.1付近 22.5付近 24.1付近 26.2付近 に特性的なピークを示す 融点:133〜135℃
JP27171188A 1988-10-27 1988-10-27 (+)−2−シアノ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸5−イソプロピル3−メチルの光安定性結晶 Expired - Lifetime JP2718105B2 (ja)

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