JP2717648B2 - 枠体の固着装置 - Google Patents

枠体の固着装置

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JP2717648B2
JP2717648B2 JP1957497A JP1957497A JP2717648B2 JP 2717648 B2 JP2717648 B2 JP 2717648B2 JP 1957497 A JP1957497 A JP 1957497A JP 1957497 A JP1957497 A JP 1957497A JP 2717648 B2 JP2717648 B2 JP 2717648B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、写真撮影用カメ
ラ、小形撮影機、ビデオカメラ、複写機、引伸機などの
光学機器に利用するところのレンズ鏡胴が備える複数の
枠体のうち、一体的に連結する2つの枠体を固着するた
めの固着装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ズ−ムレンズ鏡胴は、周囲に沿った細長
いカム孔を有するカム筒と、このカム筒を回動自在に支
持する固定筒と、上記カム孔に突入させたカムフォロア
(ピン状のロ−ラ−)を備え上記カム筒または固定筒に
内装させて変倍用レンズを支持させた移動筒とを備え、
上記カム筒を回動駆動することによって上記移動筒を光
軸方向に移動させて光学的な変倍を行なう構成となって
いる。 【0003】実際には、各々の変倍用レンズを支持させ
た複数の移動筒がカム筒または固定筒に内装され、これ
ら移動筒の各々がカム筒に連動されて移動し、各変倍用
レンズを位置変化させる構成のものが多い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記したズ−ムレンズ
鏡胴は、カム筒、固定筒、移動筒、レンズ支持枠などの
枠体構成となっているが、枠体の形状や構造の関係で2
つの枠体を一体的な一つの枠体として連結する必要があ
る。例えば、固定筒とレンズ支持枠或いは移動筒とレン
ズ支持枠とを一体的に連結する構成となっている。 【0005】このように2つの枠体を連結する場合、従
来では単にねじ止めにより固着することが多く、このた
め、ねじ込みによる引張り力や圧接力が作用し、枠体に
ひずみが生ずることがある。このような枠体のひずみ
は、枠体の真円度を低下させることから、スム−スなカ
ム筒の回動や移動筒の移動を損なう原因となる他、レン
ズの解像度を劣化させることにもなる。 【0006】本発明は、上記した実情にかんがみ、連結
する2つの枠体にひずみなどを発生させることなく、こ
れら2つの枠体を確実に固着することができるレンズ鏡
胴の枠体固着装置を提案することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、レンズ鏡胴に備える枠体の固着装置
において、2つの枠体のうち一方の枠体には径方向に向
けた取付孔を、他方の枠体には上記取付孔に対向させた
ねじ孔を各々設けると共に、上記取付孔には弾性材のブ
ッシュを挿入し、上記ねじ孔にこのブッシュを通してね
じをねじ込み、一方の枠体と他方の枠体とを固着する構
成としたことを特徴とする枠体の固着装置を提案する。 【0008】 【作用】このように構成した固着手段は、ねじのねじ込
みにより、ブッシュが取付孔の径方向に膨出して取付孔
の孔壁に強く圧接する。この結果、一方の枠体と他方の
枠体とがブッシュとねじを介して確実に固着され、ま
た、このように固着した2つの枠体にはほとんどひずみ
が生じなく、レンズ鏡胴の動作やレンズの解像度に影響
を与えない。 【0009】 【発明の実施の形態】次に、本発明の第一実施形態につ
いて図1〜図17に沿って説明する。図1はカメラ用ズ
−ムレンズ鏡胴の側面図、図2は上記ズ−ムレンズ鏡胴
の拡大縦断側面図、図3は上記ズ−ムレンズ鏡胴の拡大
横断平面図である。 【0010】これらの図面において、11はカメラ本体
などに取付けられる筒状の固定枠、12は固定枠11の
周囲に回動自在に設けた筒状のカム枠、13は固定枠1
1内を移動する第1移動枠、14は周囲に設けた摺接部
を第1移動枠13の切欠孔に嵌合させた第2移動枠であ
る。 【0011】また、L1は固定枠11に支持させた固定
レンズ群、L2、L3は第1移動枠13の先端と後端とに
支持させた移動レンズ群、L4は第2移動枠14に支持
させた移動レンズ群であり、L2は合焦用レンズとし
て、L1、L3、L4は変倍用レンズとして各々機能する
が、特に、L4は補正用レンズとして働く。 【0012】上記固定枠11は、図2に示した如く、上
方と下方に光軸方向(筒軸方向)に沿って細長く直線的
に延びた案内孔11a、11bと、図3に示したよう
に、その左方と右方に同じように細長く直線的に延びた
案内孔11c、11dを備えている。 【0013】案内孔11a、11bは第2移動枠14を
案内し、案内孔11c、11dは第1移動枠13を案内
するもので、前者は案内孔11a、11bに比べて後者
の案内孔11c、11dは鏡胴後方に向かって多少長く
形成してある。そして、この固定枠11の先端(図面中
左側端)には、レンズ支持枠15がブッシュを介在させ
てねじ込んだ小ねじによって固着してある。 【0014】レンズ支持枠15は図4に示した通り、上
方と下方とに円弧状の拡径部15a、15bを有する円
板状のもので、固定枠11に対して同軸的に固着してあ
って、その中央部には固定レンズ群L1のレンズホルダ
−16がねじ止めしてある。なお、図4は図2上のA−
A線に沿って切断した縮小断面図である。 【0015】また、上記レンズ支持枠15は拡径部15
a、15bを固定枠11の先端部内周面の上下領域に円
弧状に設けた切込溝11e、11fに嵌め込み、図5に
示すようにして固着してある。 【0016】図5は拡径部15aの取付け部分を示して
おり、この拡径部15aには固定枠11に設けた小孔1
1gに連通するタップを形成すると共に、ゴム等の摩擦
係数の大きい弾性材のブッシュ17を上記小孔11gよ
り挿入し、このブッシュ17の上面から小ねじ18を上
記拡径部15aに向けてねじ込んである。 【0017】この固着手段は、小ねじ18のねじ込みに
よってブツシュ17が横方向(ねじ軸の周囲方向)に膨
出して小孔11gの孔壁に強く圧接し、ブツシュ17と
小ねじ18を介して拡径部15aを固定枠11に確実に
固着させることができ、また、この固着手段によれば固
定枠11にほとんどひずみを与えない。拡径部15bの
取付けは上記同様である。 【0018】なお、上記したブッシュ17は固定枠11
の小孔11gに比べて多少大きくすることが好ましく、
また、上記した固定手段は本実施形態のズ−ムレンズ鏡
胴にかぎらず、他の装置、機器に利用して有効である。 【0019】上記カム枠12は、第1移動枠13を押動
する一対のカム孔12a、12b(12aは図3参照)
と、第2移動枠14を押動する一対のカム孔12c、1
2d(12dは図2参照)とを備えている。そして、カ
ム孔12a、12bはカム孔12c、12dに比べて鏡
胴後方寄りに多少長く形成してある。 【0020】また、このカム枠12は後方部に歯車部1
2eが一体形成してあって、この歯車部12eが固定枠
11のフランジ11hに取付けられたズ−ミング用のピ
ニオン19に噛合している。なお、上記カム枠12は歯
車部12eに平行形成した長孔12fと、固定枠11に
固着して上記長孔12f内に位置させたストッパ−20
とによって回動範囲を定め、かつ、その抜け出しを防止
している。 【0021】上記第1移動枠13は、図7〜図9に示す
ように、上方と下方とに切欠孔13a、13bを有する
有底の筒状体で、その底部中央には移動レンズ群L3
レンズホルダ−21がねじ止めしてあり、また、先端に
はやや拡径に形成したフランジ13cが橋絡部として一
体に設けてある。 【0022】上記切欠孔13a、13bは後端(図中右
端)よりやや中寄りの位置から先端(図中左端)の間に
筒軸に沿うように形成してあって、その先端はフランジ
13cの筒内側を通って突き抜けており、また、これら
切欠孔13a、13bはその幅(筒周方向の長さ)が上
記したレンズ支持枠15に設けた拡径部15a、15b
の円弧形幅と次に述べる第2移動枠14に設けた拡径円
曲面部の円弧形幅に合わせてある。 【0023】さらに、この第1移動枠13の後方寄りに
はピンロ−ラ−状のカムフォロア22a、22bが突出
させてあり、その先端部円周には雌状のヘリコイドねじ
13dが形成してある。 【0024】上記構成の第1移動枠13は図2及び図3
より分かる通り、固定枠11に内装し、カムフォロア2
2aを固定枠11の案内孔11cとカム枠12のカム孔
12aに、カムフォロア22bをそれらの案内孔11d
とカム孔12dに各々突入させてあり、また、この第1
移動枠13のヘリコイドねじ13dには移動レンズ群L
2のレンズホルダ−23をねじ止めした回動筒24が螺
合している。 【0025】この回動筒24には、合焦用ピニオン25
と噛合させた歯車24aが一体形成してあって、この回
動により移動レンズ群L2を位置変化させるようになっ
ている。回動筒24は第1移動枠13のフランジ13c
に設けた段差部13e内に張り出した突片24bによっ
て回動範囲が定まる。 【0026】突片24bは回動筒24に別に取付けられ
るようにし、回動筒24に対し突片24bがある程度回
転方向の位置調整が可能になるようにすることが好まし
い。なお、光軸方向に長い上記の合焦用ピニオン25は
固定枠11のフランジ11hに取付けてある。 【0027】上記第2移動枠14は、図10及び図11
に示したように、上下部に形成した円弧形の拡径部と中
央孔とを有する円板状のもので、この拡径部には摺接部
としての円曲面部14a、14bを一体形成し、これら
円曲面部14a、14bにピンロ−ラ−状のカムフォロ
ア26a、26bが設けてある。 【0028】また、この第2移動枠14の円曲面部側の
板面には円形のレンズ支持枠27をねじ止めし、この支
持枠27の中央部に移動レンズ群L4のレンズホルダ−
28が止着してある。 【0029】上記構成の第2移動枠14は図2、図3及
び図6より分かる通り、円曲面部14a、14bを第1
移動枠13の切欠孔13a、13bに嵌合すると共に、
カムフォロア26aを固定枠11の案内孔11aとカム
枠12のカム孔12cとに突入させ、カムフォロア26
bをこれらの案内孔11bとカム孔12dとに突入させ
るようにして組み込んである。なお、図6は図2上のB
−B線に沿って切断した縮小断面図である。 【0030】また、本実施形態では、第2移動枠14と
レンズ支持枠27との間に僅かな空間を形成するように
なっており、この空間にシャッタ羽根を組み込む。シャ
ッタ駆動装置29は図示仮線で示したように、円曲面部
14a、14bの内側に位置させるようにして上記レン
ズ支持枠27に取付けてある。 【0031】図13〜図16は上記したシャッタ羽根と
シャッタ駆動装置29との一実施形態を示す。上記レン
ズ支持枠27の正面(図2及び図3上の左側面)を示す
図13及び図14より分かる如く、シャッタ羽根30a
がレンズ支持枠27の背面側に設けた主歯車31の支軸
に支持され、シャッタ羽根30bが上記主歯車31に連
動されるようにレンズ支持枠27の背面側に設けた副歯
車32の支軸に支持されている。 【0032】したがって、主歯車31が右回動すると、
図13のようにシャッタ羽根30a、30bが開き、こ
れが左回動すると、図14の如くシャッタ羽根30a、
30bが閉じる。上記主歯車31は図15に示すシャッ
タ駆動装置29によって回動駆動される。なお、図15
はレンズ支持枠27の背面を示している。 【0033】シャッタ駆動装置29は電磁駆動機構によ
って構成してあり、上記主歯車31の支軸に取付けた磁
性材からなる振子レバ−33と、2つの電磁石34、3
5とから成り立っている。電磁石34は図16に示した
通り、コ字形コア36とコイル37とからなり、同様に
電磁石35がコ字形コア38とコイル39とから構成し
てあり、これら電磁石34、35は所定の間隔をおいて
対向させたレンズ支持枠27に固着してある。 【0034】また、上記振子レバ−33はほぼT字形の
もので、その足部を主歯車31の支軸に軸着し、その頭
部を電磁石34と電磁石35のコア端部間に揺動自在に
位置させてある。なお、ギヤ40、41及びフライホィ
−ル42はガバナ−であり、シャッタ羽根30a、30
bの動作を安定させるものである。 【0035】上記したシャッタ機構は、電磁石34を給
電することで振子レバ−33が図示するように左旋し、
これより駆動された主歯車31、副歯車32がシャッタ
羽根30a、30bを開動作し、電磁石35が給電され
ると、振子レバ−33は図示対称位置まで右旋し、上記
とは逆動作となり、シャッタ羽根30a、30bを閉動
作させる。 【0036】図17は上記したシャッタ羽根のシャッタ
動作を示すタイムチャ−トである。電磁石34、35の
給電時間を適当に定めれば、シャッタ羽根30a、30
bが全開する前に閉動作に移り、図示一点鎖線で示した
ように、シャッタ羽根30a、30bを絞りに兼用させ
たプログラムシャッタとなる。なお、同図において、S
1はシャッタ羽根30a、30bの動作開始、S2はシャ
ッタの開口始め、S3はシャッタの全開の位置を各々示
す。 【0037】上記した電磁駆動機構は、振子レバ−33
の頭部を永久磁石で構成したり、電磁石34、35はシ
ャッタ開口と閉成とで逆方向電流をもって給電するなど
の手段を講ずればシャッタ羽根30a、30bの動作が
鋭敏となって有利である。 【0038】また、上記シャッタ機構は、一眼レフレッ
クスカメラのクイックリタ−ンミラ−と一連のシ−ケン
ス機構を介して振子レバ−33をコントロ−ルすれば、
この種のカメラのレンズシャッタとして使用することが
できる。なお、上記したシャッタ駆動装置は上記したも
のにかぎらず、他の公知のシャッタ駆動装置に置き換え
ることができる。 【0039】次に、上記第1実施形態のズ−ムレンズ鏡
胴の動作について説明する。ズ−ムレンズ走査のためス
イッチを投入すると、モ−タの回転によってピニオン1
9が駆動される。 【0040】ここで、第1、第2移動枠13、14が繰
り出された図1〜図3の望遠状態にあると仮定すれば、
ピニオン19の回転に連動してカム枠12が回動し、こ
れより、カムフォロア22a、22bがカム孔12a、
12bに押動され第1移動枠13が図上右方向に移動す
ると共に、同様にカムフォロア26a、26bがカム孔
12c、12dによって押動されるので、第2移動枠1
4が図上右方向に移動する。 【0041】上記の移動過程では、カムフォロア22
a、22bが固定枠11の案内孔11c、11dに案内
され、第1移動枠13が固定枠11内を非回動のまま移
動し、また、この移動枠13の先端に螺合した回動筒2
4の歯車部24aは合焦用ピニオン25に噛合したまま
右方向に移動する。 【0042】第2移動枠14は、カムフォロア26a、
26bが固定枠11の案内孔11a、11bに案内さ
れ、非回動の状態で移動し、その円曲面部14a、14
bは第1移動枠13の切欠孔13a、13b内を移動す
る。 【0043】カム枠12の回動が進み、所定の回動位置
に達すると、長孔12fの端縁がストッパ−20に突き
当りカム枠12の回動が停止する。これより、ピニオン
19を駆動するモ−タが過負荷となり、この過負荷を検
出したスイッチがモ−タの給電を遮断する。 【0044】図12は上記のズ−ミングによって望遠位
置から広角位置に移行した状態を示す。この図から分か
る如く、移動レンズ群L2、L3は第1移動枠13の移動
によって一緒に変位し、これらの移動距離が同じものと
なるが、第2移動枠14の移動によって変位した移動レ
ンズ群L4は独自に変位し、上記移動レンズ群L2、L3
に比べて少ない移動距離となる。 【0045】移動レンズ群L4の移動はカム枠12のカ
ム孔12c、12dを変えることで任意に定めることが
できるが、実際には、関数的な条件によって移動範囲が
定まるように、カム枠12のカム孔12c、12dを形
成する。 【0046】一方、合焦用ピニオン25は自動測距機構
に含むモ−タによって駆動され、回動筒24をヘリコイ
ドねじにしたがって回転する。この回動筒24の回転は
移動レンズ群L2のみの位置を光軸方向に変位させて合
焦制御する。 【0047】望遠位置に移行させる場合には、ピニオン
19を上記とは逆方向に回動駆動する。これより、第1
移動枠13と第2移動枠14が上記に比べて逆動作とな
り、図1〜図3に示す動作状態となる。 【0048】以上、本発明の第1実施形態について説明
したが、第1移動枠13及び第2移動枠14に設けたカ
ムフォロアと、これに対応するカム枠12のカム孔との
個数については任意に増減することができ、また、第1
移動枠13の切欠孔の個数についても必要に応じて増減
してもよい。この場合、レンズ支持枠15の拡径部及び
第2移動枠14の円曲面部は上記切欠孔に対応して形成
する。 【0049】上記第1実施形態では、第2移動枠14の
みを第1移動枠13の切欠孔13a、13bに嵌合させ
たが、第2移動枠14と共に他の移動枠を嵌合させカム
枠12によって移動する構成となし得るし、また、カム
枠12を内側に固定枠11を外側に設けるように実施し
てもよい。 【0050】さらに、上記第1実施形態によれば、第2
移動枠14の板面とレンズ支持枠27との間に狭い空間
を形成して、この空間にシャッタ羽根30a、30bを
設けたが、レンズ支持枠27に円曲面部14a、14b
を一体形成すると共に、このレンズ支持枠27の正面側
に狭い空間を設けるようにシャッタ羽根カバ−を固着
し、この空間にシャッタ羽根30a、30bを設けるよ
うにしてもよい。 【0051】次に、本発明の第2実施形態について図1
8〜図27に沿って説明する。図18は第2実施形態に
係るズ−ムレンズ鏡胴の縦断側面図、図19は同ズ−ム
レンズ鏡胴の横断平面図、図20は同ズ−ムレンズ鏡胴
の分解斜視図である。 【0052】これらの図面において、51はカメラ本体
などに取付けられる筒状の固定枠、52は固定枠51の
外面を移動する第1移動枠、53は固定枠51内で移動
する第2移動枠、54は第1移動枠52の周囲に回動自
在に設けた筒状のカム枠である。また、L1〜L4の各々
は第1実施形態同様のレンズ群である。 【0053】上記固定枠51は、上方と下方とに光軸方
向(筒軸方向)に沿って細長く直線的に延びた案内溝5
1a、51bと、その左方と右方には後端側を開放させ
た筒軸方向に延びた幅広の切欠孔51c、51d(図
2、図3参照)とを備えている。 【0054】案内溝51a、51bは第1移動枠52を
光軸方向に非回動として案内し、切欠孔51c、51d
は第2移動枠53とレンズ支持枠55とを筒軸方向に移
動可能にする切欠孔である。 【0055】そして、この固定枠51の先端やや中寄り
には中仕切状のレンズ支持部51eが一体に設けてあっ
て、この支持部51eに固定レンズ群L1のレンズホル
ダ−56がねじ止めしてある。なお、当該レンズ支持部
51eには弧状の貫通孔51fが設けてあるが、これに
は合焦用の移動レンズ群L2の回動範囲を定めるための
後述する第2移動枠53のストッパ−杆53c、53d
が遊挿する。これについては後述する。 【0056】一方、上記固定枠51の後端部には、図2
2及び図23より分かる如く、上記切欠孔51c、51
dの橋絡部をなす取付板部51gとの間に弧状凹形部5
1h、51iが対称的に設けてあり、さらに、これら凹
形部51h、51i各々の外壁にストッパ−凸部51
j、51kが、また、この外壁に続くように係止爪51
p、51mが各々対称位置に設けてある。 【0057】係止爪51p、51mは後述するカム枠を
バヨネット構造として取付けるもので、ストッパ−凸部
51j、51kはカム筒の回動範囲を定めるものであ
る。なお、図22は第1移動枠52及びカム枠54を省
略して示した図18上のC−C線縮小断面図で、図23
は固定枠51の部分的な斜視図である。 【0058】上記した第1移動枠52は、その上方と下
方とにカムフォロア57a、57bを、その左方と右方
とに光軸方向に細長く直線的に延びた案内孔52a、5
2b(図2参照)とを備えている。 【0059】カムフォロア57a、57bはピン状のロ
−ラ−であって、これらの移動枠内側にはキ−カラ−5
8a、58bが固着してあり、これらキ−カラ−58
a、58bが固定枠51の案内溝51a、51b内を摺
動する。また、上記した案内孔52a、52bは後述す
る第2移動枠53のカムフォロアを案内するものであ
る。 【0060】また、この第1移動枠52の先端部にはヘ
リコイドねじによって螺合させた回動筒59を設け、こ
の回動筒59に移動レンズ群L2のレンズホルダ−60
がねじ止めしてある。 【0061】この回動筒59には合焦用ピニオン61と
噛合させた歯車59aが一体形成してあつて、この回動
により移動レンズ群L2を位置変化させるようになって
いる。回動筒59はレンズホルダ−60より固定枠51
内部に向かって突き出た旋回杆62によつて回動限界が
定められる。 【0062】なお、合焦用ピニオン61はカム枠54の
カム孔を通して第1移動枠52に固定させた支持腕63
に設けて第1移動枠52と一体的に移動する構成として
ある。上記第1移動枠52の後端部には、上記したレン
ズ支持枠55がねじ止めされ、この支持枠55に移動レ
ンズ群L3のレンズホルダ−64がねじ止めしてある。 【0063】レンズ支持枠55は、図20及び図24に
示した如く、左右に円弧状の拡径部55a、55bを有
する円盤状のもので、これら拡径部55a、55bを固
定枠51の切欠孔51c、51dに遊挿させて第1移動
枠52の内周面に嵌合させ、第1移動枠52に設けた小
孔52cよりねじ込んだ小ねじ65(図19参照)によ
ってブッシュを介して固定してある。なお、図24は図
18上のC−C線縮小断面図である。 【0064】上記第2移動枠53は、図20の斜視図よ
り分かる如く、左右に形成した円弧形の拡径部と中央孔
とを有する円盤状のもので、各拡径部には円曲面部53
a、53bを一体形成し、これら円曲面部53a、53
bにピン状のロ−ラ−であるカムフォロア66a、66
bが設けてある。 【0065】また、この第2移動枠53の円曲面部側の
板面には円形のレンズ支持枠67をねじ止めし、この支
持枠67の中央部に移動レンズ群L4のレンズホルダ−
部68が設けてある。 【0066】上記構成の第2移動枠53は図18及び図
19より分かる通り、円曲面部53a、53bを固定枠
51の切欠孔51c、51dに遊挿させると共に、カム
フォロア66a、66bを第1移動枠52の案内孔52
a、52bに嵌合させ摺動自在に通してカム筒54のカ
ム面に対接させてある。 【0067】一方、第2移動枠53には図20の斜視図
に示したように、光軸方向に平行に張り出した2本のス
トッパ−杆53c、53dが設けてある。これらストッ
パ−杆53c、53dは固定枠51のレンズ支持部51
eに設けた弧状の貫通孔51fを通り貫け、移動レンズ
群L2の回動範囲を定める旋回杆62の旋回領域に突出
し、この旋回杆62が所定の範囲で旋回したとき当接す
るようになっている。 【0068】また、この第2移動枠53に固着したレン
ズ支持枠67と第1移動枠52に固定したレンズ支持枠
55との間に拡圧作用のコイルばね70を設け、第2移
動枠53を図18及び図19上左方向に、第1移動枠5
2を同図上右方向に常時押動するばね勢力が与えてあ
る。 【0069】なお、本実施形態では、第2移動枠53と
レンズ支持枠67との間に僅かな空間を形成するように
なっており、この空間にシャッタ羽根(図示省略)を組
み込む。 【0070】シャッタ駆動装置は図示仮線69で示した
ように円曲面部53a、53bの内側に位置させるよう
にして上記レンズ支持枠67に取付けてあり、具体的に
は図13〜図17に示した第1実施形態のものと同様で
ある。 【0071】上記したカム枠54は、図20の斜視図よ
り分かる通り、前側に設けた一方側カム孔71、72
と、後側に設けた他方側カム孔73、74とを備えた筒
状体で、一方側カム孔71、72を被うほぼ三角形状の
被板部54a、54bが周囲より膨出するように一体に
形成してあるるそして、被板部54a、54bにはカム
面71a、72aに平行させたカム面平行壁54a1
54b1が形成してある。 【0072】図21は上記カム枠54の展開図を示し、
この図に示すように、一方側カム孔71、72は筒状体
一端の上下部所から筒軸方向に切り込み形成した切欠孔
からなり、その直線的な切り込み傾斜辺がカム面71
a、72aをなし、他方側カム孔73、74は筒状体他
端の左右部所から筒軸方向に切り込み形成した切欠孔か
らなり、その曲線的な傾斜辺がカム面73a、74aを
形成している。 【0073】そして、このカム枠54には、一方側カム
孔71、72を被うようにした被板部54a、54bが
カム枠54の外周に一体に形成してあり、他方側カム孔
73、74についてはフランジ部54c、54dがカム
枠54の後端外周に一体形成してある。 【0074】上記した被板部54a、54bはほぼ三角
形状をなし、その斜辺部がカム面71a、72aに平行
にしたカム面平行壁54a1、54b1を形成している。 【0075】このカム面平行壁54a1、54b1は図2
5に示した如く、カム面71a、72aに比べて筒周囲
方向に拡径としてカムフォロア57a、57bの頭部が
当接できる位置となっている。 【0076】なお、カム面平行壁54a1とカムフォロ
ア57aとの間及びカム面平行壁54b1とカムフォロ
ア57bとの間には僅かな間隔を設け、通常時にはカム
フォロア57a、57bがこれらカム面平行壁54
1、54b1に接触しないようにする。 【0077】例えば、カム面平行壁とカムフォロアとの
間は図25の△Xで示すように0〜0.2mmに定め
る。また、カム面平行壁とカムフォロアとの間隔△X
は、図26に示したように、カムフォロアの止めねじの
頭部径を適当に定めて調整するようにしてもよい。この
ようにすると、カム面平行壁の全長にわたって△Xを極
力“0”に近づけることが可能になって有利である。 【0078】一方、上記カム枠54にはその後端よりや
や中寄りの周囲に歯車部54eが設けてあつて、ズ−ミ
ング用ピニオン75が図18に示すように噛合させてあ
る。ズ−ミング用ピニオン75は固定枠51の取付板部
51gに支持させてある。 【0079】上記カム枠54はフランジ部54c、54
dを固定枠51の係止爪51p、51mに係止させるよ
うに弧状凹形部51h、51iに嵌合させ、既に述べた
ように、バヨネット形式で固定枠51に取付けるが、こ
のカム枠54の後方周囲に一体に設けた凸状部54f、
54gを上記係止爪51p、51mの表面に接合させる
ようにしてカム枠54の筒軸方向の位置が定められる。 【0080】なお、図21に仮線で示したように、上記
した一方側カム孔71、72のカム面71a、72aに
は第1移動枠52のカムフォロア57a、57bが対接
し、他方側カム孔73、74のカム面73a、74aに
は第2移動枠53のカムフォロア66a、66bが対接
するように組付ける。一方側カム孔71内にカムフォロ
ア57aと共に示した円形仮線は上記したところの合焦
用ピニオン61の支持腕である。 【0081】上記したズ−ムレンズ鏡胴を組み立てるに
際しては、第2移動枠53とレンズ支持枠55とをコイ
ルばね70を介在させながら固定枠51に内装させた後
に、第1移動枠52を固定枠51の外周に嵌め合せて、
この第1移動枠52にレンズ支持枠55を小ねじ65に
よって固着する。 【0082】次に、カム枠54を第1移動枠52の外周
に嵌め合せるが、この場合、図22に二点鎖線をもって
示したように、フランジ部54cがストッパ−凸部51
kと係止爪51pとの間に、フランジ部54dがストッ
パ−凸部51jと係止爪51mとの嵌合になるようにし
てカム枠54の後端部を固定枠51の弧状凹形部51
h、51iに差し入れ、引き続いてこのカム枠54を左
回動する。 【0083】この操作でフランジ部54cが係止爪51
pの下側に、フランジ部54dが係止爪51mの下側に
入り込み、各フランジ部54c、54dが係止される状
態となる。 【0084】このように係止させた後に、各々のストッ
パ−凸部51j、51kに接近させてストッパ−片76
a、76bを固着し、各フランジ部54c、54dの抜
け出しを防止する。なお、ストッパ−片67a、67b
は弧状凹形部51h、51kの外壁面にねじ、接着剤等
で固定する。 【0085】上記の如く取付けられたカム枠54は、図
24によって分かる通り、フランジ部54cがストッパ
−凸部51jとストッパ−片76aの間で、フランジ部
54dがストッパ−凸部51kとストッパ−片76bと
の間で各々回動するようになってその回動範囲が定めら
れる。 【0086】カムフォロア57a、57b及び66a、
66bはカム枠54を取付けてから第1移動枠52と第
2移動枠53との各々に固着すると共に回動筒59を第
1移動枠52に螺合させるように組み立てる。 【0087】次に、上記第2実施形態のズ−ムレンズ鏡
胴の動作について説明する。なお、第1移動枠52が押
し戻された図18及び図19に示す広角状態にあると仮
定すれば、各カムフォロア57a、57b、66a、6
6bはカム枠54に対して図21に示す対接関係となっ
ている。 【0088】ズ−ム操作のためスイッチを投入すると、
モ−タの回転によってズ−ミング用ピニオン75が駆動
される。これより、このピニオン75に連動されたカム
枠54が正面(図18上左側)から見て右回動し、これ
より、カムフォロア57a、57bが一方側カム孔7
1、72のカム面71a、72aに押動され、第1移動
枠52がコイルばね70の拡圧作用に抗して図18及び
図19上左方向に移動する。 【0089】また、カムフォロア66a、66bはコイ
ルばね70の押動勢力を受けて他方側カム孔73、74
のカム面73a、74aの回動にしたがって光軸方向に
移動し、このことから、第2移動枠53が図18及び図
19上左方向に移動する。 【0090】上記の移動過程では、カムフォロア57
a、57bと一体的となっているキ−カラ−58a、5
8bが固定枠51の案内溝51a、51bに案内され、
第1移動枠52が固定枠51とカム枠54との間を非回
動のまま移動し、また、この第1移動枠52の先端に螺
合した回動筒59の歯車59aは合焦用ピニオン61と
噛合した状態で左方向に移動する。 【0091】第2移動枠53は、カムフォロア66a、
66bが第1移動枠52の案内孔52a、52bに案内
され、固定枠51内を非回動のまま左方向に摺動し、そ
の円曲面部53a、53bが固定枠51の切欠孔51
c、51d内を移動する。 【0092】カム枠54の回動に伴って、そのフランジ
部54c、54dが図24上右旋回し、カム枠54が所
定の回動位置に達すると、これらフランジ部54c、5
4dの端部がストッパ−片76a、76bに突き当りカ
ム枠54の回動が停止する。これより、ズ−ミング用ピ
ニオン75を駆動するモ−タが過負荷となり、この過負
荷を検出したスイッチがモ−タの給電を遮断する。 【0093】図27は上記したズ−ミングによって広角
位置から望遠位置に移行した状態を示す。この図から分
かる如く、移動レンズ群L2、L3は第1移動枠52の移
動によって一緒に変位し、これらの移動距離が同じもの
となるが、第2移動枠53の移動によって変位した移動
レンズ群L4は独自に変位し、上記移動レンズ群L2、L
3に比べて少ない移動距離となる。 【0094】移動レンズ群L4の移動はカム枠54に設
けた他方側カム孔73、74のカム面73a、74aの
形状を変えることで任意に定めることができるが、実際
には、関数的な条件によって移動距離が定まるように上
記カム面73a、74aを形成する。 【0095】一方、合焦用ピニオン61は自動測距機構
に含むモ−タによって駆動され、回動筒59をヘリコイ
ドねじにしたがって回動する。この回動筒59の回動は
移動レンズ群L2のみの位置を光軸方向に変位させて合
焦制御する。 【0096】また、回動筒59が所定の回動位置に達し
たとき、旋回杆62がストッパ−杆53c、53dのい
ずれか一方に突き当り、回動筒59の回動が停止され
る。これより、合焦用ピニオン61を駆動するモ−タが
過負荷となり、この過負荷を検出したスイッチがモ−タ
を停止し、或いは、このモ−タを逆転制御する。 【0097】望遠位置から広角位置へ移行させる場合に
は、ズ−ミング用ピニオン75を上記とは逆方向に回転
駆動する。この回転駆動により、カムフォロア57a、
57bがコイルばね70の拡圧勢力を受けて一方側カム
孔71、72のカム面71a、72aにしたがい図27
上右方向に移動すると共に、カムフォロア66a、66
bが他方側カム孔73、74のカム面73a、74aに
押動されて同方向に移動し、第1移動枠52及び第2移
動枠53が図18及び図19に示す動作状態となる。 【0098】以上、本発明に係る第2実施形態について
説明したが、一方側カム孔71、72と他方側カム孔7
3、74の個数などは任意に増減することができ、ま
た、これらカム孔71〜74を橋絡する被板部54a、
54bとフランジ部54c、54dはカム枠54の真円
度を確保する上に有利となるものであるから、一方側カ
ム孔71、72を被う被板部54a、54bについては
これらを連続形成し筒周囲全体に設けるようにしてもよ
い。 【0099】また、固定枠51の切欠孔の個数について
は必要に応じて増減してもよく、この場合、レンズ支持
枠55の拡径部及び第2移動枠53の円曲面部は上記切
欠孔に対応して形成する。さらに、固定枠51の切欠孔
51c、51dには第2移動枠53と共にこれと同様の
他の移動枠を嵌合させるようにすることができる。 【0100】特に、上記したズ−ムレンズ鏡胴は型抜き
形成することができて有利である。例えば、合成樹脂材
などの資材を使用して各部品を型抜きしたロ−コストの
組み込み易いズ−ムレンズ鏡胴となる。 【0101】また、本発明に係るズ−ムレンズ鏡胴は、
直線的に移動する光学系と、非直線的に移動する光学系
とを変位するズ−ムレンズ鏡胴に適するから、マスタ−
レンズと合焦用レンズとを固定し、これらレンズの間で
変倍用レンズと補正用レンズとを移動させる構成の従来
から広く知られているズ−ムレンズ鏡胴についても容易
に実施することができる。 【0102】本発明は写真撮影用のカメラにかぎらず、
小形撮影機や、ビデオカメラなどのズ−ムレンズ鏡胴と
して利用することができる。なお、上記実施形態のズ−
ムレンズ鏡胴をビデオカメラ用として利用する場合に
は、第2移動枠とレンズ支持枠との間の空間にはシャッ
タ羽根に換えて絞り羽根を設ければよい。 【0103】また、本発明はピニオン19または75に
連動させた自動ズ−ミング制御機構、ピニオン25また
は61に連動させた自動合焦制御機構とすることなく、
カム枠、回動筒24または59を手動操作するズ−ムレ
ンズ鏡胴として実施してもよい。 【0104】 【発明の効果】上記した通り、本発明に係る固着装置
は、一方の枠体に取付孔を、他方の枠体にねじ孔を各々
設けられると共に、上記取付孔に弾性材のブッシュを挿
入し、このブツシュを通したねじを上記ねじ孔にねじ込
む構成としたので、枠体にひずみなどを生じさせること
なく2つの枠体を確実に固着することができる。この結
果、レンズ鏡胴の枠体連結手段として極めて有利な固着
装置となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態を示し、ズ−ムレンズ鏡
胴の側面図である。 【図2】同ズ−ムレンズ鏡胴の拡大縦断側面図である。 【図3】同ズ−ムレンズ鏡胴の拡大横断平面図である。 【図4】図2上のA−A線に沿って切断した縮小断面図
である。 【図5】レンズ支持枠の取付け部を示す部分的な拡大図
である。 【図6】図2上のB−B線に沿って切断した縮小断面図
である。 【図7】第1移動枠の正面図である。 【図8】同移動枠の側面図である。 【図9】同移動枠の平面図である。 【図10】第2移動枠の正面図である。 【図11】同移動枠の側面図である。 【図12】広角位置に移行させた状態を示す図2同様の
拡大縦断側面図である。 【図13】シャッタ羽根を取付けたレンズ支持枠の正面
図を示し、シャッタの開口状態を示す図である。 【図14】シャッタ羽根を取付けたレンズ支持枠の正面
図を示し、シャッタの閉成状態を示す図である。 【図15】シャッタ駆動装置を取付けたレンズ支持枠の
背面図である。 【図16】上記シャッタ駆動装置を構成する電磁駆動機
構の平面図である。 【図17】上記シャッタ機構のシャッタ動作を示すタイ
ムチャ−トである。 【図18】本発明の第2実施形態を示し、ズ−ムレンズ
鏡胴の拡大縦断側面図である。 【図19】同ズ−ムレンズ鏡胴の拡大横断平面図であ
る。 【図20】同ズ−ムレンズ鏡胴の分解斜視図である。 【図21】カム枠の展開図である。 【図22】第1移動枠とカム枠を省略した図18上のC
−C線縮小断面図である。 【図23】固定枠の部分的な斜視図である。 【図24】図18上のC−C線縮小断面図である。 【図25】カムフォロア部分を拡大して示した図18上
の部分的な拡大図である。 【図26】変形例を示す図25同様の拡大図である。 【図27】広角位置から望遠位置に移行した状態を示す
上記ズ−ムレンズ鏡胴の拡大縦断側面図である。 【符号の説明】 11、51 固定枠 11g 小孔 12、54 カム枠 13、52 第1移動枠 14、53 第2移動枠 13a、13b、51c、51d 切欠孔 14a、14b、53a、53b 円曲面部 15 レンズ支持枠 17 ブツシュ 18 小ねじ 29 シャッタ駆動装置 52c 小孔 65 小ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城下 裕孝 東京都渋谷区神宮前六丁目27番8号 京 セラ株式会社 東京原宿事業所内 (72)発明者 新沢 二三男 東京都渋谷区神宮前六丁目27番8号 京 セラ株式会社 東京原宿事業所内 (56)参考文献 実開 昭59−192104(JP,U) 実開 昭61−122441(JP,U) 実開 昭59−79618(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.レンズ鏡胴に備える枠体の固着装置において、2つ
    の枠体のうち一方の枠体には径方向に向けた取付孔を、
    他方の枠体には上記取付孔に対向させたねじ孔を各々設
    けると共に、上記取付孔には弾性材のブッシュを挿入
    し、上記ねじ孔にこのブッシュを通してねじをねじ込
    み、一方の枠体と他方の枠体とを固着する構成としたこ
    とを特徴とする枠体の固着装置。
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