JP2717640B2 - 自走式破砕ユニット - Google Patents

自走式破砕ユニット

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茂徳 長岡
洋一 稲山
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走式破砕ユニットに
係り、特に一次破砕された岩石等を二次破砕して道路用
砕石等を得るための自走式破砕ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、岩石等を破砕して砕石を生産す
る産業分野では、粒形の良い砕石、すなわち立方体に近
く丸味を帯びた形状の砕石を作ることが常に要求されて
おり、又、道路用砕石を作る際には、細粒分をできるだ
け多くして転圧性(締まり)を良くすることも要求され
ている。従来、道路用砕石等の二次産物を得る自走式破
砕ユニットとしては、クローラを備えた架台に衝撃式破
砕機を搭載し、一次破砕ユニットからの産物を衝撃式破
砕機で直接二次破砕するもの(実開平5−22042号
参照)、あるいはクローラを備えた架台に旋動式破砕機
を搭載し、一次破砕ユニットからの産物を旋動式破砕機
で二次破砕するもの(実開平6−41847号参照)が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自走式破砕ユニットの前者では、衝撃式破砕機に粒度の
大きい一次産物が投入されるので、又、粒度の大きな一
次産物を一度に細かな産物とするためにはその周速を速
くしなければならないこともあって、石灰石やこれに類
する比較的軟質の岩石から砕石を生産する場合には適用
可能であるものの、大半の岩石の場合には、衝撃式破砕
機の損耗が激しく、不適当である、という不具合があ
る。又、後者では、得られる製品が、比較的丸味のな
い、かつ細粒分の少ないものとなり、品質の劣るものと
なる、という不具合がある。これに対し、両ユニットを
T字状に配置して使用することが考えられるが、ユニッ
トの設置面積が広くなると共に、設備コストも増大する
不都合がある。そこで、本発明は、粒形が良く、かつ細
粒分を多く含む製品をコンパクトな設置面積で生産し得
る自走式破砕ユニットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の自走式破砕ユニットは、クローラを
有しかつ進行方向に長い架台の中央部に防振手段を介在
して搭載された旋動式破砕機と、架台の一端部に搭載さ
れた衝撃式破砕機と、架台の他端部に搭載された動力源
としてのディーゼルエンジン発電機及び各種油圧ユニッ
トと、旋動式破砕機からの産物を架台の他端部上方へ搬
送する第1傾斜コンベヤと、第1傾斜コンベヤで搬送さ
れた産物を衝撃式破砕機に供給する第2傾斜コンベヤと
を備えることを特徴とする。又、第2の自走式破砕ユニ
ットは、第1のものにおいて、前記衝撃式破砕機からの
産物を架台の一端部上方へ搬送する第3コンベヤを備え
ることを特徴とする。一方、前記防振手段は、防振ゴム
であることが好ましい。
【0005】
【作用】本発明の第1の自走式破砕ユニットにおいて
は、旋動式破砕機からの産物が第1傾斜コンベヤから第
2傾斜コンベヤへの乗り継ぎで衝撃式破砕機に供給さ
れ、単一架台上での両破砕機の隣接配置が可能となる。
又、第2の自走式破砕ユニットにおいては、第1のもの
の作用の他、衝撃式破砕機からの産物がそのまま製品と
して野積みされたり、あるいはスクリーンユニット等へ
供給可能となる。一方、防振手段を防振ゴムとすること
により、旋動式破砕機によって生じる垂直方向及び水平
方向の動荷重による振動が吸収緩和される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2は本発明の自走式破砕ユニット
の一実施例を示す側面図,平面図である。図中1はクロ
ーラ2を有する架台で、この架台1は、進行方向(図に
おいては左右方向)に長く設けられていると共に、側面
から見て一端部1a(図においては左端部)を高くした
クランク状に設けられている。架台1の中央部には、コ
ーンクラッシャ等の旋動式破砕機3が防振手段である防
振ゴム4を介在して搭載されており、この旋動式破砕機
3は、その近傍に配設したモータ5とベルト等の伝動手
段6により連動連結されている。又、架台1の一端部1
aには、インペラーブレーカ等の衝撃式破砕機7が上記
旋動式破砕機3に近づけて搭載されており、この衝撃式
破砕機7は、その近傍に配設したモータ8とベルト等の
伝動手段9により連動連結されている。更に、架台1の
他端部(図においては右端部)には、本破砕ユニットの
動力源として前記各モータ5,8等に給電するディーゼ
ルエンジン発電機10、旋動式破砕機用潤滑油圧ユニッ
ト11、本破砕ユニット用油圧ユニット12、及び操作
盤13が搭載されている。
【0007】一方、架台1の幅方向(図2においては上
下方向)の中間部には、旋動式破砕機3によって破砕処
理された産物を架台1の他端部上方へ搬送する第1傾斜
コンベヤ14が、適宜のブラケット15を介して下端を
旋動式破砕機3の下部シュート3aの下方に臨ませ、か
つ上端を架台1の他端部上方へ位置させて配設されてお
り、この第1傾斜コンベヤ14の上端には、搬送された
産物を架台1の一側(図2においては上側)寄りに流下
させる乗り継ぎシュート16が取り付けられている。
又、架台1の一側寄りには、第1傾斜コンベヤ14で搬
送された産物を衝撃式破砕機7に供給する第2傾斜コン
ベヤ17が、適宜のブラケット18を介して下端を上記
乗り継ぎシュート16の下方に臨ませ、かつ上端を架台
1の一端部上方へ位置させて配設されており、この第2
傾斜コンベヤ17の上端には、搬送された産物を衝撃式
破砕機7の投入口へ案内するガイドシュート19が取り
付けられている。更に、架台1の幅方向の中間部には、
衝撃式破砕機7によって破砕処理された産物を製品とし
て架台1の一端部上方へ搬送する第3傾斜コンベヤ20
が、適宜のブラケット21を介して下端を衝撃式破砕機
7の下部シュート7aの下方に臨ませ、かつ上端を架台
1の一端部上方へ位置させて配設されている。
【0008】上記構成の自走式破砕ユニットにおいて、
ジョークラッシャやジャイレトリクラッシャ等の図示し
ない一次破砕ユニットからの産物は、先ず、旋動式破砕
機3の上部シュート3bに投入され、旋動式破砕機3で
破砕処理された後、その下部シュート3aから第1傾斜
コンベヤ14の下端に供給されて架台1の他端部上方へ
搬送される。次いで、旋動式破砕機3からの産物は、第
1傾斜コンベヤ14の上端から乗り継ぎシュート16を
経て第2傾斜コンベヤ17の下端に供給され、この第2
傾斜コンベヤ17によって搬送された産物は、その上端
からガイドシュート19を経て衝撃式破砕機7に供給さ
れる。そして、衝撃式破砕機7で破砕処理されることに
より、粒形を調整され、かつ細粒分を多く含んだ産物
は、衝撃式破砕機7の下部シュート7aから第3傾斜コ
ンベヤ20の下端に供給されて架台1の一端部上方へ搬
送され、その上端からそのまま製品として野積みされた
り、あるいは図示しない車輪式のポータブルスクリーン
ユニットに供給されて篩分けされて製品となる。
【0009】上述した旋動式破砕機3の駆動に伴って発
生する垂直方向及び水平方向の動荷重は、防振手段とし
ての防振ゴム4によって吸収,緩和され、ユニット全体
に横揺れ等が生じることはない。特に、旋動式破砕機3
が架台1の中央に搭載されているため、横揺れが発生し
たとしても、ユニット全体の水平方向の振幅を最小とす
ることができる。又、重荷重の機器である旋動式破砕機
3、衝撃式破砕機7及びディーゼルエンジン発電機10
等が架台1にバランス良く配置されているため、本破砕
ユニットの転倒角を約40度に抑えることができる。こ
のため、移動の際には、約15度の傾斜面でも登坂する
ことが可能である。更に、旋動式破砕機3の産物を衝撃
式破砕機7に搬送供給する経路を互いに逆方向に傾斜し
た第1傾斜コンベヤ14と第2傾斜コンベヤ17の乗り
継ぎによって達成しているため、両破砕機3,7を隣り
合わせに近づけて配置することができる。ここで、上述
した自走式破砕ユニットは、従来の衝撃式破砕機を搭載
した破砕ユニットと旋動式破砕機を搭載した破砕ユニッ
トをT字状に組み合わせたものと比較した場合、設置ス
ペースが約6割となり、又、ポータブルスクリーンユニ
ットを加えたとしても、約6割のコストとなった。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の自
走式破砕ユニットによれば、旋動式破砕機からの産物が
第1,第2傾斜コンベヤの乗り継ぎで衝撃式破砕機に供
給され、単一架台上での両破砕機の隣接配置が可能とな
るので、粒形が良く、かつ細粒分を多く含む製品をコン
パクトな設置面積で生産することができる。又、第2の
自走式破砕ユニットによれば、第1のものの作用効果の
他、衝撃式破砕機からの産物がそのまま製品として野積
みされたり、あるいはスクリーンユニット等へ供給可能
となるので、最終的な産物の移送を容易に行うことがで
きる。一方、防振手段を防振ゴムとすることにより、旋
動式破砕機によって生じる垂直方向及び水平方向の動荷
重による振動が吸収,緩和されるので、特にユニット全
体に対する横揺れの振動伝播を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式破砕ユニットの一実施例を示す
側面図である。
【図2】図1の自走式破砕ユニットの平面図である。
【符号の説明】
1 架台 1a 一端部 2 クローラ 3 旋動式破砕機 4 防振ゴム(防振手段) 7 衝撃式破砕機 10 ディーゼルエンジン発電機 11 潤滑油圧ユニット 12 油圧ユニット 14 第1傾斜コンベヤ 17 第2傾斜コンベヤ 20 第3傾斜コンベヤ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラを有しかつ進行方向に長い架台
    の中央部に防振手段を介在して搭載された旋動式破砕機
    と、架台の一端部に搭載された衝撃式破砕機と、架台の
    他端部に搭載された動力源としてのディーゼルエンジン
    発電機及び各種油圧ユニットと、旋動式破砕機からの産
    物を架台の他端部上方へ搬送する第1傾斜コンベヤと、
    第1傾斜コンベヤで搬送された産物を衝撃式破砕機に供
    給する第2傾斜コンベヤとを備えることを特徴とする自
    走式破砕ユニット。
  2. 【請求項2】 前記衝撃式破砕機からの産物を架台の一
    端部上方へ搬送する第3傾斜コンベヤを備えることを特
    徴とする請求項1記載の自走式破砕ユニット。
  3. 【請求項3】 前記防振手段が防振ゴムであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の自走式破砕ユニット。
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