JPS6122673Y2 - - Google Patents

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JPS6122673Y2
JPS6122673Y2 JP20118783U JP20118783U JPS6122673Y2 JP S6122673 Y2 JPS6122673 Y2 JP S6122673Y2 JP 20118783 U JP20118783 U JP 20118783U JP 20118783 U JP20118783 U JP 20118783U JP S6122673 Y2 JPS6122673 Y2 JP S6122673Y2
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JP
Japan
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crushing
roll
crushed
interference
chamber
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JP20118783U
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JPS60108347U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主としてアスフアルト廃材などの粗
大材料を粗砕きするための破砕機に関するもので
ある。
従来、アスフアルト廃材などのように数十cm以
上に及ぶ粗大な固体材料を粗砕きする破砕機とし
ては、一般にインペラークラツシヤーやジヨーク
ラツシヤーなどが使用されていた。しかるに従来
のこれらインペラークラツシヤーや、ジヨークラ
ツシヤーでは粗大な被破砕材料を比較的少量ずつ
しか供給、破砕処理できないため、連続作業性、
効率及び破砕処理能力が劣ると共に操作に無駄な
破砕エネルギーを要して肝心の破砕に有効に動力
が使われず、動力の著しい浪費を余儀なくされる
など大きな欠点があつた。
この考案は上記に鑑みなされたもので、以下説
明するような破砕機を提供して上記従来の諸欠点
を解消する目的に出たものである。
次にこの考案破砕機を図面実施例について詳し
く説明すると、1は夫々超硬金属などでなる前、
後壁2,3及び左右側壁4,4で囲繞補強構成さ
れた破砕室で、上部はホツパー5に連通し、また
下部は前、後斜壁部2a,3aによつて漏斗状に
下方へ窄まり下部室6が形成され、下方のシユー
ト7に連通されている。8は外周に多数の破砕歯
10を有する破砕ロールで、超硬金属で構成さ
れ、左右両端部には鎖車12が夫々一体に同心的
に固着されている。しかして上記構成の破砕ロー
ル8は、第2図に示す如く左右両端の鎖車12部
が夫々外部に出るようにして上記破砕室1下部に
おいて、両側芯軸9,9を夫々軸承11に支承し
て回転自在に収納装備されている。なお破砕ロー
ル8外周の各破砕歯10は、図面第5,6図のよ
うに破砕ロール8外周面に熔接付けされたブラケ
ツト10bに超硬合金のビツト10aを一体取付
けして構成されている。
そしてこの破砕ロール8はモーター13,13
に適宜の減速伝動機構を介して連結され、モータ
ー13,13の回転で約2.8R,P,Mの低速回
転をするように構成されている。そこでこの考案
では上記破砕ロール8の上方に、超硬金属でなる
干渉動軸15を、その左右両側部を破砕室両側壁
4,4の対向する大径の丸孔14,14に夫々係
入し、自由に動き回り移動できるよう架承されて
なるものである。なおこの場合、丸孔14の径を
干渉動軸15径の約2倍前後に大きくし、かつ第
3図に示す如く、干渉動軸15の左右両側部を約
20〜30cm夫々長くして外部に突出させると共にそ
の両端部に、上記丸孔14径よりも大径の着脱自
在のフランジ16を夫々取付けして、該干渉動軸
15が例えば第3図の各鎖線のようにどんな動き
をしても破砕室1内に一端が落ちこんだり、或い
は外部に抜け落ちたりなどしないようにしてあ
る。
なおまた図面第4図の実施態様例では、上記干
渉動軸15に複数の分割保護カラー17(鋼製な
ど)が夫々回転自在に遊嵌されている。そしてこ
の分割保護カラー17は、干渉動軸15の摩耗、
損傷などを保護する機能と干渉動軸15との間の
相互自由回転で被破砕物の破砕室1内での詰まり
や滞留を排除する機能とをもつものである。
次にこの考案の作用状態を図面について説明す
ると、先ずモーター13,13の駆動で破砕ロー
ル8を約3R,P,Mの低速回転させる。そして
第1図の上部ホツパー5からアスフアルト廃材の
粗大な被破砕物を投入する。なおこの被破砕物投
入は破砕処理に対応して順次ダンプカーから投入
されるものである。しかしてホツパー5から破砕
室1内に投入された粗大な被破砕は、低速回転す
る破砕ロール8の矢印方向回転で、各破砕歯10
によつて破砕室1の前壁2及び前斜壁部2aにゆ
つくりとした強大な破砕作用力によつてゆつくり
と強く衝撃、圧縮され、順次破砕されて各破砕歯
10で下方へ掻き込まれるように送出され、下部
室6、シユート7を下方に順次繰出されるもので
ある。上記の場合ホツパー5から破砕室1内に投
入される被破砕物は、その大きさ、形状及び投入
場所がまちまちであるため破砕ロール8の回転に
伴つて夫々複雑な動きをして上方の干渉動軸15
をそれに応じて自由に動き回わらせ、被破砕物を
円滑に安定破砕させるものである。
この考案の破砕機は叙上のように、破砕ロール
8の低速回転で破砕室1壁面との衝撃、圧縮によ
つて粗砕きを行う破砕機において、破砕ロール8
の上方に、超硬金属でなる干渉動軸15を、その
左両側部を側壁4の対向する大径の丸孔14,1
4に夫々係入して自由に動き回わり移動できるよ
う架承してあるから、破砕ロール8の低速回転に
より被破砕物が破砕される際、破砕ロール8上方
の被破砕物は、干渉動軸15を、回転、揺動、傾
動、回動など自由に動き回わらせ、所謂干渉移動
させるもので、これは断えず行われる一種の蠕動
を被破砕物に与えることになり、被破砕物の如何
なる形状、大きさ、位置状態、破砕条件などに対
しても常に順応して適正な圧縮衝撃の破砕作用が
行えるようになし、詰まりや滞留を生ぜしめない
よう断えず被破砕物の動きを規整して最も効率の
良い能率的有効な破砕を行わしめることができる
と共に動力の節減にも寄与できるなどの卓抜した
効果がある。
また上記干渉動軸15は破砕作用に伴う被破砕
物の動きに応じて複雑に動き回わり遠心力や重力
の作用によつて運動し、被破砕物に摩擦や衝撃を
与える一種の粉砕媒体の役目も果し、上方から破
砕室1内に投入された上部の大量の被破砕物がそ
の自重圧力によつて破砕作用を助勢することと相
俟つて、最小の破砕エネルギー動力で大量の破砕
処理が効率良く能率的に行えるなどの優れた画期
的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案破砕機の実施例を示すもので、
第1図は一部を縦断した側面図、第2図は一部を
省略した平面図、第3図は要部の縦断正面図、第
4図は干渉動軸の別の実施例を示した一部欠截の
正面図、第5図は破砕歯の平面図、第6図は同上
側面図である。 1……破砕室、2……前壁、3……後壁、2
a,3a……斜壁部、4……側壁、5……ホツパ
ー、6……下部室、7……シユート、8……破砕
ロール、9……芯軸、10……破砕歯、10a…
…ビツト、10b……ブラケツト、11……軸
承、12……鎖車、13……モーター、14……
丸孔、15……干渉動軸、16……フランジ、1
7……分割保護カラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外周に多数の破砕歯10を有する破砕ロール
    8が破砕室1下部に備えられ、該破砕ロール8
    の低速回転で破砕室1壁面との衝撃、圧縮によ
    つて破砕を行う破砕機において、破砕ロール8
    の上方に、超硬金属でなる干渉動軸15を、そ
    の左右両側部を破砕室両側壁4,4の対向する
    大径の丸孔14,14に夫々係入し、自由に動
    き回わり移動できるよう架承してなる破砕機。 2 干渉動軸15に複数の分割保護カラー17が
    夫々回転自在に遊嵌されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の破砕機。
JP20118783U 1983-12-24 1983-12-24 破砕機 Granted JPS60108347U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20118783U JPS60108347U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20118783U JPS60108347U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 破砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60108347U JPS60108347U (ja) 1985-07-23
JPS6122673Y2 true JPS6122673Y2 (ja) 1986-07-08

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JP20118783U Granted JPS60108347U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 破砕機

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JP4751055B2 (ja) * 2004-11-30 2011-08-17 三愛エコシステム株式会社 減容処理装置、および、減容処理装置付き加工機械

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Publication number Publication date
JPS60108347U (ja) 1985-07-23

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