JP2717373B2 - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ

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JP2717373B2
JP2717373B2 JP7021666A JP2166695A JP2717373B2 JP 2717373 B2 JP2717373 B2 JP 2717373B2 JP 7021666 A JP7021666 A JP 7021666A JP 2166695 A JP2166695 A JP 2166695A JP 2717373 B2 JP2717373 B2 JP 2717373B2
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JP
Japan
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insulator
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fpc connector
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徹 橋口
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FPC(フレキシブル
プリントケーブル)用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばプリント基板を各種装置に実装す
る際には、プリント基板と装置内部との間を多芯のFP
Cにより結線する構成が広く用いられている。このよう
な場合において、FPCとプリント基板との間の接続に
は、FPCコネクタが一般的に使用されている。
【0003】従来のFPCコネクタを図4及び図5に示
した。このFPCコネクタ70は、インシュレータ7
3、インシュレータ73に所定の間隔で複数配設された
コンタクト71、インシュレータ73の両側に設けられ
た係止部72、及び係止部72に係合することによって
インシュレータ73に着脱自在に取り付けられる板状の
FPC固定部材74とを有して形成されている。FPC
固定部材74にはFPC80が図示したように予め固定
される。また、係止部72には、図示しない基板へ半田
付けするための接点部72aが設けられている。
【0004】この従来のFPCコネクタ70は、その底
部において、図示しない基板上に半田付け接続される他
のコネクタ(相手側コネクタ)に直接半田付け接続され
るタイプのものである。FPC固定部材74を、FPC
コネクタ70の上側からインシュレータ73のコンタク
ト71露出側の上面に被せ、また係止部72によりFP
C固定部材74の両端部分を係止することにより、FP
C80をコンタクト71に押し付けて、FPC80のケ
ーブル線とコンタクト71とを圧接するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
FPCコネクタの場合、例えば近年の電子機器の軽薄化
に伴って厚さが薄くなったり、またはFPCの芯数が多
くなってコネクタが長手方向に長くなった場合には、イ
ンシュレータやFPC固定部材における温度変化等によ
る経時的な撓みが大きくなってしまう。このため、特に
FPCコネクタの中央部分におけるFPCとの接続が不
安定となり、接続不良が生じることがあるという問題が
あった。
【0006】ここで、図4及び図5に図示した従来例の
FPCコネクタの場合には、コンタクト71、係止部7
2等が基板に半田付けされる構造であるため、基板の剛
性が上記の撓みをある程度抑制できるものの、コネクタ
の厚さが薄くなったり、長手方向に長くなった場合に
は、撓みによる接続不良を完全になくすことは困難であ
る。また、基板に接続されない、いわゆる中継タイプの
FPCコネクタの場合には、このような基板による撓み
抑制ができないので撓みが顕著となる。
【0007】本発明の目的は、撓み発生を抑制できて、
FPC接続時における接続不良をなくすことができる、
FPC用コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、略箱状
のインシュレータと、該インシュレータの長手方向に所
定の間隔で並設され、FPCと接続するための接続部を
有する複数のコンタクトと、前記インシュレータの一面
側に圧接されるFPC固定部材と、前記インシュレータ
内側の長手方向両端部間を亘るように延在して設けられ
た高剛性の板状部材とを有することを特徴とするFPC
コネクタが得られる。
【0009】さらに、本発明によれば、前記板状部材の
長手方向両端に前記FPC固定部材を係止するための係
止部が設けられていることを特徴とするFPC用コネク
タが得られる。
【0010】さらに、本発明によれば、前記板状部材が
金属性板材であることを特徴とするFPCコネクタが得
られる。
【0011】
【作用】本発明では、高剛性の板状部材をインシュレー
タ内に一体的に設けたことから、インシュレータ自体は
勿論、このインシュレータに取り付けられるFPC固定
部材の撓みも抑制することができる。このため、撓みに
よるFPC接続時におけるFPCの芯線とコンタクトと
の接続不良をなくすことができる。
【0012】
【実施例】次に、図1〜図3を参照して、本発明に係る
FPCコネクタの一実施例を説明する。このFPCコネ
クタは、いわゆる中継タイプのものである。
【0013】実施例のFPCコネクタは、合成樹脂など
で作られた絶縁性のインシュレータ10、金属等で作ら
れた導電性の複数のコンタクト20、インシュレータ1
0にその長手方向に延在して設けられた高剛性の板状部
材30、及び平板状のFPC固定部材40から構成され
る。板状部材30は、例えば硬質の金属板により作られ
る。また、FPC固定部材40は、この実施例では金属
板で作られるが、例えば硬質樹脂板で構成することもで
きる。
【0014】インシュレータ10は、細長い略箱状のも
のであり、図2に示したように、FPC固定部材40の
収納用の凹部11やコンタクト20を係止するための係
止溝12を有している。そして、インシュレータ10に
は、その長手方向に複数のコンタクト20が所定間隔を
おいて並設されている。ここで、この間隔は、FPC5
0に設けられたケーブル間の間隔に対応するものであ
る。
【0015】コンタクト20は、インシュレータ10の
幅方向に左右に2列で並設されている。また、コンタク
ト20の上部には、FPC50と接続するための接続部
21が形成されている。ここで、図示した例ではこれら
2列のコンタクト20は、左右対称に構成および配列さ
れたものであるが、これ以外にも、例えば図4及び図5
の従来例のように、これら2つのコンタクトを互い違い
に組み合わせた構造でも良いし、あるいはこれら2つの
コンタクトの一方だけを用いた構造でも良い。
【0016】板状部材30には、その長手方向の両端に
FPC固定部材40を係止するための係止部31がそれ
ぞれ設けられている。また、図示した例では、板状部材
30はインシュレータ10の中央部分に1つ設けられて
いるが、その他、例えば、インシュレータ10の両側部
分に2つ設ける構成、インシュレータの両側部分と中央
部分に合計3つ設ける構成とすることもできる。
【0017】FPC固定部材40は、その長手方向の両
端にそれぞれ係止部31に係合される係合片41を設け
ている。
【0018】図3は、実施例のFPCコネクタに使用さ
れるFPC50を示したものである。このFPC50
は、その幅方向に芯線51,52が交互に複数並設され
ている。芯線51,52の端部にはそれぞれFPCコネ
クタと接続するための接続部51a,52aが設けら
れ、接続部51a,52aは2列に並設され、共にFP
C50の長さ方向に間隔をおいて配設されている。ま
た、これら接続部51a,52aはFPC50の片面、
つまり、コンタクト20との接続側において露出してい
る。
【0019】以上の構成である実施例のFPCコネクタ
の組み立て手順を説明する。まず、コンタクト20との
対向面側にFPC50を固着する。この場合、FPC5
0の接続部51a,52aがコンタクト20の対向面側
にくるように固着する。その後、FPC固定部材40を
FPC50が固着される側とは反対側の方向からインシ
ュレータ10内に挿入し、インシュレータ10の凹部1
1内に固定する。FPC固定部材40は、その長手方向
の両端に有する係合片41を係止部31に係合させて固
定される。FPC固定部材40のインシュレータ10内
への固定の際、FPC50の接続部51a、52aがコ
ンタクト20の接続部21に圧接され、FPC50とコ
ンタクト20とが接続される。
【0020】尚、本発明は、本実施例、即ち中継タイプ
のFPCコネクタに限定されるものではなく、図4及び
図5に示したようなタイプのFPCコネクタの場合にも
同様に適用できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明のFPCコネクタによれば、高剛
性の板状部材をインシュレータ内に設けた構成とした結
果、インシュレータやFPC固定部材の撓みも抑制でき
る。このため、撓みによるFPC接続時における接続不
良をなくすことができる、また、このため、FPCコネ
クタにおける厚さ(基板上に半田付け接続されるタイプ
の場合には基板への挿入方向の厚さ)を薄くでき、全体
としてより薄型とすることができる。またFPCコネク
タの長さを大きくできて、より多くの芯数のFPCに対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のFPCコネクタを示したもの
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面
図、(d)は底面図である。
【図2】図1のFPCコネクタの縦断面図である。
【図3】図1のFPCに接続されるFPCの説明図であ
る。
【図4】従来のFPCコネクタの説明図である。
【図5】図4のFPCコネクタにおけるFPC接続時の
説明図である。
【符号の説明】
10 インシュレータ 20,71 コンタクト 30 板状部材 40,74 FPC固定部材 50,80 FPC 70 FPCコネクタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱状のインシュレータと、該インシュ
    レータの長手方向に所定の間隔で並設され、FPCと接
    続するための接続部を有する複数のコンタクトと、前記
    インシュレータの一面側に圧接されるFPC固定部材
    と、前記インシュレータ内側の長手方向両端部間を亘る
    ように延在して設けられた高剛性の板状部材とを有する
    ことを特徴とするFPC用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記板状部材の長手方向両端に前記FP
    C固定部材を係止するための係止部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のFPC用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記板状部材が金属性板材であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のFPC用コネクタ。
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JP2005038779A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Fci Asia Technology Pte Ltd コネクタ

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