JP2717321B2 - アップカット型ロータリ耕耘装置 - Google Patents

アップカット型ロータリ耕耘装置

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JP2717321B2
JP2717321B2 JP2109620A JP10962090A JP2717321B2 JP 2717321 B2 JP2717321 B2 JP 2717321B2 JP 2109620 A JP2109620 A JP 2109620A JP 10962090 A JP10962090 A JP 10962090A JP 2717321 B2 JP2717321 B2 JP 2717321B2
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敏行 安倉
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、トラクタに牽引されて耕耘作業するロータ
リ耕耘装置に関し、詳しくは、耕耘ロータが進行方向と
逆方向に回転して未耕地面をアップカットする方式のア
ップカット型ロータリ耕耘装置に関する。
【従来の技術】
このようなアップカット型ロータリ耕耘装置は、砕土
性及び刈り株埋没性が良好なことから、従来種々のもの
が普及している。 ここで、アップカット型ロータリ耕耘装置には耕耘ロ
ータによりアップカットされた土粒の前方への飛散を防
止するため、一般にフロントカバーが装備されている。 ところで、従来のフロントカバーは、ロッドで吊上げ
るタイプが主流であり、耕深調節時にはフロントカバー
の高さも調節する必要があった。そこで、フロントカバ
ーを上下に回動自在に枢着し、その下端部にソリ部を形
成して未耕地面に追従させるようにし、耕深調節時の高
さ調節を不要にしたものが提案されている(実開昭59−
44205号、実開昭52−69405号各公報参照)。
【発明が解決しようとする課題】
ここで問題となるのは、フロントカバーが未耕地面に
追従する構成であって未耕地面上の残渣物などに引掛か
り易く、残渣物を押して行く結果となってロータリ耕耘
装置が浮上がったり、トラクタの牽引抵抗が増大するこ
とである。 そこで本発明は、耕耘に伴う土粒の前方飛散を充分に
抑えることができ、しかもフロントエプロンが未耕地面
上の残渣物などに引掛かることでロータリ耕耘装置が浮
上がったり、トラクタの牽引抵抗が増大するのを未然に
防止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的のため本発明は、内端部をサイドカバー14側
に上下に回動自在に枢着し、外端部をロアリンク連結部
材4との間に介装したコンプレッションロッド21および
コイルバネ24により下方に付勢されているフロントカバ
ー18に、その前方に位置してゲージホィール20を固設
し、該フロントカバー18の下端部と未耕地面との間に一
定のクリアランスを形成すると共に、 上記コンプレッションロッド21にストッパ22を設け、
フロントカバー18の所定量以上の下方への回動を規制し
たことを特徴としている。
【作用】
このような手段では、圃場条件に応じて耕深を調節し
ても、ゲージホィールが未耕地面に追従することでフロ
ントカバーは未耕地面の起伏に応じて上下動する。この
ため作業中はフロントカバーと未耕地面との間に常に一
定のクリアランスが形成されるのであり、フロントカバ
ーは未耕地面上の残渣物などに引っかかることがない。 またゲージホィールの調整によりフロントカバーの未
耕地面との間のクリアランスを所定値に設定すること
で、耕耘に伴う土粒の前方飛散も充分に抑えられる。
【実 施 例】
以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照して具体
的に説明する。 第1図において、符号1はオートヒッチ装置、符号2
はアップカット型ロータリ耕耘装置を示す。 上記オートヒッチ装置1は図示省略したトラクタの3
点リンクヒッチ機構に予め装着されるもので、フレーム
1aの上端部にはフック1bが枢着され、またフレーム1aの
二股状に分岐した下端部には左右一対の連結ピン1cが固
定されている。 一方、アップカット型ロータリ耕耘装置2のトップリ
ンク連結部材であるマスト3の先端には係止ピン3aが固
定され、また左右一対のロアリンク連結部材4の先端に
は係合溝4aが形成されている。そして前記オートヒッチ
装置1の連結ピン1cがロアリンク連結部材4の係合溝4a
に下方から嵌込まれ、フック1bがマスト3の係止ピン3a
を下方から係止することで、アップカット型ロータリ耕
耘装置2はオートヒッチ装置1を介してトラクタに装着
されるようになっている。 このようなアップカット型ロータリ耕耘装置2は、前
記マスト3の基端部が固定されるミッションケース5
と、このミッションケース5から左右に延びて前記左右
一対のロアリンク連結部材4の基端部が固定される伝導
軸ケース6とを備え、この伝導軸ケース6の一端部には
伝導チェーンケース7が、また他端部には支持部材(図
示省略)が固定されている。そして伝導チェーンケース
7と支持部材との間に回転自在に横架された耕耘軸8
が、ミッションケース5から前方に突出する入力軸9に
対し図示省略した動力伝達機構を介して伝導される。 前記耕耘軸8にはアップカット用の複数の耕耘爪10が
固定されて耕耘ロータ11が構成されており、入力軸9が
トラクタのPTO軸により回転駆動されることで、耕耘ロ
ータ11が矢印方向に回転して未耕地面GLをアップカット
耕耘するようになっている。 また、前記伝導チェーンケース7と支持部材との間に
は、内面にゴムカバー12を張設したシールドカバー13が
耕耘ロータ11の上方を覆って架設され、その両側部には
サイドカバー14が固定されている。またシールドカバー
13の後方には砕土レーキ15およびエプロン16が配置さ
れ、このエプロン16は上端部がサイドカバー14に枢支さ
れて既耕地面を均平にするようになっている。そしてこ
のエプロン16の両側部にもサイドカバー17が固定される
ことで、耕耘ロータ11によりアップカット耕耘された土
粒の上方および後方への飛散が防止されるようになって
いる。 ここで、シールドカバー13の前方には、耕耘ロータ11
の上方前方を覆うフロントカバー18が配置される。この
フロントカバー18は両側部に固定したサイドカバー19が
前記サイドカバー14に枢着されて上下に回動自在となっ
ている。そしてこのフロントカバー18の適所には、その
前方に配置した左右一対のゲージホィール20が固定され
ており、その高さ調節に応じて所定のクリアランスがフ
ロントカバー18の下端部と未耕地面GLとの間に形成され
るようになっている。 また、フロントカバー18には前記ロアリンク連結部材
4のブラケット4bに挿通して上下に移動自在なコンプレ
ッションロッド21の下端部が枢着されている。このコン
プレッションロッド21は、ブラケット4bの上下にストッ
パピン22と支持ピン23とを固定し、この支持ピン23とブ
ラケット4bとの間にコイルバネ24を圧縮状態に巻装した
もので、ストッパピン22がブラケット4bに係合するまで
フロントカバー18をコイルバネ24により下方に付勢して
いる。 なお、図示省略したが、前記ロアリンク連結部材4に
は左右一対の耕深調節用のゲージホィールが高さ調節自
在に固定されており、耕耘ロータ11による耕深を調節で
きるようになっている。 以上の構成では、図示省略した接地ゲージの高さを調
節することで、耕耘ロータ11による耕深が圃場条件に応
じて調節される。 一方、耕深調節と独立してゲージホィール20の高さを
調節することにより、フロントカバー18は上下に回動し
て未耕地面GLとの間のクリアランスが調節される。そこ
で、耕耘ロータ11による耕耘土粒がフロントカバー18の
下方を通って前方にあまり飛散せず、しかも未耕地面GL
上の残渣物にフロントカバー18が引掛からない範囲でフ
ロントカバー18と未耕地面GLとの間のクリアランスを適
宜設定して耕耘作業を行う。 耕耘作業中においては、ゲージホィール20がコンプレ
ッションロッド21に巻装したコイルバネ24により未耕地
面GLに弾接して追従するので、これと一体のフロントカ
バー18も未耕地面GLとの間のクリアランスを一定に保っ
て未耕地面GLに追従する。例えば第2図のように未耕地
面GLに凸部がある場合、ゲージホィール20が凸部に乗上
がるのに伴いフロントカバー18が上方に回動して未耕地
面GLとのクリアランスが一定に保たれるのである。こう
して未耕地面GLの起伏に応じてフロントカバー18が上下
回動することで、フロントカバー18と未耕地面GLとの間
のクリアランスは常に一定に保たれる。このため、フロ
ントカバー18に未耕地面GL上の残渣物が引掛かることが
なく、また、耕耘ロータ11による耕耘土粒がフロントカ
バー18の下方を通って前方に大量に飛散することもな
い。そしてこの前方に飛散した土粒も残渣物と共に容易
にスキ込まれる。 従って、残渣物や飛散土粒がフロントカバー18に引掛
かり、これらが大量に押されてトラクタの牽引抵抗が増
大する事態は未然に防止される。また前方に大量の残渣
物や飛散土粒が堆積することでアップカット型ロータリ
耕耘装置2が浮上がる事態も未然に防止される。 なお、耕耘作業を終了してトラクタの3点リンクヒッ
チ機構によりアップカット型ロータリ耕耘装置2を上昇
させる場合、フロントカバー18はその自重およびゲージ
ホイール20の重量で下方に回動するが、コンプレッショ
ンロッド21のストッパピン22がブラケット4bに当接する
ことで、フロントカバー18の下方回動は所定量以内に規
制される。従って、トラクタの移動の邪魔にならない。
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明によれば、圃場条件に応じ
て耕深を調節しても、ゲージホィール20が未耕地面に追
従することでフロントカバー18は未耕地面の起伏に応じ
て上下動する。このため作業中はフロントカバー18の下
端部と未耕地面との間に常に一定のクリアランスが形成
されるのであり、フロントカバー18は未耕地面上の残渣
物などに引っかかることがない。従って、ロータリ耕耘
装置の浮上がりやトラクタの牽引抵抗の増大を未然に防
止することができる。 またゲージホィール20の調整によりフロントカバー18
と未耕地面との間のクリアランスを所定値に設定するこ
とで、耕耘に伴う土粒の前方飛散も充分に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体概略側面図、第2図は
一実施例の作用説明図である。 1……オートヒッチ装置、1a……フレーム、1b……フッ
ク、1c……連結ピン、2……アップカット型ロータリ耕
耘装置、3……マスト、3a……係止ピン、4……ロアリ
ンク連結部材、4a……係合溝、4b……ブラケット、5…
…ミッションケース、6……伝導軸ケース、7……伝導
チェーンケース、8……耕耘軸、9……入力軸、10……
耕耘爪、11……耕耘ロータ、12……ゴムカバー、13……
シールドカバー、14……サイドカバー、15……砕土レー
キ、16……エプロン、17……サイドカバー、18……フロ
ントカバー、19……サイドカバー、20……ゲージホィー
ル、21……コンプレッションロッド、22……ストッパピ
ン、23……支持ピン、24……コイルバネ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内端部をサイドカバー(14)側に上下に回
    動自在に枢着し、外端部をロアリンク連結部材(4)と
    の間に介装したコンプレッションロッド(21)およびコ
    イルバネ(24)により下方に付勢されているフロントカ
    バー(18)に、その前方に位置してゲージホィール(2
    0)を固設し、該フロントカバー(18)の下端部と未耕
    地面との間に一定のクリアランスを形成すると共に、 上記コンプレッションロッド(21)にストッパ(22)を
    設け、フロントカバー(18)の所定量以上の下方への回
    動を規制してなるアップカット型ロータリ耕耘装置。
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JPS6135704A (ja) * 1984-07-26 1986-02-20 松山株式会社 耕耘装置
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