JP2716632B2 - 光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置 - Google Patents

光起電力素子及びその製造方法、並びにそれを用いた発電装置

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JP2716632B2
JP2716632B2 JP4305203A JP30520392A JP2716632B2 JP 2716632 B2 JP2716632 B2 JP 2716632B2 JP 4305203 A JP4305203 A JP 4305203A JP 30520392 A JP30520392 A JP 30520392A JP 2716632 B2 JP2716632 B2 JP 2716632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコン系非単結晶半導
体材料からなるpin型の光起電力素子とその製造方法
並びにそれを用いた発電システムに係わる。特にi型層
中のバンドギャップを変化させたpin型の光起電力素
子に関するものであり、更には該光起電力素子のマイク
ロ波プラズマCVD法による堆積方法に関するものであ
る。加えて該光起電力素子を利用した発電システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン系非単結晶半導体材料か
らなるpin構造の光起電力素子において、i層がシリ
コン原子とゲルマニウム原子を含有し、i型層中でバン
ドギャップが変化している光起電力素子については、以
下に示すように様々な提案がなされている。例えば、 (1)“Optimum deposition conditions for a-(Si, G
e):H using a triode-configurated rf glow discharge
system”, J. A. Bragagnolo, P. Littlefield,A. Mas
trovito and G. Storti, Conf. Rec. 19th IEEE Photov
oltaic specilists Conference, 1987, pp.878, (2)“Efficiency improvement in amorphous-SiGe:H
solar cells and its application to tandem type so
lar cells”, S. Yoshida, S. Yamanaka, M. Konagai a
nd K. Takahashi, Conf. Rec. 19th IEEE Photovoltaic
Specilists Conference, 1987, pp.1101, (3)“Stability and terrestrial application of a
-Si tandem type solarcells”, A. Hiroe, H. Yamagis
hi, H. Nishio, M. Kondo, and Y. Tawada, Conf. Rec.
19th IEEE Photovoltaic Specilists Conference, 198
7, pp.1111, (4)“Preparation of high quality a-SiGe:H films
and its application to the high efficiency triple
-junction amorphous solar cells”, K. Sato,K. Kawa
bata, S. Terazono, H. Sasaki, M. Deguchi, T. Itaga
ki, H. Morikawa, M. Aiga and K. Fujikawa, Conf. Re
c. 20th IEEE Photovoltaic SpecilistsConference, 19
88 pp.73, (5)USP4,816,082、 (6)USP4,471,155、 (7)USP4,782,376等が報告されている。
【0003】また、バンドギャップが変化している光起
電力素子の特性の理論的な研究は、例えば、 (8)“A novel design for amorphous Silicon alloy
solar cells”, S. Guha, J. Yang, A. Pawlikiewicz,
T. Glatfelter, R. Ross, and S. R. 0vshinsky, Con
f. Rec. 20th IEEE Photovoltaic Specilists Conferen
ce, 1988 pp.79, (9)“Numerical mode1ing of multijunction,amorph
ous silicon based P-I-N solar cells”, A. H. Pawli
kiewicz and S. Guha, Conf. Rec. 20th IEEE Photovol
taic Specilists Conference, 1988 pp.251, 等が報告されている。
【0004】このような従来技術の光起電力素子ではp
/i,n/i界面近傍での光励起キャリアーの再結合を
防止する目的、開放電圧を上げる目的、及び正孔のキャ
リアーレンジを向上させる目的で前記界面にバンドギャ
ップが変化している層を挿入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリコン原子と
ゲルマニウム原子を含有しバンドギャップが変化してい
る光起電力素子は、実用上、より高い性能と信頼性が要
求され、光励起キャリアーの再結合の抑制、開放電圧及
び正孔のキャリアーレンジ関し、更なる向上が望まれて
いる。
【0006】また従来の光起電力素子は、光起電力素子
に照射される照射光が弱い場合に変換効率が低下すると
いう問題点があった。更に従来の光起電力素子はi層中
に歪があり、振動等があるところでアニーリングされる
と光電変換効率が低下するという問題点があった。本発
明は上記従来の問題点を解決する光起電力素子を提供す
る事を目的とする。即ち、本発明は、光励起キャリアー
の再結合を防止し、開放電圧及び正孔のキャリアーレン
ジを向上した光起電力素子を提供する事を目的とする。
【0007】また、本発明は、光起電力素子に照射され
る照射光が低い場合に変換効率を向上した光起電力素子
を提供する事を目的とする。更に本発明は、長期間振動
下でアニーリングした場合に光電変換効率が低下しにく
い光起電力素子を提供する事を目的とする。更に加えて
本発明は、温度変化に対して光電変換効率が変化しにく
い光起電力素子を提供することを目的とする。
【0008】また更に加えて、本発明は上記目的を達成
した光起電力素子を利用したシステムを提供する事を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光起電力素子
は、アモルファス又は微結晶を有するpin型光起電力
素子において、i型層が、n型層の側に位置しマイクロ
波及び1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法
により堆積された第1のi型層と、p型層の側に位置
し、1乃至100MHzの高周波の存在下でCVD法に
より堆積された第2のi型層とを有するi型積層構造で
あって、前記第1のi型層は、シリコン原子及びゲルマ
ニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップの極小値
は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第2のi型
層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコン含有
し、30nm以下の膜厚に設定されており前記マイクロ
波エネルギーは、前記シリコン原子及びゲルマニウム原
子を含有するガスを100%分解するマイクロ波エネル
ギーよりも低く設定され、同時に印加される前記高周波
エネルギーは、前記マイクロ波エネルギーより高く設定
されていることを特徴とする。
【0010】また、その製造方法は、n型半導体を形成
する工程と、シリコン原子及びゲルマニウム原子を含有
するガスに、プラズマを形成するためのマイクロ波エネ
ルギー及び1乃至100MHzの高周波エネルギーを同
時に印加し、これによってシリコン原子及びゲルマニウ
ム原子を含有したMW−i型半導体を堆積する工程と、
シリコン原子を含有するガスに、プラズマを形成するた
めの1乃至100MHzの高周波エネルギーを印加し、
これによってRF−i型半導体を堆積する工程と、をこ
の順に有する光起電力素子の製造方法であって、前記M
W−型半導体を堆積する工程におけるマイクロ波エネル
ギーは、前記シリコン原子及びゲルマニウム原子を含有
するガスを100%分解するマイクロ波エネルギーより
も低く設定され、該工程における前記高周波エネルギー
は、前記マイクロ波エネルギーより高く設定されている
ことを特徴とする光起電力素子の製造方法とする。な
お、本発明において、MW−i型半導体とはマイクロ波
及び高周波の存在下でCVD法により堆積されたi型半
導体をいい、RF−i型半導体とは高周波の存在下でC
VD法により堆積されたi型半導体をいう。
【0011】
【作用】以下図面を参照しながら作用と共に構成を詳細
に説明する。図1は本発明の光起電力素子の一例を示す
模式的説明図である。本発明の光起電力素子は、光反射
層と光反射増加層を有する導電性基板101、n型のシ
リコン系非単結晶半導体層102、シリコン原子とゲル
マニウム原子とを含有するマイクロ波プラズマ法による
実質的にi型の非単結晶半導体層103、RFプラズマ
CVD法によるi型層108、p型のシリコン系非単結
晶半導体層104、透明電極105、及び集電電極10
6等から構成されている。
【0012】図2は、本発明の光起電力素子の1例であ
る図1に示す層構成の光起電力素子の熱平衡状態のバン
ド図の模式的説明図である。図2に於いてEFはフェル
ミレベルを表し、ECは伝導帯を表し、EVは価電子帯を
表している。n型のシリコン系非単結晶半導体層21
2、マイクロ波プラズマCVD法によるシリコン原子と
ゲルマニウム原子とを含有し実質的にi型の非単結晶半
導体層213、RFプラズマCVDによるi型層215
及びp型のシリコン系非単結晶半導体層214の接合状
態を示している。マイクロ波プラズマCVD法によるi
型層213においてバンドギャップの最小値はp型層2
14方向に片寄っていて、且つi型層213のp型層側
で伝導帯の電界が大きいことによって電子と正孔の分離
が効率よく行われp型層とi型層の界面近傍での電子と
正孔の再結合を減少させることができる。またi型層2
13からn型層に向かって価電子帯の電界が大きくなっ
ていることによってi型層213とn型層212の近傍
で光励起された電子と正孔の再結合を減少させることが
できる。
【0013】更に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプターと
なる価電子制御剤とを同時に添加することによって電子
と正孔のキャリアーレンジを長くすることができる。特
にバンドギャップが最小値のところで価電子制御剤を比
較的多く含有させることによって電子と正孔のキャリア
ーレンジを効果的に長くすることができる。その結果n
型層とマイクロ波プラズマCVD法によるi型層の界面
近傍の高電界を更に有効に利用することができて該i型
層中で光励起された電子と正孔の収集効率を格段に向上
させることがでる。またn型層と該i型層の界面近傍に
於いて欠陥準位(いわゆるD- , D+ )が価電子制御剤
で補償されることによって欠陥準位を介したホッピング
伝導により暗電流(逆バイアス時)が減少する。特に界
面近傍に於いては、価電子制御剤を該i型層の内部より
も多く含有させることによって、界面近傍特有の構成元
素が急激に変化することにより生じる歪等の内部応力を
減少させることができ、その結果界面近傍の欠陥準位を
減少させることができる。このことによって光起電力素
子の開放電圧及びフィルファクターを向上させることが
できる。
【0014】加えてマイクロ波プラズマCVD法による
i型層内部にドナーとなる価電子制御剤とアクセプター
となる価電子制御剤を同時に含有させることによって光
劣化に対する耐久性が増加する。そのメカニズムの詳細
は不明であるが、次のように考えられる。すなわち、一
般に光照射によって生成した未結合手がキャリアーの再
結合中心により光起電力素子の特性が劣化するものと考
えられている。そして本発明の場合、i型層内のドナー
となる価電子制御剤とアクセプターとなる価電子制御剤
の両方が含有され、それらは100%活性化していな
い。その結果光照射によって未結合手が生成したとして
も、それらが活性化していない価電子制御剤と反応して
未結合手を補償するものと考えられる。
【0015】また特に光起電力素子に照射される光強度
が弱い場合にも、欠陥準位が価電子制御剤によって補償
されているため光励起された電子と正孔がトラップさせ
る確率が減少する、また前記したように逆バイアス時の
暗電流が少ないために十分な起電力を生じることができ
る。その結果光起電力素子への照射光強度が弱い場合に
於いても優れた光電変換効率を示すものである。
【0016】加えて本発明の光起電力素子は、長期間振
動下でアニーリングした場合においても光電変換効率が
低下しにくいものである。この詳細なメカニズムは不明
であるが次のように考えられる。すなわち、バンドギャ
ップを連続的に変える為に構成元素も変化させて光起電
力素子を形成する。そのため光起電力素子内部に歪が蓄
積される。即ち光起電力素子内部に弱い結合が多く存在
することになる。そして振動によってi型の非単結晶半
導体中の弱い結合が切れて未結合手が形成される。しか
しドナーとなる価電子制御剤とアクセプターとなる価電
子制御剤とを同時に添加すること局所的な柔軟性が増
し、長期間の振動によるアニーリングにおいても光起電
力素子の光電変換効率の低下を抑制することができるも
のと考えられる。この他に、活性化していないドナーや
アクセプターは主に3配位するため局所的な柔軟性が増
すことが考えられる。その結果、長期間振動下でアニー
リングして光電変換効率が低下しにくいものと考えられ
る。しかし活性化していないドナーやアクセプターは欠
陥を形成するため、ある量以下にしなければならない。
即ち、活性化していないドナーやアクセプターの好まし
い量は0.1〜100ppmである。
【0017】更に加えて、p型層214とi型層213
の間にRFプラズマCVD法によるi型層215を堆積
速度2nm/sec以下で30nm以下設けることによ
り、更に光起電力素子の光電変換効率を向上する事がで
きる。特に本発明の光起電力素子は、温度変化の大きい
環境で使用した場合に光電変換効率が変化しにくいもの
である。
【0018】RFプラズマCVD法で堆積したi型層の
非単結晶半導体層は、堆積速度2nm/sec以下で、
気相反応が起こり難く低パワーで堆積する。その結果堆
積膜のパッキングデンシティーが高く、且つ該i型層を
前記マイクロ波プラズマCVD法による堆積膜と積層し
た場合に、i型層間の界面準位が少なくなるものであ
る。特にマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の堆
積速度が5nm/sec以上の堆積速度で堆積した場
合、マイクロ波プラズマを停止した後はi型層の表面近
傍は十分緩和されていないため表面準位が非常に多くな
っている。このようなi型層の表面にRFプラズマCV
D法によって堆積速度の遅い堆積膜を形成することによ
ってマイクロ波プラズマCVD法による堆積膜の表面準
位をRFプラズマCVD法による堆積膜の形成と同時に
起こる水素原子の拡散によるアニーリングにより減少さ
せることができると考えられる。
【0019】また、p型層とRFプラズマCVD法によ
るi型層中の界面近傍において、価電子制御剤を該i型
層内部よりも多く含有させることにより、界面近傍特有
の構成元素が急激に変化することにより生じる歪等の内
部応力を減少させることができ、その結果界面近傍の欠
陥準位を減少させることができる。このことによって光
起電力素子の開放電圧及びフィルファクターを向上させ
ることができる。
【0020】加えてRFプラズマCVD法によるi型層
内部にドナーとなる価電子制御剤とアクセプターとなる
価電子制御剤を同時に含有させることによって光劣化に
対する耐久性が増加する。そのメカニズムの詳細は不明
であるが、次のように考えられる。すなわち、一般に光
照射によって生成した未結合手がキャリアーの再結合中
心により光起電力素子の特性が劣化するものと考えられ
ている。そして本発明の場合、i型層内のドナーとなる
価電子制御剤とアクセプターとなる価電子制御剤の両方
が含有され、それらは100%活性化していない。その
結果光照射によって未結合手が生成したとしても、それ
らが活性化していない価電子制御剤と反応して未結合手
を補償するものと考えられる。
【0021】また特に光起電力素子に照射される光強度
が弱い場合にも、欠陥準位が価電子制御剤によって補償
されているため光励起された電子と正孔がトラップさせ
る確率が減少する。また前記したように逆バイアス時の
暗電流が少ないために十分な起電力を生じることができ
る。その結果光起電力素子への照射光強度が弱い場合に
於いても優れた光電変換効率を示すものである。
【0022】加えて長期間振動下でアニーリングした場
合においても光起電力素子の光電変換効率は低下しにく
くなる。この詳細なメカニズムは不明であるが次のよう
に考えられる。すなわち、構成元素が非常に異なるp型
層とi型層の界面近傍において、ドナーとなる価電子制
御剤とアクセプターとなる価電子制御剤とを同時に添加
すること局所的な柔軟性が増し、長期間の振動によるア
ニーリングにおいても光起電力素子の光電変換効率の低
下を抑制することができるものと考えられる。
【0023】本発明の光起電力素子のp型層は、周期律
表第III族元素を主構成元素とする層(以下ドーピン
グ層Aと呼ぶ)と価電子制御剤を含有しシリコン原子を
主構成元素とする層(以下ドーピングB層と呼ぶ)との
積層構造とすることによって、p型層の光透過率を大き
くすることができ、且つp型層の比抵抗を小さくするこ
とができるものである。特にp型層とi型層と接する側
は、価電子制御剤を含有しシリコン原子を主構成元素と
する層(ドーピング層B)であるのが好ましいものであ
る。これにより、i型層とp型層の間の欠陥を減少させ
ることができる。ドーピング層Aの層厚としては0.0
1〜1nmが好ましい範囲である。また、ドーピング層
Aに含まれる水素含有量は5%以下が好ましい。さら
に、ドーピング層Bに含有される価電子制御剤の含有量
は、1500〜10000ppmが好ましい範囲であ
る。以上、p型層について述べたが、n型層についても
同様に周期律表第V族元素を用いて積層構造とすること
により、同様な効果が得ることができる。
【0024】図3は本発明の光起電力素子のバンドギャ
ップの変化の例を模式的に説明する図である。この図は
バンドギャップの1/2(EG/2)を基準にi型層内
のバンドギャップの変化を示している。図に於いて右側
がn型層(不図示)側で、左側がp型層(不図示)側で
ある。図3の例はp型層側にRFプラズマCVD法によ
るi型層を有し、バンドギャップの最小値がマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層内部でp型方向にあり、
且つバンドギャップの最大値はp型層方向とn型層方向
にあるように構成されているものである。
【0025】また図4は図3と同じようにして描かれた
バンドギャップの変化の模式的説明図である。図4に於
いては図3と同じようにp型層側にRFプラズマCVD
法によるi型層を有し、バンドギャップの最小値はマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層内部でp型層寄り
にあるが、バンドギャップの最大値はp型層方向にある
ように構成されたものである。
【0026】図5から図7まではp型層側にRFプラズ
マCVD法によるi型層を有し、マイクロ波プラズマC
VD法によるi型層がRFプラズマCVD法によるi型
層に接するまでバンドギャップが一方的に減少している
光起電力素子の例である。各図はEG/2を基準にバン
ドギャップの変化を描いたものであり、バンド図の右側
にn型層(不図示)及び左側がp型層(不図示)であ
る。
【0027】図5はp型層側にRFプラズマCVD法に
よるバンドギャップ一定なi型層312があり、バンド
ギャップがn型層側からi型層312に向かって減少し
ているマイクロ波プラズマCVD法によるi型層311
のある例である。そしてバンドギャップの最小値がi型
層312とi型層311の界面にあるものである。また
i型層311とi型層312の間のバンドの接合は、バ
ンドが不連続に接続されているものである。このように
バンドギャップが一定な領域をもうけることによって光
起電力素子の逆バイアス時の欠陥準位を介したホッピン
グ伝導による暗電流を極力抑えることができるものであ
る。その結果光起電力素子の開放電圧が増加するもので
ある。
【0028】またバンドギャップが一定のi型層312
の層厚は非常に重要な因子であって好ましい層厚の範囲
は1から30nmである。バンドギャップが一定の領域
の層厚が1nmより薄い場合、欠陥準位を介したホッピ
ング伝導による暗電流を抑えることができず、光起電力
素子の開放電圧の向上が望めなくなるものである。一方
バンドギャップが一定のi型層の層厚が、30nmより
厚い場合では、バンドギャップ一定のi型層とバンドギ
ャップが変化しているi型層の界面近傍に光励起された
正孔が蓄積され易くなるため、光励起されたキャリアー
の収集効率が減少する。即ち短絡光電流が減少するもの
である。
【0029】図6はp型層側にRFプラズマCVD法に
よるバンドギャップ一定のi型層322をもうけ、また
マイクロ波プラズマCVD法によるバンドギャップが変
化しているi型層321のn型層側は、バンドギャップ
がi型層322と等しくなっている例である。図7はp
型層側にRFプラズマCVD法によるバンドギャップ一
定のi型層332、n型層方向からp型層方向に向かっ
てバンドギャップが一方的に減少しているマイクロ波プ
ラズマCVD法によるi型層331及びn型層側にマイ
クロ波プラズマCVD法によるバンドギャップ一定のi
型層333をもうけるた例である。p型層とi型層33
1の間及びn型層とi型層331の間にバンドギャップ
一定の領域をもうけることによって、光起電力素子に逆
バイアスを印加した場合に、より一層暗電流が減少し光
起電力素子の開放電圧が大きくなるものである。
【0030】図8から図11までマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層中にバンドギャップの最小値がある
例である。図に於いてバンド図はバンドギャップの1/
2(EG/2)を基準に描いてあり、またバンド図の右
側がn型層(不図示)、左側がp型層(不図示)であ
る。図8に示す光起電力素子の光導電層は、p型層側に
RFプラズマCVD法によるバンドギャップ一定のi型
層342、内部にバンドギャップの極小値を有するマイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層341、またi型
層341と連続的に接続された均一バンドギャップのマ
イクロ波プラズマCVD法によるi型層343からなっ
ている。バンドギャップを連続することによってi型層
のバンドギャップが変化している領域で光励起された電
子と正孔を効率よくn型層及びp型層にそれぞれ収集す
ることができる。また特にバンドギャップ一定の領域3
42、343が5nm以下の薄い場合にi型層のバンド
ギャップが急激に変化している領域は、光起電力素子に
逆バイアスを印加した場合の暗電流を減少させることが
でき従って光起電力素子の開放電圧を大きくすることが
できるものである。
【0031】図9の光導電層は、マイクロ波プラズマC
VD法によるバンドギャップが変化しているi型層35
1が、RFプラズマCVD法によるバンドギャップ一定
のi型層352と不連続で比較的緩やかに接続されてい
る例である。しかしバンドギャップ一定の領域とバンド
ギャップが変化している領域でバンドギャップが広がる
方向で緩やかに接続しているので、バンドギャップが変
化している領域で光励起されたキャリアーは効率よくバ
ンドギャップ一定の領域に注入される。その結果光励起
キャリアーの収集効率は大きくなるものである。
【0032】バンドギャップが一定の領域とバンドギャ
ップが変化している領域とを連続に接続するか不連続に
接続するかは、バンドギャップ一定の領域及びバンドギ
ャップが急激に変化している領域との層厚に依存するも
のである。バンドギャップ一定の領域が5nm以下と薄
く、かつバンドギャップが急激に変化している領域の層
厚が10nm以下の場合にはバンドギャップ一定の領域
とバンドギャップが変化している領域とが連続して接続
されている方が、光起電力素子の光電変換効率は大きく
なり、一方バンドギャップ一定の領域の層厚が5nm以
上に厚く、且つバンドギャップが急激に変化している領
域の層厚が10から30nmの場合にはバンドギャップ
が一定の領域とバンドギャップが変化している領域とが
不連続に接続している方が光起電力素子の変換効率は向
上するものである。
【0033】図10は、p型層側のRFプラズマCVD
法によるi型層362、バンドギャップの極小値を有す
るマイクロ波プラズマCVD法によるi型層361とか
らなっている。図10は、バンドギャップ一定の領域と
バンドギャップが変化している領域とがが2段階で接続
している例である。またバンドギャップが極小の位置が
p型層寄りにある例である。バンドギャップが極小の位
置から緩やかにバンドギャップを広げる段階と急激に広
げる段階とを経てバンドギャップの広い一定の領域に接
続することによって、バンドギャップが変化している領
域で光励起されたキャリアーを効率よく収集できるもの
である。また図10に於いてはn型層近傍のi型層にn
型層に向かってバンドギャップが急激に変化している領
域を有するものである。
【0034】図11は、p型層側のRFプラズマCVD
法によるi層373、マイクロ波プラズマCVD法によ
るバンドギャップ一定のi型層372、バンドギャップ
が最小値を示す領域を内部に有するマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層371及びマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層374から構成されている。図11
は、p型層及びn型層側の両方のi型層内にバンドギャ
ップ一定の領域を有し、且つp型層側のバンドギャップ
一定の領域にはバンドギャップ変化領域から2段階のバ
ンドギャップの変化を経て接続され、n型層側のバンド
ギャップ一定の領域には急激なバンドギャップの変化で
接続されている例である。
【0035】上記のようなバンドギャップ一定の領域と
バンドギャップの変化している領域とを構成元素の類似
した状態で接続することによって内部歪を減少させるこ
とができる。その結果長期間振動下でアニーリングして
もi層内の弱い結合が切断されて欠陥準位が増加して光
電気の変換効率が低下するという現象が生じ難くなり、
高い光電変換効率を維持することができるものである。
【0036】また前述したように価電子制御剤をi型層
に含有させることによってi型層中のキャリアーのキャ
リアーレンジを大きくすることができるためキャリアー
の収集効率を大きくすることができる。特に価電子制御
剤をバンドギャップの変化に対応させてバンドギャップ
の狭いところで多くバンドギャップの広いところで少な
くすることによって更に光励起キャリアーの収集効率を
大きくすることができるものである。更にバンドギャッ
プ一定のi型層において、p型層及びn型層側で価電子
制御剤を、バンドギャップ最小のところよりも多く含有
させることによってp/i界面及びn/i界面近傍での
光励起キャリアーの再結合を防止することができ光起電
力素子の光電気変換効率を向上させることができるもの
である。
【0037】本発明に於いてシリコン原子とゲルマニウ
ム原子を含有するi型層のバンドギャップ極小のところ
のバンドギャップの好ましい範囲は、照射光のスペクト
ルにより種々選択されるものではあるが、1.1〜1.
6eVが望ましいものである。また本発明のバンドギャ
ップが連続的に変化している光起電力素子に於いて、価
電子帯のテイルステイトの傾きは、光起電力素子の特性
を左右する重要な因子であってバンドギャップの極小値
のところのテイルステイトの傾きからバンドギャップ最
大のところのテイルステイトの傾きまでなめらかに連続
していることが好ましいものである。
【0038】以上pin構造の光起電力素子について説
明したが、pinpin構造やpinpinpin構造
等のpin構造を積層した光起電力素子についても適用
できるものである。図12は本発明の光起電力素子の堆
積膜形成方法を行うに適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1001、誘
電体窓1002、ガス導入管1003、基板1004、
加熱ヒーター1005、真空計1006、コンダクタン
スバルブ1007、補助バルブ1008、リークバルブ
1009、導波部1010、バイアス電源1011、バ
イアス棒1012、シャッター1013、原料ガス供給
装置1020、マスフローコントローラー1021〜1
029、ガス流入バルブ1031〜1039、原料ガス
ボンベのバルブ1051〜1059、圧力調整器106
1〜1069、原料ガスボンベ1071〜1079等か
ら構成されている。
【0039】本発明の光起電力素子の好ましい堆積方法
に於ける堆積メカニズムの詳細は不明であるが、つぎの
ように考えられる。原料ガスを100%分解するに必要
なマイクロ波エネルギーより低いマイクロ波エネルギー
を前記原料ガスに作用させることによって、高いRFエ
ネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に前記原料ガス
に作用させて堆積膜を形成するに適した活性種を選択で
きるものと考えられる。更に原料ガスを分解するときの
堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態では良質な
堆積膜を形成するに適した活性種の平均自由工程が充分
に長いために気相反応が極力抑えられると考えられる。
そしてまた堆積室内の内圧が50mTorr以下の状態
ではRFエネルギーは、原料ガスの分解にほとんど影響
を与えず、堆積室内のプラズマと基板の間の電位を制御
しているものと考えられる。即ちマイクロ波プラズマC
VD法の場合、プラズマと基板の間の電位差は小さい
が、RFエネルギーをマイクロ波エネルギーと同時に投
入することによってプラズマと基板の間の電位差(プラ
ズマ側が+で、基板側が−)を大きくすることができ
る。このようにプラズマ電位が基板に対してプラスで高
いことによって、マイクロ波エネルギーで分解した活性
種が基板上に堆積し、同時にプラズマ電位で加速された
+イオンが基板上に衝突し基板表面での緩和反応が促進
され良質な堆積膜が得られるものと考えられる。特にこ
の効果は堆積速度が数nm/sec以上のときに効果が
顕著になるものである。
【0040】更にRFはDCと違って周波数が高いため
電離したイオンと電子の分布によってプラズマの電位と
基板の電位の差が決まってくる。すなわちイオンと電子
のシナジティクによって基板とプラズマの電位差が決ま
ってくるものである。従って堆積室内でスパークが起こ
りにくいという効果がある。その結果安定したグロー放
電を10時間以上に及び長時間維持することができるも
のである。
【0041】また加えて、バンドギャップを変化させた
層を堆積させることにおいて、原料ガスの流量及び流量
比が経時的または空間的に変化するため、DCの場合D
C電圧を経時的または空間的に適宜変化させる必要があ
る。ところが本発明の堆積膜形成方法に於いては、原料
ガスの流量及び流量比の経時的または空間的な変化によ
ってイオンの割合が変化する。それに対応してRFのセ
ルフバイアスが自動的に変化する。その結果RFをバイ
アス棒に印加して原料ガス流量及び原料ガス流量比を変
えた場合、DCバイアスの場合と比較して放電が非常に
安定するものである。
【0042】更に加えて、堆積膜形成方法に於いて所望
のバンドギャップの変化を得るためにはシリコン原子含
有ガスとゲルマニウム含有ガスとを堆積室から5m以下
の距離のところで混合することが好ましいものである。
5mより離れて前記原料ガスを混合すると、所望のバン
ドギャップ変化に対応してマスフローコントロラーを制
御しても原料ガスの混合位置が離れているために原料ガ
スの変化に遅れや原料ガスの相互拡散が起こり、所望の
バンドギャップに対してズレが生じる。即ち原料ガスの
混合位置が離れすぎているとバンドギャップの制御性が
低下するものである。
【0043】また更に加えてi型層中に含有される水素
含有量を層厚方向に変化させるには、水素含有量を多く
したいところでバイアス棒に印加するRFエネルギーを
大きくし、水素含有量を少なくしたいところでバイアス
棒に印加するRFエネルギーを小さくすれば良い。一方
RFエネルギーと同時にDCエネルギーを印加する場合
においては、水素原子の含有量を多くしたいところでバ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で大きな電圧を印
加すれば良く、水素含有量を少なくしたいときには、バ
イアス棒に印加するDC電圧を+極性で小さな電圧を印
加すれば良い。
【0044】本発明の光起電力素子は、例えば以下のよ
うにして堆積膜形成される。まず図12の堆積室100
1内に堆積膜形成用の基板1004を取り付け堆積室内
を10-5Torr台以下に充分に排気する。この排気に
はターボ分子ポンプが適しているが、オイル拡散ポンプ
であってもよい。オイル拡散ポンプの場合はオイルが堆
積室に逆拡散しないように堆積室1001の内圧が10
-4Torr以下になったらH2,He,Ar,Ne,K
r,Xe等のガスを堆積室内へ導入するのがよい。堆積
室内の排気を充分に行った後、H2,He,Ar,N
e,Kr,Xe等のガスを、堆積膜形成用の原料ガスを
流したときとほぼ同等の堆積室内圧になるように堆積室
内に導入する。堆積室内の圧力としては、0.5〜50
mTorrが最適な範囲である。堆積室内の内圧が安定
したら、基板加熱ヒーター1005のスイッチを入れ基
板を100〜500℃に加熱する。基板の温度が所定の
温度で安定したらH2,He,Ar,Ne,Kr,Xe
等のガスを止め堆積膜形成用の原料ガスをガスボンベか
らマスフローコントローラーを介して所定の量を堆積室
に導入する。
【0045】堆積室内へ導入される堆積膜形成用の原料
ガスの供給量は、堆積室の堆積によって適宜決定される
ものである、一方堆積膜形成用の原料ガスを堆積室に導
入した場合の堆積室内の内圧は、非常に重要な因子であ
り、最適な堆積室内の内圧は、0.5〜50mTorr
である。また本発明の光起電力素子の堆積膜形成方法に
於いて、堆積膜形成用に堆積室内に投入されるマイクロ
波エネルギーは、重要な因子である。該マイクロ波エネ
ルギーは堆積室内に導入される原料ガスの流量によって
適宜決定されるものであるが、前記原料ガスを100%
分解するのに必要なマイクロ波エネルギーよりも小さい
エネルギーであって、好ましい範囲としては、0.02
〜1W/cm3である。マイクロ波エネルギーの好まし
い周波数の範囲としては0.5〜10GHzが挙げられ
る。特に2.45GHz付近の周波数が適している。ま
た堆積膜形成方法によって再現性のある堆積膜を形成す
るため及び数時間から数十時間にわたって堆積膜を形成
するためにはマイクロ波エネルギーの周波数の安定性が
非常に重要である。周波数の変動が±2%の範囲である
ことが好ましいものである。さらにマイクロ波のリップ
ルも±2%が好ましい範囲である。更に堆積室内に前記
マイクロ波エネルギーと同時に投入されるRFエネルギ
ーは、前記マイクロ波エネルギーとの組み合わせに於い
て非常に重要な因子でありRFエネルギーの好ましい範
囲としては、0.04〜2W/cm3である。
【0046】RFエネルギーの好ましい周波数の範囲と
しては1〜100MHzが挙げられる。特に13.56
MHzが最適である。またRFの周波数の変動は±2%
以内で波形はなめらかな波形が好ましいものである。R
Fエネルギーを供給する場合、RFエネルギー供給用の
バイアス棒の面積とアースの面積との面積比によって適
宜選択されるものではあるが、特にRFエネルギー供給
用のバイアス棒の面積がアースの面積よりも狭い場合、
RFエネルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC
成分)をアースした方が良いものである。更にRFエネ
ルギー供給用の電源側のセルフバイアス(DC成分)を
アースしない場合は、RFエネルギー供給用のバイアス
棒の面積をプラズマが接するアースの面積よりも大きく
するのが好ましいのである。
【0047】このようなマイクロ波エネルギーを導波部
1010から誘電体窓1002を介して堆積室に導入
し、同時にRFエネルギーをバイアス電源1011から
バイアス棒1012を介して堆積室に導入する。このよ
うな状態で所望の時間原料ガスを分解し前記基板上に所
望の層厚の堆積膜を形成する。その後マイクロ波エネル
ギーおよびRFエネルギーの投入を止め、堆積室内を排
気し、H2,He,Ar,Ne,Kr,Xe等のガスで
充分パージした後、堆積した非単結晶半導体膜を堆積室
から取り出す。
【0048】また前記RFエネルギーに加えて、前記バ
イアス棒1012にDC電圧を印加しても良い。DC電
圧の極性としては前記バイアス棒がプラスになるように
電圧を印加するのが好ましい方向である。そしてDC電
圧の好ましい範囲としては、10〜300Vである。図
13は、本発明の光起電力素子のRFプラズマCVD法
によるi型層の堆積に適した堆積膜形成装置の模式的説
明図である。該堆積膜形成装置は、堆積室1101、カ
ソード1102、ガス導入管1103、基板1104、
加熱ヒーター1105、真空計1106、コンダクタン
スバルブ1107、補助バルブ1108、リークバルブ
1109、RF電源1111、RFマッチングボックス
1112、原料ガス供給装置1020、マスフローコン
トローラー1021〜1029、ガス流入バルブ103
1〜1039、原料ガスボンベのバルブ1051〜10
59、圧力調整器1061〜1069、原料ガスボンベ
1071〜1079等から構成されている。
【0049】本発明の光起電力素子のRFプラズマCV
D法によるi型層は、例えば以下のようにして形成され
る。まず、マイクロ波プラズマCVD法によりi型層ま
で堆積した基板を堆積室1101内のヒーター上に基板
1104として取り付ける。扉を閉じ堆積室1101内
を10-3Torr台以下に充分に排気する。H2,H
e,Ar,Ne,Kr,Xe等のガス等の基板加熱用ガ
スをRFプラズマCVDを行うときと同等の流量及び圧
力で流す。同時に基板加熱ヒーター1105のスイッチ
を入れ、所望の基板温度になるように加熱ヒーター11
05の温度をセットする。基板の温度が所定の温度で安
定したら基板加熱用ガスを止め堆積膜形成用の原料ガス
をガスボンベからマスフローコントローラーを介して所
定の量を堆積室1101に導入する。堆積室の内圧が原
料ガスによって所望の圧力になって安定したら、RF電
源から所望のRFエネルギーをマッチングボックス11
12を介してカソード電極1102に導入する。そして
プラズマを生起し所定の時間堆積を持続する。所定の時
間堆積後、RFエネルギーの供給を止め、基板加熱用ヒ
ーターを止め、原料ガスを止めて堆積室内を十分にパー
ジする。基板温度が室温程度に下がったら、基板を堆積
室から取り出す。
【0050】該RFプラズマCVD法でi型層を堆積す
る場合、基板温度は100〜350℃、内圧は0.1〜
10Torr、RFパワーは0.01〜5.0W/cm
2、堆積速度は0.01〜2nm/secが最適条件と
して挙げられる。本発明の光起電力素子の更に好ましい
堆積装置は、図14及び15に示すように、マイクロ波
プラズマCVD装置とRFプラズマCVD装置とを連続
的に接続した装置が好ましいものである。マイクロ波プ
ラズマCVD法による堆積室とRFプラズマCVD法に
よる堆積室はゲートで分離されているのが好ましいもの
である。該ゲートとしては、機械的なゲートバルブやガ
スゲートが好ましい。
【0051】以上のような堆積膜形成方法に於いて、シ
リコン堆積用の原料ガスとして挙げられる化合物として
はつぎのものが適している。具体的にシリコン原子を含
有するガス化し得る化合物としては、SiH4,Si2
6,SiF4,SiFH3,SiF22,SiF3H,Si
38,SiD4,SiHD3,SiH22,SiH3D,
SiFD3,SiF22,SiD3H,Si233等が
挙げられる。
【0052】ゲルマニウム堆積用の原料ガスとして挙げ
られる化合物としては次のものが適している。具体的に
はゲルマニウム原子を含有するガス化し得る化合物とし
ては、GeH4,GeD4,GeF4,GeFH3,GeF
22,GeF3H,GeHD3,GeH22,GeH
3D,Ge26,Ge26等が挙げられる。
【0053】本発明に於いて非単結晶半導体層の価電子
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率表第III族原子及び第V族原子が
挙げられる。本発明に於いて非単結晶半導体層の価電子
制御するために非単結晶半導体層に導入される価電子制
御剤としては周期率III族原子及び第V族原子が挙げ
られる。
【0054】本発明に於いて第III族原子導入用の出
発物資として有効に使用されるものとしては、具体的に
はホウ素原子導入用としては、B26,B410,B5
9,B511,B610,B612,B614等の水素化ホ
ウ素、BF3,BCl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げる
ことができる。このほかに、AlCl3,GaCl3,I
nCl3,TlCl3等も挙げることができる。
【0055】本発明に於いて、第V族原子導入用の出発
物質として有効に使用されるのは、具体的には燐原子導
入用としては、PH3,P34等の水素化燐、PH4I,
PF3,PF5,PCl3,PCl5,PBr3,PBr5
PI3等のハロゲン化燐が挙げられる。このほか、As
3,AsF3,AsCl3,AsBr5,AsF5,Sb
3,SbF3,SbF5,SbCl3,SbCl5,Bi
3,BiCl3,BiBr3等も挙げることができる。
【0056】非単結晶半導体層のi型層に本発明の目的
を達成するために導入される周期率表第III族原子及
び第V族原子の導入量は1000ppm以下が好ましい
範囲として挙げられる。また本発明の目的を達成するた
めに周期率表第III族原子と第V族原子を同時に補償
するように添加するのが好ましいものである。また前記
ガス化し得る化合物をH2,D2,He,Ne,Ar,X
e,Kr等のガスで適宜希釈して堆積室に導入しても良
い。特に前記ガス化し得る化合物を希釈するに最適なガ
スとしてはH2,Heが挙げられる。
【0057】窒素含有ガスとしては、N3,NH3,ND
3,NO,NO3,N2Oが挙げられる。酸素含有ガスと
しては、O2,CO,CO2,NO,NO2,N2O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。本発明の周期
律表第III族または/及び第V族元素を主構成元素と
する層(ドーピング層A)と、価電子制御剤を含有しシ
リコン原子を主構成元素とする層(ドーピング層B)と
の積層構造からなるp型層またはn型層は、前記マイク
ロ波CVDまたはRFプラズマCVD法による堆積膜形
成装置を用いることができる。
【0058】ドーピング層Aは、周期律表第III族ま
たは/及び第V族元素を含有するガスを原料ガスとし
て、前記マイクロ波CVDまたはRFプラズマCVD法
で堆積するのが好ましい。特にドーピング層Aの水素含
有量を減少させるためには、できるだけ高いパワーで原
料ガスを分解して堆積するのが好ましい。ドーピング層
Bは、価電子制御剤として周期律表第III族または/
及び第V族元素を含有するガスをシリコン原子含有ガス
と混合して、前記マイクロ波CVDまたはRFプラズマ
CVD法で堆積するのが好ましい。
【0059】一方、結晶相を含むドーピング層Bをマイ
クロ波CVD法で堆積する場合、RFエネルギーはマイ
クロ波エネルギーよりも小さくし、マイクロ波エネルギ
ーは比較的大きくするのが好ましい。好ましいマイクロ
波エネルギーは0.1〜1.5W/cm3である。さら
に結晶粒径を大きくするためには水素希釈を行うのが好
ましい。水素ガスによる原料ガスの希釈率は0.01〜
10%が好ましいものである。
【0060】また、結晶相を含むドーピング層BをRF
プラズマCVD法で堆積する場合、前記シリコン原子含
有ガスを水素ガス(H2,D2)で0.01〜10%に希
釈して、RFパワーは1〜10W/cm2が好ましい条
件である。本発明の光起電力素子のp型層または/及び
n型層をドーピング層Aとドーピング層Bとの積層で構
成する場合、ドーピング層Bから始まってドーピング層
Bで終わるのが好ましい。例えば、BAB,BABA
B,BABABAB,BABABABAB等の構成が好
ましいものである。
【0061】特に透明電極と該積層構造からなるp型層
または/及びn型層とが接する場合、ドーピング層Bと
透明電極が接している方が、透明電極を構成する酸化イ
ンジウムまたは酸化スズへの周期律表第III族または
/及び第V族元素の拡散を防止でき、光起電力素子の光
電変換効率の経時的な低下を減少させることができる。
【0062】以下に本発明の光起電力素子の構成を詳細
に説明する。導電性基板導電性基板は、導電性材料であ
ってもよく、絶縁性材料または導電性材料で支持体を形
成し、その上に導電性処理をしたものがあっても良い。
導電性支持体としては、例えば、NiCr,ステンレ
ス、Al,Cr,Mo,Au,Nb,Ta,V,Ti,
Pt,Pb,Sn等の金属、またはこれらの合金が挙げ
られる。
【0063】電気絶縁性支持体としては、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロースアセ
テート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリエチレン、ポリアミド等の合成樹脂のフ
ィルム、またはシート、ガラス、セラミックス、紙など
が挙げられる。これらの電気絶縁性支持体は、好適には
少なくともその一方の表面を導電処理し、該導電処理さ
れた表面側に光起電力層を設けるのが望ましい。
【0064】たとえばガラスであれば、その表面に、N
iCr,Al,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,T
i,Pt,Pb,In23,ITO(In23+SnO
2)等らか成る薄膜を設けることによって導電性を付与
し、あるいはポリエステルフィルム等の合成樹脂フィル
ムであれば、NiCr,Al,Ag,Pb,Zn,N
i,Au,Cr,Mo,Ir,Nb,Ta,V,Ti,
Pt等の金属薄膜を真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッ
タリング等でその表面に設け、または前記金属でその表
面を面をラミネート処理して、その表面に導電性を付与
する。支持体の形状は平滑表面あるいは凹凸表面のシー
ト状であることができる。その厚さは所望通りの光起電
力素子を形成し得るように適宜決定するが光起電力素子
としての柔軟性が要求れれる場合には、支持体としての
機能が十分発揮される範囲で可能な限り薄くすることが
できる。しかしながら、支持体の製造上および取扱い
上、機械的強度等の点から、通常は10μm以上とされ
る。
【0065】光反射層 光反射層としては、Ag,Al,Cu,AlSi等の可
視光から近赤外で反射率の高い金属が適している。これ
らの金属は、抵抗加熱真空蒸着法、電子ビーム真空蒸着
法、共蒸着及びスパッタリング法等で形成するのが適し
ている。光反射層としてのこれらの金属の層厚としては
10nmから5000nmが適した層厚として挙げられ
る。これらの金属をテクスチャー化するためにはこれら
の金属の堆積時の基板温度を200℃以上とすれば良
い。
【0066】反射増加層 反射増加層としてはZnO,SnO2,In23,IT
O,TiO2,CdO,Cd2SnO4,Bi23,Mo
3,NaxWO3等が最適なものとして挙げられる。該
反射増加層の堆積方法としては真空蒸着法、スパッタリ
ング法、CVD法、スプレー法、スピンオン法、ディッ
プ法等が適した方法として挙げられる。
【0067】また反射増加層の層厚としては、前記反射
増加層の材料の屈折率により最適な層厚は異なるが、好
ましい層厚の範囲としては50nm〜10μmがあげら
れる。更に反射増加層をテクスチャー化するためには、
反射増加層を堆積する場合の基板温度を300℃以上に
上げるのが好ましいものである。
【0068】p型層またはn型層(第2、第1の導電型
層) p型層またはn型層は、光起電力素子の特性を左右する
重要な層である。p型層またはn型層の非晶質材料(a
−と表示する)(微結晶材料(μc−と表示する)も非
晶質材料の範疇に入ることは言うまでもない。)として
は、例えばa−Si:H,a−Si:HX,a−Si
C:H,a−SiC:HX,a−SiGe:H,a−S
iGeC:H,a−SiO:H,a−SiN:H,a−
SiON:HX,a−SiOCN:HX,μc−Si:
H,μc−SiC:H,μc−Si:HX,μc−Si
C:HX,μc−SiGe:H,μc−SiO:H,μ
c−SiGeC:H,μc−SiN:H,μc−SiO
N:HX,μc−SiOCN:HX,等にp型の価電子
制御剤(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,I
n,Ti)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子
P,As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙
げられ、多結晶材料(poly−と表示する)として
は、例えばpoly−Si:H,poly−Si:H
X,poly−SiC:H,poly−SiC:HX、
poly−SiGe:H,poly−Si,poly−
SiC,poly−SiGe等にp型の価電子制御剤
(周期率表第III族原子 B,Al,Ga,In,T
l)やn型の価電子制御剤(周期率表第V族原子 P,
As,Sb,Bi)を高濃度に添加した材料が挙げられ
る。
【0069】特に光入射側のp型層またはn型層には、
光吸収の少ない結晶性の半導体層かバンドギャップの広
い非晶質半導体層が適している。p型層への周期率表第
III族原子の添加量およびn型層への周期率表第V族
原子の添加量は0.1〜50at%が最適量として挙げ
られる。またp型層またはn型層に含有される水素原子
(H,D)またはハロゲン原子はp型層またはn型層の
未結合手を補償する働きをしp型層またはn型層のドー
ピング効率を向上させるものである。p型層またはn型
層へ添加される水素原子またはハロゲン原子は0.1〜
40at%が最適量として挙げられる。特にp型層また
はn型層が結晶性の場合、水素原子またはハロゲン原子
は0.1〜8at%が最適量として挙げられる。更にp
型層/i型層、n型層/i型層の各界面側で水素原子ま
たは/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているも
のが好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での
水素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内
の含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙
げられる。このようにp型層/i型層、n型層/i型層
の各界面近傍で水素原子またはハロゲン原子の含有量を
多くすることによって該界面近傍の欠陥準位や機械的歪
を減少させることができ本発明の光起電力素子の光起電
力や光電流を増加させることができる。
【0070】光起電力素子のp型層及びn型層の電気特
性としては活性化エネルギーが0.2eV以下のものが
好ましく、0.1eV以下のものが最適である。また比
抵抗としては100Ωcm以下が好ましく、1Ωcm以
下が最適である。さらにp型層及びn型層の層厚は1〜
50nmが好ましく、3〜10nmが最適である。
【0071】光起電力素子のp型層またはn型層の堆積
を適した原料ガスとしては、シリコン原子を含有したガ
ス化し得る化合物、ゲルマニウム原子を含有したガス化
し得る化合物、炭素原子を含有したガス化し得る化合物
等、及び該化合物の混合ガスを挙げることができる。具
体的にシリコン原子を含有するガス化し得る化合物とし
ては、SiH4,Si26,SiF4,SiFH3,Si
23,SiF3H,Si38,SiD4,SiHD3
SiH22,SiH3D,SiFD3,SiF22,Si
3H,Si233等が挙げられる。
【0072】具体的にゲルマニウム原子を含有するガス
化し得る化合物としては、GeH4,GeD4,Ge
4,GeFH3,GeF22,GeF3H,GeHD3
GeH32,GeH3D,Ge26,Ge26等が挙げ
られる。具体的に炭素原子を含有するガス化し得る化合
物としては、CH4,CD4,C22n+2(nは整数)Cn
2n(nは整数),C22,C66,CO2,CO等が
挙げられる。
【0073】窒素含有ガスとしては、N2,NH3,ND
3,NO,NO2,N2Oが挙げられる。酸素含有ガスと
しては、O2,CO,CO2,NO,NO3,N3O,CH
3CH2OH,CH3OH等が挙げられる。価電子制御す
るためにp型層またはn型層に導入される物質としては
周期率表第III族原子及び第V族原子が挙げられる。
【0074】第III族原子導入用の出発物資として有
効に使用されるものとしては、具体的にはホウ素原子導
入としては、B26,B410,B59,B511,B6
10,B612,B614等の水素化ホウ素、BF3,B
Cl3等のハロゲン化ホウ素等を挙げることができる。
このほかに、AlCl3,GaCl3,InCl3,Tl
Cl3等も挙げることができる。特に、B26,BF3
適している。
【0075】第V族原子導入用の出発物質として有効に
使用されるのは、具体的には燐原子導入用としては、P
3,P24等の水素化燐、PH4I,PF3,PF5,P
Cl3,PCl5,PBr3,PBr5,PI3等のハロゲ
ン化燐が挙げられる。このほかAsH3,AsF3,As
Cl3,AsBr3,AsF5,SbH3,SbF3,Sb
5,SbCl3,SbCl5,BiH3,BiCl3,B
iBr3等も挙げることができる。特にPH3,PF3
適している。
【0076】光起電力素子に適したp型層またはn型層
の堆積方法は、RFプラズマCVD法とマイクロ波プラ
ズマCVD法である。特にRFプラズマCVD法で堆積
する場合、容量結合型のRFプラズマCVD法が適して
いる。該RFプラズマCVD法でp型層またはn型層を
堆積する場合、堆積室内の基板温度は100〜350
℃、内圧は0.1〜10Torr、RFパワーは0.0
1〜5.0W/cm2、堆積速度は0.1〜30Å/s
ecが最適条件として挙げられる。
【0077】また前記ガス化し得る化合物をH2,H
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、RFパワーは比較的高いパワーを導入するのが好
ましいものである。RFの周波数としては1MHz〜1
00MHzが適した範囲であり、特に13.56MHz
近傍の周波数が最適である。
【0078】p型層またはn型層をマイクロ波プラズマ
CVD法で堆積する場合、マイクロ波プラズマCVD装
置は、堆積室に誘電体窓(アルミナセラミックス等)を
介して導波管でマイクロ波を導入する方法が適してい
る。マイクロ波プラズマCVD法でp型層またはn型層
を前述したマイクロ波パワーとRFパワーを同時に原料
ガスに印加して堆積する膜形成方法も適した堆積方法で
あるが、更に広い堆積条件で光起電力素子に適用可能な
堆積膜を形成することができる。すなわち、p型層また
はn型層を一般のマイクロ波プラズマCVD法で、堆積
する場合、堆積室内の基板温度は100〜400℃、内
圧は0.5〜30mTorr、マイクロ波パワーは0.
01〜1W/cm3、マイクロ波の周波数は0.5〜1
0GHzが好ましい範囲として挙げられる。
【0079】また前記ガス化し得る化合物をH2,H
e,Ne,Ar,Xe,Kr等のガスで適宜希釈して堆
積室に導入しても良い。特に微結晶半導体やa−Si
C:H等の光吸収の少ないかバンドギャップの広い層を
堆積する場合は水素ガスで2〜100倍に原料ガスを希
釈し、マイクロ波パワーは比較的高いパワーを導入する
のが好ましいものである。
【0080】マイクロ波プラズマCVD法によるi型層 光起電力素子に於いて、マイクロ波プラズマCVD法に
よるi型層は照射光に対してキャリアーを発生輸送する
重要な層である。i型層としては、僅かp型、僅かn型
の層も使用できるものである。本発明の光起電力素子の
i型層としては、シリコン原子とゲルマニウム原子とを
含有してi型層の層厚方向にバンドギャップがなめらか
に変化し、バンドギャップの極小値がi型層の中央の位
置よりp型層とi型層の界面方向に片寄っている。ま
た、該i型層中にドナーとなる価電子制御剤とアクセプ
ターとなる価電子制御剤とが同時にドーピングされてい
るものが好ましい。
【0081】該i型層に含有される水素原子(H,D)
またはハロゲン原子(X)は、i型層の未結合手を補償
する働きをし、i型層でのキャリアーの移動度と寿命の
積を向上させるものである。またn型層/i型層の各界
面の界面準位を補償する働きをし、光起電力素子の光起
電力、光電流そして光応答性を向上させる効果のあるも
のである。i型層に含有される水素原子または/及びハ
ロゲン原子は1〜40at%が最適な含有量として挙げ
られる。特に、n型層/i型層の各界面側で水素原子ま
たは/及びハロゲン原子の含有量が多く分布しているも
のが好ましい分布形態として挙げられ、該界面近傍での
水素原子または/及びハロゲン原子の含有量はバルク内
の含有量の1.1〜2倍の範囲が好ましい範囲として挙
げられる。更にシリコン原子の含有量に対応して水素原
子または/及びハロゲン原子の含有量が変化しているこ
とが好ましいものである。シリコン原子の含有量が最小
のところでの水素原子または/ハロゲン原子の含有量は
1〜10at%が好ましい範囲で、水素原子または/及
びハロゲン原子の含有量の最大の領域の0.3〜0.8
倍が好ましい範囲である。
【0082】水素原子または/及びハロゲン原子の含有
量をシリコン原子に対応させて変化させる、即ちバンド
ギャップに対応して、バンドギャップの狭いところで水
素原子または/及びハロゲン原子の含有量が少なくなっ
ているものである。メカニズムの詳細については不明で
はあるが、本発明の堆積膜形成方法によればシリコン原
子とゲルマニウム原子を含有する合金系半導体の堆積に
於いて、シリコン原子とゲルマニウム原子のイオン化率
の違いによってそれぞれの原子が獲得するRFエネルギ
ーに差が生じ、その結果合金系半導体において水素含有
量または/ハロゲン含有量が少なくても十分に緩和が進
み良質な合金系半導体が堆積できるものと考えられる。
【0083】加えてシリコン原子とゲルマニウム原子と
を含有するi型層に酸素及び/または窒素を100pp
m以下の微量添加することによって、光起電力素子の長
期にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良
くなるものである。その原因については詳細は不明であ
るが、次のように考えられる。即ち、シリコン原子とゲ
ルマニウム原子との構成比が層厚方向に連続的に変化し
ているためシリコン原子とゲルマニウム原子とが一定の
割合で混合されている場合よりも残留歪が多くなる傾向
になるものと考えられる。このような系に酸素原子また
は/及び窒素原子を添加することによって構造的な歪を
減少させることができ、その結果、光起電力素子の長期
にわたる振動によるアニーリングに対して耐久性が良く
なるものと考えられる。酸素原子または/及び窒素原子
の層厚方向での分布としてはゲルマニウム原子の含有量
に対応して増減している分布が好ましいものである。こ
の分布は水素原子または/及びハロゲン原子の分布とは
反対の分布であるが、構造的な歪を取り除く効果と未結
合手を減少させる効果とのかねあいでこのような分布が
好ましいものと考えられる。更にこのような水素原子
(または/及びハロゲン原子)及び酸素原子(または/
及び窒素原子)を分布させることによって価電子帯及び
伝導帯のテイルステイトがなめらかに連続的に接続され
るものである。
【0084】i型層の層厚は、光起電力素子の構造(例
えばシングルセル、タンデムセル、トリプルセル)及び
i型層のバンドギャップに大きく依存するが0.05〜
1.0μmが最適な層厚として挙げられる。本発明の堆
積膜形成方法によるシリコン原子とゲルマニウム原子を
含有するi型層は、堆積速度を5nm/sec以上に上
げても価電子帯側のテイルステイトが少ないものであっ
て、テイルステイトの傾きは60meV以下であり、且
つ電子スピン共鳴(esr)による未結合手の密度は1
17/cm3以下である。
【0085】またi型層のバンドギャップはp型層/i
型層、n型層/i型層の各界面側で広くなるように設計
することが好ましいものである。このように設計するこ
とによって、光起電力素子の光起電力、光電流を大きく
することができ、更に長時間使用した場合の光劣化等を
防止することができる。光起電力素子のi型層には、前
述したマイクロ波と高周波(RF)と同時に印加して堆
積膜を形成する方法が最適である。
【0086】RFプラズマCVD法によるi型層 RFプラズマCVD法によるi型層は、2nm以下の堆
積速度で堆積したものであって、堆積膜中に含有される
水素原子及び/またはハロゲン原子の含有量は1〜40
at%の範囲が好ましいものである。水素原子及びハロ
ゲン原子の結合状態はシリコン原子に水素原子1個結合
した状態またはハロゲン原子1個結合した状態が好まし
いものである。シリコン原子に水素原子が1個結合した
状態を表す赤外吸収スペクトルの2000cm-1のピー
クの半値幅の値をピーク高さで割った値が、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層の2000cm-1のピー
クの半値幅をピーク高さで割った値より大きいものが好
ましい。
【0087】透明電極 透明電極はインジウム酸化物、インジウム−スズ酸化物
の透明電極が適したものである。透明電極の堆積にはス
パッタリング法と真空蒸着法が最適な堆積方法である。
透明電極は以下のようにして堆積される。
【0088】DCマグネトロンスパッタリング装置にお
いて、インジウム酸化物から成る透明電極を基板上に堆
積する場合、ターゲットは金属インジウム(In)やイ
ンジウム酸化物(In23)等のターゲットが用いられ
る。更にインジウム−スズ酸化物から成る透明電極を基
板上に堆積する場合ターゲットは金属スズ、金属インジ
ウムまたは金属スズと金属インジウムの合金、スズ酸化
物、インジウム酸化物、インジウム−スズ酸化物等のタ
ーゲットを適宜組み合わせて用いられる。
【0089】スパッタリング法で堆積する場合、基板温
度は重要な因子であって、25℃〜600℃が好ましい
範囲として挙げられる。また透明電極をスパッタリング
法で堆積する場合の、スパッタリング用のガスとして、
アルゴンガス(Ar)、ネオンガス(Ne)、キセノン
ガス(Xe)、ヘリウムガス(He)等の不活性ガスが
挙げられ、特にArガスが最適なものである。また前記
不活性ガスに酸素ガス(O2)を必要に応じて添加する
ことが好ましいものである。特に金属をターゲットにし
ている場合、酸素ガス(O2)は必須のものである。
【0090】更に前記不活性ガス等によってターゲット
をスパッタリングする場合、放電空間の圧力は効果的に
スパッタリングを行うために、0.1〜50mTorr
が好ましい範囲として挙げられる。加えてスパッタリン
グ法の場合の電源としてはDC電源やRF電源が適した
ものとして挙げられる。スパッタリング時の電力として
は10〜1000Wが適した範囲である。
【0091】透明電極の堆積速度は、放電空間内の圧力
や放電電力に依存し、最適な堆積速度としては、0.0
1〜10nm/secの範囲である。真空蒸着法におい
て透明電極を堆積するに適した蒸着源としては、金属ス
ズ、金属インジウム、インジウム−スズ合金が挙げられ
る。また透明電極を堆積するときの基板温度としては2
5℃〜600℃の範囲が適した範囲である。
【0092】更に、透明電極を堆積するとき、堆積室を
10-5Torr台以下に減圧した後に酸素ガス(O2
を5×10-5Torr〜9×10-4Torrの範囲で堆
積室に導入することが必要である。この範囲で酸素を導
入することによって蒸着源から気化した前記金属が気相
中の酸素と反応して良好な透明電極が堆積される。ま
た、前記真空度でRF電力を導入してプラズマを発生さ
せて、該プラズマを介して蒸着を行っても良い。
【0093】上記条件による透明電極の好ましい堆積速
度の範囲としては0.01〜10nm/secである。
堆積速度が0.01nm/sec未満であると生産性が
低下し10nm/secより大きくなると粗な膜となり
透過率、導伝率や密着性が低下する。透明電極の層厚
は、反射防止膜の条件を満たすような条件に堆積するの
が好ましいものである。具体的な該透明電極の層厚とし
ては50〜300nmが好ましい範囲として挙げられ
る。
【0094】本発明の発電システムは、本発明の光起電
力素子と、該光起電力素子の電圧及び/または電流をモ
ニターし蓄電池及び/または外部負荷への前記光起電力
素子からの電力の供給を制御する制御システムと、前記
光起電力素子からの電力の蓄積及び/または外部負荷へ
の電力の供給を行う蓄電池とから構成されている。図2
0は本発明の電力供給システムの一例であって光起電力
素子のみを電源とする場合の基本回路であるが、該電力
供給システムは、太陽電池としての本発明の光起電力素
子9001、該光起電力素子の電圧制御用のダイオード
9002、蓄電池としての働き及び電圧安定化用のコン
デンサー9003、負荷9004及び逆流防止ダイオー
ド9005等から構成されている。
【0095】図21は本発明の電力供給システムの一例
であって光起電力素子を利用した充電用基本回路であ
る。該回路は本発明の光起電力素子を太陽電池9101
とし、逆流防止用ダイオード9102、電圧をモニター
し電圧を制御する電圧制御回路9103、二次電池91
04、負荷9105等から構成されている。逆流防止用
ダイオードとしてはシリコンダイオードやショットキー
ダイオード等が適している。二次電池としては、ニッケ
ルカドミニウム電池、充電式酸化銀電池、鉛蓄電池、フ
ライホイールエネルギー貯蔵ユニット等が挙げられる。
図22は電圧制御回路9103の例を示す。電圧制御回
路は、電池が満充電になるまでは太陽電池の出力とほぼ
等しいが、満充電になると、充電制御ICにより充電電
流はストップされる。
【0096】このような光起電力を利用した太陽電池シ
ステムは、自動車用のバッテリー充電システム、船用バ
ッテリー充電システム、街灯点灯システム、排気システ
ム等の電源としてしよう可能である。また図23は太陽
電池とディーゼル発電とハイブリッド式の電源システム
のブロック図である。該発電システムはディーゼル発電
機9401、太陽電池9402、整流器9403、充放
電制御装置9404、蓄電池9405、直流交流変換装
置9406、切り替え器9407、交流負荷9408等
から構成されている。
【0097】更に図24は商用電源バックアップ式太陽
電池電源システムのブロック図である。該電源システム
は太陽電池9501、充放電制御装置9502、蓄電池
9503、直流交流変換装置9504、商用電源950
5、無瞬断切り替え器9506、負荷9507等から構
成されている。また更に加えて図25は商用電源完全連
係式太陽電池電源システムのブロック図である。該電源
システムは太陽電池9601、直流交流変換器960
2、商用電源9603、負荷9604、逆潮流9605
等から構成されている。
【0098】以上のように本発明の光起電力素子を太陽
電池として使用した電源システムは、長期間安定して使
用でき、且つ太陽電池に照射される照射光が変動する場
合に於いても光起電力素子として充分に機能することか
ら、優れた安定性を示すものである。
【0099】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 (実施例1) 図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装置10
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置及び図13に示す原料ガス供給装置1020と堆積装
置1100とからなるRFプラズマCVD法による製造
装置により、本発明の光起電力素子を作製した。
【0100】図中の1071〜1079のガスボンベに
は、本発明のシリコン系非単結晶半導体材料からなるp
型層、i型層及びn型層を作製するための原料ガスが密
封されており、1071はSiH4ガスボンベ、107
2はH2ガスボンベ、1073はH2ガスで1%に希釈さ
れたBF3ガス(以下「BF3(1%)/H2」と略記す
る)ボンベ、1074はH2ガスで1%に希釈されたP
3ガス(以下「PH3(1%)/H2」と略記する)ボ
ンベ、1075はSi26ガスボンベ、1076はGe
4ガスボンベ、1077はH2ガスで2000ppmに
希釈されたBF3ガス(以下「BF3(2000ppm)
/H2」と略記する)ボンベ、1078はH2ガスで20
00ppmに希釈されたPH3ガス(以下PH3(200
0ppm)/H2」と略記する)ボンベ、1079はH
eガスで1%に希釈されたNOガス(以下「NO/H
e」と略記する)ボンベである。また、あらかじめ、ガ
スボンベ1071〜1079を取り付ける際に、各々の
ガスを、バルブ1051〜1059から流入バルブ10
31〜1039のガス配管内に導入してある。
【0101】図中1004及び1104は基板であり、
50mm角、厚さ1mmのステンレス(SUS430B
A)製で、表面に鏡面加工を施して、スパッタリング法
により、反射層としてテクスチャー化した銀(Ag)薄
膜を100nm、更に、反射増加層として酸化亜鉛(Z
nO)薄膜を1μm蒸着してある。まず、ガスボンベ1
071よりSiH4ガス、ガスボンベ1072よりH2
ス、ガスボンベ1073よりBF3(1%)/H2ガス、
ガスボンベ1074よりPH3(1%)/H2ガス、ガス
ボンベ1075よりSi26ガス、ガスボンベ1076
よりGeH4ガス、ガスボンベ1077よりBF3(20
00ppm)/H2、ガスボンベ1078よりPH3(2
000ppm)/H2、ガスボンベ1079よりNO/
Heを、バルブ1051〜1059を開けて導入し、圧
力調整器1061/1069により各ガス圧力を約2k
g/cm2に調整した。
【0102】次に流入バルブ1031〜1039、堆積
室1001及び1101のリークバルブ1009及び1
109が閉じられていることを確認し、また、流出バル
ブ1041〜1049、補助バルブ1008及び110
8が開かれていることを確認して、コンダクタンス(バ
タフライ型)バルブ1007及び1107を全開にし
て、不図示の真空ポンプにより堆積室1001、110
1及びガス配管内を排気し、真空計1006及び110
6の読みが約1×10-4Torrになった時点で補助バ
ルブ1008、1108、流出バルブ1041〜104
9を閉じた。
【0103】次に、流入バルブ1031〜1039を徐
々に開けて、各々のガスをマスフローコントローラー1
021〜1029内に導入した。以上のようにして成膜
の準備が完了した後、基板1004、1104上に、n
型層、マイクロ波プラズマCVD法に及びRFプラズマ
CVD法によるi型層およびp型層の成膜を行なった。
【0104】n型層を作製するには、基板1004を加
熱ヒーター1005により350℃に加熱し、流出バル
ブ1041、1044及び補助バルブ1008を徐々に
開いて、SiH4ガス、PH3(1%)/H2ガスをガス
導入管1003を通じて堆積室1001内に流入させ
た。この時、SiH4ガス流量が50sccm、PH
3(1%)/H2ガス流量が200sccmとなるように
各々のマスフローコントローラー1021、1024で
調整した。堆積室1001内の圧力は、10mTorr
となるように真空計1006を見ながらコンダクタンス
バルブ1007の開口を調整した。
【0105】その後、シャッター1013を閉じて、バ
イアス電源1011の直流(以下「DC」と略記する)
バイアスを50Vに設定して、バイアス棒1012に印
加し、続けて不図示のマイクロ波電源の電力を130m
W/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部1010
及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001内にマイ
クロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を生起さ
せ、シャッター1013を開けて、基板1004上にn
型層の作製を開始し、層厚10nmのn型層を作製した
ところで、シャッター1013を閉じてマイクロ波グロ
ー放電を止め、流出バルブ1041、1044及び補助
バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス流
入を止め、n型層の作製を終えた。
【0106】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製するには、基板1004を加熱ヒーター1
005により350℃に加熱し、流出バルブ1041、
1042、1046及び補助バルブ1008を徐々に開
いて、SiH4ガス、H2ガス、GeH4ガスをガス導入
管1003を通じて堆積室1001内に流入させた。こ
の時、SiH4ガス流量が200sccm、H2ガス流量
が500sccm、GeH4ガス流量が1sccmとな
るように各々のマスフローコントローラー1021、1
022、1026調整した。堆積室1001内の圧力
は、表2に示す値になるように真空計1006を見なが
らコンダクタンスバルブ1007の開口を調整した。
【0107】次に、シャッター1013を閉じ、不図示
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011の高周波(以下「RF」と略記する)バイアスを
350mW/cm3に、DCバイアスをRFカット用の
コイルを介して0Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1
012に印加した。その後、シャッター1013を開け
て、n型層上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型
層の作製を開始し、同時に、SiH4ガス流量及びGe
4ガス流量を、図16(a)に示す流量パターンに従
ってマスフローコントローラー1021、1026で調
整し、層厚300nmのi型層を作製したところで、シ
ャッター1013を閉じ、バイアス電源1011の出力
を切り、マイクロ波グロー放電を止め、流出バルブ10
41、1042、1046及び補助バルブ1008を閉
じて、堆積室1001内へのガス流入を止めた。
【0108】次に基板1004を堆積室1001より取
り出し、図13に示すRFプラズマCVD法による堆積
装置1100の堆積室1101に設置し、RFプラズマ
CVD法によるi型層を作製した。次に、RFプラズマ
CVD法によるi型層を作製するには、基板1104を
加熱ヒーター1105により300℃に加熱し、流出バ
ルブ1041、1042及び補助バルブ1108を徐々
に開いて、SiH4ガス、H2ガスをガス導入管1103
を通じて堆積室1101内に流入させた。この時、Si
4ガス流量が8sccm、H2ガス流量が100scc
mとなるように各々のマスフローコントローラー102
1、1022調整した。堆積室1101内の圧力は、
0.5Torrとなるように真空計1106を見ながら
コンダクタンスバルブ1107の開口を調整した。
【0109】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、マイクロ波プラズマCVD法に
より作製したi型層上にRFプラズマCVD法によるi
型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層を作製した
ところで、RFグロー放電を止め、流出バルブ104
1、1042及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室
1101内へのガス流入を止めi型層の作製を終えた。
【0110】次に基板1104を堆積室1101より取
り出し、図12に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、p型層
を作製した。p型層を作製するには、基板1004を加
熱ヒーター1005により300℃に加熱し、流出バル
ブ1041〜1043及び補助バルブ1008を徐々に
開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1%)/H2
スをガス導入管1003を通じて堆積室1001内に流
入させた。この時、SiH4ガス流量が10sccm、
2ガス流量が700sccm、BF3(1%)/H2
ス流量が30sccmとなるように各々のマスフローコ
ントローラー1021〜1023で調整した。堆積10
01内の圧力は、25mTorrとなるように真空計1
006を見ながらコンダクタンスバルブ1007の開口
を調整した。
【0111】その後、不図示のマイクロ波電源の電力を
250mW/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部
1010及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001
内にマイクロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を
生起させ、シャッター1013に開け、RFプラズマC
VD法によるi型層上にp型層の作製を開始し、層厚1
0nmのp型層を作製したところでシャッター1013
を閉じ、マイクロ波グロー放電を止め、流出バルブ10
41〜1043及び補助バルブ1008を閉じて、堆積
室1001内へのガス流入を止め、p型層の作製を終え
た。
【0112】それぞれの層を作製する際に、必要なガス
以外の流出バルブ1041〜1049は完全に閉じられ
ていることは言うまでもなく、また、それぞれのガスが
堆積室1001及び1101内、流出バルブ1041〜
1049から堆積室1001及び1101に至る配管内
に残留することを避けるために、流出バルブ1041〜
1049を閉じ、補助バルブ1008及び1108を開
き、さらにコンダクタンスバルブ1007及び1107
を全開にして、系内を一旦高真空に排気する操作を必要
に応じて行う。
【0113】次に、p型層上に、透明電極として、IT
O(In23+SnO2) 薄膜を70μm、更に集電電
極として、アルミニウム(Al)薄膜を2μm真空蒸着
し、光起電力素子を作製した(素子No.実1−1〜
7、比1−1)。以上の、光起電力素子の作製素子の作
製条件を表1に示す。作製した光起電力素子(素子N
o.実1−1〜7及び素子No.比1−1)の初期特
性、低照度特性及び耐久特性の測定を行なった。
【0114】初期特性の測定は、作製した光起電力素子
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、AM−1.
5(100mW/cm2)光照射下に設置して、V−I
特性を測定することにより得られる、開放電圧及び曲線
因子により行った。測定の結果を表2に示す。低照度特
性の測定は、作製した光起電力素子(素子No.実1−
1〜7、比1−1)を、AM−1.5(10mW/cm
2)光照射下に設置して、V−I特性を測定することに
より得られる光電変換効率により行った。測定の結果を
表2に示す。
【0115】耐久特性の測定は、作製した光起電力素子
(素子No.実1−1〜7、比1−1)を、湿度70
%、温度60℃の暗所に設置し、3600rpmで1m
mの振動を48時間加えた後の、光電変換効率の変化に
より行った。測定の結果を表2に示す。表2から分かる
通り、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を堆積
室1001内の圧力が50mTorr以下で作製するこ
とにより、優れた特性の光起電力素子が得られることが
判明した。
【0116】次に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング
(株)製7059)基板を用い、SiH4ガス流量及び
GeH4ガス流量及びマイクロ波電力を表3に示す値と
した以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、シャッター1
013を2分間開けて基板上にマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製して原料ガス分解効率測定用サ
ンプルを作製した(サンプルNo.1−1〜5)。
【0117】作製した原料ガス分解効率測定用サンプル
の膜厚を層厚測定器(TENCORINSTRUMENTS製 alpha step
100)で測定し、層厚により原料ガスの分解効率を求め
た。その結果を表3に示す。次に、マイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層を作製する際に、マイクロ波電源
の電力を表4に示す値とした以外は、素子No.実1−
5の光起電力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を形成し、光起電力素子を作製した(素子No.実
1−8〜10及び比1−2〜3)。
【0118】作製した光起電力素子(素子No.実1−
8〜10及び比1−2〜3)を素子No.実1−5と同
様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表4に示す。表3及び4から分かると
おり、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガス
を分解することにより、優れた特性の光起電力素子が得
られることが判明した。
【0119】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表5に示す値と
した以外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実1−11〜14及び比1
−4)。
【0120】作製した光起電力素子(素子No.実1−
11〜14及び比1−4)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。測定の結果を表5に示す。表5から分かる通り、マ
イクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原料ガス
に作用させることにより、優れた特性の光起電力素子が
得られることが判明した。
【0121】次に、ステンレス基板とバリウム硼珪酸ガ
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を
1μm作製して物性測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−6〜10)。
【0122】更に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング
(株)製7059)基板を用い、素子No.実1−5の
RFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件で、
基板上にi型層を1μm作製して物性測定用サンプルを
作製した(サンプルNo.1−11)。作製した物性測
定用サンプルのバンドギャップと組成の分析を行い、S
i原子とGe原子の組成比と、バンドギャップの関係を
求めた。
【0123】バンドギャップの測定は、i型層を作製し
たガラス基板を、分光光度計(日立製作所製330型)
に設置し、i型層の吸収係数の波長依存性を測定し、ア
モルファス太陽電池(高橋清、小長井誠共著(株)昭晃
堂)のp109に記載の方法により、i型層のバンドギ
ャップを求めた。組成分析は、i型層を作製したステン
レス基板を、オージェ電子分光分析装置(日本電子製J
AMP−3)に設置して、Si原子とGe原子の組成比
を測定した。バンドギャップと組成分析の結果を表6に
示す。
【0124】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ス流量を図16(b)に示す流量パターンに従ってマス
フローコントローラー1021、1026で調整した以
外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.比1−5)。
【0125】作製した光起電力素子(素子No.比1−
5)を素子No.実1−5と同様な方法で、初期特性、
低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比1−5に対し、素子No.実1−5は初期特性の
開放電圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、低照度
特性が1.08倍、耐久特性が1.07倍優れていた。
【0126】次に、素子No.実1−5と素子No.比
1−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層にお
けるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、前記
組成分析と同様な方法でおこなった。そして、前述し
た、サンプルNo.1−6〜10により求めたSi原子
とGe原子の組成比とバンドギャップの関係より、マイ
クロ波プラズマCVD法によるi型層の層厚方向のバン
ドギャップの変化を求めた。その結果を図17に示す。
図17から分かるとおり、素子No.実1−5の光起電
力素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄ってお
り、素子No.比1−5の光起電力素子では、バンドギ
ャップの極小値の位置がi型層の中央の位置よりn型層
とi型層の界面方向に片寄っていることが分かった。
【0127】次に、RFプラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表
7に示す値とした以外は、素子No.実1−5の光起電
力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形
成し、光起電力素子を作製した(素子No.実1−15
〜19及び比1−6)。
【0128】作製した光起電力素子(素子No.実1−
15〜19及び比1−6)を素子No.実1−5と同様
な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定し
た。その結果を表7に示す。次に、バリウム硼珪酸ガラ
ス(コーニング(株)製7059)基板を用い、SiH
4ガス流量及びRF放電電力を表7に示す値とした以外
は、素子No.実1−5のRFプラズマCVD法による
i型層と同じ作製条件で、基板上にi型層を1μm作製
して堆積速度測定用サンプルを作製した(サンプルN
o.1−12〜17)。作製した堆積速度測定用サンプ
ルの堆積速度をサンプルNo.1−1〜5と同様な方法
により求めた。その結果を表7に示す。
【0129】表7から分かる通り、RFプラズマCVD
法によるi型層の堆積速度を2nm/sec以下で作製
することにより、優れた特性の光起電力素子が得られる
ことが判明した。RFプラズマCVD法によるi型層を
作製する際に、該i型層の層厚を表8に示す値とした以
外は、素子No.実1−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実1−20〜22及び比1−7〜
8)。
【0130】作製した光起電力素子(素子No.実1−
20〜22及び比1−7〜8)を素子No.実1−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。測定の結果を表8に示す。表8から分かる通り、
層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法によるi型
層を設けた光起電力素子(素子No.実1−20〜2
2)が優れた特性を有することが判明した。
【0131】次に、単結晶シリコン基板を用い、RF放
電電力を表9に示す値とした以外は、素子No.実1−
5のRFプラズマCVD法によるi型層と同じ作製条件
で、基板上にRFプラズマCVD法によるi型層を1μ
m作製して赤外分光測定用サンプルを作製した(サンプ
ルNo.1−18〜22)。更に、単結晶シリコン基板
を用い、素子No.実1−5のマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にマイクロ
波プラズマCVD法によるi型層を1μm作製して赤外
分光測定用サンプルを作製した(サンプルNo.1−2
3)。
【0132】作製した赤外分光測定用サンプル(サンプ
ルNo.1−18〜23)を赤外分光光度計(PERKIN E
LMER製1720−X)に設置し、赤外吸収スペクトルの
2000cm-1のピークにおける、半値幅をピーク高さ
で割った値を求めた。結果を表9に示す。次に、RFプ
ラズマCVD法によるi型層を作製する際に、RF放電
電力をを表9に示す値とした以外は、素子No.実1−
5の光起電力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を形成し、光起電力素子を作製した(素子No.実
1−23〜26)。
【0133】作製した光起電力素子(素子No.実1−
23〜26)を素子No.実1−5と同様な方法で、初
期特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果
を表9に示す。表9から分かる通り、赤外吸収スペクト
ルの2000cm-1のピークにおける、半値幅をピーク
高さで割った値が、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層寄りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大
きい光起電力素子が優れた特性を有することが判明し
た。
【0134】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、R
FプラズマCVD法によるi型層を2nm/sec以下
の堆積速度で,30nm以下の層厚形成した光起電力素
子(素子No.実1−1〜23)が、従来の光起電力素
子(素子No.比1−1〜8)に対して、優れた特性を
有することが判明し、本発明の効果が実証された。
【0135】(実施例2) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図16(a)に示す流量パターンに従ってマス
フローコントローラー1021、1026で調整した後
に、SiH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流
量を1sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域
を表10に示す層厚となるように作製した以外は、実施
例1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実2−1〜8)。
【0136】作製した光起電力素子(素子No.実2−
1〜8)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定した。その結果を表10に示
す。表10から分かる通り、本発明のバンドギャップ最
大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実2−1〜7)が優れた特性を有すること
が判明し、本発明の効果が実証された。
【0137】(実施例3) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
3(2000ppm)/H2ガスボンベ1077及びP
3(2000ppm)/H2ガスボンベ1078を用
い、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を0.04
sccm、PH3(2000ppm)/H2流量を0.0
2sccm流す以外は、実施例1の素子No.実1−5
と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n
型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して
光起電力素子を作製した(素子No.実3)。
【0138】実施例3(素子No.実3)で作製した光
起電力素子を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実1
−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れた。また、素子No.実3を、二次イオン質量分析装
置(CAMECA製IMS−3F)により組成分析した
ところ、RFプラズマCVD法によるi型層中にB原子
及びP原子が含有されていることが確認された。
【0139】(実施例4) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、P
3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2
スで2000ppmに希釈されたAsH3ガス(以下
「AsH3/H2」と略記する)ボンベを用い、AsH3
/H2ガスを0.1sccm流す以外は、実施例1の素
子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実4)。実施例4(素子No.実4)で作製した光
起電力素子を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実1
−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れた。
【0140】(実施例5) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実5)。作製した光起電力素子
(素子No.実5)を実施例1と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られた。また、素子No.実5を、二次イオン質
量分析装置により組成分析したところ、i型層中にN原
子及びO原子が含有されていることが確認された。
【0141】(実施例6) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si26ガスボンベを用い、Si26ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図18(a)に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21で調整した以外は、実施例1の素子No.実1−5
と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n
型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して
光起電力素子を作製した(素子No.実6)。
【0142】作製した光起電力素子(素子No.実6)
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実1−5と同様
な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られた。ま
た、実施例6(素子No.実6)の光起電力素子のSi
原子と水素原子のi型層中における層厚方向の分布を、
二次イオン質量分析装置(CAMECA製IMS−3
F)により分析した。その結果を図18(b)に示す。
以上の結果より、水素原子の含有量がSi原子の含有量
に対応して変化している光起電力素子が優れた特性を有
することが判明し、本発明の効果が実証された。
【0143】(実施例7) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表11に示す値とした以外は、実施例1の素子
No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
7)。
【0144】作製した光起電力素子(素子No.実7)
を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定した。測定の結果を表11に示す。表1
1から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガスの混合す
るポイントと堆積室1001との間の距離を5m以下と
することにより、一層良好な特性の光起電力素子が得ら
れることが判明した。
【0145】(実施例8) 実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、光起
電力素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュール
を作製し、図21に示すような回路構成のアナログ時計
を作った。図21において、太陽電池モジュール910
1で発生した電力は、逆流防止ダイオード9102を経
て、2次電池9104に充電される。9103は、過充
電防止用ダイオードである。太陽電池モジュール910
1及び2次電池9104からの電力は、アナログ時計の
駆動回路9105に供給される。
【0146】(比較例2) 比較例として素子No.比1−7と同じ作製条件で、光
起電力素子を作製し、これを用いて、実施例8と同様な
アナログ時計を作った。実施例8と比較例2で作製した
アナログ時計を室内の壁に設置し、毎日8.5時間室内
灯を点灯したところ、実施例8のアナログ時計は一日中
動いたものの、比較例のアナログ時計は一日中は動かな
く、本発明による発電システムの効果が実証された。
【0147】(実施例9) i型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ス流量を図19に示す流量パターンに従ってマスフロー
コントローラー1021、1026で調整した以外は、
実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実9)。作製した光起電力素子(素子N
o.実9)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子
No.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0148】(実施例10) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてH2
スで1%に希釈されたB26ガス(以下「B26(1
%)/H2」と略記する)ボンベを用い、RFプラズマ
CVD法によるi型層の形成時にB26(1%)/H2
ガスを0.05sccm流す以外は、実施例1の素子N
o.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透
明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電
極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実1
0)。作製した光起電力素子(素子No.実10)を実
施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久
特性を測定したところ、実施例1の素子No.実1−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得られ、本
発明の効果が実証された。
【0149】(実施例11) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26(a)に示す流量パターン
に従って各々マスフローコントローラー1029で調整
した以外は、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実11)。
【0150】作製した光起電力素子(素子No.実1
1)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られた。また、実施例11(素子No.実11)の光起
電力素子のN原子とO原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置により分析した。そ
の結果を図26(b)に示す。以上の結果より、本発明
の効果が実証された。
【0151】(実施例12) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図27に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整して、実施例1の素子No.実1
−5と同じ条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n
型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して
光起電力素子を作製した(素子No.実12)。作製し
た光起電力素子(素子No.実12)を実施例1と同様
な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定し
たところ、実施例1の素子No.実1−5と同様な初期
特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発明の効果
が実証された。
【0152】(実施例13) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例9と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実13)。作製した光起電力素子(素子N
o.実13)を実施例9と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例9と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発
明の効果が実証された。
【0153】(実施例14) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例1の
素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実14)。
【0154】作製した光起電力素子(素子No.実1
4)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子No.
実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が
得られた。また、実施例14(素子No.実14)の光
起電力素子を、二次イオン質量分析装置により組成分析
したところ、i型層中にD原子が含有されていることが
確認され、本発明の効果が実証された。
【0155】(実施例15) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
1の素子No.実1−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実15)。作製した光起電力素子(素子No.実
15)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例1の素子N
o.実1−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特
性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0156】(実施例16) 図13に示すRFプラズマCVD法による製造装置によ
り、実施例1のRFプラズマCVD法によるi型層と同
様な手順により、本発明の光起電力素子のn型層とp型
層を作製した。
【0157】図中1104は実施例1と同様の基板であ
る。図中、ガスボンベ1071〜1079の各ガスボン
ベには、実施例1と同じ原料ガスが密封されており、実
施例1と同様の操作手順により各ガスをマスフローコン
トローラー1021〜1029内に導入した。以上のよ
うにして成膜の準備が完了した後、基板1104上に、
n型層の成膜を行なった。
【0158】n型層を作製するには、基板1104を加
熱ヒーター1105により350℃に加熱し、流出バル
ブ1042、1044、1045及び補助バルブ110
8を除々に開いて、H2ガス、PH3(1%)/H2
ス、Si26ガスをガス導入管1103を通じて堆積室
1101内に流入させた。この時、H2ガス流量が50
sccm、PH3(1%)/H2ガス流量が5sccm、
Si26ガス流量が3sccmとなるように各々のマス
フローコントローラー1022、1024、1025で
調整した。堆積室1101内の圧力は、1Torrとな
るように真空計1106を見ながらコンダクタンスバル
ブ1107の開口を調整した。
【0159】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、基板1104上にn型層の形成
を開始し、層厚10nmのn型層を形成したところでR
Fグロー放電を止め、流出バルブ1042、1044、
1045及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室11
01内へのガス流入を止め、n型層の形成を終えた。
【0160】次に、堆積室1101よりn型層を作製し
た基板1104を取り出し、実施例1と同様なマイクロ
波グロー放電分解法による堆積装置1000に設置し、
実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件でn型層
上にマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製し
た。次に、堆積室1000よりマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層を作製した基板1004を取り出し、
前述のRFプラズマCVD法による堆積装置1100に
設置し、実施例1の素子No.実1−5と同じ作製条件
でマイクロ波プラズマCVD法によるi型層上にRFプ
ラズマCVD法によるi型層を作製した。
【0161】続いてRFプラズマCVD法によるi型層
上にp型層を作製した。p型層を作製するには、基板1
104を加熱ヒーター1105により200℃に加熱
し、流出バルブ1041〜1043及び1108を除々
に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF3(1%)/H2
ガスをガス導入管1103を通じて堆積室1101内に
流入させた。この時、SiH4ガス流量が0.5scc
m、H2ガス流量が100sccm、BF3(1%)/H
2ガス流量が1sccmとなるように各々のマスフロー
コントローラー1021〜1023で調整した。堆積室
1101内の圧力は、1Torrとなるように真空計1
106を見ながらコンダクタンスバルブ1107の開口
を調整した。
【0162】その後、RF電源1111の電力を2W/
cm2に設定し、RFマッチングボックス1112を通
じてカソード1102にRF電力を導入し、RFグロー
放電を生起させ、i型層上にp型層の形成を開始し、層
厚5nmのp型層を形成したところでRFグロー放電を
止め、流出バルブ1041〜1043及び補助バルブ1
108を閉じて、堆積室1101内へのガス流入を止
め、p型層の形成を終えた。次に、p型層上に、実施例
1と同様に透明電極と集電電極を蒸着し、光起電力素子
を作製した(電池No.実16)。以上の光起電力素子
の作製条件を表12に示す。
【0163】(比較例3) RFプラズマCVD法によるi型層を作製しない以外
は、実施例16と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.比
3)。
【0164】作製した光起電力素子(素子No.実16
及び素子No.比3)を実施例1と同様な方法で、初期
特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結
果、素子No.比3の光起電力素子に対して、素子N
o.実16の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が
1.03倍、曲線因子が1.04倍、低照度特性の光電
変換効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効率の低下
が1.07倍優れており、本発明の効果が実証された。
【0165】(実施例17) 表13に示す作製条件で、実施例1と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実17)。
【0166】(比較例4) 第1のRFプラズマCVD法によるi型層を作製しない
以外は、実施例17と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型層、第1の
p型層、第2のn型層、第2のi型層、第2のp型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.比4)。
【0167】以上のようにして作製した光起電力素子
(素子No.実17及び比4)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、素子No.比4の光起電力素子に対して、素
子No.実17の光起電力素子は、初期特性の開放電圧
が1.04倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光
電変換効率が1.06倍、耐久特性の光電変換効率の低
下が1.10倍優れており、本発明の効果が実証され
た。
【0168】(実施例18) 表14に示す作製条件で、実施例1と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実18)。
【0169】(比較例5) 第1のi型層及び第2のRFプラズマCVD法によるi
型層を作製しない以外は、基板上に、反射層、反射増加
層、第1のn型層、第1のi型層、第1のp型層、第2
のn型層、第2のi型層、第2のp型層、第3のn型
層、第3のi型層、第3のp型層、透明電極、集電電極
を作製して光起電力素子を作製した(素子No.比
5)。
【0170】作製した光起電力素子(素子No.実18
及び比5)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照
度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比5に対して、素子No.実18は、初期特性の開
放電圧が1.03倍、曲線因子が1.02倍、低照度特
性の光電変換効率が1.07倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証
された。
【0171】(実施例19) 図14に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。図中1201及び1209はロー
ド、アンロード室、1202、1204、1205、1
206及び1028は実施例16と同様なRFプラズマ
CVD法による各層の堆積室、1203及び1207は
実施例1と同様なマイクロ波プラズマCVD法による各
層の堆積室、1211〜1218は各室を隔てるゲート
バルブ、1221、1223〜1225及び1227は
カソード電極、1222及び1226はマイクロ波の導
波部及び誘電体窓である。
【0172】まず、基板をロード室1201に設置し、
ロード室1201内を真空排気した後に、ゲートバルブ
1211を開けて、基板を第1のn型層堆積室1202
に移動し、ゲートバルブ1211を閉じた。次に、実施
例17の第1のn型層と同じ条件で、基板上に第1のn
型層を作製した。次に、ゲートバルブ1212を開け
て、基板を第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi
型層堆積室1203に移動し、ゲートバルブ1212を
閉じた。次に、実施例17の第1のマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層と同じ条件で、第1のn型層上に
第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製
した。次に、ゲートバルブ1213を開けて、基板を第
1のRFプラズマCVD法によるi型層堆積室1204
に移動し、ゲートバルブ1213を閉じた。次に実施例
17の第1のRFプラズマCVD法によるi型層と同じ
条件で、第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型
層上に第1のRFプラズマCVD法によるi型層を作製
した。
【0173】ゲートバルブ1214を開けて、基板を第
1のp型層堆積室1205に移動し、ゲートバルブ12
14を閉じた。次に、実施例17の第1のp型層と同じ
条件で、第1のRFプラズマCVD法によるi型層上に
第1のp型層を作製した。次に、ゲートバルブ1215
を開けて、基板を第2のn型層堆積室1206に移動
し、ゲートバルブ1215を閉じた。次に、実施例17
の第2のn型層と同じ条件で、第1のp型層上に第2の
n型層を作製した。次に、ゲートバルブ1216を開け
て、基板を第2のi型層堆積室1207に移動し、ゲー
トバルブ1216を閉じた。次に、実施例17の第2の
i型層と同じ条件で、第2のn型層上に第2のi型層を
作製した。次に、ゲートバルブ1217を開けて、基板
を第2のp型層堆積室1208に移動し、ゲートバルブ
1217を閉じた。次に、実施例17の第2のp型層と
同じ条件で、第2のi型層上に第2のp型層を作製し
た。次に、ゲートバルブ1218を開けて、基板をアン
ロード室1209に移動し、ゲートバルブ1218を閉
じ、アンロード室1209より基板を取りだし、光起電
力素子の作製した(素子No.実19)。
【0174】作製した光起電力素子(素子No.実1
9)の実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定した。測定の結果、実施例17(素
子No.実17)の光起電力素子に対して、実施例19
(素子No.実19)の光起電力素子は、初期特性の開
放電圧が1.01倍、曲線因子が1.02倍、低照度特
性の光電変換効率が1.03倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.01倍優れており、本発明の光起電力素
子を多室分離型堆積装置で作製することにより、より一
層優れた特性を有する光起電力素子が得られることが判
明し、本発明の効果が実証された。
【0175】(実施例20) 実施例17と同じ作製条件で、光起電力素子を作製し、
これを用いて、太陽電池モジュールを作製し、図21に
示すような回路構成の車載換気ファンを作った。図21
において、自動車のボンネットに張り付けた太陽電池モ
ジュール9101で発生した電力は、逆流防止ダイオー
ド9102を経て、2次電池9104に充電される。9
103は、過充電防止用ダイオードである。太陽電池モ
ジュール9101及び2次電池9104からの電力は、
換気ファンのモーター9105に供給される。
【0176】(比較例6) 比較例として素子No.比4と同じ作製条件で、光起電
力素子を作製し、これを用いて、実施例21と同様な車
載換気ファンを作った。実施例20と比較例4で作製し
た車載換気ファンを取り付けた自動車を、エンジンを回
転させたアイドリング状態で168時間放置し、その後
晴天下でエンジンを止めて換気ファン稼働させた状態で
放置し、自動車室内の温度を測定した。その結果、比較
例の車載冷却ファンに対して、実施例20の車載冷却フ
ァンは、室内の温度が3度低く、本発明による発電シス
テムの効果が実証された。
【0177】(実施例21) 本実施例では、p型層を積層構造とした光起電力素子を
作製した。図12及び13に示す原料ガス供給装置10
20において、BF3(1%)/H2ガスボンベをH2
スで10%に希釈されたB26ガス(B26(10%)
/H2ガス)ボンベに交換した。
【0178】実施例1と同様にしてSUS基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、マイクロ波プラズマCVD
法によるi型層およびRFプラズマCVD法によるi型
層を形成し、続いて次に示すようにしてp型層の成膜を
行なった。RFプラズマCVD法によるi型層形成後、
基板を図12に示すマイクロ波プラズマCVD法による
堆積装置1001に設置し、ドーピング層Aとドーピン
グ層Bを積層したp型層を作製した。
【0179】ドーピング層B1を形成するには、基板1
004を加熱ヒーター1005により300℃に加熱
し、流出バルブ1041、1042、1047及び補助
バルブ1008を徐々に開いて、SiH4ガス、H2
ス、BF3/H2ガスをガス導入管1003を通じて堆積
室1001内に流入させた。この時、SiH4ガス流量
が1sccm、H2ガス流量が300sccm、BF3
2ガス流量が2sccmとなるように各々のマスフロ
ーコントローラー1021、1022、1027で調整
した。堆積1001内の圧力は、25mTorrとなる
ように真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ
1007の開口を調整した。
【0180】その後、不図示のマイクロ波電源の電力を
50mW/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部1
010及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001内
にマイクロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を生
起させ、シャッター1013に開け、i型層上にドーピ
ング層B1の作製を開始し、層厚0.5nmのドーピン
グ層B1を作製したところでシャッター1013を閉
じ、マイクロ波グロー放電を止め、流出バルブ104
1、1042、1047及び補助バルブ1008を閉じ
て、堆積室1001内へのガス流入を止めた。
【0181】ドーピング層Aを形成するには、基板10
04を加熱ヒーター1005により300℃に加熱し、
流出バルブ1043及び補助バルブ1008を徐々に開
いて、B26(10%)/H2ガスをガス導入管100
3を通じて堆積室1001 内に流入させた。この時、
26(10%) /H2ガス流量が100sccm と
なるようにマスフローコントローラー1023で調整し
た。堆積1001内の圧力は、30mTorrとなるよ
うに真空計1006を見ながらコンダクタンスバルブ1
007の開口を調整した。
【0182】その後、不図示のマイクロ波電源の電力を
50mW/cm3に設定し、不図示の導波管、導波部1
010及び誘電体窓1002を通じて堆積室1001内
にマイクロ波電力を導入し、マイクロ波グロー放電を生
起させ、シャッター1013に開け、ドーピング層B1
上にドーピング層Aの作製を開始し、層厚0.3nmの
ドーピング層Aを作製したところでシャッター1013
を閉じ、マイクロ波グロー放電を止め、流出バルブ10
43及び補助バルブ1008を閉じて、堆積室1001
内へのガス流入を止めた。
【0183】次に、層厚を10nmとした以外は、前述
のドーピング層B1と同じ作製条件で、ドーピング層A
上にドーピング層B2を形成した。続いて、p型層上
に、透明電極として、ITO(In23+SnO2) 薄
膜を70μm、更に集電電極として、アルミニウム(A
l)薄膜を2μm真空蒸着し、光起電力素子を作製した
(素子No.実21−1〜7、比7−1)。以上の、光
起電力素子の作製素子の作製条件を表15に示す。
【0184】作製した光起電力素子(素子No.実21
−1〜7及び比7−1)の初期特性、低照度特性及び耐
久特性の測定を行なった。結果を表16に示す。表16
から分かるとおり、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層の堆積室圧力が50mTorr以下で形成するこ
とにより、優れた特性の光起電力素子が得られることが
判明した。
【0185】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表17
に示す値とした以外は、素子No.実21−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実21−8〜10及び比7
−2〜3)。
【0186】作製した光起電力素子(素子No.実21
−8〜10及び比7−2〜3)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、表17に示す。表17から分かる通り、原料
ガスを100%分解するに必要なマイクロ波エネルギー
より低いマイクロ波エネルギーで原料ガスを分解するこ
とにより、優れた特性の光起電力素子が得られることが
判明した。
【0187】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表18に示す値
とした以外は、素子No.実21−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実21−11〜14及び比7−
4)。
【0188】作製した光起電力素子(素子No.実21
−11〜14及び比7−4)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、表18に示す。表18から分かる通り、マイ
クロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原料ガスに
作用させることにより、優れた特性の光起電力素子が得
られることが判明した。
【0189】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ス流量を、図16(b)に示す流量パターンに従ってマ
スフローコントローラー1021、1026で調整した
以外は、素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.比7−5)。
【0190】作製した光起電力素子(素子No.比7−
5)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特性
及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子No.比7
−5の光起電力素子に対して、素子No.実21−5の
光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.03倍、曲
線因子が1.02倍、低照度特性の光電変換効率が1.
08倍、耐久特性の光電変換効率の低下が1.07倍優
れていた。
【0191】また、i型層の層厚方向のバンドギャップ
の変化を求めたところ素子No.実21−5の光起電力
素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中
央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄ってお
り、素子No.比7−5の光起電力素子では、バンドギ
ャップの極小値の位置がi型層の中央の位置よりn型層
とi型層の界面方向に片寄っていることが分かった。
【0192】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表19に
示す値とした以外は、素子No.実21−5の光起電力
素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成
し、光起電力素子を作製した(素子No.実21−15
〜19及び比7−6)。
【0193】作製した光起電力素子(素子No.実21
−15〜19及び比7−6)を素子No.実21−5と
同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測定
した。その結果を表19に示す。表19から分かる通
り、RFプラズマCVD法によるi型層の堆積速度を2
nm/sec以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。
【0194】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該i型層の層厚を表20に示す値とした以外
は、素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実21−20〜22及び比7−7
〜8)。
【0195】作製した光起電力素子(素子No.実21
−20〜22及び比7−7〜8)を素子No.実21−
5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を
測定した。測定の結果を表20に示す。表20から分か
る通り、層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法に
よるi型層を設けた光起電力素子(素子No.実21−
20〜22)が優れた特性を有することが判明した。
【0196】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該RF電力を表21に示す値とした以外は、
素子No.実21−5の光起電力素子と同じ作製条件
で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p
型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作
製した(素子No.実21−23〜26)。作製した光
起電力素子(素子No.実21−23〜26及)を素子
No.実21−5と同様な方法で、初期特性、低照度特
性、耐久特性を測定した。測定の結果を表21に示す。
表21から分かる通り、赤外線吸収スペクトルの200
0cm-1のピークにおける半値幅をピーク高さで割った
値が、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層よりR
FプラズマCVD法によるi型層のほうが大きい光起電
力素子が優れた特性を有すことが判明した。
【0197】次に、p型層を作製する際に、ドーピング
層Aを形成せず、ドーピング層Bのみとした以外は、素
子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実21−27)。作製した光起電力素子(素子N
o.実21−27)を実施例1と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
素子No.実21−27の光起電力素子に対して、素子
No.実21−5の光起電力素子は、初期特性の開放電
圧が1.02倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の
光電変換効率が1.07倍、耐久特性の光電変換効率の
低下が1.08倍優れていた。
【0198】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで、同時に
作用させるRFエネルギーをマイクロ波エネルギーより
も高くし、層厚方向にバンドギャップがなめらかに変化
し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中央の位
置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、RFプラズ
マCVD法によるi型層をp型層側に2nm/secの
堆積速度で、30nm以下形成し、p型層またはn型層
の少なくとも一方が周期律表第III族または/及び第
V族元素を主構成元素とする層と、価電子制御剤を含み
シリコン原子を主構成元素とする層の積層構造とした光
起電力素子(素子No.実21−1〜26)が、従来の
光起電力素子に対して、優れた特性を有することが判明
し、本発明の効果が実証された。
【0199】(実施例22) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例2
1と同様に図16(a)に示す流量パターンに従ってマ
スフローコントローラー1021、1026で調整した
後に、SiH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス
流量を1sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領
域を表22に示す層厚となるように作製した以外は、実
施例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基
板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実22−1〜8)。
【0200】作製した光起電力素子(素子No.実22
−1〜8)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表22に
示す。表22から分かる通り、バンドギャップ最大値の
領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子(素子N
o.実22−1〜7)が一層優れた特性を有することが
判明し、本発明の効果が実証された。
【0201】(実施例23) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
3(2000ppm)/H2ガスボンベ1077及びP
3(2000ppm)/H2ガスボンベ1078を用
い、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を0.4s
ccm、PH3(2000ppm)/H2流量を0.02
sccm流す以外は、実施例1の 素子No.実21−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実23)。実施
例23(素子No.実23)で作製した光起電力素子を
実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実21−5と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られた。
【0202】(実施例24) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、P
3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてAsH
3/H2ボンベを用い、AsH3/H2ガスを0.01sc
cm流す以外は、実施例23の素子と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実24)。実施例24(素子No.実
24)で作製した光起電力素子を実施例23と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したと
ころ、素子No.実23と同様な初期特性、低照度特性
及び耐久特性が得られた。
【0203】(実施例25) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccmとした
以外は、素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実25)。
【0204】作製した光起電力素子(素子No.実2
5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例25(素子No.実25)の光起電力
素子を、二次イオン質量分析装置により分析したとこ
ろ、i型層中に酸素原子及び窒素原子が含有されている
ことが確認された。以上の結果により、本発明の効果が
実証された。
【0205】(実施例26) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si26ガスボンベを用い、Si26ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図18(a)に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21で調整した以外は、実施例21の素子No.実21
−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実26)。
【0206】作製した光起電力素子(素子No.実2
6)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ素子No.実21−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例26(素子No.実26)の光起電力
素子のSi原子と水素原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置により分析したとこ
ろ図18(b)と同様な傾向を示す結果となった。以上
の結果により、本発明の効果が実証された。
【0207】(実施例27) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表23に示す値とした以外は、素子No.実2
1−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実27)。
【0208】作製した光起電力素子(素子No.実2
7)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、表23に示
す。表17から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガス
の混合するポイントと堆積室1001との間の距離を5
m以下とすることにより、良好な特性の光起電力素子が
得られることが判明した。
【0209】(実施例28) 実施例21の素子No.実21−5と同じ作製条件で、
光起電力素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュ
ールを作製し、図21に示すような回路構成のアナログ
時計を作った。
【0210】(比較例8) 比較例として素子No.比7−7と同じ作製条件で、光
起電力素子を作製し、これを用いて、実施例28と同様
なアナログ時計を作った。実施例28と比較例8で作製
したアナログ時計を室内の壁に設置し、毎日8.5時間
室内灯を点灯したところ、実施例27のアナログ時計は
一日中動いたものの、比較例のアナログ時計は一日中は
動かなく、本発明による発電システムの効果が実証され
た。
【0211】(実施例29) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、素子No.実21−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実29)。作製
した光起電力素子(素子No.実29)を実施例21と
同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測
定したところ、素子No.実21−5と同様な初期特
性、低照度特性及び耐久性が得られ、本発明の効果が実
証された。
【0212】(実施例30) RFプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、B
3(2000ppm)/H2ガスボンベに代えてB26
(2000ppm)/H2ボンベを用い、RFプラズマ
CVD法によるi型層の形成時にB26(2000pp
m)/H2ガスを0.5sccm流す以外は、実施例2
1の素子No.実21−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実30)。作製した光起電力素子(素子N
o.実30)を実施例21と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例21
の素子No.実21−5と同様な初期特性、低照度特性
及び耐久性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0213】(実施例31) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26(a)に示す流量パターン
に従って各々マスフローコントローラー1029で調整
した以外は、素子No.実21−5と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実31)。作製した光起電力素子(素
子No.実31)を実施例21と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実21−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られた。また、実施例31(素子No.実31)
の光起電力素子のN原子とO原子のi型層中における層
厚方向の分布を、二次イオン質量分析装置により分析し
たところ、図26(b)と同様な傾向を示す結果が得ら
れた。以上の結果より、本発明の効果が実証された。
【0214】(実施例32) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図27に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、素子No.実21−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実32)。
【0215】作製した光起電力素子(素子No.実3
2)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れ、本発明の効果が実証された。
【0216】(実施例33) p型層を形成する際に、ドーピング層Aの層厚を表24
に示す値とした以外は、素子No.実21−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実33−1〜5)。作製し
た光起電力素子(素子No.実33−1〜5)を実施例
21と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特
性を測定した。その結果を表24に示す。表24から分
かるように、ドーピング層Aの層厚が0.01〜1nm
である光起電力素子(素子No.実33−1〜4)が一
層優れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実
証された。
【0217】(実施例34) n型層を形成する際に、表25に示す作製条件で、ドー
ピング層A及びドーピング層Bを作製した以外は、素子
No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実34)。作製した光起電力素子(素子No.実3
4)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れ、本発明の効果が実証された。
【0218】(実施例35) p型層を形成する際に、表26に示す作製条件で、ドー
ピング層A及びドーピング層Bを作製した以外は、素子
No.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実35)。作製した光起電力素子(素子No.実3
5)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れ、本発明の効果が実証された。
【0219】(実施例36) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例29と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実36)。作製した光起電力素子(素子N
o.実36)を実施例29と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例29
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
【0220】(実施例37) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、素子No.
実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射
増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極
を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実3
7)。
【0221】作製した光起電力素子(素子No.実3
7)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実21−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例37(素子No.実37)の光起電力
素子を、二次イオン質量分析装置により組成分析したと
ころ、i型層中にD原子が含有されていることが確認さ
れ、本発明の効果が実証された。
【0222】(実施例38) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、素子N
o.実21−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
38)。作製した光起電力素子(素子No.実38)を
実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実21−5と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発
明の効果が実証された。
【0223】(実施例39) 図13に示すRFプラズマCVD法による堆積装置を用
いて、n型層とp型層を作製し、他は素子No.実21
−5と同じ作製条件光起電力素子を作製した。
【0224】n型層を作製するには、基板1104を加
熱ヒーター1105により350℃に加熱し、流出バル
ブ1042、1044、1045及び補助バルブ110
8を除々に開いて、H2ガス、PH3(1%)/H2
ス、Si26ガスをガス導入管1103を通じて堆積室
1101内に流入させた。この時、H2ガス流量が50
sccm、PH3(1%)/H2ガス流量が5sccm、
Si26ガス流量が3sccmとなるように各々のマス
フローコントローラー1022、1024、1025で
調整した。堆積室1101内の圧力は、1Torrとな
るように真空計1106を見ながらコンダクタンスバル
ブ1107の開口を調整した。
【0225】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、基板1104上にn型層の形成
を開始し、層厚10nmのn型層を形成したところでR
Fグロー放電を止め、流出バルブ1042、1044、
1045及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室11
01内へのガス流入を止め、n型層の形成を終えた。
【0226】次に、堆積室1101よりn型層を作製し
た基板1104を取り出し、素子No.実21−5と同
様なマイクロ波プラズマCVD法による堆積装置100
0に設置し、実施例21の素子No.実21−5と同じ
作製条件で、n型層上にマイクロ波プラズマCVD法に
よるi型層を作製した。次に、堆積室1000よりi型
層を作製した基板1004を取り出し、前述のRFプラ
ズマCVD法による堆積装置1100に設置し、素子N
o.実21−5と同じ作製条件でマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層上にRFプラズマCVD法によるi
型層を作製した。
【0227】続いて、RFプラズマCVD法によるi型
層上にドーピング層Aとドーピング層Bを積層したp型
層を作製した。ドーピング層B1を作製するには、基板
1104を加熱ヒーター1105により200℃に加熱
し、流出バルブ1041、1042、1047及び11
08を除々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF
3(2000ppm)/H2ガスをガス導入管1103を
通じて堆積室1101内に流入させた。この時、SiH
4ガス流量が0.03sccm、H2ガス流量が100s
ccm、BF3(20 00ppm)/H2ガス流量が1
sccmとなるように各々のマスフローコントローラー
1021、1022、1027で調整した。堆積室11
01内の圧力は、1Torrとなるように真空計110
6を見ながらコンダクタンスバルブ1107の開口を調
整した。
【0228】その後、RF電源1111の電力を2W/
cm2に設定し、RFマッチングボックス1112を通
じてカソード1102にRF電力を導入し、RFグロー
放電を生起させ、RFプラズマCVD法によるi型層上
にドーピング層B1の形成を開始し、層厚0.3nmの
ドーピング層B1を形成したところでRFグロー放電を
止め、流出バルブ1041、1042、1047及び補
助バルブ1108を閉じて、堆積室1101内へのガス
流入を止めた。
【0229】次にドーピング層Aを作製するには、基板
1104を加熱ヒーター1105により200℃に加熱
し、流出バルブ1043及び1108を除々に開いて、
26(10%)/H2ガスをガス導入管1103を通
じて堆積室1101内に流入させた。この時、B2
6(10%)/H2ガス流量が50sccmとなるように
各々のマスフローコントローラー1023で調整した。
堆積室1101内の圧力は、1Torrとなるように真
空計1106を見ながらコンダクタンスバルブ1107
の開口を調整した。
【0230】その後、RF電源1111の電力を3W/
cm2に設定し、RFマッチングボックス1112を通
じてカソード1102にRF電力を導入し、RFグロー
放電を生起させ、ドーピング層B1上にドーピング層A
の形成を開始し、層厚0.1nmのドーピング層Aを形
成したところでRFグロー放電を止め、流出バルブ10
48及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室1101
内へのガス流入を止めた。
【0231】次に、SiH4ガス流量が0.5scc
m、BF3/H2ガス流量が10sccm、層厚5nmと
した以外は、ドーピング層B1と同じ作製条件でドーピ
ング層A上にドーピング層B2を作製した。次に、p型
層上に、実施例21と同様に透明電極と集電電極を蒸着
し、光起電力素子を作製した(電池No.実39)。以
上の、光起電力素子の作製条件を表27に示す。
【0232】(比較例9) 比較例として、RFプラズマCVD法によるi型層を作
製しない以外は、実施例39と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.比9)。
【0233】作製した光起電力素子(素子No.実39
及び比9)を実施例21と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.比9に対して、素子No.実39は、初期特性の開
放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特
性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効
率の低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証
された。
【0234】(実施例40) 表28に示す作製条件で、実施例21と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実40)。
【0235】(比較例10) また、第1のRFプラズマCVD法によるi型層を作製
しない以外は、実施例40と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型
層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.比10)。
【0236】作製した光起電力素子(素子No.実40
及び比10)を実施例21と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子
No.比10に対して、素子No.実40は、初期特性
の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照
度特性の光電変換効率が1.07倍、耐久特性の光電変
換効率の低下が1.06倍優れており、本発明の効果が
実証された。
【0237】(実施例41) 表29に示す作製条件で、実施例21と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実41)。
【0238】(比較例11) また、第1及び第2のRFプラズマCVD法によるi型
層を作製しない以外は、実施例41と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1の
i型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、
第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3のp
型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作
製した(素子No.比11)。
【0239】作製した光起電力素子(素子No.実41
及び比11)を実施例21と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子
No.比11に対して、素子No.実41は、初期特性
の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照
度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変
換効率の低下が1.07倍優れており、本発明の効果が
実証された。
【0240】(実施例42) 図15に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。図中1301及び1311はロー
ド、アンロード室、1302、1304〜1308及び
1310は実施例39と同様なRFプラズマCVD法に
よる各層の堆積室、1303及び1309は実施例21
と同様なマイクロ波プラズマCVD法による各層の堆積
室、1321〜1330は各室を隔てるゲートバルブ、
1341、1343〜1347及び1349はカソード
電極、1342及び1348はマイクロ波の導波部及び
誘電体窓である。
【0241】まず、基板をロード室1301に設置し、
ロード室1301内を真空排気した後に、ゲートバルブ
1321を開けて、基板を第1のn型層堆積室1302
に移動し、ゲートバルブ1321を閉じた。次に、実施
例40の第1のn型層と同じ条件で、基板上に第1のn
型層を作製した。次に、ゲートバルブ1322を開け
て、基板を第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi
型層堆積室1303に移動し、ゲートバルブ1322を
閉じた。次に、実施例40の第1のマイクロ波プラズマ
CVD法によるi型層と同じ条件で、第1のn型層上に
第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製
した。次に、ゲートバルブ1323を開けて、基板を第
1のRFプラズマCVD法によるi型層堆積室1304
に移動し、ゲートバルブ1323を閉じた。次に、実施
例40の第1のRFプラズマCVD法によるi型層と同
じ条件で、第1のn型層上に第1のRFプラズマCVD
法によるi型層を作製した。
【0242】次に、ゲートバルブ1324を開けて、基
板を第1のp型層ドーピング層B1堆積室1305に移
動し、ゲートバルブ1324を閉じた。次に、実施例4
0の第1のp型層ドーピング層B1と同じ条件で、第1
のRFプラズマCVD法によるi型層上に第1のp型層
ドーピング層B1を作製した。次に、ゲートバルブ13
25を開けて、基板を第1のp型層ドーピング層A堆積
室1306に移動し、ゲートバルブ1325を閉じた。
次に、実施例40の第1のp型層ドーピング層Aと同じ
条件で、第1のp型層ドーピング層B1上に第1のp型
層ドーピング層Aを作製した。次に、ゲートバルブ13
26を開けて、基板を第1のp型層ドーピング層B2堆
積室1307に移動し、ゲートバルブ1326を閉じ
た。次に、実施例40の第1のp型層ドーピング層B2
と同じ条件で、第1のp型層ドーピング層A上に第1の
p型層ドーピング層B2を作製した。次に、ゲートバル
ブ1327を開けて、基板を第2のn型層堆積室130
8に移動し、ゲートバルブ1327を閉じた。次に、実
施例40の第2のn型層と同じ条件で、第1のp型層ド
ーピング層B2上に第2のn型層を作製した。次に、ゲ
ートバルブ1328を開けて、基板を第2のi型層堆積
室1309に移動し、ゲートバルブ1328を閉じた。
次に、実施例40の第2のi型層と同じ条件で、第2の
n型層上に第2のi型層を作製した。次に、ゲートバル
ブ1329を開けて、基板を第2のp型層堆積室131
0に移動し、ゲートバルブ1329を閉じた。次に、実
施例40の第2のp型層と同じ条件で、第2のi型層上
に第2のp型層を作製した。次に、ゲートバルブ133
0を開けて、基板をアンロード室1311に移動し、ゲ
ートバルブ1330を閉じ、アンロード室1311より
基板を取りだし、光起電力素子の作製した(素子No.
実42)。
【0243】作製した光起電力素子(素子No.実4
2)の実施例21と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、実施例40
(素子No.実40)の光起電力素子に対して、実施例
42(素子No.実42)の光起電力素子は、初期特性
の開放電圧が1.01倍、曲線因子が1.02倍、低照
度特性の光電変換効率が1.02倍、耐久特性の光電変
換効率の低下が1.02倍優れており、本発明の光起電
力素子を多室分離型堆積装置で作製することにより、優
れた特性を有する光起電力素子が得られることが判明
し、本発明の効果が実証された。
【0244】(実施例43) 実施例40と同じ作製条件で、光起電力素子を作製し、
これを用いて、太陽電池モジュールを作製し、図21に
示すような回路構成の車載換気ファンを作った。
【0245】(比較例11) 比較例として素子No.比10と同じ作製条件で、光起
電力素子を作製し、これを用いて、実施例41と同様な
車載換気ファンを作った。実施例41と比較例11で作
製した車載換気ファンを取り付けた自動車を、エンジン
を回転させたアイドリング状態で168時間放置し、そ
の後晴天下でエンジンを止めて換気ファン稼働させた状
態で放置し、自動車室内の温度を測定した。その結果、
比較例の車載冷却ファンに対して、実施例43の車載冷
却ファンは、室内の温度が3度低く、本発明による発電
システムの効果が実証された。
【0246】(実施例44) 図12に示す原料ガス供給装置1020と堆積装置10
00からなるマイクロ波プラズマCVD法による製造装
置、及び図13に示す原料ガス供給装置1020と堆積
装置1100とからなるRFプラズマCVD法による製
造装置により、本発明の光起電力素子を作製した。本実
施例では、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層に
BとP原子をドーピングした。
【0247】実施例1の素子No.実1−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層を形成
し、続いて次のようにしてマイクロ波プラズマCVD法
に及びRFプラズマCVD法によるi型層成膜を行なっ
た。マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製す
るには、基板1004を加熱ヒーター1005により3
50℃に加熱し、流出バルブ1041、1042、10
46〜1048及び補助バルブ1008を徐々に開い
て、SiH4ガス、H2ガス、GeH4ガス、BF3(20
00ppm)/H2ガス、PH3(2000ppm)/H
2をガス導入管1003を通じて堆積室1001内に流
入させた。この時、SiH4ガス流量が200scc
m、H2ガス流量が500sccm、GeH4ガス流量が
1sccm、BF3(2000ppm)/H2ガス流量
0.2sccm、PH3(2000ppm)/H2ガス流
量0.1sccmとなるように各々のマスフローコント
ローラー1021、1022、1026〜1028調整
した。堆積室1001内の圧力は、表30に示す値にな
るように真空計1006を見ながらコンダクタンスバル
ブ1007の開口を調整した。
【0248】次に、シャッター1013を閉じ、不図示
のマイクロ波電源の電力を170mW/cm3に設定
し、不図示の導波管、導波部1010及び誘電体窓10
02を通じて堆積室1001内にマイクロ波電力を導入
し、マイクロ波グロー放電を生起させ、バイアス電源1
011のRFバイアスを350mW/cm3に、DCバ
イアスをRFカット用のコイルを介して0Vにそれぞれ
設定して、バイアス棒1012に印加した。その後、シ
ャッター1013を開けて、n型層上にマイクロ波プラ
ズマCVD法によるi型層の作製を開始し、同時に、S
iH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、図16(a)に
示す流量パターンに従ってマスフローコントローラー1
021、1026で調整し、層厚300nmのi型層を
作製したところで、シャッター1013を閉じ、バイア
ス電源1011の出力を切り、マイクロ波グロー放電を
止め、流出バルブ1041、1042、1046及び補
助バルブ1008を閉じて、堆積室1001内へのガス
流入を止めた。
【0249】次に基板1004を堆積室1001より取
り出し、図13に示すRFプラズマCVD法による堆積
装置1100の堆積室1101に設置し、RFプラズマ
CVD法によるi型層を作製した。RFプラズマCVD
法によるi型層を作製するには、基板1104を加熱ヒ
ーター1105により300℃に加熱し、流出バルブ1
041、1042、1047、1048及び補助バルブ
1108を徐々に開いて、SiH4ガス、H2ガス、BF
3(2000ppm)/H2ガス、PH3(2000pp
m)/H2をガスをガス導入管1103を通じて堆積室
1101内に流入させた。この時、SiH4ガス流量が
8sccm、H2ガス流量が100sccm、BF3(2
000ppm)/H2ガス流量0.4sccm、PH
3(2000ppm)/H2ガス流量0.02sccmと
なるように各々のマスフローコントローラー1021、
1022、1027、1028調整した。堆積室110
1内の圧力は、0.5Torrとなるように真空計11
06を見ながらコンダクタンスバルブ1107の開口を
調整した。
【0250】その後、RF電源1111の電力を120
mW/cm2に設定し、RFマッチングボックス111
2を通じてカソード1102にRF電力を導入し、RF
グロー放電を生起させ、マイクロ波プラズマCVD法に
より作製したi型層上にRFプラズマCVD法によるi
型層の作製を開始し、層厚10nmのi型層を作製した
ところで、RFグロー放電を止め、流出バルブ104
1、1042及び補助バルブ1108を閉じて、堆積室
1101内へのガス流入を止めi型層の作製を終えた。
【0251】次に基板1104を堆積室1101より取
り出し、図12に示すマイクロ波プラズマCVD法によ
る堆積装置1000の堆積室1001に設置し、実施例
1と同一条件でp型層を作製した。更に、p型層上に、
透明電極として、ITO(In23+SnO2) 薄膜を
70μm、更に集電電極として、アルミニウム(Al)
薄膜を2μm真空蒸着し、光起電力素子を作製した(素
子No.実44−1〜7、比12−1)。
【0252】作製した光起電力素子(素子No.実1−
1〜7及び素子No.比1−1)の初期特性、低照度特
性及び耐久特性の測定を行なった。結果を表30に示
す。表30から分かる通り、マイクロ波プラズマCVD
法によるi型層を堆積室1001内の圧力が50mTo
rr以下で作製することにより、優れた特性の光起電力
素子が得られることが判明した。
【0253】また、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング
(株)製7059)基板を用い、SiH4ガス流量及び
GeH4ガス流量及びマイクロ波電力を表3に示す値と
した以外は、素子No.実44−5のマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層と同じ作製条件で、シャッター
1013を2分間開けて基板上にマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層を作製し、層厚により原料ガスの分
解効率を求めたところ、表3と同様な結果となった。
【0254】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表31
に示す値とした以外は、素子No.実44−5の光起電
力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形
成し、光起電力素子を作製した(素子No.実44−8
〜10及び比12−2〜3)。
【0255】作製した光起電力素子(素子No.実44
−8〜10及び比12−2〜3)を素子No.実44−
5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を
測定した。測定の結果を表31に示す。表31から分か
るとおり、原料ガスを100%分解するのに必要なマイ
クロ波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで原料
ガスを分解することにより、優れた特性の光起電力素子
が得られることが判明した。
【0256】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表32に示す値
とした以外は、素子No.実44−5の光起電力素子と
同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光
起電力素子を作製した(素子No.実44−11〜14
及び比12−4)。
【0257】作製した光起電力素子(素子No.実44
−11〜14及び比12−4)を素子No.実44−5
と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測
定した。測定の結果を表32に示す。表32から分かる
通り、マイクロ波エネルギーより高いRFエネルギーを
原料ガスに作用させることにより、優れた特性の光起電
力素子が得られることが判明した。
【0258】次に、ステンレス基板とバリウム硼珪酸ガ
ラス(コーニング(株)製7059)基板を用い、Si
4ガス流量及びGeH4ガス流量を表6に示す値とした
以外は、素子No.実44−5のマイクロ波プラズマC
VD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型層
を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。更
に、バリウム硼珪酸ガラス(コーニング(株)製705
9)基板を用い、素子No.実44−5のRFプラズマ
CVD法によるi型層と同じ作製条件で、基板上にi型
層を1μm作製して物性測定用サンプルを作製した。
【0259】作製した物性測定用サンプルのバンドギャ
ップと組成の分析を行い、Si原子とGe原子の組成比
と、バンドギャップの関係を求めたところ表6と同じ結
果が得られた。次に、マイクロ波プラズマCVD法によ
るi型層を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4
ガス流量を図16(b)に示す流量パターンに従ってマ
スフローコントローラー1021、1026で調整した
以外は、素子No.実44−5の光起電力素子と同じ作
製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素
子を作製した(素子No.比12−5)。
【0260】作製した光起電力素子(素子No.比12
−5)を素子No.実44−5と同様な方法で、初期特
性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、素
子No.比12−5に対し、素子No.実44−5は初
期特性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03
倍、低照度特性が1.08倍、耐久特性が1.06倍優
れていた。
【0261】更に、素子No.実44−5と素子No.
比12−5のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層
におけるSi原子とGe原子の層厚方向の組成分析を、
前記組成分析と同様な方法でおこなったところ、素子N
o.実44−5の光起電力素子では、バンドギャップの
極小値の位置がi型層の中央の位置よりp型層とi型層
の界面方向に片寄っており、素子No.比12−5の光
起電力素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型
層の中央の位置よりn型層とi型層の界面方向に片寄っ
ていることが分かった。
【0262】比較のため、マイクロ波プラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、BF3(2000pp
m)/H2及びPH3(2000ppm)/H2を流さな
い以外は、素子No.実44−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実44−15)。
【0263】作製した光起電力素子(素子No.実44
ー15)を素子No.実44−5と同様な方法で、初期
特性、低照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果、
素子No.実44−15に対し、素子No.実44−5
は初期特性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.0
2倍、低照度特性が1.07倍、耐久特性が1.07倍
優れていた。
【0264】また、素子No.実44−5の光起電力素
子を、二次イオン質量分析装置により組成分析したとこ
ろ、該i型層中にB及びP原子が含有されていることが
確認された。次に、RFプラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、SiH4ガス流量とRF放電電力を表
33に示す値とした以外は、素子No.実44−5の光
起電力素子と同じ作製条件で、基板上に反射層、反射増
加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を
形成し、光起電力素子を作製した(素子No.実44−
16〜20及び比12−6)。
【0265】作製した光起電力素子(素子No.実44
−16〜20及び比12−6)を素子No.実44−5
と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測
定した。その結果を表33に示す。表33から分かる通
り、RFプラズマCVD法によるi型層の堆積速度を2
nm/sec以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。
【0266】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該i型層の層厚を表34に示す値とした以外
は、素子No.実44−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実44−21〜23及び比12−
7〜8)。
【0267】作製した光起電力素子(素子No.実44
−21〜23及び比12−7〜8)を素子No.実44
−5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性
を測定した。測定の結果を表34に示す。表34から分
かる通り、層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法
によるi型層を設けた光起電力素子(素子No.実44
−21〜23)が優れた特性を有することが判明した。
【0268】次に、RFプラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、RF放電電力をを表35に示す値とし
た以外は、素子No.実44−5の光起電力素子と同じ
作製条件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力
素子を作製した(素子No.実44−24〜27)。作
製した光起電力素子(素子No.実44−24〜27)
を素子No.実44−5と同様な方法で、初期特性、低
照度特性、耐久特性を測定した。測定の結果を表35に
示す。表35から分かる通り、赤外吸収スペクトルの2
000cm-1のピークにおける、半値幅をピーク高さで
割った値が、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層
寄りRFプラズマCVD法によるi型層の方が大きい光
起電力素子が優れた特性を有することが判明した。
【0269】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーとマイクロ
波エネルギーよりも高いRFエネルギーとを原料ガスに
作用させて形成し、層厚方向にバンドギャップがなめら
かに変化し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の
中央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、i
型層中にドナー及びアクセプターとなる価電子制御剤が
ドープされ、RFプラズマCVD法によるi型層を2n
m/sec以下の堆積速度で,30nm以下の層厚形成
した光起電力素子が、従来の光起電力素子に対して、優
れた特性を有することが判明し、本発明の効果が実証さ
れた。
【0270】(実施例45) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例1
と同様に図16(a)に示す流量パターンに従ってマス
フローコントローラー1021、1026で調整した後
に、SiH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス流
量を1sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領域
を表36に示す層厚となるように作製した以外は、実施
例44の素子No.実44−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実45−1〜8)。
【0271】作製した光起電力素子(素子No.実45
−1〜8)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表36に
示す。表36から分かる通り、本発明のバンドギャップ
最大値の領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子
(素子No.実45−1〜7)が優れた特性を有するこ
とが判明し、本発明の効果が実証された。
【0272】(実施例46) マイクロ波プラズマCVD法に及びRFプラズマCVD
法によるi型層を作製する際に、PH3(2000pp
m)/H2ガスボンベに代えてAsH3/H2ガスボンベ
を用い、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層では
AsH3/H2ガスを0.5sccm、RFプラズマCV
D法によるi型層では0.1sccm流す以外は、実施
例44の素子No.実44−5と同じ作製条件で、基板
上に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、
透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実46)。実施例46(素子No.実4
6)で作製した光起電力素子を実施例44と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したとこ
ろ、素子No.実44−5と同様な初期特性、低照度特
性及び耐久特性が得られた。
【0273】(実施例47) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を図30に
示す流量パターンで、PH3(2000ppm)/H2
ス流量を図31に示す流量パターンに従って、各々マス
フローコントローラー1027、1028を調節し、R
FプラズマCVD法によるi型層を作製する際にBF3
(2000ppm)/H2ガス流量を1sccm、PH3
(2000ppm)/H2ガス流量を0.3sccmと
した、実施例44の素子No.実44−5と同じ作製条
件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実47)。
【0274】実施例47(素子No.実47)で作製し
た光起電力素子を実施例44と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実44−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例47(素子No.実4
7)の光起電力素子のi型層中のB及びP原子の分布を
二次イオン質量分析装置により分析した。結果を図32
及び図33に示す。以上の結果より、本発明の効果が実
証された。
【0275】(実施例48) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1
079を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層では0.5sccm、RFプラ
ズマCVD法によるi型層では0.05sccm流した
以外は、実施例44の素子No.実44−5と同じ作製
条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実48)。
【0276】作製した光起電力素子(素子No.実4
8)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実44−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例48の光起電力素子を二次イオン質量
分析装置により組成分析したところ、i型層中にO及び
N原子が確認された。
【0277】(実施例49) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si26ガスボンベを用い、Si26ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図18(a)に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21で調整した以外は、実施例44の素子No.実44
−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実49)。
【0278】作製した光起電力素子(素子No.実4
9)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実44−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例49(素子No.実49)の光起電力
素子のSi原子と水素原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置(CAMECA製
IMS−3F)により分析したところ、図18(b)と
同様な傾向を示した。以上の結果より、水素原子の含有
量がSi原子の含有量に対応して変化している光起電力
素子が優れた特性を有することが判明し、本発明の効果
が実証された。
【0279】(実施例50) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表37に示す値とした以外は、実施例44の素
子No.実44−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実50)。
【0280】作製した光起電力素子(素子No.実5
0)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果を表37に示
す。表37から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガス
の混合するポイントと堆積室1001との間の距離を5
m以下とすることにより、一層良好な特性の光起電力素
子が得られることが判明した。
【0281】(実施例51) 実施例44の素子No.実44−5と同じ作製条件で、
光起電力素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュ
ールを作製し、図21に示すような回路構成のアナログ
時計を作った。
【0282】(比較例13) 比較例として素子No.比12−6と同じ作製条件で、
光起電力素子を作製し、これを用いて、実施例51と同
様なアナログ時計を作った。実施例51と比較例13で
作製したアナログ時計を室内の壁に設置し、毎日8.5
時間室内灯を点灯したところ、実施例51のアナログ時
計は一日中動いたものの、比較例13のアナログ時計は
一日中は動かなく、本発明による発電システムの効果が
実証された。
【0283】(実施例52) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図28に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、実施例44の素子N
o.実44−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
52)。作製した光起電力素子(素子No.実52)を
実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、実施例44の素子No.実
44−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久性が得
られ、本発明の効果が実証された。
【0284】(実施例53) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、BF3/H2ガスボンベに
代えてB26(2000ppm)/H2ガスボンベを用
い、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層の形成時
にB26(2000ppm)/H2ガスを1sccm、
RFプラズマCVD法によるi型層の形成時にB2
6(2000ppm)/H2ガスを0.5sccm流す以
外は、実施例44の素子No.実44−5と同じ作製条
件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i型
層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素
子を作製した(素子No.実53)。作製した光起電力
素子(素子No.実53)を実施例44と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したとこ
ろ、実施例44の素子No.実44−5と同様な初期特
性、低照度特性及び耐久性が得られ、本発明の効果が実
証された。
【0285】(実施例54) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26(a)に示す流量パターン
に従って各々マスフローコントローラー1029で調整
した以外は、実施例44の素子No.実44−5と同じ
作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、
i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電
力素子を作製した(素子No.実54)。作製した光起
電力素子(素子No.実54)を実施例44と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定したと
ころ、実施例44の素子No.実44−5と同様な初期
特性、低照度特性及び耐久性が得られた。また、実施例
11(素子No.実54)の光起電力素子のN原子とO
原子のi型層中における層厚方向の分布を、二次イオン
質量分析装置により分析したところ図26(b)と同様
な傾向を示した。以上の結果より、本発明の効果が実証
された。
【0286】(実施例55) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図27に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整して、実施例44の素子No.実
44−5と同じ条件で、基板上に、反射層、透明導電
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実55)。
作製した光起電力素子(素子No.実55)を実施例4
4と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性
を測定したところ、実施例44の素子No.実44−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
【0287】(実施例56) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例52と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実56)。作製した光起電力素子(素子N
o.実56)を実施例52と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例52
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
【0288】(実施例57) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、実施例44
の素子No.実44−5と同じ作製条件で、基板上に、
反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実57)。
【0289】作製した光起電力素子(素子No.実5
7)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例44の素子N
o.実44−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、実施例14(素子No.実5
7)の光起電力素子を、二次イオン質量分析装置により
組成分析したところ、i型層中にD原子が含有されてい
ることが確認され、本発明の効果が実証された。
【0290】(実施例58) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、実施例
44の素子No.実44−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、透明導電層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実58)。
【0291】作製した光起電力素子(素子No.実5
8)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例44の素子N
o.実44−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0292】(実施例59) 本実施例では、RFプラズマCVD法による堆積装置を
用い、n型層及びp型層を実施例16と同一条件で作製
し、他は実施例44の素子No.実44−5と同条件で
作製した(素子No.実59−1)。また、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を作製する際、BF
3(2000ppm)/H2ガス及びPH3(2000p
pm)/H2ガスを用いない以外は、実施例59−1と
同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型
層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光
起電力素子を作製した(素子No.実59−2)。
【0293】作製した光起電力素子(素子No.実59
−1〜2)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実59−2の光起電力素子に対して、素子No.実
59−1の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.
02倍、曲線因子が1.04倍、低照度特性の光電変換
効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の低下が
1.07倍優れており、本発明の効果が実証された。
【0294】(実施例60) 表38に示す作製条件で、実施例44と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起
電力素子を作製した(素子No.実60−1)。
【0295】第1のマイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際、BF3(2000ppm)/H2
ス及びPH3(2000ppm)/H2ガスを用いない以
外は、素子No.実60−1と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型
層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型層、第2
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実60−2)。
【0296】以上のようにして作製した光起電力素子
(素子No.実60−1〜2)を実施例44と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。
測定の結果、素子No.実60−2の光起電力素子に対
して、素子No.実60−1の光起電力素子は、初期特
性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低
照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電
変換効率の低下が1.09倍優れており、本発明の効果
が実証された。
【0297】(実施例61) 表39に示す作製条件で、実施例44と同様な方法によ
り、基板上に、反射層、反射増加層、第1のn型層、第
1のi型層、第1のp型層、第2のn型層、第2のi型
層、第2のp型層、第3のn型層、第3のi型層、第3
のp型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子
を作製した(素子No.実61−1)。
【0298】次に、第1のi型層及び第2のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を作製する際、BF
3(2000ppm)/H2ガス及びPH3(2000p
pm)/H2ガスを用いない以外は、素子No.実61
−1と同様にして、基板上に、反射層、反射増加層、第
1のn型層、第1のi型層、第1のp型層、第2のn型
層、第2のi型層、第2のp型層、第3のn型層、第3
のi型層、第3のp型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実61−2)。
【0299】作製した光起電力素子(素子No.実61
−1〜2)を実施例44と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実61−2に対して、素子No.実61−1は、初
期特性の開放電圧が1.03倍、曲線因子が1.04
倍、低照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性
の光電変換効率の低下が1.07倍優れており、本発明
の効果が実証された。
【0300】(実施例62) 図14に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。各層の作製条件は実施例60と同
一とし、実施例19の手順に従って光起電力素子を作製
した(素子No.実62)。作製した光起電力素子(素
子No.実62)の実施例44と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
実施例60(素子No.実60)の光起電力素子に対し
て、実施例62(素子No.実62)の光起電力素子
は、初期特性の開放電圧が1.01倍、曲線因子が1.
02倍、低照度特性の光電変換効率が1.03倍、耐久
特性の光電変換効率の低下が1.02倍優れており、本
発明の光起電力素子を多室分離型堆積装置で作製するこ
とにより、より一層優れた特性を有する光起電力素子が
得られることが判明し、本発明の効果が実証された。
【0301】(実施例63) 素子No.実60−1と同じ作製条件で、光起電力素子
を作製し、これを用いて、太陽電池モジュールを作製
し、図21に示すような回路構成の車載換気ファンを作
った。比較のため素子No.実60−2と同じ作製条件
で、光起電力素子を作製し、これを用いて、実施例63
と同様な車載換気ファンを作った。素子No.実60−
1〜2を用いた車載換気ファンを取り付けた自動車を、
エンジンを回転させたアイドリング状態で168時間放
置し、その後晴天下でエンジンを止めて換気ファン稼働
させた状態で放置し、自動車室内の温度を測定した。そ
の結果、素子No.実60−2を用いた車載冷却ファン
に対して、素子No.実60−1を用いた車載冷却ファ
ンは、室内の温度が4度低くなった。
【0302】(実施例64) 本実施例では、マイクロ波プラズマCVDによるi型層
に価電子制御剤をドープし、p型層を積層構造とした光
起電力素子を作製した。図4−1及び4−2に示す原料
ガス供給装置1020において、BF3(1%)/H2
スボンベをH2ガスで10%に希釈されたB26ガス
(B26(10%)/H2ガス)ボンベに交換した以外
は、実施例1と同じガス供給装置を用いた。
【0303】実施例44と同じ作製条件で、SUS基板
上に、反射層、反射増加層、n型層、マイクロ波プラズ
マCVD法によるi型層を形成し、次にBF3(200
0ppm)/H2ガス流量を0.5sccm、PH3(2
000ppm)/H2ガス流量を0.05sccmと変
えた以外は実施例44のRFプラズマCVD法によるi
型層と同一条件で形成した。続いて実施例21のp型層
と同一条件でp型層を形成し、光起電力素子を作製した
(素子No.実64−1〜7、比14−1)。
【0304】作製した光起電力素子(素子No.実64
−1〜7及び比14−1)の初期特性、低照度特性及び
耐久特性の測定を行なった。結果を表40に示す。表4
0から分かるとおり、マイクロ波プラズマCVD法によ
るi型層の堆積室圧力が50mTorr以下で形成する
ことにより、優れた特性の光起電力素子が得られること
が判明した。
【0305】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、マイクロ波電源の電力を表41
に示す値とした以外は、素子No.実64−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実64−8〜10及び比1
4−2〜3)。
【0306】作製した光起電力素子(素子No.実64
−8〜10及び比14−2〜3)を実施例1と同様な方
法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。
測定の結果、表41に示す。表41から分かる通り、原
料ガスを100%分解するに必要なマイクロ波エネルギ
ーより低いマイクロ波エネルギーで原料ガスを分解する
ことにより、優れた特性の光起電力素子が得られること
が判明した。
【0307】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、RFバイアスを表42に示す値
とした以外は、素子No.実64−5と同じ作製条件
で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を
作製した(素子No.実64−11〜14及び比14−
4)。
【0308】作製した光起電力素子(素子No.実64
−11〜14及び比14−4)を実施例1と同様な方法
で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測
定の結果、表42に示す。表42から分かる通り、マイ
クロ波エネルギーより高いRFエネルギーを原料ガスに
作用させることにより、優れた特性の光起電力素子が得
られることが判明した。
【0309】マイクロ波プラズマCVD法によるi型層
を作製する際に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量
を、図16(b)に示す流量パターンに従ってマスフロ
ーコントローラー1021、1026で調整した以外
は、素子No.実64−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.比14−5)。
【0310】作製した光起電力素子(素子No.比14
−5)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子No.比
14−5の光起電力素子に対して、素子No.実64−
5の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.02
倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光電変換効率
が1.07倍、耐久特性の光電変換効率の低下が1.0
8倍優れていた。
【0311】また、i型層の層厚方向のバンドギャップ
の変化を求めたところ素子No.実64−5の光起電力
素子では、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中
央の位置よりp型層とi型層の界面方向に片寄ってお
り、素子No.比14−5の光起電力素子では、バンド
ギャップの極小値の位置がi型層の中央の位置よりn型
層とi型層の界面方向に片寄っていることが分かった。
【0312】次に、マイクロ波プラズマCVD法による
i型層を作製する際に、BF3(2000ppm)/H2
及びPH3(2000ppm)/H2を用いない以外は、
素子No.実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反
射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実64−15)。
【0313】作製した光起電力素子(素子No.実64
−15)を実施例1と同様な方法で、初期特性、低照度
特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子No.
実64−15の光起電力素子に対して、素子No.実6
4−5の光起電力素子は、初期特性の開放電圧が1.0
2倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の光電変換効
率が1.07倍、耐久特性の光電変換効率の低下が1.
08倍優れていた。
【0314】また、素子No.実64−5の光起電力素
子を二次イオン質量分析装置により組成分析したとこ
ろ、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層中にB及
びP原子が含有されていることが確認された。RFプラ
ズマCVD法によるi型層を作製する際に、SiH4
ス流量とRF放電電力を表43に示す値とした以外は、
素子No.実64−5の光起電力素子と同じ作製条件
で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p
型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作
製した(素子No.実64−16〜20及び比14−
6)。
【0315】作製した光起電力素子(素子No.実64
−16〜20及び比14−6)を素子No.実64−5
と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性を測
定した。その結果を表43に示す。表43から分かる通
り、RFプラズマCVD法によるi型層の堆積速度を2
nm/sec以下で作製することにより、優れた特性の
光起電力素子が得られることが判明した。
【0316】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該i型層の層厚を表44に示す値とした以外
は、素子No.実64−5の光起電力素子と同じ作製条
件で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、
p型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を
作製した(素子No.実64−21〜23及び比14−
7〜8)。
【0317】作製した光起電力素子(素子No.実64
−21〜23及び比14−7〜8)を素子No.実64
−5と同様な方法で、初期特性、低照度特性、耐久特性
を測定した。測定の結果を表44に示す。表44から分
かる通り、層厚が30nm以下のRFプラズマCVD法
によるi型層を設けた光起電力素子(素子No.実64
−21〜23)が優れた特性を有することが判明した。
【0318】RFプラズマCVD法によるi型層を作製
する際に、該RF電力を表45に示す値とした以外は、
素子No.実64−5の光起電力素子と同じ作製条件
で、基板上に反射層、反射増加層、n型層、i型層、p
型層、透明電極、集電電極を形成し、光起電力素子を作
製した(素子No.実64−24〜27)。作製した光
起電力素子(素子No.実64−24〜27)を素子N
o.実64−5と同様な方法で、初期特性、低照度特
性、耐久特性を測定した。測定の結果を表45に示す。
表45から分かる通り、赤外線吸収スペクトルの200
0cm-1のピークにおける半値幅をピーク高さで割った
値が、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層よりR
FプラズマCVD法によるi型層のほうが大きい光起電
力素子が優れた特性を有すことが判明した。
【0319】次に、p型層を作製する際に、ドーピング
層Aを形成せず、ドーピング層Bのみとした以外は、素
子No.実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.比64−28)。作製した光起電力素子(素子N
o.比64−28)を実施例1と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
素子No.比64−28の光起電力素子に対して、素子
No.実64−5の光起電力素子は、初期特性の開放電
圧が1.04倍、曲線因子が1.02倍、低照度特性の
光電変換効率が1.09倍、耐久特性の光電変換効率の
低下が1.07倍優れていた。
【0320】以上の測定結果より、本発明のマイクロ波
プラズマCVD法によるi型層を内圧50mTorr以
下で、原料ガスを100%分解するのに必要なマイクロ
波エネルギーより低いマイクロ波エネルギーで、同時に
作用させるRFエネルギーをマイクロ波エネルギーより
も高くし、層厚方向にバンドギャップがなめらかに変化
し、バンドギャップの極小値の位置がi型層の中央の位
置よりp型層とi型層の界面方向に片寄り、マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層中にB及びP原子がドー
ピングされ、RFプラズマCVD法によるi型層をp型
層側に2nm/secの堆積速度で、30nm以下形成
し、p型層またはn型層の少なくとも一方が周期律表第
III族または/及び第V族元素を主構成元素とする層
と、価電子制御剤を含みシリコン原子を主構成元素とす
る層の積層構造とした光起電力素子が、従来の光起電力
素子に対して、優れた特性を有することが判明し、本発
明の効果が実証された。
【0321】(実施例65) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を、実施例6
4と同様に図16(a)に示す流量パターンに従ってマ
スフローコントローラー1021、1026で調整した
後に、SiH4ガス流量を200sccm、GeH4ガス
流量を1sccmに維持し、バンドギャップ最大値の領
域を表46に示す層厚となるように作製した以外は、実
施例64の素子No.実64−5と同じ作製条件で、基
板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実65−1〜8)。
【0322】作製した光起電力素子(素子No.実65
−1〜8)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表46に
示す。表46から分かる通り、バンドギャップ最大値の
領域の層厚が1〜30nmである光起電力素子(素子N
o.実65−1〜7)が一層優れた特性を有することが
判明し、本発明の効果が実証された。
【0323】(実施例66) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、PH3(2000pp
m)/H2ガスボンベに代えてAsH3/H2ボンベを用
い、マイクロ波プラズマCVD法によるi型層ではAs
3/H2ガス を0.2sccm、RFプラズマCVD
法によるi型層ではAsH3/H2ガス を0.02sc
cm、流す以外は、実施例64の素子No.実64−5
と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n
型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して
光起電力素子を作製した(素子No.実66)。実施例
66(素子No.実66)で作製した光起電力素子を実
施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐
久特性を測定したところ、素子No.実64−5と同様
な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られた。
【0324】(実施例67) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、BF3(2000ppm)/H2ガス流量を図30に
示す流量パターンで、PH3(2000ppm)/H2
ス流量を図31に示す流量パターンに従って、各々マス
フローコントローラー1027、1028で調整し、R
FプラズマCVD法によるi型層を作製する際に、BF
3(2000ppm)/H2ガス流量を3sccm、PH
3(2000ppm)/H2流量を0.04sccm流す
以外は、実施例64の素 子No.実64−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実67)。
【0325】実施例67(素子No.実67)で作製し
た光起電力素子を実施例64と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実64−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
特性が得られた。また、素子No.実67ほi型層中の
B及びP原子の分布を二次イオン質量分析装置により分
析したところ図32及び図33と同様な傾向を示した。
【0326】(実施例68) i型層を作製する際に、NO/Heガスボンベ1079
を用い、NO/Heガス流量をマイクロ波プラズマCV
D法によるi型層では0.5sccm、RFプラズマC
VD法によるi型層では0.05sccmとした以外
は、素子No.実64−5と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実68)。
【0327】作製した光起電力素子(素子No.実6
8)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実64−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例68(素子No.実68)の光起電力
素子を、二次イオン質量分析装置により分析したとこ
ろ、i型層中に酸素原子及び窒素原子が含有されている
ことが確認された。以上の結果により、本発明の効果が
実証された。
【0328】(実施例69) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、Si26ガスボンベを用い、Si26ガス流量を4
0sccmとし、SiH4ガス流量を図18(a)に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21で調整した以外は、実施例64の素子No.実64
−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実69)。
【0329】作製した光起電力素子(素子No.実6
9)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ素子No.実64−5
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例69(素子No.実69)の光起電力
素子のSi原子と水素原子のi型層中における層厚方向
の分布を、二次イオン質量分析装置により分析したとこ
ろ図18(b)と同様な傾向を示す結果となった。以上
の結果により、本発明の効果が実証された。
【0330】(実施例70) 原料ガス供給装置1020における、SiH4ガスとG
eH4ガスの混合するポイントと堆積室1001との間
の距離を表47に示す値とした以外は、素子No.実6
4−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加
層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作
製して光起電力素子を作製した(素子No.実70)。
【0331】作製した光起電力素子(素子No.実7
0)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、表47に示
す。表47から分かる通り、SiH4ガスとGeH4ガス
の混合するポイントと堆積室1001との間の距離を5
m以下とすることにより、良好な特性の光起電力素子が
得られることが判明した。
【0332】(実施例71) 実施例64の素子No.実64−5及び64−15と同
じ作製条件で、光起電力素子を作製し、これを用いて、
太陽電池モジュールを作製し、図21に示すような回路
構成のアナログ時計を作った。作製したアナログ時計を
室内の壁に設置したところ、素子No.実64−15を
用いたアナログ時計よりも、素子No.実64−5を用
いたアナログ時計はより長時間作動した。
【0333】(実施例72) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図19に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、素子No.実64−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実72)。作製
した光起電力素子(素子No.実72)を実施例64と
同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測
定したところ、素子No.実64−5と同様な初期特
性、低照度特性及び耐久性が得られ、本発明の効果が実
証された。
【0334】(実施例73) マイクロ波プラズマCVD法及びRFプラズマCVD法
によるi型層を作製する際に、BF3(2000pp
m)/H2ガスボンベに代えてB26(2000pp
m)/H2ボンベを用い、マイクロ波プラズマCVD法
によるi型層の形成時にB26(2000ppm)/H
2ガスを1sccm、RFプラズマCVD法によるi型
層の形成時にB26(2000ppm)/H2ガスを2
sccm流す以外は、実施例64の素子No.実64−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、透明導電層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実73)。
【0335】作製した光起電力素子(素子No.実7
3)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、実施例64の素子N
o.実64−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られ、本発明の効果が実証された。
【0336】(実施例74) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、NO/Heガスを図26(a)に示す流量パターン
に従って各々マスフローコントローラー1029で調整
した以外は、素子No.実64−5と同じ作製条件で、
基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型
層、透明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製
した(素子No.実74)。作製した光起電力素子(素
子No.実31)を実施例64と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定したところ、素子N
o.実64−5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久
性が得られた。また、実施例74(素子No.実74)
の光起電力素子のN原子とO原子のi型層中における層
厚方向の分布を、二次イオン質量分析装置により分析し
たところ、図26(b)と同様な傾向を示す結果が得ら
れた。以上の結果より、本発明の効果が実証された。
【0337】(実施例75) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、SiH4ガス流量及びGeH4ガス流量を図27に示
す流量パターンに従ってマスフローコントローラー10
21、1026で調整した以外は、素子No.実64−
5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、
n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極を作製し
て光起電力素子を作製した(素子No.実75)。作製
した光起電力素子(素子No.実75)を実施例64と
同様な方法で、初期特性、低照度特性及び耐久特性を測
定したところ、素子No.実64−5と同様な初期特
性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発明の効果が
実証された。
【0338】(実施例76) p型層を形成する際に、ドーピング層Aの層厚を表48
に示す値とした以外は、素子No.実64−5と同じ作
製条件で、基板上に、反射層、反射増加層、n型層、i
型層、p型層、透明電極、集電電極を作製して光起電力
素子を作製した(素子No.実76−1〜5)。
【0339】作製した光起電力素子(素子No.実76
−1〜5)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。その結果を表48に
示す。表48から分かるように、ドーピング層Aの層厚
が0.01〜1nmである光起電力素子(素子No.実
76−1〜4)が一層優れた特性を有することが判明
し、本発明の効果が実証された。
【0340】(実施例77) n型層を形成する際に、表25に示す作製条件で、ドー
ピング層A及びドーピング層Bを作製した以外は、素子
No.実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実77)。作製した光起電力素子(素子No.実3
4)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実64−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れ、本発明の効果が実証された。
【0341】(実施例78) p型層を形成する際に、表26に示す作製条件で、ドー
ピング層A及びドーピング層Bを作製した以外は、素子
No.実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反射
層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、
集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子N
o.実78)。作製した光起電力素子(素子No.実7
8)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実64−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得ら
れ、本発明の効果が実証された。
【0342】(実施例79) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、バイアス電源1011のRFバイアスを250mW
/cm3に、DCバイアスをRFカット用のコイルを介
して50Vにそれぞれ設定して、バイアス棒1012に
印加した以外は、実施例72と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実79)。作製した光起電力素子(素子N
o.実79)を実施例72と同様な方法で、初期特性、
低照度特性及び耐久特性を測定したところ、実施例72
と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、
本発明の効果が実証された。
【0343】(実施例80) マイクロ波プラズマCVD法によるi型層を作製する際
に、H2ガスボンベに代えて不図示のD2ガスボンベを用
い、D2ガスを300sccm流す以外は、素子No.
実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、反射
増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電電極
を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実8
0)。
【0344】作製した光起電力素子(素子No.実8
0)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定したところ、素子No.実64−
5と同様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ
た。また、実施例80(素子No.実80)の光起電力
素子を、二次イオン質量分析装置により組成分析したと
ころ、i型層中にD原子が含有されていることが確認さ
れ、本発明の効果が実証された。
【0345】(実施例81) n型層を作製する際に、バイアス電源1011のDCバ
イアスを、シャッター1013を開けると同時に、50
Vから80Vに一定の割合で変化させる以外は、素子N
o.実64−5と同じ作製条件で、基板上に、反射層、
反射増加層、n型層、i型層、p型層、透明電極、集電
電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.実
81)。作製した光起電力素子(素子No.実81)を
実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特性及び
耐久特性を測定したところ、素子No.実64−5と同
様な初期特性、低照度特性及び耐久特性が得られ、本発
明の効果が実証された。
【0346】(実施例82) 図13に示すRFプラズマCVD法による堆積装置をも
ちい、RFプラズマCVD法により、n型層と積層構造
のp型層を作製した。n型層とp型層は、実施例39と
同一条件で、またマイクロ波プラズマCVD法及びRF
プラズマCVD法によるi型層は素子No.実64−5
と同一条件で形成し、光起電力素子を作製した(素子N
o.実82−1)。
【0347】比較のため、マイクロ波プラズマCVD法
によるi型層を作製する際、BF3(2000ppm)
/H2及びPH3(2000ppm)/H2を用いない以
外は素子No.実82−1と同じ作製条件で、基板上
に、反射層、反射増加層、n型層、i型層、p型層、透
明電極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した
(素子No.実82−2)。
【0348】作製した光起電力素子(素子No.実82
−1〜2)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低
照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子N
o.実82−2に対して、素子No.実82−1は、初
期特性の開放電圧が1.04倍、曲線因子が1.03
倍、低照度特性の光電変換効率が1.08倍、耐久特性
の光電変換効率の低下が1.07倍優れており、本発明
の効果が実証された。
【0349】(実施例83) 第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を形成
する際、BF3(2000ppm)/H2ガスを0.3s
ccm、PH3(2000ppm)/H2ガスを0.5s
ccmを流す以外は表28に示す作製条件で、実施例6
4と同様な方法により、基板上に、反射層、反射増加
層、第1のn型層、第1のi型層、第1のp型層、第2
のn型層、第2のi型層、第2のp型層、透明電極、集
電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子No.
実83)。
【0350】作製した光起電力素子(素子No.実8
3)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子No.実
40に対して、素子No.実83は、初期特性の開放電
圧が1.03倍、曲線因子が1.04倍、低照度特性の
光電変換効率が1.07倍、耐久特性の光電変換効率の
低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証され
た。
【0351】(実施例84) 第1のマイクロ波プラズマCVD法によるi型層を形成
する際、BF3(2000ppm)/H2ガスを1scc
m、PH3(2000ppm)/H2ガスを0.3scc
mを流し、第2のマイクロ波プラズマCVD法によるi
型層を形成する際、BF3(2000ppm)/H2ガス
を0.5sccm、PH3(2000ppm)/H2ガス
を0.1sccmを流す以外は、表29に示す作製条件
で、実施例64と同様な方法により、基板上に、反射
層、反射増加層、第1のn型層、第1のi型層、第1の
p型層、第2のn型層、第2のi型層、第2のp型層、
第3のn型層、第3のi型層、第3のp型層、透明電
極、集電電極を作製して光起電力素子を作製した(素子
No.実84)。
【0352】作製した光起電力素子(素子No.実8
4)を実施例64と同様な方法で、初期特性、低照度特
性及び耐久特性を測定した。測定の結果、素子No.実
41に対して、素子No.実84は、初期特性の開放電
圧が1.03倍、曲線因子が1.03倍、低照度特性の
光電変換効率が1.08倍、耐久特性の光電変換効率の
低下が1.07倍優れており、本発明の効果が実証され
た。
【0353】(実施例85) 図15に示す多室分離型堆積装置により、本発明の光起
電力素子を作製した。各層は実施例83と同一作製条件
で、実施例42と同じ手順に従って光起電力素子を作製
した(素子No.実85)。作製した光起電力素子(素
子No.実85)の実施例64と同様な方法で、初期特
性、低照度特性及び耐久特性を測定した。測定の結果、
実施例83(素子No.実83)の光起電力素子に対し
て、実施例85(素子No.実85)の光起電力素子
は、初期特性の開放電圧が1.01倍、曲線因子が1.
02倍、低照度特性の光電変換効率が1.02倍、耐久
特性の光電変換効率の低下が1.02倍優れており、本
発明の光起電力素子を多室分離型堆積装置で作製するこ
とにより、優れた特性を有する光起電力素子が得られる
ことが判明し、本発明の効果が実証された。
【0354】(実施例86) 素子No.実83及び40と同じ作製条件で、光起電力
素子を作製し、これを用いて、太陽電池モジュールを作
製し、図21に示すような回路構成の車載換気ファンを
作った。作製した車載換気ファンを取り付けた自動車
を、エンジンを回転させたアイドリング状態で168時
間放置し、その後晴天下でエンジンを止めて換気ファン
を稼働させた状態で放置し、自動車室内の温度を測定し
た。その結果、素子No.実40を用いた車載冷却ファ
ンに対して、素子No.実83を用いた車載冷却ファン
は、室内の温度が3度低く、本発明による発電システム
の効果が実証された。
【0355】
【表1】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬─────┬───┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基板 │層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温度 │ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 50 │ │ DC │ │ │ │ │各│n型層│PH3/H2 200 │ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ 50V │ │ │ │ │層├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │マイクロ波│SiH4 図11(a)│ │ │ │ │ │ │の│フ゜ラス゛マ│参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │CVD法 │H2 500 │ │ 350 │表2参照│ │ │ │作│による│GeH4 図11(a)│ 170 │(mW/ │ │ 350 │300 │ │ │i型層│参照 │ │ cm3)│ │ │ │ │製│ │ │ │DC 0V │ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │条│RF │SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│ │ │ │ │ │ │ │件│CVD法 │H2 100 │RF 120 │ │ 500 │ 300 │ 10│ │ │による│ │(mW/cm2) │ │ │ │ │ │ │i型層│ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10 │ │ │ │ │ │ │ │p 型層│H2 700 │ 250 │ │ 25 │ 300 │ 10 │ │ │ │BF3/H2 30 │ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴─────┴───┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0356】
【表2】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ │ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │堆積室内の├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧 力│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−2│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−3│ 2 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−4│ 5 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−7│ 50 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−1を基準とした相対値
【0357】
【表3】 ┌────┬───────┬───────────────────┐ │ │ ガス流量 │ 各マイクロ波電力(W/cm3) における │ │サンプル│ (sccm) │ 原料ガスの分解効率(%) │ │ No ├───┬───┼───┬───┬───┬───┬───┤ │ │SiH4 │GeH4 │ 0.1 │ 0.2 │ 0.3 │ 0.4 │ 0.5 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−1 │200 │ 1 │ 24 │ 45 │ 68 │ 93 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−2 │170 │ 20 │ 25 │ 48 │ 73 │ 97 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−3 │140 │ 40 │ 27 │ 51 │ 76 │ 99 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−4 │110 │ 60 │ 28 │ 53 │ 81 │100 │ 100 │ ├────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 1−5 │ 80 │ 80 │ 31 │ 58 │ 88 │100 │ 100 │ └────┴───┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘
【0358】
【表4】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−8│ 0.1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−9│ 0.2 │ 1.04 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−10│ 0.3 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.01 │ 1.01 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−3を基準とした相対値
【0359】
【表5】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−11│ 200 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−12│ 250 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−13│ 300 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−14│ 350 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.07 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−4を基準とした相対値
【0360】
【表6】 ┌─────┬──────────┬───────┬─────┐ │ │ガス流量(sccm)│バンドギャップ│組 成 比│ │サンプル ├────┬─────┤ ├──┬──┤ │ No. │SiH4 │GeH4 │ (eV) │Si│Ge│ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−6 │ 200 │ 1 │ 1.71 │100 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−7 │ 170 │ 20 │ 1.60 │8.7 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−8 │ 140 │ 40 │ 1.52 │3.3 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−9 │ 110 │ 60 │ 1.45 │1.9 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−10│ 80 │ 80 │ 1.38 │1.1 │ 1 │ ├─────┼────┼─────┼───────┼──┼──┤ │ 1−11│ │ │ 1.69 │ │ │ └─────┴────┴─────┴───────┴──┴──┘
【0361】
【表7】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬──────┐ │ │ SiH4 │RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │ 耐久特性 │ │素子No. │ カ゛ス │ │速度 ├──┬──┼────┼──────┤ │サンフ゜ルNo.│ 流量 │(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効率│ │ │(sccm)│ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−15│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.03│1.04│ 1.08 │ 1.06 │ │(1-12) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−16│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.03│1.03│ 1.08 │ 1.06 │ │(1-13) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−17│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.03│1.03│ 1.07 │ 1.07 │ │(1-14) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−18│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.02│1.03│ 1.05 │ 1.07 │ │(1-15) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−19│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.02│1.03│ 1.05 │ 1.06 │ │(1-16) │ │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │比1−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ │(1-17) │ │ │ │ │ │ │ │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−6を基準とした相対値
【0362】
【表8】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFフ゜ラス゛マ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │CVD法に├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │よるi型層│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │の層厚(nm)│ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−20│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−21│ 3 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実1−22│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比1−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.02 │ 1.02 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比1
−7を基準とした相対値
【0363】
【表9】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬──────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │ 耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼──────┤ │サンフ゜ルNo.│(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効率│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−23│ 90 │ 1.31 │1.02│1.03│ 1.04 │ 1.06 │ │(1-18) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.02│ 1.05 │ 1.05 │ │(1-19) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−24│ 150 │ 1.07 │1.01│1.01│ 1.04 │ 1.05 │ │(1-20) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−25│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.02 │ 1.01 │ │(1-21) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実1−26│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ │(1-22) │ │ │ │ │ │ │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │ 1-23 │ │ 1.0 │ │ │ │ │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実1
−26を基準とした相対値、半値幅を高さで割った値
は、サンプルNo.1−23を基準とした相対値
【0364】
【表10】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の層厚│開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−1│ 1 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.02 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−3│ 3 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−4│ 5 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−5│ 10 │ 1.04 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−7│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実2−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実2
−8を基準とした相対値
【0365】
【表11】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−1│ 1 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−4│ 5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.03 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実7−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実7
−5を基準とした相対値
【0366】
【表12】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │ │層 の│使用ガス及び │RF │圧 力│基板温度│層 厚│ │各│ │流量 │放電電力 │ │ │ │ │ │名 称│ (sccm) │(W/cm2) │ (Torr) │(℃) │(nm)│ │層├───┼───────┼─────┼────┼────┼────┤ │ │ │Si2H6 3 │ │ │ │ │ │の│n型層│PH3 /H2 5 │ 0.12 │ 1 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │作│ │ H2 50 │ │ │ │ │ │ ├───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │製│i型層│ 素子No.実1−5と同じ │ │ ├───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │条│ │SiH4 0.5 │ │ │ │ │ │ │p型層│H2 100 │ 2 │ 1 │ 200 │ 5 │ │件│ │BF3/H2 1 │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ ├─┴───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0367】
【表13】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │ │バ イ│圧 力│基板 │層厚│ │ │名 称│及び流量 │放電電力│ │ │温度 │ │ │ │ │(sccm) │ │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 370 │ 20 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │各├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4図28参照│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │マイクロ波│H2 500│波 │ 350 │ │ │ │ │層│フ゜ラス゛マ│GeH4図22参照│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │300 │ │ │CVD法 │ │(mW/cm3)│DC 0V │ │ │ │ │ │による│ │ │ │ │ │ │ │の│i型層│ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │作│RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 1 │RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │製│CVD法 │(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H2 0.05│ │ │ │ │ │ │条│i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │件│ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 250 │ 10 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 200│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│波 │ 250 │ │ │ │ │ │i型層│ │ 130 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │150 │ │ │ │ │(mW/cm3)│ DC OV │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 200 │ 5 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│ (W/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0368】
【表14】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼─────┬─────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基 板│層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温 度│ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │各│ │(1%希釈)│ │ 50V │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │層│第1の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │ │マイクロ波│(a) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │の│フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 350 │ │ │ │ │ │CVD法 │GeH4 図29│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │250 │ │作│による│(a) 参照 │ │DC 0V │ │ │ │ │ │i型層│ │ │ │ │ │ │ │製├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │条│RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 0.5│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │件│CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H20.06│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┼───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │各├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │層│マイクロ波│(b) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 280 │ │ │ │ │の│CVD法 │GeH4 図29│ │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │200 │ │ │による│(b) 参照 │ 210 │DC 0V │ │ │ │ │作│i型層│ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │製│第2の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │条│フ゜ラス゛マ│BF3/H2 2│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │件│による│PH3/H20.03│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │ │ │ RF │ │ │ │ │ │第3の│SiH4 200│ │ 300 │ │ │ │ │ │i型層│H2 700│ 150 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │100 │ │ │ │ │ │ DC OV │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第3の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 300 │ 5 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┴───┼─────┴─────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0369】
【表15】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬─────┬───┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基板 │層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温度 │ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 50 │ │ DC │ │ │ │ │各│n型層│PH3/H2 200 │ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ 50V │ │ │ │ │層├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │マイクロ波│SiH4 図16(a)│ │RF │ │ │ │ │の│フ゜ラス゛マ│参照 │ │ 350 │ │ │ │ │ │CVD法 │H2 500 │ 170 │(mW/ │表16 │ 350 │300 │ │作│による│GeH4 図16(a)│ │ cm3)│ │ │ │ │ │i型層│参照 │ │DC 0V │ │ │ │ │製├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │RFフ゜ラ │SiH4 8 │RF 120 │ │ 500 │ 300 │ 10│ │条│ス゛マ法 │H2 100 │(mW/cm2) │ │ │ │ │ │ │による│ │ │ │ │ │ │ │件│i型層│ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │p型層 │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ │ 25 │ 300 │ 0.5│ │ │ク゛層B1│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │p型層 │ │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 100│ 50 │ │ 30 │ 300 │ 0.3│ │ │ク゛層A │(10%) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼─────┼───┼────┼───┼──┤ │ │p型層 │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ │ 25 │ 300 │ 10 │ │ │ク゛層B2│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴─────┴───┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0370】
【表16】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ │ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │堆積室内の├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧力 │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−2│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−3│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−7│ 50 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−1を基準とした相対値
【0371】
【表17】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−8│ 0.1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−9│ 0.2 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−10│ 0.3 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.01 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−3を基準とした相対値
【0372】
【表18】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−11│ 200 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−12│ 250 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−13│ 300 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−14│ 350 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−4を基準とした相対値
【0373】
【表19】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬──────┐ │ │ SiH4 │RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │ 耐久特性 │ │素子No. │ ガス │ │速度 ├──┬──┼────┼──────┤ │ │ 流量 │(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効率│ │ │(sccm)│ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−15│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.02│1.03│ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−16│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.03│1.04│ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−17│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.03│1.03│ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−18│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.03│1.02│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−19│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.02│1.02│ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼──────┤ │比7−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−6を基準とした相対値
【0374】
【表20】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFフ゜ラス゛マ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │CVD法に├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │よるi型層│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │の層厚(nm)│ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−20│ 1 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−21│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−22│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比7−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.02 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比7
−7を基準とした相対値
【0375】
【表21】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬──────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │ 耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼──────┤ │ │(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効率│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−23│ 90 │ 1.31 │1.02│1.02│ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.03│ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−24│ 150 │ 1.07 │1.02│1.02│ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−25│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼──────┤ │実21−26│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実21
−26を基準とした相対値
【0376】
【表22】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の層厚│開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−1│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−5│ 10 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−7│ 30 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実22−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実22
−8を基準とした相対値
【0377】
【表23】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−1│ 1 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−2│ 2 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−4│ 5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実27−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実27
−5を基準とした相対値
【0378】
【表24】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ドーピング├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │層Aの層厚│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実33−1│ 0.01 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実33−2│ 0.03 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実33−3│ 0.1 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実21−5│ 0.3 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実33−4│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実33−5│ 3 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実33
−5を基準とした相対値
【0379】
【表25】 ┌─┬───┬─────────┬─────┬────┬──┬──┐ │n│層 の│使用ガス及び流量 │マイクロ波│圧 力 │基板│層厚│ │ │ │ │放電電力 │ │温度│ │ │型│名 称│ (sccm) │(mW/cm3) │(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │層│n型層 │SiH4 5 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 200 │ 40 │ 30 │350 │ 0.5│ │の│ク゛層B1│PH3/H2(1%) 20 │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │作│n型層 │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│PH3/H2(1%) 300 │ 50 │ 20 │350 │ 0.3│ │製│ク゛層A │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │条│n型層 │SiH4 50 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│ │ 150 │ 15 │350 │ 10 │ │件│ク゛層B2│PH3/H2(1%) 200 │ │ │ │ │ └─┴───┴─────────┴─────┴────┴──┴──┘
【0380】
【表26】 ┌─┬───┬─────────┬─────┬────┬──┬──┐ │p│層 の│使用ガス及び流量 │マイクロ波│圧 力 │基板│層厚│ │ │ │ │放電電力 │ │温度│ │ │型│名 称│ (sccm) │(mW/cm3) │(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │層│ │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ 25 │300 │ 0.3│ │の│ク゛層B1│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │作├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 100│ 50 │ 20 │300 │ 0.1│ │製│ク゛層A1│(10%) │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │条│ │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ 25 │300 │0.5 │ │件│ク゛層B2│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 100│ 30 │ 30 │300 │ 0.2│ │ │ク゛層A2│(10%) │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │ │ │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ 25 │300 │0.3 │ │ │ク゛層B3│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 200│ 50 │ 20 │300 │ 0.5│ │ │ク゛層A3│(10%) │ │ │ │ │ │ ├───┼─────────┼─────┼────┼──┼──┤ │ │ │SiH4 1 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300 │ 50 │ 25 │300 │ 8 │ │ │ク゛層B4│BF3/H2 2 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ └─┴───┴─────────┴─────┴────┴──┴──┘
【0381】
【表27】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │ │層 の│使用ガス及び │RF │圧 力│基板温度│層厚 │ │各│ │流 量 │放電電力 │ │ │ │ │ │名 称│ (sccm) │(W/cm2) │ (Torr) │(℃) │(nm)│ │層├───┼───────┼─────┼────┼────┼────┤ │ │ │Si2H6 3 │ │ │ │ │ │の│n型層│PH3 /H2 5 │ 0.12 │ 1 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │作│ │ H2 50 │ │ │ │ │ │ ├───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │製│i型層│ 素子No.実21−5と同じ │ │ ├───┼───────┬─────┬────┬────┬────┤ │条│p型層 │SiH4 0.03 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 100 │ 2 │ 1 │ 200 │ 0.3 │ │件│ク゛層B1│BF3/H2 1 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├───┼───────┼─────┼────┼────┼────┤ │ │p型層 │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 50 │ 3 │ 1 │ 200 │ 0.1 │ │ │ク゛層A │(10%) │ │ │ │ │ │ ├───┼───────┼─────┼────┼────┼────┤ │ │p型層 │SiH4 0.5 │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 100 │ 2 │ 1 │ 200 │ 5 │ │ │ク゛層B2│BF3/H2 10 │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ ├─┴───┼───────┴─────┴────┴────┴────┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0382】
【表28】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │ │バ イ│圧力 │基板 │層厚│ │ │名 称│及び流量 │放電電力│ │ │温度 │ │ │ │ │(sccm) │ │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 370 │ 20 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │各├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4図28参照│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │マイクロ波│H2 500│波 │ 350 │ │ │ │ │層│フ゜ラス゛マ│GeH4図28参照│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │300 │ │ │CVD法 │ │(mW/cm3)│DC 0V │ │ │ │ │ │による│ │ │ │ │ │ │ │の│i型層│ │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │条│RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 3 │RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │件│による│PH3/H2 0.05│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1p層│SiH4 0.03│ RF │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 100│ 1 │ │ 2000 │ 250 │0.5 │ │ │ク゛層B1│BF3/H2 6│(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1p層│ │ RF │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2 100│ 2 │ │ 20 │ 250 │0.3 │ │ │ク゛層A │(10%) │(W/cm2) │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1p層│SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 80 │ 1.5 │ │ 2000 │ 250 │ 10 │ │ │ク゛層B2│BF3/H2 25 │(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├─┼───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │各│第2の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │層│ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │の│ │SiH4 200│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│波 │ 250 │ │ │ │ │作│i型層│ │ 130 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │150 │ │ │ │ │(mW/cm3)│ DC OV │ │ │ │ │製├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │条│第2の│H2 80│ 1.5 │ │ 2000 │ 200 │ 5 │ │ │p 型層│BF3/H2 25│ (W/cm2)│ │ │ │ │ │件│ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0383】
【表29】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼─────┬─────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基 板│層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温 度│ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │各│ │(1%希釈)│ │ 50V │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │ │マイクロ波│(a) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │層│フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 350 │ │ │ │ │ │CVD法 │GeH4 図29│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │250 │ │ │による│(a) 参照 │ │DC 0V │ │ │ │ │ │i型層│ │ │ │ │ │ │ │の├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 0.3│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │作│CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │製├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1p層│SiH4 1│ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300│ 50 │ │ 25 │ 300 │0.5 │ │条│ク゛層B1│BF3/H2 3│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │件│第1p層│ │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2100│ 50 │ │ 20 │ 300 │0.3 │ │ │ク゛層A │(10%) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1p層│SiH4 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 80│ 50 │ │ 25 │ 300 │ 10 │ │ │ク゛層B2│BF3/H2 25│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ ├─┼───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │各│第2の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │ │マイクロ波│(b) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 280 │ │ │ │ │層│CVD法 │GeH4 図29│ │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │200 │ │ │による│(b) 参照 │ 210 │DC 0V │ │ │ │ │ │i型層│ │ │ │ │ │ │ │の├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │作│フ゜ラス゛マ│BF3/H2 1│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │製│i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2p層│SiH4 1│ │ │ │ │ │ │条│ト゛ーヒ゜ン│H2 300│ 50 │ │ 25 │ 300 │0.1 │ │ │ク゛層B1│BF3/H2 1│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │件├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2p層│ │ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│B2H6/H2100│ 50 │ │ 30 │ 300 │0.3 │ │ │ク゛層A │(10%) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2p層│SiH4 1│ │ │ │ │ │ │ │ト゛ーヒ゜ン│H2 300│ 50 │ │ 25 │ 300 │ 10 │ │ │ク゛層B2│BF3/H2 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 300 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 200│ │RF 300 │ │ │ │ │ │i型層│H2 700│ 150 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │100 │ │ │ │ │ │ DC OV │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第3の│H2 600│ 250 │ │ 25 │ 250 │ 5 │ │ │p型層│BF3/H2 150│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┴───┼─────┴─────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0384】
【表30】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ │ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │堆積室内の├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧 力│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−2│ 1 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−3│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−4│ 5 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−6│ 20 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−7│ 50 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比12
−1を基準とした相対値
【0385】
【表31】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−8│ 0.1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−9│ 0.2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.09 │ 1.09 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−10│ 0.3 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比12
−3を基準とした相対値
【0386】
【表32】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−11│ 200 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−12│ 250 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−13│ 300 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−14│ 350 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比12
−4を基準とした相対値
【0387】
【表33】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬─────┐ │ │ SiH4 │RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │ ガス │ │速度 ├──┬──┼────┼─────┤ │ │ 流量 │(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │(sccm)│ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−16│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.03│1.03│ 1.08 │ 1.06 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−17│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.03│1.03│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−18│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.03│1.02│ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−19│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.02│1.02│ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−20│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.02│1.02│ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │比12−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比12
−6を基準とした相対値
【0388】
【表34】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFプラズ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │マCVD法├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │によるi型│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │層の層厚 │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−21│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−22│ 3 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−5│ 10 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実44−23│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比12−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.02 │ 1.02 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比12
−7を基準とした相対値
【0389】
【表35】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬─────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼─────┤ │ │(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−24│ 90 │ 1.31 │1.03│1.02│ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.02│ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−25│ 150 │ 1.07 │1.01│1.01│ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−26│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.02 │ 1.02 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実44−27│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実44
−27を基準とした相対値
【0390】
【表36】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │層厚(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−1│ 1 │ 1.01 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.02 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−2│ 2 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−3│ 3 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−4│ 5 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−5│ 10 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−6│ 20 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−7│ 30 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実45−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実45
−8を基準とした相対値
【0391】
【表37】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実50−1│ 1 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実50−2│ 2 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実50−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実50−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実50−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実50
−5を基準とした相対値
【0392】
【表38】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼──────┬────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │ │バ イ│圧力 │基板 │層厚│ │ │名 称│及び流量 │放電電力│ │ │温度 │ │ │ │ │(sccm) │ │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 370 │ 20 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │各├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4図28参照│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │マイクロ波│H2 500│波 │ 350 │ │ │ │ │層│フ゜ラス゛マ│GeH4図28参照│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │300 │ │ │CVD法 │BF3/H2 0.3│(mW/cm3)│DC 0V │ │ │ │ │ │による│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │の│i型層│PH3/H2 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │作│第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │製│フ゜ラス゛マ│BF3/H2 0.5│RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H2 0.05│ │ │ │ │ │ │条│i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │件│第1の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 250 │ 10 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│(W/cm2) │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │Si2H6 1│ RF │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 50│ 80 │ │ 1500 │ 300 │ 10 │ │ │n型層│PH3/H2 1│(mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 200│マイクロ│ RF │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│波 │ 250 │ │ │ │ │ │i型層│ │ 130 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │150 │ │ │ │ │(mW/cm3)│ DC 0V │ │ │ │ │ ├───┼──────┼────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 0.05│ RF │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 100│ 1.5 │ │ 2000 │ 200 │ 5 │ │ │p 型層│BF3/H2 5│ (W/cm2)│ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈) │ │ │ │ │ │ ├─┴───┼──────┴────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0393】
【表39】 ┌─────┬────────────────────────────┐ │基 板│SUS430BA 50mm角 厚さ1mm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反 射 層│銀(Ag)薄膜 100 nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │反射増加層│酸化亜鉛(ZnO)薄膜 1μm │ ├─┬───┼─────┬─────┬────┬────┬───┬──┤ │ │層 の│使用ガス │マイクロ波│バ イ│圧 力│基 板│層厚│ │ │ │及び流量 │放電電力 │ │ │温 度│ │ │ │名 称│(sccm) │(mW/cm3) │ア ス│(mTorr) │(℃)│(nm)│ │各├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │層│n型層│PH3/H2 200│ 130 │ │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ 50V │ │ │ │ │の├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │作│マイクロ波│(a) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 350 │ │ │ │ │製│CVD法 │GeH4 図29│ 170 │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │250 │ │ │による│(a) 参照 │ │DC 0V │ │ │ │ │条│i型層│BF3/H2 1│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │件│ │PH3/H2 0.3│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第1の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │ │RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 0.3│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第1の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├─┼───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 350 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │各├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 図29│ │ │ │ │ │ │層│マイクロ波│(b) 参照 │ │ RF │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│H2 500│ │ 280 │ │ │ │ │の│CVD法 │GeH4 図29│ │(mW/cm3)│ 10 │ 350 │200 │ │ │による│(b) 参照 │ 210 │DC 0V │ │ │ │ │作│i型層│BF3/H2 0.5│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │製│ │PH3/H2 0.1│ │ │ │ │ │ │ │ │(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │条├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第2の│SiH4 8 │ │ │ │ │ │ │件│RF │H2 100 │ │ │ │ │ │ │ │フ゜ラス゛マ│BF3/H2 1│ RF 120 │ │ 500 │ 350 │ 10│ │ │CVD法 │(2000ppm) │ (mW/cm2)│ │ │ │ │ │ │による│PH3/H20.05│ │ │ │ │ │ │ │i型層│(2000ppm) │ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第2の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 350 │ 10 │ │ │ p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │第3の│SiH4 50│ │ DC │ │ │ │ │ │n型層│PH3/H2 200│ 130 │ 50V │ 10 │ 300 │ 10 │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │ │ │ RF │ │ │ │ │ │第3の│SiH4 200│ │ 300 │ │ │ │ │ │i型層│H2 700│ 150 │(mW/cm3)│ 5 │ 300 │100 │ │ │ │ │ │ DC OV │ │ │ │ │ ├───┼─────┼─────┼────┼────┼───┼──┤ │ │ │SiH4 10│ │ │ │ │ │ │ │第3の│H2 700│ 250 │ │ 25 │ 250 │ 5 │ │ │p型層│BF3/H2 30│ │ │ │ │ │ │ │ │(1%希釈)│ │ │ │ │ │ ├─┴───┼─────┴─────┴────┴────┴───┴──┤ │透明電極 │ITO(In2O3+SnO2)薄膜 70nm │ ├─────┼────────────────────────────┤ │集電電極 │アルミニウム(Al)薄膜2μm │ └─────┴────────────────────────────┘
【0394】
【表40】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │堆積室内の│ 初期特性 │低照度特性│耐久特性 │ │ │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │圧 力│ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │ │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │ (mTorr) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−1│ 0.5 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−2│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−3│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−4│ 5 │ 1.04 │ 1.04 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−5│ 10 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−6│ 20 │ 1.04 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−7│ 50 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−1│ 100 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比14
−1を基準とした相対値
【0395】
【表41】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │マイクロ波│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │電力 ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(W/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−8│ 0.1 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−9│ 0.2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.08 │ 1.09 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−10│ 0.3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−2│ 0.4 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−3│ 0.5 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比14
−3を基準とした相対値
【0396】
【表42】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFバイアス│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ ├────┬────┼─────┼──────┤ │ │(mW/cm3) │開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │ │ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−4│ 150 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−11│ 200 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−12│ 250 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−13│ 300 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−14│ 350 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比14
−4を基準とした相対値
【0397】
【表43】 ┌────┬───┬───┬───┬─────┬────┬─────┐ │ │SiH4カ゛│RF電力│堆積 │初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │ス流量 │ │速度 ├──┬──┼────┼─────┤ │ │(sccm)│(mW/ │(nm/ │開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ │ cm2)│ sec)│電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−16│ 1 │ 15 │ 0.05 │1.02│1.02│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−17│ 2 │ 30 │ 0.1 │1.02│1.03│ 1.08 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−18│ 10 │ 150 │ 0.5 │1.03│1.03│ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−19│ 20 │ 300 │ 1.1 │1.03│1.03│ 1.07 │ 1.08 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−20│ 40 │ 500 │ 2.0 │1.03│1.02│ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼───┼───┼───┼──┼──┼────┼─────┤ │比14−6 │ 60 │ 1000 │ 2.8 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴───┴───┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比14
−6を基準とした相対値
【0398】
【表44】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │RFプラズマ│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │CVD法に├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │よるi型層│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │の層厚(nm)│ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−7│ 0 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−21│ 1 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.05 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−22│ 3 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−5│ 10 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−23│ 30 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │比14−8│ 50 │ 1.01 │ 1.00 │ 1.01 │ 1.02 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.比14
−7を基準とした相対値
【0399】
【表45】 ┌────┬───┬──────┬─────┬────┬─────┐ │ │RF放電│2000cm-1ヒ゜ーク│初期特性 │低照度 │耐久特性 │ │素子No. │電力 │の半値幅を高├──┬──┼────┼─────┤ │ │(mW/ │さで割った値│開放│曲線│光電変換│光電変換効│ │ │ cm2)│ │電圧│因子│効 率│率の低下 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−24│ 90 │ 1.31 │1.03│1.02│ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−5 │ 120 │ 1.16 │1.02│1.03│ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−25│ 150 │ 1.07 │1.01│1.03│ 1.04 │ 1.05 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−26│ 180 │ 0.95 │1.00│1.01│ 1.01 │ 1.02 │ ├────┼───┼──────┼──┼──┼────┼─────┤ │実64−27│ 210 │ 0.88 │1.00│1.00│ 1.00 │ 1.00 │ └────┴───┴──────┴──┴──┴────┴─────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実64
−27を基準とした相対値
【0400】
【表46】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │バンド │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ギャップ ├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │最大値の │ │ │光電変換 │光電変換効率│ │ │領域の │開放電圧│曲線因子│ │ │ │ │層厚(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−1│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−2│ 2 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−5│ 10 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−6│ 20 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−7│ 30 │ 1.02 │ 1.01 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実65−8│ 50 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実65
−8を基準とした相対値
【0401】
【表47】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ガスの混合│ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │素子No. │ポイントと├────┬────┼─────┼──────┤ │ │堆積室間の│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │距離(m)│ │ │効 率 │ の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実70−1│ 1 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.05 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実70−2│ 2 │ 1.02 │ 1.04 │ 1.07 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実70−3│ 3 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実70−4│ 5 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.04 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実70−5│ 8 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実70
−5を基準とした相対値
【0402】
【表48】 ┌────┬─────┬─────────┬─────┬──────┐ │ │ │ 初期特性 │低照度特性│ 耐久特性 │ │ │ドーピング├────┬────┼─────┼──────┤ │素子No. │層Aの層厚│開放電圧│曲線因子│光電変換 │光電変換効率│ │ │(nm) │ │ │効 率 │の低下 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実76−1│ 0.01 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実76−2│ 0.03 │ 1.02 │ 1.03 │ 1.06 │ 1.06 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実76−3│ 0.1 │ 1.03 │ 1.03 │ 1.07 │ 1.07 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実64−5│ 0.3 │ 1.03 │ 1.02 │ 1.06 │ 1.05 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実76−4│ 1 │ 1.02 │ 1.02 │ 1.05 │ 1.04 │ ├────┼─────┼────┼────┼─────┼──────┤ │実76−5│ 3 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ 1.00 │ └────┴─────┴────┴────┴─────┴──────┘ 注)初期特性、低照度特性及び耐久性は、素子No.実76
−5を基準とした相対値
【0403】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、光
励起キャリアーの再結合を防止し、開放電圧及び正孔の
キャリアーレンジが向上し、光電変換効率が向上した光
起電力素子を提供することができる。また本発明の光起
電力素子は照射光の弱い場合に変換効率が向上する。そ
して本発明の光起電力素子は、長時間振動下でアニーニ
ングした場合に光電変換効率が低下しにくいものであ
る。
【0404】また更に、本発明の光起電力素子を利用し
た電源システムは、照射光の弱い場合に於いても優れた
電気供給能力を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光起電力素子の層構成を説明するため
の模式的図である。
【図2】本発明の光起電力素子の熱平衡状態のバンド図
を説明するための模式図である。
【図3】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図4】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図5】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図6】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図7】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図8】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図9】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変化
を説明するための模式図である。
【図10】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変
化を説明するための模式図である。
【図11】本発明の光起電力素子のバンドギャップの変
化を説明するための模式図である。
【図12】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、マイクロ波プラズマCVD法による製造装置
の模式図である。
【図13】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、RFプラズマCVD法による製造装置の模式
図である。
【図14】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、多室分離型堆積装置による製造装置の模式図
である。
【図15】本発明の光起電力素子を作製するための装置
の一例で、多室分離型堆積装置による製造装置の模式図
である。
【図16】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
【図17】i型層バンドギャップの層厚方向の変化を示
すグラフである。
【図18】i型層形成時のSiH4ガス流量の時間変化
パターンとi型層中のSi,H原子の層厚方向の変化を
示すグラフである。
【図19】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
【図20】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図21】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図22】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図23】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図24】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図25】本発明の電力供給システムを説明するための
模式的説明図である。
【図26】i型層形成時に導入されるNO/Heガス流
量の時間変化とi型層中に含有されるN,O原子の層厚
方向の変化を示すグラフである。
【図27】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
【図28】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
【図29】SiH4,GeH4ガス流量の時間変化パター
ンを示すグラフである。
【図30】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図31】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図32】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【図33】i型層形成時に導入されるBF3/H2,PH
3/H2ガス流量の時間変化とi型層中に含有されるB,
P原子の層厚方向の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
101 導電性基板 102 n型のシリコン系非単結晶半導体層 103 i型の非単結晶半導体層 104 p型のシリコン系非単結晶半導体層 105 透明電極 106 集電電極 212 n型のシリコン系非単結晶半導体層 213 マイクロ波プラズマCVD法によるi型の非単
結晶半導体層 214 p型のシリコン系非単結晶半導体層 215 RFプラズマCVD法によるi型の非単結晶半
導体層 222、232、312、322、332、342、3
52、362、373RFプラズマCVD法によるi型
層 333、343、353、372、374 マイクロ波
プラズマCVD法によるi型層 1000 マイクロ波プラズマCVD法による成膜装置 1001 堆積室 1002 誘電体窓 1003 ガス導入管 1004 基板 1005 加熱ヒーター 1006 真空計 1007 コンダクタンスバルブ 1008 補助バルブ 1009 リークバルブ 1010 導波部 1011 バイアス電源 1012 バイアス棒 1013 シャッター 1020 原料ガス供給装置 1021〜1029 マスフローコントローラー 1031〜1039 ガス流入バルブ 1041〜1049 ガス流出バルブ 1051〜1059 原料ガスボンベのバルブ 1061〜1069 圧力調整器 1071〜1079 原料ガスボンベ 1100 RFプラズマCVD法による成膜装置 1101 堆積室 1102 カソード 1103 ガス導入管 1104 基板 1105 加熱ヒーター 1106 真空計 1107 コンダクタンスバルブ 1108 補助バルブ 1109 リークバルブ 1111 RF電源 1112 RFマッチングボックス 1201、1208、1301、1311 ロード、ア
ンロード室 1202〜1207、1302〜1310 堆積室 1211〜1217、1321〜1330 ゲートバル
ブ 1221、1223〜1225、1227、1341、
1343〜1347、1349 カソード電極 1222、1225、1342、1348 マイクロ波
の導波部及び誘電体窓 9001 光起電力素子 9002 電圧制御用ダイオード 9003 電圧安定化用コンデンサー 9004 負荷 9101 太陽電池 9102 逆流防止用ダイオード 9103 電圧制御回路 9104 二次電池 9105 負荷 9401 ディーゼル発電機 9402 太陽電池 9403 整流器 9404 充放電制御装置 9405 蓄電池 9406 直流交流変換装置 9407 切り替え器 9408 交流負荷 9501 太陽電池 9502 充放電制御装置 9503 蓄電池 9504 直流交流変換装置 9505 商用電源 9506 無瞬段切り替え器 9507 負荷 9601 太陽電池 9602 直流交流変換装置 9603 商用電源 9604 負荷 9605 逆潮流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 享 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 殿垣 雅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 丹羽 光行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 米国特許5256576(US,A) 米国特許5204272(US,A)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファス又は微結晶を有するpin
    型光起電力素子において、i型層が、n型層の側に位置
    しマイクロ波及び1乃至100MHzの高周波の存在下
    でCVD法により堆積された第1のi型層と、p型層の
    側に位置し、1乃至100MHzの高周波の存在下でC
    VD法により堆積された第2のi型層とを有するi型積
    層構造であって、前記第1のi型層は、シリコン原子及
    びゲルマニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップ
    の極小値は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第
    2のi型層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコ
    ンを有し、30nm以下の膜厚に設定されており、 前記マイクロ波エネルギーは、前記シリコン原子及びゲ
    ルマニウム原子を含有するガスを100%分解するマイ
    クロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に印加され
    る前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エネルギー
    より高く設定されていることを特徴とする光起電力素
    子。
  2. 【請求項2】 前記第1のi型層は、隣接する層との界
    面にバンドギャップ最大の領域を有し、該領域の厚さは
    1乃至30nmであることを特徴とする請求項1記載の
    光起電力素子。
  3. 【請求項3】 前記i層がIII族元素及びV族元素を
    同時に含有していることを特徴とする請求項1記載の光
    起電力素子。
  4. 【請求項4】 前記i層が酸素及び/又は窒素を含有す
    ることを特徴とする請求項1記載の光起電力素子。
  5. 【請求項5】 前記p型層がIII族元素を主構成元素
    とするA層と、III族元素を含みシリコン原子を主構
    成元素とするB層との積層構造であることを特徴とする
    請求項1記載の光起電力素子。
  6. 【請求項6】 前記n型層がV族元素を主構成元素とす
    るA層と、V族元素を含みシリコン原子を主構成元素と
    するB層との積層構造であることを特徴とする請求項1
    記載の光起電力素子。
  7. 【請求項7】 pin型光起電力素子、負荷、並びに該
    光起電力素子からの電力を該負荷に供給させる手段を有
    する発電装置に於いて、i型層が、n型層の側に位置し
    マイクロ波及び1乃至100MHzの高周波の存在下で
    CVD法により堆積された第1のi型層と、p型層の側
    に位置し、1乃至100MHzの高周波の存在下でCV
    D法により堆積された第2のi型層とを有するi型積層
    構造であって、前記第1のi型層は、シリコン原子及び
    ゲルマニウム原子を含有し、該層でのバンドギャップの
    極小値は、中央より前記p型層方向に位置し、前記第2
    のi型層は、アモルファスシリコン又は微結晶シリコン
    を有し、30nm以下の膜厚に設定されており、 前記マイクロ波エネルギーは、原料ガスを100%分解
    するマイクロ波エネルギーよりも低く設定され、同時に
    印加される前記高周波エネルギーは、前記マイクロ波エ
    ネルギーより高く設定されていることを特徴とする発電
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のi型層は、隣接する層との界
    面にバンドギャップ最大の領域を有し、該領域の厚さは
    1乃至30nmであることを特徴とする請求項7記載の
    発電装置。
  9. 【請求項9】 前記i層がIII族元素及びV族元素を
    同時に含有していることを特徴とする請求項7記載の発
    電装置。
  10. 【請求項10】 前記i層が酸素及び/又は窒素を含有
    することを特徴とする請求項7記載の発電装置。
  11. 【請求項11】 前記p型層がIII族元素を主構成元
    素とするA層と、III族元素を含みシリコン原子を主
    構成元素とするB層との積層構造であることを特徴とす
    る請求項7記載の発電装置。
  12. 【請求項12】 前記n型層がV族元素を主構成元素と
    するA層と、V族元素を含みシリコン原子を主構成元素
    とするB層との積層構造であることを特徴とする請求項
    記載の発電装置。
  13. 【請求項13】 n型半導体を形成する工程と、シリコ
    ン原子及びゲルマニウム原子を含有するガスに、プラズ
    マを形成するためのマイクロ波エネルギー及び1乃至1
    00MHzの高周波エネルギーを同時に印加し、これに
    よってシリコン原子及びゲルマニウム原子を含有したM
    W−i型半導体を堆積する工程と、シリコン原子を含有
    するガスに、プラズマを形成するための1乃至100M
    Hzの高周波エネルギーを印加し、これによってRF−
    i型半導体を堆積する工程と、をこの順に有する光起電
    力素子の製造方法であって、 前記MW−i型半導体を堆積する工程におけるマイクロ
    波エネルギーは、前記シリコン原子及びゲルマニウム原
    子を含有するガスを100%分解するマイクロ波エネル
    ギーよりも低く設定され、該工程における前記高周波エ
    ネルギーは、前記マイクロ波エネルギーより高く設定さ
    れていることを特徴とする光起電力素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記MW−i型半導体の堆積時の圧力
    が50mTorr以下であることを特徴とする請求項1
    3記載の光起電力素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記RF−i型半導体の堆積速度が2
    nm/sec以下であることを特徴とする請求項13記
    載の光起電力素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記RF−i型半導体の膜厚が30n
    m以下であることを特徴とする請求項13記載の光起電
    力素子の製造方法。
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US5256576A (en) 1992-02-14 1993-10-26 United Solar Systems Corporation Method of making pin junction semiconductor device with RF deposited intrinsic buffer layer

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