JP2716631B2 - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JP2716631B2
JP2716631B2 JP4292697A JP29269792A JP2716631B2 JP 2716631 B2 JP2716631 B2 JP 2716631B2 JP 4292697 A JP4292697 A JP 4292697A JP 29269792 A JP29269792 A JP 29269792A JP 2716631 B2 JP2716631 B2 JP 2716631B2
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清志 高田
輝雄 藤田
伸夫 竹下
盛裕 唐木
秀彰 小鉢
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の情報記
録媒体上に光スポットを照射させ光学的に情報を読出し
或は書き込む光ヘッドの光検知器の取付に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は特開平3−241532号公報に
示された従来の一般的な光ヘッドの光学系の構成を示す
配置図である。図において、半導体レ−ザ1はハーフミ
ラー2に対してレーザ光を照射しその反射光を対物レン
ズ3を介して光ディスク4に与える。そして光ディスク
4からの反射光が対物レンズ3を介してハーフミラー2
に照射され、ハーフミラー2を透過する光信号が凹レン
ズ5を介して光検知器6に導かれる。ここで半導体レ−
ザ1と光検知器6とはハーフミラー2に対して共役な位
置関係にあり、光軸方向は凹レンズ5の位置を調節する
ことにより、光軸に対して垂直な方向は光検知器6を受
光面に沿って移動させることによってその位置調整を行
う。そして光検知器6は位置調整をした後光学ハウジン
グに固定される。図5は光検知器6が実装されるプリン
ト回路基板7を示しており、プリント回路基板7に取り
付けられた後、図6に示すように光学ハウジング8に取
り付けられる。プリント回路基板7に裏打ちされている
金属板9はレーザ溶接10により光学ハウジング8に固
定される。また、図7に示すように金属板9を接着剤1
1により固定したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来は
フォーカスサーボ用のためのフォーカスエラー信号やト
ラッキングサーボ用のためのトラッキングエラー信号等
の信号を適切に得る為に行う光検知器の位置調整終了
後、光検知器及びプリント回路基板が取り付けてある金
属板を光学ハウジングに対して直接レーザ溶接或は接着
により固定するようにしていた。従って、光検知器の位
置調整不良等の位置ズレが起こり、これが最終試験で判
明した場合には、再調整が困難であるという問題点があ
った。何故ならば、溶接箇所の取り外しは非常に困難で
あって、また接着剤を完全に除去するのは非常に手間の
かかる作業だからである。また、これらの作業が不可能
な場合、高価なLD,プリズムなどの光学部品が取り付
けられた光学ハウジングを廃却せざるをえず損失が大き
かった。本発明は、かかる問題点を解決するためになさ
れたものであり、光検知器の位置調整および固定終了
後、位置調整不良等の位置ズレのために再調整が必要と
なった場合、容易に光学ハウジングから光検知器の取り
外しができる光ヘッドを提供し、光学ハウジングの再利
用を可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
光ヘッドは、光学ハウジング上に位置調整して固定され
光検知器と、この光検知器が取り付けられている第一
の基板と、この第一の基板取り付けられる第二の基板
、この第二の基板を光学ハウジングに固定するための
ネジとを有し、上記第二の基板を光学ハウジングに固定
した状態で第一の基板と一体をなす光検知器の位置調整
がなされた後、上記第一の基板と上記第二の基板が溶
接により固定されようにしたものである。
【0005】また、本発明の請求項2に係る光ヘッド
は、光学ハウジング上に位置調整して固定される光検知
器と、この光検知器取り付けられる基板と、この基板
を光学ハウジングに固定するためのネジとを有し、上記
基板を光学ハウジングに固定した状態で光検知器位置
調整がなされた後、上記光検知器と上記基板とが溶接に
より固定されるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明の請求項1に係る光ヘッドにおいては、
光検知器の位置調整が終わった後、光検知器が取り付け
られた第一の基板が、光学ハウジングにネジで取り付け
られた第二の基板に、溶接にて固定される。さらに、第
二の基板がネジにより光学ハウジングに固定されている
ので、このネジを外すことにより光検知器を容易に光学
ハウジングから取り外すことができる。
【0007】また、本発明の請求項2に係る光ヘッドに
おいては、光検知器の位置調整が終わった後、光検知器
が、光学ハウジングにネジで取り付けられた基板に、溶
接にて固定されるようにしている。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例による光ヘッドを示
す斜視図である。図において、前述した従来例と同一部
分は同一符号を付してある。光検知器6はプリント回路
基板7上に実装され、このプリント回路基板7は第一の
基板12にあらかじめ固定されている。13は第二の基
板であり、ネジ14によりあらかじめ光学ハウジング8
に固定されている。第一の基板12と第二の基板13と
の固定は、光検知器6の位置調整をした後に溶接により
行われる。10は溶接箇所を示しており、第一の基板1
2に対して、第二の基板13を溶接可能な材料としてい
る。
【0009】次に、光検知器6の位置調整、即ち第一の
基板12、プリント回路基板7及び光検知器6を一体と
したブロックの位置調整動作について説明する。一般的
な光ヘッド、例えば図4に示した従来例の場合、光検知
器6は光ディスク4からの反射光を受光し、光ディスク
4に記録された情報信号の読み取りを行う機能のみなら
ず、光ディスク4の回転に伴う面振れに対し対物レンズ
3からの照射レーザ光が光ディスク上に常に焦点を結ぶ
ようにするフォーカスサーボのためのフォーカスエラー
信号、及び光ディスク4上の情報トラック、若しくは案
内溝(図示せず)に対し、対物レンズ3からの照射レー
ザ光の集光スポットを正しく追従させるトラッキングサ
ーボのためのトラッキングエラー信号が得られるよう光
ヘッドを構成し、光検知器6は厳しい位置精度で調整さ
れる。ここで、図4の光検知器6を非点収差法フォーカ
スセンサによるフォーカスエラー信号を得るための光検
知器とした場合について考えてみる。
【0010】図8には光検知器6の受光面20、及び光
ディスク4上に適正な光スポットが照射され、かつ位置
調整された光検知器6の受光面20上に照射された光ス
ポット21を示した。受光面20は分割された受光面2
0a、20b、20c、20dから構成される。Sa〜
Sdは各受光面からの信号であり、フォーカスエラー信
号FEは、 FE=(Sa+Sc)−(Sb+Sd) の演算により得られる。また、受光面20上の光スポッ
トサイズは光ヘッド光学系の設計により任意であるが通
常50〜100μm程度としている。従って、光検知器
6が正しい調整位置に対して10μm程度の位置ズレを
起こしても適正なフォーカスエラー信号が得られない。
このため、位置調整後に光検知器6を光学ハウジング8
へ固定する際、ネジを用いた場合にはネジの締め付けに
よる光検知器6の位置ズレを補正する位置調整が終わっ
た後に光検知器6の位置調整治具を取り外すのである
が、その時に外部応力が加わり位置ズレが起これば、光
検知器6の再調整を行う必要が生じる。しかし、光検知
器6を光学ハウジング8に溶接のみで固定する場合は上
記要因の位置ズレが無く、高い配置精度を保つことがで
きる。
【0011】しかしながら、従来例に示す方法で光検知
器6を固定した場合、光検知器6の位置調整不良もしく
は光ヘッド光学系を構成している光学部品やその光学部
品を固定するホルダー等の経年的な位置ズレ、温度や湿
度といった環境条件の変化による位置ズレが起こった場
合に、溶接のみにより固定した場合には困難であった光
検知器の取り外しが第二の基板13を光学ハウジング8
に固定しているネジ14を外すことにより容易に行うこ
とができる。第一の基板12、及び第二の基板13はア
ルミニウム等の金属板を用いるが、溶接できる材料なら
他のものでも構わない。また、第一の基板12と第二の
基板13とは溶接により固定されているが、図2に示す
ように第一の基板12と第二の基板13とを接着剤11
により固定してもよい。
【0012】実施例2.上記実施例1では光検知器6を
プリント回路基板7を介し、第一の基板12に固定した
もの全体を位置調整し溶接または接着により第二の基板
13に固定したが、図3に示すように第一の基板12を
介さず光検知器6を直接、第二の基板13に溶接あるい
は接着により固定してもよい。なお、図3にはプリント
回路基板7を示していないが、光検知器6の固定後に取
り付けてもよく、光検知器6を溶接または接着する上で
障害とならない構造であれば、形状は任意である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光検知
器を位置調整した後、溶接により光学ハウジングに固定
したので、光検知器取付時の位置精度を高く保つことが
できる。また、溶接により直接光検知器を光学ハウジン
グに固定する方法では、固定後に光検知器の位置調整不
良等による再調整が必要となった場合の光検知器の取り
外しが困難であった。しかし、本発明の請求項1では光
検知器が取り付けてある第一の基板と光学ハウジングと
の間に、第二の基板があらかじめネジにより光学ハウジ
ングに取り付けられているので、光検知器の位置調整不
良等による再調整の必要が光検知器固定後に判明して
も、第二の基板を光学ハウジングからネジにより容易に
取り外せる。また、本発明の請求項2では、光学ハウジ
ングにネジで取り付けられた基板に光検知器が固定され
ることになるので、高い精度で位置調整でき、しかも光
検知器の位置調整不良等による再調整の際に容易に取り
外せる。よって、高価なLD,プリズムなどの光学部品
が取り付けられた光学ハウジングを再利用できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光ヘッドを示す斜視図
である。
【図2】図1における基板を接着剤で固定した状態を示
す図である。
【図3】本発明の他の実施例による光ヘッドを示す斜視
図である。
【図4】従来の一般的な光ヘッドの光学系の構成を示す
配置図である。
【図5】従来の光検知器とプリント回路基板の構成を示
す図である。
【図6】従来の光検知器取付部分の構成図である。
【図7】従来の他の光検知器取付部分の構成図である。
【図8】光検知器の受光面及び光スポットを示す説明図
である。
【符号の説明】
6 光検知器 8 光学ハウジング 10 溶接箇所 11 接着剤 12 第一の基板 13 第二の基板 14 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐木 盛裕 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (72)発明者 小鉢 秀彰 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−10223(JP,A) 特開 平4−113525(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ハウジング上に位置調整して固定さ
    れる光検知器と、この光検知器が取り付けられている
    一の基板と、この第一の基板取り付けられる第二の基
    板と、この第二の基板を光学ハウジングに固定するため
    のネジとを有し、上記第二の基板を光学ハウジングに固
    定した状態で第一の基板と一体をなす光検知器の位置調
    整がなされた後、上記第一の基板と上記第二の基板
    溶接により固定されることを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 光学ハウジング上に位置調整して固定さ
    れる光検知器と、この光検知器取り付けられる基板
    、この基板を光学ハウジングに固定するためのネジと
    を有し、上記基板を光学ハウジングに固定した状態で
    検知器位置調整がなされた後、上記光検知器と上記基
    とが溶接により固定されることを特徴とする光ヘッ
    ド。
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JPH04113525A (ja) * 1990-08-31 1992-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ

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