JP2715898B2 - プリンタ制御コード使用回数計測処理方式 - Google Patents

プリンタ制御コード使用回数計測処理方式

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JP2715898B2 JP6023341A JP2334194A JP2715898B2 JP 2715898 B2 JP2715898 B2 JP 2715898B2 JP 6023341 A JP6023341 A JP 6023341A JP 2334194 A JP2334194 A JP 2334194A JP 2715898 B2 JP2715898 B2 JP 2715898B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ制御コード使用
回数計測処理方式に関し、特にプリンタをエミュレート
するプリンタエミュレーションプログラム上のプリンタ
制御コード使用回数計測処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1) 本発明の技術的背景 プリンタの印字は、どのような態様(改行や改ページの
タイミングおよび文字の種類等の態様)で印字を行うか
を制御するコード(プリンタ制御コード)が印字対象の
データとともにプリンタ出力プログラム(プリンタへの
データ出力を行うアプリケーションプログラム等のソフ
トウェア)からプリンタに転送されることにより、実現
される。
【0003】ここで、プリンタ出力プログラムがプリン
タをどのように使っているかを把握する上で、プリンタ
出力プログラムからプリンタに転送されるデータ中の各
プリンタ制御コード対する使用回数(各プリンタ制御コ
ードが使用された回数)を調べることが有益となる。
【0004】そこで、プリンタ出力プログラムからプリ
ンタに転送されるデータ(プリンタ側から見て受信デー
タとなるデータ)中のプリンタ制御コードを解析し、各
プリンタ制御コードに対する使用回数の計測(算出等の
計測に付随する処理も含む)を行うプリンタ制御コード
使用回数計測処理方式が必要になる。
【0005】(2) 従来のプリンタ制御コード使用回
数計測処理方式 従来のプリンタ制御コード使用回数計測処理方式は、プ
リンタエミュレーションプログラム上に実現されるもの
ではなく、プリンタ出力プログラムからプリンタに実際
にデータを転送することによって実現されていた。
【0006】すなわち、従来のプリンタ制御コード使用
回数計測処理方式では、以下の〜に示すような処理
が行われていた。
【0007】 プリンタが受信データダンプモードに
セットされ、プリンタ出力プログラムが起動され、プリ
ンタ出力プログラムからプリンタにデータ(プリンタ側
の受信データ)が転送される。
【0008】 プリンタにおいて、当該受信データの
内容が機械語形式で出力(ダンプ出力)される。この出
力結果(機械語形式のプリンタ制御コード群を含むデー
タ)に基づき、机上で(人間の手作業により)プリンタ
制御コードの解析(プリンタ制御コードの抽出やどのよ
うな種類のプリンタ制御コードであるあるかという識別
等)が行われる。
【0009】 その解析に基づき、当該受信データ中
で使用されている各プリンタ制御コードに対する使用回
数が計測される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タ制御コード使用回数計測処理方式では、プリンタにお
いて機械語形式で出力されたデータに基づいて机上でプ
リンタ制御コードの解析が行われているので、各プリン
タ制御コードに対する使用回数を計測するために多大の
工数および長大な時間を要するという問題点があった。
【0011】また、プリンタを受信データダンプモード
にセットすることが必須となるので、受信データダンプ
モードを有さないプリンタにあっては、プリンタ制御コ
ード使用回数計測処理を実現することができないという
問題点があった。
【0012】本発明の目的は、上述の点に鑑み、以下の
〜に示す事項を達成することができるプリンタ制御
コード使用回数計測処理方式を提供することにある。
【0013】 プリンタ出力プログラムから出力され
るデータ(プリンタ側の受信データ)中の各プリンタ制
御コードに対する使用回数を容易に計測することを可能
にする。
【0014】 受信データダンプモードを有さないプ
リンタにあっても、プリンタ制御コード使用回数計測処
理を可能とする。
【0015】 プリンタ制御コードには大別して基本
制御コード(1バイトのデータからなるプリンタ制御コ
ードであり全てのプリンタに共通に使用されるプリンタ
制御コード)と拡張制御コード(2バイト以上のデータ
(先頭の1バイトが1AH(Hは「1A」が16進数で
あることを示す。以下の同様の表記でも同様),1BH
または1CHであるデータ)からなるプリンタ制御コー
ドであり個々のプリンタに特有のプリンタ制御コード)
とがあるが、基本制御コードと拡張制御コードとの解析
を切り分けて、プリンタ制御コード使用回数計測処理に
おけるプリンタ制御コードの解析の効率化を図る。
【0016】 プリンタ制御コード使用回数計測処理
に際して、キーボード等の入力装置からの指示の入力お
よびディスプレイ装置への各プリンタ制御コードに対す
る使用回数の表示を行い、マンマシンインタフェースの
向上を図る。
【0017】なお、プリンタ制御コードに関する従来技
術としては、「プリンタ装置(特開平4−141464
号公報)」や「プリンタのコントロールコード体系選択
方法(特開平1−287727号公報)」が開示されて
いる。しかし、前者の従来技術は、プリンタの実際の稼
働時における制御命令コード(本発明におけるプリンタ
制御コードに相当する)の解析を効率良く行い印字処理
に要する時間を短縮することを目的とするものであり、
プリンタ制御コード使用回数計測処理の効率化等を目的
とする本発明とは構成等を異にするものである。また、
後者の従来技術は、複数のコントロールコード(本発明
におけるプリンタ制御コードに相当する)体系の中から
特定のコントロールコード体系を選択する処理の効率化
を目的とするものであり、特定の体系におけるプリンタ
制御コード使用回数計測処理の効率化等を目的とする本
発明とは構成等を異にするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタ制御コ
ード使用回数計測処理方式は、上述のおよびの目的
を達成するために、プリンタをエミュレートするプリン
タエミュレーションプログラム上のプリンタ制御コード
使用回数計測処理方式において、プリンタ出力プログラ
ムからの受信データを読み込む受信データ読込み部と、
各プリンタ制御コードに対する使用回数を記憶する制御
コード別使用回数カウンタと、前記受信データ読込み部
により読み込まれた受信データの中からプリンタ制御コ
ードを抽出して当該プリンタ制御コードを解析しその解
析に基づいて前記制御コード別使用回数カウンタ内の当
該プリンタ制御コードに対する使用回数の加算を行う制
御コード解析部と、前記制御コード別使用回数カウンタ
内の各プリンタ制御コードに対する使用回数を出力する
制御コード使用回数出力部とを有する。
【0019】また、本発明のプリンタ制御コード使用回
数計測処理方式では、さらに上述のの目的をも達成す
るために、拡張制御コードの解析中であるか否かを示す
情報を記憶する拡張制御コード解析中フラグが設けら
れ、前記制御コード解析部が次のような処理を行う。す
なわち、前記受信データ読込み部により読み込まれた受
信データ中の1バイトデータ(1バイトデータとは、後
述するように1バイト分の受信データを意味する)毎の
解析を行い、当該1バイトデータが拡張制御コードの先
頭の1バイトである場合に前記拡張制御コード解析中フ
ラグに「拡張制御コードの解析中であること」を示す情
報を設定し、当該1バイトデータが拡張制御コードの最
後の1バイトである場合に前記拡張制御コード解析中フ
ラグに「拡張制御コードの解析中でないこと」を示す情
報を設定し、拡張制御コードの解析と基本制御コードの
解析とを切り分けてプリンタ制御コードの解析を行う。
【0020】加えて、本発明のプリンタ制御コード使用
回数計測処理方式では、さらに上述のの目的をも達成
するために、前記受信データ読込み部がプリンタ制御コ
ード使用回数計測処理の終了を示す解析終了指示を入力
装置(キーボード等)から受け取りその解析終了指示の
受取りに基づいて前記制御コード使用回数出力部を呼び
出す。
【0021】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例に係るプリンタ
制御コード使用回数計測処理方式が適用される情報処理
システムの構成を示すブロック図である。
【0023】この情報処理システムは、プリンタエミュ
レーションプログラム2を搭載しキーボード12および
ディスプレイ装置13を接続するプリンタエミュレーシ
ョン用計算機1と、プリンタ(プリンタエミュレーショ
ンプログラム2によってエミュレートされるプリンタ)
にデータを出力するプリンタ出力プログラム4を搭載す
る上位計算機3とが接続されて構成されている。
【0024】プリンタエミュレーションプログラム2
は、本実施例のプリンタ制御コード使用回数計測処理方
式を実現するルーチンであるプリンタ制御コード解析ル
ーチン5を含んでいる。
【0025】プリンタ制御コード解析ルーチン5は、受
信データ読込み部6と、制御コード解析部7と、制御コ
ード使用回数出力部8と、制御コード表9と、拡張制御
コード解析中フラグ10と、制御コード別使用回数カウ
ンタ11とを含んで構成されている。
【0026】受信データ読込み部6は、上位計算機3上
のプリンタ出力プログラム4からのデータ(プリンタエ
ミュレーションプログラム2側から見て受信データとな
るデータ)を読み込む機能実現手段である。ここで、受
信データを読み込もうとした時に、プリンタ出力プログ
ラム4からデータ(プリンタエミュレーションプログラ
ム2側の受信データ)が送信されていない場合には、受
信データ読取り部6は受信データの読込みを待機する状
態となる。
【0027】制御コード解析部7は、受信データ読込み
部6により読み込まれた受信データ中のプリンタ制御コ
ードの解析を行い、その解析に基づいて制御コード別使
用回数カウンタ11内の当該プリンタ制御コードに対す
る使用回数の加算を行う機能実現手段である。
【0028】制御コード使用回数出力部8は、制御コー
ド解析部7により加算された制御コード別使用回数カウ
ンタ11内の各プリンタ制御コードに対する使用回数を
プリンタエミュレーション用計算機1に接続されたディ
スプレイ装置13に表示する機能実現手段である。な
お、各プリンタ制御コードに対する使用回数が出力され
る出力装置としては、ディスプレイ装置13以外に、プ
リンタ等も考えられる。
【0029】拡張制御コード解析中フラグ10は、拡張
制御コードの解析が開始された時点(拡張制御コードの
先頭の1バイトが検出された時)にオン(拡張制御コー
ドの解析中であることを示す情報)が設定され、拡張制
御コードの解析が終了した時点(拡張制御コードの最後
の1バイトが検出された時)にオフ(拡張制御コードの
解析中でないことを示す情報)が設定されるフラグであ
る。
【0030】制御コード別使用回数カウンタ11は、各
プリンタ制御コードに対する使用回数を記憶するカウン
タである。
【0031】図2を参照すると、本実施例のプリンタ制
御コード使用回数計測処理方式の処理(プリンタ制御コ
ード解析ルーチン5によって実現される処理)は、拡張
制御コード解析中フラグ初期化ステップ20と、制御コ
ード別使用回数カウンタ初期化ステップ21と、解析終
了指示有無判定(解析終了判定)ステップ22と、受信
データ読込みステップ23と、拡張制御コード解析中フ
ラグ判定ステップ24と、拡張制御コード先頭バイト可
否判定ステップ25と、拡張制御コード解析中フラグ
「オン」設定ステップ26と、基本制御コード可否判定
ステップ27と、基本制御コード解析ステップ28と、
制御コード別使用回数カウンタ加算ステップ29と、拡
張制御コード解析ステップ30と、拡張制御コード終了
判定ステップ31と、拡張制御コード解析中フラグ「オ
フ」設定ステップ32と、各プリンタ制御コード使用回
数表示ステップ33とからなる。
【0032】図3〜図10は、制御コード表9の内容を
例示する図である。制御コード表9は、各プリンタ制御
コードについて、「分類」,「ニーモニック」による識
別情報,「16進数」による識別情報および「機能・入
力形式概要」等を格納するテーブルである。制御コード
表9は、図3に示すような基本制御コード表と、図4〜
図10に示すような拡張制御コード表とからなる。
【0033】次に、このように構成された本実施例のプ
リンタ制御コード使用回数計測処理方式の動作について
説明する。
【0034】プリンタ制御コード使用回数計測処理が行
われる場合には、まず、プリンタエミュレーション用計
算機1上でプリンタエミュレーションプログラム2内の
プリンタ制御コード解析ルーチン5が起動される。
【0035】プリンタ制御コード解析ルーチン5は、拡
張制御コード解析中フラグ10の初期化(「オフ」の設
定)を行い(ステップ20)、制御コード別使用回数カ
ウンタ11の初期化(全てのプリンタ制御コードに対す
る使用回数を0にすること)を実行する(ステップ2
1)。
【0036】次に、上位計算機3上でプリンタ出力プロ
グラム4が起動され、プリンタ出力プログラム3からプ
リンタエミュレーションプログラム2にデータ(プリン
タエミュレーションプログラム2側の受信データ)が転
送される。
【0037】プリンタ制御コード解析ルーチン5内の受
信データ読込み部6は、キーボード12からの解析終了
指示(プリンタ制御コード解析ルーチン5によるプリン
タ制御コード使用回数計測処理の終了を促す指示)の有
無を判定する(ステップ22)。なお、解析終了指示を
入力するためのキーボード12は、他の入力装置(単な
るスイッチ等も含まれる)でも代替できる(請求項4記
載の発明が当該入力装置がキーボード12に特定される
ものであり、請求項3記載の発明がそのような特定がな
いものである)。また、この解析終了指示がキーボード
12等の入力装置から与えられるということは、請求項
1記載の発明においては必須の要件ではない(一定量の
受信データの解析が終了した時点や、一定の解析時間が
経過した時点をプリンタ制御コード使用回数計測処理の
終了のタイミングとすること等も可能である)。
【0038】受信データ読込み部6は、ステップ22で
「キーボード12からの解析終了指示がない」と判定し
た場合には、1バイト分の受信データを読み込み(ステ
ップ23)、制御コード解析部7を呼び出す。
【0039】制御コード解析部7は、受信データ読込み
部6によって読み込まれた1バイト分の受信データ(以
下、1バイトデータという)を受け取り、以下のステッ
プ23〜ステップ32の処理および判定を行う。
【0040】まず、拡張制御コード解析中フラグ10を
参照し、拡張制御コードの解析中であるか否か(拡張制
御コード解析中フラグ10が「オン」に設定されている
か「オフ」に設定されているか)を判定する(ステップ
24)。
【0041】ステップ24で「拡張制御コード解析中フ
ラグ10にオフが設定されている(拡張制御コードの解
析中である)」と判定した場合には、当該1バイトデー
タが拡張制御コードの先頭の1バイト(1BHまたは1
CH)であるか否かを判定する(ステップ25)。一般
に、拡張制御コードは先頭の1バイトが1AH,1BH
または1CHである2バイト以上のデータからなるが、
ここでは1BHまたは1CHが先頭の1バイトである拡
張制御コードが採用されているものとする(図4〜図1
0参照)。
【0042】ステップ25で「当該1バイトデータが拡
張制御コードの先頭の1バイトである」と判定した場合
には、拡張制御コード解析中フラグ10を「オン」に設
定し(ステップ26)、当該1バイトデータを自己(制
御コード解析部7)の内部の記憶領域に保持し、キーボ
ード12からの解析終了指示の有無を判定するために受
信データ読込み部6による解析終了判定(ステップ2
2)に制御を戻す(1バイトデータに関する処理が終了
する毎に解析終了判定が行われる)。
【0043】一方、ステップ25で「当該1バイトデー
タが拡張制御コードの先頭の1バイトではない」と判定
した場合には、当該1バイトデータが基本制御コードを
示す1バイト(00H〜1FHの中で1AH,1BHお
よび1CHを除くもの。本実施例では図3に示すもの)
であるか否かを判定する(ステップ27)。
【0044】ステップ27で「当該1バイトデータが基
本制御コードを示す1バイトである」と判定した場合に
は、制御コード表9を参照して当該基本制御コードの解
析(当該基本制御コードの種類の識別等)を行い(ステ
ップ28)、制御コード別使用回数カウンタ11内の当
該基本制御コードに対する使用回数に1を加算し(ステ
ップ29)、受信データ読込み部6による解析終了判定
(ステップ22)に制御を戻す。
【0045】一方、ステップ27で「当該1バイトデー
タが基本制御コードを示す1バイトではない」と判定し
た場合には、直ちに受信データ読込み部6による解析終
了判定(ステップ22)に制御を戻す。
【0046】なお、このように、基本制御コードと拡張
制御コードとを切り分けて解析を行うことは、請求項1
記載の発明においては必須の処理ではない。ただし、こ
のような切分けにより、プリンタ制御コード使用回数計
測処理におけるプリンタ制御コードの解析の効率化を図
ることができる。
【0047】ステップ24で「拡張制御コード解析中フ
ラグ10が「オン」に設定されている(拡張制御コード
の解析中である)」と判定した場合には、自己(制御コ
ード解析部7)の内部の記憶領域に保持している1バイ
ト以上のデータ(1BHまたは1CHで始まるデータ)
と当該1バイトデータとからなるデータの解析を行い
(ステップ30)、当該1バイトデータによって拡張制
御コードが終了しているか否か(当該記憶領域内のデー
タと当該1バイトデータとからなるデータに該当する拡
張制御コードが制御コード表9内の拡張制御コード表
(図4〜図10参照)に存在するか否か)を判定する
(ステップ31)。
【0048】ステップ31で「当該1バイトデータによ
っては拡張制御コードが終了していない」と判定した場
合には、当該1バイトデータを当該記憶領域に加えて、
受信データ読込み部6による解析終了判定(ステップ2
2)に制御を戻す。
【0049】一方、ステップ31で「当該1バイトデー
タによって拡張制御コードが終了している」と判定した
場合には、拡張制御コード解析中フラグ10を「オフ」
に設定し(ステップ32)、制御コード別使用回数カウ
ンタ11内の当該拡張制御コード(ステップ30の解析
およびステップ31の判定に基づいて認識された拡張制
御コード)に対する使用回数に1を加算し(ステップ2
9)、受信データ読込み部6による解析終了判定(ステ
ップ22)に制御を戻す。
【0050】受信データ読込み部6は、ステップ22で
「キーボード12からの解析終了指示がある」と判定し
た場合には、制御コード使用回数出力部8を呼び出す。
【0051】制御コード使用回数出力部8は、制御コー
ド別使用回数カウンタ11を参照して、制御コード別使
用回数カウンタ11内の各プリンタ制御コード(基本制
御コードおよび拡張制御コード)に対する使用回数をデ
ィスプレイ装置13上に表示し(ステップ33)、本実
施例のプリンタ制御コード使用回数計測処理方式による
プリンタ制御コード使用回数計測処理を終了させる。
【0052】このようにして、上位計算機3上のプリン
タ出力プログラム4から転送されるデータがプリンタエ
ミュレーション用計算機1上のプリンタエミュレーショ
ンプログラム2内のプリンタ制御コード解析ルーチン5
で解析されて、自動的な(解析終了指示の入力等の簡易
な人手による作業等は行われる)プリンタ制御コード使
用回数計測処理が実現される。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信デー
タ読込み部,制御コード別使用回数カウンタ,制御コー
ド解析部および制御コード使用回数出力部を設け、受信
データ中のプリンタ制御コードを解析し、その解析に基
づいて制御コード別使用回数カウンタに対する加算を行
い、当該制御コード別使用回数カウンタ内の各プリンタ
制御コードに対する使用回数を出力することにより、プ
リンタ出力プログラムから出力されるデータ(プリンタ
側の受信データ)中の各プリンタ制御コード使用回数を
自動的に(容易に)計測することを可能にし、受信デー
タダンプモードを有さないプリンタにあってもプリンタ
制御コード使用回数計測処理を実現することができると
いう効果を有する。すなわち、プリンタ制御コード使用
回数計測処理に要する工数および時間を削減することが
できる。
【0054】また、拡張制御コードの解析中であるか否
かを示す情報を記憶する拡張制御コード解析中フラグを
設け、上述のプリンタ制御コードの解析において拡張制
御コードの解析と基本制御コードの解析とを切り分ける
ことにより、プリンタ制御コード使用回数計測処理にお
けるプリンタ制御コードの解析の効率化を図ることがで
きるという効果がある。
【0055】さらに、プリンタ制御コード使用回数計測
処理の終了を示す解析終了指示をキーボード等の入力装
置から受け取ること等により、プリンタ制御コード使用
回数計測処理におけるマンマシンインタフェースの向上
を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプリンタ制御コード使
用回数計測処理方式が適用される情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すプリンタ制御コード使用回数計測処
理方式の処理を示す流れ図である。
【図3】図1中の制御コード表の内容(基本制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図4】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図5】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図6】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図7】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図8】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図9】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コード
表の内容)を例示する図である。
【図10】図1中の制御コード表の内容(拡張制御コー
ド表の内容)を例示する図である。
【符号の説明】
1 プリンタエミュレーション用計算機 2 プリンタエミュレーションプログラム 3 上位計算機 4 プリンタ出力プログラム 5 プリンタ制御コード解析ルーチン 6 受信データ読込み部 7 制御コード解析部 8 制御コード使用回数出力部 9 制御コード表 10 拡張制御コード解析中フラグ 11 制御コード別使用回数カウンタ 12 キーボード 13 ディスプレイ装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタをエミュレートするプリンタエ
    ミュレーションプログラム上のプリンタ制御コード使用
    回数計測処理方式において、 プリンタ出力プログラムからの受信データを読み込む受
    信データ読込み部と、 各プリンタ制御コードに対する使用回数を記憶する制御
    コード別使用回数カウンタと、 前記受信データ読込み部により読み込まれた受信データ
    の中からプリンタ制御コードを抽出して当該プリンタ制
    御コードを解析し、その解析に基づいて前記制御コード
    別使用回数カウンタ内の当該プリンタ制御コードに対す
    る使用回数の加算を行う制御コード解析部と、 前記制御コード別使用回数カウンタ内の各プリンタ制御
    コードに対する使用回数を出力する制御コード使用回数
    出力部とを有することを特徴とするプリンタ制御コード
    使用回数計測処理方式。
  2. 【請求項2】 拡張制御コードの解析中であるか否かを
    示す情報を記憶する拡張制御コード解析中フラグと、 前記受信データ読込み部により読み込まれた受信データ
    中の1バイトデータ毎の解析を行い、当該1バイトデー
    タが拡張制御コードの先頭の1バイトである場合に前記
    拡張制御コード解析中フラグに「拡張制御コードの解析
    中であること」を示す情報を設定し、当該1バイトデー
    タが拡張制御コードの最後の1バイトである場合に前記
    拡張制御コード解析中フラグに「拡張制御コードの解析
    中でないこと」を示す情報を設定し、拡張制御コードの
    解析と基本制御コードの解析とを切り分けてプリンタ制
    御コードの解析を行う前記制御コード解析部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御コード使
    用回数計測処理方式。
  3. 【請求項3】 前記受信データ読込み部が、プリンタ制
    御コード使用回数計測処理の終了を示す解析終了指示を
    入力装置から受け取り、その解析終了指示の受取りに基
    づいて前記制御コード使用回数出力部を呼び出す請求項
    1または請求項2記載のプリンタ制御コード使用回数計
    測処理方式。
  4. 【請求項4】 前記入力装置がキーボードである請求項
    3記載のプリンタ制御コード使用回数計測処理方式。
  5. 【請求項5】 前記制御コード使用回数出力部が、前記
    制御コード別使用回数カウンタ内の各プリンタ制御コー
    ドに対する使用回数をディスプレイ装置上に表示する請
    求項1,請求項2,請求項3または請求項4記載のプリ
    ンタ制御コード使用回数計測処理方式。
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