JP2715687B2 - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP2715687B2
JP2715687B2 JP3097172A JP9717291A JP2715687B2 JP 2715687 B2 JP2715687 B2 JP 2715687B2 JP 3097172 A JP3097172 A JP 3097172A JP 9717291 A JP9717291 A JP 9717291A JP 2715687 B2 JP2715687 B2 JP 2715687B2
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JP
Japan
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iron
horizontal
switch
liquid
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JP3097172A
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JPH0824500A (ja
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武年 佐藤
政雄 清水
忠正 南部
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はアイロン本体の水平往復
状態と自立状態および水平静止状態を一つの状態検出ス
イッチで検出することができるアイロンに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】発明者らは、アイロン本体の自立状態お
よび水平静止状態を検出するために一つの状態検出スイ
ッチを使用するとともに、アイロン本体の水平往復状態
を検出するためにもう一つの状態検出スイッチを使用
し、これら二つの状態検出スイッチによりアイロン本体
の各状態を確実に検出して使い勝手と安全性を高めたア
イロンを提案している。 【0003】なお、従来一つの状態検出スイッチでアイ
ロン本体の各状態を検出するものとしては、筒体に3つ
の導電板を配設するとともに筒体の内部に移動自在に水
銀を封入したものがある(実開昭59−37098号公
報)。しかしこの状態検出スイッチでは、アイロン本体
が水平静止状態時に水銀の位置が定まらないため、モノ
マルチバイブレータをスイッチとは別個に設けてその不
都合をカバーして状態検出を行っている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記二つの状態検出ス
イッチを用いる方法では、状態検知が確実に行える反
面、状態検出スイッチが二つ必要であるためにコスト高
になるというデメリットがあった。 【0005】また一つの状態検出スイッチで検出するも
のは、スイッチとは別個にモノマルチバイブレータが必
要であり、回路構成が複雑でかつコスト高になるもので
あった。 【0006】本発明はこのような課題を解決したもので
あり、一つの状態検出スイッチによりアイロン本体の各
状態を確実に検出することができるコスト的に有利でか
つ使い勝手と安全性にすぐれたアイロンを提供すること
を目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアイロンは、アイロンベースに面に対して
イロン本体の前方向に傾斜した空間と、この空間内に設
けた移動体と、この移動体の位置によりアイロン掛け時
のアイロン本体の自立状態、水平静止状態及び水平往復
状態とを検出する一つの状態検出スイッチと、この状態
検出スイッチのオンまたはオフの継続時間を計測する状
態継続時間計測手段とを備え、前記状態継続時間計測手
段の信号に応じて、アイロン本体の自立状態、水平往復
状態及び水平静止状態を検出する構成としたものであ
る。 【0008】 【作用】上記構成のアイロンにおいては、状態検出スイ
ッチが、アイロンベース面に対して傾斜しかつアイロン
本体の前後方向に傾斜した部屋とこの部屋内に設けた移
動体とを有しているため、移動体の部屋内における位置
により、アイロン本体の各状態が一つの状態検出スイッ
チで確実に検出できるものである。すなわち、アイロン
掛けを行っているアイロン本体の水平往復状態は、アイ
ロン本体の水平往復運動により移動体が部屋内を往復移
動するため、往復移動を検出することでアイロン本体の
状態が検出でき、またアイロン本体の自立状態およびア
イロン本体の水平静止状態は、部屋が傾斜しているた
め、いずれの状態であっても必ず移動体が部屋内の一方
に位置することになり、その位置を検出することでアイ
ロン本体の状態が検出できるものである。 【0009】 【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図において、1はアイロン本体で、ア
イロンベース1aとアイロン把手1bから構成されてい
る。2はアイロン把手1b内に取り付けた一つの液体ス
イッチで、この実施例では水銀スイッチを用いている。
この液体スイッチ2はアイロン本体1の状態を検出する
状態検出スイッチを構成するものである。またこの液体
スイッチ2は、アイロンベース1a面に対して傾斜しか
つアイロン本体の前後方向に傾斜した部屋2aとこの部
屋2aに配置した移動体である液体3とこの部屋2aの
一方に設けた電極4、5からなっており、アイロン本体
1を水平状態に設置すれば必ず液体3は電極4、5から
離れてスイッチオフの状態を確保し、水平状態を検出す
るようになっている。そして液体スイッチ2は、アイロ
ン掛け時のアイロン本体1の往復運動により液体3が電
極4、5と接触、離脱してオン、オフし、かつアイロン
本体1を図1のように水平静止状態にしたときには部屋
2aの傾斜により液体3が電極4、5と離脱して先に述
べたようにオフの状態を確保し、さらにアイロン本体1
を図2のように自立状態に設置したとき(ヒールレスト
状態)には液体3が電極4、5と接触しオンするもので
あり、水平・自立・往復運動の各状態を検出するもので
る。6は液体スイッチ2のオン、オフを検知するオン・
オフ検知手段、7はこのオン・オフ検知手段6と接続さ
れアイロン本体1の状態を検知するアイロン状態検知手
段、8は液体スイッチ2のオン・オフによりタイマーの
計測がクリアされるとともに液体スイッチ2のオンまた
はオフの状態の継続時間をカウントする状態継続時間計
測手段であり、上記各手段6、7とともにマイクロコン
ピュータで構成されている。9はこの状態継続時間計測
手段8によりアイロン本体1の自立および水平静止状態
に対応して一定時間をカウントするとアイロン本体1の
ヒータ10への通電回路を遮断する通電遮断手段であ
る。 【0010】次に上記アイロンの動作について説明す
る。まず図1のようにアイロン本体1を水平状態にする
と、液体3は傾斜により電極4、5から離脱して液体ス
イッチ2はオフとなり水平状態を検出する。このため、
オン・オフ検知手段6を介しアイロン状態検知手段7に
よりアイロン本体1は水平状態と判断される。もしこの
まま放置しておけば、状態継続時間計測手段8により水
平状態が継続される時間を計測して、ある定められた一
定時間T0を経過すると、通電遮断手段9が働きヒータ
10の通電を遮断する。 【0011】次にアイロン本体1が水平状態で往復運動
を行うと(アイロン掛け作業中の状態)、まず液体スイ
ッチ2の液体3が傾斜に抗して移動し、電極4、5に接
触しオンとなる。すると、初期時は液体スイッチ2がオ
フのため水平状態と判断し、状態継続時間計測手段8に
より水平状態の継続時間を計測していたものが、液体ス
イッチ2がオンしたため、オン・オフ検知手段6により
オンと検知し自立状態と判断する。このため、水平から
自立へ状態変化が起こったとみなし、状態継続時間計測
手段8の水平状態の継続時間の計測をクリアして、今度
は自立状態として継続時間の計測を開始する。ところ
が、水平状態での往復運動の移動が停止すると、液体ス
イッチ2の液体3は重力のため下方へ移動し、電極4、
5から離脱してオフし水平状態を検出する。するとアイ
ロン状態検知手段7により、アイロン本体1は自立から
水平に変化したとみなし、状態継続時間計測手段8では
自立状態での継続時間の計測をクリアし、水平状態での
継続時間の計測を開始する。以下この動作を繰り返し状
態継続時間計測手段8のタイマーが繰り返しクリアされ
るため、アイロン掛け作業中は一定時間T0に到達せ
ず、ヒータ10の通電を遮断することがない。 【0012】次に図2に示すように、アイロン本体1を
自立させた場合、液体スイッチ2の液体3は重力により
電極4、5に接触しスイッチはオンになり、自立状態を
検出する。これによりオン・オフ検知手段6を介しアイ
ロン状態検知手段7により自立状態と判断し、状態継続
時間計測手段8により自立状態での継続時間が計測さ
れ、定められた一定時間T1に到達すると、通電遮断手
段9によりヒータ10を遮断する。 【0013】以上のように実施例のアイロンは、アイロ
ン掛け中は液体スイッチ2のオン・オフによるアイロン
掛けの検出によりヒータ10への通電がなされてアイロ
ン掛けが何ら支障なく行え、またアイロン本体1が水平
静止状態であれば、一定時間T0を経過するとヒータ1
0への通電を遮断して安全性を確保し、さらにアイロン
本体1を自立状態にすれば一定時間T1に到達するまで
はヒータ10に通電がなされているため、一時的にアイ
ロン掛けを中断してヒールレスト状態にしてもすぐにア
イロンベース1aが冷えることはなく使い勝手がよいと
ともに、一定時間T1を経過すると通電を遮断するため
自立状態でいつまでもヒータ10に通電して電力を費や
すこともない。 【0014】なお、例えば水平状態の一定時間T0を1
分、自立状態の一定時間T1を10分のように設定すれ
ば、実使用時の安全性と使い勝手が十分に確保できる。
このような仕様の場合、アイロン本体1を自立あるいは
水平状態に設定したとき液体スイッチ2がオンまたはオ
フのいずれかの状態を確保するようになっていることは
極めて効果的である。すなわち、実施例の場合、アイロ
ン本体1が水平状態で静止していると、必ず液体3は電
極4、5から離脱しておりスイッチはオフであり、これ
により間違いなく水平状態であることを検出することが
できる。このことは確実に1分後にヒータ10への通電
を遮断することができるということである。仮に液体ス
イッチ2の液体3が水平な部屋内にあれば、液体3の位
置が定まらずアイロン本体1が水平静止状態にあるにも
かかわらず、液体スイッチ2がオンの場合もあり、また
オフの場合もあり得る。ここで判断を誤って自立状態と
検出すれば、水平静止状態にあるにもかかわらず10分
後にヒータ10の通電を遮断するようなことになり、そ
れまでに衣類の損傷や火事にもなりかねないものであ
る。このため上記スイッチのオンまたはオフの確保によ
る状態検出は重要である。 【0015】また、実施例では状態検出スイッチとして
液体スイッチを用いたが、これに代えて従来から知られ
ている水銀と電極との組み合わせ、あるいは球体と光電
素子の組み合わせ等によるスイッチを使用することは容
易に考えられるところである。 【0016】 【発明の効果】上記実施例からあきらかなとおり、本発
明のアイロンは、一つの状態検出スイッチと、状態継続
時間計測手段と、通電遮断手段により、アイロン本体の
各状態を確実に検出することができるコスト的に有利で
かつ使い勝手と安全性にすぐれたものであり、その実用
上の効果は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すアイロンの水平状態側
面図 【図2】同アイロンの自立状態側面図 【図3】同アイロンの制御装置のブロック図 【符号の説明】 1 アイロン本体 2 状態検出スイッチ 8 状態継続時間計測手段 9 通電遮断手段 10 ヒータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アイロンベースに面に対してアイロン本体の前方向
    に傾斜した空間と、この空間内に設けた移動体と、この
    移動体の位置によりアイロン掛け時のアイロン本体の自
    立状態、水平静止状態及び水平往復状態とを検出する一
    つの状態検出スイッチと、この状態検出スイッチのオン
    またはオフの継続時間を計測する状態継続時間計測手段
    とを備え、前記状態継続時間計測手段の信号に応じて、
    アイロン本体の自立状態、水平往復状態及び水平静止状
    態を検出するアイロン。
JP3097172A 1991-04-26 1991-04-26 アイロン Expired - Lifetime JP2715687B2 (ja)

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JPH0824500A JPH0824500A (ja) 1996-01-30
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653840U (ja) * 1979-09-29 1981-05-12
JPS57132563A (en) * 1981-02-12 1982-08-16 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd Centrifugal separator
JPS5985700A (ja) * 1982-11-08 1984-05-17 松下電器産業株式会社 アイロン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5985700A (ja) * 1982-11-08 1984-05-17 松下電器産業株式会社 アイロン

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