JP2715035B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2715035B2
JP2715035B2 JP4360257A JP36025792A JP2715035B2 JP 2715035 B2 JP2715035 B2 JP 2715035B2 JP 4360257 A JP4360257 A JP 4360257A JP 36025792 A JP36025792 A JP 36025792A JP 2715035 B2 JP2715035 B2 JP 2715035B2
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JP
Japan
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antenna
hemispherical
bowl
hole
dish
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Application number
JP4360257A
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JPH06204724A (ja
Inventor
茂美 井上
通 上村
Original Assignee
デイエツクスアンテナ株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に室内の窓ガラスに
取付けて静止衛星からの電波を受信するアンテナ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しょうとする課題】室内
向けの衛星放送受信用アンテナ装置は室内の床面や支持
台などに置かれていて固定されていなかったから、外力
でアンテナの仰角や方位角がずれ、受信不能となること
があり、また、衛星放送受信用アンテナにその支持台な
どを加えると相当な大きさの空間が必要である。また、
設置場所として電波を的確にキャッチできてしかも人の
邪魔になりにくい場所という制約があった。
【0003】そこで、本発明は簡潔且つコンパクトな構
成によつてアンテナを窓ガラス等に取付け、且つアンテ
ナの向きを速やかにセットできるようにしたアンテナ装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
アンテナ装置は、孔部を有する半球状椀部を突設した鍔
部の周部に固着手段を設けたアンテナ取付本体と、背面
に前記半球状椀部の内周面に沿う案内面部を突設した平
面アンテナと、前記半球状椀部の外周面に沿う皿状カバ
ーと、前記半球状椀部の孔部に挿通され、且つ前記平面
アンテナの案内面部と前記皿状カバーとを前記半球状椀
部に着脱可能に取付けるアンテナ角度設定ノブを備えた
簡潔且つコンパクトな構成であり、しかも、前記半球状
椀部の孔部は、前記アンテナ角度設定ノブを所定の範囲
で前記半球状椀部上の任意方向に移動できる形状、例え
ば方形としている。このアンテナ装置によれば、固着手
段で窓ガラスに取付けたアンテナ取付本体の半球状椀部
に対し、予め緩めておいたアンテナ角度設定ノブを任意
方向、例えば仰角調整方向と方位角調整方向の中間の方
向へ動かすことによって平面アンテナの仰角と方位角を
同時に調整することができ、調整が終わると、アンテナ
角度設定ノブで平面アンテナと皿状カバーとをアンテナ
取付本体に固定する。
【0005】尚、前記平面アンテナの代わりにオフセッ
トパラボラアンテナまたはセンターフィードパラボラア
ンテナを用いてもよい。
【0006】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1および図2において、1はアンテナ取付本体
で、方形の孔部2と長孔3とを有する半球状椀部4の開
口端の外周に角形鍔部5を突設し、角形鍔部5の4隅に
それぞれ軟質合成樹脂製の吸着カップ6を取付けてい
る。8は丸形の平面アンテナで、背面中央部に長方形の
座部9を突設し、その一方の短片側中央には出力コネク
タ10を突設する。
【0007】平面アンテナ8の座部9に取付座14で当
接して6角穴付ボルト13で座部9に固着されるアンテ
ナ案内具12は、出力コネクタ10対向箇所を切欠き部
15となし、取付座14の座部取付面16の反対側の面
17にはボス18とこれを中心とする十字状の突起19
とを突設し、これらの端面部は、半球状椀部4の内周面
21に曲面で沿う案内面部20となし、ボス18の中央
にはねじ孔23を形成する。
【0008】25は半球状椀部4の外周面26に曲面で
沿う皿状カバーで、外周面中央の座部27にアンテナ角
度設定ノブ28のねじ軸31用の孔29を穿設する。ま
た、切欠き部30を形成することによって、皿状カバー
25で長孔3をふさがないようにしている。
【0009】平面アンテナ8は、その座部9に取付けた
アンテナ案内具12の案内面部20を半球状椀部4の内
周面21の孔部2回りに当設し、皿状カバー25は半球
状椀部4の外周面26の孔部2回りに当設して、アンテ
ナ角度設定ノプ28のねじ軸31を皿状カバー25の孔
29と方形の孔部2に挿通し、且つ案内面部20のねじ
孔23に締結して、半球状椀部4に平面アンテナ8と皿
状カバー25とを固定している。
【0010】平面アンテナ8を固定したアンテナ取付本
体1は、吸着カップ6で室内の窓ガラス32に取付け
る。アンテナ角度設定ノブ28は、平面アンテナ8と皿
状カバー25が半球状椀部4に沿って動けるように若干
緩めてから、半球状椀部4上の任意方向、例えば仰角調
整方向と方位角調整方向の中間の方向に動かす。この場
合にはアンテナの仰角と方位角を同時に調整することが
できる。また、アンテナ角度設定ノブ28を仰角調整方
向に動かしてから方位角調整方向に動かすか、またはそ
の逆の順序で動かすようにしてもよい。アンテナの仰角
と方位角の調整が終わると、アンテナ角度設定ノブ28
を締結し、平面アンテナ8をアンテナ取付本体1に固定
する。尚、窓ガラス32へのアンテナ取付本体1の取付
けに、前記吸着カップ6以外の固着手段、例えば両面接
着テープを用いてもよい。
【0011】アンテナ取付本体1の孔部2は、アンテナ
角度設定ノブ28を所定の範囲で半球状椀部4上の任意
方向に移動できる形状としている。その形状は方形に限
定されない。また、長孔3は平面アンテナ8の出力コネ
クタ10に接続された同軸ケーブル33の取出し孔であ
る。同軸ケーブル33の自由端は衛星放送受信機(図示
せず)に接続する。
【0012】尚、皿状カバー25から同軸ケーブル(図
示せず)を取出すようにすれば、長孔3は不要である。
また、本実施例はアンテナ案内具12を平面アンテナ8
と別体としたが、一体型であってもよい。
【0013】図4に示す他の実施例では、アンテナ取付
本体1の半球状椀部34内にオフセットパラボラアンテ
ナ35を配置している。このオフセットパラボラアンテ
ナ35は、その背面に取付けるアンテナ取付座36と、
このアンテナ取付座36に固着されて半球状椀部34の
内周面21に曲面で沿うブロック37からなるアンテナ
案内具44を備え、このアンテナ案内具44を半球状椀
部34の外周面26の孔部2回りに当接した皿状カバー
25と対向させ、皿状カバー25の孔29と方形の孔部
2に挿通し、且つアンテナ案内具44のねじ孔45にね
じ軸31で螺合するアンテナ角度調整ノブ28を締結し
て半球状椀部34に固定している。
【0014】オフセットパラボラアンテナ35を取付け
るアンテナ取付座36には、アーム38を介してコンバ
ータ付き一次放射器39を取付け、その出力コネクタ4
0に接続した同軸ケーブル33は半球状椀部34に形成
した長孔41から外部へ取出している。また、半球状椀
部34は、コンバータ付き一次放射器39が窓ガラス3
2に当接しないように、半球状椀部分43に円筒部分4
2を連接して奥行を長くしている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナ装置が固着手段を有するアンテナ取付本体、アン
テナ、皿状カバーおよびアンテナ角度設定ノブからなる
簡潔且つコンパクトな構成であって、窓ガラス等に取付
けできるため、小さな設置スペースで簡単に使用するこ
とができる。しかもアンテナ角度設定ノブによつてアン
テナの仰角と方位角の同時調整が可能となるので、アン
テナの向きを速やかに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部断面した側面図である。
【図2】本発明の実施例の組立分解説明用図である。
【図3】本発明の実施例を窓ガラス越しに見た正面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例の縦断面図である。
【符合の説明】
1 アンテナ取付本体 2 孔部 4 半球状椀部 5 鍔部 6 固着手段 8 平面アンテナ 10 出力コネクタ 20 案内面部 25 皿状カバー 28 アンテナ角度設定ノブ 32 窓ガラス 33 同軸ケーブル 34 半球状椀部 35 オフセットパラボラアンテナ 40 出力コネクタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔部を有する半球状椀部を突設した鍔部
    の周部に固着手段を設けたアンテナ取付本体と、背面に
    前記半球状椀部の内周面に沿う案内面部を突設した平面
    アンテナと、前記半球状椀部の外周面に沿う皿状カバー
    と、前記半球状椀部の孔部に挿通され、且つ前記平面ア
    ンテナの案内面部と前記皿状カバーとを前記半球状椀部
    着脱可能に取付けるアンテナ角度設定ノブを備え、前
    記半球状椀部の孔部は、前記アンテナ角度設定ノブを所
    定の範囲で前記半球状椀部上の任意方向に移動できる形
    状としたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 半球状椀部の孔部の形状が方形である
    求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 平面アンテナに代えてオフセットパラボ
    ラアンテナまたはセンターフィードパラボラアンテナを
    備えた請求項1または2記載のアンテナ装置。
JP4360257A 1992-12-28 1992-12-28 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2715035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360257A JP2715035B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360257A JP2715035B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204724A JPH06204724A (ja) 1994-07-22
JP2715035B2 true JP2715035B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=18468605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4360257A Expired - Lifetime JP2715035B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 アンテナ装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374203A (ja) * 1986-09-17 1988-04-04 Fujitsu Ltd 超大型アンテナの構造
JPS6385909U (ja) * 1986-11-25 1988-06-04
JPH0494807U (ja) * 1991-01-04 1992-08-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204724A (ja) 1994-07-22

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970930