JP2715008B2 - トイレットペーパの巻取シャフトの抜取り装置 - Google Patents

トイレットペーパの巻取シャフトの抜取り装置

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JP2715008B2
JP2715008B2 JP9237391A JP9237391A JP2715008B2 JP 2715008 B2 JP2715008 B2 JP 2715008B2 JP 9237391 A JP9237391 A JP 9237391A JP 9237391 A JP9237391 A JP 9237391A JP 2715008 B2 JP2715008 B2 JP 2715008B2
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toilet paper
shaft
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paper roll
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明 清水
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株式会社清水製作所
マスコー製紙株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレットペーパ、特
に芯なしトイレットペーパロールから、そのペーパ巻取
時に使用した巻取シャフトを抜出してペーパロール製品
を取出すためのトイレットペーパの巻取シャフトの抜取
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、芯なしトイレットペーパの製造工
程においては、回転する2個の巻取ロール上に、例え
ば、1600mm長さ、30mm径の広幅のトイレットペーパ巻取
用のシャフトを載せ、このシャフトの一方よりトイレッ
トペーパを給紙し、他方からトイレットペーパの先端を
シャフト外周面に巻きつけるための吹きもどし用のエア
ブローを、その巻付け初期にのみ行ない、シャフト上の
ライダーロールで押えながら所定の径まで巻取りを行な
うようになっている。
【0003】以上のごとく巻取シャフトに巻取られたト
イレットペーパロールは、巻取り装置から取り外して固
定し、巻取シャフトを引抜き、トイレットペーパロール
のみを所定の幅にカッターで分断している。この時、従
来の巻取シャフトの抜取り装置では、巻取シャフトに巻
かれたトイレットペーパロールをプッシャーで押すこと
により巻取シャフトを抜くため、1本ものの巻取シャフ
トではその抜き出しストロークが長くなり、抜取りに長
い時間を要すると共に、その際、プッシャーに圧縮され
たペーパロールの製品に不良品を発生する不都合があ
り、ペーパロールの製品としての歩留りを低下するとい
う問題があった。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、トイレッ
トペーパの巻取シャフトを2分割に形成し、その両端部
を左右にそれぞれ引抜くことにより引抜きストロークを
小さくして、引抜き時間を短縮し、しかもトイレットペ
ーパロールの製品の品質を高め、その歩留りの向上をは
かりうるトイレットペーパの巻取シャフトの抜取り装置
を提供することを解決課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明のトイレットペーパの巻取シャ
フトの抜取り装置は、長さ方向の真中で相互に嵌脱自在
に1分割可能に形成した巻取シャフトに巻取られたトイ
レットペーパロールを水平に載置可能とし、かつトイレ
ットペーパロールの両端部をそれぞれ固定するストッパ
ーを左右に配設すると共に、その巻取シャフトの左右各
端部をそれぞれ固有に引抜く押出しプレートを上記左右
のストッパーの外側に設け、かつそれらの各押出しプレ
ートをそれぞれ左右に移動させる引抜き装置を設けるこ
とにより構成される。
【0006】以上の構成からなる装置では、巻取シャフ
トが2分割で、かつそれらを左右に引抜くので、その引
抜きのストロークが1本もののシャフトの場合の半分で
良く、その引抜き時間も半減し、トイレットペーパロー
ルの端部をシャフト引抜き時に圧縮することがなくな
り、製品品質の向上をはかりうることになる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
るが、図1は本発明の一実施例におけるトイレットペー
パの巻取シャフトの抜取り装置に於ける巻取シャフト抜
取り前の状態を示す斜視図であり、図2は図1の装置の
巻取シャフト抜取り後の状態を示す斜視図、そして図3
は図1のA−A方向の正断面図である。
【0008】まず、図1に示すトイレットペーパロール
1は、長さ方向の真中で、図2の凹部2Aと凸部2Bと
で嵌脱自在に2分割に形成した巻取シャフト2に巻取ら
れたものであり、このようなトイレットペーパロール1
を水平に載置可能な2個のロール3A,3Bが図3に示
すようにトイレットペーパロール1の載置される下部の
左右に配設されている。
【0009】次に、トイレットペーパロール1の両端部
をそれぞれ固定するストッパー4を左右に各1個配設
し、フレーム5にそれぞれ固定している。さらに、巻取
シャフト2の左右の各端部をそれぞれ左右に引抜く押出
しプレート6を上記ストッパー4の各外側に設けてお
り、これら押出プレート6は、図3に示すごとく、案内
板7内に設けたコの字形の溝内をベアリング8を介して
滑動してそれぞれ左右に移動自在となっており、図1及
び図2のモータ9によりホイール10及びチェーン11
で回転する駆動軸15上にあるホイール12とホイール
13との間に張設されたチェーン14の移動によって、
押出しプレート6が図1の矢印X,Y方向に所定のスト
ロークだけ移動可能になっている。
【0010】なお、上記2分割の巻取シャフト2の両外
端部はそれぞれ位置決めシリンダー16で適宜に位置決
めされるようになっている。また、トイレットペーパロ
ール1を水平に載置可能な2個のロール3Aと3Bの間
には、押し出しシリンダー17で上下に昇降自在に支持
されたV字形のシャフト落下防止用のガイド18が設け
られている。
【0011】以上の構成からなるトイレットペーパの巻
取シャフト2の抜取り装置において、図1のごとくトイ
レットペーパロール1が水平に載置されると、トイレッ
トペーパロール1の両端をそれぞれストッパー4で抑え
た状態で左右の巻取シャフト引抜き用のモータ9が同時
に駆動することにより、チェーン11,ホイール10,
12,13及びチェーン14等からなる引抜き装置を介
して左右の押出しプレート6がそれぞれ所定のストロー
ク外側に移動し、2分割の巻取シャフトを左右にそれぞ
れ引抜くことになり、その状態でトイレットペーパロー
ル1はロール3Aと3Bで支持され、この状態でV字形
のシャフト落下防止用のガイド18を押し出しシリンダ
ー17で押し上げることでトイレットペーパロール1は
この抜取り装置の側面に排出可能になっている。
【0012】次に、図2の状態で巻取シャフト2をそれ
ぞれ左右方向からモータ9の逆転によって押出しプレー
ト6と共に押し戻すと、巻取シャフト2はV字形のシャ
フト落下防止用のガイド18でガイドされた状態で各端
部の凹部2Aと凸部2Bとが嵌合して再びトイレットペ
ーパロールの巻取り用に使用されることになる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明のトイレ
ットペーパの巻取シャフトの抜取り装置によれば、巻取
シャフトが2分割になっており、それを左右に引抜くの
で、従来の1本もののシャフトの場合の半分の引抜きス
トロークとなり、スペースをとらず、かつ半分の引抜き
力で充分であるので、その分引抜き時のトイレットペー
パ圧縮の力が小さくなり、製品の品質が向上し、製品の
歩留りが向上するという効果がある。
【0014】また、引抜き時間も従来より半減して、生
産性が向上し、上記のごとく装置の作業スペースも減少
するという効果がある。なお、本発明の装置は特に芯な
しトイレットペーパロールからの巻取シャフトの抜取り
に有効に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトイレットペーパの
巻取シャフトの抜取り装置の巻取シャフト抜取り前の状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の巻取シャフト抜取り後の状態を示
す斜視図である。
【図3】図1のA−A方向の要部拡大の正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 トイレットペーパロール 2 巻取シ
ャフト 2A 凹部 2B 凸部 4 ストッパー 6 押出プ
レート 9 モータ 10 ホイー
ル 11 チェーン 12 ホイ
ール 13 ホイール 14 チェ
ーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向の中間で嵌脱自在に2分割に形
    成した巻取シャフトに巻取られたトイレットペーパロー
    ルを水平に載置可能とし、かつトイレットペーパロール
    の両端部をそれぞれ固定するストッパーを左右に配設す
    ると共に、その巻取シャフトの左右各端部をそれぞれ左
    右に引抜く押出しプレートを上記左右のストッパーの外
    側に設け、かつそれらの各押出しプレートをそれぞれ左
    右に移動させる引抜き装置を設けたトイレットペーパの
    巻取シャフトの抜取り装置。。
JP9237391A 1991-04-23 1991-04-23 トイレットペーパの巻取シャフトの抜取り装置 Expired - Lifetime JP2715008B2 (ja)

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KR100972207B1 (ko) * 2002-05-14 2010-07-26 가부시키가이샤 니시무라 세이사쿠쇼 슬리터의 권취장치

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