JP2714423B2 - プリント配線板の反り矯正装置 - Google Patents
プリント配線板の反り矯正装置Info
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- JP2714423B2 JP2714423B2 JP1035245A JP3524589A JP2714423B2 JP 2714423 B2 JP2714423 B2 JP 2714423B2 JP 1035245 A JP1035245 A JP 1035245A JP 3524589 A JP3524589 A JP 3524589A JP 2714423 B2 JP2714423 B2 JP 2714423B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半田付けしたプリント配線板を洗浄し、そ
の後における反りを矯正するための技術に関する。
の後における反りを矯正するための技術に関する。
[従来の技術] 従来は、第10図に示すようにプリント配線板をフラッ
クス槽1Bにどぶ漬けしてフラックスを塗布した後、約26
0℃に熱された半田槽2Bにどぶ漬けし、その後すぐ余っ
た半田を熱風エアージェットにより吹き飛ばし、プリン
ト配線板全面に半田を付けをしていた。そして、このよ
うにプリント配線板全面に半田付けをした後、洗浄装置
Cにより水または温水により洗浄してフラックスを除去
し、その後、プリント配線板をV溝、ミシン目加工工程
Jに供給するようにしていた。
クス槽1Bにどぶ漬けしてフラックスを塗布した後、約26
0℃に熱された半田槽2Bにどぶ漬けし、その後すぐ余っ
た半田を熱風エアージェットにより吹き飛ばし、プリン
ト配線板全面に半田を付けをしていた。そして、このよ
うにプリント配線板全面に半田付けをした後、洗浄装置
Cにより水または温水により洗浄してフラックスを除去
し、その後、プリント配線板をV溝、ミシン目加工工程
Jに供給するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例は、洗浄装置Cはどうしても
水または温水を使用するためプリント配線板に水が入り
その後の工程やあるいは製品として出荷した後にユーザ
にとって不都合が生じていた。また、半田槽2Bにて260
℃に数秒さらし、また熱風の吹き付けバランスによりプ
リント配線板の反りは著しく、中には1.6t厚で30cm角で
10m/mの反りが生じていた。更に、十分乾燥させないと
後々経時変化によりねじれや反りが積載の上、中、下で
かなり大きく変わり、他工程装置の調整が困難となって
いる。
水または温水を使用するためプリント配線板に水が入り
その後の工程やあるいは製品として出荷した後にユーザ
にとって不都合が生じていた。また、半田槽2Bにて260
℃に数秒さらし、また熱風の吹き付けバランスによりプ
リント配線板の反りは著しく、中には1.6t厚で30cm角で
10m/mの反りが生じていた。更に、十分乾燥させないと
後々経時変化によりねじれや反りが積載の上、中、下で
かなり大きく変わり、他工程装置の調整が困難となって
いる。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、半
田付けしたプリント配線板に付着したフラックスの洗
浄、乾燥、反りの矯正が連続して行えるプリント配線板
の反り矯正装置を提供することを目的とするものであ
る。
田付けしたプリント配線板に付着したフラックスの洗
浄、乾燥、反りの矯正が連続して行えるプリント配線板
の反り矯正装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るプリント配線板の反り矯正装置は、プリ
ント配線板Aへの半田付けの際に付着させたフラックス
を洗浄するための洗浄装置Cと、洗浄装置Cにより洗浄
されたプリント配線板Aを乾燥すると共に反りを矯正す
るための反り矯正装置Dとより成り、反り矯正装置D
が、少なくとも洗浄装置Cにより洗浄されたプリント配
線板Aを乾燥し且つ加熱するための加熱装置Fと、加熱
装置Fで乾燥加熱したプリント配線板Aをプレスするプ
レス装置Gとで構成され、反り矯正装置Dにプリント配
線板Aを通過させるコンベア3と、コンベア3の上方に
沿って配設されたコンベア3上に複数枚のプリント配線
板Aを立たせた状態に保持する複数本のガイドバー4
と、プレス装置G部分においてガイドバー4の途中に配
設され加熱装置Fから搬出された複数枚のプリント配線
板Aを複数枚の冷却板5間に挟んで反りを直す状態に加
圧するシリンダ6とを具備しているものである。
ント配線板Aへの半田付けの際に付着させたフラックス
を洗浄するための洗浄装置Cと、洗浄装置Cにより洗浄
されたプリント配線板Aを乾燥すると共に反りを矯正す
るための反り矯正装置Dとより成り、反り矯正装置D
が、少なくとも洗浄装置Cにより洗浄されたプリント配
線板Aを乾燥し且つ加熱するための加熱装置Fと、加熱
装置Fで乾燥加熱したプリント配線板Aをプレスするプ
レス装置Gとで構成され、反り矯正装置Dにプリント配
線板Aを通過させるコンベア3と、コンベア3の上方に
沿って配設されたコンベア3上に複数枚のプリント配線
板Aを立たせた状態に保持する複数本のガイドバー4
と、プレス装置G部分においてガイドバー4の途中に配
設され加熱装置Fから搬出された複数枚のプリント配線
板Aを複数枚の冷却板5間に挟んで反りを直す状態に加
圧するシリンダ6とを具備しているものである。
また、プリント配線板Aに半田付けするための半田付
け装置Bと、半田付けの際に付着させたフラックスを洗
浄するための洗浄装置Cと、洗浄装置Cにより洗浄され
たプリント配線板Aを乾燥すると共に反りを矯正するた
めの反り矯正装置Dとより成り、反り矯正装置Dが、少
なくとも洗浄装置Cにより洗浄されたプリント配線板A
を乾燥し且つ加熱するための加熱装置Fと、加熱装置F
で乾燥加熱したプリント配線板Aをプレスするプレス装
置Gとで構成され、反り矯正装置Dにプリント配線板A
を通過させるコンベア3と、コンベア3の上方に沿って
配設されたコンベア3上に複数枚のプリント配線板Aを
立たせた状態に保持する複数本のガイドバー4と、プレ
ス装置G部分においてガイドバー4の途中に配設され加
熱装置Fから搬出された複数枚のプリント配線板Aを複
数枚の冷却板5間に挟んで反りを直す状態に加圧するシ
リンダ6とを具備している構成としてもよい。
け装置Bと、半田付けの際に付着させたフラックスを洗
浄するための洗浄装置Cと、洗浄装置Cにより洗浄され
たプリント配線板Aを乾燥すると共に反りを矯正するた
めの反り矯正装置Dとより成り、反り矯正装置Dが、少
なくとも洗浄装置Cにより洗浄されたプリント配線板A
を乾燥し且つ加熱するための加熱装置Fと、加熱装置F
で乾燥加熱したプリント配線板Aをプレスするプレス装
置Gとで構成され、反り矯正装置Dにプリント配線板A
を通過させるコンベア3と、コンベア3の上方に沿って
配設されたコンベア3上に複数枚のプリント配線板Aを
立たせた状態に保持する複数本のガイドバー4と、プレ
ス装置G部分においてガイドバー4の途中に配設され加
熱装置Fから搬出された複数枚のプリント配線板Aを複
数枚の冷却板5間に挟んで反りを直す状態に加圧するシ
リンダ6とを具備している構成としてもよい。
[作用] しかして、半田付けされたプリント配線板Aは洗浄装
置Cにより洗浄されてフラックスが除去され、その後、
反り矯正装置Dによりプリント配線板Aの乾燥と反りの
矯正とを行うことで、連続してプリント配線板Aの半田
付けの際に付着したフラックスの洗浄、乾燥、反り矯正
ができるようになった。また、反り矯正装置D内をコン
ベア3によりプリント配線板Aを搬送する際、複数枚の
プリント配線板Aを複数本のガイドバー4によって立た
せた状態で加熱装置Fを移送して、複数枚のプリント配
線板Aの表裏両面に加熱することができるようになり、
また、加熱装置Fから反り矯正装置Dにコンベア3で移
送される複数枚のプリント配線板Aを複数本のガイドバ
ー4に保持させたままガイドバー4の途中の冷却板5間
に挟んで加圧・冷却して反り矯正をすることができるよ
うになった。
置Cにより洗浄されてフラックスが除去され、その後、
反り矯正装置Dによりプリント配線板Aの乾燥と反りの
矯正とを行うことで、連続してプリント配線板Aの半田
付けの際に付着したフラックスの洗浄、乾燥、反り矯正
ができるようになった。また、反り矯正装置D内をコン
ベア3によりプリント配線板Aを搬送する際、複数枚の
プリント配線板Aを複数本のガイドバー4によって立た
せた状態で加熱装置Fを移送して、複数枚のプリント配
線板Aの表裏両面に加熱することができるようになり、
また、加熱装置Fから反り矯正装置Dにコンベア3で移
送される複数枚のプリント配線板Aを複数本のガイドバ
ー4に保持させたままガイドバー4の途中の冷却板5間
に挟んで加圧・冷却して反り矯正をすることができるよ
うになった。
また、半田付け装置B、洗浄装置C、反り矯正装置を
連続して配置すると、プリント配線板Aが半田付け装置
Bにより半田付けされ、半田付け後に洗浄装置Cにより
洗浄されてフラックスが除去され、その後、反り矯正装
置Dによりプリント配線板Aの乾燥と反りの矯正とを行
うことができ、連続してプリント配線板Aに半田付けを
し、これの乾燥と反り矯正とができるようになった。
連続して配置すると、プリント配線板Aが半田付け装置
Bにより半田付けされ、半田付け後に洗浄装置Cにより
洗浄されてフラックスが除去され、その後、反り矯正装
置Dによりプリント配線板Aの乾燥と反りの矯正とを行
うことができ、連続してプリント配線板Aに半田付けを
し、これの乾燥と反り矯正とができるようになった。
[実施例] 以下本発明を実施例に基づいて詳細する。
第1図、第2図には本発明の一実施例を示してある。
この実施例では、乾燥機能を備えた反り矯正装置Dに更
に洗浄装置Cを付加した装置が示してある。つまり、第
1図、第2図に示す装置は反り矯正装置Dが加熱装置
F、プレス装置Gとにより構成してあり、更に、加熱装
置Fの前に洗浄装置Cが備えてある。この装置の前部に
は搬入部10が設けてあり、後部に搬出部11が設けてあ
る。つまり、第1図、第2図に示す実施例のものは半田
付け装置は別にあり、この別に設けられた半田付け装置
によりプリント配線板Aに半田付けをしたものを作業者
が手で搬入部10に運び、搬入部10から搬入したプリント
配線板Aを洗浄装置Cで洗浄して半田付けの際に付着し
たフラックスを洗浄し、洗浄が終わると続いて乾燥機能
を備えた反り矯正装置Dにより乾燥するとともに反りの
矯正をして搬出部11から搬出してカート26に積載するよ
うになっている。第2図において、洗浄装置C内には昇
降コンベア25が設けてあり、搬入部10から搬入したプリ
ント配線板Aを昇降コンベア25に移行し、これを下降し
て洗浄装置C内で洗浄し、その後昇降コンベア25を上昇
させ、上昇コンベア25から加熱装置Fとプレス装置Gに
よりなる反り矯正装置Dに搬送するようになっている。
この実施例では、乾燥機能を備えた反り矯正装置Dに更
に洗浄装置Cを付加した装置が示してある。つまり、第
1図、第2図に示す装置は反り矯正装置Dが加熱装置
F、プレス装置Gとにより構成してあり、更に、加熱装
置Fの前に洗浄装置Cが備えてある。この装置の前部に
は搬入部10が設けてあり、後部に搬出部11が設けてあ
る。つまり、第1図、第2図に示す実施例のものは半田
付け装置は別にあり、この別に設けられた半田付け装置
によりプリント配線板Aに半田付けをしたものを作業者
が手で搬入部10に運び、搬入部10から搬入したプリント
配線板Aを洗浄装置Cで洗浄して半田付けの際に付着し
たフラックスを洗浄し、洗浄が終わると続いて乾燥機能
を備えた反り矯正装置Dにより乾燥するとともに反りの
矯正をして搬出部11から搬出してカート26に積載するよ
うになっている。第2図において、洗浄装置C内には昇
降コンベア25が設けてあり、搬入部10から搬入したプリ
ント配線板Aを昇降コンベア25に移行し、これを下降し
て洗浄装置C内で洗浄し、その後昇降コンベア25を上昇
させ、上昇コンベア25から加熱装置Fとプレス装置Gに
よりなる反り矯正装置Dに搬送するようになっている。
一方、第3図乃至第9図には、半田付け装置Bと洗浄
装置Cと反り矯正装置Dとを連続して配置した各実施例
が示してあり、この実施例の装置は、半田付け、洗浄、
乾燥及び反りの矯正を一連の工程を自動的に連続して行
うようになっている。
装置Cと反り矯正装置Dとを連続して配置した各実施例
が示してあり、この実施例の装置は、半田付け、洗浄、
乾燥及び反りの矯正を一連の工程を自動的に連続して行
うようになっている。
すなわち、第1図、第2図に示す実施例のものと第3
図乃至第9図に示す各実施例のものとは、フ洗浄工程以
降の工程が連続工程となっている点においては同じで、
後者が洗浄工程の前の工程である半田付け工程を洗浄工
程以降の工程と連続工程とした点が異なるものである。
したがって、洗浄工程以降の装置は第1図、第2図に示
す実施例のものも第3図乃至第9図に示す各実施例のも
のも同じ装置となるので、以下、これら洗浄装置C、反
り矯正装置Dに更に半田付け装置Bを付設した第3図乃
至第9図に示す各実施例に基づいて具体的に詳述する。
図乃至第9図に示す各実施例のものとは、フ洗浄工程以
降の工程が連続工程となっている点においては同じで、
後者が洗浄工程の前の工程である半田付け工程を洗浄工
程以降の工程と連続工程とした点が異なるものである。
したがって、洗浄工程以降の装置は第1図、第2図に示
す実施例のものも第3図乃至第9図に示す各実施例のも
のも同じ装置となるので、以下、これら洗浄装置C、反
り矯正装置Dに更に半田付け装置Bを付設した第3図乃
至第9図に示す各実施例に基づいて具体的に詳述する。
第3図乃至第7図には本発明の一実施例が示してあ
る。第3図においてBは半田付け装置であって、フラッ
クスを入れたフラックス槽1Bと半田液を入れた半田槽2B
とにより構成してある。Cは洗浄装置であり、水または
温水のシャワーにより洗浄するようになっている。ま
た、Dは乾燥機能を備えた反り矯正装置であって、前部
に搬入部10を、後部に搬出部11を、搬入部10と搬出部11
との間に搬入部10側から順に除湿装置E、加熱装置F、
プレス装置Gが配設してある。除湿装置Eはモータによ
って送風機を駆動させるようにした循環温風式乾燥機な
どによって形成してあり、プリント配線板Aの除湿を均
一におこなえるようにしてある。また、加熱装置Fはこ
れもモータによって送風機を駆動させるようにした循環
式乾燥機などにより温風を送風してプリント配線板Aの
加熱を均一におこなえるようにしてある。第3図、第4
図の図面では除湿装置Eと加熱装置Fとが連続していて
除湿装置Eと加熱装置Fとの間に開閉仕切り2が設けて
ある。また、除湿装置Eの入り口と加熱装置Fの出口と
にはそれぞれ入り口シャッター14と出口シャッター15で
それぞれを開閉することができるようにしてある。また
搬入部10から除湿装置E内、加熱装置F内を通って搬出
部11に至るようにバーチェンコンベアで形成されるコン
ベア3が設けてある。このコンベア3の上側に沿って第
5図のように数本(例えば11本)のガイドバー4がコン
ベア3と平行に配設してあって、コンベア枠18などに固
定して取り付けてある。各ガイドバー4は搬入部10に設
けられる搬入側ガイドバー4a、除湿装置E内に設けられ
る除湿装置内ガイドバー4b、加熱装置F内に設けられる
加熱装置内ガイドバー4c、搬出部11に設けられる搬出側
ガイドバー4dに分割してある。尚、搬入側ガイドバー4a
と除湿装置内ガイドバー4bと加熱装置内ガイドバー4cと
は一体に連続するものとして形成することもできる。
る。第3図においてBは半田付け装置であって、フラッ
クスを入れたフラックス槽1Bと半田液を入れた半田槽2B
とにより構成してある。Cは洗浄装置であり、水または
温水のシャワーにより洗浄するようになっている。ま
た、Dは乾燥機能を備えた反り矯正装置であって、前部
に搬入部10を、後部に搬出部11を、搬入部10と搬出部11
との間に搬入部10側から順に除湿装置E、加熱装置F、
プレス装置Gが配設してある。除湿装置Eはモータによ
って送風機を駆動させるようにした循環温風式乾燥機な
どによって形成してあり、プリント配線板Aの除湿を均
一におこなえるようにしてある。また、加熱装置Fはこ
れもモータによって送風機を駆動させるようにした循環
式乾燥機などにより温風を送風してプリント配線板Aの
加熱を均一におこなえるようにしてある。第3図、第4
図の図面では除湿装置Eと加熱装置Fとが連続していて
除湿装置Eと加熱装置Fとの間に開閉仕切り2が設けて
ある。また、除湿装置Eの入り口と加熱装置Fの出口と
にはそれぞれ入り口シャッター14と出口シャッター15で
それぞれを開閉することができるようにしてある。また
搬入部10から除湿装置E内、加熱装置F内を通って搬出
部11に至るようにバーチェンコンベアで形成されるコン
ベア3が設けてある。このコンベア3の上側に沿って第
5図のように数本(例えば11本)のガイドバー4がコン
ベア3と平行に配設してあって、コンベア枠18などに固
定して取り付けてある。各ガイドバー4は搬入部10に設
けられる搬入側ガイドバー4a、除湿装置E内に設けられ
る除湿装置内ガイドバー4b、加熱装置F内に設けられる
加熱装置内ガイドバー4c、搬出部11に設けられる搬出側
ガイドバー4dに分割してある。尚、搬入側ガイドバー4a
と除湿装置内ガイドバー4bと加熱装置内ガイドバー4cと
は一体に連続するものとして形成することもできる。
また、加熱装置内ガイドバー4cと搬出ガイドバー4dと
の間には搬出部11の上面においてプレス装置Gが設けて
ある。プレス装置Gはアルミニウム板やステンレス板な
ど表裏両面をフラットな平面に磨いた数枚(例えば11
枚)の冷却板5によって形成されるものであり、各冷却
板5のうち一方の端部のものを固定の冷却板5a、他のも
のを可動の冷却板5bとしてある。この各冷却板5のうち
固定の冷却板5aを搬出部11上に固定し、第6図のように
この固定の冷却板5aからガイドバー4と直角方向に水平
に突出させたロッド21に各可動の冷却板5bをスライド自
在に通して吊り下げるようにしてあり、各冷却板5間に
チェーンやワイヤーなどの連結具22を掛け渡して各冷却
板5間の間隔の広がりを規則するようにしてある。例え
ば各冷却板5を20mmの厚みに形成すると共に各冷却板5
の間隔が最大7mmになるように連結具22の長さを設定し
てある。そして固定の冷却板5aと反対側の端部に位置す
る可動の冷却板5bには第5図のようにエアーシリンダの
ようなシリンダ6のロッド24の先端が結合してあり、シ
リンダ6を作動させてロッド24を突出させることによっ
て各可動の冷却板5bを順に押さえ付け、また逆にロッド
24をシリンダ6内に引き込ませることによって各可動の
冷却板5bを連結具22の作用で順に引き離すことができる
ようにしてある。
の間には搬出部11の上面においてプレス装置Gが設けて
ある。プレス装置Gはアルミニウム板やステンレス板な
ど表裏両面をフラットな平面に磨いた数枚(例えば11
枚)の冷却板5によって形成されるものであり、各冷却
板5のうち一方の端部のものを固定の冷却板5a、他のも
のを可動の冷却板5bとしてある。この各冷却板5のうち
固定の冷却板5aを搬出部11上に固定し、第6図のように
この固定の冷却板5aからガイドバー4と直角方向に水平
に突出させたロッド21に各可動の冷却板5bをスライド自
在に通して吊り下げるようにしてあり、各冷却板5間に
チェーンやワイヤーなどの連結具22を掛け渡して各冷却
板5間の間隔の広がりを規則するようにしてある。例え
ば各冷却板5を20mmの厚みに形成すると共に各冷却板5
の間隔が最大7mmになるように連結具22の長さを設定し
てある。そして固定の冷却板5aと反対側の端部に位置す
る可動の冷却板5bには第5図のようにエアーシリンダの
ようなシリンダ6のロッド24の先端が結合してあり、シ
リンダ6を作動させてロッド24を突出させることによっ
て各可動の冷却板5bを順に押さえ付け、また逆にロッド
24をシリンダ6内に引き込ませることによって各可動の
冷却板5bを連結具22の作用で順に引き離すことができる
ようにしてある。
図中Hはチェーンコンベアやワイヤコンベアのような
エンドレスの搬送用コンベアであって、この搬送用コン
ベアは複数のプーリ1Hに掛け渡してあり、スラックス槽
1Bの上方、半田槽2Bの上方、洗浄装置C内、反り矯正装
置Dの搬入部10の上方を通って移動するようになってい
る。エンドレスの搬送用コンベア1Hには吊り具2Hが一定
間隔で吊り下げてあり、この吊り具2Hにフラックス槽1B
の手前でプリント配線板Aを吊り下げるようになってい
る。搬送コンベアHがフラックス槽1Bや半田槽2Bを通過
する際、吊り具2Hに吊り下げたプリント配線板Aをフラ
ックス槽1Bや半田槽2Bに対して上下することにより、ど
ぶ漬けしたり、引き上げたりするようになっているが、
この場合、ガイドを設けて搬送コンベアHを上下させた
り、あるいは吊り具2Hをシリンダーにて形成して吊り具
2Hを上下するようにしたりする。
エンドレスの搬送用コンベアであって、この搬送用コン
ベアは複数のプーリ1Hに掛け渡してあり、スラックス槽
1Bの上方、半田槽2Bの上方、洗浄装置C内、反り矯正装
置Dの搬入部10の上方を通って移動するようになってい
る。エンドレスの搬送用コンベア1Hには吊り具2Hが一定
間隔で吊り下げてあり、この吊り具2Hにフラックス槽1B
の手前でプリント配線板Aを吊り下げるようになってい
る。搬送コンベアHがフラックス槽1Bや半田槽2Bを通過
する際、吊り具2Hに吊り下げたプリント配線板Aをフラ
ックス槽1Bや半田槽2Bに対して上下することにより、ど
ぶ漬けしたり、引き上げたりするようになっているが、
この場合、ガイドを設けて搬送コンベアHを上下させた
り、あるいは吊り具2Hをシリンダーにて形成して吊り具
2Hを上下するようにしたりする。
しかして、フラックス槽1Bの手前において、プリント
配線板Aを搬送用コンベアの吊り具2Hに手動または自動
的に吊り下げ、まず、フラックス槽1Bにプリント配線板
Aをどぶ漬け塗布し、次いで半田槽2Bにどぶ漬けして、
直ぐに余った半田を熱風噴き出し装置3Bにより噴出する
熱風のエアージェットにより吹き飛ばしてプリント配線
板A全面に半田を付け、次に、半田付けされたプリント
配線板Aは洗浄装置C内に送られ、ここで水または温水
のシャワー(垂直方向のシャワーでも水平方向のシャワ
ーでもあるいは両方を併用したシャワーでもよい)によ
りフラックスが除去され、洗浄装置C内の最後の段階で
エアーまたはロールにより水切りがなされ、次いで洗浄
装置から出て反り矯正装置の搬入部10の上方に至り、搬
入部10の上方に来た時点で手動または自動的に吊り具2H
から離されてプリント配線板Aが搬入部10の各ガイドバ
ー4a間においてコンベア3上にプリント配線板Aを一枚
づつ供給される。そして、各プリント配線板Aはガイド
バー4aで隔離されると共に支持されることによって、立
てて並べた状態でコンベア3上に複数枚のプリント配線
板Aを1組としてセットされる。プリント配線板Aはこ
のように立てた状態でコンベア3上に支持されるため
に、多数枚(たとえば10枚)のものを1組としてセット
することができ、生産能率を確保することができると共
に小さな装置でも同時に多数のプリント配線板Aの除湿
ができるとともに反り直しのための加熱ができるように
なって、装置全体をコンパクトにすることができる。そ
してこのプリント配線板Aはコンベア3の走行駆動に伴
って除湿装置E内に送られる。そして、この除湿装置E
内で80℃〜140℃で10分〜15分加熱することで除湿する
ものである。除湿装置E内においては各プリント配線板
Aはガイドバー4bに支持されて立てた状態を保持されて
おり、この状態で温風を下方から吹き付けられて除湿さ
れることになるが、立った状態にあるプリント配線板A
にはその表裏両面に熱が回って効率良く均一に除湿する
ことができる。しかも各プリント配線板A間にはガイド
バー4bが存在するために、各プリント配線板A間には隙
間が生じており、温風が各プリント配線板Aの全面に均
一に接してプリント配線板Aをより一層均一に除湿する
ことができる。除湿が終わると、開閉仕切り2を開き、
コンベア3を走行させて、多数のプリント配線板Aが加
熱装置F内に送り込まれ、加熱装置F内で100℃〜180℃
で3分間加熱される。加熱装置F内においては各プリン
ト配線板Aはガイドバー4cに支持されて立てた状態を保
持されており、この状態で加熱されることになるが、立
った状態にあるプリント配線板Aにはその表裏両面に熱
が回って効率良く均一に加熱することができる。しかも
各プリント配線板A間にはガイドバー4cが存在するため
に、各プリント配線板A間には隙間が生じており、熱が
各プリント配線板Aの全面に均一に回ってプリント配線
板Aをより一層均一に加熱することができる。この結
果、プリント配線板Aの各部での温度差は5℃以内に、
プリント配線板Aの表裏の温度差は3℃以内に設定され
る。またコンベア3は所定時間毎に間欠的に作動される
ものであり、順に数組のプリント配線板Aが除湿装置
E、加熱装置F内に導入されて除湿され、ついで反り直
しのために加熱されるのであるが、除湿装置Eから加熱
装置F内に導入された段階で、すでに加熱装置F内に導
入されている先頭のプリント配線板Aはその基板の樹脂
のガラス転移点よりも高い温度に加熱された状態になっ
ており、この時点でコンベア3の駆動に伴って加熱装置
Fからプリント配線板Aが搬出部11に出てくるようにし
てある。ここで、プリント配線板Aの基板となる樹脂積
層板を構成する樹脂が例えばエポキシ樹脂の場合、ガラ
ス転移点は120〜150℃であるために好ましくはこれ以上
の温度になるようにプリント配線板Aを加熱するもので
ある。
配線板Aを搬送用コンベアの吊り具2Hに手動または自動
的に吊り下げ、まず、フラックス槽1Bにプリント配線板
Aをどぶ漬け塗布し、次いで半田槽2Bにどぶ漬けして、
直ぐに余った半田を熱風噴き出し装置3Bにより噴出する
熱風のエアージェットにより吹き飛ばしてプリント配線
板A全面に半田を付け、次に、半田付けされたプリント
配線板Aは洗浄装置C内に送られ、ここで水または温水
のシャワー(垂直方向のシャワーでも水平方向のシャワ
ーでもあるいは両方を併用したシャワーでもよい)によ
りフラックスが除去され、洗浄装置C内の最後の段階で
エアーまたはロールにより水切りがなされ、次いで洗浄
装置から出て反り矯正装置の搬入部10の上方に至り、搬
入部10の上方に来た時点で手動または自動的に吊り具2H
から離されてプリント配線板Aが搬入部10の各ガイドバ
ー4a間においてコンベア3上にプリント配線板Aを一枚
づつ供給される。そして、各プリント配線板Aはガイド
バー4aで隔離されると共に支持されることによって、立
てて並べた状態でコンベア3上に複数枚のプリント配線
板Aを1組としてセットされる。プリント配線板Aはこ
のように立てた状態でコンベア3上に支持されるため
に、多数枚(たとえば10枚)のものを1組としてセット
することができ、生産能率を確保することができると共
に小さな装置でも同時に多数のプリント配線板Aの除湿
ができるとともに反り直しのための加熱ができるように
なって、装置全体をコンパクトにすることができる。そ
してこのプリント配線板Aはコンベア3の走行駆動に伴
って除湿装置E内に送られる。そして、この除湿装置E
内で80℃〜140℃で10分〜15分加熱することで除湿する
ものである。除湿装置E内においては各プリント配線板
Aはガイドバー4bに支持されて立てた状態を保持されて
おり、この状態で温風を下方から吹き付けられて除湿さ
れることになるが、立った状態にあるプリント配線板A
にはその表裏両面に熱が回って効率良く均一に除湿する
ことができる。しかも各プリント配線板A間にはガイド
バー4bが存在するために、各プリント配線板A間には隙
間が生じており、温風が各プリント配線板Aの全面に均
一に接してプリント配線板Aをより一層均一に除湿する
ことができる。除湿が終わると、開閉仕切り2を開き、
コンベア3を走行させて、多数のプリント配線板Aが加
熱装置F内に送り込まれ、加熱装置F内で100℃〜180℃
で3分間加熱される。加熱装置F内においては各プリン
ト配線板Aはガイドバー4cに支持されて立てた状態を保
持されており、この状態で加熱されることになるが、立
った状態にあるプリント配線板Aにはその表裏両面に熱
が回って効率良く均一に加熱することができる。しかも
各プリント配線板A間にはガイドバー4cが存在するため
に、各プリント配線板A間には隙間が生じており、熱が
各プリント配線板Aの全面に均一に回ってプリント配線
板Aをより一層均一に加熱することができる。この結
果、プリント配線板Aの各部での温度差は5℃以内に、
プリント配線板Aの表裏の温度差は3℃以内に設定され
る。またコンベア3は所定時間毎に間欠的に作動される
ものであり、順に数組のプリント配線板Aが除湿装置
E、加熱装置F内に導入されて除湿され、ついで反り直
しのために加熱されるのであるが、除湿装置Eから加熱
装置F内に導入された段階で、すでに加熱装置F内に導
入されている先頭のプリント配線板Aはその基板の樹脂
のガラス転移点よりも高い温度に加熱された状態になっ
ており、この時点でコンベア3の駆動に伴って加熱装置
Fからプリント配線板Aが搬出部11に出てくるようにし
てある。ここで、プリント配線板Aの基板となる樹脂積
層板を構成する樹脂が例えばエポキシ樹脂の場合、ガラ
ス転移点は120〜150℃であるために好ましくはこれ以上
の温度になるようにプリント配線板Aを加熱するもので
ある。
このようにして加熱されたあと搬出部11に出てきた各
プリント配線板Aは、各ガイドバー4cの後端に対応して
配置される各冷却板5間に差し込まれてセットされる。
そしてシリンダ6が作動してロッド24が突出し、各可動
の冷却板5bを順次固定の冷却板5a側へスライドさせつつ
押圧し、各冷却板5間でプリント配線板Aを挟圧して冷
却板5のフラットな面で加圧し、プリント配線板Aの反
りを直す。プリント配線板Aをその樹脂のガラス転移点
以上の温度に加熱したのちに加圧することによって、プ
リント配線板の残留応力を除去した状態で反りを直すこ
とができるのである。加圧は例えば30cm×50cmの大きさ
のプリント配線板Aに対して5〜100kgをかければ十分
である。またこのように冷却板5をプリント配線板Aに
接触させることによって、プリント配線板Aの熱は冷却
板5に吸収されて放熱されることになり、各プリント配
線板Aをガラス転移点以下の温度に冷却することができ
ると共にさらにプリント配線板Aを取り扱うことのでき
る50〜60℃の温度にまで冷却することができる。このの
ちにシリンダ6を再度作動させてロッド24をシリンダ6
内に引き込ませるようにし、各可動の冷却板5bを順次連
結具22の作用で引き離して元の状態に戻す。そしてコン
ベア3の作動に伴って冷却板5間の各プリント配線板A
は冷却板5間からガイドバー4d間に移動して搬出される
と共に、次に加熱装置Fから出てくる1組みのプリント
配線板Aが冷却板5間に差し込まれてセットされる。以
下同様にして、搬入部10に順次搬入されるプリント配線
板Aを除湿装置Eで除湿し、次いで加熱装置Fで加熱し
たのち、プレス装置Gで加圧しつつ冷却し、除湿すると
ともに反りを矯正したプリント配線板Aを順次搬出部11
から搬出して外部に取り出すことができる。このように
搬出部11から取り出されたプリント配線板Aは次工程の
V溝、ミシン目加工工程に送られる。
プリント配線板Aは、各ガイドバー4cの後端に対応して
配置される各冷却板5間に差し込まれてセットされる。
そしてシリンダ6が作動してロッド24が突出し、各可動
の冷却板5bを順次固定の冷却板5a側へスライドさせつつ
押圧し、各冷却板5間でプリント配線板Aを挟圧して冷
却板5のフラットな面で加圧し、プリント配線板Aの反
りを直す。プリント配線板Aをその樹脂のガラス転移点
以上の温度に加熱したのちに加圧することによって、プ
リント配線板の残留応力を除去した状態で反りを直すこ
とができるのである。加圧は例えば30cm×50cmの大きさ
のプリント配線板Aに対して5〜100kgをかければ十分
である。またこのように冷却板5をプリント配線板Aに
接触させることによって、プリント配線板Aの熱は冷却
板5に吸収されて放熱されることになり、各プリント配
線板Aをガラス転移点以下の温度に冷却することができ
ると共にさらにプリント配線板Aを取り扱うことのでき
る50〜60℃の温度にまで冷却することができる。このの
ちにシリンダ6を再度作動させてロッド24をシリンダ6
内に引き込ませるようにし、各可動の冷却板5bを順次連
結具22の作用で引き離して元の状態に戻す。そしてコン
ベア3の作動に伴って冷却板5間の各プリント配線板A
は冷却板5間からガイドバー4d間に移動して搬出される
と共に、次に加熱装置Fから出てくる1組みのプリント
配線板Aが冷却板5間に差し込まれてセットされる。以
下同様にして、搬入部10に順次搬入されるプリント配線
板Aを除湿装置Eで除湿し、次いで加熱装置Fで加熱し
たのち、プレス装置Gで加圧しつつ冷却し、除湿すると
ともに反りを矯正したプリント配線板Aを順次搬出部11
から搬出して外部に取り出すことができる。このように
搬出部11から取り出されたプリント配線板Aは次工程の
V溝、ミシン目加工工程に送られる。
以上のようにしてプリント配線板Aに半田をし、その
後で洗浄装置Cによりフラックスを除去し、その後で反
り矯正装置Dにより乾燥と反りの矯正とをするものであ
る。
後で洗浄装置Cによりフラックスを除去し、その後で反
り矯正装置Dにより乾燥と反りの矯正とをするものであ
る。
第7図乃至第9図には本発明の他の実施例が示してあ
る。この実施例では、洗浄装置Cと反り矯正装置Dとが
一体化したものであり、この一体化した装置全体の搬入
部10′が洗浄装置Cの入り口に設けてある。そして、装
置全体の搬出部11が反り矯正装置Dの後端部に設けてあ
り、搬入部10から搬出部11にかけてプリント配線板Aを
搬入するためのコンベア3が内装してある。この実施例
でもプリント配線板Aをどぶ漬するに当たり、搬送コン
ベアHが全体として上下するようにしたり、あるいは吊
り具2Hが上下するようにしたりするものである。
る。この実施例では、洗浄装置Cと反り矯正装置Dとが
一体化したものであり、この一体化した装置全体の搬入
部10′が洗浄装置Cの入り口に設けてある。そして、装
置全体の搬出部11が反り矯正装置Dの後端部に設けてあ
り、搬入部10から搬出部11にかけてプリント配線板Aを
搬入するためのコンベア3が内装してある。この実施例
でもプリント配線板Aをどぶ漬するに当たり、搬送コン
ベアHが全体として上下するようにしたり、あるいは吊
り具2Hが上下するようにしたりするものである。
なお、上記実施例では加熱装置Eの前に除湿装置Eを
設けた実施例を示したが、除湿装置Eを設けない場合も
ある。
設けた実施例を示したが、除湿装置Eを設けない場合も
ある。
また、第1図、第2図に示す実施例は除湿装置Eを設
けていないが、この第1図、第2図の実施例において加
熱装置Fの前に除湿装置Eを設けてもよいものである。
けていないが、この第1図、第2図の実施例において加
熱装置Fの前に除湿装置Eを設けてもよいものである。
また、第1図、第2図の実施例では半田付け装置Bが
自動化された連続工程として洗浄装置Cの前に配置して
ないので、別に配置した半田付け装置Bにより半田付け
したプリント配線板Aをいったんストックしておき、ス
トックした半田付け後のプリント配線板Aを第1図、第
2図に示す装置の搬入部10に作業者が手で搬入するよう
にしてもよい。
自動化された連続工程として洗浄装置Cの前に配置して
ないので、別に配置した半田付け装置Bにより半田付け
したプリント配線板Aをいったんストックしておき、ス
トックした半田付け後のプリント配線板Aを第1図、第
2図に示す装置の搬入部10に作業者が手で搬入するよう
にしてもよい。
[発明の効果] 上述のように本発明にあっては、半田付けをしたプリ
ント配線板に付着させたフラックスを洗浄するための洗
浄装置と、洗浄装置により洗浄されたプリント配線板を
乾燥すると共に反りを矯正するための反り矯正装置とを
備えているので、フラックスの洗浄、乾燥、反りの矯正
が一連の装置で連続してできるものであって、反り、水
分の付着による不都合を解消できるものであり、特にV
溝加工、ミシン目加工、その他の加工や、ユーザーに渡
ってからの実装時に反りや水分による影響がないもので
ある。また、反り矯正装置が、少なくとも洗浄装置によ
り洗浄されたプリント配線板を乾燥し且つ加熱するため
の加熱装置と、加熱装置で乾燥加熱したプリント配線板
をプレスするプレス装置とで構成され、反り矯正装置に
プリント配線板を通過させるコンベアと、コンベアの上
方に沿って配設されコンベア上に複数枚のプリント配線
板を立たせた状態に保持する複数本のガイドバーと、プ
レス装置部分においてガイドバーの途中に配設され加熱
装置から搬出された複数枚のプリント配線板を複数枚の
冷却板間に挟んで反りを直す状態に加圧するシリンダと
を具備しているので、複数枚のプリント配線板を複数本
のガイドバーによって立たせた状態でコンベアにより加
熱装置内を移送して、複数枚のプリント配線板の表裏両
面に熱を良好に作用させて複数枚のプリント配線板を同
時に効率良く均一に加熱することができ、しかも加熱装
置から反り矯正装置にコンベアで移送される複数枚のプ
リント配線板を複数本のガイドバーに保持させたままガ
イドバーの途中の冷却板間に挟んで加圧・冷却して反り
矯正をすることができると共に、加圧・冷却した複数枚
のプリント配線板を複数本のガイドバーに保持させたま
ま搬出することができ、ガイドバーという簡単な構成で
プリント配線板を反り矯正装置内で搬送することができ
ることになり、また、複数枚のプリント配線板を1組と
してセットして反り直しをすることができ、生産能率を
確保することができると共に、同時に多数のプリント配
線板を加熱したり加圧することができ、装置の全体をコ
ンパクトにすることができるものである。
ント配線板に付着させたフラックスを洗浄するための洗
浄装置と、洗浄装置により洗浄されたプリント配線板を
乾燥すると共に反りを矯正するための反り矯正装置とを
備えているので、フラックスの洗浄、乾燥、反りの矯正
が一連の装置で連続してできるものであって、反り、水
分の付着による不都合を解消できるものであり、特にV
溝加工、ミシン目加工、その他の加工や、ユーザーに渡
ってからの実装時に反りや水分による影響がないもので
ある。また、反り矯正装置が、少なくとも洗浄装置によ
り洗浄されたプリント配線板を乾燥し且つ加熱するため
の加熱装置と、加熱装置で乾燥加熱したプリント配線板
をプレスするプレス装置とで構成され、反り矯正装置に
プリント配線板を通過させるコンベアと、コンベアの上
方に沿って配設されコンベア上に複数枚のプリント配線
板を立たせた状態に保持する複数本のガイドバーと、プ
レス装置部分においてガイドバーの途中に配設され加熱
装置から搬出された複数枚のプリント配線板を複数枚の
冷却板間に挟んで反りを直す状態に加圧するシリンダと
を具備しているので、複数枚のプリント配線板を複数本
のガイドバーによって立たせた状態でコンベアにより加
熱装置内を移送して、複数枚のプリント配線板の表裏両
面に熱を良好に作用させて複数枚のプリント配線板を同
時に効率良く均一に加熱することができ、しかも加熱装
置から反り矯正装置にコンベアで移送される複数枚のプ
リント配線板を複数本のガイドバーに保持させたままガ
イドバーの途中の冷却板間に挟んで加圧・冷却して反り
矯正をすることができると共に、加圧・冷却した複数枚
のプリント配線板を複数本のガイドバーに保持させたま
ま搬出することができ、ガイドバーという簡単な構成で
プリント配線板を反り矯正装置内で搬送することができ
ることになり、また、複数枚のプリント配線板を1組と
してセットして反り直しをすることができ、生産能率を
確保することができると共に、同時に多数のプリント配
線板を加熱したり加圧することができ、装置の全体をコ
ンパクトにすることができるものである。
また、半田付け装置B、洗浄装置C、反り矯正装置D
を連続して配置すると、半田付け、洗浄、乾燥、反り矯
正が一連の装置で連続してできるものである。
を連続して配置すると、半田付け、洗浄、乾燥、反り矯
正が一連の装置で連続してできるものである。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上のプ
リント配線板の移行順序を示す説明図、第3図は本発明
の他の実施例の概略斜視図、第4図は同上の反り矯正装
置部分の正面図、第5図は同上の反り矯正装置の一部の
分解斜視図、第6図は同上の反り矯正装置の一部の斜視
図、第7図は本発明の更に他の実施例の正面図、第8図
は同上の部分斜視図、第9図は同上の概略平面図、第10
図は従来例の概略平面図である。 Aはプリント配線板、Bは半田付け装置、Cは洗浄装
置、Dは反り矯正装置である。
リント配線板の移行順序を示す説明図、第3図は本発明
の他の実施例の概略斜視図、第4図は同上の反り矯正装
置部分の正面図、第5図は同上の反り矯正装置の一部の
分解斜視図、第6図は同上の反り矯正装置の一部の斜視
図、第7図は本発明の更に他の実施例の正面図、第8図
は同上の部分斜視図、第9図は同上の概略平面図、第10
図は従来例の概略平面図である。 Aはプリント配線板、Bは半田付け装置、Cは洗浄装
置、Dは反り矯正装置である。
Claims (2)
- 【請求項1】プリント配線板への半田付けの際に付着さ
せたフラックスを洗浄するための洗浄装置と、洗浄装置
により洗浄されたプリント配線板を乾燥すると共に反り
を矯正するための反り矯正装置とより成り、反り矯正装
置が、少なくとも洗浄装置により洗浄されたプリント配
線板を乾燥し且つ加熱するための加熱装置と、加熱装置
で乾燥加熱したプリント配線板をプレスするプレス装置
とで構成され、反り矯正装置にプリント配線板を通過さ
せるコンベアと、コンベアの上方に沿って配設されコン
ベア上に複数枚のプリント配線板を立たせた状態に保持
する複数本のガイドバーと、プレス装置部分においてガ
イドバーの途中に配設され加熱装置から搬出された複数
枚のプリント配線板を複数枚の冷却板間に挟んで反りを
直す状態に加圧するシリンダとを具備して成ることを特
徴とするプリント配線板の反り矯正装置。 - 【請求項2】プリント配線板に半田付けするための半田
付け装置と、半田付けの際に付着させたフラックスを洗
浄するための洗浄装置と、洗浄装置により洗浄されたプ
リント配線板を乾燥すると共に反りを矯正するための反
り矯正装置とより成り、反り矯正装置が、少なくとも洗
浄装置により洗浄されたプリント配線板を乾燥し且つ加
熱するための加熱装置と、加熱装置で乾燥加熱したプリ
ント配線板をプレスするプレス装置とで構成され、反り
矯正装置にプリント配線板を通過させるコンベアと、コ
ンベアの上方に沿って配設されコンベア上に複数枚のプ
リント配線板を立たせた状態に保持する複数本のガイド
バーと、プレス装置部分においてガイドバーの途中に配
設され加熱装置から搬出された複数枚のプリント配線板
を複数枚の冷却板間に挟んで反りを直す状態に加圧する
シリンダとを具備していることを特徴とするプリント配
線板の反り矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1035245A JP2714423B2 (ja) | 1988-12-15 | 1989-02-15 | プリント配線板の反り矯正装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-316857 | 1988-12-15 | ||
JP31685788 | 1988-12-15 | ||
JP1035245A JP2714423B2 (ja) | 1988-12-15 | 1989-02-15 | プリント配線板の反り矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02256294A JPH02256294A (ja) | 1990-10-17 |
JP2714423B2 true JP2714423B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=26374193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1035245A Expired - Fee Related JP2714423B2 (ja) | 1988-12-15 | 1989-02-15 | プリント配線板の反り矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714423B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553484A (en) * | 1978-10-16 | 1980-04-18 | Fujitsu Ltd | Method of correcting slet of printed board |
JPS6189694A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-07 | ソニー株式会社 | プリント基板の形状矯正方法及びその装置 |
JPS61111667U (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-15 | ||
JPS636769U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1035245A patent/JP2714423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
(社)日本プリント回路工業会編 「プリント回路技術便覧」 昭和62年2月28日、日刊工業新聞社発行 第513〜523頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02256294A (ja) | 1990-10-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |